2010年、アプリとウェブサイト開発のDIYプラットフォームとしてサービスを開始したBizness Appsは、静かにアプリの再販業者とデジタルエージェンシー向けに転換し、市場で最大級のプライベートレーベルのアプリ開発ソフトウェアになった。
彼らのソフトウェアを使用して累計50万以上のモバイルアプリが制作された。それは、iTunes App Storeの全てのアプリの5%を占める数だ。
今回Bizness Appsは、Apexをローンチする。Apexは彼らのアプリビルダープラットフォームを刷新したものだ。新しいプラットフォームは、開発時間の短縮という目的のために制作され、このウェブベースのプラットフォームではデザインからアプリ構築、マーケティングまでまとめて行うことができる。つまり、Apexはウェブのプロがクライアントのためにインタラクティブなアプリを構築するために必要な全てのものが揃っているという。
理論上は素晴らしく聞こえる。しかし、このようなモバイルアプリの開発キットはたいていアプリのフロントエンドを作るには良いが、インタラクションが少ないものが多かった。ウェブサイトのクローンのようだった。
Apexはその点も考慮し、開発者が簡単にロイヤリティプログラム、注文システム、位置情報と深く連携する機能を組み込めるようにしている。このプラットフォームでは細部のフォントや色まで、カスタマーはアプリの見た目と使い勝手をカスタマイズすることができる。
ApexはiOSとAndroid、両方のアプリストアの登録まで行うことができる。アプリストアの承認が下りた後には、プッシュ通知やエンゲージメントのトラッキング機能も提供する。
ウェブサイトからアプリに軸を移すということはBizness Appsが、企業のカスタマーにリーチする方法としてアプリがウェブサイトと同等かそれ以上になると考えていることを示している。これは、固い賭けのようだ。Googleもすでに検索結果にアプリだけのコンテンツも表示するようになった。
最終的にApexのようなプラットフォームはカスタマーにも開発者にも良い影響をもたらすだろう。開発時間を短縮し、小さなビジネスでもアプリ開発を手掛けることを促すことになるだろう。また、そのアプリがこれまでの会社の静的なウェブサイトより多くの機能を提供することを保証する。
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