最近の新製品Apple HomePodやGoogle Home Maxが示すように、スマートスピーカー(a.k.a.音声アシスタント)では何よりも音楽が重視される。一方この世界の先輩であるAmazon Echoは、オーディオがセールスポイントだったことはなかったが、でも最近のアップデートでは、そっちへ向けて小さな一歩を踏み出した。
そしてさらに今週Amazonはまた、小さいけど便利な音楽機能をEchoに加えた。Alexaを使って、プレイリストを作ったり編集できるのだ。まったく新たにプレイリストを作ったり、既存のリストに曲を加えたりできる。
この機能は数週間前にベータで導入され、今日からはAmazon Music Unlimitedのアメリカのユーザーに展開されていく。Amazonによると、これはユーザーの要望がもっとも多かった機能のひとつであり、Echoが音楽を聴くためにも利用されている証拠だ。
これまで、Amazon自身の製品は、競合製品に比べてオーディオをあまり重視していないが、最近ではSonosやHarmanとパートナーして音楽にも力を入れ始めた。しかしスマートスピーカーに関しては、Amazonは低価格製品で競合に勝とうとしているから、Echoがハイエンドのスピーカーになる可能性は低そうだ。
しかしそれでも、HomePodと違ってEchoでは、BluetoothやAUX出力で音を他のスピーカーへ 渡すことができる。