コンテンツという観点から見たコメント欄の必要性について

「ブログにコメント欄は必要か否か?」不定期に、しかし度々話題に挙がるこの疑問に私なりの終止符を打ったのでここに纏めておきたいと思います。

今回は『コメント欄』というものをひとつの『コンテンツ』として見た前提でのお話になります。

貰って嬉しいコメント

コメント、それは貰って嬉しいユーザーからのダイレクトな反応です。
ブログのモチベーションが最も上がる瞬間がコメントを貰った時、という方も少なくないのではないでしょうか?

それは私も例外でなく、コメントを貰った時は小躍りしながらコメント欄を読みに行きます。
しかし、そんなコメント欄を私は外してしまおうと考えています。

それは何故か?

コメント欄の必要性が薄れた理由

理由はふたつあります。

  • コメントって付かないよね
  • コメント書き込むよりもSNS使うよね

というシンプルなものです。

コメントって付かないよね

これに関しては「お前のブログが面白くないだけちゃうんか!?」という可能性を考慮に入れても、やっぱりブログのコメントっていうのはつきにくいと思っています。
理由は色々あると思いますが、後述するSNSの充実や、ブログ管理人とユーザーという非常にクローズドなコミュニケーションであるというのが大きいのかな…と考えています。

実際この記事を書く前に月に100万PVを超えるようなブログを見て回ったのですが、コメント欄が賑わっている事は稀という印象です。
また、コメントがついていても、後述する『コメントの質』の観点から有益なコンテンツとは成り得ていないものが殆どでした。幾つかブログを周ってみて正直な感想を言えば、記事の良し悪しとか関係なく、中の人が女性の場合はコメントが沢山付くよね…という事です。気持ちはわかります。

コメントよりSNSへ拡散

これは私のブログやフリーランスの経験、あとは日々のインターネットからの所感ですが、ブログの記事っていうのは今の時代、コメントよりもSNSへ拡散される事が圧倒的に多いと感じています。それが悪い方へ働くと、所謂『炎上』になりますよね。

ブログにコメントはついていないけど、TwitterやFacebookで急激に拡散されている記事というのは非常に多く見かけます。

この現象についてもユーザーの心理とか色々考えられるところはありますが、要はSNSへの拡散のほうが『手軽』だっていう事ではないでしょうか。SNSへシェアした人その人自身が情報の発信源になって、反応が返ってくるっていうのも面白いでしょうしね。

コメント欄の設置してあるメリット

そんな現状を踏まえて、じゃあコメント欄があるメリットってなんだろう?って考えてみました。

  • 意見や感想を貰える
  • ユーザーと交流を図れる
  • オープンな姿勢をアピールできる
  • コメントによる軽微なSEO効果

五分くらい考えて、私がぱっと思い付いたのはこのくらいしかありませんでした。
これらはそれぞれ、あまり有益な理由には成り得ない…というのが私の考えです。要は、あんまりメリットらしいメリットが無いとすら言えます。少なくとも私にとっては。

コメント欄の設置してあるデメリット

では逆に、コメント欄が設置してある事で生まれるデメリットについて考えてみましょう。

  • コメントが付かなくてちょっぴり寂しい
  • 閑散としたコメント欄は見た目に虚しい
  • スパムコメントの削除の手間
  • コメント内容の精査と管理

メリットらしいメリットが見当たらなかった前項と異なり、デメリットは大きいです。特にスパムコメントの削除の手間やコメント内容の精査などの管理は、有難いことにコメントが増えれば増えるほど時間がかかるようになってきます。

スパムコメントに関しては放置する事でGoogleにペナルティを受けて検索順位がガタ落ちする、という前例があるのである程度の手作業は必要ですし、コメント内容に関しても不特定多数の人が見て不快にならないように内容を精査するのは必須だと考えているので、これもコメント数に比例して時間がかかるようになってきます。
きちんと返信をする事も目指すのであれば、なおさらです。

しかも、折角頂いたコメントも、この記事の本題となる『コンテンツの観点』から見るとその多くは『無益なコメント』に分類される事がとても多いのが現実ではないかと私は考えています。

コメントの有益性という観点

「コメントを頂いて嬉しい、有難い」という感情的な側面はまた別として、コメントをひとつの『コンテンツ』として見た場合、その内容は有益なものか無益な(あるいは微益な)ものかにどうしても別れてしまいます。これは、楽しんで、愛情を注いで書いた記事であってもSEOの観点から見ると効果的か非効果的か、という話と似ています。

有益なコメント

有益なコメントとは、要するに『具体性を帯びているコメント』です。

極端な事を言えば、炎上時や反論などを真っ向に否定するコメントであっても、それが具体性を帯びていれば記事を書いた側としては得るものがあり、それを今後の参考や改善点として意識する事が出来るようになります。
記事の内容が間違っている、その考えは自分とは合わない、内容が浅いなどなど、その感想を「なぜ」持ったのか、では「どうすれば」より良くなると思うのか。そういったコメントはひとつの意見として参考になる価値のあるものです。

しかし、こういうコメントが付いているのはあまり目にする機会がないように思います。

無益なコメント

それに対して無益なコメントとは、『具体性を帯びていないコメント』です。

例えば、この記事を見て「この考えはねーわー」とか「文章下手すぎw」と言った類のコメントが付いたとすれば、それは無益なコメントです。あと、私も涙ぐみます。(幸いにも、そういう辛辣なコメントを頂いた事はないです!例です。)

「ねーわー」
それを聞かされて私は何をすれば良いのか。それこそ、ねーわーです。

「文章が下手すぎる」
となると、どうすればもう少しマシな文章が書けると思いますか?

そこまで求めるのは甘えすぎかも知れませんが、ここは私のブログの私のコメント欄です。対して、上記の例のようなコメントは端的に言えば記事を読んだ人の只の感想です。

それは内容がポジティブなものであっても同じです。
「良いね!」それ自体は喜びをもたらしてくれますが、コンテンツとして見た場合、またそのコメントを他のユーザーが見て何か得るものがあるか?と問われると答えはおおよそひとつでしょう。

感想はSNSへ流してもらう

つまり、これらの『感想(無益なコメント)』はブログに残しておく必要のない情報という事になるのではないでしょうか。しっかりと内容を計算して作りこまれたコンテンツであればあるほど、コメント欄に無益なコメントがたまる事によって『コンテンツ』としての価値は下がっていきます。

では、どうするのか?完全にコメント欄を閉じて、クローズドなコンテンツにしてしまうのか?
それを解決してくれるのが、発達したSNSではないかと私は考えています。

今の日本はFacebookやTwitterなどのSNSへの参加率が非常に高いですし、多くのブログやWebサイトはSNSへのシェアを促す仕掛けを沢山取り入れています。また、ユーザー自身が気になった情報をすぐにSNSへのへ流すエクステンションなども充実しており、その敷居の低さはコメント欄の比ではありません。

実際問題、コメントを頂くよりもSNSへのシェアの方が遥かに多い、というブログが殆どだと思います。

まとめ

長々と書いてきましたが、要約すると以下の様な要素からコメント欄のコストに対して、得るものが見合っていないな…というのが私の意見です。

  • そもそもコメントはつきにくい
  • 有益なコメントは少ない
  • コメント内容の精査の手間
  • スパムコメント対策の必要性
  • ソーシャルネットワークの充実

様々なプラットフォームと連携する事が当たり前になってきた時代に、何処とも繋がらないクローズドな『コメント欄』は徐々に廃れてくる気もします。

コンテンツという観点から見たコメント欄の必要性について is a post from: Room 402

iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更

Twitterなどで急速に情報が拡散しているので皆さんご存知かと思いますが、10月1日からiTunesのアフィリエイト・プログラムが『LinkShare』から『PHG』へ変更になります。また、それにともなって紹介料も 4% → 7% にアップするとの事で、iTunesアフィリエイトに参加していたユーザーにとっては嬉しいニュースとなりました。

19日頃にネット上で散見され始めたこのニュース、iTunes公式サイトでも正式に発表されています。

 iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更iTunes, App Store, iBookstore, and Mac App Store Affiliate Resources – Important Affiliate Program Changes iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更

登録方法やアフィリエイトリンクの作成方法なども記事にしようかと思ったのですが、既に抜群の完成度を誇る記事が何個もありますので、わざわざ書かなくてもイイカナ…という事でご紹介に留めておきたいと思います。

PHGへの登録サイト

 iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更アップル – iTunes – iTunesパートナー – アフィリエイトプログラム iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更

アフィリエイト・プログラムの受付は上記のiTunes公式サイトから既に始まっています。
下記の登録方法紹介記事と合わせてどうぞ。申請自体は非常に簡単です。

PHGへの登録方法など

肝心の登録方法やアフィリエイトリンクの作成方法などは、下記の記事が分り易いです。

 iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更iTunes アフィリエイトの提携先が PHG へ変更、登録と設定、リンク生成の流れ | Simple Living iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更

スクリーンショットも豊富で非常に読みやすいです。
何より、一ページでリンクの生成まで書き終えて下さっているのがとても良い。

iPhoneアプリなどのiTunesコンテンツを紹介しているブログの方は、なるべく早めに既存のリンクを張り替えねばですね。

iTunesアフィリエイトの提携先がLinkShareからPHGへ変更 is a post from: room402

ネット集客のほこ×たて

あなたは
ほこ×たてという番組をご存じですか?

フジテレビにて毎週日曜日よる7時に放送されているテレビ番組です。
内容としては
最強のほこと最強のたてが対決するというものです。

絶対に剥がれない接着剤を作った会社さんと
絶対に剥がすスプレーを作った会社さんの対決や

最強のドリルと最強の金属対決や

世界一のハッカーと最強のセキュリティーソフトの対決などが
毎週放送されています。

内容としては対決するだけなのでそこまで面白くない。
と思っていたのですが
一般の会社の社長さんや職人さんが自社商品のプライドを
かけて対決しているので意外と面白い。

特に自社開発の製品同士の戦いは社長さんの思い入れや
こだわりや自信が垣間見れて面白いです。

あなたも時間があったら、見てみてください。
こだわりって仕事の中では非常に大切なものだと思います。

さて、本日はネット集客のほこ×たてについて考えたいと思います。

このブログを見て、

「ブログに載ってるテストがやりたい!」
「こんなランディングページが作りたい!」
「LPO対策や定期的な改善に力を入れたい!」

こんなご相談を頂くことも増えてきました。

しかし、よくよく聞いてみると
意外にランディングページを作る事が目的になってしまっていて
もう一つの重要な要素が抜けてしまっている場合も多いのです。

それは、、、

どこからどのようにしてアクセスを増やすのかということ。

ネット集客のほこ×たてで考えたとき
ほこ(アクセスアップ)×たて(ランディングページ)と僕は考えています。

問題はここからで、
ほこ×たて、どちらかしか手に入らないとしたら
あなたはどちらを手に入れますか?

単純に優先度の話になりますがこれを理解していない人が結構多いのが事実です。

店舗で考えてみましょう。

人通りの多い駅前1階の、古くてダサい決して腕の良くないマッサージA店。
(ほこが強く、たてが弱い状態)

人通りの少ないビルの7階のオシャレで腕の良いマッサージB店。
(ほこが弱く、たてが強い状態)


どちらが売上が上がるのか?

答えはその他の状況によって変わるでしょう。
しかし、どちらが売上があがる要素があるか?

と言われたら迷わずに駅前1階のマッサージA店になります。

なぜだかわかりますか?
あたり前のようにすでに見込み客が店の前を毎日歩いているわけですから
マッサージA店がマッサージB店と同じことをしたら圧勝できます。

逆にマッサージB店は、
広告や何か工夫をして来てくれる人を増やさない限りは
売り上げは上がりません。

ほこ(アクセスアップ)が弱いと他店でも出来るレベルのサービスでは
新規客の集客数を増やすことは難しいのです。

多くの方が接客や店構え、もしくはサービスに力を入れれば
お客さんが増えると思っています。

それと同じで、綺麗で魅力的なランディングページを作れば
ソーシャルメディアなどで口コミが広がると思っている経営者の方もいます

しかし、実際は違う。
実際は集客力があればある程度の売上を確保することができます。

逆に集客力がなければ
どんなにサービスや店構えが良くても、相当なUSPや独自性がなければ
集客に苦しみ、売上を確保する事は出来ないのです。

要するにネット集客の
ほこ(アクセスアップ)×たて(ランディングページ)の勝負では
ほこの方が強いということです。

※ある程度アクセスがある状態であればまた話は変わりますが。

もちろん、僕たちがアドバイスする際は
ある程度のアクセスが見込める状態のお客様が大半なので、
ランディングページを改善した方が売上アップは早い!とアドバイスをするのですが、

新規商品の立ち上げや、ネット通販をスタートする際は
ランディングページよりもアクセスアップの方が大事な要素になるんですね。

ある程度アクセスが集まってきてから
ランディングページの改善が必要になってくるのであって
1日のサイト訪問数が100以下の場合は
ランディングページのテストにもかなりの期間が必要になります。

(アクセスが少ないのでテストの結果が出るまでに時間がかかる場合が多い)

少なくても、ランディングページのABテストをする際も
サンプル数として300のサンプルを用意しないとテストとしての
信頼性が一気に下がります。

AとBのサイトに最低でも300アクセスずつ流さないと
テストとして誤差が大きく、まともなテストにならないということですね。

魅力的なランディングページはそれこそ
テストの中で作りこまれていくものですが、
ある程度のアクセス数があって初めて成り立つLPO対策です。

もしあなたのサイトが、
ほこ×たてで考えたときにほこが弱ければ、
まずはほこのアクセスアップから真剣に取り組んでみてくださいね。

ランディングページの改善は非常に重要ですが、
それ以上にアクセスがなければ売上は上がりません。

ランディングページの改善だけに意識を向けずに
アクセスアップをどのように行うのか?

リスティング広告なのか?アフィリエイト広告なのか?
SEO対策か、それともソーシャルメディアなのか?

ここを考えて実行して初めて成り立つものなのです。

ランディングページを作りたい!

もし、あなたがそう思っているとすれば
まずは十分なアクセスがサイトに来てるのか?
これを確認してからにしてくださいね。

ネット集客は、アクセスアップとランディングページ。
この2つが上手く噛み合って初めて売上へと結びつくものです。

それではまた次回!

Web担当者なら知っておきたい、BtoB企業がWebを営業に活用するメリット8つ

BtoB企業様から「Webを営業(顧客獲得)に活用していきたい」というご相談をいただくことが最近、非常に多くなっています。

しかし、いざWeb活用に取り組もうとした時に社内メンバーの協力が得られず、プロジェクトが頓挫してしまうケースがあります。
メンバーが「Webの有効性はなんとなくわかっているが、深く理解していない」とコミットしてもらうことができず、リニューアルした後の運用改善が進まなかったり、コンテンツ作成に協力してもらえなかったりします。

そこで今回は、社内説明の際に使っていただければと思い、BtoB企業が顧客獲得のためにWebを活用するメリットをまとめてみました。

目次
  • メリット1:BtoB担当者の情報行動・購買行動の変化に対応している
  • メリット2:購買プロセスの早い段階から関係を作れる
  • メリット3:質の高いリードが獲得できる
  • メリット4:ノウハウの可視化・共有ができる
  • メリット5:組織内の連携が強くなる
  • メリット6:コンテンツが資産として蓄積される
  • メリット7:顧客中心の発想になる
  • メリット8:顧客データが豊富に蓄積される

BtoB企業がWebを営業に活用する8つのメリット

メリット1:BtoB担当者の情報行動・購買行動の変化に対応している

情報過剰時代と言われる一方で、私たちが何かを調べるとき、購入するときにGoogleやYahoo!などの検索エンジンで情報を探すことが一般的になりました。また、ソーシャルメディアの拡がりによって、ネット上のクチコミで商品に関する賛否や新たな情報を知り、さらに自らも感想を発信することも日常的になりつつあります。

そうした情報行動の変化はBtoBの購買現場でも当たり前になっており、業務上の情報源の1位には企業のWebサイトが、4位には業界サイトや専門サイトが挙げられています。

日本ブランド戦略研究所「BtoBサイト調査結果分析2011」
業務上の製品・サービスの情報源

広告や企業からの一方的なメッセージ(テレアポやDMなど)には関心を示さなくなっている反面、自分が知りたいこと、興味があることに関しては能動的に情報を取りに行き、「自分のタイミングで、自分が欲しい情報を探したい」というのが現在のBtoB企業担当者の本音です。

しかし、欲しい情報を探してアクセスしてきたユーザ(企業担当者)のニーズに十分応えられているBtoB企業のWebサイトはまだまだ少ないと言えます。

 上記は、購買プロセスごとに必要な情報をマッピングしたものですが、多くのBtoBサイトが「カタログ型」と言われる、比較検討段階や導入決定段階のコンテンツしか載せられていないのが現状です。

「自分のタイミングで、自分が欲しい情報を探している」ユーザに対して、購買プロセスを進める上で必要な情報を提供する必要があり、株式会社ネクスウェイが実施した調査では「製品を検討した際、一番の候補に挙げた企業」として、情報収集、課題形成において参考になった業者・企業が挙げられています。。

株式会社ネクスウェイ「ITサービス導入者の実態調査」

BtoB企業担当者の情報行動・購買行動を踏まえると、Webサイトやブログ等で役立つ情報を発信し、検索エンジンやソーシャルメディアを通して“ユーザの側から”自社を見つけてもらうこと。そして、情報収集や課題形成に参考になった企業として期待や信用を獲得し、お問い合わせや資料請求をしてもらい、商談化・顧客化までをきちんとフォローすることが大切です。

メリット2:購買プロセスの早い段階から関係を作れる

2点目は、購買プロセスの前半から潜在顧客・見込み顧客とコミュニケーションをスタートできることです。

テレアポやDMなどのアウトバウンド施策や、従来のSEOやリスティングなどインバウンド施策は、図の比較検討、導入決定段階の顧客をいかに効率よく獲得できるかに焦点を当てていました。

しかし、視野を少し広げて見ると「いまは無関心だが、いつかは課題を感じて検討する人たち」「課題は感じているが、いまは情報収集をしている人たち」など、潜在顧客・将来の見込み顧客の人たちがたくさんいることに気づきます。
そのような人たちの課題やニーズに答えることができる、業界動向をまとめた調査レポートやお客様インタビューなどのコンテンツを用意することで、課題認識、情報収集段階から潜在顧客・見込み顧客にアプローチすることができます。

当然、顧客側の視点として比較検討段階にはじめてアプローチしてきた企業よりも、情報収集段階以前からサポートしてくれた企業の方を最終候補に選びやすく、企業側の視点としても商談を有利に進めやすいでしょう。

メリット3:質の高いリードが獲得できる

メリットの2点目に関して、購買プロセスの早い段階からの関係構築であれば他の施策でもできるではないか、と思われた方もいらっしゃると思います。
たしかに例えば、展示会で名刺交換し、その後のメールマーケティングや営業訪問によって、購買プロセスの前半から関係構築をすることは可能ですが、Webを活用することのメリットとして、母集団となる獲得したリードの質が高いことが挙げられます。

展示会でノベリティグッズと交換した大量の名刺と、検索エンジンやソーシャルメディアを経由して、ブログを読み、ホワイトペーパーをダウンロードしてくれたリードを比較した場合、ターゲット企業の割合が高いのは後者です。

ガイアックス内の実績値としても、展示会で獲得したリードを精査してメール配信するよりも、自社のサイトやブログ経由で獲得したリードにメール配信する方が、開封率やクリック率、その後の有効商談率や受注率は高くなっています。

メリット4:ノウハウの可視化・共有ができる

これは私自身がブログやホワイトペーパーなどのコンテンツを作成する中で実感していますが、お客様に役立つ情報を提供しようとする中で、自社のナレッジやノウハウを洗い出し、言語化するプロセスが生まれます。
今まで個々の営業担当者や開発担当者に“経験”として蓄積され、一箇所にまとまっていなかったり、見える化されていなかったものを“コンテンツ”として形にすることができれば、自社にとっても、お客様にとっても大きなメリットになります。

そして、“コンテンツ”として見える化することで、社内でナレッジやノウハウの共有がしやすくなり、お客様に対しても自社のナレッジやノウハウを伝えやすくなります。

メリット5:組織内の連携が強くなる

お客様が購買プロセスの中で必要としている様々な情報を用意したり、自社に蓄積している様々なノウハウを集め、可視化する作業は1人だけでは難しく、必ず複数人の協力が必要になります。

【実録】テレアポ中心営業からインバウンドマーケティングに移行するまでに通った3つのフェーズ」にも書きましたが、ガイアックスでは2006年頃に経営陣・各事業の営業担当・企画メンバーで構成される全社横断チームを組織して、テレアポ中心営業からインバウンド型の営業モデルに移行しました。

「お客様に役立つ情報を提供し、その結果、選んでもらおう」という共通のゴールがあること。他部署と協力してコンテンツを作成したり、営業部門との連携を強化したり、部署横断的にプロジェクトが進むこと。そして、一過性ではなく継続的なプロジェクトになることで、組織内の連携が強まっていきます。

メリット6:コンテンツが資産として蓄積される

Web上に公開したコンテンツはアーカイブされるため、公開したその時だけでなく、継続的に訪問者やリードの獲得が期待できるという特性があります。また、良質なコンテンツを提供できれば、信用や信頼といった目に見えない資産も蓄積されます。

例えば、「10万円の効果を実現!?無料でここまで集客できる!セミナー告知サイト10選」は2011年に公開した記事ですが、リリースから2年近く経った現在でも月700〜1,400程度の訪問数を獲得しています。(リリースからの合計訪問数は30,000以上)

また、上記は本サイトの検索エンジン経由の訪問数(2012年1月1日〜12月31日)ですが、コンテンツが蓄積されることで検索エンジン経由の訪問数が徐々に積み上がっていることがわかります。

メリット7:顧客中心の発想になる

検索結果画面に出てきたページをクリックすること、記事をシェアすること、ホワイトペーパーをダウロードすること、メールマガジン内のURLをクリックすること、それら全ての主導権はユーザ側にあります。
その中でユーザに選んでもらうためには、「自分たちが言いたいことを伝える」から「相手が知りたいことを伝える」という顧客中心の発想へと切り替える必要があります。

Webサイトやブログ等で役立つ情報を発信し、検索エンジンやソーシャルメディアを通して自社を見つけてもらう一連のプロセスを考える中で、「自分のタイミングで、自分が欲しい情報を探している相手(顧客)にいかに選んでもらうか」という顧客を起点とした発想が生まれるようになります。

メリット8:顧客データが豊富に蓄積される

アクセス解析ツールにはユーザがどんなキーワードでサイトに訪問したか、サイト内のどのコンテンツを見ているのかが蓄積され、CRMには見込み顧客がどのメールを開封して、どの資料をダウロードしたのか、などの行動履歴が蓄積されます。
自社サイトでコンテンツを持ち、ユーザに使ってもらうことで、顧客データが自社に豊富に溜まっていき、それを活用して事業上のPDCAを回していけることはWebを活用する大きなメリットです。

BtoBサイトに関わる人はチェックしたい!お手本になるWebサイト101選

BtoB企業でもWebサイトからのお問い合わせ獲得を中心に、Webを営業に活用する会社が増えてきました。
それに伴い、ここ1年ぐらいでBtoBサイトのデザインやユーザビリティ、コンテンツのレベルが急激に高まっています。

今回はもともと個人的にストックしていた200個ほどの優れたサイトと追加で調べた100個ほどの優れたサイトの中から、特にお手本になると感じている101個のサイトご紹介します。

お手本になるBtoB企業のWebサイト101選

1.Mr.ステッカー

第二階層以下のページからお問い合わせフォームへの導線が特徴的です。
また、創業40年の実績や経験、品質をうまく訴求しています。

2.日立ハイテクノロジーズ

製品説明ではなく、“使い方の提案”を主軸にしたサイト。
ユーザが不安に感じる「検証体制」や「導入後のサポート」についても詳しく説明しています。

3.大塚倉庫

TOPページの構成と数字を上手に使った事業案内ページが印象に残ります。

4.東西

キービジュアルの質問形式のナビゲーションが新鮮。
お客様からの質問とそれに対する回答で構成されたサイトです。

5.日本電産

グローバルメニューをクリックすると、画像付きのナビゲーションが表示されます。
さすがに技術情報ページが濃いです。

6.パナソニック「制御機器」

FAQ形式のブログからホワイトペーパーダウンロードやメールマガジン登録につなげています。
ブログ以外にも技術的なお問い合わせのコーナーが充実しています。

7.村田製作所

動画コーナー「ムラタチャンネル」が有名ですが、個人的にはメールマガジン登録画面の丁寧な作りやノイズ対策部品「PLT10H」サイトの完成度の高さが好きです。

8.日本ガイシ株式会社

自社製品が日常生活のどこで使われているかを解説したセラミックアカデミーは多くの製造業の会社に参考になると思います。

9.大阪有機化学工業

最近人気の「◯分でわかる」コンテンツですが、3分でわかる大阪有機化学工業は特にわかりやすいです。

10.住友ベークライト

キービジュアル配下の製品の探し方はおそらく過去見たサイトの中で最多。
プラスチック100周年記念」は歴史のある企業ならではのコンテンツです。

11.甲陽物流

全体の構成、ページ内の文章からお客様目線で設計されたことを感じるサイト。
お客様の声」の中で「2.甲陽物流のここがイヤ!」という改善点を挙げてもらい、それに対する改善策も紹介しています。

12.東海バネ工業

完全受託生産といこともあり、製品紹介ではなくバネに関するお役立ち情報を中心にしたサイト。
ばね探訪は自社製品の宣伝をせず、ものづくりの現場をレポートしていて読み応えがあります。

13.ヘイシンモーノポンプ

製造業のWebサイトの中で個人的に一番参考にさせてもらっているサイトです。
ユーザ目線に立った豊富なコンテンツ(モバイルサイトやサポートサイトも用意)を高頻度で発信し、定期発行のメールマガジンで紹介しているようです。

14.タクミナ

カタログダウンロードページが使いやすいです。また、スムーズフローポンプページはたくさんの情報がありますが、非常にコンパクトにまとまっています。

15.日機装

扱う製品・サービスの数が多い中、製品・サービスのトップページでカテゴリだけ先に6つ提示して、その後に選ばせる構成がわかりやすいです。

16.トパック

製品が日常生活のどんな所で使われているのかを列挙した活躍フィールドが参考になります。
ロータリー式三方シール包装機開発秘話も熱い想いが伝わってくるようで素敵です。

17.スガツネ工業

そのまま真似するのは難しいと思いますが、見積もりがしたくなるフォームです。

18.東洋鋼鈑

歴史のある会社ならではのコンテンツ「東洋鋼鈑のあゆみ」が特徴的です。

19.オーエスジー

日本の製造業のサイトでも徐々に増えてきましたが、製品説明動画をYouTubeにアップしています。200人近くのチャネル登録者がいるようです。

20.高石工業

メールマガジン登録時にゴムに関する虎の巻資料をもらえます。

21.信州吉野電機

臨場感のある開発ストーリーページが熱いです。

22.アミタ

コーポレートサイトとは別に環境ビジネス、環境事業、CSR、廃棄物管理に関する情報サイトを運営しています。
また、メールまたはFAXで毎月配信される「AMITAのリサイクル通信」の紹介ページがものすごく充実していました。

23.モリヤマ

扱う製品ならではのオリジナルなTOPページのデザイン・構成です。

24.成瀬化学

各ページがスクロールがいらないぐらいコンパクトにまとまっています。
工法紹介ページでは工法ごとにお役立ち資料がダウンロードできるようになっています。

25.ミナミサワ

取付けのハウツーや設置までの流れ、自動水栓のメリットなど購買プロセスの中でユーザが疑問に思うであろうことへの回答を行っています。

26.江商螺子

雑誌のようなレイアウトで作成されたBtoBでは珍しいコーポレートサイトです。

27.建設システム

製品一覧の探し方がユニークで、通常の詳細ページとランディングページ的に構成された特集ページの両方に遷移できます。

28.ウチダシステムズ

TOPページではターゲットごとに入り口を設け、遷移した先では「お客様の課題から解決するウチダシステムからのご提案です」という流れで課題から探せるスムーズな導線設計です。

29.アプラス

豊富な情報が上手に整理されたサイト。業種別のご提案例では業種ごとに課題解決例を提示しています。

30.オフィスナビ

BtoBのFacebookページの活用事例として有名なオフィスナビさん。
Facebookだけでなく、オフィス移転チェックリストなどのお役立ち情報も充実しています。

31.CTCシステムサービス

ユーザインターフェイス、コンテンツ面で極めて完成度の高いサイト。キャッチコピーも考え抜かれている印象で、自社の強みを適確に訴求しています。

32.リザーブリンク「ChoiceRESERVE」

お問い合わせからの流れをこんなに丁寧に解説したページは見たことがありませんでした。
どのページも丁寧な作りで見ているだけで勉強になります。

33.カイロスマーケティング

ページ内でコンテンツエリアごとに色を変えていて見やすいです。

34.ロカリサーチ「LOKA」

シンプルな色使いですが、見出しを上手に使っているため目線の移動がスムーズにできます。

35.ソニックガーデン「SKIP」

必要十分なコンテンツを適確な順番で載せている印象を受けます。
ブログでは実際に支援してきたからこそ書けるオリジナル性の高い記事を公開しています。

36.Zendesk

お問い合わせボタンやプラン比較のページなど、デザインの工夫により視線を誘導したい箇所にスムーズに視線を誘導しています。
また、ホワイトペーパーが充実しているのも特徴です。

37.カオナビ

各所でオリジナルなイラストを使っており、一度訪問すると強く印象に残るサイトです。
活用シーンの「立場別の活用シーン」はBtoB企業であれば、参考にできる会社も多いのではないでしょうか。

38.ラウンドアバウト

サイト全体のバランスの良さだけでなく、「本当にガラケーは不要?」や「今、考えるガラケー対応」などのユーザ視点のコンテンツが用意されています。

39.Wantedly

採用事例ページの導入事例の探し方がユニークです。
また、事例インタビューは採用担当者と採用された人の双方へのインタビューしているのが良いなぁと思いました。

40.Salesforce.com

次々と質の高いコンテンツが追加されるため、同じサイト運営者として刺激を受けています。
Social Success」では外部エキスパートと方と連携し、コンテンツマーケティングに取り組んでいます。

41.カンム

シンプルなサイトですが、「加盟店様向けのメリット」「金融機関様向けのメリット」とユーザごとの導線を綺麗に分けているサイトです。

42.LOCUS

「サポート」カテゴリ内の「制作の流れを知ろう」「後悔しない制作会社の選び方」「制作料金はどう決まる?」がユーザ目線に立って丁寧に記述されていています。

43.チャットワーク

キービジュアルの動画と、メールとの比較・Skypeとの比較がわかりやすく、何度も見に行っています。

44.Backlog

お客様インタビューが動画だけでなく、一言コメントの抜粋があるのが良いです。
プランと料金ページ
も非常にうまく情報整理、デザインがされています。

45.NTT西日本「オフィス光ソリューション」

コンテンツが豊富にありますが、導線がうまく整備されているため、回遊しやすいサイトです。
動画や漫画を使ったスペシャルコンテンツも見応えがあります。

46.SuperStream

信頼感の訴求が非常に上手なサイトで、製品説明や導入事例での動画活用も参考になります。

47.デンソークリエイト「TimeTracker FX」

各ページ下部のお問い合わせエリアがわかりやすいです。
また、概要を理解してもらうために「2分でわかるTimeTracker FX」を用意しています。

48.プラスアルファ・コンサルティング

グローバルナビを有効に活用することで、コーポレートサイト内で4つの商材をうまく紹介しています。

49.ビートラックス

TOPページでは様々な数字を使って、自社の特徴を訴求しています。
ヒット記事を連発しているブログ「fresh trax」を注目です。

50.Fastask(ファストアスク)

コンテンツが豊富なサイトで、特に「ネットリサーチの活用と作成方法」ページではネットリサーチの利用者向けに役立つ情報を多数発信しています。

51.スカイアーク

キャラクターを活用したFacebookページで有名なスカイアークさんですが、Facebook以外でも社長ブログ・広報ブログ・エンジニアブログ・コラムなど、様々な切り口の情報発信にも力を入れています。

52.東洋ビジネスエンジニアリング「MCFrame」

コンテンツ、ユーザーインターフェイス、デザイン、どれをとっても最高レベルのサイト。
外部エキスパートと連携したコラムコンテンツと「個人情報取扱への同意」後、画面遷移なしで入力画面が展開されるお問い合わせフォームには驚きました。

53.ユニオンシステム

お客様サポートサイトを含めると、BtoBサイトで必要とされるコンテンツがほとんど網羅されています。

54.SurveyMonkey

詳細な活用事例の紹介だけでなく、ベストプラクティスや活用のヒントが紹介されています。

55.サイボウズ「ガルーン クラウド版」

クラウド版ガルーン Garoon on cybozu.com はじめ方ガイド」ページはユーザの頭の中の疑問を順々に答えるような構成になっています。

56.見込客をグングン育成する!BtoBマーケティングお助けガイドお助けガイド

最近オープンしたサイトですが、ユーザの社内検討や日々の施策実行をまさに「お助け」するようなコンテンツで、コンテンツ企画の参考になります。

57.Ginzamarkets

SEOを中心とした日々のサイト運用に役立つ非常に質の高い情報をブログで発信しています。
ブログ記事の下にホワイトペーパーも必見です。

インタビュー:Ginzamarketsに学ぶ!コンテンツを作り続ける理由と大切にしている考え

58.カゴラボ

主要な情報がひと通り閲覧できるTOPページとEFOが施されたお問い合わせフォームが参考になります。

59.フィードフォース

ともすると孤立しながちなブログメディア、情報サイトですが、「feedforce全力ブログ」ではグローバルナビをうまく使うことで、サイト側との連携を保っています。

60.ブライトコーブ

アメリカ本社がコンテンツマーケティングに関する調査レポートを発表していますが、「ラーニング」の顧客事例やウェビナー、動画、ホワイトペーパーが充実しています。

61.TAM

コーポレートサイト以外にもSocial Media 360.jpTips NoteWORLD EC REPORTMobileFirst.jpなど複数の情報発信サイトを運営されています。

62.アシアル

豊富な講演・執筆実績をまとめた実績紹介ページのインターフェイスが参考になります。

63.ペイジェント

ターゲットを分類し、グローバルメニューで振り分けています。
「サービスの説明」ではなく、「課題解決の支援」を中心としたコンテンツなだけでなく、競合が多数いる業界で、自社の優位性を明確に訴求しています。

64.NIFTY Cloud

Webから見積書発行まで可能なクラウド 見積シミュレーターはユーザにとって嬉しい機能ではないでしょうか。

65.デジタルアーツ

ターゲットごとにグローバルナビで入り口を分けていてわかりやすいです。
最近は動画や漫画、啓発コンテンツなどが大幅に充実している印象があります。

66.サイバーエリアリサーチ「らくらくログ解析」

通常のテキスト&画像の説明ではなく、漫画「WEBコンサルタント カンナがゆく!」を使ってサービス紹介をしているので理解しやすいです。

67.テスク

企業規模別、部門・立場別、業種・業界別、課題・検討背景別に分けられた課題解決ページが参考になる構成です。
メールマガジンでもコラム形式でお役立ち情報を発信されています。

68.Sansan

導入検討に必要な情報が網羅的に用意されていますが、情報がきれいに整理されているため、目的のコンテンツにたどり着きやすいです。事例集も従業員規模別に用意していて、BtoBサイトではあまり見ない丁寧さ。これ以上ないぐらいにコンパクトにまとまったフォームが個人的に印象深いサイトです。

69.トライコーン『クライゼル』

事例を出せない企業様もいるかと思いますが、トライコーンさんの利用用途ページが参考になると思います。

70.テラデータ

製品・事例カタログだけでなく、ホワイトペーパーを40個以上用意しています。
情報ライブラリーページを見るとデータウェアハウスに関する最新情報・市場動向・エキスパートインタビューなど、市場のリーダーとして情報発信をしているのが伝わってきます。

71.Coverity

顧客企業ページで圧倒的な実績数字、会社情報の受賞歴ページで様々な表彰歴を紹介し、市場のリーダーであることを強く印象づけています。

72.ワイズマン

地図を活用した導入実績ページがわかりやすいです。
また、自社メディアとして「ふくしの樹」を運営し、福祉に関する情報を発信されています。

73.ソフトクリエイト「ecbeing」

TOPページを見てもわかるようにユーザが必要とするであろうコンテンツが網羅的に用意されています。
それだけでなく、TOPページのキービジュアル、選ばれる理由特徴紹介で競合との違いを強く訴求しています。

74.フォーデジット「CREATIVE SURVEY」

ページ下部にある資料請求・お問い合わせフォームへのボタンデザインが秀逸です。
事例紹介ページでは詳細な数字や資料を公開し、仮説・結果・考察のプロセスまで丁寧に解説しています。

75.イー・ガーディアン

第二階層以下のページでは、サイドカラムからすぐにお問い合わせできるメニューが新鮮でした。

76.ペイパル

見出しやコンテンツエリアにメリハリが効いているため、スクロールしていても内容をぱっと理解できます。

77.TIS Direct Web

ものすごい数のサービス・ソリューションと、それに紐づくコンテンツを掲載していますが、フリーワード検索などの4つの切り口から探せるようにしたり、サイドカラムにアクセスランキングを掲載したりと、コンテンツを見つけてもらいやすくする工夫をしています。

78.Google Apps for Business

プレゼン資料を見ているかのような閲覧性。
下層ページには遷移させず、詳細情報のボタンをクリックすると、その場で情報が表示されるのも特徴的です。

79.アラタナ「SketchPage」

TOPページにある現在の開発進捗状況はASPサービスを提供する企業は参考になりそうです。
また、アイコンや画像を使ったフッターも複数商材を提供する会社は要チェックです。

80.ビービット「WebAntenna」

営業現場でよく聞かれているであろう他社のアクセス解析ツールとの違い他社の広告効果測定ツールとの違いページが充実しています。

81.ネクスウェイ「店舗matic 良いお店創りポータル」

事例・ノウハウ・調査・セミナーレポートなど、店舗運営関係者に対する情報提供サイト。
店舗運営者の目線に立った各種コンテンツは、きっとコンテンツ企画の参考になると思います。

82.シックス・アパート

導入事例ページは過去見たサイトの中で一番丁寧に作られ、数も多いです。
Blog on Business(製品導入事例集)」でダウロード資料としても活用しています。

83.ECマーケティング

導入事例で具体的な数字で訴求しており、その他にも料金・実施スケジュールページなど、曖昧な部分を極力減らしたページ構成が強く印象に残ります。

84.キャドセンター

スマートフォンやタブレットからの閲覧を想定したBtoBでは先進的なサイトです。

85.エスキュービズム「EC-Orange POS」

豊富な導入事例や動画の活用、「小売×IT」の未来を考えるブログなどハイレベルなコンテンツが揃ったサイトです。

86.ブイキューブ

サービス紹介から各製品に遷移した第三階層以下のページが個別サイトのような作りになっています。
お客様事例ページの導線設計も多くの企業様の参考になると思います。

87.弥生

かなりの数の商品を扱っていますが、グローバルメニュー・タブメニューをうまく使い、回遊しやすいサイトになっています。
製品操作・業務お役立ち動画も相当のボリュームが用意されています。

88.リクルートマネジメントソリューションズ

メルマガ登録ページがランディングページ構成になっており、力を入れているのが伺えます。

89.クレオ「ZeeM」

課題解決ノウハウ集を担当業務別に掲載しているのは見習いたいポイントです。

90.J-Motto

ロゴの横に「利用実績4,000社以上!」とあるのが目立ちます。
また、他社比較ページは具体的な社名を出して、機能比較をされています。

91.ソーシャルアプリサポート

コラムではアプリ開発会社様向けのカスタマーサポート情報を公開するなど、情報提供に力を入れています。

92.クラウド付きバックアップアプライアンス

ほぼ毎日更新されているネットセキュリティブログに加えて、会社内の様々な情報も発信しているFacebookページでは投稿に対する反応率が高いです。

93.インフォテリア

ページ下に設置されたホワイトペーパーや講演資料などのライブラリーが豊富に用意されています。

94.Kapost

コンテンツマーケティングのためのソフトウェア「Kapost」。さすがにContent Marketing Resourcesページには100個近くのコンテンツがあります。

95.Moz

マーケティングデータの解析ツールを提供する「Moz」。
SEOのベストプラクティスがwiki的にそれぞれ1ページにまとまったSEO Best Practicesは参照しやすく、情報としての価値も高いです。

96.37signals

小さなチーム、大きな仕事』で有名な37signalsですが、1999年からSignal vs. Noiseというブログを運営していて、デザイン、プログラミングなど幅広い記事を公開していて、そこから認知獲得・ツール利用等につなげています。

97.HubSpot

ブログは1日2~3本の更新、slideshareには500以上のスライドを公開するなど、徹底した役立つ情報発信を行っています。

98.Marketo

マーケティングオートメーションツールを提供するMarketo, Inc.
BtoBマーケティングに関するブログを1日1記事ペースで投稿していますが、インフォグラフィックスの活用が有名な会社です。

99.Mediative

eBook・ブログ・ニュースレター・ウェビナー・チートシートなど情報提供系コンテンツを前面に押し出したサイト。
フッター上のソーシャルメディアアカウントへのリンク箇所がおしゃれです。

100.ExactTarget

企業向けのデジタルマーケティングソフトウェアを提供するExactTarget。
充実したリソースページに加え、グローバルナビの展開の仕方やAbout Usページの下にあるサービス範囲のコンテンツがユニークです。

101.Desk.com

グローバルナビを展開すると表示されるアイコン付きのメニューが押しやすいです。
ブログやホワイトペーパーなどのリソースページも充実しています。

コンテンツ企画の前に!Web担当者のためのペルソナ作成マニュアル

企業がWebサイトをリニューアルしたり、コンテンツを考える際、伝える相手(顧客)のことをどれぐらい理解しているかによって、できあがる物と効果は大きく変わります。

伝える相手が曖昧では、当たり障りのない一般的な物になってしまいますし、相手に対する理解が浅ければ、深く刺さるメッセージやコンテンツは作れません。
そこで今回は、顧客や顧客のニーズを徹底的に理解するために有効な「ペルソナ作成」の手法をご紹介します!

目次
  • 「ペルソナ」とはなにか
  • ペルソナ作成 3つのメリット
  • ペルソナ作成 5つのステップ
  • ペルソナシートにまとめる
  • ペルソナシートを作った後にすること
  • 最後に

「ペルソナ」とはなにか

ペルソナとは「企業が提供する製品・サービスにとって最も重要で象徴的な顧客モデル」と定義されます。(※出典:ペルソナ&カスタマ・エクスペリエンス学会)


一般的に使われることが多い「ターゲット」では対象となる顧客の部署や役職などのスペック情報をまとめますが、「ペルソナ」はそこからさらに踏み込んで、顧客の価値観やパーソナリティ、ライフスタイルなどを含んだ“人物像”(それもあたかも実在しているような“人物像”)を描き出します。

例えば、「売上高100億円規模の機械メーカーに勤める情報システム部門の人」ではなく、「売上高100億円規模の機械メーカーの情報システム部門で4年間勤め、システム開発プロジェクトの経験が豊富。次期エースとの呼び声が高い、ゴルフ好きのAさん」といった、その人の顔が具体的にイメージできるレベルまで掘り下げます。

また、顧客像を描き出す際に、定性調査や定量調査などのデータに基づいて記述する点もペルソナの特徴の一つです。

ペルソナ作成 3つのメリット

ペルソナ作成には3つの大きなメリットがあります。

1.顧客客(ユーザ)を深く理解できる

ユーザインタビューやユーザ観察を繰り返す中で、顧客に対する理解が深まります。
また、実際の調査・データに基づいているため、各部門の主観的な意見や経験をまとめた「ターゲット」よりも精度の高い理解ができるようになります。

2.企業目線ではなく、ユーザ目線の発想がしやすくなる

「ユーザ目線」や「ユーザ視点」ということはよく言われますが、言うは易し行うは難しで、企業はついつい自分たちの都合を優先し、自分たちが伝えたい情報ばかりを出してしまうものです。

その解決策の第一歩は、相手(顧客)のことをしっかり理解すること。

顧客のことを理解すればするほど、抱える課題やニーズを鮮明にイメージできるようになるため、「ペルソナAは製品導入にあたり、どんな情報を必要としているか」「ペルソナBだったら、このコンテンツを読みたいと思うか」といったように相手(顧客)を起点とした発想が生まれやすくなります。

3.意思決定が迅速になる

Webサイトリニューアルやインバウンドマーケティングのコンテンツを作成する場合、営業担当やマーケティング担当、経営陣など、複数の人と関わりながらプロジェクトを進めることになります。

もしその時、それぞれのメンバーがそれぞれの経験からイメージした「ターゲット」で話をしていると、意思決定に時間がかかってしまったり、伝えるべき内容がブレてしまう可能性があります。

逆に、具体的な人物像まで描かれた「ペルソナ」が決まっていれば、同じ顧客像をイメージしながら議論ができるため、判断にブレがなくなり、意思決定のスピードが上がります。

ペルソナ作成 5つのステップ

それでは、ペルソナ作成の具体的な流れを見ていきましょう。

STEP1:顧客をいくつかのグループに分ける

業種や企業規模・部署・役職などの属性情報、既に保有している顧客情報などから、主要な顧客をいくつかのグループに分けます。

STEP2:ペルソナを作成するグループを選ぶ

グループの中で優先順位を付け、ペルソナを作成するグループを選びます。

STEP3:ユーザ調査をする

ペルソナを作成するグループの顧客に関する情報を集めます。
ユーザインタビューやユーザ観察がよく使われますが、アクセス解析データや一般に公開されている調査結果なども参照すると良いでしょう。

STEP4:調査結果をまとめ、ペルソナを作成する

インタビューやユーザ観察の結果をまとめ、その中から代表的な行動パターンやパーソナリティを抽出していきます。

STEP5:他のグループのペルソナを作成する

2で選んだグループ以外のペルソナを作成します。
BtoBの場合は、購買プロセスに複数人が関わるため、様々な階層・役職の人を想定するようにしましょう。
※参考:BtoBの購買行動における特徴と企業に求められること

最終的にできあがるペルソナは3~5種類になることが多いですが、米セールスフォース社では6種類のペルソナを作成したと紹介されています。
※参考:#SocialSuccess – An Inbound Marketing Case Study for B2B – Moz

ペルソナシートにまとめる

ユーザ調査の結果をまとめた「ペルソナシート」を作成します。
以下のような項目について明文化していきましょう。

●ペルソナ名とキャッチコピー
●顔写真
●エピソード
●個人情報
・年齢
・業種
・上場有無
・売上高
・従業員数
・部署/役職
・居住地
・家族構成
●デジタルプロフィール
・よく見るサイト
・ソーシャルメディア利用状況
●役割
・職務内容
・仕事への想い
・会社から与えられたミッション
・製品、サービスを利用する上での役割
●ゴール
・長期的な目標
・直近の目標

これ以外にも必要な項目があれば、随時追加していきましょう。

ペルソナを作った後にすること

ペルソナが完成したら、彼らが課題を認識してから、製品を導入し、ゴールを達成するまでの理想的なシナリオを描きます。

そして、そのシナリオの中でどうやったら彼らにリーチできるか、どんな情報・メッセージなら興味を持ってもらえるか、継続的な関係を作っていくにはどうすれば良いか、といった自社の営業・マーケティング施策やコンテンツシナリオを考えていきます。

ペルソナがブログ記事を読んだ時に「この記事はまさに自分に向けて書かれている!」と感じてもらえるよう、ペルソナと自社との接点を最適化していきます。

最後に

ペルソナ作成は30分や1時間の会議で簡単にできるものではありませんが、伝える相手を深く理解できていれば、Webサイトをリニューアルしたり、コンテンツを考える時だけでなく、様々な場面での意思決定に大きなプラスをもたらします。
予算やリソースとの兼ね合いもあるかと思いますが、できるだけ多くの人にペルソナ作成のブレスト・調査・明文化のプロセスに参加してもらうようにしましょう。

アイキャッチ画像:Post-it Art @Kautbullinger 2012

コピーライティングを学びましょう!

あなたはコピーライティングという技術を知っていますか?

そう、名前から推測出来るように
キャッチコピーやヘッドコピー、ボディコピーに至るまで
売れる文章を書くための技術のことをさしています。

(もちろんそれだけではなくてもっと広義な意味を含む事もあります)

コピーライティングは、
WEBマーケティングで結果を出すために必要不可欠なのですが
あまり意識されていないケースも多いのが事実です。

特定の業界を覗いて、
商品やサービスの販売実績が伸びない理由を、

「ランディングページが悪い」とか「サイトの構成が悪い」
なんて言われることは良くありますよね。

僕たちからすればLPO対策=コピーライティングぐらいの認識なのですが、
一般的には切り分けて考えられている
ようです。

そう、売れるランディングページを作るために
まず覚えておいて欲しいのがLPO対策=コピーライティングです。

「LPO対策の一部がコピーでしょ?」
「LPO対策ってABテストの事じゃないの?」

こんな風にちょっと間違った認識でいる方も多いみたいなので
間違えないようにして下さいね。


【LPO対策とは】

ランディングページ最適化の事でこのように定義されています。

インターネット広告や検索エンジンから自社サイトへのアクセスが、
コンバージョン(商品購入などの、サイト上での最終成果)に結びつきやすいように、
ランディングページを調整・改善すること。

ウェブテストやフォーム一体型の実装などは
コンバージョンに結びつきやすいランディングページにするための
一つの手段でしかありません。

要するに、現状よりもより売れるようにすることをLPO対策と呼ぶわけです。

だから僕たちは
LPO対策=コピーライティングと考えているわけです。

さぁ、分かりやすく説明していきましょう。

例えば、無名ブランドの時計を売る時
反応が得られるコピーはどちらでしょうか?

A:「こだわりに溢れた100万の高級時計です」

B:「世界の大富豪達だけが身に着けている高級時計です」

例えば、競合の多いプラセンタサプリを売る時
反応が得られるコピーはどちらでしょうか?


A:「他店よりも濃度にこだわったプラセンタサプリです」

B:「40歳以上限定!効き過ぎるので若いうちは飲まないでください。」

ちょっと煽りすぎな感じもしますが、、、

ランディングページは、構成やデザインに目が行きがちですが、
当たり前のごとくサイトのほとんどの要素がコピー(文章)で構成されています。

デザインが良くても
書いてある内容が悪ければ商品が売れないように
売れるランディングページというものは
必ず魅力的なコピーが集まって構成されています。

単純に考えれば分かるのですが、
例えば写真だけで構成されたランディングページと
文字だけで構成されたランディングページ。

どちらが反応率が高いのか?
テストしたことがないのでデータはお見せできませんが、
おそらく文章だけのランディングページが圧勝するでしょう。

写真やデザインだけでものを買う人はいませんが、
チラシや言葉だけで物を買うのは当たり前です。

このように写真やイラスト、構成など以上にどのような文章を書くか?

これが最も重要な要素であり、
それがしっかりしていればそのほかの要素が弱くても
ランディングページの成約率は上げる事が出来るのです。

A:「こだわりに溢れた100万の高級時計です」

B:「世界の大富豪達だけが身に着けている高級時計です」

上記のようにランディングページの一部文を変更するだけでは
成約率は0.1%しか変わらないかもしれません。

しかし、0.1%を上げるコピーライティングの技術が全面に入った
ランディングページと全く入ってないランディングページでは全く結果が異なる
はずです。

LPO対策とはランディングページ最適化のことで、
売れるページを作るための最適化のことですよね。

それを学んでいる人たちが
ランディングページのほとんどを要素を占める
”売れる文章を書くための技術”を学んでいないのでは話になりません。

急なたちくらみ(貧血が良くなります)

1


え?まだ苦い青汁を…(既存品の不満解消)

2

慢性的な倦怠感(健康な身体が手に入ります)

3

そして、その結果が下記です。

4

以前に紹介した上記のようなテストも
ウェブテストという機能がすごいのではなくて、
キャッチコピーを3つ作ったということに意味があるのです。

こんなテストをするだけであれば、誰でも出来ます。

そうではなくて、
なぜ、同じ商品を売るコピーでも

・慢性的な倦怠感
・え、まだ青汁を飲んでいますか?
・階段の上り下りが

というキャッチコピーができたのか?
(広告の薬事審査で売れるコピーという意味では非常に弱くなっていますが、、、)

そこのキャッチコピーを生むための発想を一番学んでほしいです。

この本質部分を見失ってしまうと
ヘッドラインのテストをする際に、トップの写真を変えてテストしたり
ボタンの色をテストしたりとテクニックに走ってしまいます。

最近、ランディングページ制作の研修などを
社内でもやることが多くなり、実際に作ってもらうと
やはり一番大事な技術はコピーライティングの力だと再認識しました。

売れるランディングページは
どこまでいってもコピーライティングという技術が元になっていないとダメですね。

ということで、
コピーライティングについて今後は当ブログでも
どんどん紹介していこうと思います。

お楽しみに!

大きなサイズの SNS ボタンを設置できる WordPress プラグイン 『Tweet, Like, Google +1 and Share』

WordPress サイトにソーシャルネットワークへのシェアボタンを設置するプラグインは幾つもありますが、今日はその中でも「大きなサイズの SNS ボタン」を簡単に設置出来る WordPress プラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』をご紹介します。

また、本プラグインを利用して『はてなブックマークボタン』を表示する場合の方法についても説明しています。

プラグインダウンロード

WordPress › Tweet, Like, Google +1 and Share « WordPress Plugins

『Tweet, Like, Google +1 and Share』 の利用イメージ

『Tweet, Like, Google +1 and Share』を利用して SNS ボタンを設置したイメージは、上記のスクリーンショットの様になります。それぞれの SNS ボタンのデザインが目にも面白いですね。綺麗に並んでるし、なんとなく可愛らしいです。

スクリーンショットはサンプルなので全ての数字がゼロですが、勿論この数字はリアルタイムで実際の数が反映されていきます。この数字が増えていくのも、ブログを書いている人にとっては楽しみの一つではないでしょうか。

『Tweet, Like, Google +1 and Share』 の設定

『Tweet, Like, Google +1 and Share』は設定項目が多く用意されているタイプのプラグインです。その上、設定項目は全て英語表記となっているため、少し分かりにくい部分もあるかも知れません。
本記事ではプラグイン利用に際しての基本的な項目のみを解説しています。もし不明な点があればコメントや Twitter でお気軽に質問して下さい。

表示するボタンを選ぶ

“Select Icons to display” という項目で表示する SNS ボタンを選択する事が出来ます。また、ボタンの並び順もここで設定する事になります。

特にここで設定しておきたいポイントは以下の三項目になります。

  • “Display Twitter” には自分 Twitter ID を入力
  • 後述するはてブや Pocket を表示する場合は、”6, Display Custom Buttons” にチェックを入れておく
  • “Display order” にて表示する SNS ボタンの並び順を変更できる

最低限 Twitter ID さえ入力しておけば、特にデフォルト設定のままでも問題ないでしょう。

ボタンを表示するレイアウトを選ぶ

“Alignment” という項目で SNS ボタンを「右寄せ」で表示するか「左寄せ」で表示するかを選択する事が出来ます。寄せ方に関しては “Align” か “Float” かを選択する事も可能です。

また、”Vertical Scrolling Sharebar” にチェックを入れる事で、画面に追従するたて型の SNS ボタンも設置されます。記事本文だけではなく、常に見える場所に SNS ボタンを置いておきたい場合はチェックを入れておくと良いでしょう。

余談になりますが、私はこの「たて型追従 SNS ボタン」がめちゃくちゃ嫌いです。

ボタンを表示する場所を選ぶ

“Where to Display” ではボタンを表示する場所を選びます。
表示させたいページの種類を選んで、その上で上部と下部のどちらか(または両方)にボタンを表示するか選択します。

  • Display on Posts(記事で表示する)
  • Display on Pages(固定ページで表示する)
  • Display on Home Page(トップページで表示する)
  • Display on Archive Pages(アーカイブで表示する)

例えば、「記事には表示させたいけど、トップページでは非表示したい」という場合は “Display on Posts” にチェックを入れて、”Display on Home Page” のチェックを外して下さい。

また、ボタン表示箇所は以下の通りになります。

  • Display Above Content(ページ上部)
  • DDisplay Below Content(ページ下部)

両方にチェックを入れる事で、ページの上下どちらにも SNS ボタンを設置する事が可能です。

特定の条件で非表示にする

『Tweet, Like, Google +1 and Share』では特定の状況下で SNS ボタンの表示を OFF にする事も出来るようになっています。

モバイル上、特定の記事やページ、特定のカテゴリーなど状況に応じて SNS ボタン非表示設定を行いましょう。

OGP タグについての注意

基本的な設定項目として、最後に設定画面最下部の “Other options” を見てみましょう。

その中で “Do not add Facebook OG META tags” という項目があります。これは Facebook などで使われる Open Graph タグを記述するか否かに関しての設定になりますので、ご自身で OGP タグを設定している場合や、他のプラグインを利用して OGP タグを管理している場合はチェックを入れて OFF にしておきましょう。

はてなブックマークを追加する

このプラグイン、海外産だけあって日本ユーザーにとっては馴染み深い『はてなブックマークボタン』が用意されていません。しかし、非常に簡単に『はてブボタン』を追加する事が出来るので、そのやり方をご紹介します。

手順は以下の通りです。

  1. “Select Icons to display” 項目の “6, Display Custom Buttons” にチェックを入れる
  2. 下記のコードをコピーして “Add your own Custom Buttons” に貼り付ける

    1
    
    <a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/%%URL%%" class="hatena-bookmark-button" data-hatena-bookmark-title="%%TITLE%%" data-hatena-bookmark-layout="vertical-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"><img src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only@2x.png" alt="このエントリーをはてなブックマークに追加" width="20" height="20" style="border: none;" /></a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>

これでだけで簡単にはてブボタンが追加出来ます。尚、次に説明する人気のあとで読むサービス『Pocket』もコードが変わるだけで方法は同じです。

Pocket を追加する

前項でご説明した『はてブ』ボタン追加方法に加えて、最近ニーズが増えてきた『Pocket』の追加方法もご紹介します。尚、『はてブ』と『Pocket』を両方追加した場合は、前述のはてブ追加コードに続けて Pocket のコードを記述して下さい。

1
2
<a data-pocket-label="pocket" data-pocket-count="vertical" class="pocket-btn" data-lang="en"></a>
<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js");</script>

おまけ

上記でご紹介した『はてブ』と『Pocket』のコードはそれぞれ大きなアイコン表示のコードになりますが、小さなアイコン表示コードを入力する事でこんなデザインにする事も出来ます。

ややダサイ可能性も無きにしもあらずですが、遊び心としてコードを載せておきます。

1
2
3
4
5
<!-- 「はてブ」ボタンコード  -->
<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/%%URL%%" class="hatena-bookmark-button" data-hatena-bookmark-title="%%TITLE%%" data-hatena-bookmark-layout="standard-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"><img src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only@2x.png" alt="このエントリーをはてなブックマークに追加" width="20" height="20" style="border: none;" /></a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>
<!-- 「Pocket」ボタンコード  -->
<a data-pocket-label="pocket" data-pocket-count="horizontal" class="pocket-btn" data-lang="en"></a>
<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js");</script>

まとめ

以上、大きなサイズの SNS ボタンを設置できる WordPress プラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』のご紹介でした。SNS ボタン設置の WordPress プラグインと言えば『WP Social Bookmarking Light』が有名ですが、大きなサイズの SNS ボタンを設置したい場合に断然オススメ出来るのは、この『Tweet, Like, Google +1 and Share』です。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

大きなサイズの SNS ボタンを設置できる WordPress プラグイン 『Tweet, Like, Google +1 and Share』 is a post from: Room 402

誰かが記事をコピーしたら教えてくれる WordPress プラグイン 『Check Copy Contents』

昨日、『WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。』という記事を読んで、面白そうなので早速使ってみました。

プラグインダウンロード

本プラグインはまだ WordPress プラグインディレクトリに登録されていないので、プラグインファイルを直接ダウンロードする必要があります。詳しい手順は下記のプラグイン配布ページを御覧下さい。

『Check Copy Contents』 の設定

『Check Copy Contents』の設定内容は非常にシンプルで、

  • 通知先のメールアドレス
  • 通知メールの件名
  • 通知メールのアドレス
  • 感知する文字数
  • ログインユーザーの時の通知

上記の 5 項目となっています。

『ログインユーザーの時の通知』にチェックが入っていると、自分で自分のブログをコピペした時も通知が発生してしまうので、これは外しておいたほうが良いかも知れませんね。

24 時間利用してみた結果

『Check Copy Contents』を 24 時間利用して、コピーされた数を調べてみました。結構驚きのコピー数になりました。その数なんと…


106 件!

私のブログではコピペを想定したコンテンツ(コードや URL )も沢山あるので、それらがコピーされているのを見ると嬉しかったですね。ああ、役に立ってるんだなって。

ただ、転載を頑張っているであろうコピーログも残ってたりもしました。しかし、手作業のコピペ転載って、一番技術レベルの低い方法なのでちょっと微笑ましくも思ったりしましたね…。微妙な表情になりました。

『Check Copy Contents』はコピーを検知するツールという事で、その検知に何を見るかは利用者のスタンスに寄るでしょう。

作者の方、素晴らしいプラグインを世に生み出して下さって有難う御座います!

誰かが記事をコピーしたら教えてくれる WordPress プラグイン 『Check Copy Contents』 is a post from: Room 402

誰かが記事をコピーしたら教えてくれる WordPress プラグイン 『Check Copy Contents』

昨日、『WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。』という記事を読んで、面白そうなので早速使ってみました。

プラグインダウンロード

本プラグインはまだ WordPress プラグインディレクトリに登録されていないので、プラグインファイルを直接ダウンロードする必要があります。
詳しい手順は下記のプラグイン配布ページを御覧下さい。

WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。 | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン

『Check Copy Contents』 の設定

『Check Copy Contents』の設定内容は非常にシンプルで、

  • 通知先のメールアドレス
  • 通知メールの件名
  • 通知メールのアドレス
  • 感知する文字数
  • ログインユーザーの時の通知

上記の 5 項目となっています。

『ログインユーザーの時の通知』にチェックが入っていると、自分で自分のブログをコピペした時も通知が発生してしまうので、これは外しておいたほうが良いかも知れませんね。

24 時間利用してみた結果

『Check Copy Contents』を 24 時間利用して、コピーされた数を調べてみました。結構驚きのコピー数になりました。その数なんと…


106 件!

私のブログではコピペを想定したコンテンツ(コードや URL )も沢山あるので、それらがコピーされているのを見ると嬉しかったですね。ああ、役に立ってるんだなって。

ただ、転載を頑張っているであろうコピーログも残ってたりもしました。しかし、手作業のコピペ転載って、一番技術レベルの低い方法なのでちょっと微笑ましくも思ったりしましたね…。微妙な表情にもなりました。

『Check Copy Contents』はコピーを検知するツールという事で、その検知に何を見るかは利用者のスタンスに寄るでしょう。

作者の方、素晴らしいプラグインを世に生み出して下さって有難う御座います!

誰かが記事をコピーしたら教えてくれる WordPress プラグイン 『Check Copy Contents』 is a post from: Room 402

誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみた

昨日、『WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。』という記事を読んで、面白そうなので早速使ってみました。

プラグインダウンロード

本プラグインはまだWordPressプラグインディレクトリに登録されていないので、プラグインファイルを直接ダウンロードする必要があります。詳しい手順は下記のプラグイン配布ページを御覧下さい。

 誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみたWordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。 | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン 誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみた

『Check Copy Contents』の設定

『Check Copy Contents』の設定内容は非常にシンプルで、

  • 通知先のメールアドレス
  • 通知メールの件名
  • 通知メールのアドレス
  • 感知する文字数
  • ログインユーザーの時の通知

上記の5項目となっています。

『ログインユーザーの時の通知』にチェックが入っていると、自分で自分のブログをコピペした時も通知が発生してしまうので、これは外しておいたほうが良いかも知れませんね。

現在データ収集中です

面白そうだなと思って導入した本プラグインですが、本当につい先程導入したのでまだメールは送られてきていません。1日~2日くらい様子を見て、この記事に追記していきたいと思います。追記したらTwitterでもお知らせしますね

誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみた is a post from: room402

誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみた

昨日、『WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。』という記事を読んで、面白そうなので早速使ってみました。

プラグインダウンロード

本プラグインはまだWordPressプラグインディレクトリに登録されていないので、プラグインファイルを直接ダウンロードする必要があります。詳しい手順は下記のプラグイン配布ページを御覧下さい。

 誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみたWordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。 | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン 誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみた

『Check Copy Contents』の設定

『Check Copy Contents』の設定内容は非常にシンプルで、

  • 通知先のメールアドレス
  • 通知メールの件名
  • 通知メールのアドレス
  • 感知する文字数
  • ログインユーザーの時の通知

上記の5項目となっています。

『ログインユーザーの時の通知』にチェックが入っていると、自分で自分のブログをコピペした時も通知が発生してしまうので、これは外しておいたほうが良いかも知れませんね。

24時間利用してみた結果

『Check Copy Contents』を24時間利用して、コピーされた数を調べてみました。結構驚きのコピー数になりました。その数なんと…


106件!

私のブログではコピペを想定したコンテンツ(コードやURL)も沢山あるので、それらがコピーされているのを見ると嬉しかったですね。ああ、役に立ってるんだなって。

ただ、転載を頑張っているであろうコピーログも残ってたりもしました。しかし、手作業のコピペ転載って、一番技術レベルの低い方法なのでちょっと微笑ましくも思ったりしましたね…。微妙な表情になりました。

『Check Copy Contents』はコピーを検知するツールという事で、その検知に何を見るかは利用者のスタンスに寄るでしょう。
作者の方、素晴らしいプラグインを世に生み出して下さって有難う御座います!

誰かが記事をコピーしたら教えてくれるWordPressプラグイン『Check Copy Contents』を使ってみた is a post from: room402

大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』

WordPressサイトにソーシャルネットワークへのシェアボタンを設置するプラグインは幾つもありますが、今日はその中でも「大きなサイズのSNSボタン」を簡単に設置出来るWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』をご紹介します。

また、本プラグインを利用して『はてなブックマークボタン』を表示する場合の方法についても説明しています。

プラグインダウンロード

 大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』WordPress › Tweet, Like, Google +1 and Share « WordPress Plugins 大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』
A very simple social share plugin with just 5 social icons.

『Tweet, Like, Google +1 and Share』の利用イメージ

『Tweet, Like, Google +1 and Share』を利用してSNSボタンを設置したイメージは、上記のスクリーンショットの様になります。それぞれのSNSボタンのデザインが目にも面白いですね。綺麗に並んでるし、なんとなく可愛らしいです。

スクリーンショットはサンプルなので全ての数字がゼロですが、勿論この数字はリアルタイムで実際の数が反映されていきます。この数字が増えていくのも、ブログを書いている人にとっては楽しみの一つではないでしょうか。

『Tweet, Like, Google +1 and Share』の設定

『Tweet, Like, Google +1 and Share』は設定項目が多く用意されているタイプのプラグインです。その上、設定項目は全て英語表記となっているため、少し分かりにくい部分もあるかも知れません。
本記事ではプラグイン利用に際しての基本的な項目のみを解説しています。もし不明な点があればコメントやTwitterでお気軽に質問して下さい。

表示するボタンを選ぶ

“Select Icons to display”という項目で表示するSNSボタンを選択する事が出来ます。また、ボタンの並び順もここで設定する事になります。

特にここで設定しておきたいポイントは以下の三項目になります。

  • “Display Twitter”には自分Twitter IDを入力
  • 後述するはてブやPocketを表示する場合は、”6, Display Custom Buttons”にチェックを入れておく
  • “Display order”にて表示するSNSボタンの並び順を変更できる

最低限Twitter IDさえ入力しておけば、特にデフォルト設定のままでも問題ないでしょう。

ボタンを表示するレイアウトを選ぶ

“Alignment”という項目でSNSボタンを「右寄せ」で表示するか「左寄せ」で表示するかを選択する事が出来ます。寄せ方に関しては”Align”か”Float”かを選択する事も可能です。

また、”Vertical Scrolling Sharebar”にチェックを入れる事で、画面に追従するたて型のSNSボタンも設置されます。記事本文だけではなく、常に見える場所にSNSボタンを置いておきたい場合はチェックを入れておくと良いでしょう。

ちなみに、私はこの「たて型追従SNSボタン」がめちゃくちゃ嫌いです。邪魔だYO!!ダサイYO!!

ボタンを表示する場所を選ぶ

“Where to Display”ではボタンを表示する場所を選びます。
表示させたいページの種類を選んで、その上で上部と下部のどちらか(または両方)にボタンを表示するか選択します。

  • Display on Posts(記事で表示する)
  • Display on Pages(固定ページで表示する)
  • Display on Home Page(トップページで表示する)
  • Display on Archive Pages(アーカイブで表示する)

例えば、「記事には表示させたいけど、トップページでは非表示したい」という場合は”Display on Posts”にチェックを入れて、”Display on Home Page”のチェックを外して下さい。

また、ボタン表示箇所は以下の通りになります。

  • Display Above Content(ページ上部)
  • DDisplay Below Content(ページ下部)

両方にチェックを入れる事で、ページの上下どちらにもSNSボタンを設置する事が可能です。

特定の条件で非表示にする

『Tweet, Like, Google +1 and Share』では特定の状況下でSNSボタンの表示をOFFにする事も出来るようになっています。

モバイル上、特定の記事やページ、特定のカテゴリーなど状況に応じてSNSボタン非表示設定を行いましょう。

OGPタグについての注意

基本的な設定項目として、最後に設定画面最下部の”Other options”を見てみましょう。

その中で”Do not add Facebook OG META tags”という項目があります。これはFacebookなどで使われるOpen Graphタグを記述するか否かに関しての設定になりますので、ご自身でOGPタグを設定している場合や、他のプラグインを利用してOGPタグを管理している場合はチェックを入れてOFFにしておきましょう。

はてなブックマークを追加する

このプラグイン、海外産だけあって日本ユーザーにとっては馴染み深い『はてなブックマークボタン』が用意されていません。しかし、非常に簡単に『はてブボタン』を追加する事が出来るので、そのやり方をご紹介します。

手順は以下の通りです。

  1. “Select Icons to display”項目の”6, Display Custom Buttons”にチェックを入れる
  2. 下記のコードをコピーして”Add your own Custom Buttons”に貼り付ける

    1
    
    <a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/%%URL%%" class="hatena-bookmark-button" data-hatena-bookmark-title="%%TITLE%%" data-hatena-bookmark-layout="vertical-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"><img src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only@2x.png" alt="このエントリーをはてなブックマークに追加" width="20" height="20" style="border: none;" /></a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>

これでだけで簡単にはてブボタンが追加出来ます。尚、次に説明する人気のあとで読むサービス『Pocket』もコードが変わるだけで方法は同じです。

Pocketを追加する

前項でご説明した『はてブ』ボタン追加方法に加えて、最近ニーズが増えてきた『Pocket』の追加方法もご紹介します。尚、『はてブ』と『Pocket』を両方追加した場合は、前述のはてブ追加コードに続けてPocketのコードを記述して下さい。

1
2
<a data-pocket-label="pocket" data-pocket-count="vertical" class="pocket-btn" data-lang="en"></a>
<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js");</script>

おまけ

上記でご紹介した『はてブ』と『Pocket』のコードはそれぞれ大きなアイコン表示のコードになりますが、小さなアイコン表示コードを入力する事でこんなデザインにする事も出来ます。

ややダサイ可能性も無きにしもあらずですが、参考としてコードを載せておきます。

1
2
3
4
5
<!-- 「はてブ」ボタンコード  -->
<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/%%URL%%" class="hatena-bookmark-button" data-hatena-bookmark-title="%%TITLE%%" data-hatena-bookmark-layout="standard-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"><img src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only@2x.png" alt="このエントリーをはてなブックマークに追加" width="20" height="20" style="border: none;" /></a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>
<!-- 「Pocket」ボタンコード  -->
<a data-pocket-label="pocket" data-pocket-count="horizontal" class="pocket-btn" data-lang="en"></a>
<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js");</script>

まとめ

以上、大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』のご紹介でした。SNSボタン設置のWordPressプラグインと言えば『WP Social Bookmarking Light』が有名ですが、大きなサイズのSNSボタンを設置したい場合に断然オススメ出来るのは、この『Tweet, Like, Google +1 and Share』です。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』 is a post from: room402

大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』

WordPressサイトにソーシャルネットワークへのシェアボタンを設置するプラグインは幾つもありますが、今日はその中でも「大きなサイズのSNSボタン」を簡単に設置出来るWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』をご紹介します。

また、本プラグインを利用して『はてなブックマークボタン』を表示する場合の方法についても説明しています。

プラグインダウンロード

 大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』WordPress ? Tweet, Like, Google +1 and Share ≪ WordPress Plugins 大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』
A very simple social share plugin with just 5 social icons.

『Tweet, Like, Google +1 and Share』の利用イメージ

『Tweet, Like, Google +1 and Share』を利用してSNSボタンを設置したイメージは、上記のスクリーンショットの様になります。それぞれのSNSボタンのデザインが目にも面白いですね。綺麗に並んでるし、なんとなく可愛らしいです。

スクリーンショットはサンプルなので全ての数字がゼロですが、勿論この数字はリアルタイムで実際の数が反映されていきます。この数字が増えていくのも、ブログを書いている人にとっては楽しみの一つではないでしょうか。

『Tweet, Like, Google +1 and Share』の設定

『Tweet, Like, Google +1 and Share』は設定項目が多く用意されているタイプのプラグインです。その上、設定項目は全て英語表記となっているため、少し分かりにくい部分もあるかも知れません。
本記事ではプラグイン利用に際しての基本的な項目のみを解説しています。もし不明な点があればコメントやTwitterでお気軽に質問して下さい。

表示するボタンを選ぶ

“Select Icons to display”という項目で表示するSNSボタンを選択する事が出来ます。また、ボタンの並び順もここで設定する事になります。

特にここで設定しておきたいポイントは以下の三項目になります。

  • “Display Twitter“には自分Twitter IDを入力
  • 後述するはてブやPocketを表示する場合は、”6, Display Custom Buttons”にチェックを入れておく
  • “Display order”にて表示するSNSボタンの並び順を変更できる

最低限Twitter IDさえ入力しておけば、特にデフォルト設定のままでも問題ないでしょう。

ボタンを表示するレイアウトを選ぶ

“Alignment”という項目でSNSボタンを「右寄せ」で表示するか「左寄せ」で表示するかを選択する事が出来ます。寄せ方に関しては”Align”か”Float”かを選択する事も可能です。

また、”Vertical Scrolling Sharebar”にチェックを入れる事で、画面に追従するたて型のSNSボタンも設置されます。記事本文だけではなく、常に見える場所にSNSボタンを置いておきたい場合はチェックを入れておくと良いでしょう。

ちなみに、私はこの「たて型追従SNSボタン」がめちゃくちゃ嫌いです。邪魔だYO!!ダサイYO!!

ボタンを表示する場所を選ぶ

“Where to Display”ではボタンを表示する場所を選びます。
表示させたいページの種類を選んで、その上で上部と下部のどちらか(または両方)にボタンを表示するか選択します。

  • Display on Posts(記事で表示する)
  • Display on Pages(固定ページで表示する)
  • Display on Home Page(トップページで表示する)
  • Display on Archive Pages(アーカイブで表示する)

例えば、「記事には表示させたいけど、トップページでは非表示したい」という場合は”Display on Posts”にチェックを入れて、”Display on Home Page”のチェックを外して下さい。

また、ボタン表示箇所は以下の通りになります。

  • Display Above Content(ページ上部)
  • DDisplay Below Content(ページ下部)

両方にチェックを入れる事で、ページの上下どちらにもSNSボタンを設置する事が可能です。

特定の条件で非表示にする

『Tweet, Like, Google +1 and Share』では特定の状況下でSNSボタンの表示をOFFにする事も出来るようになっています。

モバイル上、特定の記事やページ、特定のカテゴリーなど状況に応じてSNSボタン非表示設定を行いましょう。

OGPタグについての注意

基本的な設定項目として、最後に設定画面最下部の”Other options”を見てみましょう。

その中で”Do not add Facebook OG META tags”という項目があります。これはFacebookなどで使われるOpen Graphタグを記述するか否かに関しての設定になりますので、ご自身でOGPタグを設定している場合や、他のプラグインを利用してOGPタグを管理している場合はチェックを入れてOFFにしておきましょう。

はてなブックマークを追加する

このプラグイン、海外産だけあって日本ユーザーにとっては馴染み深い『はてなブックマークボタン』が用意されていません。しかし、非常に簡単に『はてブボタン』を追加する事が出来るので、そのやり方をご紹介します。

手順は以下の通りです。

  1. “Select Icons to display”項目の”6, Display Custom Buttons”にチェックを入れる
  2. 下記のコードをコピーして”Add your own Custom Buttons”に貼り付ける

    1
    
    <a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/%%URL%%" class="hatena-bookmark-button" data-hatena-bookmark-title="%%TITLE%%" data-hatena-bookmark-layout="vertical-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"><img src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only@2x.png" alt="このエントリーをはてなブックマークに追加" width="20" height="20" style="border: none;" /></a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>

これでだけで簡単にはてブボタンが追加出来ます。尚、次に説明する人気のあとで読むサービス『Pocket』もコードが変わるだけで方法は同じです。

Pocketを追加する

前項でご説明した『はてブ』ボタン追加方法に加えて、最近ニーズが増えてきた『Pocket』の追加方法もご紹介します。尚、『はてブ』と『Pocket』を両方追加した場合は、前述のはてブ追加コードに続けてPocketのコードを記述して下さい。

1
2
<a data-pocket-label="pocket" data-pocket-count="vertical" class="pocket-btn" data-lang="en"></a>
<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js");</script>

おまけ

上記でご紹介した『はてブ』と『Pocket』のコードはそれぞれ大きなアイコン表示のコードになりますが、小さなアイコン表示コードを入力する事でこんなデザインにする事も出来ます。

ややダサイ可能性も無きにしもあらずですが、遊び心としてコードを載せておきます。

1
2
3
4
5
<!-- 「はてブ」ボタンコード  -->
<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/%%URL%%" class="hatena-bookmark-button" data-hatena-bookmark-title="%%TITLE%%" data-hatena-bookmark-layout="standard-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"><img src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only@2x.png" alt="このエントリーをはてなブックマークに追加" width="20" height="20" style="border: none;" /></a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>
<!-- 「Pocket」ボタンコード  -->
<a data-pocket-label="pocket" data-pocket-count="horizontal" class="pocket-btn" data-lang="en"></a>
<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js");</script>

まとめ

以上、大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』のご紹介でした。SNSボタン設置のWordPressプラグインと言えば『WP Social Bookmarking Light』が有名ですが、大きなサイズのSNSボタンを設置したい場合に断然オススメ出来るのは、この『Tweet, Like, Google +1 and Share』です。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

大きなサイズのSNSボタンを設置できるWordPressプラグイン『Tweet, Like, Google +1 and Share』 is a post from: room402

ランディングページに必ず盛り込む要素

弊社が作ったランディングページの中でも
結果が出なかったランディングページというものが
少なからずあります。

もちろん、トライ&エラーを繰り返し
売れるように改善していくので最終的には売れるようになるのですが、

売れるようになるまで待てなかった案件や
そのままお蔵入りしてしまったランディングページというものがあるのです。

本日はその一つをご紹介しましょう。

その一つがコレです。

(なぜ、問い合わせがこのLPで獲得できないか考えながらご覧くださいね。)

売れるランディングページ制作-株式会社リスティングプラス


http://ppc-master.jp/lp/work/

これは、LPOコンサルティングを運営しているリスティングプラスで
作ったランディングページ制作を受注するランディングページです。

当時、ランディングページ制作担当として入社したばかりの
スタッフが作ったものなのですが、

ランディングページに必ず盛り込まなければいけない要素が抜けている事に
気が付くでしょうか?

盛り込むべき要素として今までの記事でも

フューチャーペイシング

イメージ出来る写真

今すぐ買う理由づけ

などを紹介してきました。

ですが、もっと根本的な内容がこのランディングページは抜けています。

主にアクセス元となっていたキーワードは
「ランディングページ制作」「ランディングページ代行」などのキーワードですね。

最も購買意欲が高いと思われるキーワードに5万以上の広告費を使って
1件も問い合わせを獲得できなかった
という経緯があります。

何が抜けているのでしょうか?
ちょっと考えてみてください。

リスティングプラスのLPO研修でも題材に上がったのですが、
色々な声が出ました。

例えば、
「すごい実績とか言って、実績が普通」
「クローズドサービスって何のクローズドかわからない」
「鷲見さんの顔なんて出してもわからないのでは?」
「価格が高いからじゃないか?問い合わせとかにしたら?」
「イメージ出来る画像やイラストが少ないからじゃないか?」

などなどですね。

まぁどれも正解でしょう。

しかし、もっと根本的な要素が抜け落ちています。

それは、、、

「わかり易さ」です。

いかがでしょうか?

ランディングページを見ている見込み客は、あなたのビジネスを知らない素人です。
わかり易いということが最も必要な要素なのです。

このランディングページをもう一度見てみてください。

ランディングページのヘッドコピーから
CVR平均改善率2.12倍や
攻めるべき市場、アクセス心理まで考えて作る。

など、その業界にいる人しかわからない表現がたくさんあります。

それ以外にも”クローズドサービス”や”ランディングページの切り口”などの
自社内でしか使わない表現も多様されていますね。

難しすぎるわけです。

このように専門用語や、業界でしか使わない表現を多用されてしまっている
ランディングページというものは多いです。

特に商品自体にUSPが多いようなものを売るランディングページでは
成分の説明や、機能の説明など

初めて見る人や、知識のない人が見ても意味や価値がわからない状態ですね。

ランディングページを作る上で、
USPを盛り込んだり、競合との差別化は重要な要素です。

しかし、それを意識するあまり
内容が難しくなってしまいユーザーにとってわかりにくいランディングページに
なってしまっては意味がないのです。

最優先に意識しなければならないポイントは
わかり易く、メッセージが簡潔であるということ。

これを忘れないようにしてくださいね。

ちなみに、
このランディングページですが、仕事が落ち着いてきたので
やっと改修というか作り直しに入れるようになったところです。

簡潔さとUSPの両方を両立したランディングページに作り変えるので
出来次第また紹介しますね。

それではまた次回!

【ABテスト事例】「ダウンロード資料」の名称変更でクリック率1.35倍

本Webサイト・ブログで実践した改善施策の中から、効果の高かった施策をご紹介します。

【ABテスト事例】CTA(Call To Action)の改善でクリック率185%アップ」に続き、今回はクリック率が1.35倍になったグローバルナビ文言のABテスト事例です。

日々のWebサイト改善で参考にしていただけたら幸いです!

結果サマリー

■Aパターン:企業目線で「ダウンロード資料」となっていたパターン

【クリック率】4.57%

■Bパターン:ユーザ目線に立ち「お役立ち資料」としたパターン

【クリック率】6.17%

A/Bテストの内容

ゴール

リード数の獲得目標から必要な資料ダウンロードページへの誘導数を算出。
誘導数目標を達成するために、サイト内の他のページから資料ダウンロードページへの遷移率向上を狙いました。

仮説
  • メールマガジンに登録したが、資料をダウンロードしていない
  • セミナーに申し込んだが、資料をダウンロードしていない

ユーザが想定以上にいました。弊社としては「メールマガジンに登録する/セミナーに参加するような情報収集中の方であれば、ノウハウ資料もダウロードするだろう」と想定していたため、予想外の結果でした。

  1. ダウロード資料の存在に気づいていない
  2. プレミアムコンテンツではなく、いわゆる「カタログ」だと思われている

の2つの仮説が考えられたため、2つ目の仮説を検証することにしました。

施策内容

企業目線の「ダウンロード資料」から、ユーザ目線に立って理解しやすい「お役立ち資料」に文言を変更しました。

結果

資料ダウンロードページへの遷移率が4.57%から6.17%に向上。その結果、資料ダウンロード数が増加しました。

分析(達成/未達成の要因)

クリックした先のページ内容を正確に伝える文言にしたことで、クリック率が向上したのではないか。
また、ノウハウ資料や調査資料などのお役立ち資料を提供していても、「ダウンロード資料」ではその内容を理解してもらえないのではないか。

今後の打ち手

仮説1の「ノウハウ資料の存在に気づいていない」を検証するだけでなく、これ以外にも企業目線の言葉になっている箇所がないか確認する。

【お知らせ】SwapSkills doubbble vol.10「伝える」を掘り下げるインフォグラフィックスに登壇します

お知らせになりますが、8月18日(日)に『「伝える」を掘り下げる インフォグラフィックス|SwapSkills doubbble vol.10』に登壇させていただくことになりました。

『マーケティングに活用できるインフォグラフィックス』というテーマでお話させていただきます。

SwapSkills doubbble vol.10
「伝える」を掘り下げる インフォグラフィックス

8月18日(日) 15:50〜16:50 | セッション3

■イベント登壇者

  • セッション1:インフォグラフィックとウェブ

ビジュアルシンキング運営 櫻田 潤氏

  • セッション2:インフォグラフィックス制作現場から

グラフィックデザイナー 徳間 貴志氏

  • セッション3:マーケティングに活用できるインフォグラフィックス

株式会社ガイアックス INBOUND marketing blog 編集長 栗原 康太

イベント申込みページ

インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティングのコンテンツとしても活用が進んでいるインフォグラフィックス。インフォグラフィックスを作成した後、人々に見つけてもらい、広げていくまでの考え方やポイントをご紹介します。

ご都合のつく方は是非ご参加ください!

先進企業が注目!ホワイトペーパーを活用した新規リード獲得手法とは?

インバウンドマーケティングでは、リード獲得のためのダウロードコンテンツとして、ノウハウ資料や事例集などが活用されます。ガイアックスでもBtoB企業のWeb活用に役立つダウロード資料を提供しており、多い月で100件ほどのダウロードをいただいています。

今回は、BtoB企業の新規見込み客獲得支援をしているターゲットメディア様にホワイトペーパーを活用したリード獲得を成功させるために必要なことを教えていただきました!

数多くのリード獲得に適したホワイトペーパーマーケティング

BtoB企業が新規リード(見込み客)を獲得する手段として、リスティング等の広告出稿、テレアポ等のプッシュ型でのアプローチなど様々な手段が考えられますが、弊社では新規リード獲得の新しい手段として「ホワイトペーパーマーケティング」を推奨しています。

ホワイトペーパーマーケティングという言葉は弊社が独自に提唱をしているものではありますが、簡単に言ってしまうと「企業のサービス内容や成功事例、ノウハウを記載した資料」をフックとして、数多くのリードを獲得するという手法です。
実際に弊社では現在750社の新規リード獲得を支援していますが、ホワイトペーパーを活用することで多くの企業が大量のリードを獲得しています。

今回はホワイトペーパーマーケティングを成功させるための要素についてご説明したいと思います。

ホワイトペーパーとは?

ホワイトペーパーマーケティングを実践する際には、まず「ホワイトペーパー」について理解をする必要があります。
もともとホワイトペーパーという用語は、「白書」(外交の実情を報告する文書)を意味する言葉として使用されていますが、近年は企業のセールス資料、サービス紹介資料、技術資料、事例資料など、企業の発行する資料全般をさして使われることが多い言葉です。

海外では、これらのタイプのホワイトペーパーはたいてい顧客や見込み客とのマーケティングコミュニケーションのための資料であり、調査されたデータまたはタイトルに沿った解説と関連している具体的なソリューションまたは製品を売り込むように作成されているケースが多いのが特徴です。
つまり、マーケティングの道具として、見込み客の参考になるだけでなく、作成した人もしくは後援している会社に好ましい情報を伝える手法として活用されているのが「ホワイトペーパー」です。

ホワイトペーパーマーケティング成功のための3要素

ホワイトペーパーマーケティングを成功に繋げるために大きく3つの要素を考える必要があります。ここで言う成功とはリードの案件化、受注といった企業活動における成果です。

  1. ホワイトペーパーそのものの魅力
  2. ホワイトペーパーをどこで露出をするか
  3. 獲得したリードをどのように成果に繋げるか

次からは各要素を詳細にご説明していきます。

1.ホワイトペーパーそのものの魅力

ホワイトペーパーマーケティングを実践する上では、どのようなホワイトペーパーでも良いというわけではありません。

ホワイトペーパーマーケティングでは、ホワイトペーパーそのものがフックとなり、コンテンツになります。コンテンツであるホワイトペーパーがユーザーの興味を引くものでなくては、何のフックにもなりません。だからこそホワイトペーパーそのものの魅力を考える必要があるのです。

では、どのようなホワイトペーパーがユーザーにとって魅力的なのでしょうか?
弊社ではこれまで数多くの企業を支援してきた経験からユーザーにとって魅力的なホワイトペーパーは4種類だと考えています。

1つ目は特定ターゲットのニーズ・課題を満たすノウハウ資料。
2つ目は具体的な事例資料。
3つ目は調査レポートや業界レポートなどのレポート類。
4つ目は業界において注目されているトレンド、最新サービス情報です。

それぞれの説明は省かせていただきますが、注目していただきたいのは、サービスそのものを説明する資料が求められていないこと。それよりも読者にとって役に立つ情報や新しい情報が求められているということです。

具体的な例で説明をすると、例えば

  • メール配信サービス案内資料
  • メール配信サービスを活用して売り上げを2倍にする方法

の2つが並んでいたらどちらを見たいと思うでしょうか?
もちろん後者だと思います。

このようにいかにユーザーが魅力的だと感じるホワイトペーパーを作成するかがまず重要な要素です。

2.ホワイトペーパーをどこで露出するか?

魅力的なホワイトペーパーを用意したら、すぐにリードを獲得できるわけではありません。
次は用意したホワイトペーパーをどこでどのように露出をしていくのかを考える必要があります。

露出されていなければ、用意したホワイトペーパーは無いも同然です。
的確にターゲットに対し露出ができ、かつ多くのリードを獲得できる場所を探す必要があります。

考えられる露出先はいくつもありますが、今回はその中から特定業界向けホワイトペーパーダウンロードサイトをご紹介します。

これらのサイトは、IT業界、製造業界、マーケティング業界等、特定のターゲットに対するホワイトペーパーを集め、提供しているサイトで、ユーザーはホワイトペーパーをダウンロードする際に、個人情報と引き換えに無料でホワイトペーパーを入手することが可能です。

サイト上では数百、数千のホワイトペーパーが掲載されており、そのコンテンツを求めユーザーが集まるため、より多くのターゲットユーザーにリーチすることが可能です。

弊社ではマーケティング業界向けに「マーケメディア」というサイトを運営していますので、ご興味のある方は是非一度ご覧ください。

3.獲得したリードをどのように成果に繋げるか

魅力的なホワイトペーパーを用意し、適切な場所で露出できれば、ある程度まとまったリードは獲得できます。

しかしながらホワイトペーパーマーケティングの成功を考えた際に、リードを獲得しただけでは成功と言うことはできません。
獲得したリードが案件化・受注に繋がってはじめて成功と言えます。

一般的にホワイトペーパーマーケティングで獲得したリードはすぐに受注に繋がる今すぐ客ではなく、潜在的なニーズ・課題を抱える潜在客であることが多く、獲得しただけでは成果にはつながらないことがほとんどです。

このようなリードを成果に繋げようと考えると、リード獲得後の営業戦略やフォロー戦略などを、予め立てておくことが重要です。
放っておいても成果につながるという考えは捨て去るべきです。

下記は実際に弊社のお客様におけるリード獲得後のフローを記載したものです。

このようにリード獲得後のフローをあらかじめ立てていることがホワイトペーパーマーケティング成功に不可欠なのです。

以上、ホワイトペーパーマーケティング成功において重要な3点を説明して参りましたが、ここでは概要や考え方のみの説明でしたので具体的なイメージがわかないという方も多いのではないでしょうか?

もしそのような方でホワイトペーパーマーケティングにご興味を持っていただける方は、是非弊社までお気軽にご相談を頂ければ幸いです。

BtoB業界の「新規見込み客獲得支援企業」
ターゲットメディア株式会社
お問い合わせ・ご相談はこちらから

意味のないテストをするべき理由

「そんなテストして意味あるの?」

これ僕自身が
テストするとき、またクライアントに依頼された際に
している質問です。

ウェブの世界は時間との勝負なので、無駄なテストやクライアントへ報告するための
テストなどはやらないように気をつけています。

しかし、逆をいうとテストをする必要のないもの。

例えば、

CVRが目標よりも高い時。
得たい結果が得られている時。
数値が安定していて手を入れる必要がない時。

このような広告やウェブサイトは、
テストをしなくても良いという判断をしてしまいがちです。

うまくいってないものを改善する。という選択は誰もができるのですが、
良いものをさらにテストしていく。という決断は思考のなかから取り除かれて
しまっている人も多いと思います。

しかし、ウェブ集客の成功は
テストの中から見つかる事が多く、僕たちプロも

「意外にうまくいってしまった」
「思ったとおりに反応が取れない」

と予測通りにいかない事の方が多いです。

だからこそ、
あなたのビジネスの新規集客に使っているランディングページは

現状の数値で満足や判断をせずに
どんなに上手くいっていてもテストし続けなければなりません。

簡単なテストでもいいです。
テストがすべての答えを教えてくれて、それ以外のもの、
有名コンサルタントのアドバイスや、経験値や過去のデータ。


すべて推測や予測でしかありません。

テストが全てです。
小さいものから、あまり変わらないだろう。というものまで
それでもテストをすることが前進している事になります。

例えば、下記のデータをご覧になってください。
投資系のメールアドレス取得ランディングページですが、

3

このランディングページは、前半部分をカットしただけの
B版とオリジナル版のテスト結果です。

ランディングページの長さが半分に短くなって、
コンテンツが削られただけでこれだけのCVRの向上が見込めました。


次はこれ。
リスティング広告メールマガジンの取得ランディングページですが、

1

申込ボタンの色を変更しただけで、CVRに大きな差がうまれました。
一般的に緑のボタンがよいと思っている人も多いようですが、
緑のボタンがCVRが落ちる結果になったものです。

ボタンの色も案件や状況、デザインによってやはり
結果は変わりますよね。

次はこれ。

2


客声を17個載せたB版と2個だけのA版をテストしただけで
これもコンバージョン率に0.5%以上の差が生まれました。

このように、普段あまり意味ないだろー。と思うような
テストから得られることって結構多くて、色々な事がわかります。

ウェブに詳しくなればなるほど、
意味のないテストに時間を使わないようにしてしまいますが、
それでも、、、

有名なコンサルタントやお金をかけたリサーチ、経験値など
すべての答えに勝った一番の結果が出るのがウェブのテストです。

どんなに簡単なことでも、
意味がないと思うような事でも、テストし続けることが
売れるランディングページを作っていく為の必須条件なのではないでしょうか。

・細かいテストをしている時間がない
・意味のないテストには時間を使いたくない
・何度やっても、オリジナル版よりも結果が悪くなった。

テストを続けられない理由は色々あると思います。
それでもビジネスの生命線になっているランディングページだけは
ずーっとウェブテストをするべき
です。

もし、生命線となるランディングページが
テスト出来ていない状況であればぜひ見直して見てください。

それではまた次回!

P.S

前回少し案内しましたが、
LPOコンサルティングを運営しているリスティングプラス主催のセミナーが
7月17日(水)にあります。

http://goo.gl/nh2sD

ランディングページ制作で実績多数の
ギャプライズさんのノウハウも聞けるので
LPOやランディングページ制作に興味があればぜひご参加ください。

7月3日(水)までにお申し込み頂けると10000円割引で申込可能です。

限定50名様のみの募集となっておりますので
予めご了承ください。

http://goo.gl/nh2sD

WordPress プラグイン解説書籍 『WordPress プラグイン 100 選』 を出版しました

このたび、当ブログからご縁あって WordPress に関する書籍を出版させて頂きました。

フリーで Web 屋をやっている私が WordPress を触り始めてから三年間の間に利用したプラグインの中から、厳選して 100 個選び、その機能や設定方法、利用イメージなどを解説している書籍になります。

プラグインの分類はいくつかのカテゴリーに分け、用途に合わせたプラグインが見つかりやすいように配慮して作りました。
また、プラグインのラインナップはメジャーなものからマイナーなものまで網羅するように選んだため、すでに WordPress を利用している方にとっても役に立つ書籍になっています。

Amazon から詳細がご確認頂けますので、気になった方は是非御覧ください。実際の中身なども「なか見検索」で何ページか見られるようになっています。
また、全国の書店でも発売中です。お立ち寄りの際はぺらぺらとめくって見て頂ければ有難いです。

この本があなたのお役に立てば幸いです。

WordPress プラグイン解説書籍 『WordPress プラグイン 100 選』 を出版しました is a post from: Room 402