WikiLeaksに協力して大量の米政府機密文書を漏洩したとされる元米軍兵士チェルシー・マニング(Chelsea Manning)が、彼女のWiliLeaksとの関係を調べている大陪審への協力を拒否して収容されていたバージニア州のアレクサンドリア拘置所から2か月ぶりに釈放された。マニングが米国時間5月9日に出所したことは、Gizmodoが最初に報じた。
マニングは法廷侮辱罪と見なされ、バージニア州東部地区の大陪審の期限が切れるまで拘留された。釈放の前にマニングには、5月16日木曜日に始まる二度目の大陪審への召喚状が発行された。
彼女の弁護団がブログでこう述べている。「チェルシーは質問に答えることの拒否を続けるだろう。そしてあらゆる法的防御手段を駆使して、彼女には証言を拒否する正当な理由があることを地裁判事Trengaに証明するだろう」。
[二度目の大陪審も質問は同じである]
マニングはこれまで一貫して、連邦大陪審に協力する意思がないことを表明してきた。そのため、来週彼女が最新の召喚状に応じて出頭したときも、再び拘置所に戻されて拘留される可能性が極めて高い。
先月マニングはこう述べている。「今回も、そしてほかのどんな大陪審にも、私はお役に立てない。家に帰りたいけど、彼らは私の拘束を続けることができる。それによって、どんな有害な結果が生じてもね。でもギブアップはしないわ」。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)