【目的で選ぼう】Web広告にはどんな種類があるのか、詳しく解説!

Web広告 種類

Web広告は取り組みやすい集客施策であり、多くの企業で利用されています。ただ、Web広告の種類はさまざまで得られる効果も異なるため自社サイトに合った広告選びが重要です。

そこで今回の記事では、Web広告を利用するときにスムーズな選択ができるよう、それぞれの種類や特徴、強みを解説していきます。

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そもそもWeb広告とは何か

Web広告とは、インターネット(Web)上のメディア(媒体)に掲載されるすべての広告のことです。

インターネット広告、オンライン広告、デジタル広告とも呼ばれています。Webメディアは、広告枠を持つWebサイト、検索エンジンの検索結果ページ、メール、SNS、動画などさまざまです。

デジタルデバイスの進化と普及、通信環境の整備も相まって、もはやインターネットと社会生活は切り離せないものとなっています。Webメディアを通じてWeb広告を目にする機会は、日常的な光景といっていいでしょう。

Web広告のニーズが高まっている背景は?

Web広告は現在、急速に市場規模を拡大させています。

電通が発表した調査レポート『2021年 日本の広告費』にもあるように「マスコミ四媒体広告費(新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア広告)」を「インターネット(Web)広告費」がはじめて上回ったことは多くのニュースにも取り上げられました。

参考:「2021年 日本の広告費」解説-広告市場は大きく回復。インターネット広告費がマスコミ四媒体の総計を初めて上回る(ウェブ電通報/株式会社電通)

コロナ禍以降、広告全体の落ち込みが見られるなかでもWeb広告はプラス成長を達成しました。これは、さまざまな経済活動がWeb上に移行し、従来型広告からWeb広告へのシフトと考えられます。

また、従来型広告の弱点であった「一度掲載すると途中変更しづらい」「どれだけ効果があったか、測りづらい」「広告コストが割高になってしまう」「消費行動につなげづらい」「年齢や性別など、望む属性へのリーチがしづらい」などの課題も、Web広告ならば克服できます。

「広告本文やキーワード、デザインを柔軟に変えられる」「シミュレーションや効果測定ができる」「少ないコストから始められる」「ユーザーの行動を促進できる」「ターゲットを絞った掲載・配信ができる」といった点は、Web広告の大きな特徴です。

さらに広告配信の自動化や最適化が進み、短期間で効果を得やすくなったのも、Web広告が急成長した要因に挙げられます。

Web広告には、どんな種類と特徴がある?

Web広告には数多くの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

広告をかけたい商品やサービス、掲載の目的に応じてどのWeb広告を用いるのが最適なのかは変わってきます。また、運用を行うのにも知識が必要です。ここからはWeb広告の種類と出稿・課金方法などを解説します。

より多くのユーザーにリーチしたい場合、おすすめのWeb広告

Web広告の中でも、多くのユーザーにリーチしやすいタイプを紹介します。

それぞれ特徴があり、活用方法によっては特定ユーザーへのリーチも可能です。

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ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像や動画、テキスト広告のことです。

Yahoo!Japanのトップページに表示される広告を連想すると、イメージしやすいでしょう。年齢や性別、地域、過去のWebサイト閲覧履歴などをもとに、細かなターゲティングを行うことが可能です。

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そのため、まだ商品やサービスを知らない潜在ユーザーへの認知に適しています。また目を引くビジュアルの広告など視覚的なアプローチもできるでしょう。

ユーザーが広告をクリックすることで初めて広告料金が発生する「クリック課金型」なのも、ディスプレイ広告の特徴です。ただし、検索意欲が高い人を対象とはしないため、離脱が多くなる点には注意しましょう。

SNS広告

SNS広告とは、TwitterやFacebook、Instagram、LINEといったSNS上に掲載されるWeb広告のことです。

急速な普及を遂げるSNSは、年代層やライフスタイルに応じて利用者が異なります。SNSの特徴を十分に加味した広告掲載を行えば、より高い効果が得られるでしょう。

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また性別・年齢だけではなく、学歴や趣味、フォロー状況など、他のWeb広告では設定が困難な細かなターゲティングができるのも特徴です。

例えば、SNSを開くと「ビジネス系インフルエンサーも利用するTwitterならば、専門分野のノウハウ記事やセミナー告知といったビジネスマーケティングに応用しやすい!」といったPR文を見たことがあるかもしれません。ただし、適切な運用をしないと特定ユーザーに配信し続けてしまう点には注意が必要です。

YouTube広告・動画広告

YouTube広告・動画広告とは、動画コンテンツを配信するWeb広告のことです。

テキストや画像と比較して伝えられる情報量が非常に多いため、効果を出しやすい広告といえるでしょう。YouTubeをはじめとする動画プラットフォームやニュースサイトでテレビCMのように差し込まれる「インストリーム広告」があります。

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特に注目度が高いのは、YouTube広告です。ユーザーの趣向に合わせた広告配信が行え、より高い効果を得られます。ただし、動画を途中でスキップされて最後まで視聴しない可能性は踏まえておきましょう。

また、Yahoo!Japanのトップページやキュレーションサイトのバナー部分に表示される「インバナー広告」もそうです。

SNSのタイムライン上に掲載される「インフィード広告」、ユーザーがWebサイトを閲覧中に表示・再生される「インリード広告」なども動画広告に含まれます。

純広告(バナー広告)

純広告とは、特定のWebサイトの広告枠を買い取って掲載するWeb広告のことです。

一般に「バナー広告」と呼ばれるものが該当します。メディア側の設定や契約内容にもよりますが、ある程度の期間、広告掲載が続くため、商品やサービスをまったく知らない低関心ユーザーへのアプローチが可能となるでしょう。

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Yahoo!Japanなど、メジャーなWebメディアであれば露出度も高く、大きな効果を得られます。その一方で、広告枠の単価も上がり、多くの費用を伴うことは注意しなければなりません。

アドネットワーク広告・DSP

アドネットワーク広告とは、多くのサイトが集約された広告配信ネットワークのことです。

ネットワークを通じて、複数のWebサイトにまとめて広告を配信できる手法です。DSP(Demand-Side Platform)と呼ばれるツールを利用して、ひとつのプラットフォームのみで管理できます。

最大のメリットは、「一括」の広告配信となるため作業効率を高めることができる点にあり、DSPによって配信ジャンルを絞り込むこともできます。ただ、メディア選定には限界があり、意図しないWebサイトに広告が配信されてしまうリスクも含んでいます。

リワード広告

リワード広告とは、広告を見たユーザーに対して「リワード/報酬」が支払われる仕組みのことです。

具体的には、アプリ内で動画を視聴したり、アンケートに答えたりすることで、報酬として何らかのポイントをユーザーが獲得できます。報酬はユーザーだけではなく、メディアにも支払われるため「アフィリエイト広告」の一種ともいえます。

「アプリのインストール数を早く伸ばしたい」など、短期間でのブランディングや認知拡大、ユーザー獲得に有効なWeb広告です。ただし報酬が目的になるので、ユーザーの継続率は低くなりがちになります。

ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、Webサイト上で一見すると、広告ではなく記事や投稿であるかのように見えるWeb広告のことです。

「ネイティブアド」とも呼ばれます。自然な広告表示ができることからユーザーに煩わしさやストレスを与えず、潜在ユーザーへのリーチも行いやすいWeb広告です。

ただ、「記事だと思ってクリックしたら、広告だった」と反感を買う恐れがあります。また、掲載するWebサイトになじむコピーやデザインを作成するためには、工夫と労力が必要です。

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特定ユーザーにリーチしたい場合、おすすめのWeb広告

Web広告の中でも、より特定ユーザーにリーチできるのが以下のWeb広告です。

より即効性の高いWeb広告ともいえます。

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リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!をはじめとする検索エンジンの検索結果ページに表示されるテキストのことです。

ユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されるため、当該商品やサービスに興味を持ちやすく、より購買意欲の高いユーザーを集めやすい点がメリットです。

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出稿後、すぐに上位表示されるため即効性も高く、広告費はユーザーが広告をクリックした時点で発生します。表示されただけでは料金がかからない点もメリットでしょう。

一方、競合が多い検索キーワードを指定するとクリック単価が上がり、表示回数も減ってしまうため、キーワード選定は戦略的に行う必要があります。

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アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、アフィリエイターと呼ばれる発信者が自身のWebサイトやブログに商品・サービス内にリンクを貼る広告です。

広告経由でユーザーが購入に至るなど、広告主があらかじめ設定した成果(コンバージョン)を達成した際、サイト運営者に報酬が支払われます。

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広告主とアフィリエイター、ASPと呼ばれる広告運用メディアの3者がいて、はじめて成り立ちます。「成果報酬型広告」と呼ばれることからもわかるように、費用が発生するのは成果が出た場合のみです。

他のWeb広告と比較しても、費用対効果が高いといえます。その一方で、「効果が出るまで時間がかかる」「意図しないWebサイトに商品・サービスが掲載されてイメージを損なってしまう」というデメリットもあります。

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記事広告・タイアップ広告

記事広告とは、Webサイト内の記事で自社の商品・サービスをPRしてもらう手法のことです。

広告主とメディアが連携して制作を行う広告としてタイアップ広告とも呼ばれ、メディアの信頼性やブランド力を利用して自社の商品・サービスをより的確に紹介できます。

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そのため、記事の読者から信頼を得やすい点がメリットです。低関心ユーザー、潜在ユーザーの双方にリーチすることも可能です。

その一方で、記事の作成には相応の労力を要します。また掲載後、効果が表れるまで時間がかかるケースもあります。記事のクオリティを担保し、内容に信ぴょう性を持たせないと望んだ効果は得られない点にも注意しましょう。

すでに接点のあるユーザーにリーチしたい場合、おすすめのWeb広告

これまで取り上げたWeb広告と異なり、すでに接点を持つユーザーに直接的にリーチできるWeb広告もあります。

ひとつずつ説明していきます。

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リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、過去にWebサイトを訪問したユーザーに対して表示させるWeb広告のことです。

Yahoo!では「リターゲティング」ですが、Googleでは「リマーケティング」と呼ばれます。Webサイトを訪れたということは、ユーザーはすでに商品・サービスに興味や関心を持っている可能性が高く、コンバージョンにつながりやすくなるでしょう。

ただし、注意点としては、繰り返し表示される広告にユーザーが嫌悪感を抱く可能性があることです。また、行動を追跡するため監視されているような印象を与えてしまうかもしれません。

メール広告

メール広告とは、メールに広告を掲載する手法のことです。

「メールマガジンのヘッダー・フッター部分に広告文やリンクを掲載する」「メールの内容すべてが広告になっている」いずれかのパターンがあります。

メール自体、何らかの接点を持つユーザーに配信されるため、自社の商品・サービスを一度利用したり、知っていたりする方に向けたアプローチが行えます。

もちろんメールを開封してもらえなければ効果は得られませんが、消去さえされなければ、ずっとメールが残り続ける点もメリットといえるでしょう。

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確かな戦略のもとWeb広告を運用しよう

Web広告には、それぞれメリットとデメリットがあります。Web広告の運用目的を明確にし、戦略立てた掲載・配信を行わなければ、「まったく効果が上がらなかった」というケースも起きかねません。

また一度設定しても、効果やトレンドを踏まえて定期的な見直しが必須となります。LP(ランディングページ)の作成など「広告をクリックしてもらった後」の準備や対策もしっかり行うことが大切です。注意点を踏まえながら、より効果的なWeb広告の運用を目指していきましょう。

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【目的で選ぼう】Web広告にはどんな種類があるのか、詳しく解説!【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

SEO対策を依頼するときに知っておきたいプロセスを解説!

seo 対策 依頼

「本格的にSEO対策に取り組みたいが、専門知識が必要で、社内にもすぐに対応できる人材が見当たらない」

そんな悩みを持っている会社は少なくないでしょう。最近ではコンサルティングを受けてSEO対策に取り組む企業も増えてきています。

SEOのプロに依頼をする上で、何が必要で、何から取りかかればいいのでしょうか。この記事では、SEO対策を依頼するときのプロセスについて、1から解説します。

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SEO対策を依頼するプロセスの各ポイント

SEO対策を依頼するときのポイントについて、チェックしましょう。

SEO対策を行う業者が数多くある中で、自社にとってどこを選ぶべきかが見えてきます。

seo 対策 依頼

依頼するSEO対策は主に3種類

SEO対策業者との打ち合わせでは、対象となるサイトの調査・分析などを行い、SEO対策の方向性を決めていくことになります。

具体的にお願いすることになる業務内容は、主に以下の3つです。

1. 内部対策

内部対策とは、その名の通り、Webサイト内の設計見直しやタグの設置といったSEO対策です。

サイトの調整などを行うため、必然的に専門性が必要となります。主な目的としては、検索エンジンのクローラーにサイト情報を適切に認識させ、評価を得ることです。

具体例として、下記の項目が挙げられます。

【SEO内部対策の例】
  • 階層構造の改善
  • 内部リンクの最適化
  • タイトルの最適化
  • hタグ・alt属性などの改善
  • メタディスクリプションの最適化
  • パンくずリストの設置
  • URLの正規化

内部対策で狙うところは、「SEOで評価されるときに減点されないこと」です。どれだけ優良なコンテンツを掲載していても、内部対策が適切でなければ、正しい評価を得られません。検索での上位表示を目指すためにも、可能な限りで対処しておきたいです。

2. 外部対策

外部対策とは、「被リンク」を獲得するための施策です。

被リンクとは、外部サイトに自社サイトのリンクが掲載されることを指します。この被リンクは「サイトの人気票」のようなもので、コンテンツが良質であればあるほど、他のサイトにおいて紹介される機会が増加し、被リンク数も増えます。

また、Googleは被リンクを多く獲得しているサイトを「注目を集めた有益なサイト」と判断するため、SEO評価が向上します。

しかし、Googleが評価する被リンクは、あくまで「自然に獲得した」ものです。自作自演のリンクを作成する行為は当然「ルール違反」となり、かえってサイトの順位を大きく下げることにつながります。

SEO対策業者からの「被リンクを使って順位アップを狙いましょう」といった提案には注意をしましょう。

3. コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、定期的に「コンテンツ(記事)」を発信・更新することで、検索順位の向上を狙う施策です。

内部対策や外部対策とは異なり、コンテンツ自体を作成してSEOの評価を高めます。何よりも重要なのは、「ユーザーのニーズを満たす」ことです。

良質なコンテンツであれば、検索エンジンから評価され、検索結果画面でも上位に表示される可能性が高くなります。また、コンテンツを経由してユーザーとの接点が生まれるため、自社サイトやオウンドメディアへの流入が増えるでしょう。

しかし、質の高い記事を発信し続けていくのは非常に難易度が高いです。人的リソースの確保だけでなく、キーワード選定など「SEOライティング」といった専門的なスキルも問われます。

しかも、その時々の検索結果のトレンドを追いながら、検索エンジンに評価されるコンテンツに改良していく必要もあり、成果を出すまでに大変時間がかかります。自社で継続的に行えないようであれば、外注したほうが得策です。

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目標と予算は大まかでも決めておこう

SEO対策を依頼する際には、到達目標と、それに伴う費用(予算)は決めておくほうが無難です。

SEO専門の業者は、「固定費用型」か「成果報酬型」のどちらかの料金体系を取っていることがほとんどです。前者は、対策の成果に関係なく固定額を支払う料金体系で、月単位で契約するのが一般的です。

一方、後者は、依頼時に決めた目標を達成するごとに費用が発生します。多いケースとしては、対象のキーワードで10位以内にランクインした場合、その順位に滞在する日数を費用算定するというのもあります。

費用対効果も押さえておきましょう。

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目標設定は依頼先としっかり協議を

SEO対策を行った前後の変化は数値で計測できるため、効果の「見える化」が可能です。

主な指標としては、「検索順位」「自然検索経由セッション」「自然検索経由コンバージョン数」などがあります。この効果計測は、SEO対策の方向性や料金に絡むことから、SEO対策業者と綿密にすり合わせをしておかないとトラブルの原因になりかねません。

業者に丸投げでなく、関係者間で閲覧できるレポートを作成し、定期的に計測を確認しながら意見交換を行えるようにしておきましょう。

依頼期間には余裕を持たせる

SEO対策は広告運用などと異なり、検索エンジンの評価が絡むため、比較的時間がかかりやすい傾向があります。

0からSEOに取り組む場合は1年以上、ある程度取り組んでいる場合でも半年ほどは期待した評価を得るまでに時間がかかることが多いです。

もちろん、定期的なチェックをして欲しいといった、スポットの依頼は別ですが、成果を出すためにも1〜2ヵ月で判断するということはしないことをおすすめします。

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SEO対策を依頼するメリット

SEO対策を外注すると、実施コスト+コンサル費用はかかりますが、その分大きなメリットが期待できます。

依頼した際のメリットを、ひとつずつ解説していきましょう。

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SEOに取り組む道筋(流れ)が明確になる

SEO対策を依頼すると、「どのように取り組めば、SEO効果が見込めるのか」を熟知しているSEOのプロに頼むことができます。

実績のある業者なら、経験に基づく適切なアドバイスが受けられ、最短ルートでの道筋を提案してくれます。社内でSEOを行うよりもはるかに短期間で実現できて、その費用対効果も高いのは、大きなメリットです。

自社のリソースを使わずにSEO対策を進めていける

Webサイトの上位化などを果たすには一定の期間を要すため、専門的な知識を備えた者による適切な対応が必要となります。

社内の人的リソースの維持・強化を図ったりするのは費用と手間がかかります。SEO対策は外注をすれば、新たに専任者(正社員等)を採用したり、専門知識を持ったメンバーを採用する必要はありません。

自社のリソースを使わずSEO対策を進めていけるのは効率よく進めていく方法のひとつともいえます。本業を抱えている場合に、本来集中すべき業務に時間が注げるのも、SEOを外注するメリットです。

SEOのノウハウが身に付き、最新の情報も得られる

SEO対策はトレンドの移り変わりが激しいため、社内で行っていると「競合他社に遅れを取っているのでは」と不安になってしまいがちです。

事実、Googleは頻繁にアップデートを行っていますが、自社で最新情報を常にチェックし、適切な対処を行うのは困難を伴います。

最新情報を踏まえたSEO対策を行わなければ、思うような効果が得られません。また、SEO対策を外注することで、定期的に最新情報を手に入れられるのはメリットのひとつです。

また、外注とはいえ、SEOのプロと二人三脚で対応を行うため、自社担当者の人材育成というプラスの面も見込まれるでしょう。専門業者と上手に付き合っていくことで、自社のレベルアップにもつなげられます。

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SEOは、長期的に成果を出していくための依頼

SEO対策はすぐさま効果が上がるというものではなく、それなりの時間がかかります。

最低でも半年くらいの時間が必要だともいわれています。それだけに外注する際に契約書はよく確認することです。

「料金は安いが契約期間が異常に長い」「契約期間が明確に設定されていない」「途中解約の定めがない」などには注意が必要です。契約書が曖昧な業者には細心の注意を払いながら、依頼先の取引社数や成功事例を確認し、信頼できるかを見極めていきましょう。

また、ナイルではSEOについてまとめた資料をご用意しております。SEOについて把握したい方は、この3点の資料をぜひご覧ください。ダウンロードは無料です。

  • SEO成功事例・法則資料
  • SEO1問1答 全30問
  • SEO内製化 (インハウスSEO) 進め方ロードマップ

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

SEO対策を依頼するときに知っておきたいプロセスを解説!【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

害を与えるリンクとその否認方法についての完全ガイド

かつて、検索結果の順位を上げるために、多くのWebサイトがリンク構築に時間と労力を費やしていました。SEOの大半がこの作業という場合もあり、実際に効果も見られていました。その後、Googleによる手動アクションが登場し、不自然なリンクを否認するためのツールもGoogleから提供されています。Googleのアルゴリズムが大きく進化した現在においても、リンクの否認を行う必要はあるのでしょうか?今回は、このトピックについて深く掘り下げた、Search Engine Landの記事を紹介します。

品質の低い、スパム的なリンクを否認する必要はあるだろうか?この記事では、リンクの否認についてよくある質問に回答する。

害を与えるリンクとは、どのようなものか?害を与えるリンクとスパムリンクは同じものか?こうしたリンクが多すぎた場合、検索結果における順位に悪影響を与えるか?

リンクの否認を申請することが良い結果を生むかどうか、その答えが明確でなければ、この記事はきっとあなたの役に立つだろう。

害を与えるリンクとはなにか?

害を与えるリンクとは、検索結果における順位に悪影響を与える可能性があるリンクであると、一般的には考えられるだろう。しかし、害のあるリンクの定義と、その存在が実際に順位に悪影響を与えるかどうかについて、全てのSEO担当者の意見が一致しているわけではない。

Googleのドキュメントに書かれているリンクプログラムに該当する不自然なリンクは全て有害であり、Webサイトに悪影響を与えると言うものもいる。また、Googleが無視すると述べている、スパムリンクについての記述を、この議論に持ち出すものもいる。

Google自身は「害を与えるリンク」という概念を持っていない、ということは覚えておくべきだろう。

質問者:同じ疑問を持っている。どのようにして、「害を与えるリンク」を特定し、否認すればよいのだろう?これについてのアドバイスをいただきたい。

ジョン・ミュラー氏:リンクを購入したことがあり、また、それらを削除することは難しいだろうか?その場合は、そうしたリンクを否認しよう。我々は「害を与えるリンク」という概念を持っていない。

では、なぜ、SEOの担当者は「害を与えるリンク」という表現を用いるのだろう?

いくつかの有名なSEOツールは、Webサイトが不自然なリンクを発見し、否認する手助けをしようとしている。その内のいくつかは、Googleのアルゴリズムにおいて、Webサイトに対し潜在的な害を与えるものとプログラム的に判断し、そうしたリンクをリスト化している。

つまり、こうしたツールを使用することで「害を与えるリンク」を特定し、それらを否認することができる、といった寸法である。

こうしたツールは、あなたのWebサイトに向けられた、あらゆる不自然なリンクを検知しようとしているのだろう。しかし、私の経験上、こうしたツールで検知されたリンクの多くが、私がスパムと考えるリンクか、「粗末」と感じるリンクである。そして、こうしたリンクの大半が、Googleのアルゴリズムからは無視されるはずだ。

本当に害を与えるリンク、つまり、あなたのWebサイトに対し、アルゴリズム的に害を与える可能性のあるリンク(後述するが、極めて過度に行う必要がある)は、こうしたSEOツールでは検知されないことがほとんどであると感じている。

話を進める前に、この記事の残りの箇所で使用する、3つの用語について定義しておこう。

  • 害を与えるリンク:SEOツールがあなたのWebサイトにとって有害となる可能性があると判断したリンク
  • スパムリンク:意図的に行っているわけではないが、ランキングを上げることを目的とし、多くのWebサイトが獲得しているリンク。ドメインの統計を公開しているWebサイト、ランダムな外国語で書かれた意味を成さないページ、壁紙の画像を掲載しているWebサイト、theglobe.netのような多くのサイトがリンクしているWebサイト。このようなWebサイトからのリンクが例として挙げられる。また、ネガティブSEOを目的とした大量の低品質なリンクもこれに含まれる。
  • 順位を操作しようとするリンク:Googleの検索結果における順位を改善するために、ページランクの上昇を目的としたリンク。有料リンク、SEOのための記事内リンク、そして、ページランクと順位を上げることを目的としたその他のプログラムなどが、例として挙げられる。

これらの定義には重複する部分があり、これが、混乱を引き起こしている。近頃、Googleはゲスト投稿内のリンクや、アフィリエイト記事のリンクの一部を、スパムリンクや順位を操作しようとするリンクとして見られる可能性があることを言及した(読み進めていけば、これについての詳細を確認することができる)。

スパムリンクはGoogleの検索順位に悪影響を与えるのか?

あなたのWebサイトへのリンクがある場合、それらの多くがスパムリンクであることは考えられる。自身のWebサイトに向けられたリンクがある場合、その中には、意味を成さない、奇妙なリンクが含まれているはずだ。

たいてい、あなたのWebサイトに向けられたスパムリンクがあったとしても、検索結果の順位に悪影響を与えることはない。しかし、この意見に対する反論もある。簡単に説明してみよう。

私は、こうしたスパムリンクのほとんどを、「粗末なリンク」と呼んでいる。ドメインの統計を公開しているWebサイト、壁紙を掲載しているWebサイトでのランダムな言及、外国語で書かれた奇妙なWebサイト、アダルトや薬学の言葉をアンカーにしたキーワード、などが該当する。

Googleのジョン・ミュラー氏がスパムリンク、特に、theglobe.netのようなWebサイトからのリンクについて質問を受けた際、彼はこう返答している

自然なリンクが存在しそうもない、このようなWebサイトサイトからのリンクを、我々はすでに無視している。否認する必要はない。

Google ジョン・ミュラー

例えば、アダルト関連のワードをアンカーにしたリンクが、突然、大量にあなたのWebサイトに向けられたとしよう。こうした場合、検索結果を改善するためにこのようなことを行うとは考えづらいことを、Googleは理解している。大抵の場合、こうした奇妙で無意味なリンクは分断され、Googleのアルゴリズムによって無視される。

ペンギン・アップデート4.0がリリースされる2016年より以前は、大量のスパムリンクがWebサイトの上位表示に影響を与える可能性はあった。当時、我々は、あらゆるスパムリンクを否認することを勧めていた。しかし、2016年に状況は変わった。Googleはスパムリンクを理由にWebサイトに罰則を与えるのではなく、スパムリンクを無価値にしたのだ。

Googleの最近のドキュメントでは、単純な価値の低いリンクではなく、自分自身で作成し、順位操作を目的としているタイプのスパムリンクについて言及していることは、留意すべきだろう。

2021年7月のリンクスパム・アップデートは、特に「順位操作を目的とした意図的なスパムリンクの構築」を行っている場合、「スパムリンクの影響を軽減すること」を目的としている。Googleは、Googleが「スパム」と考えるリンクの具体的な種類について言及しており、アルゴリズムでこうしたリンクをカウントしないことを目指している。こうしたリンクは、多くのSEO業者がランキング操作を目的として作成しているリンクである。

  • 「nofollow」、また、「rel=”sponsored”」が付与されていないアフィリエイトリンク
  • 「リンクの獲得を主目的とした」ゲスト投稿キャンペーン内のリンク

2021年7月のリンクスパム・アップデート以降に順位下降が見られる場合は、あなたがこうしたリンク構築を行っていることをGoogleが検知し、アルゴリズムでその効果を無効化したことが要因と考えられる。ドキュメントでも述べられている通り、「リンクスパムに関与しているサイトは、リンクがGoogleのアルゴリズムによって再評価されるため、Google検索の結果に変化が現れます。」とのことである。

ここで重要なことは、Googleはスパムリンクを理由に、Webサイトの順位を下降させたり罰則を与える、と述べてはいないことである。多くの場合、スパムリンクが検知されても、Googleはそれらを分離し、アルゴリズムで無視するのである。

しかし、これが発生した場合、「順位が下降した」と感じられるかもしれない。

ゲスト投稿からの多くのリンクを獲得しており、かつては順位上昇に役立っていたリンクをGoogleが検知し、これをスパムと評価した上で、それらを無価値にした場合、該当のWebサイトの順位は下降するだろう。つまり、かつては純粋な推薦とみなされ、順位上昇に寄与していたリンクが、その効果を失ってしまったということである。こうしたリンクを否認したとしても、順位が上昇する見込みは薄いだろう。

順位操作を目的としたリンク構築を理由に、アルゴリズム的に順位を降格するといったことは起こりうる。しかし、Googleがどのリンクを評価すべきで、どのリンクがSEO目的で作成されているのかを判断することが難しくなるほど、やり過ぎたWebサイトを対象に発生するものである。これについての詳細は、後ほど言及しよう。

スパムリンクを否認する必要はあるか?

SEOの業界やSEOツールでしばしば「害を与えるリンク」と呼ばれる「スパムな」リンクが、あなたのWebサイトの順位に悪影響を与える可能性は低いだろう。Googleのアルゴリズムは、無視すべきリンクを特定する能力に長けているのだ。ミュラー氏のTwitterでの言及を見ていこう。

質問者:私のクライアントの多くがblogspotから多くのスパムリンクを受けている。我々はこうしたリンクを否認すべきか?それともGoogle側で適切に処置してくれるのか?

ミュラー氏:私があなたの立場であれば、ただ無視する。

質問者:低品質なバックリンクを否認したいと思う。バックリンクの品質を測る方法や適切なツールはあるか?

ミュラー氏:それは、あなたが行う必要があるものではない。単純にあなたが気に入らないというものではなく、本当に問題があり、あなたがコントロールできないリンク(例:かつて構築した有料リンクなど)に対し、否認ツールを使用すべきだ。そうすれば、作業も楽になるだろう。

質問者:私が管理できない中国語、インド語、日本語などの奇妙なバックリンクが大量にある場合、否認は必要だろうか?

ミュラー氏:正直に言うと、「奇妙な中国語、インド語、日本語のバックリンク」を否認をしてポジティブな効果が得られた例を見たことはない。あなたのWebサイトにとって、本当に意味のあるものに対し、時間を使ったほうが良いだろう。

ジョン・ミュラー氏は、2021年3月のGoogleヘルプハングアウトにて、次のように語っている。

多くのWebサイトは、「害を与えるリンク」について心配する必要はない。我々のシステムは、悪質と思われるリンクに出会った際、基本的にはそれらを無視する。

Google ジョン・ミュラー

また、同じハングアウトにて、下記のように述べている。

特定のリンクに出くわした際、また、これらのリンクはスパマーが張ったリンクだと思った場合、私は完全にそれらを無視するだろう。あらゆるWebサイトに起こるものであるし、Googleのシステムは何年間もそのような状況を目撃しているため、非常に上手く無視することができるからだ

Google ジョン・ミュラー
(強調は筆者によるもの)

こうしたミュラー氏によるアドバイスがあるにも関わらず、SEO業界の中には、スパムリンクや低品質なリンクの塊を否認することに価値があると信じている者もいる。私が信頼しているSEO担当者が、リンク監査ツールの助言に従い否認を行ったところ、改善があったと感じられた経験があることを、私に話してくれたことがある。

私は、多くのスパムリンクを掲載した否認を申請することに価値はほとんどないと考えているが、最近行なわれたアンケートにより、こうした否認作業を定期的に行っているSEO担当者が多く存在していることがわかった。

Twitterの和訳:Googleは「スパムなリンク」を無視すると述べているが、Googleを信じて単純に無視するのか?それとも否認作業を行うのか?一般的な傾向を知りたいため、「状況による」という回答は含めていない。

結果:「スパムリンクを無視する」が66.5%、「スパムリンクを否認する」が33.5%

Twitterの和訳:もし、何百もの(場合によっては何千もの)低品質なblogspotからのリンクが合った場合、あなたはどうしますか?リンク元のWebサイトの殆どが無価値なWebサイトであると仮定します。

結果:「スパムであるため、無視する」が42%、「一部のURLを否認する」が29.4%、「blogpostのURL全てを否認する」が17.6%、「良いリンクであるため、そのままにする」が11%

SEOツールが検知した情報を元にリンクの否認を行った場合、該当のWebサイトの順位に改善が見られたというケーススタディを公開してくれるよう、TwitterでSEOコミュニティに依頼したことがある。現時点では、このTwitterに対する反応はない。

もしあなたが自動ツールの情報に基づいてリンクを否認し、それが該当のWebサイトの助けとなったと感じている経験があれば、このツイートに返信していただきたいと思う。もし、スパムリンクを否認することが助けとなったことを示すデータがあるのであれば、ぜひ私に知らせてほしい。そのデータをレビューした上で、可能であれば、それを公開したいと思っている。

SEO担当者が行う否認作業の大部分が不要であると、私は今でも思っている。

私の会社では、もう10年間ほど、多くのリンク監査や否認作業を行っている。昨年は、低品質なリンクとスパムリンクの大部分を否認した事例が2つあった。申請から1週間ほどで、Google Search Consoleでのインプレッションが緩やかに上昇した。どちらの増加も、劇的なものではなかった。また、順位やランキングに影響を与える程のものでもなかった。

我々はスパムリンクの否認という仕事を快く受け付けるつもりではあるが、費用対効果に優れた作業であるとは思っていない。この記事でさらに説明をしていくが、否認作業を推奨すべきWebサイトは存在する。こうしたWebサイトは、明らかに、PageRankを意図的に操作しようとするリンクを構築した形跡があるWebサイトだ。

「意図的な操作を目的としたリンク」を否認する必要はあるだろうか?

Googleのアルゴリズムがスパムリンクを特定し、アルゴリズム的にそれらを無視することができるのであれば、否認ツールを使う必要性はどこにあるのだろうか?すでに無視しているリンクを、Googleに無視することを依頼する理由はなんだろうか?

我々がクライアントにリンクの徹底的な監査と否認の申請を勧める状況は下記の2つである。

  • Google Search Consoleで不自然なリンクを理由に手動アクションを受けていることが通知されているWebサイト
  • GoogleのWebスパムチームが「意図的である」と考えるリンクが大量に存在するWebサイト

リンクを否認すべき状況について解説しているGoogleのドキュメントの内容
は、極めて明確である。

次の場合にのみ、バックリンクを否認する必要があります。

サイトに対して、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くある。
かつ
そのようなリンクが、自分のサイトで手動の対策を行わなければならない原因となっている、または今後、手動による対策を行わなければならなくなる可能性がある場合。

Search Consoleヘルプ:サイトへのリンクを否認する

スパムリンク単独では、手動アクションの対象とはならない。手動アクションは「自分のサイトを不正な手法で上位に掲載しようとする」Webサイトが対象である。

Webスパムチームは、あなたのターゲットキーワード(非アダルトワード)で上位に表示させるために、アダルトワードをアンカーテキストにした数千ものリンクを構築しないということを理解している。また、Alexaをスクレイピングし、その情報の中にあなたのWebサイトへのリンクを含めてWebに公開するような外国語のWebサイトは、あなたが意図的にランキングを操作しようとしたリンクではないことも理解している。

「意図的な操作を目的としたリンク」は、スパムリンクと必ずしも同一ではない。

「意図的な操作を目的としたリンク」は、自身のWebサイトのPageRankを上げるために作成したリンクである。そこで、「あらゆるリンク構築の作業の目的はこれに該当するのでないか?PageRankを上げるための作業ではないか?」と考える人もいるだろう。GoogleのSEOスターターガイドには、コンテンツのプロモーションは良いことであると記載されている。

サイトへのリンクの大部分は、ユーザーが検索やその他の方法でコンテンツを発見してそのコンテンツにリンクするにつれて、徐々に増えていきます。しかし、苦労して作成したコンテンツを他の人に知らせたいと思うのは当然です。新しいコンテンツを効果的に宣伝すれば、同じテーマに関心を持っているユーザーに発見されるのが早くなります。

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

しかし、「このガイドでご紹介した他の注意点と同様に、以下のおすすめの方法を極端に行うと、実際にはサイトの評判を傷つける可能性があります。」という注意書きも添えられている。

リンクプログラムについてのGoogleのドキュメントには、以下の記述がある。

PageRankやGoogle検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクはリンクプログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。

他のWebサイトから自身のWebサイトへのリンクを設置してもらうことと、PageRankを操作する目的で大規模なリンクを自身で作成することには、大きな違いがある。

リンクを含めたゲスト記事の投稿や自身のWebサイトへのリンクを含む記事を公開することが、時々であるならば、手動アクションを受ける可能性は低いだろう。しかし、PageRankを上げるために大量のリンクを張っているにもかかわらず効果が見られない場合は、リンクの徹底的な監査と否認申請が助けとなる場合も考えられる。

ペンギン・アップデート4.0の時代においても、Googleがアルゴリズムによって特定のWebサイトを抑制する状況は考えられる。このような特殊なケースでは、否認申請が有効である。これについては、具体例とともに、まもなく紹介しよう。

今日、我々がよく目にする、「意図的な操作」を目的としたリンクのパターンを下記で紹介しよう。

  • ブランディングや露出よりも、リンク獲得を主目的にしているゲスト投稿
  • 自身のWebサイトへのリンクを含めた記事を、他のWebサイトで公開させる
  • 金銭を支払い、コンテンツにリンクを含めることを依頼する

過去に大量のリンク構築を行っていた場合、こうしたリンクがあなたのWebサイトの上位表示を妨げている可能性は、十分に考えられる。自作自演のリンクと、本当に外部から獲得したリンクが混在し、Googleがそれらを判断できない場合は、その可能性はさらに高くなるだろう。

今日、リンクの否認は実際に効果があるのか?

スパムリンクや害を与えるリンクを否認したところで、そのWebサイトにとって有意義な効果が得られるとは思えない。しかし、PageRankの向上を目的とした「意図的な操作」のリンクを否認することはどうだろうか?

2019年、私はジョン・ミュラー氏に、リンクの否認がアルゴリズム的にWebサイトの助けとなるかどうか、尋ねてみた。彼の回答は、下記である。

その通りだろう。つまり、我々のアルゴリズムがそうした状況を見た際、粗悪なリンクが大量にあるなと考える場合である。そうすると、そのWebサイト全体のリンクに対し、アルゴリズムが注意深く見るようになるだろう。そのため、粗悪なリンクをきれいにできれば、アルゴリズムとしては、「これは、おそらく、、、大丈夫だろう」と判断するといった具合だ。

2021年10月、ミュラー氏はペンギン・アルゴリズムについての質問を受け、「Googleは不自然なリンクを単純に無視しているのか?」と尋ねられた。ミュラー氏は、ペンギン・アルゴリズムは特にであるが、Googleのアルゴリズムが明らかに意図的なリンクがあると判断した場合、そのWebサイト全体を信用しないという選択を取る可能性があることを述べた

我々のシステムがWebサイト全体でこうしたリンクを隔離したり、無視することができない場合、必要に応じて、ペンギン・アルゴリズムはリンクを無視することも、Webサイトを降格させることも、両方できる。Googleが「非常に強いパターン」を発見した場合、Googleのアルゴリズムは「このWebサイトに対する信頼」を失い、その結果、「検索結果での露出が低下する」可能性はある。

Google ジョン・ミュラー
(強調は筆者によるもの)

私の経験では、Googleが良いリンクか、無視すべきリンクかを判断できないほど、意図的な操作が多く行われているケースに出くわすことは稀である。

リンクを否認した後に改善があったと感じられるケースは、自然なメンションとSEOを目的とした非常に多くの自演リンク(通常は、他のWebサイトで公開されている記事に挿入されているリンク)が混在しているリンクプロフィールを持つWebサイトである。

SEOのみを目的として作成された大量のリンクを否認した後に、改善が見られたと感じられるWebサイトの例をいくつか紹介しよう。しかし、こうしたWebサイトの助けとなった作業はリンクの否認であると断言することはできない点を留意していただきたい。

クライアントに対し、我々がリンクの否認作業のみを行うことは稀である。サポートしたWebサイトの多くは、E-A-T、テクニカルSEO、サイト構造、コンテンツなど、多くの方法で品質改善の手助けをしている。

下記は、手動アクションを受けた後、我々に相談をしにやってきたWebサイトのオーガニックトラフィックである。このWebサイトは、PageRankを向上させるために公開された記事の中に大量のリンクがあり、また、自然に獲得したリンクも混ざっていたため、リンクの削除が非常に困難であった。

どのリンクが、「意図的な操作を目的としたリンク」と見られているかを判断することが難しかったのである。しかし、これは非常に理にかなっている。もし、SEOを目的として作成されたリンクと、評価する価値のある自然なリンクの区別が容易であった場合、Googleのアルゴリズムがその区別を行い、不自然なリンクを無視し、手動アクションは必要とされないはずだからである。

このWebサイトへの手動アクションが解除された際(良いリンクと不自然なリンクが混在しているため、作業を完了するまでに長い期間が必要だった)、オーガニックトラフィックに明らかな上昇が見られた。しかし、近頃、このWebサイトは、特定のトピックにおける人気が上昇していた。そのため、手動アクションの解除は非常に役に立ったと思うが、リンクの否認作業がこのWebサイトの成功の理由であると、断言することはできない。

下記のデータは、我々が内部で「リンクのための記事」と呼んでいる記事を数百ほど特定し否認したWebサイトのデータである。こうした記事は、SEOのためだけに作成され、他のWebサイトに配信された記事であり、まさに「意図的な操作を目的としたリンク」の定義と合致するリンクである。これは、Googleのガイドラインに明らかに違反している行為であるが、悲しいことに、今日においてもよく見られる手法である。

このSearch Engine Landの記事では、リンク構築を目的とした記事の施策を行うべきではない、その理由を詳しく説明している。

このWebサイトは、リンクを否認した後、ランキング、トラフィック、そして最も重要な、収益にも改善が見られている。しかし、繰り返しとなるが、否認作業がこの成功の理由であると断言することはできない。このWebサイトは、我々のアドバイスに従い、コンテンツの改善やE-A-Tの向上などにも取り組んでいたのである。

まだ、リンクを否認することがあなたのWebサイトの助けとなるかどうか判断がつかなければ、この記事の最後にいくつかの指標を挙げておくので、判断の手助けとしてほしい。

自動ツールはリンクの否認作業の役に立つか?

私の経験では、サイトオーナーが否認すべきリンクを発見する手助けとなるために設計された自動ツールの多くは、「スパムリンク」と「害を与えるリンク」の発見には適している。しかし、「意図的な操作を目的としたリンク」の発見は不得手である。

Googleがスパムリンクを無視するということを信じるのであれば、自動ツールがリストアップした「害を与えるリンク」を否認するだけでは不完全である。

Googleの強力なアルゴリズムをもってしても、「意図的な操作を目的としたリンク」を発見し、隔離することが難しいのであれば、サードパーティ製のツールがこれを行えると考えることは難しい。

質問者:もしGoogleがそうしたリンクを、スパムリンクや粗悪なリンクと認識できないのであれば、Webサイトの邪魔になるのではなく、助けになるのではないか?リンクの精査を行い、粗悪なリンクと判断され、それらを否認した場合、ランキングに悪影響を与えることはあるだろうか?

ジョン・ミュラー氏:確かに、多くのWebサイトでは、このようなことを行う必要はない。おそらく、ランダムなツールが否認すべきリンクを伝えてくれたとしても、そうしたリンクはすでに無視されているはずだから。

リンク監査を自動的に行ってくれるツールの中には、自身のWebサイトに向けられたリンクを発見したり、リンクのレビューのために必要なスプレッドシートを作成する上で、役に立つツールもあると考えている。

しかし、10年近くリンク監査を行ってきたが、否認をする判断を下す際には、自動ツールに頼るのではなく、手作業で確認することをお勧めする。時間はかかるが、あなたのWebサイトに向けられたリンクをGoogleに無視するように頼むのであれば、的確な判断を下す必要があるだろう。

Googleのリンク否認ツールを使用する必要があるかを判断する方法

否認ツールの使用において、SEO界隈には多くの混乱が生じている。

リンクプロフィールの中身が、手動アクションを受ける可能性がある場合でない限り、否認ツールを使用する必要はないとGoogleは述べている。

しかし、手動アクションの解除の経験がない限り、このツールがどのようなものかを理解するのは難しいかもしれない。

スパムリンクや低品質なリンクは、手動アクションの対象とならない。PageRankを意図的に操作するために作成された大量のリンクがある場合、特に、あなたが獲得した高品質なリンクとそうしたリンクを区別することがGoogleにとって難しい場合は、その可能性がある。

下記は、Googleの否認ツールを使用すべきかどうか判断するための、私からのアドバイスである(2021年版リンクの否認についてのアドバイスの記事からの抜粋)。

現在、手動アクションを受けているWebサイトの場合:

自動ツールを用いない徹底的なリンクの監査、自作自演リンクの可能な限りの削除、徹底したリンクの否認を行った後、再審査リクエストを提出することを勧める。手動アクションは複数のリクエストを必要とする場合が多く、Googleがそれらを処理するまでに2ヶ月以上かかる場合もある。

手動アクションを受けていないが、大規模な「意図的な操作を目的としたリンク」の構築を行ったことがあるWebサイトの場合:

手動アクションを受ける可能性が高い程の量の「意図的な操作を目的としたリンク」があるWebサイトは、自動ツールを用いない徹底的なリンクの監査をお勧めする。

リンクプロフィールの大半がPageRankを渡す目的で作成されたリンクであり、それらが他者からの本当の推薦ではない場合、このカテゴリに分類される。多くの場合、我々はリンクの否認も行う。

また、部分的なリンクの否認を行うこともある。SEOのために構築したリンクであると知っているにも関わらず、クライアントがリンクの否認に消極的な場合は、最も明らかな「意図的な操作を目的としたリンク」を否認し、議論の余地のあるリンクは残しておくこともある。

手動アクションを受けてはないが、いくつかの「意図的な操作を目的としたリンク」が含まれるWebサイトの場合:

否認を行うか否かの判断は、問題の規模による。

リンク構築の規模が問題を引き起こすほどのものであるかどうか、その判断に迷う場合は、Googleが”他者からの推薦”としてカウントしたいと思う良質なリンクを否認しない限り、リンクの否認を行うことで害を被ることはないだろう。

我々は、Googleのアルゴリズムの問題や、将来的な手動アクションの受領の可能性が低い、という安心感を得る目的で、リンクの否認を依頼されることもある。しかし、こうした場合、リンクの否認を申請したところで、ランキングに影響を与える可能性が低いことを覚えておいていただきたい。

「意図的な操作を目的としたリンク」は非常に少ないが、大量のスパムリンクがあるWebサイトの場合。これは、アンカーリンクが外国語のリンクや、スパムリンクによるネガティブSEOも対象となる。

このような場合、我々はリンクの否認を勧めていない。

しかし、不自然なリンクによる攻撃を受ける前のリンクプロフィールが手動アクションを受けるに値するものであったり、手動アクションを現在受けているのであれば、こうしたスパムリンクも否認するリンクのリストに含めることをお勧めする。

前述の通り、こうしたリンクをGoogleに検知されること嫌う人や、Googleがこうしたリンクを無視するということを単純に信じていない人もいる。

我々は、Googleがこうした不自然なリンクによる攻撃を無視することができると確信しているが、こうしたリンクを否認することは、時間を費やすこと以外に、特に害はない。

補足ではあるが、スパムリンクによる攻撃は、Webサイトのハッキングを示すこともある。そのため、マルウェアやハッキングにおける専門家に相談することは、価値があるかもしれない。

まとめ

この記事が、Googleの否認ツールを使用すべきか否か、その判断の手助けとなることを願っている。我々は、「意図的な操作を目的としたリンク」を一掃することに意味を見出しているが、「スパムリンク」や「害を与えるリンク」を一掃することに大きなメリットはないと考えている。

Webサイトの状況によって、リンクの否認が問題となるケースもあるかと思います。また、本当に否認すべきか、そのままにしておくべきか、その判断が難しい場合もあるでしょう。長く運営されているWebサイトの場合、担当者がすでに会社を去り、当時の状況がよくわからない、といったことも考えられます。このような状況は稀かもしれませんが、可能であれば、こうした作業ではなく、Webサイトの品質向上のための施策に時間を費やしたいと感じています。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Toxic links and disavows: A comprehensive SEO guide」を翻訳した内容です。

投稿 害を与えるリンクとその否認方法についての完全ガイドSEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

今さら聞けない!エンゲージメントマーケティングとは

エンゲージメント web

現代は、SNSが発展してインターネットを介した無数の「つながり」が生まれるようになりました。それは個人だけでなく、企業もインターネット時代の波に乗って、顧客との関係性を重視した販売戦略を取り入れています。

さらに、エンゲージメントに焦点を当てたマーケティング手法を採用する企業も珍しくありません(顧客エンゲージメント)。

今回の記事では、Web における「エンゲージメントマーケティング」の定義や実践法について紹介します。

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エンゲージメントマーケティングとは

エンゲージメントマーケティングとは、顧客と企業の有効な関係性を特定の行動により測定し、売上を向上させる施策に結びつけることを指します。

エンゲージメントとは、「婚約」や「約束」を意味する英単語です。ビジネスシーン、特にマーケティングの分野では、自社と顧客との関係やその関係性の深さを表すときに用いられます。

このエンゲージメントを理解し難い点は、エンゲージメントが具体的に指す指標がその都度で異なるためです。

エンゲージメント web

例えば、Twitterではツイート内のURLのクリック数や、プロフィールのクリック数などが、エンゲージメントとしてカウントされます。

しかし、エンゲージメントを関係性の深さを示す指標として考えると、メールマガジンの累計開封数などもエンゲージメントを表す指標として考えることができるのです。

また、このような定量的な指標だけでなく、アンケートによって「自社ブランドが他社のものより高くても買う人がどのくらいいるか」などの測定も、エンゲージメントを測る上では重要でしょう。

このようにWebにおけるエンゲージメントは、場面場面で指すものが変わりますが、根底にあるのは「顧客と企業の有効な関係性を特定の行動によって測るもの」と考えるとスッキリするはずです。

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Webマーケティングでエンゲージメントを意識する理由

Webマーケティングにおいて、エンゲージメントを意識する必要性が高まった理由を解説します。

エンゲージメント web

情報を得やすくなり、消費者の行動が変化した

誰もがスマートフォンを所持し、数多くあるホームページやSNSから好きなように情報を得るようになり、企業からのメッセージが思うように伝わらなくなりました。

消費者からすると、どの企業も同じような商品を同じような広告で宣伝しているように見えているかも知れません。そのような中で、さらに消費者はレビューや比較情報などをもとに自分の力で商品を探す傾向があるため、「わざわざ自社製品を選んでもらう」といったことを考えないといけなくなったのです。

そうした際に活きてくるのが、「エンゲージメント」です。普段より企業の発信する情報への反応が良い顧客であれば、その商品を購入する際に第一想起となることも多く、「わざわざ自社製品を選んでもらっている」という状況を生み出しやすいでしょう。

企業が顧客と長期的な接点を持ちやすくなった

定期的な接点となりうるチャネルが多数存在します。

TwitterやInstagramなどはユーザーへ手軽に情報発信ができ、フォロワーという形で定期的な接点が可能です。YouTubeなどは、一度の視聴時間がそれなりに長いため、定期的に閲覧させることができれば強力なエンゲージメントを生み出します。

ほかにもBtoB領域であれば、メールマガジンやセミナー開催などもユーザーと良好な関係を築きやすいでしょう。メルマガは希望した人にしか届かないため、若干ではありますが特別感もあるかもしれません。

このように、ユーザーが自社を選ぶ気持ちを醸成させる取り組みがしやすくなっていることも、エンゲージメントを意識するポイントになります。

ユーザーが自ら情報を得る現代では、CM放映やチラシを配りといった施策だけでは定期的な接点を持つことが難しいでしょう。

「エンゲージメント施策は、別にやらなくていいのでは?」と感じる方がいるとすれば、その間に競合他社が見込み顧客とのエンゲージメントを高めている可能性もあるということなのです。

エンゲージメント率の測定方法

冒頭で記載した通り、エンゲージメントの定義はケースごとにさまざまです。

測定方法もその都度異なるため、今回は代表的ないくつかの例を紹介します。

エンゲージメント web

Webアンケートによる測定

ダイレクトに顧客の声が聞ける「Webアンケート」が挙げられます。

なかでも、顧客ロイヤリティを数値化する「NPS(ネットプロモータースコア)」は、精度が高く、広く活用されている方法です。

NPSの特徴として、「あなたはこの商品を知人友人にどのくらい紹介したいですか」といった設問に対して1~10点で答えさせる方式を取ります。

結果は数値化され、そこから「推奨者」「中立者」「批判者」などとラベル分けして、見込み顧客となるかといった顧客との関係度合いを見出します。

SNSによる測定

SNSにおけるエンゲージメントの測定は、「自社の投稿に対してどのくらいの反応(いいね、クリック等)があったか」を確認するのが主流です。

ここでは「Twitter」と「Facebook」を例に挙げて解説します。

Twitter

Twitterにおけるエンゲージメント測定に使う項目は、「いいね」「リツイート」「返信」「投稿からのフォロー」「画像、動画、リンクなどのクリック」などのアクションがあります。

エンゲージメント web

また、ツイートが見られた回数を「インプレッション」といい、これは同一のユーザーが複数回閲覧すれば、その都度カウントされます。

Twitterのエンゲージメント率の計算式は、「エンゲージメントの総数÷インプレッションの合計×100」です。ツイッターの管理画面にある「アナリティクス」から、エンゲージメント率を確認できます。

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Facebook

Facebookでのエンゲージメントの測定項目は、「いいね」「シェア」「コメント」「写真、アイコンなどのクリック」の4つです。投稿を見たユーザー数については「リーチ」といいます。

エンゲージメント web

Facebookのエンゲージメント率の計算式は、「エンゲージメントの総数÷リーチ数×100」です。リーチは、ツイッターのインプレッションと異なり、同一のユーザーが投稿を複数回閲覧しても数値は1なので、正確なエンゲージメント率の算出が可能といえます。

エンゲージメントは当然ながら、インプレッションの数が増えれば、同様に増える傾向にあります。その際に、最終的に顧客になりうるユーザーであれば良いのですが、闇雲に数を増やしている状態で、エンゲージメントが高まったと考えるのは危険かもしれません。

目的に合わせて最適なエンゲージメントを追っていきましょう。

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エンゲージメントの獲得方法

エンゲージメント率が把握できれば、次はエンゲージメント獲得を考えましょう。

ツールなどを用いて、ユーザーとの「距離感」に合わせたアプローチをすることが主流です。

エンゲージメント web

マーケティングオートメーションを活用する

マーケティングオートメーション(MA)は、「営業活動の効率化」と「マーケティング効果の可視化」を実現してくれるため、多くの企業が活用しています。

MAツールを使えば、顧客情報がデータで一元的にデジタル管理できることから、購買意欲が高い見込み客のみを抽出するなど、個別に働きかける(営業活動につなげる)ことが可能です。

具体的な活用例としては、メール配信システムがあります。顧客の購入履歴等に合わせて、適切に配信のタイミングやメッセージ情報を選んで実行してくれます。

顧客一人ひとりに適切なメールを都度送ることが理想ですので、このようなシステムを活用すると効率的です。ユーザーに少しずつ興味を持ってもらったり、商品が欲しいと思っている顧客との接点に利用できるでしょう。

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カスタマージャーニーマップを活用する

カスタマージャーニーとは、商品・サービスの認知から購入に至るまでの過程を「旅」になぞらえたマーケティング用語です。

この一連の流れを図式化したのがカスタマージャーニーマップです。ユーザーの購買行動を可視化するだけでなく、各段階の課題の洗い出しにも使えるため有効です。

行動を起こしてほしいターゲットを具体的にイメージした人物像のことを「ペルソナ」と呼びますが、このペルソナがたどると思われるシナリオを基にしたアプローチを導き出します。MAツールと連携させれば、より効率的にエンゲージメントを高めることが可能となります。

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検索クエリと関連性の高いコンテンツを提供する

さまざまな選択肢を持つ顧客は、Webサイトを比較しながら閲覧する傾向があります。

検索ワードと実際に公開しているコンテンツ内容に齟齬がないようにするのはもちろん、ライバルよりも質の高いコンテンツを用意しましょう。

高品質なコンテンツは、顧客がいったん離脱しても戻ってくる可能性は大きくなり、エンゲージメントを獲得できるようになります。

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デジタル空間でのエンゲージメント向上がカギ

消費行動のデジタル化が加速する中で、エンゲージメントを高めることは大きな効果が期待できるマーケティング手法です。

エンゲージメント web

しかし、ユーザーは相当賢いため、企業側の下心全開でエンゲージメントを高めようとするとかえって逆効果になる可能性もあります。常にユーザーの目線に立ちながら、施策を実施していくことが何より大切です。

また、エンゲージメントの基本はコンテンツマーケティングにあります。ぜひ以下の資料もご参考にしてください。ダウンロードは無料です。

  • コンテンツマーケティングの流れ
  • コンテンツマーケティング成功の秘訣
  • 投資対効果を最大化するための効果測定の考え方

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

今さら聞けない!エンゲージメントマーケティングとは【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

FIDを改善して自社サイトのパフォーマンスを高めよう!計測から改善まで解説

FID 改善

Webサイトは、企業とユーザーがインタラクティブ(双方向)にコミュニケーションできるメディアです。だからこそ、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった従来的なメディアとは異なったマーケティングが可能になります。そのため、ユーザーとのインタラクティブ性を損なうと、Webサイトの利点が失われてしまいます。

FID(First Input Delay)は、Webサイトのインタラクティブ性を計測するための指標です。この記事ではFIDについて、計測方法や改善方法を解説します。

\ナイルのサイト改善提案の紹介はこちらから!/

FIDの意味

FIDとは、Webページにおいてユーザーが最初に取った操作に対する反応速度を測定し、インタラクティブ性を評価した指標のことです。

「First Input Delay」を略した言葉で、直訳すると「初回入力遅延」です。Webサイトでの意味は、ユーザーがそのページで初めて実行したクリックやタップ、キー操作に対してWebサイト側が反応するのにどのくらいのタイムラグが発生するのかを評価します。

FID 改善

例えばECサイトであれば、カートに商品を追加する際のクリックから、実際に商品が追加されるまでの時間=FIDといったイメージです。

FIDはGoogleの公式で、以下のように定義されています。

First Input Delay (初回入力までの遅延時間、FID) は、読み込みの応答性を測定するための重要なユーザーを中心とした指標です。これは、応答のないページを操作する場合のユーザー体験を数値化したものであり、FID が短ければ短いほど、そのページがユーザーにとって使いやすいものであることが保証されます。

引用:First Input Delay (FID)(Google Developers)

ファーストビューの表示に関するLCPやページ表示のズレに関するLCPに比べ、FIDは思い当たる場面が少ないかもしれません。

しかし、ページ表示に時間がかかっていて、その際にリンククリックしても何も反応しない状態と聞くと、思い出されることがあるのではないでしょうか。

このようにFIDはリソースの読み込みなど、別のタスクが実行されている際に、別のタスクを実行しようとした際に長くなりやすい傾向があります。

また、Firstとあるように、ユーザーの最初の入力が対象となるほか、ユーザーが特にそのページで操作を行わなければFIDは記録されません。

なお、FIDは、下記のように評価されます。

100ミリ秒以下:GOOD(良好)

300ミリ秒以以下:NEEDS IMPROVEMENT(改善が必要)

300ミリ秒超:POOR(不良)

FIDはツールを使って計測しよう

自社WebサイトのFIDを確認する、無料ツールを使って測定してみましょう。

ここでは、計測ツールの特徴を紹介します。

FID 改善

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールとは、Google検索エンジンがどのようにWebサイトを認識しているか確認できるツールで、自社WebサイトのCore Web Vitalsに関しても確認することができます。

Googleサーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」機能を使えば、ページ反応速度の評価レポートが確認可能です。さらに、FIDの原因になっているページのURLが明らかになります。

ウェブに関する主な指標

あまりに膨大な数のURLとなると一つひとつ確認することは困難ですが、まだページが少ないうちであれば、GoogleサーチコンソールでFIDの原因を十分に探し出せるでしょう。

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PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsとは、PC・モバイルにかかわらずWebページのURLをフォームに入力すれば、Core Web Vitalsを計測することができるツールです。

実際のユーザーがWebサイトを閲覧する環境下で、測定したフィールドデータとシミュレーション環境下で測定したラボデータをチェックできます。

FIDに関してはフィールドデータでのみ確認できますが、ラボデータ内にあるTotal Blocking Time(TBT)でもFIDを大まかにつかむことが可能です。

TBTは、シミュレーション環境においてWebサイトのタスク処理時間が50ミリ秒を超えた場合、コンテンツが描画され始めてからユーザーが操作可能になるまでの合計時間を指しますので、FIDと密接に関連しています。

Googleも、TBTの改善がFIDの改善にもつながることを明らかにしています。

参考:Total Blocking Time (TBT)(Google Developers)

Lighthouse

Lighthouseとは、Google Chromeの拡張機能としてインストールでき、デベロッパーツールとしても使用することができるツールです。

LighthouseでもWebサイトのCore Web Vitalsを計測できますが、FIDについてはPageSpeed Insightsと同じく、TBTによって確認することになります。

Web Vitals

Web Vitalsとは、Core Web Vitalsを調べるためのGoogle Chromeの拡張機能です。

Web Vitalsを公式ページからダウンロード後、Google Chromeに拡張機能として追加したら、調べたいWebページを開きましょう。ブラウザのウィンドウ右上に出現した四角アイコンをクリックするだけで、簡単にFIDが確認できます。

ただし、Web Vitalsでわかるのはシミュレーション環境下での計測値です。実際のユーザーが使用している環境下での数値とは異なる可能性があります。Web Vitalsは簡単にすばやく計測できるのがメリットのため、本格的な調査・分析には適しません。日常的に簡易診断したい際に活用するといいでしょう。

また、分析に行き詰まりを感じている方は、いつでもご相談ください!以下の資料でご案内しています。

\コンテンツ制作代行プランの詳細はこちらから/

FIDの改善方法

FIDが低下する要因になりやすいのは、ブラウザが大量のJavaScriptを処理しなければならない状況です。

したがって、FIDを改善するにはJavaScriptの処理を工夫すれば、改善される場合が多くあります。ここでは、FIDを改善するために実施できる、JavaScriptに対する処置を紹介します。

FID 改善

不要なJavaScriptは削除する

最もシンプルな処置は、不要なJavaScriptを削除することで、Webページの表示にかかってしまう時間をできるだけ短くすることです。

Webページの中に含まれる不要なJavaScriptは、Google Chromeのデベロッパーツール「Coverage」を使うことで確認できます。Webサイト制作者と一緒にCoverageで確認し、削除するJavaScriptを精査しましょう。

また、JavaScriptはバージョンが更新され続けている言語なので、最新のJavaScriptで作成されたコードは古いブラウザでは正しく動作しない可能性があります。

そして、最新バージョンのJavaScriptと互換性のない古いブラウザでも正しく動作するようにするために、「ポリフィル」というコードが使われます。

一方で新しいブラウザであれば、ポリフィルが不要になってしまい、FIDを低下させる要因になってしまいます。不要なJavaScriptを削除することと併せて、使用されていないポリフィルを削減して必要最低限に収めていくことも重要です。

JavaScriptの記述方法を工夫する

JavaScriptの記述の仕方を工夫することで、FIDを改善することができます。

記述の工夫は、「JavaScriptをbody要素に記述する」「JavaScriptを非同期化する」「サードパーティーコンテンツの記述を後回しにする」などが挙げられます。

まずJavaScriptをhead要素ではなく、body要素の最後に記述するようにしましょう。HTML文書において、head要素にはWebページの基本情報が書き込まれ、原則的にはコンピューターが読み込むための情報であり、ブラウザに表示されない情報です。

一方、body要素はWebページのコンテンツの情報が書き込まれます。Webページの読み込みはhead要素から先に行われ、その後にbody要素へと移ります。

したがって、head要素にJavaScriptが集中していると、body要素の読み込みと描画が遅れます。ブラウザができるだけ早くbody要素を読み込めるように、body要素の最後にJavaScriptを記述してください。

次に、JavaScriptを非同期化します。JavaScriptをHTML文書に埋め込むscriptタグにasync属性を付加することで非同期化できます。async属性を付けると読み込みが終わったものから順次に実行していくことができるので、処理速度が上がっていきます。

さらに、広告などのサードパーティーコンテンツの読み込みも負荷になります。広告はユーザーにとって必ずしも重要度が高くないので削除したり、JavaScriptの記述を後ろの方に移したりするなどの対策をしましょう。

JavaScriptを軽くする

JavaScriptを必要最小限まで絞り込んだら、残ったJavaScriptを軽くしていきましょう。

JavaScriptを軽量化する方法としては、Minify処理があります。Minify処理とは、JavaScriptファイルの記述形式をコンピューターが読む際に都合のいいように最適化する処置のことです。

具体的には、JavaScriptファイルに含まれている改行やコメントといった、人間が読むときに便利な処理を削除していきます。

コンピューターがJavaScriptファイルを読み込む上で不要な改行やコメントなども削除・圧縮することでJavaScriptファイルは軽くなっていきます。

また、ブラウザがJavaScriptを読み込み、描画するために50ミリ秒以上にわたって遅延が生じるようなタスクは「コードが長いタスク」とされており、FIDの低下につながります。

しかし、コードが長いタスクは分割することが可能です。コードが長いタスクを分割すれば、JavaScriptの処理にかかる時間を縮めることが可能になります。

Web Workerスクリプトを使用する

JavaScriptは通常ブラウザにおけるメインスレッドという領域で処理され、ユーザーの行動やコンテンツの描画処理が行われています。

したがって、大量のJavaScriptがメインスレッドに集中するとブラウザへの負荷が大きくなり、ユーザーからの入力に応答できないため、FIDの要因となるのです。

しかし、Web Workerというスクリプトを使用することで、JavaScriptをメインスレッドではなくバックグラウンドスレッドでも実行できるようになります。

JavaScriptをバックグラウンドスレッドで処理させることによって、メインスレッドへの負荷が減少し、FIDの改善につながります。

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FIDの改善は客観的なデータをもとに技術者と連携して行おう

FIDは100ミリ秒単位の遅延で評価が分かれるため、よほど入力遅延が極端でない限り体感しづらいかもしれません。

ですので、ツールを活用してFIDを計測して、現状を把握することが大切です。1ヵ月に一度など、定時的にツールで計測を行い、結果から優先順位を決めて改善していくようにしましょう。

FID 改善

また、FIDはJavaScriptの影響を強く受けるため、改善には技術を持った人の力が必要です。Webサイトの制作担当者や外部パートナーと連携して、改善策を立てることをおすすめします。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 改善:施策の効果検証や定例レポーティング作成、継続施策の提案などを行う

状況をヒアリングした上で、段階的にサイト改善を行っていきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

FIDを改善して自社サイトのパフォーマンスを高めよう!計測から改善まで解説【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

自分でできるSEO対策とは?1から始める方法を解説

seo 対策 自分で

「SEOはとにかく難しい」「SEOは外注でお願いするもの」

SEOはそんなイメージがまだまだ強いですが、基本的なポイントを押さえた上で、コツコツと根気強く行えるのであれば、自社でできることもたくさんあります。

最近はSEOのためのツールも多数開発され、自らSEOに取り組みやすい環境も構築されつつあります。今回の記事では、自分で始められるSEO対策の基本を紹介していきます。

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SEO対策を自分で行うことのメリット

現在は、Google検索アルゴリズムの度重なるアップデートの影響で、「業者に任せておけば、検索順位を上げてくれる」といった作為的なSEOは通用しなくなりました。

SEOを外部に委託すれば、過去の成功事例を参考にするプロやコンサルタントが関わります。そのため、自分で取り組むよりも早く効果が出やすい傾向はあるでしょう。

しかし、長期的に安定した集客を実現しようとすれば、その分コストはかさみます。そこでひとつの選択肢として、自分でSEO対策にチャレンジしてみると実はメリットもあるのです。

自分でできる範囲を広げることでメリットも増える

自分でできるSEO施策が増えれば、コストの削減になり、その他のチャネルの強化やデザイン改修、コンテンツ強化などに予算を回すこともできます。

また、SEOの経験は自らの知見を深めることにつながります。外注するときに明確に指示が出せるだけではなく、要望や提案の質も上がっていくでしょう。

seo 対策 自分で

コンテンツSEOに取り組む方法と注意点

自分でSEOをやるならば、ユーザーを理解し、仮説に基づいてキーワードを検討したり、コンテンツを作成したりする「コンテンツSEO」がおすすめです。

コンテンツSEOの場合、「内部SEO(テクニカルSEO)」や「外部SEO」のように高度な知識や別リソースが必要ないため、比較的取り組みやすいといえます。

むしろ、サービスや業界をよく知っている分、より良いコンテンツの提供も可能です。ここではポイントを取り上げながら解説します。

seo 対策 自分で

ターゲットとするキーワードを決める

まずは、サイトの目的に沿った適切な対策キーワードを決めて、ターゲットとなるユーザーの流入を狙いましょう。

どれだけ質の高いコンテンツを用意しても、キーワードの選定がうまくいっていないと、アクセスアップは見込めません。キーワードの選定は、自分でできるSEO対策としては最も基本的で、絶対にやらなければならない施策です。

想定ユーザーとそのニーズからキーワード選定をする

自社サイトを検索しそうなユーザーは、どんな人なのかを決めます。

性別、年齢、職業、居住地、趣味、休日の過ごし方などの要素から、具体的な人物像を立ち上げましょう。そして、何をキーワードにして検索するのかをイメージしていきます。

例えば、子ども向けのオモチャの販促のためにSEO対策を行うとします。検索ユーザーは「両親もしくは祖父母」と想定できます。ただ、「オモチャ」のみのキーワードでは想定ユーザーとまだまだ結び付きにくいです。

一歩踏み込んで、「オモチャ 小学生」や「オモチャ 男の子」と複合キーワードにすると、ユーザーのニーズに少し近づくことできます。

また、オモチャをプレゼントすることを考えると、「どれくらいで配達してくれるのか」「最近の流行り」「どれくらいの費用が無難なのか」といった情報が必要かもしれません。

イメージしたキーワードのどれを採用するかの判断は、Googleの「キーワードプランナー」を使うとよいでしょう。キーワードごとに「月間どれくらいの回数が検索されているのか」がわかり、関連したキーワードも発見できます。

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ユーザーの検索意図に応じたコンテンツを用意する

ユーザーの検索意図として、悩みや問題を解決したいというケースが多く見られるので、コンテンツ作りに反映させていきましょう。

例えば、「カレーうどん シミ」というキーワードは、検索意図として服に飛び散ってしまったカレーうどんの染みを落とす方法を求めていると予測できます。実際にGoogleで検索すると、検索結果の1ページ目にはすべて染み抜きに関するサイトが表示されています。

自分が予測する検索意図だけでなく、実際に検索上位にあるページやその傾向も参考としながら、集客したいユーザーのニーズに応えるコンテンツ内容を作っていきましょう。

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ユーザーが理解しやすいライティングを心がける

コンテンツの本文は、ターゲットユーザーが普段使いそうな言葉を意識・イメージして行いましょう。

例として、同じ単語でも、人によって「ひらがな」「カタカナ」「漢字」と選び方が異なります。どの表記を使って検索するかを心得ておけば、SEOにおいても有利です。

図や表といった視覚的な工夫もユーザーに好まれます。一手間かかりますが、Googleだけではなく、ユーザーの満足度を第一に考えた記事の作成が成果を高める鍵です。

知識が必要な「テクニカルSEO」もしっかりと取り組みたい

ユーザーを主眼におく「コンテンツSEO」に対し、「テクニカルSEO」は検索エンジンを対象とした施策を指します。

クローラーやインデックスへの対策を中心に、サイトの内部構造を整えて最適化します。検索エンジンフレンドリーなサイトを目指す上で、ある程度のスキルが求められ、生半可な知識では施策が逆効果になる恐れがあるため、注意が必要です。

とはいえ、検索エンジンを無視して施策を進めても効果は最大限発揮されませんので、Googleが公開している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」を確認するところから始めてみるのがおすすめです。


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SEOツールを活用して効果を引き出そう

SEOのプロではない自分たちで取り組むと、何から手を付けていいかわからないことも多いでしょう。

そこでSEOツールを利用して、対策すべき箇所を導き出したり、できるだけ手間を省くことが重要です。

seo 対策 自分で

SEOツールを使えば、さまざまなデータが取得可能です。アクセス解析データだけでなく、ツールによってはサイトの内部診断やキーワードの順位調査、競合サイトの解析もできるため、検索上位を目指す有用な戦略を立てることに活用できます。

自社サイトのデータ分析は多くのサイトで行われているので、遅れをとらないように、最低限「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」は導入しておきましょう。

Googleアナリティクスは、サイト訪問したユーザーを分析する

Googleアナリティクスは、自社サイトに訪問したユーザーについて解析するツールです。

ユーザーが「どこから訪問したのか」、「自社サイト内でどのような行動をしたのか」といった点まで把握できます。これらを数値化したレポートも出力できるため、報告作業もやりやすく、情報の共有が簡単に行えます。

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Googleサーチコンソールは、ユーザーの検索クエリを分析する

Googleサーチコンソールは、Googleから自社サイトに流入したユーザーの検索クエリを分析するツールです。

ユーザーが「どのようなキーワードで検索してきたのか」、「どれだけ訪問しているのか」といった点を把握できます。

また、キーワードの順位やクリック率なども計測可能です。公開した記事が検索結果に表示される状態なのかを確認できるといった機能も搭載しています。

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そのほかのおすすめSEOツール

SEOツールは近年数多く開発が進み、目的別のさまざまなツールがリリースされています。

代表的なものとして、以下のツールが挙げられます。

■ウェブサイト全体を調査するSEO分析ツール
  • Ahrefs
  • SEMRUSH
■検索順位チェックツール
  • GRC
■キーワード調査
  • Googleキーワードプランナー
  • Googleトレンド
  • パスカル
  • ラッコキーワード( 旧:関連キーワードツール/仮名・β版 )
■コンテンツ制作でおすすめのツール
  • ラッコツールズ
  • コピらん
  • Google Search Console

「ユーザーと向き合う」ことが自分でできる最初のSEO対策

Googleの検索エンジンは、ホームページのコンテンツ(サイトの内容)を重視しています。

本記事では、自分でも始められるSEO対策の基本的なポイントを紹介しました。低品質なコンテンツを作らないためにも、ユーザーと向き合うコンテンツSEOを中心とした取り組みが大切です。

なお、ナイルではSEOについてまとめた資料をご用意しております。SEOについて把握したい方は、まずはこの3点の資料をご覧ください。ダウンロードは無料です。

  • SEO成功事例・法則資料
  • SEO1問1答 全30問
  • SEO内製化 (インハウスSEO) 進め方ロードマップ

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

自分でできるSEO対策とは?1から始める方法を解説【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

【必見】ホームページが上位表示されない!その理由を具体的に解説

ホームページ 上位 表示

「Webサイトをいくら更新しても検索順位が上がらない」

そう悩んだ経験はありませんか。

もしサイト運営を任されているとすれば、なおさら「上位表示させること」は重要な問題です。

一方で、Googleのアルゴリズムのファクターは現在200を超えているといわれています。また原因も、サイト自身に問題があるケースや外部環境が起因する場合などさまざまです。

この記事では、「検索上位に表示されない」よくある理由に絞って解説します。

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どのキーワードで検索しても上位表示されない理由

いくら有益なコンテンツを作成しても、それだけで検索エンジンが高評価を与えてくれるわけではありません。

上位表示されているWebサイトというのは、勝手に検索順位が上がっているのではなく、検索エンジンを意識した工夫も行なっています。

ホームページ 上位 表示

そもそもインデックスされていない

検索順位の仕組みは、クローラー(※1)と呼ばれるロボットが、世界の無数にあるWebページの情報を集め、「インデックス化」するところから始まります。

その後、「関連性の高い情報のランク付け(検索アルゴリズム)」で表示の順位が決まります。そのため、大前提として、検索エンジンにインデックス(登録)されていなければ、検索結果にさえ表示されず、上位を狙うどころか、検索下位にも出てきません。

まずは「Googleサーチコンソール」を使用し、該当ページのURLがインデックスされているか確認しましょう。必要に応じてインデックス登録をリクエストします。

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※1:検索結果を表示するために、Webサイトの情報を収集する自動巡回プログラム

タグや内部リンクの設定が最適化されていない

インデックスされない原因として、「タグ設定の間違い」にも気を付けたいです。

ほとんどはメタタグの設定のひとつである「noindex設定」の誤用が問題ですが、サイト全体の質を高めるためにnoindex設定を使うべき場所もあります。

フォームのサンクスページは検索結果に表示させる必要がないので設定しないなど、「付け忘れ」とともに「付けすぎ」にも注意を払いましょう。

また、サイト内のページ同士をリンクさせる「内部リンク」を調整することで、クローラーの巡回性が高まり、インデックスされやすいといったメリットが見込まれます。

メニュー(グローバルナビゲーション)の設置などはもちろんですが、ページの途中であってもユーザーの理解が深められるようなリンクを設けるといった最適化を図ることが重要です。

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指名検索しても上位表示されない理由

社名や商品名、サービス名といった固有名詞を検索する行動を「指名検索」と呼びます。

このユーザー層は、事前にある目的を持って検索していることから、購買意欲が高い傾向にあります。取り逃がしてしまうと大きな痛手です。

しかし、自社名で検索すると自社の公式サイトのトップページが検索上位で表示されるかといえば、そうとも限りません。上位表示されない理由がいくつかあるので、解説していきましょう。

ホームページ 上位 表示

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ほかに名称が同じ、もしくは類似したサイトがある

社名やサービス名などが同じであれば、どうしてもサイトが埋もれてしまいがちです。

2016年に『東洋経済』が独自で集計した「日本のありがち社名トップ1000」という調査結果では、1位がアシスト(1051社)、2位がライズ(965社)と発表されています。人気の社名となれば、1,000社以上のライバルがいるわけです。

参考:独自集計!日本の「ありがち社名」トップ1000(東洋経済オンライン/株式会社東洋経済新報社)

上記の例はやや極端ですが、後発の企業であれば差別化しないと上位表示は厳しくなります。ホームページのタイトルに会社名だけでなく、サービス名や商品名を追加する工夫が必要です。

また、類似サイトがある場合も注意しましょう。Googleは同じ事業者が同じようなテーマのサイトを別のドメインで運営していると判断し、一方のサイトしか検索結果に表示しないことがあるからです。類似箇所が散見されるようであれば、早急に修正することをおすすめします。

ガイドライン違反で、ペナルティを受けている

Googleはガイドライン違反のサイトに対しペナルティを与えることがあります。

ガイドライン違反のよくあるケースは、被リンクの購入やコピーコンテンツの掲載などです。こうしたガイドライン違反を行うと、ペナルティ(手動対策)を受けることになります。

Googleからペナルティを受けると、サイト全体の順位が大きく下がったり、検索結果にまったく表示されなくなったりといった事態を引き起こすのです。

頻繁に起こるものではありませんし、ガイドライン違反さえしなければペナルティは受けませんのでご安心ください。

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Webサイトを立ち上げたばかりである

新規にホームページやブログなどを立ち上げたばかりのときは、なかなかインデックスされず、検索結果に表示されないこともあります。

その場合は、SEO流入だけを狙うのではなく、SNSや外部サイトで取り上げられることなどを意識するとよいでしょう。役立つコンテンツマーケティングの知識は、以下の資料をご覧ください。ダウンロードは無料です。

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関連キーワードでも上位表示されない理由

上位表示を狙う上でキーワードの選定やその設定方法は、「肝」といっていい部分です。

キーワードに絡んで、どのようなものが上位表示を妨げているのか、いくつか紹介していきます。

ホームページ 上位 表示

キーワードの競合性が高い

ユーザーが検索しそうなキーワードを使っていても、キーワードや関連するサービスなどが共通する競合他社が多い場合は、順位を上げるのが難しくなります。

検索結果画面の1ページ目に表示されるホームページ数は10個です。2ページ目以降は閲覧されることが極端に減ることから、競合するサイトはこぞって10位以内を目指して対策を行います。

コンテンツ制作の際には、事前にキーワードの競合性を確認すべきです。仮に競合上位が大手サイトばかりであれば、ドメインの強さが違うので、今の段階では潔く別のキーワードを選びましょう。競合性が低いキーワードに変えるのもひとつですし、複合キーワードで上位表示を狙うという手もあります。

狙っているキーワードとコンテンツの中身が合っていない

ユーザーの重要な手がかりであるキーワードと、コンテンツ内容がマッチしていない場合は、検索順位の上昇は見込めません。

記事内容が期待から大きく外れ、何について書かれたWebページなのかも認識されづらく、結果、狙ったキーワードで上位表示されないばかりか、ずれたキーワードで検索され続けることになります。

ユーザーの検索意図にあったコンテンツを用意することが大切です。キーワードに沿った内容に修正し、読みやすい魅力あるものに書き換えましょう。

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ユーザーの利便性を考慮したコンテンツ作成ができていない

Googleが一番気にしているところは、「ユーザーの役に立っているか 」と「ユーザーは満足しているか」です。

ユーザーとは利用者のことです。Googleは、その利用者の満足度を第一に考えて、検索エンジンの改良・更新を繰り返しています。

したがって、アクセス数を多く稼げば上位表示ができるのではなく、あくまでもサイトの現状を分析する指標という位置づけです。Googleの検索エンジンに依存している以上、ユーザーの利便性をもたらすコンテンツを作成する必要があります。

ホームページが上位表示されない理由を改善しよう

検索結果で上位表示される要素が数多くあるように、上位表示されない要素も数多く存在します。

本記事での「なぜホームページが上位表示されないのか」の理由を改善していくことで、最適化を図ってみましょう。

ホームページ 上位 表示

その上で、「高い専門性」「正確で信頼できる記述」「ユーザーの疑問にしっかりと答えている」「オリジナリティあふれる情報」といった正攻法でコンテンツ作りに励むことが、最も重要です。

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なおナイルでは、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。

さまざまなコンテンツを作成して、情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがない場合、まずはお気軽にご相談ください。

【必見】ホームページが上位表示されない!その理由を具体的に解説【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

LCPを改善して快適なWebサイトを実現!計測から改善方法までを解説

LCP 改善

LCP(Largest Contentful Paint)とは、FID・CLSと並んで、Webサイトの運用に欠かせないCore Web Vitalsを構成するひとつです。

しかし、見た目に表れやすいCLSに比べると、LCPは問題点を体感しづらいため、いまいちピンとこないWeb担当者もいるかもしれません。

この記事では、LCPの意味から測定方法、改善方法までを一から解説します。

LCPへの理解を深めて、自社Webサイトの改善にぜひ役立ててください。

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LCPの意味

LCPとはWebサイトにおけるページの表示速度や読み込み時間に対する評価指標で、Largest Contentful Paintを略した語です。

LCPとは主にファーストビューで最もサイズの大きい コンテンツの表示速度

Largest Contentful Paintは直訳すると「最も大きいコンテンツの描画」となります。Webサイトでは、サイズが最も大きいコンテンツを読み込むのに要する時間を評価するものです。

例えばブログであればファーストビュー内のアイキャッチ画像が表示されるまでの速度がLCPになります。

LCPは、Google公式で以下のように定義されています。

Largest Contentful Paint (LCP) 指標は、ビューポート内に表示される最も大きい画像またはテキスト ブロックのレンダリング時間を、ページの初期読み込み開始タイミングと比較してレポートします。

引用:Largest Contentful Paint (LCP)(Google Developers)

CLSやFIDに比べればかなりわかりやすいです。要はファーストビュー内の最も大きい画像、テキストが表示されるまでの時間を計測するものになります。

そのため、その他の要素がまだ読み込まれていない先に最大要素が読み込まれた場合には、そのタイミングでLCPが計測されますし、ページ下部により大きなサイズの画像があったとしても、それはカウントされません。

なお、LCPは、ページ内で最大サイズのコンテンツを読み込む時間を下記で評価します。

  • 2.5秒以内→「GOOD」(良好)
  • 4.0秒以内→「NEEDS IMPROVEMENT」(改善が必要)
  • 4.0秒以上→「POOR」(不良)

LCPの評価基準は明確に示されているので、ぜひ自社WebサイトのLCPを計測して改善を図りましょう。

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LCPをツールで確認してみよう

LCPは、Googleサーチコンソール、PageSpeed Insights、Lighthouse、Web Vitalsといった無料ツールを使って測定することができます。

また、DeepCrawlというツールは有料ですが、分析から改善に至るサイクルを自動化させることができますので、余裕があれば活用してみましょう。ここでは、Googleサーチコンソールをはじめとした無料ツールの特徴を紹介します。

LCP 改善

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールとは、GoogleによるWebサイトの評価を確認できるツールのことです。

具体的には、Webサイト内の記事コンテンツの検索結果の平均順位やインデックス状況、ユーザビリティやセキュリティに関するレポートなどを見ることができます。GoogleサーチコンソールはSEO施策を行う上で起点となるツールであり、Googleアナリティクスと並んでWebサイト運営には不可欠のツールといえます。

Googleサーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」機能を使えば、ページの読み込み速度について「GOOD」(良好)、「NEEDS IMPROVEMENT」(改善が必要)、「POOR」(不良)の評価レポートを確認できます。

ただし、GoogleサーチコンソールでわかるのはLCPに対する評価のみで、具体的な改善策まではわかりません。LCPの改善を図るためには、Googleサーチコンソールで現状を把握した上で、別のツールを使って改善策を立てていく必要があります。

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PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsとは、ページの読み込み速度を計測するツールのことです。

PC・モバイルどちらのページであっても、URLをフォームに入力すれば分析を実行できます。分析結果は100点満点で評価されますが、90点以上は緑、90点未満はオレンジ、50点未満は赤と、3段階に色分けされたわかりやすい設定です。

さらに、「改善できる項目」を確認できるので、分析したWebサイトが抱える課題と解決することで短縮できる表示時間の目安を具体的に知ることができます。「改善できる項目」のうち赤で表示された項目は改善することで、大きく表示速度を高めることが期待できるでしょう。

Lighthouse

Lighthouseとは、Googleが無償提供しているツールで、Webページのパフォーマンスを測定することができます。

「Performance」「PWA(Progressive Web Apps)」「Accessibility」「Best Practice」「SEO」の5項目の評価が確認できます。LCPと関連する評価指標は、Performanceです。

Performanceは、Webページを表示するのに必要な各作業にかかった時間を測定します。Googleサーチコンソールと同様、LCPの評価を、(良好)・黄(改善が必要)・赤(不良)の3色でわかりやすく示してくれます。

また、PageSpeed Insightsと同じくLighthouseでも改善点の確認が可能です。Lighthouseは、Google Chromeの拡張機能としてインストールできるほか、デベロッパーツールとしても使用できます。

LighthouseはChromeの拡張機能として使う方が使いやすいですが、デベロッパーツールとして使いたいならNodeのバージョン5以上が必要です。

Lighthouseをグローバルモジュールとしてインストールしたら、デベロッパーツールの「Lighthouse」タブが出現します。

Web Vitals

Web Vitalsとは、Google Chromeの拡張機能のひとつで、公式ページから無償でダウンロードできます。

任意のWebページのCore Web Vitalsの3要素、LCP・FID・CLSをそれぞれ自動で簡単に計測できるようになります。

Web Vitalsを公式ページからダウンロードしたらGoogle Chromeに拡張機能として追加し、調べたいWebページを開きましょう。ブラウザのウィンドウ右上の四角いアイコンをクリックすれば、LCP・FID・CLSの測定値が表示されます。

LCPはなぜ低下するのか?

LCPが低下してしまう要因は、主に4つ挙げられます。

自社WebサイトのLCPを計測してみて読み込みに2.5秒以上かかってしまうなら、以下4つの要因のいずれに当てはまるかチェックしてみましょう。

LCP 改善

画像など素材の読み込みに時間がかかる

ファーストビュー内に配置した画像によって、ページの読み込み時間が長くなることは非常によくあります。

画像を適宜用いたページの方がテキストだけのページよりもユーザーにとってより有益なものになる可能性は高いですが、ファイルサイズが巨大だとページの読み込みにより多くの時間がかかります。

JavaScriptやCSSがレンダリングをブロックしている

JavaScriptやCSSといった、Webサイトを構築しているコードも読み込み時間に影響を与えます。

Webページは、ブラウザが受信した情報をサーバーに送信(リクエスト)し、サーバーで変換された情報をブラウザに打ち返す(レスポンス)ことで表示(レンダリング、描画)されます。

レンダリングの前には、リソースデータのダウンロードやJavaScriptの実行やCSSの解析が行われます。したがって、不要なコードやリソースがページに含まれていたり、複雑な動きを表現するコードが多数含まれていたりすると情報量が多くなって作業負荷が大きくなります。

その結果、レンダリングが実行されるまでに時間がかかるのです。特にJavaScriptやCSSは、Webサイト上でのさまざまな動作やイラスト作成に使用されるため負荷が大きくなります。

ユーザー側のレンダリングに時間がかかる

多くのWebサイトは、ユーザー側のブラウザのJavaScriptを用いてレンダリングされるように作られています。

ページに容量の大きなJavaScriptを使用していると、JavaScriptの実行に時間がかかり、ユーザー側のブラウザでのページレンダリングが遅延してしまいます。

サーバーの応答時間が長くかかる

Webページの表示は、ユーザー側のブラウザからのリクエストとサーバーからのレスポンスというやり取りを経て実行されます。

多数のユーザーが同時にアクセスし、サーバーへのリクエストを行えば、トラフィック量は増大してしまいます。結果的にサーバーからのレスポンスに時間を要するため、表示速度も遅くなるのです。

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LCPを改善するには?

では、LCPが低下する4つの要因に対して、どのような対策を取ればよいのでしょうか。

ここでは、LCPの改善方法を紹介します。

LCP 改善

リソースの読み込みを速くする

読み込み時間に最も影響を及ぼすリソースは画像ですから、まず画像の処理をどうするのか検討しましょう。

最も簡単なのは、必要のない画像を削除することです。コンテンツを構成する上で本当に必要なものを厳選してください。その上で、画像のファイルサイズを見直し、不必要に大きいものは軽くします。

JPEG2000やJPEG XR、WebPといった圧縮率のより高い、新しい画像形式のファイルに変換したり、ユーザー側のデバイスに合わせてリサイズ可能なレスポンシブ画像を活用したりするのも有効です。

さらに、複数のサーバーを活用して、ユーザーをより近くのサーバーに導くことで画像の表示をより速くするCDN(Contents Delivery Network)を取り入れるのも方法のひとつです。

JavaScriptやCSSのブロック時間を短くする

WebサイトがたくさんのJavaScriptを使用していて、ユーザー側のブラウザにダウンロードされる量が多ければ、レンダリングに取り掛かるまでの時間は当然かかります。

Webサイトの動作を見直して、本当に必要なものを精査しましょう。さらに、JavaScriptやCSSのファイルを圧縮することで、ブロック時間を縮めることができます。

人間が認識しやすいようにコードはスペースや改行などを用いて記述することがありますが、これらの処理はブラウザが読み込む際には必要ありません。

スペースや改行といった無駄な要素を取り除くことで、JavaScriptやCSSのファイルの圧縮が可能になります。オンラインでファイルを圧縮してくれるサービスがあるので活用してみてください。

また、自社サイトを構成しているCSSをチェックして、重要度の高いものと低いものを分類しておくこともおすすめです。

重要でないものの読み込みを後回しにしたり、削除したり、一方で重要なCSSをHTMLファイルに直接記述(インライン)することでもLCPの改善に貢献できます。

ユーザー側のレンダリング時間を短縮する

まず行うべきはJavaScriptを厳選して、本当に必要なものに絞り、必要なJavaScriptについてはできる限り圧縮します。

ユーザー側のブラウザがレンダリングするのに時間を要する原因は、ブラウザのJavaScriptを利用しているからです。

また、Webサイト制作時にあらかじめレンダリングしたHTMLファイルを作っておき、そのままユーザー側に配信したり、Webページをユーザー側でレンダリングさせたりするのではなく、サーバー上でレンダリングさせる手法もあります。

サーバーの応答時間を短縮する

サーバーの応答時間については、そのサーバーのスペックに左右される部分が大きいです。

レンタルサーバーを使用しているのであれば、応答時間を速くする機能があるかどうかを確認してみましょう。サーバーの応答時間を速くする代表的な手法は、キャッシュを活用することです。

同じコンテンツであっても、ブラウザ側からのリクエストのたびに新しくデータのやり取りをしていたらサーバーの負荷は高まります。そうならないように、キャッシュを配信しておけば、一度訪れたページの表示は確実に速くなります。

また、CDNを導入するのも有効です。1台のサーバーでまかなっているのであれば、ユーザーがサーバーから遠距離に位置すればするほど、ブラウザからのリクエストがサーバーに届くまでに時間がかかり、応答も遅くなります。

しかし、複数のサーバーに分散するCDNを導入すれば、ユーザーとの距離の問題をある程度緩和することが可能です。

LCPを改善して、ユーザーに素早く情報を提供しよう

インターネット上には膨大な情報が溢れていて、ユーザーはより有益な情報を得るために、多くのWebサイトをチェックして素早く情報を取捨選択しています。

LCP 改善

どんなに有益な情報が書かれていても、ユーザーはなかなか表示されないWebサイトからは離脱してしまう可能性が高くなります。

実際に、Googleは、Webサイトの読み込みに3秒以上かかると訪問ユーザーの53%が離脱するというデータを明らかにしています。

参考:Top 12 marketing insights from 2017 to carry you into 2018(Think with Google)

LCPの改善には、ほかにもさまざまな手法があります。Webサイト制作者やSEO施策のための外部パートナーにどのような対策が打てるか相談してみるのもよいでしょう。

ナイルではサイトリニューアルに関する質問の回答をまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。無料でダウンロードできます。

  • サイトリニューアルはどのようなタイミングで行うべきか?
  • サイトリニューアルを行うには、どのような手順を踏むべきか?
  • サイトリニューアル時に注意することは?

など、よく寄せられる質問を中心に回答しています!具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

LCPを改善して快適なWebサイトを実現!計測から改善方法までを解説【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

プロダクトレビューアップデートとは?注目のGoogleアップデートを解説

プロダクトレビューアップデート

プロダクトレビューアップデートは、Googleが2021年4月から3回にわたり実施した検索アルゴリズムの更新です。

現時点では英語サイトのみに適用されているアップデートですが、今後、日本語サイトにも適用される可能性があります。

この記事では、プロダクトアップデートの内容と影響が及ぶサイトの種類、そして対策方法などを紹介します。

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プロダクトレビューアップデートとは?

プロダクトレビューアップデートとは、Googleの検索アルゴリズムアップデートのひとつです。

主に商品の紹介記事を配信しているアフィリエイトブログ・Webサイトに影響を及ぼす可能性があります。

プロダクトレビューアップデート

2022年6月時点での対象範囲は英語圏のみですが、今後Googleはこのプロダクトレビューアップデートを、日本語を含むさまざまな言語へ展開することが予測されています。

アップデートの概要

プロダクトレビューアップデートが対象とする範囲は、商品の内容を具体的に紹介し購入を促すことを目的とする「商品レビューサイト」です。

Googleは、検索エンジンを利用するユーザーにとって、できる限り便利で役立つ情報を表示するために、これまでさまざまなアップデートを実施してきました。

今回実施されたプロダクトレビューアップデートでは、商品レビューの内容を検索アルゴリズムが評価します。そして、品質が高いと判断したサイトの検索順位を上げるといった、ランキングシステムの改善が目的です。

例えば、商品の取扱説明書や利用マニュアルに掲載されている情報をコピー&ペーストしただけのコラムページや、商品を利用しないで事実とは異なる感想を記載している商品レビューサイトなどは問題です。ユーザーにとって役に立たない、つまり品質が低いサイトとしてGoogleに評価されます。

Googleに高評価のサイトは、独自の調査や他の類似商品との比較データを掲載するなどして、ユーザーが商品を購入する際の検討材料に役立つ情報を発信している商品レビューサイトなどです。こういった品質の高いサイトが、検索結果の上位に反映されるようになります。

2022年6月現在までに3回実施されており、以下の日程で実施されました。

【プロダクトレビューアップデートの変遷】

2021年4月8日に1回目

参考:Googleの商品レビューに関するアップデートについてクリエイターが知っておくべきこと(Google検索セントラルブログ)

2021年12月1日に2回目

参考:商品レビューに関するアップデートとサイト(Google検索セントラルブログ)

2022年3月23日に3回目

参考:この1年間における商品レビューのランキングの改善(Google検索セントラルブログ)

アップデートの対象

プロダクトレビューアップデートの対象サイトは、商品レビューを掲載するサイトになります。

いくつかの商品を比較しておすすめするアフィリエイトサイトなどを想像してもらえるとよいでしょう。

商品の種類は、モノだけでなくサービスも対象になります。ただし、商品購入者が商品を使用した感想などを投稿する「ECサイト」は、プロダクトレビューアップデートの対象外です。

Googleがこれまでも厳しい品質評価を行ってきた金融や仮想通貨に関する情報を扱っているサイトも、プロダクトレビューアップデートの対象となります。今後もさらに厳しい品質のチェックが行われることが想定されます。

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Google Discover(グーグルディスカバー)にも影響する

プロダクトレビューアップデートは、Googleが提供するサービス「Google Discover」にも影響します。

Google Discoverとは、スマートフォンのGoogleアプリのトップページに、ユーザーのさまざまな情報(訪問場所、閲覧・検索履歴)に基づいて、ユーザーが興味関心を持ちそうな情報を検索前に自動表示するサービスのことです。2018年9月にGoogle FeedからGoogle Discoverに名称変更されました。

Google Discoverは、ユーザーが検索を行う前に適切なタイミングで的確な情報を届けてくれるサービスです。しかしプロダクトレビューアップデートにより、Googleが「品質が低い」と判断した商品レビューサイトは、アップデートの影響を受ける可能性があります。

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質の高い商品レビューを書くコツ

プロダクトレビューアップデートの評価基準に適合した商品レビューサイトで品質の高い商品レビューを公開すれば、ユーザーの満足度を高めるとともにGoogleの評価を上げることができます。

ここでは、ユーザーの満足度を高めるための商品レビューの書き方を紹介します。

プロダクトレビューアップデート

専門知識を打ち出す

レビューで紹介する商品が、どのような性能を持つかを説明するだけでなく、レビューの内容を筆者の経験や知識に基づいたものにすることが重要です。

そのためには、まずレビューする商品に関する知識が豊富であることや、商品が属するカテゴリ、分野に関する専門家であることを具体的に示し、専門家ならではの視点からレビューを行いましょう。

例えば、スマートフォンのレビュー記事を掲載する場合は、家電アドバイザー、量販店店員などの肩書をアピールすることで、筆者の体験に基づいたレビュー内容として評価されるはずです。

比較して評価する

ユーザーが商品を購入するとき、商品のスペックだけなく機能性や価格などを他商品と比較して決めます。

ユーザーにとって役立つ記事となるように、特定の商品についてのみ詳細にレビューするのではなく、他の商品との比較を交えてレビュー記事を作るといいでしょう。用途や条件を設定して比較できれば、ユーザーは商品の購入を検討しやすくなります。

例えば、キャンプ用のテントを紹介する場合は、一般的な評価基準となる耐久性・価格のみを比較するのではなく、利用するシーン(夏・冬など)や目的(本格的な登山か行楽キャンプか)に応じたレビューを掲載するのが親切です。

独自の調査を行う

商品のカタログや他の商品レビューからの引用を主な内容にするのではなく、独自の調査に基づいた商品レビューを作ることも重要です。

例えば、以前の商品のモデルからどのように機能が向上したのか、または課題が改善されたのかなど、複数の資料とデータを比較することで、筆者独自の視点からのレビューとなります。

また、商品メーカーが公表している情報以外にも、自らが商品を使用した感想をレビューしてもいいでしょう。会社員、主婦など、筆者自身の職業やライフスタイルを自己開示し、丁寧に説明することも大切です。

リソースへのリンクを張る

商品レビューサイトで紹介した商品の機能、効能などの具体的な根拠となる情報をリンクなどで記載します。

例えば、詳細なスペックが記載してある商品メーカーのサイトへのリンクを記載したり、公的機関が効能に関する研究結果を表示しているサイトへのリンクを掲載したりすることは、根拠として有効です。

また、商品を気に入ったユーザーが最終的に商品をどこから購入するのか選択できると、利便性は高くなります。ECサイトやメーカーの直販サイトなど複数の購入導線に、リンクを設置することも重要な施策といえます。

Google公式のアドバイスを参考にする

Googleはプロダクトレビューアップデートの公開に合わせて、以下のポイントを紹介しました。

これは、プロダクトレビューアップデートが展開されていないとしても、参考になる指摘で、ぜひとも運営するサイトで見直して欲しいポイントです。

【自社サイトの見直しポイント1】

  • 必要に応じて、商品に関する専門知識を伝えているか。
  • メーカーが提供する情報以外の独自のコンテンツで、商品の見た目や使い方を紹介しているか。
  • 商品に求められる各種の性能がどの程度達成されているかについて、定量的測定を提供しているか。
  • 競合商品との差別化要因について説明しているか。
  • 比較対象となる商品を示しているか。または、特定の用途や状況にどの商品が最適か説明しているか。
  • 調査に基づいて、特定の商品のメリットやデメリットについて述べているか。
  • 以前のモデルやリリースから商品がどのように改善され、問題点が解消されたかなど、ユーザーの購入決定に役立つ情報を提供しているか。
  • 商品が属するカテゴリの主な意思決定要因と、その分野での当該商品の性能を明らかにしているか。たとえば、自動車のレビューでは、燃費、安全性、運転のしやすさが主な意思決定要因であると判断し、そうした分野での性能を評価します。
  • メーカーからの情報以外に、商品の設計と、それがユーザーに与える影響に基づいて、重要な選択肢を示しているか。

引用:Googleの商品レビューに関するアップデートについてクリエイターが知っておくべきこと(Google検索セントラルブログ)

【自社サイトの見直しポイント2】

  • 画像、音声、または商品に関する自分自身の体験に基づく説明へのリンクなど、専門知識を示し、レビューの信頼性を裏付ける証拠を提供します。
  • 複数の販売者へのリンクを記載し、読者が任意の販売者から購入できるようにします。

引用:商品レビューに関するアップデートとサイト(Google検索セントラルブログ)

アップデートに備えて対策を

プロダクトレビューアップデートは、今後商品レビューサイトの検索順位に大きな影響を与えると予測されるアップデートです。

現時点では英語圏のみに対応していますが、今後は日本語を含むさまざまな言語に対応する可能性が高いでしょう。

プロダクトアップデートが日本語のサイトに対応したときに大きな影響を受けないよう、今から情報を収集しアップデートに備えることをおすすめします。今のうちに、自らが運営する商品レビューサイトの価値を高めておくことが大切です。

なお、ナイルでは、サイトリニューアルでSEO上、気をつけるべきポイントをまとめた資料をご用意しております。

  • なにか重大なことを見落としていないか...
  • リニューアル後、サイトのパフォーマンスが落ちたらどうしよう...

とサイトリニューアルでは、ハラハラすることも多いかと思います。だからこそ正確な情報を把握することが必要です。資料の具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。無料でご提供しています。

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【注意】ホームページの作成でやってはいけないNGなこととは?

ホームページ やってはいけない

自社や個人のホームページを制作する際には、いくつか「やってはいけない」ことがあります。そもそもホームページとは何か。混同されがちな言葉に「ウェブサイト」がありますが、ウェブサイトとは、複数のウェブページで構成された全体を指しています。

一方、ホームページとは、構成の一番上に位置し、閲覧する際の起点となるページのことです。ホームページには、○○.comのように後ろに「/」がつかないことが多く「トップページ」と呼ばれることもあります。

この記事では「ホームページ制作でやってはいけないこと」について解説します。

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ホームページ制作でやってはいけないNG設計は?

ホームページを制作する以前の設計の段階で、やってはいけないことがあります。

ひとつずつ解説していきましょう。

ホームページ やってはいけない

ユーザーにどんなアクションをとって欲しいか決まっていない

実際にホームページを制作する前に「訪れたユーザーにどんな行動をとってほしいのか」という、しっかりとした目標設定が必要です。

ユーザーが望む行動をとらなければ、ホームページを立ち上げた意味がありません。「○○してほしい」という目標を組み立て、そこから逆算する形で、行動を誘導しやすいホームページというコンセプトを決定するようにしましょう。

どんなユーザーに訪れて欲しいか、決まっていない

ホームページに訪れたユーザーに望むアクションを決定しても、どんなユーザーに訪れてほしいかが決まっていなければ、十分な成果は得られません。

一例を挙げると「マスクを販売するホームページ」を制作する際、どんなユーザーが訪れてくれれば「マスクの購入」という目標行動につながるかという設定が重要です。10代女子を対象としたマスクと高齢層を対象としたマスクの場合では、デザインや情報の届け方に変化が出ることは、理解しやすいはずです。

後からホームページの内容を変更できるようになっていない

ホームページは往々にして、一度制作した後に「デザインや構造を変更したい」などの要望が出る可能性があります。

特にホームページで集客を図る場合には、効果に応じた調整が必要になることがあります。内容の変更に制約が多いホームページでは、使い勝手がよくないため修正の可能性を踏まえた設計が大切です。

ホームページ制作でやってはいけないNGデザインは?

単に見た目が良いだけでは、ユーザーの行動を促すことは難しいでしょう。

ホームページ制作において、デザインは大切な要素のひとつです。デザイン面でのNGについて説明していきます。

ホームページ やってはいけない

スマホ向けのデザインが用意されていない

スマートフォンの普及に伴い、インターネットをスマホのみで閲覧するユーザーの数は確実に増えています。

BtoBにおいても、スマホによる閲覧数は増加傾向にあります。スマホ対応していなければ、機会損失の可能性が高くなり、SEO対策の観点からもマイナスに働くでしょう。

デザイン性ばかり意識し、わかりやすさを考慮していない

ホームページのデザイン性や見た目のインパクトばかりが重視され、一体何のホームページなのかわからなければ本末転倒です。

わかりやすいデザインにするには、「トンマナ(トーン&マナーの略、デザインの一貫性を指す)を統一すること」、「アニメーションを多用し過ぎないこと」、「重要な情報が目に入りづらいも文字の大きさやフォント、色を用いないこと」といったポイントを押さえる必要があります。

また、かっこよさを重視して、英語の表現が多くなっているサイトも、ユーザーからするとわかりにくくなっているかも知れません。

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ホームページ制作でやってはいけないNGコンテンツは?

ホームページ制作において「ページの中身=コンテンツ」の重要性はますます高まっています。

コンテンツはテキストや画像によるものが中心となりますが、その際、いくつかの注意点が生じます。ホームページ やってはいけない

書かれている内容から、どんなサイトなのかわからない

一体何のホームページであるのか、閲覧するユーザーに伝わらなければ離脱を招きます。

短時間で閲覧を済ませる飽きっぽいユーザーが増える昨今、「見出しや装飾でメリハリをつける」、「イラストや画像を効果的に挿入する」、「箇条書きなどを使って文章にリズムをつける」など、見やすく読みやすいコンテンツを意識する必要があります。

お問い合わせ先や連絡先がわからない

せっかくホームページを用意しても、ユーザーを目的の行動へと上手く誘導できなければ意味をなしません。

お問い合わせ先や連絡先は、わかりやすく表示しておきましょう。商品購入サイトであれば、購入ページなどへの誘導も同じ考えが当てはまります。

使用している画像や文章などの権利関係が怪しい

インターネット上の文章には、自由に閲覧できる、できないにかかわらず著作権が発生します。

コピペによる他ページからの転載はNGです。他者の著作物の内容を自社の記事に補完したいときには、引用や参考文献を適切に表記しましょう。また画像やイラストにも著作権があるため、使用する際は原則として出典元の転載許諾が必要です。

ホームページ制作で不安がある方は、プロへの代行もご検討ください。コンテンツの質を確実に高める方法のひとつとして、まずは以下の資料をご覧ください(ダウンロード無料)。

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ホームページ作成でやってはいけない!SEO対策

せっかくホームページを制作しても、アクセスされる機会がなければ効果にはつながりません。

そこで必要となるのが、検索エンジンで上位に表示されるようにするSEO対策です。ですが近年では、検索エンジンの性能が向上し、昔は効果的だといわれた対策が今では逆効果となった事例も出ています。

かつては有効だった施策も、意味をなさないばかりか、マイナスに働くこともありますので、ひとつずつ確認していきましょう。やってはいけないSEO対策と、やっておきたいSEO対策を順に紹介します。

ホームページ やってはいけない

Googleガイドラインの違反になることはしない!

大原則として「Googleのガイドライン違反になることはしない」ということがあります。

やってしまっていないか、今一度注意しましょう。

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有料リンクの購入はしない!

かつては“被リンク数”が多いだけで、順位改善するなどのSEO効果を生んでいましたが、検索エンジンの進化により、数が多いだけでは効果がなくなりました。

それどころか有料リンクの購入は、Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)違反となり、検索順位に悪影響を及ぼす恐れもあります。

SEOキーワードを隠しテキストで入れない!

SEOキーワードは、本文中で自然に用いましょう。

ひと昔前、検索表示されたいSEOキーワードをユーザー閲覧時には表示されない部分にテキストとして埋め込むという手法がありました。

白地に白文字を記載したり、フォントを小さくして表示したりするものです。今では意味がないばかりか、Googleのガイドライン違反の恐れもあります。

キーワードを詰め込み過ぎた不自然な文章にしない!

ホームページの上位表示を狙うために、キーワードを詰め込み過ぎるのは逆効果です。

不自然なキーワードの乱用は、Googleガイドラインの違反対象となります。関連したものでは、地域名のSEOキーワードで上位表示を狙い、フッター付近に対応地域として全都道府県を記載するのも、まったく意味のない手法です。

これらのペナルティは総称して「ブラックハットSEO」と呼ばれます。なかなかペナルティが解除されず、ドメイン変更を余儀なくされるリスクも伴いますので、注意してください。

検索結果に表示されない仕様にはしない!

そもそもの検索結果に表示されない仕様になっていないかどうか、設定を確認していきましょう。

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不必要なnoindexを付与しない!

noindexとは、特定のURLを検索結果に「表示をさせない」ために使用するタグです。

特定の人以外には見られてはならないテストページや管理画面には、処理を行うことが有効ですが、検索結果に表示させたくないページ以外に誤って設定すると、かえってマイナスの影響を与えてしまいます。

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robots.txt を使ってクロールをブロックしない!

robots.txtとは、特定ページへのクローラー(検索エンジンに備わっているコンテンツ検索プログラム)巡回を禁止または制御するファイルです。

noindexと似た役割を持ちますが、ユーザーが閲覧できる点は異なります。クローラーの巡回をコントロールし、SEOを特定ページに導きたい時はrobots.txtが有効といえますし、ブロックを多用すると逆効果となります。

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SEOのためにやっておきたい施策とは?

次は、SEOのためにやっておくとよい施策について紹介します。

以下のことを、ひとつずつ地道に行っていくことが、結果的には効果の上がるサイト作りへの近道となるでしょう。

ホームページ やってはいけない

サイトの構造をわかりやすくする

ホームページの構造は、できる限りシンプルであることが重要です。

ページ数が無駄に多いと、ユーザーが目的とするコンテンツにたどり着けないリスクが生じますし、SEO面でもクロールが行き届かなくなり、重要なページがインデックスされなくなるなどの問題が起こる場合もあります。ひとつの目安として、トップページから3~4クリック以内で当該コンテンツに到達できるようにカテゴリを整理するといいでしょう。

ページ個別のタイトルを設定する

GoogleがWebページの内容を理解する際、タイトル設定はとても重要になります。

仮に複数のWebページで要素が重複していると、コンテンツの内容を検索エンジンが意図通りに理解してくれず、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。また、「文書構造タグ(hタグ)」や画像に設定する「alt属性タグ」などをしっかりと設定することも、検索エンジンがページ内容を理解しやすくなる基本です。

ホームページから重要なページへのリンクを設定する

同じウェブサイト内の、ページとページをつなぐ「リンク」もSEO対策には有効です。

コンテンツ内で専門用語が出てきた際、内容が解説された別ページへのリンクが表示されていると非常に便利で、順位改善などのSEO効果も見込めます。また、良質な被リンク(他のウェブページからリンクされていること)を獲得できていると、より大きなSEO効果を得られます。

また、検索エンジンはホームページを頻繁にクロールするため、ホームページからリンクを設置しておくことで、該当ページへのクロールを促すことができます。

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使い勝手が良く、質の高いホームページの制作を心がけよう

さまざまな「やってはいけない」を回避することで、ユーザーにとって使い勝手が良く、質の高いホームページが誕生します。

常にユーザー目線を忘れずに、完成後の運用も怠らないようにしましょう。

また、自分では絶対にしない!と考えていても、社内の他のメンバーや依頼先の人が、気づかずに実装してしまうこともあります。自分だけではなく周囲にも共有してみてください。

なおナイルでは、オウンドメディア全体の戦略設計からお任せいただけます。

さまざまなコンテンツを作成して情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがないお客様へはコンテンツ制作の代行プランをご用意しております。まずはお気軽にご相談ください。

【注意】ホームページの作成でやってはいけないNGなこととは?【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Webコンサルティングは何をしてくれる?導入のメリットを解説!

webコンサルティングとは

「Webサイトへのアクセス数を伸ばしたい」「離脱を減らし、商品やサービスの購入や利用へとつなげたい」

このような、お悩みはありませんか。

Webサイトのどこを改善すれば良いのか、専門知識がなければ施策を見つけることは容易ではないでしょう。またSEO対策などの実施にも多くのリソースを割かなければなりません。

そんなとき、Webコンサルティングの力を借りることができれば、自社内にノウハウやリソースを持たない際に、助け舟を出してもらえ、必要最小限のコストでより良い効果を上げることができます。

今回の記事では、Webコンサルティングの必要性とメリット、自社に合った見つけ方までを紹介します。

Webサイトの集客率を高めたい場合は、以下をご参考にしてください(ダウンロード無料)。

\サイトリニューアルで気をつけるべきポイントはこちらから/

Webコンサルティングは、なぜ必要なのか?

現代は、インターネットが発展してWebコンテンツの多様化・複雑化が急速に進んでいます。

Webサイトの現状や目指すべきところを分析・抽出し、全体を見通した上で、費用対効果を考慮した確かなWeb戦略を組み立て、的確に運用しなければなりません。

webコンサルティングとは

そのためにWebコンサルティングが、大きな役割を担います。「リスティング広告に費用を投資すればよい」「SEO対策をしておけば大丈夫」と単純にはいかない時代だからです。

Webサイトの世界において、今や曖昧で不適切な取り組みでは結果を出すことはできません。これまで以上にWebサイトの課題解決には、豊富なデータやノウハウに基づく高度な施策が必要になります。

Webコンサルティングに依頼できる内容は?

Webコンサルティングには、「何を」「どこまで」「どのように」任せることができるのか、依頼可能な領域を紹介します。

自社内でどこまでできているのかを踏まえながら、依頼を検討するようにしましょう。

webコンサルティングとは

Webサイトへの訪問者やアクセス数UP

Webサイトへの訪問者やアクセス数を増やすための施策考案、実施を依頼できます。

具体的には、「SEO対策」「コンテンツマーケティング」「リスティング広告」「Web広告」「SNS広告」「リマーケティング広告」「DSP広告」などです。

一時的または継続的に費用負担が生じる施策もあるため、費用対効果も考えなければ、最適な施策を決めることができません。また、施策を実施した後には、どれだけ集客が図れているのかを分析する必要も出てきます。

Webコンサルティングへの依頼内容も、「施策のみ考えてもらうケース」「施策立案~運用まで行ってもらうケース」「施策立案~運用~効果検証のトータルに手がけてもらうケース」などさまざまです。

コンバージョン改善など、最適なWebサイトの運用

上記を実行しサイト訪問者やアクセス数を増やしてから、次に必要なのはユーザーにWebサイトを効果的に利用してもらう対策です。

訪問者がいくら増えても、到達したページが使い勝手の悪いものではユーザーが離れてしまいます。ユーザーが有意義に自社サイトを利用しているかを、Googleアナリティクスなどを用いてWebサイトの訪問・離脱状況を分析します。

そして、ユーザーがアクションを起こしやすいように、Webページの構成やカート・問合せフォームの改善を行います。ウェブページのパターンをいくつか用意したABテストの実施なども含め、地道な作業を重ねてブラッシュアップをし、最適な運用へとつなげるのがWebコンサルティングの使命です。

Webサイトやコンテンツの新規制作

既存のWebサイトへの集客や運用を行うのではなく、一からWebサイトやコンテンツを制作するケースもあります。

新規制作の場合、まずはWebサイトを必要としている対象企業・商品・サービスの特徴をしっかり理解するとともに、競合の分析を進め、ユーザーニーズを調査します。そして「強み」を把握した上でサイト設計を行い、Webサイトを制作します。

このように、単にWebサイトを制作するだけではなく、対象企業のビジネス全般を分析し、幅広いサポートを行う側面もあるため、企業の総合的なコンサルティング業務ともいえるのです。

\コンテンツ制作代行プランの詳細はこちらから/

Webコンサルティングを導入するメリットは?

Webコンサルティングを導入すると、具体的にどのようなメリットが得られるかを紹介します。

メリットをしっかり理解して、「何を」「どこに」依頼するかを明確にしましょう。

webコンサルティングとは

自社が持たないノウハウを得られる

Webサイト集客施策ひとつをとっても数多くの選択肢があり、Webサイトの構築・運用に必要なスキルやノウハウは広範囲におよびます。

自社内ですべての対応を手がけることは簡単ではなく、専門知識は常にブラッシュアップをしなければなりません。自社サイトの課題は、Webコンサルティングを導入すれば解消することが可能です。

また、無駄な施策にコストをかける必要もなくなるでしょう。長期的な視点で考えれば、Webコンサルティングに依頼したほうがコストが抑えられる可能性もあります。

自社のリソース不足を補える

仮にWebコンサルティングを自社内で実行するとなると、「Webサイト制作や運用、更新を行う専門部署の開設」「専門知識を持った人材の雇用」「自社内でのリソースの割り振り」など、マンパワーが必要となります。

既存業務にあたる人員を結果的に減らさざるを得なかったり、事業そのものを停滞させてしまったり、さまざまな悪影響を生むことが懸念されます。

Webコンサルティングの導入によってリソース不足を補うことが可能です。すべての課題を依頼しなくても、一部の制作・運用代行を依頼することで、リソース不足を補うことは十分可能でしょう。

成果が出るまでの時間を短縮できる

Web集客施策やWebサイト制作などによって効果を上げるには、分析・実行・検証・改善というPDCAサイクルを回すことが不可欠です。

Webコンサルティングを利用すれば、専門知識によって効率的かつ短期間でのPDCAサイクルの実現が可能となります。成果につながる取り組みをいち早く実践できるため、無駄なく最大限の効果を得たい企業にとって、大きな手助けになるでしょう。

常に最新情報を入手できる

Webの世界はさまざまな変化や、仕様変更が起こりがちで、1年前の当たり前が今年に入り変わってしまうということも頻繁にあります。

SEOを例に考えてみましょう。GoogleなどのWeb検索結果表示には、検索アルゴリズムが用いられています。検索アルゴリズムは不定期にアップデートされるため、検索順位は常に一定ではありません。

重大な仕様変更を見逃すと、「検索上位から急に下位へと落ちてしまった」ということが起きてしまいます。そうならないようにアップデートの内容を反映した対策が求められますが、すべての施策で最新情報を追いかけるのは至難の技です。

そこで活用したいのがSEO対策の専門家です。素人では理解しづらいアップデート内容や傾向といった情報をいち早くつかみ、的確な対策をスピーディーに行うことができます。

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Webコンサルティング会社の選び方

Webコンサルティングを手がける会社の実力は多様にあり、どの会社に依頼するかによって、得られる結果も大きく変わってきます。

Webコンサルティング会社を選ぶ際には、下記の項目をチェックして自社に最もふさわしいパートナーを見つけましょう。

  • 過去のWebコンサルティング実績をきちんと公開しているか
  • 制作、運用などのサービス内容が十分であるか
  • コンサルティング費は予算内に収まるか、費用面の相談もしやすいか
  • 担当者とは円滑なコミュニケーションがとれるかWebコンサルティング会社

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 改善:施策の効果検証や定例レポーティング作成、継続施策の提案などを行う

状況をヒアリングした上で、段階的にサイト改善を行っていきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

Webコンサルティングは何をしてくれる?導入のメリットを解説!【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

顧客行動への対応から、マーケティングファネルを作る方法

一口にマーケティングと言っても、その施策は多種多様であり、ターゲットオーディエンスや検討に至るまでのどの段階にいるか、などによって大きく内容は異なります。投資に見合った効果を得るためにはどのような施策に注力すべきかを判断することが重要となりますが、マーケティングファネルを作成することがその一助となりえます。今回は、マーケティングファネルの作成方法に焦点をあてたCXLの記事を紹介します。

マーケティングとセールスファネルはともに、カスタマージャーニーをマッピングするための、実績のあるフレームワークである。

しかし、新たなテクノロジー、チャネル、インターネットによってもたらされた気晴らしなどにより、カスタマージャーニーは直線的ではなくなり、従来のファネルの関連性は薄れてしまっている。

現在の状況においては、人々を見込み顧客から顧客へと導くために、彼らの行動について深く考える必要があり、ファネル内のどの段階においても、彼らのニーズに適合するマーケティングを提供しなければならない。

この記事で、まさにその方法を学ぶことができるはずだ。マーケティングファネルをコンテンツのモデルとして活用する方法、ユーザーがそのジャーニーにおいて取る行動、彼らのアクションを喚起するもの、などを見ていこう。

マーケティングファネルを、コンテンツ、クリエイティブ、メッセージのモデルとして活用する

マーケティングファネルには多くの種類がある。そして、一般的には、それらはAIDA(Awareness:注意、Interest:興味、Desire:欲求、Action:購買行動)モデルに従っている、という認識がある。


画像のソース

これをさらにシンプルにし、3つのステージのモデルにすることもできる。

  1. Top of the funnel (TOFU):認知
  2. Middle of the funnel (MOFU):検討
  3. Bottom of the funnel (BOFU):コンバージョン

また、カスタマージャーニーの重要な側面である、ロイヤリティとアドボカシーへと拡張することも可能だ。


画像のソース

これらの直線的なマーケティング・コンバージョンファネルのモデルは、従来の顧客ライフサイクルに基づいている。

例えば、とある人があなたのビジネスを見つけ、Webサイトを訪問し、フォームを入力し、セールスチームとチャットし、顧客になる、といったものである。

しかし、この仮想の顧客は、「実際のユーザーのシンプルなバージョン」に過ぎない。

より現実的なカスタマージャーニーはさらに複雑であり、購入に至るまで、様々なタッチポイントや障害が存在するのだ。

そのため、経験豊富なマーケターは、顧客が取る可能性のある複数のアクションを考慮した、トルネードファネルを好む。


画像のソース

あなたのファネルが、上記の画像ほど複雑である必要はない。しかし、直線的なプロセスとして、マーケティングファネルへアプローチしないほうが良いだろう。

その代わり、ファネルの各段階を、心の状態として捉えてみよう。そして、そのジャーニーの各段階で求められるものを反映したコンテンツをもって、顧客をターゲットするようにしよう。

そのためには、顧客とのインタラクションに基づき、アクションをマッピングし、それらのアクションを、マーケティングファネルの各段階に割り当てることが必要だ。

例えば、1番目の人は、「自動化に最適なソーシャルメディアのソフトウェア」、と検索していたとしよう。これは、認知の段階と言える。

このインテントを汲み取り、興味を拡大させるために、製品のデモページへと遷移する広告を出稿する。この段階でのコンバージョンは、1番目の人に該当するユーザーが、あなたのWebサイトへのリンクをクリックすることである。

しかし、2番目の人は、すでにあなたのWebサイトを何回も訪れているかもしれない。こうしたユーザーは、検討段階にいる可能性が高いだろう。彼らはすでにあなたの製品を知っており、自身にとって必要であるかを評価しているのだ。

こうした過去の行動を考えると、製品に焦点をあてたウェビナーを開催し、自社の製品が最適な選択であると伝えることが、彼らに対しての関わりとしては最適だろう。この段階でのコンバージョンは、彼らがウェビナーに参加することである。

アクションをマッピングすることで、見込み顧客が過去に取った行動をもとに、コンテンツを提供することができる。このようにして、あなたの会社との新たな関わりを持つたびに、彼らを購入や再購入へと導くことを目指そう。

ビジネスが成長すると、行動履歴のパターンに基づいて、ファネルの各段階にいるユーザーに向けたコンテンツを作成することができる。最初のインタラクションからクローズに至るまで、顧客が取った行動を測定するようにしよう。そのためには、下記の問いかけが必要だ。

  • どのランディングページを、どのような順番で訪れたか?
  • 彼らをコンバージョンに導いたマーケティング手法はなにか?
  • どのEメールを彼らはクリックしたか?

コンバージョンの経路は複数存在するだろう。しかし、顧客がコンバージョンした経緯を時系列で調べることで、最短、かつ、最も収益性の高い、共通した経路を見つけることができるはずだ。

このようなデータを保持していない場合は、顧客ペルソナに最適な種類のコンテンツに基づいて、戦略を構築する必要がある。

ファネルの各段階におけるマーケティングは、どのようなものか。

具体的なマーケティング戦術は、あなたが提供しているもの、オーディエンス、タッチポイントなどによって異なる。しかし、あらゆる顧客が、認知、検討、アクション、ロイヤリティ、アドボカシー、というジャーニーを経ているという事実は、マッピング作成の手助けとなっている。

その結果、目標の設定と、あなたのファネルに沿ったコンテンツマーケティングのカレンダーを作成することが、容易となっている。

ファネル内の各段階における典型的な顧客行動と、あなたが採用しうるマーケティング戦略を見ていこう。

1.認知

認知の段階では、人々はソリューションが必要であることは理解しているものの、「なにがソリューションとなるか」については理解していない。多くの場合、次のステップを把握するための答えを探している。

ここでのあなたも目標は、認知度を高め、潜在顧客を特定することだ。そのためには、特に制限なく、教育的で情報に富んだコンテンツを提供する必要がある。

Webサイトのブランディングやコールトゥアクションを除いて、この段階では、人々に自社の製品を強く売り込むことは避けよう。その代わり、顧客となりうる潜在顧客に対し、価値を提供することに注力しよう。

人々があなたを発見する方法の周辺で、戦略を立てるようにしよう。デジタルマーケティングの場合、検索エンジンやソーシャルメディアが代表的な方法と言える。

SEOにより認知度を高める

世界中のトラフィックの90%以上がGoogle経由であり、その支配力は安定している。あなたが誰かに発見されたいのであれば、検索という世界にあなたの居場所を作る必要がある。

ブログ記事、動画、リードマグネットなど、ブレインストーミングや調査によってターゲットとなるキーワードのインテントを理解する。こうしたコンテンツマーケティングを通じて、認知度を高めよう。

Campaign Monitorは、「Eメール リスト コツ」という検索キーワードに関連したインフォグラフィックを作成し、強調スニペットに表示させることで、これを成功させた好例である。

このキーワードで検索する人は、近いうち、Eメールマーケティングのツールの購入を検討しているかもしれない。このキーワードに対応したコンテンツを作成することで、Campaign Monitorは良い第一印象を与える機会を得ることがでた。また、読者に対し、彼らが提供しているものをもっと知ってもらうきっかけを与えることに成功している。

SEOは、ゲスト投稿によって認知度を高めることにも活用できる。

「Eメール リスト コツ」というキーワードで、検索結果の1ページ目には、ジョン・リンカーン氏によって書かれたForbesの記事が表示されている。また、その記事には、彼のデジタルマーケティングエージェンシーへのリンクが記載されている。

ジョン氏は、評判のあるWebサイトに価値のあるコンテンツを提供することで、Eメールマーケティングのアウトソースを検討している、彼にとってのターゲットオーディエンスの心の中に、エキスパートとしてその存在を位置づけることができたのだ。

PPC広告によって認知度を高める

PPC広告によって認知度を向上させるためには、インテントの高いトラフィックに注力し、この戦略を検討段階まで適用することが最善である。

インテントの低いキーワードを狙うことも可能ではあるが、コンバージョンの機会は低くなるだろう(つまり、ファネルを通じてリードを獲得するために、より多くの作業が必要となる)。そのため、より広範囲なキーワードは、ナーチャリングシステムが成熟するまでとっておこう。

インテントの高いキーワードの例を挙げてみよう。

  • ナビゲーショナル(あなたのWebサイト内の特定のページに行きたいというインテント)
  • インフォメーショナル(情報を得たいというインテント)
  • トランザクショナル(購入したいというインテント)

この段階で使用されるコピーは、あなたの提供するものによって大きく異なる。しかし、行動を引き起こす言葉を考えるべきだ。具体例を下記に挙げよう。

  • 訪問する
  • 試してみる
  • 詳細を見る

また、プラットフォームを意識することも重要だ。人々は問題の解決策を探すためにGoogleを使用するため、トラフィックをあなたのソリューションへ導くことが可能だ。

例えば、Act-Onの広告は、「マーケティング オートメーション ソフトウェア」というキーワードで表示される。そして、「ツアーに参加する」へと訪問者を導くのだ。

このCTAには、「受賞歴のあるプラットフォーム」、「簡単に使える」、「競争力のある価格」など、ユーザーにとっての「クリックをする理由」が添えられている。

この広告は、ブランド認知向上のための戦術として、見る価値のあるツールであると訴えることに成功している。また、メリットを列挙することで、検討段階にいるユーザーにも訴求することができている。

リンクをクリックすると、製品の魅力的なメリットを列挙した動画ツアーのサインアップ画面へと遷移する。

広告がクリックされるたびに費用が発生するため、見込み顧客がをファネルの奥へと迅速に誘導することは、理にかなっていると言える。

その一方、ソーシャルメディアは、閲覧向けのチャネルである。それゆえ、顧客ペルソナに基づき、広告をターゲティングし、注目を集めることをメインとすべきだ。

例えば、True Grit Texture Supplyの広告は、Procreate、Illustrator、Photoshopを使用している、または、興味のあるユーザーをターゲットにしている。

動画を使うことで、注目を集めやすくなる。無料サンプルのオファーや「限定コンテンツ」などは、もっと知りたいと読者に思わせるためのきっかけとなりうる。これは、ブランド認知の向上と検討段階にいるユーザーへの訴求としても効果的である。

ソーシャルメディアを活用し、認知度を向上させる

ソーシャルメディア上で認知度を挙げるためには、あなたのオーディエンスがいる場所に、姿を表すことが重要だ。Statistaによると、FacebookはB2BにもB2Cにも強く、LinkedinはB2Bに強く、InstagramにはB2Cに強い、ということだ。


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続いて、どの種類のコンテンツが最も高いエンゲージメントを示すのかを見てみよう。Linkedinによると、動画はエンゲージメントが5倍も高く、画像は2倍以上のコメントを獲得する、とのことだ。

ビジュアルメディアは、FacebookとInstagramにおいても、エンゲージメントが最も優れている。


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これはTwitterでも同様であり、GIF付きのツイートは、GIFがないツイートと比較し、55%もエンゲージメントが多い

エンゲージメントに注力することは重要である。エンゲージメントは、ソーシャルプラットフォームがアルゴリズム的にフィードをキュレーションするために使われる通貨なのである。いいね、コメント、シェア数が多ければ多いほど、あなたのブランドはより多くの人の目に映るのである。

2.検討

現在は、複数の製品のタッチポイントに容易にアクセスすることができるため、見込み顧客は複数のソリューションを調査し、購入を決断する前に、その選択肢を入念に品定めする。

そのため、あなたの目標は、高いインテントを十分に活用し、自身を最適な選択肢として位置づけることである。

これは、競合他社と差別化ができるコンテンツの作成が必要であることを意味している。具体例を挙げてみよう。

  • レビューや体験談
  • 複数の顧客属性に対する、ナラティブなケーススタディ
  • 製品や顧客に焦点をあてたウェビナー
  • ホワイトペーパーや業界レポート

こうしたコンテンツを顧客に寄り添った方法で作成するためには、パーソナライズが重要である。

パーソナライズの活用

検討段階においては、Webサイトへの訪問者やリストにサインアップした見込み顧客など、以前の段階では手に入らなかったデータを持つことができる。

見込み顧客の過去のインタラクションを活用し、コンバージョンに至らなかったユーザーにリターゲティング広告を実行することができる。

また、過去の履歴データを活用し、パーソナライズされたメールを送信することも可能だ。Campaign Monitorの調査によると、セグメント化されたメールやパーソナライズされたメールは、収益が760%も増加するとのことだ。加えて、通常のCTAと比較し、パーソナライズされたメールのCTAはコンバージョンが202%も高いとのことだ。

Dysonはパーソナライズされたメールを活用し、購入にいたらなかったユーザーをターゲットにしている。


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Dysonは希少性を活用し、ユーザーに再訪問を促している。そのメッセージは、「このプロモーションが適用されている買い物かごは保存されています。しかし、このプロモーションは期間が限定されています。ご注文を完了するためには、このリンクをクリックしてください」というものである。

Dysonは、契約を結ぶためには、依頼するだけでは不十分であることを理解している。そのため、保証や無料のおまけなど、感情的なインセンティブを提供するあらゆるものを加えて、説得力のある理由に仕立て上げているのだ。

reMarkableは、パーソナライズをさらに別の方法で活用している。ソーシャルプルーフを活用し、自社の製品が実際の顧客にとって、どのような違いをもたらすのかを示しているのだ。


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reMarkableは、見込み顧客の購買意欲を高めるために、顧客の影響を借りているのである。また、実際の画像、名前、リンクなどを活用し、信頼性を高めることにも成功している。

オフサイトでの露出を考える

この段階にいる見込み顧客は、レビューやおすすめなどを通じて、あなたのビジネスの全体像をつかもうとしている。

そのため、満足した顧客がGoogle My BusinessTrustPilotにレビューを残してくれるように促すことを、あなたの戦略の一部に含めるべきだ。

また、ソーシャルリスニングを行い、あなたの存在をモニタリングし、オーディエンスと関わりを持つことで、ブランドセンチメントを高いレベルに保とう。

例えば、Hootsuiteは、顧客からの質問にTwitterで丁寧に対応するチームを設けている。

45%の人がソーシャルメディアを使用し、製品を調査している。Hootsuiteがこのように顧客と関わることで、彼らの顧客サービスにポジティブな印象を与えることに成功している。

そして、54%の人が、質問や不満にソーシャルメディアでカスタマーサービスが対応してくれた場合、そのブランドに対してより好意的に思うようになると回答している。つまり、こうした活動が、顧客を獲得するか、失うかの分岐点となる可能性があるのだ。

3.コンバージョン

これまでの段階におけるマーケティングファネル戦略は、見込み顧客をこの時点まで導くよう、設計されている。ここでの目標は、見込み顧客をお金を支払ってくれる顧客にすることである。

リターゲティングやEメールマーケティングのような、検討段階の戦術は、見込み顧客に対して行動を喚起するために使われる。

しかし、ここでの第一優先は、購入の障壁となるものを取り除くことと、インセンティブを提供することにある。

コンバージョンへの抵抗を除去する

コンバージョンを高めるためには、人々が購入を完結することを、可能な限り容易にすることが重要だ。そのためには、コンバージョン率の最適化(CRO: Conversion Rate Optimization)が求められる。

あなたが販売するものや取引のプロセスによって異なるが、A/Bテスト、ユーザーテスト、目標測定など、長期に渡る施策となる可能性がある。

データとリソースが十分にあれば、コンバージョン率を高めるために、人々が購入をためらう箇所を特定し、テストを行うことができる。

例えば、チェックアウトプロセスに多くのステップがある場合は、それらを合理化しよう。送料が高すぎる場合は、他の手段を検討してみよう。

データやリソースが十分にない場合は、ユーザー体験に違いを生む、重要な原則に注力しよう。Common Thread Collectiveのアーロン・オレンドーフ氏によると、下記が該当するとのことだ。

  1. スピード(ページの読み込み速度を高める)
  2. 単一性(1ページごと、もしくは、コンテンツごとに目的を1つだけもたせる)
  3. シンプルさ(訪問者を混乱させないよう、気を散らしてしまうものを取り除く)
  4. 明確性(メリットをアピールしてリードする、わかり易い言葉を使う、専門用語は避ける)
  5. 特定(単一のターゲット市場に向けたページを設計する)
  6. 注目(大見出しと小見出しにキーワードを含め、オーディエンスに直接語りかける)
  7. 要望(「私にとってのメリットは?」に対する答えを、コピー文、ソーシャルプルーフ、ヒーロー画像などに含める)
  8. 恐れ(希少性とPAS(problem:課題、agitation:扇動、solution:解決)方式を活用する)
  9. 信頼性(きれいなデザイン、明確な問い合わせ先、ソーシャルプルーフ)

購入を促すためにインセンティブを提供する

インセンティブには、取引の価値を高めたり、決断に至っていない見込み客を誘導するような提案が含まれる。コストやリスクの低減、付加価値などが該当する。

Cozy Earthの場合、見込み客が直面する課題の1つは、価格である。

竹製の寝具や衣類は、コットンやポリエステルなどの製品よりも高額である。そこで、彼らは「心配のない保証」を提供することで読者に安心感を与え、この問題を回避している。


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また、顧客は購入を決断する前に、無料でサンプル品を体験することができる。さらに、10年間の保証を提供しており、送料と返品も無料にしている。

このように、新しいシーツを買う際、より多くの金額を払うというリスクをうまく取り除いているのである。

Masterclassは別の方法を実践している。「1つ買えば、1つ無料」や「1つ買えば、ギフトを進呈」といったインセンティブを提供しているのだ。

その結果、顧客は自分が支払う金額に対して、より多くのものを得ることができる。また、期間を限定することにより希少性を高め、顧客の決断を促すのである。

インセンティブの提供を検討する際のベストプラクティスを挙げよう。

  • インセンティブはシンプルなものにする:ガイドラインをわかりやすいものにし、顧客が獲得できることが理解できるインセンティブにする。こうすることで、そのインセンティブへの参加意欲が高まり、信頼性も増す。
  • 顧客に響くインセンティブを把握する:顧客が何を好み、何を試したいのかを、彼らに質問する。高額な商品の場合は割引が有効かもしれないが、日用品には無料の特典が有効かもしれない。
  • 終了日を意識させる:希少性を活かし、行動を喚起する。
  • ゲーミフィケーションの活用:課題を与えることで達成感が生まれ、良い行動が強化される

4.ロイヤリティ

顧客を迎える準備ができた以上、あなたのマーケティングの目標は、ロイヤリティを高め、再購入を確保することだ。パーソナライズされたEメールマーケティングを続けることは、1つの方法となる。

さらに、目標を達成するための方法を2つ紹介しよう。

1.カスタマーサービスを優先する

90%の顧客が、カスタマーサービスはそのブランドに対するロイヤリティを考える際、重要な要素であると答えている。さらに、満足した顧客は、あなたの評判を広めてくれることだろう。


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カスタマーサービスは、問題が起きてからの対応と、問題が起きる前からの対応の、2つが含まれる。

問題が起きてからの対応は、Eメール、電話、ライブチャット、ソーシャルメディア(TwitterでのHootsuiteのように)などで、迅速にサポートを提供することだ。これを実現するために、顧客があなたに連絡を取ることができる方法を、明確にWebサイトに記載しよう。

HubSpotは、サブスクリプションのレベルに応じて、顧客がどのような種類のサポートを受けられるかを、明示している。

また、顧客が必要なヘルプを簡単に発見できるリンクも用意しており、サポート用のチームも備えている。

さらに、HubSpotは、顧客が目的を達成できるよう、チャットボットを用いたサポートも提供している。

問題が起きる前からの対応は、顧客が尋ねるであろう質問に対する答えを提供することである。

あなたの製品が複雑であればあるほど、顧客はトラブルを抱える可能性が高くなる。顧客が基本的な課題を解決できるよう、ガイド記事、トラブルシューティング、FAQコンテンツなどを作成することで、マーケティングはこれに対応することができる。

Monday.comは、ユーザーが製品から最高の体験を得られるようサポートしている企業の好例である。彼らのカスタマーサポートのページには、ナレッジベース、動画のチュートリアル、解決策、コミュニティフォーラムなどを備えている。

こうしたコンテンツを用意することで、サポートチームの負担を軽減し、カスタマーサービスがより複雑な顧客の課題に対応できるようになる。

適切な種類の問題に対応したコンテンツを作成するためには、ソーシャルメディアやフォーラムで、自社製品や類似の製品についてどのような質問が尋ねられているかを調べてみよう。

さらに、セールスチームやカスタマーサービスチームのメンバーからデータを収集しても良い。顧客はどのような課題を抱えているのか?どのような問題に対し、顧客は最もサポートを必要としているのか?

2.顧客への還元のための、ロイヤリティプログラムの設立

顧客に報酬を与えることで、再度自社の顧客となってもらうことは、ビジネスにとって最善の行動の1つである。

ロイヤリティプログラムは、製品の再購入を促すための方法である。コンバージョンの際のインセンティブと同様、オファーを提供することで顧客を惹きつける。

Amazonは、ロイヤリティプログラムを効果的に活用していることで有名な企業の1つである。月々の定額料金を払うことで、プライム会員は製品の翌日配送が無料になり、ストリーミングサービスへのアクセスも許可され、プライムデーセールスのような限定特典が受けられるのだ。

これらの特典が顧客から愛されていることは、調査によって明らかになっている。


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Starbucksは、購入ごとに顧客にポイントを付与することで、ロイヤリティを管理している。ポイントは、フードやドリンクと交換できる。

Starbucksのアプリでの支払いを促すことで、購買意欲を高めることに成功している。また、これにより、顧客の情報を収集することができ、パーソナライズされたオファーやコミュニケーションなどに活用することができる。

他では体験できないものを顧客に提供することで、顧客に還元できる方法を考えてみよう。

5.アドボカシー

ファネルの最下部におけるマーケティングの目標は、ロイヤリティカスタマーとリードジェネレーターにすることである。

これには、口コミの活用が重要となる。

93%の消費者が、家族や友人からの推薦を信用している。あなたの製品やサービスについて話してもらう理由を与えることで、この力を活用しよう。

推薦を促すためのリファラルプログラムの作成

優れたマーケティング、製品、カスタマーサービスが揃っていれば、顧客は自然とあなたの会社を他社に推薦するだろう。

リファラルプログラムは、あなたを推薦することに対して顧客に報酬を与えることで、安定したリードをもたらしてくれるだろう。

Evernoteは、報酬をゲーム化することで、顧客が同社の製品を勧めることを促している。


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顧客が友人を招待するたびに、プレミアム会員になるために使用できるポイントを付与している。これは、顧客が製品の紹介を継続する理由となるはずだ。

また、紹介された友人は、プレミアム会員に登録することで、その友達を支援することができる。Win-Winの関係である。

ポイントは使用していないが、FreeAgentは、顧客に対してお金を節約する機会を提供している。

紹介コードを使用してFreeAgentに登録した人は、10%オフのサービスを受けることができ、その割引率は最大で100%となる。

報酬が積み重なると、顧客は新しいコンタクトを提供するようになる。FreeAgentのモデルは、その人が顧客で有り続ける限り継続するため、解約の防止にもなる。

リファラルプログラムをうまく活用するためには、下記の要素が重要となる。


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継続して改善するために、顧客にフィードバックを求める

あなたの会社の将来について顧客に関わってもらうことで、顧客はあなたの会社を重要だと感じ、あなたが顧客を気にかけていることが伝わる。また、製品やマーケティングの改善に繋がり、より良い体験を提供できるようになるだろう。

フィードバックを得るにはいくつかの方法がある。

  • 顧客へのアンケート
  • 営業電話
  • カスタマーサービスからの電話

例えば、Tompkins Trust Companyは、Webサイト内の「サービスを評価する」というページにて、フィードバックを得ている。このページでは、顧客は自身の体験を評価でき、購入や推薦を行う可能性を記載できる。

Aeroは、フィードバックの引き換えに何らかの報酬を提供することで、サービスの形成に協力してくれるよう、顧客に依頼している。


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ここでは、これまで顧客が断ってきた行動を促すようなインセンティブを提供することが重要である。

アンケートの回答が少ない場合は、Aeroのリード文に倣い、回答と引き換えに報酬を提供することを検討してみよう。

マーケティングファネルの成功を計測し、注力すべき箇所を特定する

マーケティングファネルのパフォーマンスと、どの段階に注力すべきかを理解するためには、顧客のアクションを観察する必要がある。

これは、各指標とユーザー行動を追跡することで、可能となる。

測定すべきマーケティングファネルの4つのKPI

1.顧客獲得単価(CPA:Cost per acquisition)

キャンペーンに費やしたコストをコンバージョン数で割ることで、ペイドマーケティングやEメールマーケティングを分析する。

特定のチャネルやキャンペーンで新規顧客を獲得するために費やした費用 ÷ 同じチャネルやキャンペーンで獲得した新規顧客の数 = CPA

または、

メディア費用の総計 ÷ メディア経由で獲得した新規顧客の数 = CPA

となる。

2.顧客生涯価値(LTV:Lifetime value)

顧客のリテンションの価値を測定しよう。

解約率:特定の期間で支払いを停止した顧客の数(例:200人の定期購読者がおり、昨年の解約人数が10人であった場合、解約率は5%)

1人あたりの平均収益(ARPU:Average revenue per user):現在のすべてのアカウントの平均収益(例:100人の定期購読者がおり、その内の50人が$50を支払っており、別の50人が$100を支払っている場合、1人あたりの平均収益は$75)

そして、顧客生涯価値は下記のように計算できる。

1人あたりの平均収益 × 顧客生涯 = 顧客生涯価値

3.コンバージョン率

コンバージョン率は、総合的に算出することができる(つまり、売上数)。しかし、事実に基づいた判断を下すためには、ファネルの各段階におけるマイクロコンバージョンに分解すべきだ。

例えば、

  • TOFU:MQL(Marketing Qualified Leads)にコンバートした訪問者数
  • MOFU:サインアップ、もしくは、会員になったMQLの数
  • BOFU:サインアップ、もしくは、会員から顧客になった人の数

4.チャネルごとのコンバージョン率

マーケティング目標に関わる、各チャネル(例:ソーシャルメディア、Eメール、ペイド広告、SEO、など)の成功度合いを測定する。

「成功」が何を意味するのかを理解するために、各チャネルに明確なコンバージョンの目標があることを確認しよう。

例えば、SEOでは、検索結果に表示された自社のWebサイトへのリンクのクリック数がコンバージョンとして考えられる。Eメールでは、受信者からの返信や、Webサイトへのリンクのクリック数などが、コンバージョンとして考えられる。

ヒートマップとスクリーンレコーディングでユーザー行動を測定する

ユーザーの行動を測定することで、数字の背後にあるストーリーを知ることができる。ユーザーがあなたのWebサイトをどのように利用しているかを理解することで、マーケティングをより良いものに調整でき、より完璧なファネルを構築することができる。

ヒートマップは、あなたのWebサイトをユーザーがどのように回遊し、利用しているかを明らかにしてくれる。ヒートマップを活用することで、ランディングページのどの箇所が機能しており、どういった変更を加えればコンバージョンが最適化されるか、などを知ることができる。


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ヒーロマップを活用し、下記の項目を測定してみよう。

  • エンゲージメント(ユーザーが、ブログ記事やランディングページなどと、どのように関わっているか)
  • アクション(どのボタンやリンクを訪問者はクリックしたか)
  • アテンション(どの見出し、画像、フォームが、最も注目を集めているか)

これらを測定することで、コンテンツを配置する最適な場所、最適な使い方、訪問者の気を紛らわしてしまう箇所などを理解することができる。

ヒートマップに加え、HotjarLogRocketなどのスクリーンレコーディングのソフトウェアを使用し、実際のユーザーがWebサイトやアプリとどのように関わっているかを見ることができる(例:スクロールの仕方、クリックしたリンク、回遊方法、など)。


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こうした情報をもとに、顧客の目線に立ち、コンテンツをどのように発見し、消費しているかを把握しよう。

より重要なことは、顧客体験に悪影響を与えるパターンを探し出すことだ。

破損した画像、ページスピードの遅さ、混乱させたり誤解を生んだりするコピー文などの障壁がフラストレーションを招き、コンバージョンをせずにWebサイトを去ってしまう要因となる。

これらの定性データを、ファネルの各段階におけるマーケティングキャンペーンのKPIから得られる定量データと組み合わせることで、顧客行動の全体像を把握することが可能となる。これは、マーケティング活動のどの箇所にあなたが集中すべきかを理解することに役立つだろう。

結論

顧客行動に基づいてマーケティングファネルを作成するためには、顧客の目線に立つことが重要である。認知からコンバージョン、そして、アドボカシーに至るまで、彼らのジャーニーの各段階における心理状態を考えてみよう。

従来のマーケティングファネルを活用しながら、トルネードファネルをコンテンツ作成に反映させ、あらゆるタッチポイントにおける最適な方法で、顧客との接点を持とう。可能であれば、既存のデータを活用し、どの戦術が各段階で最も機能しているのかを理解し、経路をマッピングすることでその間にあるギャップを埋めよう。

最も重要なことは、あらゆる行動を追跡し、測定することである。顧客行動は常に予測できるとは限らない。しかし、パフォーマンスの各指標は、信頼できる指針となりうるのだ。

マーケティングファネルの各段階ごとに最適な施策をあてていく、という内容でした。的確な分析と、分析結果に基づいた施策の実行が肝となりますが、各段階での成否を判断するための効果測定もおろそかにしてはいけません。なかなかやることが多い印象ではありますが、見切り発車をしてしまうと、期待に見合った効果を得られないことも容易に想像でき、それだけは避けたいところです。理想的な結果を得るためには、多少遠回りに見えるかもしれませんが、しっかりとした計画が重要となることを改めて考えさせられました。

この記事は、CXLに掲載された「How to Create a Marketing Funnel by Responding to Customer Behavior」を翻訳した内容です。

投稿 顧客行動への対応から、マーケティングファネルを作る方法SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

岸 穂太佳が執筆した『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』発売中!

2022/4/26にナイル株式会社執行役員・岸穂太佳が執筆に参加した『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』が発売されました。早くも重版が決定し、SNSでも話題を呼んでいます。書籍概要ととも に、著者たちをリードした枌谷力さん、編集者の畠山龍次さん、SEOパートの執筆を担当した弊社の岸穂太佳に話を伺いました。

1. 書籍概要

『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』では、BtoBビジネスの最前線で活躍する著者陣が、下記のようなビジネスパーソンに向けてBtoBマーケティングの基礎知識を解説します。


・BtoBマーケティングを任されたけれど、何から学び始めれば良いかわからない
・効果的な施策がどのように設計されているか知りたい
・他社のKPIがどのように設定されているか知りたい
経営におけるマーケティングの概念や、施策ごとの細やかなKPIなど、BtoBビジネスの現場で求められる考え方を紹介します。

著者:飯髙悠太(著)、枌谷力(著)、相原 ゆうき(著)、秋山勝(著)、安藤健作(著)、今井晶也(著)、岸穂太佳(著)、戸栗頌平(著)、日比谷尚武(著)、室谷良平(著)

定価:2,948円(本体2,680円+税10%)
発売日:2022年4月26日
単行本(ソフトカバー):352ページ
ISBN-10:4839974365
ISBN-13:978-4839974367
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4839974365/
その他、各ネットストア、全国の書店などでお買い求めいただけます。

【主な内容】
1章 BtoBビジネスの基本を知る
1-1 BtoBビジネスの特徴
1-2 顧客特性とプロセス
2章 BtoBの顧客獲得戦略を考える
2-1 経営と接続する
2-2 顧客を定義する
2-3 強みを知る
2-4 マーケティングのKPIをつくる
2-5 ブランドをつくる
3章 施策を細やかに実行する
3-1 Web広告
3-2 SEO
3-3 SNS
3-4 メールマガジン
3-5 ウェビナー
3-6 Webサイト
3-7 オウンドメディア
3-8 コンテンツ
3-9 オンライン商談(インサイドセールスとフィールドセールス)
3-10 マーケティングオートメーション
3-11 広報

2.著者・編集者インタビュー

著者:枌谷力さん

株式会社ベイジ代表。新卒で株式会社NTTデータに入社。4年の企画営業経験の後、デザイナーに転身。制作会社2社を経て、2007年にフリーランスのデザイナーとして独立。2010年に株式会社ベイジ設立。経営全般に関わりながら、クライアント企業のBtoBマーケティングや採用戦略の整理・立案、UXリサーチ、コンテンツ企画、情報設計、UIデザイン、ライティング、自社のマーケティングや広報、SNS運用、ブログ執筆など、デザイナー、マーケター、ライターの顔を持つ経営者として活動している。

書籍を執筆された理由、きっかけは?

実は2012年ごろから書籍の執筆依頼はありましたが、当時は「本を書く時間があるならブログを書いたほうがいい」という考えを持っていて、書籍は執筆していませんでした。

今回はブログの執筆とバランスを取りながら進められそうだったので引き受けました。出版は2022年4月になりましたが、実は出版のお話自体は2020年のコロナ前からいただいていましたので、コロナ禍の中で書籍のテーマを何度か見直しました。

ナイルに執筆を頼んだ理由は?

マーケティングのテーマはメルマガ、広報、広告など領域が分散しているので専門家のほうが正しいニュアンスの言葉遣いで文章が書けるだろうと思い、各領域の専門家に声をかけることにしました。

ナイルさんは一緒に仕事をしたことがあり、その際にマーケティングという仕事の内容や、SEOに精通しているのを実感しました。

本書は実務家に書いてほしかったので、我々が実務を知っていてオススメできるナイルさんにSEOパートの執筆について声をかけました。

本書を出版するにあたって大事にしたことは何ですか?

大事にというほど意図的ではないですが、主観も含めた意見を残すことは意識しました。

マーケティングは領域が広く、全体をまんべんなく実行できる人はいないという前提に立ち、各領域を実務でやってきた人のこだわりを出したいと思いました。

イメージはフィーチャリングアーティストが多い音楽のアルバム作りです。いろんな個性のある専門家を集めて1つのアルバムを作るようなイメージで、各領域の専門家たちの個性や実務家だからこそ経験から知っている知見を残すことを意識しました。

世の中にSEOの本やマーケティングの本はたくさんあるけど、本書がおすすめの理由は?

コロナ禍でテーマを何度も見直しながら、本書を作ってきました。本書はBtoBのオンラインマーケティングを明日からいきなりやれ、と上司に言われたときに最初に開く本、という役割を果たせるといいなと思っています。その意味で、BtoBマーケティングのすべてを網羅はしておらず、ニーズが多く、関わる機会が多いテーマをピックアップして掲載しています。より深い話は、ここから派生して理解していただけるといいと思っています。

SEOも広告も詳しい本はたくさんあります。まずはこの1冊を読んでBtoBのオンラインマーケティングの全体像をつかんでから、広告やSEO、広報などより詳しい本に進んでもらえるといいのではないかと思います。

著者:岸穂太佳

ナイル株式会社執行役員。2012年に学生インターンとしてナイル株式会社に入社し、2014年に新卒入社。デジタルマーケティング事業部のウェブコンサルタントを経てセールスに異動し、200社以上の受注実績をあげる。現在は執行役員としてデジタルマーケティング事業部をけん引。

なぜ本書を書こうと思ったのですか?

営業時代に多くのBtoBの企業様と接点を持つ中で、BtoBのマーケターはSEOに悩んでいる人が多いと感じていました。

SEOは特にテクニカルな話が多いため、BtoB業界のマーケターもSEOの細かい技術的な話を意識しすぎてしまう傾向がありました。

それは必ずしも間違いではないのですが、ECサイトやデータベース型のサイトと異なり、多くのBtoB企業はTOPページ、サービスページ、お知らせ、コラム、ホワイトペーパーといったシンプルでかつ情報量もそこまで多くないサイトが大半です。

 

またBtoBの場合、マーケターの人数も少なくリソースも限られた中で対策を行うため、細かいSEOの技術要件の前に社内のコンセンサスやKPIの建て方、SEOでの攻め方(戦略)など実はもう少し上流の部分を理解し、進める必要があります。

そのため今回の書籍では技術要件をメインで語るのではなく、SEOを社内で行う上でハードルになりえる話や、前提として知っておいてもらいたい内容を中心に執筆しました。

本書を書く上で大変だったことは何ですか?

SEOの考え方をわかりやすく、端的に説明することに苦労しました。これからマーケティングを勉強される方向けの本でしたので、少しでもわかりやすい本にするために解説や例え話は何度も書き直しました。

執筆しながら大切にしたことは?

青写真を描くことではなく、体制やコストなどを鑑みた「身の丈に合ったSEO施策の説明」を意識しました。

SEOはテクニカルな領域があり、アルゴリズムを意識した取り組みは大切です。しかし先程も伝えた通り、BtoBマーケターがSEOでこだわるのはそこではありません。実際に本書では「テクニカルなことは一旦忘れましょう」と記載しています。

また、限られたリソースの中で「SEO」というマーケティング施策を選択する上での判断軸や実施するタイミングなども執筆しております。

今回はSEOを進める上での社内調整などリアルな話を中心に、BtoBマーケターがSEOで意識するべきポイントを記載しました。

編集者:畠山龍次さん

株式会社マイナビ出版。前職では、資格書・理工書の単行本と雑誌の編集、書籍の電子化を担当。2018年よりマイナビ出版にて主にPC書を担当。AWSなどのクラウド関連書籍やウェブ業界、マーケティングに関する書籍の編集を手掛ける。

なぜBtoBマーケ専門書を作ろうと思ったのですか?

BtoBマーケティングに携わる人にとって、共通言語になるものを作りたいと思っていたからです。1から10までの知識やノウハウというよりは、最低限の知識の共有が社内でできるような辞書的な1冊が欲しかったんです。

私が本を作るときに意識するのは身近な誰かです。こういう本があるよ、こういうやり方があるよ、と伝えたい。本書は私の勤め先の同僚たちを意識しながら作っていました。

世の中のBtoB企業は営業が強く、社内であまりマーケティングの話がされる機会が少なく、基本的なマーケティング用語の浸透もBtoCに比べると乏しいと感じていたからです。出版社もBtoB企業の側面が強いので、社内にも浸透してほしい知識をまとめたかった。

そんな方たちが読む「最低限、メルマガだったらこういうのを押さえておこう」「記事を書くならこういうのを押さえておこう」という基本的な情報を押さえた1冊を作りたかったんです。

なぜ著者陣をこのメンバーにしたのですか?

最低限の知識の共有を目的としていても、SEOや広告など各分野の専門家に正しい知識を書いてもらいたかったので、専門家に声をかけることにしました。

もともと飯髙さん、枌谷さんの2名で執筆の予定だったのですが、枌谷さんからも回答があったとおり、広告やSEOなど各分野の実務家に書いてもらったほうが彼らの主観も含めて濃密で具体的な情報になります。そこで飯髙さん、枌谷さんと相談し、著者陣の選定を行いました。

どんな方におすすめの本ですか?

社内でBtoBマーケティングの話を初めてする人や、BtoBマーケティングにはじめて挑戦する企業の方にぜひ読んでいただきたいです。誰にも教わることができず、苦しんでいる方の一助になれば幸いです。

岸 穂太佳が執筆した『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』発売中!【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Googleのブランド検索結果とPeople Also Askが重要である理由

数年前に米国のGoogle検索結果に導入された、「People Also Ask」。日本では「他の人はこちらも質問」という形で表示されるのを見かけます。通常のスニペットとは異なるレイアウトで表示されることもあり、比較的目立つコンテンツを言えるのではないでしょうか?今回は、そんな「People Also Ask」に注目したSearch Engine Landの記事を紹介します。

あなたのブランドについての質問は特にであるが、そろそろPeople Also Askについて注目してみても良いだろう。この記事ではその理由をお伝えしよう。

Googleの検索結果画面に表示されるPeople Also Ask(PAA)がここ数年の間に進化していることは、よく知られている。PAAはSEOにおける機会だと捉えられているが、ときに見落としられがちな機会でもある。

ブランド検索結果とは、あなたのブランド名をGoogleで検索した際、オーディエンスに表示される検索結果のことを指す。Googleが提案するこれらの質問は、「機会」ではない。それ以上に、「必ず対策しなければならないもの」、と言えるだろう。なぜだろうか?ブランド検索結果で表示される領域は、可能な限りコントロールすべきだからである。

ブランドが中心となっているPAAの例(UbigiはKalicubeのクライアントである)

ブランド検索結果のコンテキスト

ユーザーが完全一致のブランド名で検索する際、彼らはそのWebサイトに行きたいと思っているか、そのブランドについての情報を探しているのだろう。Webサイトに行きたいと思っている場合、検索結果はさっと確認する程度だろうが、少なくとも、アバブ・ザ・フォールドは見ているはずだ(PAAはアバブ・ザ・フォールドに表示されることが多い)。ブランドについての情報を探している場合は、検索結果全体を確認し、そこに表示されている情報を読み、1つか2つのリンクをクリックするだろう。

Googleの視点から考えてみると、そのブランドのオーディエンスに関連があり、価値があり、役に立つコンテンツ(リンク、動画、画像、Twitter、PAA)を含めた検索結果を作成しようとしているはずだ。これは、PAAに表示される質問は、ユーザーの役に立ち、価値があるとGoogleが判断している質問であることを意味している。つまり、そのブランドのオーディエンスが尋ねている、核となる質問だ。これは、それ自体が素晴らしいインサイトであると言え、特に2つの種類の質問を検討している場合は重要である。

2種類の質問とはなにか?これについて解説していこう。

あなたのブランドについての質問

Googleは、多くのブランドについての質問と、彼らの提供物についての質問を表示する(上記の例を見てみよう)。マーケターとして、あなたは、「その回答は正確か?」、「ブランドにとってポジティブであるか?」、「誰が提供しているか?」といった、現実的な質問を受けるだろう。それらの回答は正確であり、ブランドにとってポジティブであり、ブランド自体が提供している、といった状態が望まれる。

Googleは、質問に対する回答が事実に基づくような場合(例:「”ブランド”の使い方は?」、「”ブランド”とはなんですか?」)、ブランドからの回答を優先する傾向がある。しかし、その回答が意見である場合(「”ブランド”は信用できますか?」、「”ブランド”はお金を払う価値がありますか?」)は、他のソースからの回答を優先する傾向がある。

あなたのブランドについて役に立つ質問を掲載した「よくある質問」のセクションをWebサイト内に作成することが、これらの質問を独占する方法である。質問に回答すらしていないのであれば、PAAで勝利を勝ち取ることはできない。

「友好関係」にあるサードパーティのWebサイトに回答を掲載することは、意見に基づく返答を自然に引き出すための、賢い方法と言えるだろう。

あなたのブランドの周辺についての質問

Googleは、そのブランドが最も知られているトピックについての質問を表示することもある。下記の例を見てみると、SE Rankingというソフトウェアについての質問と、SEOについての2つの質問が表示されていることがわかる。これは、Googleが、SE Rankingの専門領域(SEOのランキングとキーワード)を理解していることを意味している。

[se ranking]のGoogleの検索結果画面

このタイプのPAAの場合、あなたのブランドについての質問への回答ほど、ブランド検索結果画面を独占することは容易でない。

話題性のある質問の場合は、ブログ記事やFAQを書き、SEO戦略の1つとしてあなたが書いている他のコンテンツと同様に最適化を行うことが、良い方法となる。こうすることで、検索結果の上位に表示されることや、強調スニペットに表示されることも期待できる。

Searchmetricsは、競合ブランドの検索結果でのPAAと強調スニペットの両方で表示されている。

さらなる活用法:PAAは、あなたがターゲットにする一般的な検索クエリについての重要な情報も提供してくれる。

Googleが関連性があると判断した他の質問があった場合、ブランド検索結果に表示されるPAA内の質問をクリックすると、リストが展開される。そこには、話題性のある質問が表示されるはずだ(最初に表示されるPAA内にその質問がなければ)。こうした質問は、Googleがあなたのブランドと関連性の高い質問であると認識しているはずである。そのため、あなたが通常行っているSEOの戦略の参考材料として考える価値があるはずだ。

私はこの簡単な「トリック」を使用して、Searchmetricsのターゲットとなりうる、長文コンテンツのためのアイデアを6つほど得ることができた。これらは競合する検索クエリであるが、比較的簡単に勝利することができるだろう。なぜなら、ブランド検索結果のPAAから、Googleはこのクエリにおいて、Searchmetricsに権威があると認識していることがわかるからだ。

ブランド検索結果のPAAの将来

GoogleがPAA内にアンサーボックスを表示する機会は増えている。そのため、単純な定義に多くの時間を費やさないようにしよう。単純な定義は、ある時点で、それがあなたのブランド検索結果であったとしても、Googleの観点からは無価値となるかもしれない。

PAAは優れたインサイトを提供する

これまで見てきたように、ブランド検索結果のPAAは、以下2点のインサイトを提供する。

  1. あなたのブランドについて、人々が尋ねている質問
  2. あなたのブランドの周辺について(つまり、核となるトピック)、人々が尋ねている質問

つまり、あなたのブランドの確信を突いているのである。あなたは、これらに注意を払っているだろうか?これらの質問に、きちんと答えているだろうか?あなたのブランド検索結果でこうした質問に対する答えを提供するに値する、情報ソースとなっているだろうか?そうでなければ、なぜ、そうならないのだろうか?あなたのブランド名で検索する人々は、クライアント、見込み顧客、潜在的な雇用者、ジャーナリストである。つまり、彼らはA級のオーディエンスなのだ。

こうした質問は、あなたのオーディエンスに関連しているものであるため、あなたのWebサイト上ですでに答えているはずだ。もし、適切に行っているのであれば、あなたはすでに、あなたのブランド検索結果のPAAを支配しているだろう。質問に対する答えをすでに提供しているのにもかかわらず、他の誰かがPAAを専有しているのであれば、SEOのテクニックを駆使し、それらを押し出してしまおう。

もし、ブランド検索結果のPAAの答えをWebサイトで提供していないのであれば、すぐに提供しよう。あなたが答えを提供していなければ、Googleは他の誰かからの回答を表示するだろう。特に、話題性のあるトピックにおいては、競争は激しくなる。

前述の通り、事実に基づく答えを必要とする質問について、PAAを専有しない理由は存在しない。自然な意見が答えとなる質問については、友好的なサードパーティのWebサイトに掲載するという手もある。ここでは、従来のPRの手法が効果的となりうる。リンクビルディングを積極的に行っているのであれば、一緒に作業をしてくれている人たちが、潜在的な「友人」としての素晴らしいアイデアを持っているかもしれない。最後に、話題性のあるトピックについては、丁寧なブログ記事やFAQコンテンツで、正確な回答を提供しよう。

自身のブランド検索結果のPAAが表示されているブランドの60%以上が、たった1つのPAAにさえ、回答していない。興味深いことに、この数字は、前回私が調査を行ってからほとんど改善されていない。これは、多くのブランドがブランド検索結果に注意を払っていないことを意味している。私からすれば、これは非常に大きな失敗だと思う。

下記の理由により、ブランドを中心とする質問に対する答えを管理することに失敗することもある。

  • ブランドが、ブランド検索結果の情報(あなたの「Googleビジネスのカード」をコントロールできていない。
  • ブランドが、ブランド検索結果に表示される自身のブランドについての質問に対する回答を、他社に任せている
  • ブランドが、そのブランドのオーディエンスが抱いている基本的な質問への回答に注力するという戦略を実施していない

あなたのブランド検索結果でPAAが表示されていない場合、「安全」であると感じてしまうかもしれない。そのような感情は無視しよう。1年か2年後、あなたのブランド検索結果に、ほぼ間違いなくPAAは表示されるだろう。準備することで、PAAが表示された場合、きっとあなたの助けとなるはずだ。ブランドについての素晴らしいFAQをコンテンツを作成することは、ファネルの奥にいるユーザーとファネルを通過したユーザーへの助けとなるだろう。

これらの質問は、あなたのビジネスの核心を突くものである。これらの質問は、あなたの顧客や見込み顧客が求めている質問だ。これらの質問に回答することで、ブランド検索結果を支配しよう。そして、この戦略をブランド検索結果以外の戦略にも組み込み、拡大していくのだ。

自社の製品やサービスについて、ユーザーからの質問を受ける機会は多々あり、事前に回答を準備していることもあるでしょう。しかし、提供する側からは当たり前でも、ユーザーにとってはよくわからない、といった状況も起こりえます。そのため、ユーザーが実際に抱いている質問は、Webサイト側にとっては非常に有益な情報と言えるでしょう。PAAのように、検索結果に表示されている機能も活用して、こうしたアイデアを得ていきたいと思います。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google brand SERPs: Why you must dominate People Also Ask」を翻訳した内容です。

投稿 Googleのブランド検索結果とPeople Also Askが重要である理由SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

ECサイトとは?実際の運営ポイントまで解説

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近年、自社ビジネスの売上を伸ばすために、ECサイトの導入を検討する企業が増えています。しかし、ECサイトを立ち上げたり、サービスを導入したりするにあたって、何から始めればよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、ECサイト構築を検討しているウェブ担当者の方に向けて、ECサイトの定義について説明しつつ、必要な機能や構築方法、運用業務などポイントを押さえながらわかりやすく解説します。

そして、ECサイトには欠かせないSEOノウハウの資料も併せてご覧ください(ダウンロード無料)。

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そもそもECサイトとは何か?

ECサイトとは、「Electronic Commerce」の略で、「ネット上にある電子商取引(イーコマース)に対応するサイト」を意味します。

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オークションサイトやオンライントレードサイト、コンテンツ動画配信サイトもECサイトにあてはまります。ただし、一般的なECサイトとは「インターネット上で買い物ができるウェブサイト」という意味で使われることが多いでしょう。

Amazonや楽天、ZOZOなどの通販サイトは、みなさまも特に使われたことはあるのではないでしょうか。

ECサイトに必要不可欠な4つの機能とは?

ECサイトを円滑に運営していく上で、どのような機能が必要となるのでしょうか。導入必須ともいえる4つの機能について解説していきます。

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ショッピングカート機能

ECサイトには、ショッピングカード機能が欠かせません。

ショッピングカート機能とは、ユーザーが購入したい商品を「カートに入れる」のボタンをクリックすると、購入商品がカートに追加されていく機能です。「買い物かご機能」と呼ばれることもあります。

リアル店舗では、まずショッピングカートに選んだ商品を入れてレジに進みます。ECサイトでも、検索した商品をカートを介して決済画面に進む必要があります。カートがなければ、時間が経ったあとの購入や商品の複数購入などができないからです。

またカート機能では、購入商品や決済情報がユーザーにわかりやすく表示されることも重要です。決済完了までの過程が複雑だと、せっかく商品をカートに入れても購入まで至らないという「カゴ落ち」の要因になってしまいます。

リピート購入につなげるためにも、決済情報はわかりやすく簡潔にまとめ、決済完了までのステップ数も表示されると親切です。ほかにも、一度カートに入れた商品の購入をキャンセルできる削除機能も備えておくと、ユーザーに便利でしょう。

セキュリティ機能

ECサイトは多くの個人情報を取り扱うため、セキュリティ対策はかなり重要です。

どんなに快適に買い物ができるショッピングサイトだとしても、個人情報漏えいが発生する恐れがあれば、利用したいと思うユーザーはいないでしょう。

個人情報漏えいが発覚した場合、ECサイト運営の継続が危ぶまれますし、多額の損害が発生するとなれば企業経営にまで影響を及ぼしかねません。

SSL(暗号化通信)をはじめ、個人情報やクレジットカードの不正利用対策(3Dセキュア・セキュリティコード入力等)、ほかにも企業側の取り組みなど多面的に対策を行うことが、ECサイトのセキュリティ対策において重要となります。

決済サービス機能

ECサイトの決済において、ユーザー利用率が最も高い決済方法がクレジット決済です。

次いで、コンビニ支払いや代金引換といった従来の決済方法です。近年ではスマートフォンの普及により、個人情報を新たに入力しなくても支払い可能なID決済(PayPay・楽天Payなど)も人気の決済手段となっています。

複数の決済サービス導入を検討することは売り上げにも直結するため重要です。しかし、ほとんど使われない決済手段のために決済会社に手数料を支払い続けるのは避けたいところです。自社商材との相性や、ターゲット層であるユーザーの属性(年齢、性別、所得、地域など)に合わせて、決済方法の導入を検討しましょう。

受注管理システム機能

受注管理システムは、ユーザーが購入した商品を把握し、適切に管理するために必要不可欠な機能です。

受注・入金・発送管理を適切に行えないと、入金後の発送が遅れてしまったり、商品の配送状況が把握できなかったりします。

ECサイトとしての運営を円滑に行うためには、正しく配送管理を進めることが重要です。受注管理だけに特化したシステムではなく、商品を受注した後の入金状況の確認や、キャンセル処理なども含めて一括管理できるシステムを選ぶとよいでしょう。

ECサイト構築のプロセスとは?

ECサイトを開設するにあたり、どのようなステップで進めればよいのでしょうか。ECサイトの構築から実際にリリースするまでの工程について、順を追って解説していきます。

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コンセプト定義

ECサイトの構築において、まずはコンセプトを決めます。

コンセプトはECサイトの方向性を明確化し、それに基づいてターゲットを定め、どのようなプロモーションを仕掛けていくか、サイトの機能やデザインはどうするかなど、ECサイトの柱となる部分を定義していく作業になります。ECサイト構築手順において、ここが最も重要なポイントといっても過言ではありません。

要件定義

コンセプトが決まったら、それに基づいて必要な機能とシステムの選定、デザインイメージ、スケジューリング、予算といったECサイト構築に求める要件を明確にしていきます。

ECサイトの構築は要件定義に基づいて進めていくため、要件定義が明確であるほどECサイトで実現したい目的の達成につながるといえます。

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ページデザイン・コーディング

要件定義が固まったら、ページデザインとコーディングに移ります。

ECサイトは見た目のデザインも大切ですが、サイトを訪れたユーザーにとって使いやすいデザインであることのほうが重要です。商品画像や説明文は見やすいか、サイトコンセプトをしっかり伝えられているかなどを意識して設計する必要があります。

自社のコンセプトやブランドイメージを表現した上で、ユーザーにとっても利便性の高いサイトを目指しましょう。

商品登録

ECサイトが出来上がったら、商品情報をカートシステム上に登録していきます。

その際、あらかじめ商品の画像や原稿など必要な素材をそろえておき、CSVデータなどで一括登録すると作業をスムーズに進めることができます。商品登録数が多く作業量が膨大になる場合は、業務の効率化を図るためにアウトソーシング(商品登録代行)を活用するのもひとつの方法です。

オペレーションテスト・トレーニング

商品登録まで完了したら、ECサイトをオープンする前にオペレーションテストを行います。

オペレーションテストとは、実際にユーザーと同じ工程をたどり、ECサイトで受注や決済が正常に行われるかを確認します。また、トラブルが発生した場合を想定し、カスタマーサポートを整える必要があります。適切に問題に対処できるよう自社スタッフのトレーニングも実施していくとよいでしょう。

ECサイト運営の業務フローと気をつけるべきポイント

ECサイトを立ち上げたら、いよいよ運営のスタートです。

ECサイトの運営業務は多岐にわたり、大きく分けて「フロント業務」と「バックエンド業務」の2つに分かれます。フロント業務では商品の販売促進や売上につながる業務を行い、バックエンド業務では販売管理やサイト運営をサポートする業務を行います。

ここでは、ECサイト運営の具体的な業務内容とポイントについて解説します。

商品企画

ECサイトで利益を確保するためには、売れる商品を企画することが何よりも重要です。

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現在の市場ニーズやトレンド、季節などを分析して、商品を企画・検討していきます。ほかにも仕入れ商品の原価率や利益率の計算を行い、季節商品を販売する際は半年以上前から販売企画を立てる必要があります。商品企画から販売開始までのタイミングを見誤らないためにも、中長期的な販売計画を立てることが大切です。

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商品の仕入れ

商品の仕入れは、販売計画に基づいて行います。

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ここでポイントとなるのが販売予測です。話題の商品の場合、生産が追いつかず在庫切れとなれば、せっかくの販売機会が損なわれてしまいます。そのようなことが起きないように、複数の仕入れ先を確保しておきましょう。

また、トレンドだからといって大量に商品を仕入れてしまうと過剰在庫を抱えてしまうことになります。商品企画と同様に市場ニーズやトレンドの動きを分析し、適切な仕入れを行うことが重要です。

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プロモーション

ECサイトにおけるプロモーションは、リスティング広告やSNSにおける情報発信といったウェブマーケティングがメインとなります。

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プロモーションにおける代表的な手法は以下7つです。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • アフィリエイト広告
  • SEO対策
  • コンテンツマーケティング
  • SNSマーケティング
  • メールマガジン

立ち上げ時に効果的な施策は各種ウェブ広告といえます。SEO対策やコンテンツマーケティングは、即効性のある施策ではありませんが、良質なコンテンツを発信し続けることで安定した集客を実現できるメリットがあります。

運営を継続していく中で、即効性の高い手法(ウェブ広告)と中長期的な手法(SEO・コンテンツマーケティング)をバランスよく組み合わせて取り組んでいくとよいでしょう。

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受注処理

ユーザーが商品を購入したら、注文内容の確認メールを送信し、受注情報を確認して倉庫への出荷指示を出します。

ECサイトの物流業務は、いかにスピーディかつ正確にユーザーのもとへ商品を届けられるかが重視されます。そのため、ミスが発生しないよう受注管理システムを導入し効率よく業務を進めることをおすすめします。顧客満足度を高めることはリピート獲得にもつながるため、受注処理作業はスムーズに行いましょう。

在庫管理

ECサイトの運営において、在庫管理も重要な役割のひとつです。

商品が過剰在庫や品切れにならないよう、販売予測に基づいて適宜調査を行う必要があります。季節性の商品はシーズンを過ぎるとほとんど売れなくなってしまうため、特に過剰在庫のリスクが高い部類になります。販売に適さなくなった商品は廃棄するしかありません。

廃棄コストを抑えて売り上げを伸ばすためにも在庫管理を徹底し、適正在庫を維持することが大切です。また、実店舗や複数のモール展開をしているECサイトであれば、在庫管理がさらに大変となるためこちらも在庫管理システムの導入を検討するとよいでしょう。

梱包・出荷

受注処理が行われたら出荷指示に従って、倉庫から商品をピックアップし、商品に問題がないか検品した後、梱包作業に入ります。

注文商品が「ワレモノ」の場合は、配送中の衝撃から守るために緩衝材を詰めるなどの配慮をしましょう。届いた商品が破損していたらユーザーに迷惑がかかりクレームにつながるため、梱包作業は十分に注意する必要があります。

また、商品の納品書を同封する際は、その納品書と商品が一致しているか必ず確認しましょう。梱包が完了したら、配送業者に商品を引き渡し、顧客へ発送完了のメールを通知するまでが出荷作業の一連の流れとなります。

配送

自社のECサイトで取り扱う商品に合わせて、配送業者を選択します。

商品のサイズや特徴によって、配送料金やサービスが異なることがあります。自社とユーザーにとって最適な配送が選べるように、複数の配送業者を用意して使い分けるとよいでしょう。

アフターサービス

商品発送後は、ユーザーのアフターサービスを行いましょう。

届いた商品が破損していた、不具合があるといったユーザーからの問い合わせやクレームには真摯に対応することがとても重要になります。顧客対応を丁寧に行うことはECサイトの評価に影響を与え、リピーターの獲得につながるでしょう。

問題なくユーザーに商品が届いた場合は、商品のレビュー投稿を促すメールを配信することも大切です。次回も利用してもらえるようクーポンを配信して囲い込みを狙うなど、ECサイト運営を成功に導くためにもアフターサービスにも力を入れて取り組むことが理想的です。

ECサイト運営における成功の鍵は「目的の明確化」

ECサイトの立ち上げや運営には、決めなければならないことが多岐にわたります。

大変なこともありますが、苦労して作り上げたECサイトが軌道に乗り、成果が出たときの達成感や喜びはひとしおです。ECサイトを成功に導くための第一歩は、サイト立ち上げの目的を明確化し、ビジネスプランをしっかり立てることが重要になります。

なお、ECサイトのリニューアルに迷ったときは、「サイトリニューアルで気をつけるべきポイント」資料をご活用ください。「かえって悪化してしまった」を防ぐ、最低限気をつけたいポイントが詰まっています。

ECサイトとは?実際の運営ポイントまで解説【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

スラッグって何?WordPressでの設定方法と少しSEOに効くポイント

スラッグ

ウェブサイトを編集するときにWordPressを使用している人が多いと思います。WordPressでページを投稿するとき、「スラッグ」という言葉をよく目にすることでしょう。スラッグは、適切に設定することでSEOの向上が期待できるなどのメリットがあります。

今回の記事では、スラッグの意味から設定する上でのポイントまで解説していきます。 そして、SEOをより深く解説している贅沢な3点資料セットもご用意していますので、ぜひ併せてご覧ください(以下よりダウンロード無料です!)。

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スラッグって何?

スラッグとは、URLの一部分の文字列のことで、自由に設定できるものを指します。

カテゴリーごとに設定するスラッグと各ページに設定するスラッグとの2種類があります。

スラッグ

例えば、「https://www.seohacks.net/service/seo-consulting/」というURLのうち、「/service/」がカテゴリーに付けられたスラッグ、「/seo-consulting/」がウェブページごとに振ることができるスラッグになります。

スラッグを設定していない場合、カテゴリーもページもデフォルトで割り振られたID番号が設定されます(弊社の例では、工数の関係でページごとにスラッグを割り振っていないため、IDが振られています)。

スラッグとパーマリンクは何が違う?

パーマリンクとは、ウェブサイトの各ページに対して個別に与えられているURLのことを指します。

スラッグはURLを構成する一部の文字列であることに対して、パーマリンクは各ウェブページの全URLを指します(固定リンク)。本ページであれば、「https://www.seohacks.net/blog/14089/」がパーマリンクです。

パーマリンクは「Permanent Link(=恒久的なリンク)」の略称で、ウェブページが増えても恒久的に変わることのないリンクであることからこの名前がついています。ただ、パーマリンクを付けるルールをWordPressの管理画面で設定できるため、いつでも変更が可能です。

パーマリンクはURLそのものを、スラッグはURLの中の自由に設定できるテキストと理解するとよいでしょう。

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スラッグを設定するメリット

スラッグの設定は、そのページの内容を端的に表した単語にすることをおすすめします。

誰にとってもURLを見ただけで「何について書かれたウェブページなのか」おおよその見当がつくものにしましょう。ここでは、わかりやすいスラッグを設定するメリットを挙げていきます。

スラッグ

ユーザーにとってわかりやすい

スラッグがページの内容を簡潔に表していれば、ユーザーはURLを見ただけで自分の求める情報があるかどうかを瞬時に見極められるためクリックしやすくなります。

Googleの検索結果では、ウェブページのタイトルやページの概要を記述したディスクリプションに加えて、URLも表示されます。検索結果で表示できる情報量には限りがありますから、活用できるものはできるだけ活用しておきたいところです。

検索エンジンのクローラーにとってわかりやすい

スラッグをわかりやすい文字列で設定すればクローラーの内容理解を助けることになります。

Googleなどの検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれるロボットが世界中のウェブサイトを巡回して内容をチェック・評価し、検索結果の順位を決めています。クローラーはさまざまな観点でページ内容を把握していますが、URLもその1つだからです。

ただし、クローラーがURLをチェックしてページ内容を把握するのは、初めてクロールしたときだけです。そのため、スラッグによく検索されているキーワードを入れ込んでおけば評価が上がるわけではありません。

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管理者にとって手間が省けるので便利

スラッグをわかりやすいものにしておくと、管理者にとっても便利です。

GoogleサーチコンソールなどでページごとのPV数や順位を確認することがありますが、リストにはスラッグが表示されます。このとき、スラッグが自動的に割り振られた文字列だと一見して何のページかわかりにくく、ウェブページを開いて中身を確認する手間がかかります。

もちろんページが増えれば増えるほど、確認は困難になるでしょう。その点、内容を簡潔に示したスラッグが振られていれば、ウェブページが増えていっても各ページの内容把握は容易になるので日々の管理や改善がスムーズに行えます。

スラッグを設定するときのポイント

スラッグは適切に設定することで、SEOに効果があるなどのメリットがあります。

SEO効果が期待できる設定ポイントを覚えておきましょう。

スラッグは英数字のみで構成する

スラッグは日本語で設定することもできますが、基本的には英数字で表記するようにしましょう。

日本語でスラッグを設定すると、URL化するときに手間がかかります。URLとして使用できない文字や記号を使用可能なものに自動的に変換する「URLエンコード」という処理がかかり、長大な文字列に置き換わってしまうのです。

スラッグはなるべく少ない単語数でシンプルに

スラッグはできるだけ簡潔で、わかりやすい単語1語で表記するよう心がけましょう。

WordPressでは、ウェブページのタイトルがスラッグになるようデフォルトで設定されています。日本語表記を避け、英数字で記述できるようタイトルを英訳したり、ローマ字表記にしたりすると長い文字列が出来上がります。

長い文字列では、ユーザーの視認性が当然落ちてしまいます。ウェブページの内容を象徴する端的な言葉を考えたスラッグで設定しましょう。スラッグをどうしても1語で収められない場合は、単語を「-」(ハイフン)でつないで表記すると見やすく仕上げられます(「_」(アンダースコア)も可能ですが、Googleはハイフンを推奨しています)。

参考:シンプルな URL 構造を維持する(Google 検索セントラル)

スラッグには検索キーワードを盛り込む

スラッグに検索キーワードを盛り込むと、ユーザーにもSEOにも効果的です。

理由は、検索エンジンのクローラーが初めてウェブページを巡回するとき、URLをチェックしてページ内容を理解する材料にするとされているからです。

また、ユーザーにとっても、自分が検索したキーワードや関連するキーワードがURLに入っていれば、求める情報のあるページかもしれないと感じてクリックしやすくなります。

ただし、無理に検索キーワードを入れようとしてスラッグが長くなってしまったり、一見して読み取りにくくなったりしてしまっては逆効果なので、できる範囲で心がけてみてください。

スラッグは重複しないように注意する

スラッグを設定する上での基本的なことですが、異なるページで同一のスラッグを設定することはできません。

スラッグが重複すると、自動的にスラッグの末尾に枝番号が振られるのでURLを構成すること自体はできます。

しかし、URLだけを見たユーザーには枝番号1と2の違いは何なのかがわからないため、スラッグを設定するメリットがありません。設定する際は重複しないようにしましょう。

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スラッグの設定方法

ここではスラッグの設定方法を、ウェブサイトのエディタとして多く使われているWordPressを例に説明していきます。

投稿ページ・固定ページのスラッグを設定する方法は?

WordPressでは、頻繁に更新する「投稿ページ」(ブログやニュースなど)と、基本的には更新しない「固定ページ」(会社概要や運営者プロフィールなど)があります。

投稿ページでも固定ページでもスラッグの設定の仕方は同じです。WordPressダッシュボードにログインして、画面左にあるメニューから「投稿」>「投稿一覧」と進み、該当ページの編集画面を開きます。

編集画面上部のタイトル欄直下にある「パーマリンク」欄の「編集」ボタンをクリックすると、スラッグに任意の文字列が入力できるようになります。

「パーマリンク」欄が表示されていない場合は、編集画面右上にある「表示オプション」をクリックして、「ボックス」内の「スラッグ」にチェックを入れてください。

なお、WordPressの新しいエディタであるGutenberg(グーテンベルク)の場合は、編集画面の右側のメニューにある「パーマリンク」を開くと、スラッグを入力できるボックスが表示されて設定できます。

カテゴリーのスラッグを設定する方法は?

カテゴリーの各種設定は、画面左側のメニューから「投稿」>「カテゴリー」をクリックし、「カテゴリー」ページに移動します。

編集画面内の「新規カテゴリーを追加」欄で、カテゴリー名とスラッグが設定可能です。画面右側には、これまで作成したカテゴリーの名前や説明文、スラッグが一覧表示されます。既存のカテゴリーのスラッグを変更したい場合は、カテゴリー名をクリックすると表示される編集画面で変更可能です。

スラッグを設定したら変更しないこと!

スラッグはいつでも変更することができますが、変更してしまうと以前のURLでは404エラーが出てアクセスできなくなってしまいます。

スラッグを予告なく変更してしまうと、ブックマークして何度もページを閲覧しているユーザーやSNSで過去にシェアされたURLをクリックしたユーザーがアクセスできなくなってしまいます。

また、URLが変わることによって、これまでの検索エンジンからの評価がリセットされてしまい、検索結果の表示順位が下がる恐れもあります。ユーザーはもちろん、ウェブサイトの運営にとってもデメリットが大きいため、スラッグをみだりに変更することは避けましょう。

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スラッグを設定しよう

スラッグの設定は、メディア運営をスタートするタイミングでぜひ検討しましょう。

後から変える場合には、リダイレクトの設定が必要になり、サイト構造が複雑になってしまいがちです。サイトを分析する際やユーザビリティのためにもスラッグを設定をおすすめします。

スラッグ設定を含めたウェブページ構築をお考えの場合は、ぜひナイルへご相談ください。

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また、ナイルでは、サイトリニューアルでSEO上、気をつけるべきポイントをまとめた資料をご用意しております。

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とサイトリニューアルでは、ハラハラすることも多いかと思います。だからこそ正確な情報を把握することが必要です。資料の具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

スラッグって何?WordPressでの設定方法と少しSEOに効くポイント【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

インサイドセールスとは?従来の営業との違いと活用法について解説

インサイドセールス

非対面・遠隔で取り組む営業手法「インサイドセールス」への関心が年々高まっています。インサイドセールスとは、電話による「テレアポ」などが以前から行われてきた手法ですが、近年はメールやオンライン会議など、さまざまな方法で顧客との接点を作ることができるようになりました。

この記事では、インサイドセールスの基礎知識、メリットとデメリット、効率的に運用するためのツールなどを詳しく紹介します。

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インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、電話・メール・オンライン会議ツールなどを利用し、非対面(遠隔)で取り組む営業手法のことです。

インサイドセールス

主に見込み顧客に対して遠隔で営業活動を行うことをいいます。インサイドセールスを導入することで、時間や場所に縛られることなく営業活動ができます。

新型コロナウイルス感染症の影響によって対面での営業活動が制約される中、インターネット技術の発達にも後押しされ、働き方改革の一環としてインサイドセールスへの注目が高まっています。

フィールドセールスとの違い

インサイドセールスに対し、対面での1対1の営業活動をフィールドセールスと呼びます。

インサイドセールス

インサイドセールスは内勤営業、フィールドセールスは外勤営業を指します。しかし、コロナ禍以降は、フィールドセールスも訪問をせずにリモートで営業をすることが多くなりました。そのため、大きな違いとしては、接触する顧客のフェーズによるといえるでしょう。

フィールドセールスでは、担当者が顧客を訪問(もしくはビデオ会議)し、提案事項の説明や契約のクロージングなど一連の商談を行います。顧客を訪問することで、お互い対面で質疑応答ができるため、顧客が持つ情報を得ることが可能です。また、質疑応答をもとに提案内容を変更することで、商談の確度を高める効果が期待できます。

しかしながら、フィールドセールスを行うためには、担当者の移動時間や交通費などのコストが発生します。ビデオ会議の場合でも事前準備などに時間がかかり、商談の成約には担当者のスキルと知識が鍵となるでしょう。

例えば、交渉を行う前に相手との信頼関係を構築するための話術や、自社製品についての深い知識は、担当者が長年の経験で培っていくものです。弊社の営業メンバーも必ずコンサルタントの経験を積んだ上で営業活動をするなど、サービスを提供するためには当然ながら知識や経験が必要になります。

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このように、すべての見込み顧客に対してフィールドセールスを行うことは、自社が持つ人的・金銭的コストを考慮すると現実的とはいえません。そして見込み顧客の中でも、よりサービスを必要としている顧客や、予算が潤沢な顧客へ優先的にアプローチできた方が、営業効率は高いのです。

そこでインサイドセールスを導入することで、フィールドセールスの限られたリソースを最大限活かすことができます。顧客も事前にヒアリングされることで、無駄な時間を過ごさないようにできるのです。

インサイドセールスを行うメリット

インサイドセールスを導入すると、どんなメリットがあるのでしょうか。具体的なメリットについて解説していきます。

インサイドセールス

見込みの高い顧客からアプローチすることができる

インサイドセールスを導入することで、見込み顧客にアプローチし、顧客の反応をもとに契約の確度の高さを把握できるようになります。

企業がマーケティング活動や宣伝活動を行う中で、見込み顧客の情報は膨大に蓄積されていきます。蓄積した見込み顧客情報に対して、上から順に個別にアポイントを取り、商談を進めることは、時間と人的制約の面からも非効率です。

例えば、問い合わせをいただいたものの、予算感がギリギリでかつ希望内容が曖昧な場合などです。また、最終的に契約に至らない可能性がある場合には、あらかじめインサイドセールスで顧客とやりとりをします。

その上でフィールドセールスで対応した方がいいのか、その他のサービスを提供するべきなのか、顧客の時間を奪う前に辞退するべきなのかを早い段階で判断することができます。

このようにインサイドセールスを導入し、事前のヒアリングなどを行うことで、対応すべき顧客へスムーズにアプローチすることができるのです。

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関係性の強い見込み顧客に対し、効率的にアプローチできる

インサイドセールスを見込み顧客に興味を持ってもらえるよう醸成に活用することで、商談が成立する確率が高い顧客と低い顧客を割り出し、効率的なアプローチを行うことができます。

例えば、確度が高い顧客に対してはオンライン会議などで事前に情報を収集し、最終的にフィールドセールスによる訪問を行い、契約に結びつけます。現段階では確度が低い顧客に対しては、資料の送付やメールによる情報提供を行い、関係性の維持と強化を目指します。

こうしたインサイドセールスは、フィールドセールスの欠点である「顧客との商談のためにかかる大きなコスト発生」を抑えることができるでしょう。

従来の営業スタイルと比べて、人材を効率的に育成できる

従来の営業では、見込み顧客を訪問して商談を行い、契約のクロージングまで一気通貫に行うケースが一般的でした。

そのため、初対面の見込み顧客と打ち解けるためのアイスブレイクや、顧客へ自社製品の説明などの時間がかかりましたが、インサイドセールスが事前に対応することで、その時間を圧縮することができるのです。

これらの時間を圧縮するのは、コスト削減にもなります。通常のフィールドセールスでは、移動時間を考慮しても1日に3〜4件の商談が限界でしたが、オンライン会議であればそれ以上の件数の商談に出席することができ、営業スキルを効果的に高めることが可能です。

インサイドセールスを行うデメリット

インサイドセールスを導入する際には、インサイドセールスのデメリットも把握しておくことが重要です。

インサイドセールスの主なデメリットを2つ紹介します。

見込み顧客との信頼関係を作るために時間がかかる

インサイドセールスでは、初対面かつ非対面でのコミュニケーションとなることが多く、顧客との関係性を構築するために、長い時間が必要になります。

電話やメール、資料送付だけでは顧客と信頼関係を構築することは難しく、電話は人によっては不快感を持つ人もいる可能性があります。ただ接点を持とうとするだけのコミュニケーションは、かえって商機を逃すこともあるでしょう。

特に、分業でインサイドセールスを行っている場合、アプローチの段階に応じて担当者が変わることに対し、不安になる顧客もいるかもしれません。

このようにインサイドセールスは、見込み顧客に対するアプローチが多くなるため、ただフィールドセールスにつなげることだけを考えると、顧客に不信感を抱かせてしまうこともあります。そうならないためには、しっかりと顧客の目線に立ち、便益を提供できるような心がけが大切です。

ツール・社内体制の構築コストが発生する

見込み顧客と非対面・遠隔でコミュニケーションを行うため、オンライン会議やチャットツールの導入が必要となります。

社内のチームでインサイドセールスを行うには、担当者同士が情報を共有するためのクラウドデータベースやコミュニケーションツールが必要です(弊社もインサイドセールスの申し送りを社内のコミュニケーションツールで共有しています)。

さらに、インサイドセールス部門は、見込み顧客を創出するマーケティング部門や、実際に訪問し商談をクロージングするフィールドセールス部門、必要に応じてサービス・商品企画やコンサルティングチームとの連携が必要です。担当業務の範囲や情報共有のためのルールを決める「社内調整」に時間的なコストがかかることも踏まえておきましょう。

効果的なインサイドセールスを行うには?

より効率的にインサイドセールスを運用するには、どうすればよいのでしょうか。ポイントを紹介します。

マーケティングオートメーションツールを活用する

マーケティングオートメーションツールとは、顧客獲得のための集客〜販売促進〜顧客管理といった関連する業務を自動的に行うためのツールです。

マーケティングオートメーションツールを導入すれば、すぐに売上がアップするとはいえませんが、長期的な活用で効率的なマーケティングを行うことができます。

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時間と工数を圧縮する

見込み顧客に対してインサイドセールスを行う際、既存の営業フローを「仕組み化」することが必要になります。

営業フローを仕組み化するためには、営業活動を分析・分業化してインサイドセールス部門のメンバーに割り当てる手法が有効です。例えば、予算の確認や、実施したいことのヒアリングなどをインサイドセールスで対応するなどが考えられます。

活動を細かく分業化することにより、最初は作業時間が増えてしまうかもしれません。しかし、メンバーがそれぞれの得意分野に注力することで、業務の効率化や課題点の洗い出しを行うことができます。また、分業化と併せて営業活動の全体像を把握できるように、メンバー同士の連携を図ることも重要な業務となるでしょう。

活動の振り返りと見直しを行う

インサイドセールス部門で実施している営業活動が、どのくらい自社の業績に貢献しているのかを定期的に検証しましょう。

成約数、アポイント数、顧客とのオンライン会議実施数などのKPIの達成度を1ヶ月・四半期など一定の期間で検証すること。合わせて、数値情報だけでなく、メンバーの意見などの情報も反映することで、よりクオリティの高い検証ができます。

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インサイドセールスのためのツール

ここでは、インサイドセールスを円滑に運用するために役立つ2つのツール(CRMツール・SFAツール)を紹介します。

CRMツール

CRMとは、「Customer Relationship Management」の略で、見込み顧客との関係性を維持しながら、さらに商談成立に結びつく関係構築をするためのシステムです。

顧客の情報をデータベースで一元的に管理することで、それぞれの担当者が属人的に対応するのではなく、統一した品質のサービスを提供できます。

例えば、前任の営業担当者の異動や退職に伴い、顧客を引き継いだ場合にも、過去のメールや打ち合わせ内容などがデータベースに記録されているため、以降の取引をスムーズに行うことが可能です。

SFAツール

SFAとは「Sales Force Automation」の略で、「営業支援システム」とも呼ばれます。

見積書の作成〜商談〜成約までの営業活動を記録し、データとして蓄積することで営業担当者の業務内容を可視化し、効率化を進めるためのシステムです。

データとして蓄積する中で、「商談に時間がかかってしまった」などの非効率な部分も可視化されるため、業務改善に役立てることができます。また、効率的な部分は他の営業メンバーと共有し、部門全体のパフォーマンスを上げるために活用することも可能でしょう。

インサイドセールスを導入し、効率的な営業活動を実現

インサイドセールスを導入することで、営業コストを圧縮し、売上を高める効果が期待されます。

インサイドセールスの導入効果を最大化するためには、社内体制の構築とセールスを支援するためのツールの導入が不可欠です。インターネットの発展やコロナの影響による対面営業の制限などの情勢を踏まえると、インサイドセールスは今後もますます広がっていくでしょう。

ナイルではBtoBマーケティングについて資料をご用意しております。今すぐできる施策と併せて、BtoBマーケティングの実態をご覧ください。

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【今さら聞けない】IT基本用語「トラフィック」とは

トラフィック

トラフィックは、ウェブ業界でよく飛び交う用語のひとつです。わかっているようで、多くの意味合いを含んで使われるため、スッと頭に入ってこないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなトラフィックの意味を幅広く解説します

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トラフィックって何?

トラフィック(traffic)とは、ウェブマーケティングにおいて、ユーザーがウェブサイトに訪問した回数・セッション数などのアクセス全体の数を意味します。

直訳すると「交通量」を意味し、通信分野では通信回線やデータ容量を指して使われる言葉です。ウェブサイトを運営するにあたっては、このトラフィックが貴重な指標となります。

単に訪問数・閲覧数だけではなく、どのページから経由してアクセスされたのか、どの検索サイトからの流入が多いのかなども計測によって確認できるため、トラフィック情報を活かせば、サイト改善につながる施策を考えていくことも可能です。

分析ツールからトラフィックを計測する

ウェブサイトへのトラフィックは、実にさまざまなところから発生します。

トラフィック

例えば、以下のルートです。

  • 検索エンジンの検索結果からの流入
  • ウェブ上の広告を経由しての流入
  • ブックマークの登録による再訪
  • SNSやブログ記事内に貼られたリンクからの流入

このような流入経路を調べるためには、Googleアナリティクスなどのアクセス分析ツールを用いて計測します。

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Googleアナリティクスでの流入元の分類例

Googleアナリティクスの場合、流入元を確認するには、サイドメニューの「集客」>「すべてのトラフィック」の機能を使います。

ルールに基づいて流入元を分類したグループをチャネルグループと呼びます。例えば、Google検索とYahoo!検索は流入元として違いますが、ともに検索エンジン経由という点から「Organic Search」との分類項目とされています。

Googleが定めるデフォルトのチャネルグループには次のようなものがあります。

Organic Search:GoogleやYahoo!など検索エンジンからの流入

Paid Search:リスティング広告からの流入

Display:ディスプレイ広告からの流入

Social:SNSからの流入

Direct:ブックマークなど直接の流入

Referral:他のサイトからの流入

Email:メールからの流入

Affiliates:アフェリエイトからの流入

Other Advertising:他の広告からの流入

Other:分類不可の流入

これ以外にも、ほかのサイトからの流入が具体的にどのサイトだったかを調べることも可能です。今必要なアプローチは何かを調べるためにも、まずは解析を行い、どのようなユーザーが訪れているのかの現状を把握することが大切になります。

また、併せて行いたいのが、どのチャネルからコンバージョンしているのかを調べることです。

例えば、

Organic Search:セッション数10,000、コンバージョン数100、CVR1%

Display:セッション数5,000、コンバージョン数100、CVR5%

という結果の場合やその他の数字を考慮しない場合、CVRの高いDisplayからの流入を増やすと良いと考えられます。

このようにチャネルごとのコンバージョンを確認することで、闇雲にセッション数を増やすことなく、効果的な改善を目指せるのです。

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それぞれのトラフィックを増やす基本的な考え方

増やすべきチャネルが決まったら、施策を実施して改善していきましょう。

ここでは、それぞれのチャネルからトラフィックを増やす方法を簡単に紹介します。

SEO

SEOは、検索エンジン経由でのトラフィック獲得を目指します。

トラフィック

ユーザーの検索ニーズに合ったコンテンツを用意し、検索結果の上位に表示されるようにするのがポイントです。そのため、ニーズの調査やそれを満たすコンテンツの作成などに時間がかかります。一方で広告とは違い、クリックごとの費用は発生しないほか、インデックスされて順位がついている間は、トラフィックを獲得し続けてくれます。

もちろん、アルゴリズムアップデートなどの不安定な要素はありますが、トラフィックは増やしやすいといえるでしょう。また、トラフィックを増やす際に着目したいのが、「検索ボリューム」です。検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!など検索エンジンで月間に検索される回数のことです。

ただし、むやみやたらに、検索ボリュームの多いキーワードで記事をアップすれば良いわけではありません。潜在的なユーザーと接点を持ちたいのか、それともサイトの最終目的(売上貢献など)に近づけたいのかといった目的に応じてキーワードに優先順位を決めることをおすすめします。

SNS

SNSは、TwitterやInstagramなどから自社サイトに引き込みます。

トラフィック

しかし、みなさんが普段使っているようにSNS上で完結して、わざわざサイトへ訪問しないということも考えられます。またフォロワー数が少なければ、インプレッション(表示回数)自体も少なくなってしまうため、長期的な取り組みになることは念頭におきましょう。

まずは日頃より情報発信の頻度を高め、フォロワーを増やしながら定期的に訪問して欲しいページをユーザーと共有するのが理想的です。オウンドメディアなどを運用している場合は、そのコンテンツを投稿するのもよいでしょう。

手早くトラフィックを獲得したい場合には、SNS広告などの手法もあります。集客にコストをかけることができる場合は検討してみてください。

メールマガジン

メルマガは、オウンドメディアなどを通じて登録者を獲得するところからスタートします。

トラフィック

メールマガジンは送信→開封→リンククリックという流れを経由するため、メール本文だけでなく、件名にも力を入れる必要があります。一方で、開封だけしてもらってもトラフィックにはならないため、開封→リンククリックの流れに違和感が生まれないフォームを作りましょう。

最近ではスマートフォンやタブレットなどのデバイスの普及もあって、テキストだけでなく、デザイン性が高いHTMLメールを活用する企業が増えています。製品のお知らせなど画像を使用する場合は特におすすめです。

ウェブ広告

ウェブ広告は、費用を払うことでトラフィックを獲得しやすくなる役割があります。トラフィック短期間でトラフィックを増やしたい場合にはまず候補に挙がることが多いでしょう。どのタイミングで課金されるかはサービスによってさまざまです。バナーやLPなどクリエイティブの用意も必要になります。

スマホのニーズにも適応しながらトラフィック増を目指そう

トラフィックを増やすには、まずアクセス解析を行い、さまざまな課題を洗い出し、コンバージョン傾向などを踏まえつつ、最適なチャネルを改善することがポイントです。

チャネルごとに得意不得意があるため、特性を理解しながら改善していきましょう。

なおナイルでは、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。さまざまなコンテンツを作成して、情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがない場合、まずはお気軽にご相談ください。

【今さら聞けない】IT基本用語「トラフィック」とは【お気軽にご相談下さい】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

【SEO Japan Meetup開催のお知らせ】

こんにちは、アイオイクス株式会社/SEO Japanの本田です。

このたび、SEO Japan主催でSEOを愛する方々とのリアル交流会【SEO Japan Meetup】を開催させていただくことになりましたのでお知らせします。

【開催概要】

普段SEOJapanをご覧いただいているSEOを愛する方々と、お酒でも飲みながらゆるく交流しようというカジュアルなイベントです。
コロナ禍で新たな人脈を広げるのも難しくなった昨今ですが、SEOを愛する方々とSEOの話をしながらゆるくつながるきっかけとしたいと考えています。

今後も毎回SEOのスペシャリストをゲストに招いて定期的に開催していく予定です。

【日時】

6月10日(金)19時~21時

【場所】

アイオイクス株式会社本社オフィス
東京都渋谷区恵比寿3-46-3

【スペシャルゲスト】

株式会社so.la
代表取締役SEO
辻 正浩 氏
https://twitter.com/tsuj

第1回目のゲストは、日本を代表するSEOスペシャリストの辻さんにお願いしました。
辻さんとSEOの話をできる貴重なチャンスです。

【対象者・参加資格】

事業会社・支援会社・ツール会社・フリーランス等にかかわらず、SEOを仕事にしていてSEOを愛する方全てが対象です。

なお、SEO JapanやSNSでイベントの様子をアップすることを想定しておりますので、顔写真をアップされても問題ない方でお願いします。

【タイムスケジュール】

18:45 – 19:00 開場・受付
19:00 – 19:10 乾杯のご挨拶(アイオイクス株式会社CCO本田ディスティニー)
19:10 – 19:30 ライトニングトーク(辻さん)
19:30 – 21:00 辻さん、アイオイクススタッフ、参加者の方々でのフリートーク
21:00 終了
※スケジュールは予定です。変更になる可能性があります。

【募集人数】

10名
※応募者が10名を超えた場合は抽選とさせていただき、当選者にメールにてご連絡いたします。

【参加費】

無料
※軽食とお酒、ソフトドリンク等をご用意いたします

【参加方法】

下記お申し込みフォームに必要事項をご記入ください。

■個人情報の取り扱いについて
ご記入いただいた個人情報は、本イベント実施目的以外には使用いたしません。

投稿 【SEO Japan Meetup開催のお知らせ】SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

コホート分析でわかることは?サイト運営での重要性とGA分析法を解説

コホート分析

ウェブサイトを効果的に運用していくためには、一定の頻度で分析を行って現状の弱点を見つけ出し、こまめに手当てしていくことが不可欠です。

コホート分析とは、ウェブサイトに訪問するユーザーの行動に焦点をあてた分析のことで、ウェブサイトの現状を把握する上でとても役立つ手法です。

今回の記事では、コホート分析の意味から重要性、Googleアナリティクスを用いて分析を行うためのセッティング方法を解説します。

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コホート分析でわかることは?

コホートとは、「何らかの特性を共有する人々のグループ」や「同じ時期に生まれた人々のグループ」のことを意味します。

コホート分析

コホート分析とは、同じ世代など共通するグループに被験者を分けて意識や行動の特性を調べるもので、心理学や社会学で行われていました。そこから転じて、ウェブマーケティングの分野でもコホート分析が行われるようになったのです。

ウェブマーケティングにおけるコホート分析は、ウェブサイトに訪れたユーザーを流入時期などの条件や属性でグループ化し、その後の行動を追跡することで行動の傾向を把握します。コホート分析は、ユーザーの行動に先回りしてマーケティング施策を打ちたいときに活用できるのです。

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ウェブサイト運営でコホート分析を活用したいわけ

コホート分析でわかることは、ユーザー維持率(どのぐらいのユーザーが継続してウェブサイトを利用してくれているか)ということです。

ウェブサイトのコホート分析では、任意の日付にセッションを開始した(初めて訪問した)ユーザーのグループのうち、「一定期間で商品を購入したのはどれぐらいか」「ウェブサイトに再訪問したのはどのくらいか」といった動向を分析します。

ユーザーの維持率を把握することは、ウェブサイトを運営していく上でとても重要です。特に、化粧品や文房具などの日用的な消耗品を商材としているECサイトの場合、ユーザー維持率が高いということはリピーターが多いといえます。

新規ユーザーを獲得するよりも、一度使ってくれたユーザーを維持するほうが一般的にもコストがかからないため、獲得コスト削減にもつながります。

コホート分析を活用すれば、ユーザー維持率が可視化できるため、継続利用しているユーザーが減るタイミングを過去の傾向から予測することができます。そのため、セールで初めて買った3ヵ月後にメルマガを流すといった施策を打つことができ、リピーターが獲得しやすくなるでしょう。

Googleアナリティクスでコホート分析を実施しよう

ウェブサイトのコホート分析は、Googleアナリティクスで行うことが可能です。

ここでは、Googleアナリティクスにおけるコホート分析の設定方法を紹介します。

コホート分析

Googleアナリティクスにログインしたら、画面左側のメニューから「ユーザー」>「コホート分析」を選択しましょう。

設定できる分析項目は、

コホートの種類」「コホートのサイズ期間」「指標」です。一つひとつ解説します。

コホートの種類

コホートの種類とは、ユーザーをグループ化する単位のことです。

いろいろな単位でグループ化できるわけではなく、「集客の日付」のみ選択できます。「集客の日付」とは、ユーザーが最初に訪問した日付を指します。したがって、Googleアナリティクスにおけるコホート分析とは、ユーザーが初めてウェブサイトに訪問した日付別にグループ化ができるということです。

コホートのサイズと期間

コホートのサイズとは、分析の規模のことを指します。

簡単にいえば分析を実施する頻度のことです。「日別」「週別」「月別」の3レベルを選択できます。選択したコホートのサイズに伴って、「期間」も決まってきます。期間は、日別なら過去7日・14日・21日・30日、週別なら先週・過去3週・6週・9週・12週、月別なら先月・過去2ヵ月・3ヵ月を選ぶことが可能です。

指標

指標では、「ユーザー」「合計」「定着率」を選び、それぞれさらに細分化した指標を見ることができます。

「ユーザー」では、ユーザー一人あたりのセッション数やセッション継続時間、トランザクション数、ページビュー数、収益、目標完了数が確認でき、ユーザーの平均的な行動の動向がわかります。

「合計」では「ユーザー」で示した指標の各合計数が、「定着率」ではどのくらいのユーザーが継続してウェブサイトに訪問しているかの割合(ユーザー維持率)がわかります。

また、「セグメント」機能を活用すると、さまざまな条件で絞り込んだ結果を見ることもできます。画面上部側にある「+新しいセグメントを追加」をクリックすると、スマホで閲覧しているユーザーのデータだけを抽出する「モバイルトラフィック」など、絞り込みたい条件が表示されます。

セグメントは初期状態で22種類用意されていますが、新しい条件を自分で作成してカスタマイズすることも可能です。

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GA4でもコホート分析してみよう

Googleアナリティクスは2020年10月、Googleアナリティクス4プロパティ(GA4)としてアップデート・リリースされました。

GA4はウェブサイトだけでなく、アプリや動画コンテンツなどの計測・分析も踏まえた考え方にアップデートされています。さらに、機械学習モデルを導入した予測分析も可能となりました。

GA4でユーザー維持率を確認する

GA4におけるコホート分析は、ダッシュボードの「ホーム」にある「ユーザー維持率」か「維持率」にある「概要」で見ることができます。

また、探索機能でレポートを作成する際に「コホートデータ探索」をテンプレートに選択するか、「タブの設定」で「コホート分析」を選択することで、各週のユーザー維持率を確認することも可能です。

「コホートの登録条件」で接触やコンバージョンなど、どのイベントに効果があったかを条件に集計するか、「リピートの条件」で同様に、どのイベントに集まったユーザーをリピートとするか、「コホートの粒度」で毎日、毎週、毎月のどの頻度で分析を実施するかを設定します。

参考:[GA4] コホートデータ探索(アナリティクス ヘルプ)

「Googleアナリティクス4(GA4)のよくある疑問」にお答えする資料も、ぜひ一緒にご覧ください(ダウンロード無料)。

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ウェブサイト改善の鍵は、日々移り変わるユーザーの行動を捉えること

定期的なコホート分析は、一見捉えどころがなく、気まぐれに見える人間の行動に一定の傾向を見出すのにとても役立ちます。

ウェブサイトには、毎日さまざまなユーザーが訪問します。新しいコンテンツを発信したことで、訪問数が増えることもあれば、思うように訪問数が伸びないこともあるでしょう。

分析結果からユーザーの行動を把握し、先回りするように改善策を打ち、成果を出すことはウェブサイトを運営する醍醐味といえます。ぜひコホート分析をまめに行って、魅力的なウェブサイトを育ててください。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください(無料)。

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