Gboardは私のお気に入りだ。2016年5月にGoogleが公開して以来私のメインiOSキーボードになっている。私が一週間以上使い続けた唯一のサードパーティー製iOSキーボードでもある。
しかし、一つだけiOSの標準キーボードでは何年も前から提供されている重要な機能が抜けていた。音声入力だ。それも終わりだ!
今日(米国時間2/23)の午前Googleはアップデートを公開し、音声タイピング機能を追加した。新たに多くの言語に対応し(計15言語になった)iOS 10で加わった新しい絵文字にも対応した。
音声タイピングを有効にするには ― もちろんアップデートしたことを確認してから ― スペースバーのマイクアイコンを1~2秒長押ししてから私を離す。新しい画面がスライドして表われマイクロホンが点滅している。好きなことを話せばGoogleが適切に変換してテキストフィールドに入力してくれる。
iOSの組み込み機能と比べるとほんの〈少々〉不安定だが仕事はしてくれる。実はかなり賢い回避方法が使われている。Appleはサードパーティー製キーボードがマイクを使うことを許していない。しかし〈アプリケーション〉が使うことは可能で、これにはサードパーティー製キーボードの「親」アプリとして動作するものも含まれる(ホーム画面にアイコンが置かれるので容易に削除できる)。そこでGboard(キーボード)はGboard(アプリ)を呼び出して音声認識を行い、結果を再びキーボード入力として使用中のアプリに送り返すことで機能を実現している。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)