Tesla Model X、カリフォルニアの路上で発見される


Teslaの電気SUVの発売は近く、少なくとも1台がカリフォルニア周辺を走っているらしい。上のビデオには、わずかにカムフラージュされたModel Xがパロアルトを送っているところが写っている。このSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の外見は、たとえあらゆるデザイン要素が隠されてたとしても美しい。

未発表車の路上テストは、自動車メーカーにとって標準的な運用手順だ。同様に、写真やビデオを撮ることは熱烈なファンにとって楽しいスポーツだ。一般に、被覆が多いほど発売は遠い。今回のケースは、Model Xが既に発表されているため、Teslaは製造モデルで最終決定していないわずかな装飾部分しか隠していない。

Model Xは、何度も発売日が遅れた末、2015年後半にディーラーに届くと言われている。

Model Xが路上で発見されたのはこれが初めてではないが、上のビデオはModel Xを予約している人たちに、ようやく、いつか、もしかした今年中には、Teslaが本当にこの電気SUVを出荷し始めるという期待を持たせるはずだ。

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VirginとTesla、宇宙のみならず地上でも「領土」を巡って戦線拡大を予定

「サー」の称号をもつリチャード・ブランソンは、ロケットから携帯電話まで、さまざまなプロダクトを扱う企業を所有している。ヴァージングループのファウンダーでもあるブランソンは、宇宙関連事業のみならず、車関連プロダクトでもElon Muskのライバルとして成長していくつもりであることを表明してている。

地上におけるプロダクトでもElon Muskをライバル視していくことを明らかにしたのはBloombergでのインタビューにおいてのことだ。傘下の企業が電気自動車レースに参入予定である件に触れ、宇宙ビジネスに引き続いて、自動車ビジネスにおいてTeslaと競っていくつもりであることを語っている。傍目では今後の対決が愉しみではある。

自動車業界での活躍を予定するVirgin Racing Engineeringは、Formula Eで闘うべく、EVマシンの製造を行なっている。Forumula Eとは、その名の通り、化石燃料を使用しない電気自動車で争われるレースだ。来年に参戦する10チームのうちのひとつを担う予定でいる様子。

Virginは大衆車からレースカーまで、さまざまな分野に参入する心づもりであるらしい。Virginにパーツを提供しようとするOEMメーカーも世界中に存在する。ヴァージングループだけでみても、さまざまな分野で400社以上を抱える規模となっている。そうした総合力を背景に、Virginは躊躇なく新しい分野に参入してくるのだろう。新規参入する分野でVirginが思いもよらぬ成功をおさめるといった可能性はゼロではなく、Virginによる電気自動車関連プロダクトの可能性にも、業界の内外から注目があつまっている。

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先生、ゲーム開発者は本物の職業です。祝福してやってください


今日は息子の学校のキャリア・デー(職業体験の日)だった。どこの7歳児とも同じく、彼はMinecratfのためにに生きていて、将来はゲームソフト開発者になりたがっている。そこで今日はお気に入りのMinecraft Tシャツを着て、お気に入りのゲーム開発者、Markus Perssonとして誇らしげに登校した。しかし、先生の考えは違っていた。彼女は息子にその日の活動に参加しないように言った。ゲーム開発者はまともな職業ではないかららしい。

そう、その通り。私は激怒している

知らないものを拒否することは無知な態度であり、アメリカ中核地域に蔓延する病の一つだ。私はミシガン州の中心部に住んでいて、ここではブロギングは趣味であって仕事ではない ― 今でも私はいつ本当のオフィスへ働きにくのか聞かれる。このあたりではゲーム開発者は夢物語であって憧れの職業ではない。中西部で技術的仕事を学ぶ学生たちに期待されているのは、形のある物を作って修理することであって、バーチャルなものではない。

何らかの理由によりプログラミングは偽りの職業と見られており、最も高給で最も需要のある仕事であるそのステータスは、祝福ではなく冷笑されている。皮肉なことに、われわれが住むフリントは、アメリカの中でも特に良い仕事が切望されている地区である。

私はコーディングとハッキングに苦闘しているが、すばらしいGoogleの技術のおかげで何とか単純な作業をこなせている。学校ではBASICとMavis Beaconを習った。Flashで何かを作るやり方はMacromedia Flashだった頃に我流で覚えた。しばらくコーディングはしていないが、習うのは一瞬で極めるには一生かかることは知っている。

何年か前に私は、2人の子供たちは流暢なプログラマーになると心に決めた。MinecraftやCrossy Roadの裏にはコードのフレームワークがあると知っていることは、プログラミングの仕方を知っているの同じくらい重要だ。こうした知識はコンピューターの神秘性を取り除く。iPadのゲームは魔法で作られているのではない。あれは私の子供たちが自分だけのプログラムを作ることに憧がれて理解した数学と論理によって作られている。

プログラミングは初等教育で教える必要がある。今やそのスキルは数学や文法と同じくらい重要だ。米国の学校は明確な期待に答える圧力に晒されているが、その期待とは雇用状況の改革を表すものだろうか? 私はそう思わない。

そして先生、どうかうちの子供に彼のやりたいことは本当に仕事ではないなどと言わないでください。この調子 ― 遠隔教育の発展とSTEM(Science、Technology、Engineering、Math)教育の改革 ― でいくと、先生の考え方は先生自身を絶滅させるかもしれませんよ。

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FAA、Amazonに米国内でのドローン配達テストを認可


先ほどFAA(米国航空局)は、Amazonが米国内でドローンのテストおよび開発を行う制限付認可を得たことを示す声明を発表した。ただし、これは無制限に認めるものではない。FAAはAmazonに対して、厳格な規則・規定を課している。

Amazonは、2013年10月にドローンへの野心を発表して以来、FAAからずっとお預けを食わされてきた。当局はAmazonの計画に乗り気ではなく、同社はプロジェクトの実験を海外で行うことを強いられた。それ以降Amazonは、英国ケンブリッジでドローンプロジェクトの開発を行っている。

今日のニュースによって、この活動が米国に戻ってくる可能性が出てきた。

米国本土でドローンを使用するために、Amazonはいくつかの規則を順守する必要があり、例えば日中の飛行では高度を400フィート(120メートル)以下に保たなければならない。操縦者はパイロットおよび医師による証明が必要で、特に注目すべきなのはドローンを常に視界に置かなければならないことだ。

さらにFAAは、Amazonが飛行および操縦士のログデータを毎月提出することを要求している。

米国ドローン業界はいよいよ離陸しようとしている。FAAは行動を求める声にようやく答え始めた。つい先月、FAAは商用目的のドローン使用に関する基本的な規則・規定をついに公開した。しかし、そこに至るまでには数年を要した。テクノロジーは常に規則の先を行き、政府機関はついていくことに苦闘している。

TechCrunchはAmazonにコメントを求めている。

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テスラモーターズ、州法改正を勝ち取りニュージャージー州での販売が再度可能に

ニュージャージーの州知事であるChris Christieは、同州の住民に対してテスラモーターズの販売を再度認める法律にサインした。

ニュージャージー州では、1年ほど前から車はディーラー経由でのみ販売を認めるという法律が施行されていた。テスラモーターズはディーラーを介さず、自社の所有する直販店経由での販売を行なっている。このためテスラモーターズはニュージャージー州での販売を行うことができず、また州内の自社ショールームにても試乗してもらったり、あるいは販売関連情報を提供することもできなくなっていた。

テスラモーターズはニュージャージー州での販売禁止に対し抗議を続けており、ついに州法をひっくり返すにいたったわけだ。新しい取り決めにより、テスラモーターズは自社運営の販売店を4店舗と、1つのサービスセンターを解説することができるようになった。

これにてニュージャージー州での販売に道が開けたわけだが、但しバージニア州、アリゾナ州、テキサス州、そしてミシガン州では相変わらず販売を禁止されている。

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SteamOSが大きな節目に到達…ゲームタイトル数1000に

SteamOSのSteam(会社名: Valve)がついに、そのゲームタイトル数1000に達した。それらは、インディーのゲームからAAAのタイトルまでさまざまで、どれもSteamのサービスから提供される。もっとすごいのは、タイトル数が今でもコンスタントに増えていること。今週だけでも、14のゲームがローンチした。

SteamがこのLinuxベースのゲームOSをローンチしたのは2013年で、そのときはわずか50のゲームがあり、1年後には500タイトルに達した。今現在、ゲーム数は1004で、DLCなどのダウンロードするコンテンツや拡張パックも含めると1835になる。

Linuxをゲームのプラットホームと考えた人は、これまで一人もいない。このオープンソースのオペレーティングシステムは最初のころ、あまりにも多様な実装ないしディストリビューションがあり、デベロッパがそのすべて、もしくはほとんどに対応することは不可能だっだ。そこへValveがやってきてSteamプラットホームを立ち上げ、Linuxのサポートを宣言した。

ValveがSteamOSを発表したのは、Steam上でLinuxのタイトルをローンチしてから7か月後だ。それが、ゲーム専用機(コンソール)というものの、Valveのコンセプトだった。でもそれがLinuxであるがゆえに、Steamで提供されているゲームの多くは、大衆化して広まらなかった。

それは2年前のことで、SteamOSは今ではValveのリビングルームソリューションの一つにすぎないが、依然健在だ。今月の初めに発表されたSteam Linkを使うと、PCゲームをChromecastのようなデバイスにストリーミングできる。また同社が発表したVR(仮想現実)のソリューションは、最近のゲームカンファレンスで注目を集めた。

ValveがSteamOSの開発を持続しているので、それに乗るコンピュータメーカーも増えている。数週間前にも、新しいSteamOSマシンがいくつか発表されたし、互換性のあるゲームも次々出ている。それらのマシンが実際に発売される今年後半には、もっといろんなオプションが出揃っているだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


このUSBメモリーはパソコンを物理的に破壊する


決して得体の知れないUSBメモリーを使ってはいけない。あなたのパソコン、いやあなたの命を損うかもしれない侵入ソフトウェアが山ほどある。そしてこのUSBメモリーは、USBコントローラーに過大な電圧負荷をかけることによって、パソコンを物理的に破壊する。アニメの腹ペコおおかみのACME人間大砲みたいなものだ。ドッカーン!

このUSBドライブの基本的アイデアは極めて単純だ。パソコンのUSBポートにつながると、反転DC/DCコンバーターが作動してコンデンサーをマイナス110Vに帯電させる。その電圧になるとDC/DCコンバーターは切断される。それと同時に電解トランジスタが作動する。これが -110 VをUSBインターフェースの信号線に送り込む。コンデンサーの電圧が -7Vになると、トランジスタが切断されDC/DCが動きだす。このループは破壊できる限りのものを破壊し終えるまで続く。電気に詳しい人なら、なぜ負電圧を使うのかもう想像できるだろう。それ以外の人のために説明すると、負電圧の方が整流が容易で、それを使うNチャネル電解トランジスタは、Pチャネルと比べて同じサイズでより大きい電流を作ることができる。

要するに、このUSBメモリーには巨大な電力を引き出して蓄積するしかけが入っている。あるレベルに達すると、その電力を元の供給源に戻し、それは専用のUSBコントローラあるいはCPUそのものだ。これは悪いニュースだ。戻された電力は回路に過負荷をかけ、使いものにならなくしてしまう。多くのUSBコントローラーはCPUに内蔵されているので・・・バイバイ、コンピューター。

恐ろしい。幸い作者はこのUSBメモリの設計図を公開していない。

世の中には注意するに足るほど数多くの侵入USBメモリーが出回っている。知らぬ間にマルウェアや侵入ソフトウェアをインストールするものもあるが、現在少なくとも1つ、実際にパソコンを破壊するものが存在する。これはコリン・ファレルのスパイ映画から抜け出てきたような話であり、Appleの未来へのビジョンにとっても興味深い話題だ。

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Appleの新たな裏切り


「本気でアタマに来た」とM.J.はツイートした。この人はAppleとこの会社が最近発表した新MacBookのことを言っている。同じ感情を表したツイートやコメントは他にも無数にある。今彼らの露な怒りはこの会社に向けられている。多くの消費者がこの新しいMacBookのデザインに裏切られたと感じている。この件に関する本誌の最初の記事は2万5000回以上シェアされた。正当な理由があるからだ。

新しいMacBookの考え方は普通と違う。普通のノートパソコンよりむしろタブレットと共通点がある。iPadにキーボードが付いてOS Xが動いていると考えればいい。私はiPadが好きで、ポートは1つしかついていないが、それがこの怒号の原因だ。

殆どのパソコンは周囲にいくつかのポートが散在している。充電のために1つ、様々な用途のためのUSBポートがいくつか、そして何らかのビデオ出力のためのポートが付いているのが普通だ。新しいMacBookはこの3つを、唯一つのUSB-Cポートにまとめた。これはつまり、ユーザーはパソコンとiPhoneを同時に充電することができないことを意味している。あるいは、USBドライブからデータを入力しながら外部モニターにビデオ出力することも。

ここはAppleの世界であり、われわれはそこで生きていくしかない。

あえてAppleを擁護すれば、そんなパソコンの市場は確かに存在するだろう。使っている低消費電力Intelチップセットではコンピュータゲームに必要なパワーは得られないだろうが、GIFの表示には十分だ。これはカウチ・パソコンだ。FacebookやTwitterのためのマシンだ。立派なプログラミング・コンピュータなのかもしれない。昨日のAppleイベントを見てほしい。この会社は新しいMacBookの上で何ひとつ新しいソフトウェアをデモしなかった。Photosアプリも。要するにこの新MacBookは写真編集に向いていないのだ。

Appleに対する期待は大きい。もしHPやLenovoが新MacBookのように水で薄めたパソコンを発売したら、怒号ではなく含み笑いの渦が起きるだけだろう。何らかの理由により、Appleファンはこの会社が常に自分のニーズに合った製品を作ることを期待している。そうでない時、彼らには裏切りの感情がしのび寄る。それは初代MacBook Airの時に起きた。

Appleは最初のMacBook Airを2008年に発売した。価格は1799ドルで、新MacBook同様、それはほっそりとした驚きのテクノロジーだった。しかし、ポートがなかった。業界は電源ポートと1つだけのUSBポートとMicro-DVIポートしかないことを指摘して非難を浴びせた。CD-ROMポートもEthernetポートもなかった。これは2008年においては一大事だった。ソフトウェアはまだCD-ROMで配布され、Wi-Fiは見つけるのが困難だった。Appleファンは裏切られたと思った。捨てられたと。消費者はもしAppleの最新最高のマシンを欲しければ、CDドライブも有線インターネットも使えないパソコンを受け入れなければならない。

最終的にAppleは全MacBook製品からEthernetを排除し、MacBook Airは現在Appleが販売する最も安いノートパソコンだ。

新しいMacBookは、MacBook Air、MacBook Proに加わる。いずれの代替でもない ― 少なくともまだ。しかし、MacBookというかつて引退した名前が付けられている。Airでもなく、Proでもなく。ただのMacBook、これはAppleのMicrosoftに対する強いメッセージだった。

今後1~2世代のうちにAppleがMacBookの価格を1000ドル以下に下げる可能性は極めて低い。MacBook Airは生き残るのか? 恐らくそれはない。AppleはMacBook Proを小さくし続けている。将来MacBookが唯一の低価格ノートパソコンになり、わずかにスリムになったMacBook Proが もう一つの(複数のUSBポートやSDカードやMagSafeアダプター等のヘんな物が欲しい人のための)選択肢になることは容易に想像できる。

それまでの間は、13インチMacBook Airの方が、新MacBookよりも賢い買い物だ。バッテリー持続時間はほぼ同じで、よりパワフルでポートも十分にある。そして何よりも、自分のMacBook Airがもう少し薄ければよかった、と言った人などいないのだから。

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ポートが1つの新MacBook、ACにつないでiOS機器を充電するには別売りのアダプタを利用

Appleは本日、新しいMacBookをアナウンスした。いかにもAppleらしく、「全く新しい」スタイルが採用されている。充電、データのインプット、およびビデオ出力を、すべてひとつのUSB-Cポートで行うというスタイルだ。MacBookをACにつなぎながら、同時にiPhoneを充電したい場合にはどうすれば良いのだろう。もちろん対策は用意されている。Apple製の別売りアダプターを購入するのだ。

新しいMacBookのUSB-C用にさまざまなアクセサリーが用意されている。通常のUSBを使いたいのなら2200円のアダプターを購入する。Digital AV MultiportアダプターおよびVGA Multiportアダプターはいずれも9500円だ。MultiportアダプターにはUSBポートおよびUSB-Cポートも搭載されている。

間違いのないように書いておこう。新MacBookでは、アダプターなしにiOSデバイスを充電することはできない。AppleがUSB-C Lightningケーブルをリリースする可能性もあるわけだが、今のところは2200円のアダプターを使う以外に選択肢はない。

Appleはしばしば、利用者の都合を無視する形で「未来」に突き進んでいくことがある。1998年にはiMac G3からフロッピードライブおよびシリアルポートを失くしてしまった。FirewireおよびCD-ROMドライブを捨て去ってしまったこともある。

今回の「単一ポート化」も「未来」への一歩だということなのかもしれない。確かにポートをひとつだけにすれば、シンプルかつエレガントになるだろう。ただ、ノートパソコンの使い方としては、ACから電源供給しながら外部モニタにつなぎ、そして他のデバイスの充電をするというのは「基本的」な用途だと思うのだ。消費者のニーズを無視した「進化」だと思うのだが、どうだろうか。

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Apple、全ポートに死亡宣告


つい先ほどAppleは最新のMacBookを発表した。それはそれは小さく、今のMacBook Airが2002年頃のDell Inspiron に見えるほどだ。しかし、あなたがパソコンの横についているあのポート類を実際に使っているヘンな奴でないことを願う。このMacBookにはUSB-Cポートが1つ付いているだけで、充電からビデオ出力、データ転送まですべてをこなす。

これが唯一のポートということは、パソコンとiPhoneを同時には充電できないことを意味している。外部モニターにビデオ出力しながら外部ドライブのデータを入力することも不可能だ ― 少なくともハブなしには。

このシングルポートは、AppleによるMacBookを極限まで薄くするという探求の副産物に違いない。ポートは場所を食う。構造上メスのジャックはそうそう小さくできない。

Appleが業界標準を捨てたのはこれが初めてではない。1998年、AppleはiMac G3にフロッピードライブもシリアルポートも付けず業界を震憾させた。代わりにAppleはCD-ROMとUSBポート2基を塔載した。2008年、Appleは自ら作った標準であるFirewireポートの使用を中止してビデオ制作者を大きく失望させた。AppleはCD-ROMも早々に捨て、Blu-rayは完全に無視している。

しかしAppleは行き過ぎたのではないか? シングルポートで充電から他のことまですることによって、ユーザーはこれまでの使い方をするために別のデバイスに頼る必要がある。

Appleは、コンピュータに何を付けるべきかに関して業界の支配を受けない。消費者も大変だ。

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Apple Watchのイベント開始直前、Googleは「個性」をアピールする広告ビデオを投入

Apple Watchイベントの開始直前、Googleは自社のYouTubeチャネルにてAndroid Wearのビデオ広告を投稿した。この広告でアピールしているのは「個性」だ。確かに、違いをアピールするのはそこだろう。

いろいろなバンドを選択できるとはいっても、Apple Watchはいずれも同じようなデザインだ。Android Wearには丸型もあるし、カメラ搭載モデルも存在する。またディック・トレイシーの映画を現実にするようなものも用意されている。さまざまなモデルが登場してきたAndroid Phoneと同様に、GoogleはデザインをOEMにまかせているわけだ。

確かにGoogleのアピールポイントはここにある。Googleのこの方針が正しいのかどうか、間もなく明らかになっていくのだろう。

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Acerが高価なChromeboxを発売、ストレージはSSDでRAM 8GB、4kのモニタをサポート

Chrome OSがデスクトップ機に載ると、ユーザに提供できるオプションはそれほどない。しかしAcerが今日リリースしたやつは、ちょっとしたモンスターだ。その薄くて小さなボックスには、そのほかのChromeboxの倍近いお値段の強力なマシンが入っていて、その性能を聞いたら誰もChrome OS機だとは思わないだろう。

このCXI Chromeboxと呼ばれるかわいいマシンにAcerは、第四世代のデュアルコアCPUと言われるIntel Core i3 4030Uを投入している。ローカルストレージは16GBのSSDで、RAMは最大8GB、4Kのモニタを駆動できる。

お値段はRAM 4GBのが350ドル、8GBなら400ドルだ。HPやAsusのChromeboxの倍近いが、まあこの仕様なら、これぐらい行くだろう。

GoogleのChrome OSは、いろんな業界にお友だちができつつある。昨年末のIDCの調査では、このオペレーティングシステムを搭載したラップトップ、いわゆるChromebookが、2014年の全機種中で売上トップだった。Microsoftは最近、Chrome OSの成長に対抗するため、OEM向けのWindowsの価格を下げ、またこれを受けてHPなどの企業は低価格機を発売した。でもこのAcerの新機種が示しているのは、ChromebookとChromeboxがますます好調であること、そして、Microsoftはもっと正しい答を見つける必要があることだ。

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「噂」から「ニュース」にまた一歩近づいた12.9インチiPad、問題はユースケースの説得

大画面のiPadが出るという噂はいよいよしぶとい。Bloombergの今日の記事では、12.9インチのiPadは9月に製造ラインに乗る。それはこれまでの憶測より遅いが、画面のせいだ、とその記事は言っている。

でも大型のiPadの製造自体は、難しくないはずだ。問題は、そんな大きなタブレットの効用を、ユーザに説得することだ。他社はすべて、それに失敗している。iPadよりも大きなタブレットは、今では珍しくない。タブレットがタブレットになってからでも、数機種発売されている。でも、二つより多く挙げられる人はいるかな?

一分、待とう。

で、画面が12インチより大きいタブレットには、従来のラップトップやノートブックのような、ポータブルなコンピュータとしての利用が可能、という新しい局面がある。というか、ポータブルコンピューティングの新局面を開く。デベロッパも、画面が大きいことを意識しなければならないし、それは消費者の利益にもなる。ゲームはより没入的になり、アプリケーションはもっといろんなものを表示でき、スプレッドシートのセルが多くても困らない。当然それは、電池のメーカーにもチップセットにも、新しい課題を突きつける。

でも今のところ、大型タブレットの人気はいまいちだ。HPは1月にHP Slate 12、Samsungは昨年Galaxy Note Pro 12.1を発売した…最近はそれぐらいしかない。となると、このプロダクトカテゴリーを活気付ける仕事は、Appleにお願いするしかない。これまで優勢だった推測は、Appleは大型iPadで企業のタブレット導入を一気に盛り上げる、という説だ。

大型iPadの噂は数年前からあるが、このところディスプレイデバイスが良くなっているしAppleのチップセットも前より強力だから、急に現実味を帯びてきた。それに、バーベキューをやってないところに煙は立たない、とも言うしね。

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Sonyの新しい防水スマートフォンは、一見の価値あり


防水携帯電話はかなり前から出回っている。しかし、防水であるためには、MicroUSBポート等のコネクターに小さなゆるいカバーをつける必要がある。そして、そういうカバーは必ず壊れる。必ず。

しかし、Sonyの新しいAndroidフォン、Xperia M4 Aquaは、防水なのにあの厄介なキャップがない。microUSBポートは裸だ。しかし、悲しいことにSDカードスロットにはやはりカバーがある。

その他の部分は、他の中級機と同レベルだ。カメラは13MB/5MP、オクタコア64ビットSnapdragon 615がLollipop OSを動かす。Sonyはバッテリーの持続時間を2日間と言っている。

Sonyによると、この端末の防水にはいくつか条件がある。まず、1.5 mより深く沈めてはならない。つまり、川や海の深みに落とした時は運がないことになる。次に、塩水は避け、塩素消毒された水に入れるのは時々にすべきで、その後ゆすぐ必要がある。そしてもちろん、充電する前にUSBポートは乾燥していなければならない。

M4 Aquaの価格は299ユーロから。80ヵ国で発売されるが米国は含まれていない。Sonyは、米国ではフラグシップ機に注力すると言っている。【日本語版注:日本での発売は未定】

M4 Aquaはある程度の防水でしかない。しかし、その程度は他の主要携帯電話メーカーと比べて、明らかに上を行っている。私はM4 Aquaを持って泳ぐつもりはないが、毎晩の入浴でKindle本を読むには何の問題もない。

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ポルシェ、911に搭載する純正のBluetoothナビゲーションシステムを販売開始

クラシックカーに魅力を感じる人は多い。見た目も美しいし、満足感も得られる。ついでながらメンテナンス費用も一級品だ。ただ、時代を経た味わいを感じさせてくれるとはいえ、安全性や利便性の面からいえば最新モデルと比べて見劣りがするのは否めない。ポルシェはこの問題を解決するため、昔ながらのスタイルに最新技術を組み込んだラジオおよびナビゲーションシステムをリリースした。現代社会のいろいろから逃れるためにクラシック・ポルシェを運転しているのだという人意外にとっては、なかなか魅力的なプロダクトとなり得るのではなかろうか。

このラジオ/ナビゲーションユニットは、ポルシェの1dinスロットにぴったりおさまるようにできている。ポルシェ自家製のプロダクトであるので、Best Buyなどで購入するものとは違って、911の内装にもぴったりフィットするものとなっている。また、BluetoothおよびSDカードスロットも搭載されている。

昔のプロダクトに新技術を搭載する例として、なかなか魅力的なものになっているように思う。もちろん、911にナビを搭載することを「冒涜的」と考える人もいるのだろう。しかし一方で、まさに待ち望んでいたプロダクトであると考える人もいることだろう。

ドイツでの販売価格は€1,184となっている。アメリカでも販売されるのかどうかについて、まだ情報が得られていない。

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Indiegogoが”製品が完成しなかった”クラウドファンディングのための保険オプションを開始

Indiegogoが、クラウドファンディングの最大の問題点に応えようとしている。プロダクトが実現しなかったとき、どうやって返金してもらえるのか? Indiegogoがこのたび設けた保険オプションを利用すると、発売予定日から一定期間内に製品が配達されなければ、支援者には出資金から保険料を引いた額が返金される。

保険料がけっこう高いので、今のところ三つのプロジェクトしか利用していない。その金額は、支援額の10-20%だ。電動自転車Sondorsの場合は、支援者への特別提供価格600ドルの保険に120ドルかかる。耳かけ型のスマートフォン/VoIP録音器Bluewireでは、170ドルに対して20ドルだ。保険がローンチしたのはつい最近だが、現時点ではSondorsの366名の支援者中ゼロ名が保険をかけている。耳かけ録音器では、5名だ。

最初にこの保険を提供したウェアラブルのストレスモニターOliveでは、3名がオプションの保険料15ドルを払った。

CEOのSlava Rubinによると、同社(Indiegogo)は定常的にいろんな新しい機能をテストしている。料金の額もテストの一部だ。Indiegogo自身が保険を提供することも、検討している。そのために、50万ドルの資金を確保してあるそうだ。

クラウドファンディングはまだ、比較的新しいサービスだ。消費者は、自分も参加することによって自分の夢の実現を助けたい、と願っている。でもハードウェアの場合は、製品が完成しないと被害者になったような気分になる。Indiegogoのオプションとしての保険は、その心配に対応するための良好な第一歩だが、現状は料金が高すぎて普及はちょいと無理だろう。

クラウドファンディングも、その次世代型では、保証が最初から組み込まれているべきだ。高額なオプションでは、だめだね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


今日はGoogle Glassが買える最後の日


GoogleはGoogle Glassの実験を終えようとしている。本日(米国時間1/19)をもってGoogleはこの新奇なデバイスの販売を中止する ― 少なくとも現在のモデルは。Googleは、同製品の開発は継続中であることを明言しており、いずれ新しいバージョンが発売される可能性は極めて高い。

先週のニュースで、Google Glassが市場から引き上げられ、プロジェクトはGoogle Xチームから独立して単独プロジェクトになることが報じられた。今後は、元Apple幹部でNestのファウンダー、Tony Fadellがプロジェクトを率いる。

Glassの未来は、有能な人々の手に託された。

Google Glassは3年前の2012年4月、高らかなファンファーレと共に発表されたが、消費者の心を把むことはなかった。しかしGlassは多くの想像力あふれるアイデアを引きだし、それはGoogleの計画どおりだったのかもしれない。

Googleの広報担当者が先週本誌に話していたように、Glassが開発されたExplorerプログラムの根底にあるアイデアは、そのテクノロジーを人々がどう使うかを知ることだった。十分多くのフィードバックを ― 良否共に ― 受け取った今、Googleは未来バージョンのGlassに集中するためにプログラムを終了することを決めた。

現行バージョンのGoogle Glassは今後も動作し続けるが、公式ソフトウェアアップデートは望めないだろう。今日が公式に入手できる最終日であるが、本稿執筆時点でGoogle GlassはGoogle Playストアでいつも通り入手可能だ

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


スキルなしの射手を名スナイパーにするTrackingPointスマートライフル実射レポート

1月の晴れた涼しい午後、私はラスベガスの郊外へ1時間ほど車を走らせた。魔法のようなスマートライフルをテストするためだ。開発者から受けた詳しい説明によると、この銃は誰でも、まったくスキルがなくても精密射撃ができるということだった。私は半信半疑だったが、ともあれ喜んで実地に試してみることにしたのだ。

私が広大な射撃施設に着くと、退職警官だと名乗る警備員に出迎えられた。メディアを好いてはいない雰囲気だった。大型のダッジで起伏した地形を縫う迷路を運ばれ、谷の縁に着いた。見渡すかぎりの砂漠は映画『アイアンマン』のオープニングのような光景だった。そこに改造されたAR-15ライフルが置かれていた。

ターゲットは300ヤード(270m)と500ヤード(457m)先に設置されていた。説明では、私でもTrackingPointの精密狙撃システムを使えば5.56mm弾をこれらの標的に命中させることができるはずだった。

TrackingPointの広報担当、Anson Gordonが要領を説明してくれた。クロスヘアをターゲットに重ね、ライフルの引き金の後ろにある赤いボタンを押してターゲットを指示する。引き金を引く。クロスヘアをもう一度ターゲットに重ねる。自動的に発射される。簡単だ。

実際、簡単だった。私は最初の1発から命中させることができた。事前の説明そのままの作動だった。

Gordonによれば、このシステムは4つの部分から成り立っている。スコープハウジングにはレーザー測距儀、ジャイロ、加速度センサー、磁気センサー、データ処理システムという全体の頭脳が収められている。射手は液晶スクリーンを見てターゲットを設定する。ライフルのロワーレシーバーにはターゲット指示ボタン、ズームボタン、カスタム・トリガーメカニズムが組み込まれている。台尻に収められたバッテリーが全システムを駆動する。また最大の効果を上げるためにはTrackingPoint専用仕様の弾薬を利用することが推奨されている。

テクノロジーはこうだ。射手は液晶ディスプレイを見ながら、トリガーガード内にあるボタンを押してターゲットを指示する。このシステムはターゲットが最大で時速30マイル(48km/h)の速度で移動していても追随する。スコープハウジング内のLinuxベースのシステムがターゲットを認識すると、即座にあらゆる射撃諸元を計算する。射手が引き金をフルに引く。しかしこの時点では銃は発射されない。射手がクロスヘア照準線をもう一度ターゲットに重ねるた瞬間に発射が行われる。システムは重力、空気抵抗、コリオリの力など必要な要素をすべて計算しており、銃身を飛び出した弾丸はターゲットに向かって飛んでいく。

スコープの光学系に入った映像はスマートフォン、タブレットにストリーミングされ、オンラインでの共有も可能だ。つまりコーチが助言したり、狩猟仲間が映像を楽しんだりするのにも使える。TrackingPointはいわば「ソーシャル・シューティング・システム」だ。

TrackingPointは2011年にJohn McHaleによって創立された。MacHaleはアフリカのハンティング・サファリから帰ったところで、自分の遠距離射撃の成果に不満だった。そこで「スキルのあるなしを問わず、誰でも精密射撃が可能なライフル」の開発を目標とするスタートアップが立ち上げられた。その成果がTrackingPointライフルだが、まさにSFの世界から飛び出してきたような銃だ。

重要な点はTrackingPointは全体として統合されたシステムで、その射撃管制能力は現代のジェット戦闘機に用いられているものに近い。つまり既存のライフルに後付することは不可能だ。

正直にいえば、この射撃体験はいささか拍子抜けだった。まったくドラマがない。私は引き金の引き方とか呼吸の整え方とか何もしらないし、またGordonも教えてくれなかった。教えられたのは単に「赤いボタンを押して、引き金を引け」ということだけだ。

TrackingPointシステムでは射撃の間隔は比較的長い。戦場で毎分何百発もの弾幕を張るような射撃の仕方には向いていない。ハンターとターゲット・シューターが想定される顧客だ。Gordonによれば、このシステムは対象動物を傷つけて長時間苦しませるような失中を無くせるので狩猟の倫理的側面を大きく改善するものだという。

システムにはWiFiが内蔵されており、光学系の映像をストリーミングする。GordonはiPad miniを通じて映像を見ながら初心者の射手をコーチしていた。射撃訓練にも非常に効果があることは一見して明らかだった。

ビジネス

ファウンダーのJohn McHaleは最初のスタートアップを1995年に3億7200万ドルでCompaqに売却した。これによりMcHaleは2400万ドルを資産を得た。その後McHaleはさらに2社を立ち上げ、Ciscoと3Comに売却している。つまりTrackingPointのファウンダーは成功した連続起業家だ。

TrackingPointはMcHale自身の出資も含め、3300万ドルの資金を調達している。最初のプロダクトは2013年に2万2000から2万7000ドルで発売されたが、このモデルは信頼性に欠け、完璧な製品とはいえなかった。しかしデモビデオがネットで評判を呼び、会社を存続させるだけの売上が得られた。

McHaleはレミントン、Amazon、SiemensやMotorolaの製品をデザインした会社などから優秀な人材をスカウトしている。 しかし初期製品の失敗でCEOは元レミントンの副社長のJason Schaubleから社内で開発の指揮を取ったJohn Lupherに交代している。

TrackingPointはアメリカ陸軍が6丁、カナダ陸軍が5丁、テスト用に購入しているという。

同社は製品の改良とコストの引き下げに務めてきた。私がテストした新システムはAR-15ライフルを含めて7500ドルだという。 テストした個体は最大射程1200m、対応移動速度10マイル(16kmh)だったが、追加費用を支払えばさらに高性能のモデルも購入できる。

TrackingPointでは .338口径の弾薬を使うMile Makerという製品を開発中だ。その名の通り、射程は1マイル(1600m)となる。つまりほとんど何の射撃技術もない人間が1マイル先の標的に難なく命中弾を送り込めるようになるわけだ。

Gordonの説明によれば、TrackingPointは射撃の安全性を高めるという。このライフルを発射するにはシステムを起動するパスワードを入力し、ボタンを押して目標を指示し、引き金を引いてからさらに照準を再度目標に合せなければならない。これは誤射、暴発の可能性をほとんどゼロにするはずだという。

その影響は?

どんな分野であれ、イノベーションを止めることは誰にもできない。TrackingPointは明らかに小火器の次世代の姿だ。射撃性能と安全性は格段にアップする。

すでにストリーミング機能がある以上、次の段階ではヘッドアップ・ディスプレイから操作できる偵察/狙撃兵用のデバイスが開発されることは必然だろう。そうなれば兵士はスコープを覗かなくても射撃ができる。TrackingPointではすでにこうしたデバイスを開発中で、ShotGlassと呼んでいる。

信頼性、耐久性、価格などいろいろな理由からTrackingPoint方式のスマートライフルが通常のライフルをすべて置き換えることにはならないだろう。ほとんど技術を必要としない銃を嫌うシューターも多いだはずだ。しかし銃は今後ますますスマート化していくだろう。なんとも怖い話だが、これは必然だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


CES:SkySpecs、人間や電線を自動的に避けるGuardianドローンをデモ

SkySpecsはドローンの最大の問題を解決した。障害物の回避だ。今日(米国時間1/6)、CESで開催中のTechCrunch Hardware Battlefield 2015でSkySpecsは最初のプロダクト、Guardianを発表した。このドローンは人間が近づくと回転するブレードで怪我をさせないよう、後ろに下がる。 また飛行中、進路上に木や電線などの障害物があると自動的に避けることができる。

いちばん良いのは、このシステムが既存のドローン・プラットフォームに組み込める点だ。

SkySpecsは6年前からドローンの開発を続けており、DARPAが後援する権威ある国際ドローン・コンペ、MAGICでは2012年に1位を獲得している。ドローンに関してはトップクラスのチームだ。

SkySpecsによればGuardianはこのスタートアップの最初のプロダクトであると同時に、障害物自動回避機能のある最初のドローンだという。われわれのHardware Battlefield CES 2015のデモでは、人がローターブレードに近づくと自動的に離れていくという作動が確認できた。

SkySpecではこのテクノロジーを商用、産業用に実用化していく計画だ。

共同ファウンダーのThomas Bradyは私のインタビューに対して、「われわれはミシガン大学でロボット工学を学んだ後、SkySpecsを創立した。共同ファウンダーは、博士課程の学生やボランティア研究者で、地上、水上、空中のロボティクスの専門家だ」と述べた。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Garmin、250ドルのVivoactiveでスマートウォッチ市場に本格参入

Garminが、ついにApple WatchやFitbit Surgeなどのスマートウォッチに対抗するプロダクトを投入してきた。名前をVivoactiveという。後発であることをメリットに、確かになかなかの魅力を備えたデバイスだと言えそうだ。

歩数計としての機能などをもっていて心拍計デバイスとも連携でき、GPSおよびタッチスクリーンを備えたデバイスとなっている。Garmin曰く、スクリーンは太陽光のもとでも可読性を備えたものとなっているのだとのこと。バンドは交換可能で、また用途に応じたバンドを用意しているとGarminはアピールしている。デザインおよび機能面ではモトローラーのMotoActive風でもある。実際、今はなきMotoActiveがもっていたゴルファー用機能も備えている。

Garminはこれまでにも安価なVivofitやスマートウォッチ風のVivosmartというプロダクトを投入してきた。今回のVivoactiveは、こうしたラインアップの中における最新機種として位置づけることも可能だろう。

直接的にはFitbit Surgeと競合するプロダクトとなる。価格は同程度ながら、それぞれに特徴的な面ももっている。たとえばFitbitは心拍計機能を内蔵している。Garminの方は50ドルほどのチェストストラップを別に購入する必要がある(正確性ではGarminに軍配が上がる)。またGarminはゴルフモードなども用意していて、より広い利用者層を想定しているようでもある。さらにGarminはConnect IQという開発者向けプラットフォームも用意していて、ウェアラブルデバイスの外観を変更したり、あるいはアプリケーションを開発できるようにもしている。

このジャンルについては、2015年にさまざまなメーカーからのプロダクト投入が予定されている。しかし搭載する機能によってはいろいろなプロダクトが出てくる余地はあるものと思われる。

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(翻訳:Maeda, H