しかし世界でいちばんお金持ちでも、まだ足りないものがある。
ブラックフライデーでAmazonの株価が上がり、ファウンダーでCEOのJeff Bezosの総資産額はBloombergの推計によると1003億ドルになった。
今年Amazonの株価は急上昇し、それによりBezosは326億ドルの利益を得た。2017年だけで、だ。
彼はこの金で、何をする気か?
Bezosは、提案を求めている。この夏彼は、Twitterのツイートでアイデアを募った。彼によると、彼が求めるものは、“今すぐにでもできる短期的な人道主義的活動で、緊急のニーズに奉仕すると同時に持続的効果もあるもの”、だ。
12桁というとてつもない額に達したのは、彼が初めてではない。Microsoftの協同ファウンダーBill Gatesは、1999年にこの大台に到達した。
Gatesはその後、投資家のWarren Buffettと共にThe Giving Pledgeを開始し、彼の資産の半分以上を慈善的努力に捧げる、と約束した。彼はまた、全世界の貧困を減らすためのBill & Melinda Gates Foundationも創設した。
Bezosは先月、Gatesを抜いて世界でもっともお金持ちの人物になった。Buffettは789億ドルで第三位と推定されている。
今年のAmazonは、投資家たちがeコマースのトップとして他との差をさらに拡大する、と読んだために、株価が急騰した。同社は、音声アシスタントAlexaなどのハードウェアデバイスでも成功している。
さらに加えてAmazonは、同社のクラウドサービス事業Amazon Web Services(AWS)が成長している。そしてまた、そのほかの分野にも進出しようとしている。たとえば食料品に関しては、今年の早い時期にWhole Foodsを買収した。