意味のないテストをするべき理由

「そんなテストして意味あるの?」

これ僕自身が
テストするとき、またクライアントに依頼された際に
している質問です。

ウェブの世界は時間との勝負なので、無駄なテストやクライアントへ報告するための
テストなどはやらないように気をつけています。

しかし、逆をいうとテストをする必要のないもの。

例えば、

CVRが目標よりも高い時。
得たい結果が得られている時。
数値が安定していて手を入れる必要がない時。

このような広告やウェブサイトは、
テストをしなくても良いという判断をしてしまいがちです。

うまくいってないものを改善する。という選択は誰もができるのですが、
良いものをさらにテストしていく。という決断は思考のなかから取り除かれて
しまっている人も多いと思います。

しかし、ウェブ集客の成功は
テストの中から見つかる事が多く、僕たちプロも

「意外にうまくいってしまった」
「思ったとおりに反応が取れない」

と予測通りにいかない事の方が多いです。

だからこそ、
あなたのビジネスの新規集客に使っているランディングページは

現状の数値で満足や判断をせずに
どんなに上手くいっていてもテストし続けなければなりません。

簡単なテストでもいいです。
テストがすべての答えを教えてくれて、それ以外のもの、
有名コンサルタントのアドバイスや、経験値や過去のデータ。


すべて推測や予測でしかありません。

テストが全てです。
小さいものから、あまり変わらないだろう。というものまで
それでもテストをすることが前進している事になります。

例えば、下記のデータをご覧になってください。
投資系のメールアドレス取得ランディングページですが、

3

このランディングページは、前半部分をカットしただけの
B版とオリジナル版のテスト結果です。

ランディングページの長さが半分に短くなって、
コンテンツが削られただけでこれだけのCVRの向上が見込めました。


次はこれ。
リスティング広告メールマガジンの取得ランディングページですが、

1

申込ボタンの色を変更しただけで、CVRに大きな差がうまれました。
一般的に緑のボタンがよいと思っている人も多いようですが、
緑のボタンがCVRが落ちる結果になったものです。

ボタンの色も案件や状況、デザインによってやはり
結果は変わりますよね。

次はこれ。

2


客声を17個載せたB版と2個だけのA版をテストしただけで
これもコンバージョン率に0.5%以上の差が生まれました。

このように、普段あまり意味ないだろー。と思うような
テストから得られることって結構多くて、色々な事がわかります。

ウェブに詳しくなればなるほど、
意味のないテストに時間を使わないようにしてしまいますが、
それでも、、、

有名なコンサルタントやお金をかけたリサーチ、経験値など
すべての答えに勝った一番の結果が出るのがウェブのテストです。

どんなに簡単なことでも、
意味がないと思うような事でも、テストし続けることが
売れるランディングページを作っていく為の必須条件なのではないでしょうか。

・細かいテストをしている時間がない
・意味のないテストには時間を使いたくない
・何度やっても、オリジナル版よりも結果が悪くなった。

テストを続けられない理由は色々あると思います。
それでもビジネスの生命線になっているランディングページだけは
ずーっとウェブテストをするべき
です。

もし、生命線となるランディングページが
テスト出来ていない状況であればぜひ見直して見てください。

それではまた次回!

P.S

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