Google、人々のGlassへの嫌悪感をなくすために「10の神話」を発表

あらゆるソーシャルな問題を別にすれば、Googleは素晴らしいテクノロジーの塊だ。しかし、それだけでは未来を約束するのに十分ではない。Google Glass Explorerなる新奇なPRキャンペーンも不調のようだ。そこでGoogleは、Google Glass嫌悪者たちに対して、Glassを擁護する〈類事実〉を列挙して反撃を開始した。

つい先ほど同社は、「Google Glass神話トップ10をシェアした。例えばこんなもの。

  • 神話その1: Glassは現実世界からの究極の逃避である
  • 神話その7: Glassは完璧な監視デバイスである

このひと月前、Googleは似たようなリストでGlass迷惑人間にならないためのガイドラインを発表している。

しかし、どんなに多くのGoogle Glassヘイターが今いようとも、どんなものでも初めて出てきたとき、消費者にはそれを嫌う傾向があるということを、Googleは思い出すべきだ。

「ほとんどすべての人が、ほとんどすべてのことを変えたがらない。子供の頃に学んだことをずっと守り続けたがる」とDean KamenはSXSW参加者のRon Miller に話し、Millerはこの記事でその現象を説明した。KamenはSegway等の発明者なので、このアーリーアダプターによる嫌悪現象を極めて良く理解しているに違いない。

ある意味で、Google Glass Explorerプログラムは、Google Glassと同じくらい興味深い。全く新しい製品の運命を消費者の手に預けた会社はかつてない。Googleは、興味を持ったユーザーにこの完全にベータ版のデバイスを購入するように薦め、事実上彼らのために販売している。

最近のアンチGlass立法失敗談は、この戦略が大失敗であったことを示しており、GoogleはGlassのイメージ回復のためにソーシャルキャンペーンを開始するはめになったようだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook