Jony IveがApple製品のユーザ体験(UX)のすべてを統括し、iOSは設計変更が為されたとはいえ、マルチタスクは今なお、ユーザの願望として残っている。ここでは、OS XのマルチタスキングのすばらしさをiPadで実現する、ジェイルブレークテクニックをご紹介しよう。
iPadをジェイルブレークしたら、Cydiaから“OS Experience”をインストールする。そうすると、一つの画面上で二つのアプリを、横並びで、同時に動かせる。アプリのウィンドウをドラッグして別のデスクトップへ表示させることもできる。
これでUXが混乱することはない。アプリのウィンドウを画面の端へ最小化することもできる(Redditのeswickさん、情報をありがとう)。
“Mission Control”モードにすると4本の指でスワイプできて、複数のウィンドウを同時に移動することができる。もちろん、別のデスクトップへも。
モバイルデバイスではマルチタスクができないと不便だと思うが、なぜAppleはユーザがそれをできない状態を、維持するのだろうか。不思議だ。
TNWの記事によると、このテクニックは安定性もよく、クラッシュなどは一度もなかったそうだ。それならなおさら、OS Xの機能をiPadに持ち込まない理由が不可解だ。
なお、ジェイルブレークをAppleは推奨していないし、起きた結果はすべて自己責任となる。またジェイルブレークしたデバイスは、Appleの保証外となる。
[出典: TNW]
[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))