メディア業界は現在、長年の懸案だった多様性や表現、人種の問題の改善に取り組んでいる真っ最中だが、Morgan DeBaun(モーガン・デボーン)氏とAngie Nwandu(アンジー・ワンドゥー)氏は長年、多様性の高いデジタルメディアのランドスケープ作りに邁進してきた。その両氏が、9月に開催するDisrupt 2020に参加してくれる。
デボーン氏は、2014年創業のミレニアル世代の黒人に的を絞ったデジタルメディア企業 Blavity(ブラビティ)の共同創業者である。BlavityはMichael Brown(マイケル・ブラウン)射殺事件の余波を受け、より多くの情報とつながりのニーズに応える形で創業した。同社は創業以来、GV、Comcast Ventures(コムキャスト・ベンチャーズ)、Plexo Capital(プレクソ・キャピタル)から資金提供を受けており、デボーン氏は現在もCEOを務めている。
一方でワンドゥー氏はDisruptではお馴染みの人物だ。私は2017年にThe Shade Room(ザ・シェイド・ルーム)の創業者である彼女と、黒人セレブリティのニュースで大勢のソーシャルメディアオーディエンスを獲得したことについて、話す機会があった。当時 The Shade Roomには890万人以上のInstagramフォロワーがいたが、その数は現在、2倍以上の 1990万人となっている。
今回は、デボーン氏とワンドゥー氏の両氏から話を聞く予定だ。起業当時の話や、コロナ禍で広告業界が現在直面している問題、メディア企業(TechCrunchを含む)が現在の政治的・文化的局面にどのように対応すべきかなど、聞きたいことは山ほどある。すべてを聞き出せるように頑張りたい。
9月14日~18日に開催されるDisrupt 2020で、今後のデジタルメディアの行方についてご確認あれ。他の登壇者の情報など、イベント詳細は以下の特設ページで確認できる。また、本サイトを経由してチケットを購入すると、5%割引が適用されるので活用いただきたい。
[原文へ]
(翻訳:Dragonfly)