Yahoo、ニュース版PinterestのSnip.itを買収。人材獲得目的でサービスは既に停止

The Snip.it teamMarissa Mayer指揮の下YahooはM&Aの動きを活発に続けているようだ。優秀な人材によるスタートアップに、とくに注目している。そしてそのような動きの中、今回のターゲットとなったのは、サンフランシスコで活躍中のSnip.itだ。Snip.itはウェブ上の情報をクリッピングして、Pinterest風の形でまとめて表示するウェブアプリケーションを提供していた。買収交渉は数週間にわたって行われてきたらしい。最初に報じたのはAllThingsDのLiz Gannesだった。内容についてはSnip.itおよびYahooの双方から確認がとれているようだ。

こちらに入った情報によると、買収額は1000万ドルで、アーンアウトのオプションがついているそうだ。情報筋曰く、1人を除いた約10名のフルタイムスタッフはYahooに移籍することになるのだそうだ。

Snip.itのサービスは現在利用できないようになっており、利用者に対してはデータのダウンロードを行うためのインタフェースが提供されている(2月21日まで)。Snip.itチームはYahooにて新しく「ソーシャルニュース」関連のプロジェクトに携わることになるのだそうだ。Snip.itからのアナウンスはこちらに掲載されている。

買収額や、サービスが直ちに停止されたところを見ると、これは「acqui-hire」(人材獲得目的の買収)であるとのことのようだ。サービのスタートは2011年10月のことだった。Khosla Ventures、True Ventures、Charles River Ventures、およびSV Angelsなどの有名どころが出資していた。しかしどうやら想定してほどには利用者が集まらなかったということのようだ。

しかし、Snip.itは使っていてなかなか面白いサービスではあったように思う。昨年6月にはCEOのRamy AdeebTechCrunch TVで話をすることができた。話の中で、Adeebが技術面およびビジネス面の双方に優れた若者であることが見て取れた。Yahooから見ても、この点が非常に魅力的に見えたということなのだろう。彼が今後が非常に楽しみだ。

昨年夏にインタビューを行なって、Snip.itのハンズオンを行なってもらった際のビデオを再掲しておこう。

本稿ではKim-Mai Cutlerからの情報も記事中に取り入れている。

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(翻訳:Maeda, H)

ヌード写真を検索できるからダメ!, AppleがApp Storeから写真共有アプリ500pxを外す

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トロントの写真共有スタートアップ500pxが今日(米国時間1/22)、同社の二つのアプリ500px for iOS同社が最近買収したISO500が共に、ヌード写真に関する懸念によりApple App Storeから下ろされた、と報告した。500pxのCOO Evgeny Tchebotarevによると、二つのアプリ合わせてダウンロード数は100万を超えており、内訳はメインの500pxが100万弱、ISO500が20万強だ。

これらのアプリは、東部時間で今朝の1時ごろApp Storeからの削除が決まり、お昼頃にはすでに影も形もない。昨夜は、Appleのリビュワー(査定官)の手に渡っていた500px for iOSの新バージョンに関する議論が行われ、その直後に削除の決定が行われた。

Appleのリビュワーは500pxに対して、そのアップデートは承認できない、なぜならユーザがそのアプリ内でヌード写真を検索できるからだ、と告げた。それはある程度正しいが、しかし500pxはそれ(ヌード写真の検索)を難しくしている、とTchebotarevは説明する。彼によると、新規のユーザがそのアプリを立ち上げただけでは、ヌード画像を見つけることはできない。そのほかのソーシャル写真共有サービス、InstagramやTumblrなどでは簡単にそれができるのに、逆に500pxでは、デフォルトのモードが“セーフ(安全)検索”になっていて、それ的な写真は隠されている。ユーザがセーフ検索を解除するためには、同社のデスクトップのWebサイトへ行って、モードの変更を意識的に行わなければならない。

Tchebotarevによると、それは、子どもなどが偶然ヌード写真に出会ったりしないためだ。“アプリを使うのが大人だけとは限らないから、デフォルトではセーフ検索にしてある”、と彼は言う。

しかも、500pxの“ヌード写真”は、そのほかの写真共有コミュニティにあるようないわゆるヌード画像ではない。つまり、500pxのは、ポルノ性がない。“ポルノ的な画像は許可しない。それはうちのサービス規約に違反しているから、投稿されれば削除する”、とTchebotarevは言明する。

彼によると、500pxはプロの写真家や高度な写真ファンのコミュニティだから、ヌード写真はあるとしても“芸術的な”、作品としての写真に限る。“ポルノではなくて美術作品だ”、と彼は力説する。

現在500pxは、不適切な画像の発見をコミュニティに依存しているが、同社が今開発中の顔認識技術は、ヌード画像の検出にも使えるという。ということは、将来はヌード写真の発見を自動化できる、ということ。そしてそれらを、検索結果から外すこともできる。そういう技術は将来の話だが、 Tchebotarevによると、今でも、ヌードなど、既存の分類カテゴリーに当てはまらない写真はすべて、アプリの新規ユーザに対しては隠される。

同社は昨日Appleに対して、アプリを改作して問題の解決を図る、それにより、アプリのAPIを呼び出している10あまりのほかのアプリに対しても自動的に対策が行き渡る、と告げた。それらの中には、FlipboardやGoogle Currentsなどの大物もいる。しかしその新たなアップデートには丸一日かかるので、それを待ちきれないAppleは、アプリの取り外しを選んだ。

“App Storeに2011年の10月から半年近くあったアプリが、今急に外されるなんて、そんなの想像できる?”、とTchebotarevは不平をぶつける。アップデートは昨年11月に行われてインタフェイスが豪華になったが、ヌード写真を見つけやすくするための改造などは行われていない。彼によると、Appleに申し出た改作はもう完了して、結果をApp Storeに提出済みだ。それで再び、アプリがApp Storeに戻ってくるとよいのだが。

ユーザたちも一様に、信じられない!という反応を寄せている。ほかのアプリではもっと簡単に、いくらでもヌード写真を見つけられるのだから。いや、アプリだけでなく、Webブラウザでも。

アップデート: 以下は、500pxの削除に関するAppleの公式声明だ:

このアプリはポルノグラフ的な画像や素材を提示しており、弊社のガイドラインに明らかに違反するため、App Storeから削除された。弊社はまた、児童ポルノの疑いがあるとの、顧客からの苦情を受け取った。弊社はデベロッパに対し、ポルノグラフ的な画像と素材を防ぐための安全措置を設けることを求めた。.



[ツイート訳: Redditも外すべきだね。
       Safariブラウザも外すべきだよ。何と愚かな連中だろう。
(後略)
]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

大画面廉価版iPhone 5Sというバカげた噂。しかも複数モデルだって!?


DigiTimes
(Appleサプライチェーン関連ニュースに特化した中国の当たるも八卦ブログ)が伝えた最新の噂によると、Appleは今年、大型廉価版iPhoneを出す〈のではなく〉、新しい4インチモデルを2機種デビューさせるという。

一つはiPhone 5Sと思われるiPhone 5のアップグレード版で、もう一つは、廉価版iPhoneでおそらく陽極酸化アルミニウムの代わりにプラスチックのカバーを使用する。

しかし、これ以上深入りする前に、これは一つの噂を別の噂で塗り替えているだけで、Appleが発表するまでわれわれは新製品について殆ど知らないということをお忘れなく。しかし、少々の憶測は誰も傷つけない。

まず、最初の噂である大型廉価版iPhoneからスタートして、その後われわれが得た最新情へと移ることにしよう。

大型、廉価版iPhone

iphone5smockInfo:

DigiTimesは、この情報をリークした情報筋が完全に間違っているとは言っていない。この大型モデルは開発中らしいが、今年は出てこないということだ。果たして当初の報道のようにこの大型機種が低所得層を狙ったものなのかどうかは不明だ。

賛:

最新データによるとAppleは米国内で市場シェアおよび販売全般共に好調だが、ヨーロッパや新興諸国は依然としてAndroidが支配している。もしこの大型廉価版iPhoneが新興国向けであるとするなら、少なくとも新スマートフォンユーザー獲得というAppleのゴールとは一致してしているはずだ。

Androidメーカーは、Androidの市場シェアが増すにつれ徐々にかつ着実に画面サイズを大きくしているので、Appleとしてはたとえ本来の方針に反していても、大型機種への移行は論理的な選択といえる。iPad miniも、長い間あり得ないと思われてきた。

否:

Appleは、業界で最も利益性の高い会社であり、それは旧機種を新興国のスマートフォン新規導入層に最適な商品として仕立てることに成功してきたからだ。米国では旧機種価格がキャリアー契約込みで100ドルまで値下がりし、市場によっては一部の国でも値下げが行われている。これはAppleのコストを下げる。なぜなら、1年に1回しかiPhoneの製造・販売を行っていないにも関わらず、ある種の低価格モデルを商品ラインに追加できるからだ。

旧世代iPhoneの売上を食うような新機種を作ることは、Appleのスタイルとは思えない。加えて、大画面の電話機を作るコストは大きいので、それを低価格で売ることはAppleの利益率を下げる。

そうそう、Appleが3.5インチ画面を捨てるのにどれだけかかったかを思い出してほしい。近い将来画面サイズに関するこれ以上の譲歩があるとは私には予想できない。

2013年中に4インチiPhoneが2機種

Screen Shot 2013-01-22 at 3.13.58 PMInfo:

巷ではAppleが今年、iPhoneを1モデルではなく2モデル出すと噂されている。どちらも4インチのインセル型タッチパネル内蔵画面と言われている。

賛:

長年Appleは、すっきりと整頓された製品ラインで知られてきた。

ごく最近になって、iPad 4がiPad 3から微妙に仕様強化され、iPhone 5の直後にiPad miniが発表された。史上初めて、Appleはその商品群を多少分散化させたが、理由は単にLightningコネクターへの統一であり、製品の機能強化ではない。

iPhoneは、まちがいなくAppleの宝で最も利益率の高い製品であり、最も多様化から遠い存在だ。しかし、iPhone 5の部品を陽極酸化アルミではなくプラスチック製の殻に詰め込んでやや安く売ることはさほど困難ではない。それは、もっともらしく、論理的ですらあるが、私としては期待するものではない。

否:

既に書いたように、AppleはiPodやiPadなどいくつかの製品で多様化を開始しつつあるように見える。しかし、それは必ずしもiPhoneに同じような機種の多様化が〈必要〉であるという意味ではない。

iPhone 4Sは、さほど魅力的な新機能がなかったにもかかわらずiPhone 4よりも売れた。iPhone 5は4Sより売れた。iPhone 5のプロセッサーをアップグレードし、もしかしたらSiriやAppleマップのような驚きと喜びを与える、クールな(しかしめったに使われない)機能を付加して、5Sとして市場に出す以上のことをする理由はあるのだろうか。

もう一つの新iPhoneはプラスチック製のカラフルな筺体

info:

以前の、DigiTimes以外の報道によると、もしAppleが、予想されるiPhone 5Sと共に第2のiPhoneモデルを出すとすれば、iPhone 5の陽極酸化アルミニウムでもiPhone 4/4Sのゴリラガラスでもなく、プラスチック製の筺体を使うという。この報道には矛盾があり、裏面はやはり陽極酸化アルミニウムにプラスチッムまたはゴムのベゼルで作られるという意見と、裏面全体がプラスチックだとする意見がある。カラーバリエーションまであるという可能性もある。

Screen Shot 2013-01-22 at 2.09.48 PM

賛:

私には到底プラスチックiPhoneを支持する気になれない。理由は上と下に挙げた。

しかし、カラフルiPhoneというアイディアは完全には捨て切れない。iPodファミリーとの相性は良さそうだし、iPodタッチが未だに(プラスチックではなく)アルミニウム製であることを思い出してほしい。Appleが黒い羊から「メー」と鳴く羊の群れになった今、カラーバリエーションは理にかなっている。

クローズドなエコシステムとわずか2色のカラーしかない中、形状にせよ外観にせよAppleユーザーに何らかの方法で差別化する方法を与える意味はある。カラーは、デバイスに対するわずかな制御権を消費者に与えつつ、色を選ぶ以上の本質的制御権は与えない最も費用効果の高い方法に思われる。

否:

Apple製品を持つことは一種のステータスシンボルだ。しかしAndroidの主力モデルが機能その他でiPhoneと肩を並べ(時には凌駕し)、どこにでもiPhoneがある今、そのシンボル価値は少々下がり気味だ。AppleのiDevice群にプラスチックがないという明白な特徴は、このレベルのステータスを維持する重要な役割を担っている。

もちろんプラスチックiPhone採用の主目的は消費者にとっての低価格だが、Appleには、製品に対する一切の犠牲も許さない伝統がある。たとえそれがユーザーにとっては意味があっても。

私は次期iPhoneのカラーバリエーション説には同調するが、クパチーノから近い将来プラスチックが出てくること関しては強く疑念を抱いている。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Verizonの2012年Q4報告:スマートフォン販売台数中63%の620万台がiPhone。うち半数がiPhone 5

iPhone-5Verizonの直近四半期の収益報告を行った。それによると、Verizonが取り扱っているスマートフォンの中では、iPhoneがトップセラーであったのだそうだ。Appleのスマートフォン売上げが、Verizonの全スマートフォン売上げ中で63%を占めている。全機種の売上台数は980万で、Appleが620万だったとのこと。Verizon CFOのFran Shammoによれば、この620万のうち、半数が4G対応のもの(すなわちiPhone 5)であったそうだ。

前四半期と比較してみると、iPhoneの売上げはかなり伸びている。これは直近四半期がホリデーシーズンを含むものであったことを考えれば当然のことと言えよう。2012年の第3四半期では、Verizonは全機種販売680万台中、310万台のiPhoneを売り上げている。Appleの占める割合は45%だったことになる。すなわち割合的にも最近の四半期の方が大きくなっており、この伸びを主に支えたのはiPhone 5であるようだ。と、いうのもQ3段階では31%に過ぎなかったiPhone 5が、Q4では50%程度に伸びているのだ。もちろんこれには、登場時期がQ3途中であったことも影響している。

ちなみに、昨年同時期のiPhone 4Sと比較してみるためのデータはない。2011年Q4には420万台のデバイスを売上げ、やはりAppleがかなりの割合を占めていた。しかし当時はiPhone 4Sと、それ以前のモデルを別にカウントしていなかった。したがって売上台数のうち、どれだけが旧機種であったのかがわからないのだ(iPhone 5については、「4G対応」ということで、他の機種と区別して考えることができる)。

いずれにせよアメリカ国内におけるiPhone需要にはまだまだ大きなものがあると言うことができると思う。Verizonの統計を見れば、むしろ拡大しているということすら言えそうだ。iPhone 5用の部品発注を削減しているということが言われている中、なかなか興味深いデータとなっている。

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(翻訳:Maeda, H)

Windows 8フルバージョン搭載のMicrosoft Surface Proが2月に北米市場に登場へ―64GB版が899ドルから

SurfaceProRight

いくらなんでもそろそろ出てもいい頃だった。

MicrosoftはSurfaceシリーズを去年の6月18日に発表した。8ヶ月も待たせた後、Microsoftはフル機能のWindows 8を搭載したIntel版のSurfaceProをアメリカ、カナダ市場で2月9日から発売すると発表した。

Surface ProはSurfaceシリーズのトップ・オブ・ザ・ライン・モデルだ。499ドルでWindows RTを搭載した従来のモデルとは異なり、899ドルの Surface Proは標準のWindows 8が走る。ウルトラブックに搭載されていてもおかしくないハイパワーのCPUだ。簡単にいえば、Surface Proは「まとも」なマシンである。

MicrosoftはSurface ProをWindows 8タブレットの標準機として開発した。Microsoftとしては止むを得ない選択だったといえるだろう。HP、Dellなどの昔ながらのパートナーにすべてを委ねるのがイヤならデバイスを内製する他ない。ライバルのWin8タブレットの出来栄えを見ると、内製は正しい選択だったと分かる。

Microsftが昨年夏にロサンゼルスでSurfaceを発表したとき一番ショックを受けたのはWindowsマシンのOEMメーカーだっただろう。Microsoftが一夜にしてパートナーから深刻なライバルに変貌してしまったからだ。

もっともSurfaceがWindows 8タブレット市場を支配していると言ってはいいすぎだろう。HPとSamsungもまだ死んだわけではない。爆発的な売れ行きではないにせよ、SurfaceはWindows 8タブレットの存在に注意を集めるには役だった。Surface Proのローンチでいよいよパーティーが始まりそうだ。

しかし私自身はSurface RTのファンではない。3ヶ月前にレビューしたが、アプリの数が少なすぎ、タッチカバーのデザインが貧弱であることにすぐに気づかかざるを得なかった。数週間前からさらに長時間テストした結果は一層いらだたしいものだった。まずハードウェアのパフォーマンスが悪すぎる。Windows8の能力は驚異的だが、ARM CPUのSurface RTはこのOSを作動させるだけで手一杯だ。Surface Proなら今私が列挙した欠点のほとんどが解消されているだろう。私はWindowsユーザーなのでSurface Proには多いに期待している。私はLogitechがiPad用に作っている超薄型キーボード兼用カバーをSurface用に作ってくれればいいと思っている。

2月9日の北米発売が楽しみだ。Microsoftストア、microsoftstore.com、Staples、アメリカのBest Buy、カナダのFuture Shopで発売となる。64GB版が899、128GB版が999ドル。どちらもSurface Pen Touchカバーがついて くる。Typeカバーはそれぞれ119ドル、129ドル増し。

それからSurfaceには新しいアクセサリがついてくる。 3種類の限定版のTouchカバーと―なんとマウスだ。タブレットにはマウスがつきもの―なのだろうか? ともあれ、初めてSurfaceにわくわくさせるような製品が登場した。Windows 8ユーザーには朗報だ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+

Twitter、ツイートのエンベッドを強化―表示コンテンツを増やし、使い勝手も改善

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昨日(米国時間1/20)はアメリカで7時間にわたってサービスの運用が断続するなどTwitterにとって散々な一日だった。サービスを正常に稼働させるという観点からすると散々な週だったといってもよい。これまでもTwitterに新機能が導入されるたびにサービスに何か異常が起きていたことを考えると、今日発表されたTwitterの機能強化が昨日の異常の原因だったかもしれない。

今日Twitterが発表したのはツイートがエンベッドされたときに表示されるコンテンツの強化だ。なぜエンベッドの強化にこだわるのか? ユーザーがツイートを引用するのに、スクリーショットというありがたくない方法を取ってもらいたくないからだ。Twitterは昨年9月にTwitterストリーム(タイムライン)を表示するウィジェットを公開している。

エンベッドされたツイートの例。〔日本版:日本からのアクセスではまだアバターや写真のサムネールなどは表示されないようだ。本来は下の2番目のスクリーンショットのように表示されるはず。〕


今日、われわれはツイートのエンベッドに関していくつかの機能強化を行いました。内容が豊富になりスピードもアップしました。

コンテンツとコンテクストの強化:エンベッドされたツイートには写真、ビデオ、記事のサムネールなどのコンテンツがtwitter.com上で表示されるのと同様に表示されます。またツイートを理解するうえで重要なRTの内容なども読みやすく表示されるようになりました。

読み込みの高速化:サイト上でエンベッドされたツイートが読み込まれるスピードが大きく改善されました。

エンベッドがより簡単に:twitter.comでどのツイートでも「その他」ボタンをクリックすると「ツイートをサイトに埋め込む」というオプションが表示されます。TweetDeckでも同様。

ツイートをエンベッドするには提供されたコードをブログなりウェブサイトなりのソースコードにコピペするだけでよい。

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自分のコンテンツを他人のサイトで表示しようとすると、相手のサーバの状態や読み込み速度がわからないので、いろいろと難しい問題を引き起こす可能性がある。過去数ヶ月Twitterのスピードが落ちたり不安定になったりていたのはエンベッド問題が関係していたのではないかと私はにらんでいる。世界的な巨大サイトがツイートを片っ端からエンベッドし始めたらTwitterのサーバの負荷は急上昇する。

これは仮定の問題ではない。ニュース・メディアはTwitterを引用する際に写真、リンク、RTなど関連コンテンツも表示しようとする。読者にツイートの背景をできるだけ正確に理解してもらいたいからだ。私は変造されたスクリーショットを見たことがある。オリジナルのツイートへのリンクがなければ読者は果たして信用していいものか悩むことになる。エンベッドならその問題はない。クリックすするだけでオリジナルのツイートにジャッンプできる。

オリジナルのツイートと同様に写真やビデオなどが表示されていれば読者はクリックする価値があるツイートかどうか判断しやすくなる。クリックしたが行った先に何も新しい情報がなかったというのは苛立たしい経験だ。一方、InstagramがTwitter Cardsのサポートを止めたのはトラフィックをみすみすTwitterに流すのを嫌ったからだ。

[写真:Flickr]

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+

Firefox OSを搭載したスマートフォン、まずはKeonおよびPeakの開発者向けプレビューマシンとしてデビュー

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オープンウェブ標準に完全準拠したブラウザを制作しているMozillaが、ついにモバイル向けオペレーティング・システムであるFirefox OSを搭載した開発者向けプレビューマシンを世に出すこととなった。製作を行ったのはオープンプラットフォームデバイスの開発を行うGeeksphoneで、通信キャリアのTelefonicaとの協力で生み出した。今回登場したのはPeakとKeonという2モデルだ。2モデルを発表する目的は、開発者に異なる性能タイプの動作を示すためだ。一方はハイエンドで、もう一方が普及モデルということになる。

Keonの方には1GHzのQualcomm Snapdragon S1プロセッサが搭載されている。RAMは512MBで、3G HSPA対応。ディスプレイは3.5インチで、背面カメラが3Mピクセル、ストレージは4GBとなっている。MicroSDスロットも搭載しており、バッテリーは1580mAhになっている。かなりのロースペックだが、これは低スペックマシンの動作を開発者に見てもらおうとするためのものだ。また、このスペックであれば、価格的には途上国にも投入できそうだ。

Peakの方は1.2GHzでデュアルコアのQualcomm Snapdragon S4を搭載している。こちらも3G HSPA対応で、画面は4.3インチ。背面カメラは8Mピクセルでフロントにも2Mピクセルのものを搭載している。但しRAMは512MBで、ストレージも4GBしか搭載していない。もちろんストレージについてはMicroSDスロットで拡張することができる。バッテリーはハイスペック化に応じて1800mAhのものを採用している。

いまのところ、2月の発表以降のスケジュールについては詳細を明らかにしていない。また販売方式などについてもまだだ。ただ、ただ今週末にかけてFirefox OS App Daysが世界各地で開催される。ここでFirefox OSについての情報を入手して、アプリケーション開発を試してみることができるようになっている。ちなみに、この記事で紹介した2つのデバイスを使ってのハッキングが行えるのかどうかは不明だ。

Firefoxフォンはかなり魅力的なデバイスに見える。スペック面に弱さを抱えてはいるものの、テック系の人びとの間では人気の端末となることは間違いなさそうだ。できることならひとつずつ手に入れたいと思っている。

Mozilla

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(翻訳:Maeda, H)