Business Insiderがジェフ・ベゾスらから1200万ドル調達―評価額が1億ドルでもおかしくない12の理由

Business Insiderが先ほど1200万ドルの資金を調達したと発表した。Ruetersの報道によると、会社評価額は1億ドルだったという。今回のラウンドかの有名なジェフ・ベゾス、RRE Ventures、IVP、Jim Friedlich、WallStreet Journalの発行人、Gordon Crovitzらがリードしたという。

私の見るところ、1億ドルという評価額はさほど高すぎはしない。なぜなら―

1. Aolが〔TechCrunchとEngadgetを〕売りに出している噂が流れたときの価格が1億ドルだと言われた。

2. Business Insiderの2013年の売上は2000万ドルで、評価額はその5倍ということになる。Aolが2011年にHuffington Postを3億1500万ドルで買収したときの売上倍率は6倍だった。

3. インサイダー取引で捕まった証券トレーダーがスタンフォードのMBAを剥奪されたというスクープをしている。

4. 傑作なツイートをするゴールドマン・サックスの幹部 @Goldmansachselevatorが寄稿している。

5. Nich Carlsonがビジネスクラスで中国に飛んだときの詳しい体験記。

6. CarlsonはまたMarissa Mayerについてもたいへん面白い記事を書いている。.

7. われわれのカンファレンスでの講演者を探すとき私はよくニューヨークのシリコンアレーの100人のスライドショーをぐぐってみる。.

8. カテゴリーが豊富

9. マーク・アンドリーセンがニュースメディアの未来だと評した。

10. マーク・アンドリーセンが投資家の一人(今回のラウンドには参加していない)

11. ヘンリー・ブロジェットはドットコム・バブル時代に証券詐欺の疑いで証券業界から永久追放処分を受けた。その経歴を考えると、人生はやり直しができると力づけられる。

12. ヘンリー・ブロジェットはいくら攻撃されてもDGAF〔Don’t Give A F**k=蛙の面に小便〕である。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


投稿者:

TechCrunch Japan

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