在宅勤務で人気のドキュメントスキャナーScanSnapに新モデルiX1600登場、有線接続で安価なiX1400もラインアップ

SnanSnap iX1600

新型コロナでリモートワークが続く中、ドキュメントスキャナー需要は大きくなっている。それまでも働き方改革の一環で仕事環境のデジタル化は進められていたが、現在も注文書や請求書などの紙が業務上、存在している職場も多い。アナログな紙を使った業務のデジタル化は、リモートワークのためだけでなく、業務効率化のためにも避けられない取り組みだ。

法人向けから個人向けまで、高性能なドキュメントスキャナーで支持を集めるPFUのScanSnapシリーズに新製品「SnanSnap iX1600」と「SnapSnap iX1400」が登場する。

ワンタッチで書類などをスキャン、データ化するScanSnapシリーズの最新フラグシップモデルSnanSnap iX1600は、4.3インチのタッチパネルを搭載。不慣れな人でもタッチパネルで直感的に操作できる。ユーザー切り替えを簡単に行えるため、複数人で共有も快適だ。

また、Wi-Fi / 有線でのパソコンと接続可能で、同社が提供するScanSnap Cloudを利用すれば、本モデルのみでスキャンできる。シリーズ史上最速の毎分40枚の高速スキャンが可能で、大量のデジタル化が必要な業務では作業時間の大幅な短縮が期待できる。

SnanSnap iX1400

同時発売されるSnapSnap iX1400はUSB接続専用モデルだ。タッチパネルはなく操作用のボタンを1つ備える。デザインだけでなく操作もシンプル。スキャンしたデータは有線接続されたパソコンに保存されるため、機密性の高い業務にも最適だ。スキャン性能はフラグシップモデルであるiX1600と同等で、毎分40枚の高速スキャンが可能となっている。

基本的なサイズ、デザインは2モデルとも前フラグシップであるiX1500と同様で、前面のフタを上げて書類をセットする。カラーはiX1600が白と黒、iX1400は白のみの展開となっている。

A4までの書類(手差しスキャンでA3 / B4書類にも対応)や名刺、レシート、紙焼きの写真などもスキャン可能。両面スキャンにも対応している。無料で利用できるPC用ソフト「ScanSnap Home」はスキャンデータの管理やDropboxやGoogle Dribe、Eigghtや会計・個人資産管理サービスなどに直接データを送る連携設定なども行うことができる。

2021年1月22日に発売開始。SnanSnap iX1600は税込5万2800円(PFUダイレクト価格)、iX1400は税込4万1800円(PFUダイレクト価格)となっている。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:PFUスキャナー

投稿者:

TechCrunch Japan

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