Kubernetesがコンテナ時代のソフトウェア産業を全面的に支配、大企業もCloud Native Computing Foundationに参集する

駅を出て徐々にスピードを増す列車のように、Cloud Native Computing Foundationは急速に強くなり、テクノロジー業界の大物たちを吸引してきた。過去1か月半だけでも、AWS, Oracle, Microsoft, VMwareとPivotalなどがこぞって参加した。

これらの企業は必ずしも毎日仲が良いわけではないが、しかしそんな中でKubernetesは業界の必須のツールへと育ち、どの企業もCNCFに参加してそのミッションをサポートすることが必要だ、と考えている。これは部分的には顧客の要望によるものであり、そして残りの部分は、Kubernetesやそのほかのクラウドネイティブ技術に自分も口出しをしたいという欲求の表れだ。

この団体はLinux Foundationの傘下にあり、最初はGoogleが開発したオープンソースのプロジェクトKubernetesもこの親団体の管理下にある。Kubernetesはコンテナ化されたプログラムのオーケストレーション部分を担う。そしてコンテナは、ソフトウェアを、以前のように大きな一枚岩的なプログラムとしてではなく、マイクロサービスと呼ばれる離散的な小片の集まりとして配布するための形式ないし方法である

過去2年ほどはDockerがコンテナの普及に大きく貢献し、コンテナ化されたプログラムを作るための共通的な方法をデベロッパーに提供してきた。そして今では、企業はこれらのコンテナ化されたアプリケーションを“クラウドネイティブ*に”動かすことを欲している…CNCFの事務局長Dan Kohnはそう語る。〔*: cloud-native, ‘クラウド生まれ’、アプリケーションの作成も実稼働もクラウド上で行われること。〕

彼の説明によると、企業がAWS, Azure, GCPのようなパブリッククラウドへ行くにせよ、あるいはオンプレミスのプライベートクラウドでアプリケーションを動かすにせよ、どちらの場合も同じ技術がベースになる。アプリケーションがどっちにあっても、Kubernetesはそれらを整合性のある形で動かし管理するためのツールを提供する。

コンテナ化されたクラウドネイティブなアプリケーションをローンチする企業にとって、Kubernetesはオーケストレーションとオペレーションのレイヤを提供し、それを軸として驚異的なほど高い生産性が実現する。だから冒頭に挙げた巨大企業ですら、そのことを認識して、今やCNCFというバスに乗り込んでくるのだ。

というわけで、すべての中心にあるものはKubernetesだが、Kohnによるとそれは、見た目ほどシンプルではない。コンテナオーケストレーションツールを採用しCNCFに参加することには、企業目的が伴っている。“全員が輪になって手を握り合い、Kumbayaを歌う、という状況ではない。同じ顧客を奪い合う競合関係もある。しかし彼らは、コンテナオーケストレーションツールをめぐって争っても一文の得にもならないことを、十分に理解している”、とKohnは語る。

Kohnによると、Kubernetesは今やコンテナオーケストレーションのデファクトスタンダードだから、企業はもはやその部分では競合せず、コンテナの管理体験を向上させるそのほかの部分のサービスで優位に立とうとしている。業界の大物たちも、コンテナのオーケストレーションは今や解決済みの問題であり、今さら車輪の再発明に取り組むのは愚かである、という認識を共有している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Alchemist Acceleratorの第16回デモディで、私たちの興味をひいたピッチ5選

Alchemist Acceleratorが、第16回目のデモディを、マウンテンビューのMicrosoftのオフィスで開催した。Alchemist Acceleratorは、企業ユーザーを相手にするスタートアップの支援で知られたアクセラレーターである。今回は18社のスタートアップたちが、従来の市場に対するものから最先端の航空宇宙技術までの幅広いアイデアを発表した。

ピッチが始まる直前、会場を埋めた参加者たちに対して、AlchemistのマネージングパートナであるRavi Belaniが、自身のコアミッションを改めて説明した。それは、日頃目立つことの少ない、企業向けスタートアップたちを取り上げて支援を行うというものだ。第16回のAlcemistクラスは、ブロックチェーンと機械知性という、大いなる成長の流れに目を配りながらも、不確実な領域への挑戦を含む、そのミッションに相応しいものとなった。

私たちはその日の午後、創業者たちのピッチを聞いた。以下に、その中で私たちが最も興味深いと思ったピッチのうちの5つを、簡単な説明と共に紹介しよう。

1/5 :Savion

ピッチの中で一番野心的だったのがSavionだ。同社はその個人向け飛行機で、空の旅を全く違うものにしようとしている。天然ガスを航空機に使用するための特許を取得することで、Savionは、個人用飛行機の運用コストを、主要な顧客層を引きつけられるほどに十分安くしたいと考えている。

これらのコスト削減は、一部は天然ガスによって推進され、また他の一部は操縦を地上から行なうことによって推進される。スタートアップは既に6800万ドル分の覚書を交わしているが、実際の飛行機を製作し出荷するためには、更に巨額の資金を必要とする。

2/5 :Cleo

CLEOは、人間と施設をモニターするための、リアルタイムのビデオ情報プラットフォームを構築している。スタートアップは精神科におけるケアと安全性のユースケースをターゲットにしていて、現在87%の利益率と50万ドルの年間収益を上げている。

CLEOのコンピュータビジョンシステムは、患者の行動を追跡しモニターすることが可能だ。チームは現在3つの機関と共に作業をしていて、積極的にその拡充を考えている。

3/5 :Mycrophone

Mycrophoneは、スマートフォンをマイクに変える。イベント時の音響機器設定は、とても高価で時間がかかることがある。そしてもしそれがうまく動作してとしても、公平性を確保するためには、効率の悪いマイクランナーたち(マイクを質問者のところまで運ぶ役)に、しばしば頼らざるを得ない。これとは対照的に、Mycrophoneはwifiネットワークを使用して音声信号を送信する。

同社は特殊なアルゴリズムを使用して、レイテンシを最小限に抑え、フィードバックとエコーを抑制している。Mycrophoneは、スマートフォンを使用して、出席者たちに低コストで音響インフラストラクチャを利用させることができる。

4/5 :Groove

Grooveは、人材募集でLinkedInに打ち勝つこと使命としている。そのために同社は基本に戻り、職探しのプロセスを簡素化している。Facebookとの密な統合により、利用者は求人側との電話スクリーニングのスケジューリングを、ニュースフィードから直接行うことができる。

これは面倒な手間を軽減し、該当する職が空くことを待っている人が実際に応募をして雇用側と対話できる可能性を高めることだろう。優れている点の1つが、LinkedInとは比べものにならない位大きなFacebookエコシステムのメリットだ。

5/5 :Wivity

Wivityは、IOTデバイスを安全に保つプロセスの効率化に取り組んでいる。単一のAPI呼び出しで、産業用IOTアプリケーションのセキュリティコンプライアンスを、Wivityは保証することができる。

同社は既に顧客からの20万ドルのコミットメントを獲得している。その活動は電力網に関連した顧客たちの、5億ドルの市場から始められている。

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(翻訳:Sako)

GoogleがHTCの技術系社員の一部と知財のライセンスを$1.1Bでお買い物、いよいよハードウェア自家生産に本気

GoogleとHTCの協定により、HTCの社員の一部がGoogleに加わる。その代金としてHTCはGoogleから、11億ドルのキャッシュを受け取る。それには人材だけでなく、HTCの知財の非独占的ライセンスが含まれる。HTCによると、その社員たちの多くはこれまで、Googleと協働してPixelスマートフォンの開発に携わっていた。

これにより、Googleの新たなハードウェア戦略が始まったのかもしれない。今回その一環として、他のスマートフォンメーカーの一部を買収したのだろう。同社にはすでに、Motorolaのモバイルビジネスを買ったけどその後処分した、という前科がある。

情報筋によると、9月21日に株取引が停止したのは、重要な発表が控えているためだった。そしてVentureBeatの記事には、このニュースが発表される全社会議への、HTCのスタッフ宛の社内的召集状が載っている。

HTCはこれまで何度か、Googleのデバイスの開発と生産に協力している。最新のPixelスマートフォンも、製造はHTCだ。この前のNexus 6Pも同社だが、そのときまだGoogleは、スマートフォンハードウェアの自社設計に踏み切っていなかった。

Googleのハードウェア担当SVP Rick Osterlohが声明文の中で述べている: “HTCはGoogleの長年のパートナーであり、今日の市場でもっとも美しい高級機を共に作ってきた。このたびHTCのメンバーを迎えることは喜びであり、Googleに加わったチームと共に、消費者ハードウェアにおけるイノベーションと今後の製品開発取り組んでいける日が待ち遠しい”。

この台湾企業は今ますます、HTC ViveヘッドセットをはじめとするVR事業に力を入れている。しかしスマートフォンの生産も続けており、今年のU11は評論家たちから高く評価された。

今回のGoogleとHTCの契約で、HTCというブランドが消えるわけではない。Googleは同社のハードウェア技術の一部を入手し、デバイスの製造工程の一部もさらにその多くを保有することになる。GoogleはMotorolaをLenovoに売ってからハードウェアの内製から手を引いた観があったが、最近ではスマートフォンの高級機に対する前とは違うアプローチで、内製を再開した。そのほか、アクセサリー類や、Google WiFiによるインターネット接続、Google Homeによるスマートホームの分野にも積極的に手を出し始めている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

“音”を元にスマホで3分で設備機器の異常を診断、スカイディスクの「スマート聴診棒」ベータ版

センサデバイスの開発からAIを活用したデータ分析まで、IoTサービスをワンストップで提供するスカイディスク。同社は9月21日、スマホのマイク機能を使って取得した「音」により、設備機器の異常診断ができる「スマート聴診棒」のベータ版を発表した。

スマート聴診棒はスマホやAIを活用して、工場などで必須となる機器の診断の仕組みを変えるサービスだ。従来の方法では「聴診棒」という棒状の器具を用いて、それぞれの機器から発せられる振動音をもとに異常診断を行っていた。

機器の定期的な診断は法律や社内規定により義務付けられている一方で、高度な技術や経験が必要になるため熟練の技術者を選任する必要がある。技術者の高齢化が進み、培われた経験やノウハウを継承することも課題となっていた。

スマート聴診棒では専用のスマホアプリを使い、異常診断を行いたい機器の振動音のサンプルデータを20分間かけて取得する。そのデータをスカイディスク側でAIを用いて分析、異常を判定するための学習モデルを作成。完成したモデルをアプリにインストールしておけば、現場の担当者が対象の機器に3秒間スマホをかざすだけで異常診断ができるようになる。

学習モデルをインストールしておけば、オフラインでも診断が可能。異常があった場合は箇所の特定など詳細の判定もしてくれる。

福岡に拠点を置くスカイディスクは、2013年の創業時から着脱式センサとデータ分析プラットフォームを提供している。2016年にはニッセイ・キャピタル、アーキタイプベンチャーズ、ドーガンから1億円を調達。2017年4月にはセンサーで取得したデータをもとに機器の故障を予測する「SkyAI」をリリースした。

以前から電力会社向けに音声データを活用したAIによる故障予測サービスを提供。そこから得られたノウハウを活用してスマート聴診棒が開発された。今後ベータ版の実証実験を行う予定で、現在は体験企業を募集している。

 

Disrupt SF 2017 Startup Battlefieldの優勝チームは無線充電のPiに決定

初めに22のスタートアップありき。3日におよぶ激戦を経て今ここに、その勝者がいる。

Startup Battlefieldに参加したスタートアップは全員、われわれスタッフによる選択という、競争率の非常に高い事実上の一次予選を通過している。彼らは全員が複数のVCとテクノロジー業界のリーダーから成る審査団の前でプレゼンを行い、優勝賞金5万ドルと名誉の象徴Disrupt Cupを争った。

予選の審査員たちが書いたメモを数時間かけて検討激論し、まず6社のファイナリストが決まった: Augmedics, colormass, Future Family, Matic, Onēva, そしてPi

決勝に臨んだ彼らの前に立ちふさがった強豪審査員は、Theresia Gouw(Aspect Ventures), Kirsten Green(Forerunner Ventures), Aileen Lee(Cowboy Ventures), Ann Miura-Ko(Floodgate), Matthew Panzarino(TechCrunch), そしてKrishna Yeshwant (GV)だ。

今は、ベルリンで行われるDisrupt BerlinのStartup Battlefieldが出場者を募集している。ぜひここで応募していただきたい。

では、TechCrunch Disrupt SF 2017 Startup Battlefieldの優勝者と準優勝チームをご紹介しよう。

優勝: Pi

Piは、全方向1フィート以内にある複数のデバイスを充電する。他社が何年もかけて開発した全室充電タイプではないが、柔軟性では優れている。

Piを紹介する本誌記事をご覧あれ。

準優勝: Oneva

Onēvaは、企業の社員の福利厚生の一環としての、高齢者介護、保育などのサービスを提供する。各サービスの提供者は、犯罪履歴や身元保証、本人証明などを厳格にチェックされている。

Onēvaを紹介する本誌記事をどうぞ。


[決勝審査員たち]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Nestの新しいカメラ付きドアホンはこれだ

今われわれはサンフランシスコのNestプレス会見会場にいて、目の前では矢継ぎ早に新製品が発表されている。

最新の製品がNest Hello、スマート・ビデオ・ドアベルだ。

すでにあるRingなどのビデオ・ドアベルをご存知の方なら、これは同じタイプの製品だ ―― ただし、Nestならではの仕上げが加わっている。

内蔵のマイクロホン/スピーカーで、ドアの前にいる誰かと話すことができるのはもちろん、録音済みの返答をワンタッチで送る賢いボタンもある。電話機に向かって叫ぶことのできない時に便利だ。

さらに賢いのが、昼寝モードだ。赤ちゃんが寝ているときを想定して作られた機能で、ドアチャイムの音を消すが、ドアホンからの通知は携帯電話に送り続けられる。

ちなみに、HelloにはNestがNest Cam IQシリーズで培ってきた人物・顔認識システムが組み込まれている。つまり、玄関前で動いているのが、うろうろしている人間か、風に吹かれた葉っぱなのかを区別できる。

Helloは2018年1Qに出荷予定で、価格はまだ明らかにされていない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Digital OceanがオブジェクトストレージサービスSpacesを立ち上げ、スケールアップ無制限

人気のクラウドホスティングサービスDigital Oceanが今日、オブジェクトストレージサービスSpacesを発表した。同社の既存のブロックストレージサービスを補完するサービスだが、16TBという上限のあるブロックストレージサービスと違ってSpacesにはスケールアップの制限がなく、その物理的な量やストレージの仮想マシンへの接続は問題にされない。

Digital Oceanにとってこれは、同社の核となるクラウドコンピューティングサービスを拡張する試みのひとつであり、AmazonやGoogle、Microsoftなどの大手と同格に戦おうとする意欲の表れでもある。もちろん大手はすでに、Digital Oceanの現状よりもずっと幅広いサービスを提供している。

同社のクラウドストレージのプロダクトマネージャーJohn Gannonが、発表声明でこう述べている: “オブジェクトストレージはもっとも要望の多いプロダクトだった。コンピューターのリソースを抽象化したスケーラブルなストレージプロダクトの開発に着手したとき、ここには今日(こんにち)のデベロッパーが行っている問題解決のやり方をリファクターし改良する機会があることに気づいた”。

同社によるとこのサービスはAWS S3の既存のツールの多くと互換性があり、またすべてのデータは256ビットAES-XTSで暗号化されてディスクに書き込まれる。デベロッパーが独自の暗号化方式で暗号化することも、もちろん可能だ。

料金体系は単純明快だ。250GBのストレージが月額5ドル、アウトバウンドの帯域1TBが含まれる。それを超えると、1GBあたり0.02ドル、転送量1GBあたり0.01ドルとなる。試用希望者のための2か月の無料プランもある。

Spacesは現在、同社のNYC3リージョンで可利用であり、年内にAMS3リージョンでも提供される。そのほかのリージョンは2018年以降だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google傘下のNest、屋外用スマート防犯カメラを349ドルで発売

本日(米国時間9/20)Nestはカメラの最新機種、Nest Cam IQ outdoorを発表した。同社の室内用スマートカメラの機能を頑強な屋外用カメラに取り込んだ製品だ

Nestのセキュリティー製品責任者、Michele Turnerが今日、サンフランシスコのイベントで話したところによると、泥棒が家に侵入する最も多い方法は、単純に鍵のかかっていないドアから入ることだ。そして、彼らを阻止するために最も重要なのが防犯カメラだ。これを検証するべく、同社はプロの侵入窃盗者に実際に会い、彼らの「仕事」体験について話し合った。

Nest Cam IQ outdoorは、同社曰く「現在売られている最も強力な屋外用防犯カメラ」だ。同社の室内用カメラと同じく、この頑強・防水バージョンもNestのスマート機能を備えている。たとえば、誰かが通路に入ってきたり、家族が帰ってきたことを教えてくれる。そしてもちろん、内蔵スピーカーを通じて、家の前にいる誰かに直接話しかけることもできる。

泥棒が簡単にスイッチを切らないように、カメラは窃盗防止マウントを使って電源に直接装着される ―― ただしそれは、ホームオーナーにとって設置に少々作業が必要であることも意味している。

新型カメラの価格は349ドルで、米国およびカナダで予約を受け付けている。年内に米国、カナダおよびヨーロッパで出荷される予定。


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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

発表イベントを控えてGoogleのPixel 2 XLがリークか――849ドルで2色との情報

Googleのビッグ・イベント、Pixel 2のプレス発表は10月4日に予定されている。Droid LifeはPixel 2 Xのものとされるリーク写真を掲載した。カラーバリエーションは黒と白、黒とグレーのツートンで、プロダクト名もPixel 2 XLで公式決定らしい。

写真のスマートフォンはオリジナルモデルによく似ているがいっそうスリムになっている。背面はツートン、上部はガラス、下部はアルミのケースというのは既存モデルから変化なし。「黒と白のツートン」は新しいOS、Android Oreoとのタイアップでチョコレートサンドイッチをイメージしたものかもしれない。

黒と白のバージョンには側面に赤い電源ボタンが配置されていて、なかなかクールだ。背面カメラはシングルだが、ハイエンド・スマートフォンのメイン・カメラがますますデュアル方式を採用する中、かえって珍しい。

GoogleはPixel 2 XLの製造をLGに委託しているようだ(一方HTCは小型バージョンのPixel 2を手がけるという)。XLは64GBと128GBモデルがあり、Droid Lifeによれば、それぞれ849ドルと949ドルだという。

このリーク画像が正確だとして、私は新しいPixelのデザインは割合気に入った。手に取って試してみるのが楽しみだ。Googleの最初のPixelはプレミアム・スマートフォンの入門編プロダクトしてしっかりした出来栄えだった。アップデート版はベゼルがさらに細くなるなどの改良を受けるようだが、これも良い後継プロダクトとなるだろう。

画像: Droid Life

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple、アプリの携帯網ダウンロード上限を150MBに

iOS 11の一般公開を期にAppleはアプリのダウンロード制限を多少緩和した。これまでiOSデバイスのオーナーは携帯ネットワークでアプリをダウンロードする場合、100MBが上限で、それ以上の場合はWiFiを使うことを求められた。生産性アプリ iWorkや多数のゲームがこの制限にかかっていた。今後、OTA(Over-the-Air)ダウンロードの上限は150MBになる。

この変更はAppleのデベロッパー向けサイトで簡単に報じられた。今回AppleはサードパーティーのデベロッパーにAR〔拡張現実〕アプリを開発する新しいテクノロジーも紹介している。これにより、ポケモンGOのような現実世界にバーチャル・オブジェクトを重ねて表示させるアプリの開発が容易になる。

しかし現在の人気ゲームのサイズを考えると、150MBはやはりかなり厳しい制限だ。

ダウンロード制限が緩和されることは1年も前から9to5Macが報じていた。Appleは2013年にダウンロード制限を 50MBから100MBに拡大したものの、それ以降は変更がなかった。もっともiOSのダウンロード制限は当初10MBだった。それから比べれば大進歩を遂げたことになる。

ただしなぜこうしたダウンロード制限が存在するのかは不明だ。ダウンロード制限は設定のオプションとすればよいはずだ。

現在、多くのiOSユーザーは無制限ないし事実上無制限に近いデータ転送量の契約をしており、大型アプリをダウンロードしても問題ない。 データ契約に制限があるユーザーの場合でも、設定で「上限あり」をデフォールトにしておけばすむことだ。これなら、自動アップデートなどで、知らないうちにデータ転送量を使い果たしてしまうことを防げる(セルラーでのダウンロードでデータ転送量を食ってしまう可能性が高いのはFacebookで、ほぼ2週間ごとに新バージョンを送り出している)。

しかしAppleは一部のユーザーに不便をさせても他のユーザーを守ることを優先しているようだ。同時にこの上限はデベロッパーに対して「望ましいアプリのサイズ」を示唆しているのかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

HTC、重要情報発表のため株式取引を一時中止――Google、Android携帯事業を買収か?

台湾の有力電子機器メーカー、HTC(TWSE)は事業運営に「実質的な影響を与える情報」を公開するのに先立って、明日の株式取引を中止することを明らかにした。 このニュースはFinancial Timesが先ほど報じた。

この動きはHTCのモバイル事業売却の噂という火に油を注ぐこととなった。スマートフォン市場の激烈な競争をうけてHTCの業績はこの数年、悪化を続けている。

2013年第3四半期に最初の赤字を計上して以後、HTCの四半期決算は赤字が常態化している。 経営陣の刷新、資産の売却、VR分野への進出(Valveと提携)などが行われたものの会社の態勢を立て直すまでにはいたらなかった。

アジアのメディアはいち早くHTCのモバイル事業をGoogleの親会社、Alphabetが買収する可能性を指摘していた。 またChina Times〔中國時報〕 が「HTCはGoogleによる買収を発表するかもしれない」と報道した記事をHTCの投資家向けページが取り上げ、「対策」として「HTCは市場における噂や推測にはコメントしない」と発表したことも注目を集めた。

GoogleがHTCのスマートフォン事業を買収するとした場合、GoogleがAndroidデバイスのメーカーを救済するのはこれが初めてではない。GoogleはMotorola Mobilityを125億ドルで2011年に買収している。その後、2014年にはMotrola事業部は29億1000万ドルでLenovoに売却された。この際、Motorlaが保有していた多数の特許の大部分はGoogleが引き続き保有することとなった。

スマートフォン情報に詳しいEvan Blassは「ある情報源からHTCが9/21に開催する全社員ミーティングへの社内向け招待メールを入手した」とツイートした。テーマには「Googleによる買収」が含まれるとしている(下にツイートをエンベッド)

Blassは、同じ情報源が「GoogleとHTCは交渉を終了し、GoogleがHTCのハードウェア事業のある部分を買収することで合意した」と述べたという。HTCはブランド名を維持し、VRとViveを主力事業としていくということだ。

われわれはGoogleにコメントを求めている。新しい情報が得られしだいアップデートする。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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デベロッパーでなくても誰でも通信機能のあるアプリケーションを容易に作れるTwilio Studio

Twilioはデベロッパーが自分のアプリケーションに通信機能(オーディオ、ビデオ、テキストなど)を容易に組み込めるためのAPIサービスとして長年有名だが、しかし今日(米国時間9/19)同社が非公開プレビューで立ち上げたTwilio Studioは、デベロッパーでない人びとを対象にしている。

あくまでも通信APIのプロバイダーという同社の本来の土俵にしっかりと立ってはいるのだが、しかし今回のプロダクトは、デベロッパーではなく“だれもが”、音声応答システムやメッセージングボット、通知ワークショップなど顧客のエンゲージメントのあるアプリケーションを、Web上のドラッグ&ドロップ方式で作れる。今のところ、ビデオはまだ使えない。なお、Twilioのマーケティング戦略としては、通信〜コミュニケーションを中心とするユースケースにフォーカスしているけれども、作れるアプリケーションの種類はそれだけではない(もっといろんなアプリケーションを作れる)。

Twilio Studioは特定の種類のアプリケーションを作るための、コーディング不要のサービスだが、実はプロのデベロッパーも対象にしている。Twilioのプロダクト担当VP Pat Malatackはこう語る: “これによって、こういうユーザー体験〔==アプリケーション〕を作れる人の数が大幅に増えるけれども、しかしこんなワークフローを今実際に作っている多くの企業の既存の技術者にとっても、すごく便利なんだ”。

というかTwilio Studioには、同社のサーバーレスプラットホームTwilio Functionsが組み込まれている。StudioでTwilioの既存のAPIのほとんどにGUIでアクセスできるけれども、ドラッグ&ドロップのインタフェイスでは、コードを直接書くことに比べると柔軟性が失われがちだ。しかし機能の呼び出し形式が単純なサーバーレス方式のおかげで、デベロッパーが仕事をした後でも、誰もが容易にアプリケーションに変更を加えることができる*。〔*: サーバーレスでは、アプリケーション側が‘呼び出す’というより、むしろアプリケーションはAPI側がイベント(ここでは主に通信イベント)発生時に呼び出すべき機能を‘指定して’おくだけ。なので、ノンデベロッパープログラミングでも柔軟性が維持される。〕

Twilio Studioの料金は、アプリケーションの利用量がベースだ。やや制限のある無料プランでも、作れるフローの数に制限はないが、プロダクション向けに機能の完備した“Plus”では、月額99ドル+顧客のエンゲージメント一回につき0.5セントだ。今後登場するエンタープライズプランでは、もっと大規模な実装が可能になる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google CloudのNatural Language APIにタグ付けによるコンテンツ分類と物や場所(語)レベルの感情分析機能が登場

Google Cloudが今朝(米国時間9/19)、そのNatural Language APIのアップデートを二つ発表した。具体的には、ユーザーがコンテンツの分類機能と対象物の感情分析機能にアクセスできるようになったことだ。この二つの機能は、ブランドやメディア企業でとくに重宝するだろう。

まず、GCPのユーザーはコンテンツにタグ付けできるようになる。タグは、健康、エンターテインメント、法律など、一般的な話題だ(cc: Henry)。今日のアップデートで、ドキュメントを700のカテゴリーに分類できるようになる。

Googleによると、この機能は主に、メディア企業や出版企業がターゲットだ。これらの企業は大量のコンテンツを作り出していて、その整理整頓はきわめて難しい。そこでコンテンツ分類機能が、これまでの分類カテゴリーと突き合わせながら、そのドキュメントのコンテンツに自動的にタグ付けする。検索はタグでできるから、読者の最近のトレンドをより深く分析でき、便利だ。

一方、感情分析の方は、場所や物に付随している感情を解析する。これまでの感情分析は、テキストのブロックを構成しているセンテンスが対象だった。しかし今回の粒度の小さい分析によって、ユーザーは特定の語の感情を同定できる。そこでたとえばブランドは、製品や物理的な場所に結びついている一般大衆の気持ちや意見などを知ることができる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ひと目では分かりにくいiOS 11の15の小技

何ヶ月にもわたるベータ期間が終わり、iOS11が遂に登場した。これは本当に大型のアップデートだ。特にAppleは、すぐには気が付かない小さな機能をたくさん隠している。

もし友人たちを、iOSに関するオタクなスキルで感心させたいなら、ここにその幾つかを紹介しておこう。また、iOS 11のすべての変更についてもっと知りたい場合は、iOS 10の短くてスイートなレビューも書いてある。

1/15:コントロールセンターのコントロール

Appleはコントロールセンターを再デザインした。全てが1ページに収まっているので、スワイプして回る必要はない。

しかし、それが意味するのは、いくつかのショートカットが奥に隠れてしまったということだ。ネットワークアイコンの深押し(Padでは長押し)で、AirDropと個人用のホットスポットにアクセスしたり、ブライトネスインジケーターの長押しでNight Shiftなどにアクセスすることができる

2/15:コントロールセンターのカスタマイズ

しかしそれだけではない。ついにカスタムアイコンをコントロールセンターパネルに追加することができるようになった。とはいえAppleは、今のところそれをiOSの組み込み機能とネイティブアプリだけに制限している。

しかし、低電力モードに移行したり、コントロールセンターから音声メモを起動したりできるのは良いことだ。

3/15:エマージェンシーモード

緊急時には、スリープ/スリープ解除ボタンを5回押してエマージェンシーモードを有効にすることができる。iPhone Xでは、スリープ/スリープ解除ボタンと音量ボタンを長押しする必要がある。

このモードでは、Touch IDとFace IDが無効になり、誰もあなたの携帯電話のロック解除を強制することができなくなる。医療情報にアクセスしたり、この画面から911に電話をかけることも可能だ。

4/15:パスワードはA932JDPOQ02JDXMZ

パスワードが複雑すぎるので、友人の家に行ったときにWi-Fiネットワークに参加しないということもあるだろう。

いまや、もし他のiOSデバイスが、誰かが現在使っている同じWi-Fiに接続しようとすると、現在使っているデバイス上から簡単にパスワードを共有できるように、ポップアップが表示される。

5/15:端末から画面を録画する

もし開発者なら、これを気に入る筈だ。コントロールセンターにカスタムショートカットを追加して画面を記録できるようになった。

3秒間のカウントダウン後、iOSデバイスはあなたが行ったすべての操作を記録し、ムービーファイルとしてフォトライブラリに保存する。

6/15:強いGのかかったGIF

これは全てを変える。

もしこのGIFが好きなら、写真ライブラリに保存して後で共有することができる。写真アプリはお気に入りのGIFを保存して表示することができる。この機能だけでも、iOS 11はゲームチェンジャーになれる。

7/15:AirPodのショートカットをカスタマイズする

iOS 11では、AirPodのために2つの異なるショートカットを設定できるようになった。たとえば、左のAirPodをダブルタップしてSiriをトリガーし、右のAirPodをダブルタップして次のトラックにスキップするといった設定が可能だ。

便利!

8/15 :Googleマップよ、うかうかしてはいられないぞ

Appleマップには新しい仕掛けが入った。チームは、モールと空港の地図を徐々に追加している。一番近いレストランを探したり、別の階へナビゲートすることもできる。

Googleマップのユーザーにとっては何を今更ということろだろう、Googleのアプリは何年もこうした機能を提供していたのだから。だがAppleマップが好きな人もいるのだ!

9/15 :運転中の着信拒否

Bluetoothを使用して携帯電話を車に接続すると、iOSが運転中の着信拒否を自動的にオンにする。これがオンになっていると、iOSはすべての通知を停止して、路上に集中できるようにする。

また、車内でBluetoothを使用していない場合には、iOSは、自身の位置や加速度計に基づいて、運転を自動検出することができる。

10/15:Screenshot

AppleはSnapchatとInstagramから学んでいるようだ。iOS 11でスクリーンショットを撮ると、サムネイルが左下に表示される。それを開くと、スクリーンショットをトリミングしたり、注釈を付けて別のアプリで開いたりすることができる。

さらに良い点は、作業が終わると、iOSはこのスクリーンショットを保持するか、すぐに削除するかを尋ねてくる。やっとこの機能が!

11/15:2017年の大掛かりなアプリパージ

App Storeの設定で、定期的に使用しないアプリを自動的に削除できるようになった。ただしアプリの実体は削除されても、アイコンはホーム画面から消えない。次回にアプリ開こうとしたときに、iOSはまずApp Storeからアプリをダウンロードする。

16GBiPhoneの所有者は気に入ると思う。

12/15:QRコードをスキャンする

QRコードなんて、とても時代遅れさ…いやそうでもないかも?

iPhoneのカメラをQRコードに向けると、いまやスマートなiOSは、それがQRコードであることを検出して読み取ることができる。そしてもしあなたが日常的にWeChatを使うなら、これがどんなに大切な機能かわかるだろう。

13/15:小さい写真

iPhoneのカメラはますます良くなっている。しかし、それは写真やビデオもまた重くなっていることを意味する。毎秒60フレームの4Kビデオは、膨大なストレージを必要とする。

iOS 11では写真や動画にHEIFとHEVCがを使用するようになった。これはメディアファイルのサイズが、同じ品質で半分の大きさになることを意味する。また、写真や動画付きのメールを送信すると、iOSはファイルをiOS以外のデバイス用の標準JPGとMP4に自動的に変換する。

14/15:iPadダブルキーボード

iPadの上のグレイの文字を見ることができるだろうか?

iPadの場合、キーの上で指をスワイプダウンすると、2番めのキーボードに切り替えることなく数字やシンボルを入力することができる。慣れるまでには少し時間がかかるものの、かなり効率的だ。

15/15 :Ever-Notes(ずっと残るノート)

iPad上でのメモアプリは新しい機能を取り込んでいる。メモアプリケーションを使用して文書をスキャンできるようになった。

iOSでは、後でノートを検索できるように手書き文字のインデックスを作成しようとする。多くのハードコアEvernoteユーザーたちが、乗り換えるためにこれを待っていた。

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(翻訳:Sako)

ECプラットフォームのBASEがライブコマースに参入——店舗登録者ならアプリで即配信可能

日本でも続々とサービスが始まっているライブコマース。Candeeが6月にライブコマースアプリ「Live Shop!」の提供を開始、7月にはメルカリがライブフリマ機能「メルカリチャンネル」をリリースしたが、今度はネットショップ作成サービスとショッピングアプリを提供するBASEが、ライブコマースへの参入を発表した。

BASEが9月20日から提供を開始する「BASEライブ」は、ショップ作成サービスに登録する店舗が商品や店をライブ配信で紹介できる機能だ。店舗をフォローする顧客との間で、リアルタイムで双方向のコミュニケーションを取ることもできる。

BASEライブの利用料は無料。1配信につき15分、毎日19時から約3時間の間を配信時間としている(配信時間は順次拡大予定とのこと)。視聴する側は、ショッピングアプリ「BASE」の最新版で、フォローしている店舗のライブ配信を見ることができる。ライブ配信を見ながら商品を買うことや、ハートやコメントによるリアクションも可能だ。

配信する店舗側は、配信専用アプリ「BASEライブ 配信アプリ」(現在はiOS版のみ)をダウンロードすれば、ライブ配信が可能になる。BASEでは、タレントやインフルエンサーが、自らの公式ショップで配信を行うことも予定しているというが、店舗自身でアプリを使ってライブ配信する手段が最初から用意されている。Live Shop!やメルカリチャンネルでは今のところ、一部のユーザーやインフルエンサーのみに配信機能が提供されているのと対照的だ。

BASEでは、ネットショップ作成サービスをこれまでに40万店舗が利用。またショッピングアプリの方は、300万ユーザーが利用するという。アプリでは、これまでにもブログ機能やプッシュ機能、店舗のフォロー機能など、集客や販促をサポートする情報発信の機能が提供されてきたが、今回のBASEライブの提供により、商品紹介ページの説明文や画像だけでは伝えきれなかった店舗・商品の魅力を、ライブ配信ならではの距離感でファンに情報配信できる、としている。

iOS11ですぐに試せるARKitアプリ6選

AppleがiOS 11を公開した。大きな特徴の1つは、開発者たちがすばらしい拡張現実アプリケーションを簡単に作成できる、SDKのARKitだ。

Appleが数ヵ月前にARKitを発表していたにも関わらず、電話機の上でARを試してみるためのオプションはそれほど多くはない。とはいえ、私たちは、拡張現実とARKitの可能性をチラ見せしてくれる、幾つかの良いアプリを見つけた。

iPad Pro、Phone 6s/6s Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone SE、またはiPhone 8/8 Plusを使っているのならiOS11を今すぐダウンロードしてAppStoreからこれらのアプリをダウンロードしてみよう。

以下に拡張現実を使う幾つかのアプリケーションをスクリーンショットと簡単な説明と共に紹介した。2D画像を見るだけでその雰囲気を感じるのはとても難しいので、是非自分でダウンロードして試して欲しい。

1/6 :World Brush

WorldBrushは、現実世界に3Dの図形やデザインを描くことができる。GoogleのTilt Brush VRアプリによく似ている。とってもクールな点はあなたが描き込んだものがそのまま(意図的に削除しない限り)そこに留まり続けるということだ。なのであなたが公共の場所に描いたものを別の人たちがそれぞれの電話機から見ることができる。

2/6 :Edmonds

車の調査と購入アプリのEdmondsは、目の前に実物大の車を置く機能を持っている。Edmondsによれば、あなたが買いたいと思っている車がガレージに入るかどうかをみるために使えると言っている。何千種類もの車を選ぶことができるが、変わるのはボディの形と大きさだけだ。そして現段階ではAR車は本物のようには塗装されていない。、

3/6 :Stack AR

Stack ARは、目の前にブロックを積み重ねるシンプルなゲームだ。とてもシンプルだが、もし友人がARとはどんなもの?と聞いてきたときにはすぐに試して貰える楽しいゲームだ。

4/6 :Thomas and Friends(ミニミニサイズのThomasと仲間たち)

Thomas and Friends MINISは、今日Appleが米国App Storeでフィーチャーしている唯一のARアプリだ。トーマスが走るための線路をデザインすることができる。そしてARをオンにすれば、作った世界を床などの平面の上に出現させることができる。かなりシンプルなゲームだが、子供たちにARの可能性を示す良いやりかただ。

5/6 :Housecraft

Housecraftは、家のどこにでも実物大の家具を置くことができる。Techcrunch Disrupt SFの会場の外に置かれたこのベッドの写真を見て欲しい。アプリは様々な種類の大量の家具のカタログを内蔵している。そしてARKitをまだ見たことがない人に対して説明をするときに、私が使うお気に入りの方法だ。多くの家具会社たちが、この先とても似通った機能を提供してくるだろう。例えばWayfairのARアプリIkeaのもうすぐリリースされるアプリなどだ。

6/6 :AR MeasureKit

AR MeasureKit(ARメジャーキット)はその名が示す通りものだ。ARKitを使って身の回りの現実世界の寸法を測ることができる、多目的測定ツールだ。これもまた友人向けの素晴らしいデモだ。他に物差しを持ってきて、それがどれほど正確なものかを友人たちに見せてみよう。

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(翻訳:Sako)

Facebook、クリックした広告の履歴を見る “Recent Ad Activity” を追加

自分はFacebook広告に影響されない、と思っているかもしれないが、ときどき誘惑されることもあるはずだ。しかし、広告は必ずしも永久にどあるわけではないので、もう一度見てみようと思っても見つけるのは難しいことがある。Facebookはその答えとして、クリックした広告をまた見たいときのために、Recent Ad Activity[最近見た広告]という機能を作った。

Matt Navarraがこのスクリーンショットをシェアしたあと、TechCrunchが問い合わせたところ、Facebookはこの新機能を米国で一般公開したことを認め、ほかのどこの国でテストするか検討中だと語った。米国のユーザーは、モバイルアプリとデスクトップサイトのサイドバーから利用できる。

Recent Ad Activityには、過去3か月ほどの間に、ユーザーがクリック、コメントまたはシェアした広告があらわれる。意図的に保存した広告を見るためのタブもある。

残念ながら、3カ月ということは、2016年の米国大統領選挙でドナルド・トランプに有利な方向に進めるために、ロシアのスパイが購入した政治広告を掘り出すことはできない。

Facebookは、対象となる広告コンテンツの公表を再三拒否し、その広告とターゲット情報は広告主に属するビジネス上の秘密だと語った。しかし捜査令状があれば、Facebookは広告コンテンツやターゲット、購入者などの情報を、特別検察官のRobert Mullerにロシア選挙介入捜査の一環として引き渡したことがある、The Wall Street JournalおよびCNNが伝えている。

新機能は、覚えてもらう方法を求めている広告主にとっては朗報だろう。Recent At Activityによって、企業は古い広告をクリックした人たちに新たな購入やアクションを促すチャンスを得られる。

結果的にFacebookは、購入を促進した手柄を自分のものにできる。6週間前に見た広告を思い出せないとき、Googleで探すことがよくあるが、その場合の手柄はGoogleのものになる。Recent Ad Activityは、そんなユーザーをFacebookに呼び戻し、もう一度その広告をクリックさせることで、広告主にもっと宣伝費を使わせる口実を手に入れることができる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Disrupt SFのStartup Battlefield、決勝出場の6社が決まる

今年のTechCrunch Disrupt SF Startup Battlefieldには22社が出場し、その独自の技術を見せびらかし、そしてエキスパートの審査員たちからの厳しい質問に答えた。

さまざまな篩(ふるい)にかけた結果が、6社のファイナリストだ。決勝では、まったく新しい審査員たちを相手にしなければならない。そして最後には、一社がBattlefield Cup(優勝杯)と賞金5万ドルをかっさらうのだ。

決勝は明日(米国時間9/201)太平洋時間午後2時からだ。

Augmedics

イスラエルのAugmedicsは、脊椎手術のための拡張現実ヘッドセットを作っている。その製品Vizorを使うと、患者から目を離すことがないので、術中に非常に充実した知見が得られる。

colormass

ベルリンのcolormassは、自店の商品でIKEA的なユーザー体験をお客さんに提供できる。家具会社が提供した画像や資料をもとに、コンピュータービジョンを利用して臨場感のある3Dファイルを作り、お客はそれらの風合いや色を変えられる。

Future Family

女性の受胎能力の検査を低料金化したFuture Familyが、今度は精子の検査Sperm Activity Testで勝負に出た。

Matic

Maticは、自己のニーズや状況に合った正しい住宅保険を楽に見つけるためのお手伝いをする。ニーズに合った見積やリコメンデーションも得られる。

Oneva

Onēvaは、企業の社員に対する福利厚生の一環として、高齢者介護、乳幼児や子どもの保育、家の掃除などのホームサービスなどを提供する。ケア提供者は、全員がFBIのバックグラウンドチェックや犯罪履歴チェック、経歴チェック、本人性確認などを経ている。

Pi

Piのデバイスは複数のデバイスを同時に約1フィート以内の距離で無線充電する。他社がトライしていた全室充電ではないが、それよりも柔軟性が高い。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

スマホ専用ブラウザ「Smooz」が広告ブロックなどiOS 11対応アップデート、8500万円の資金調達も実施

モバイルブラウザ「Smooz」を提供するアスツールは9月20日、ファンコミュニケーションズ、およびユーザーローカル代表取締役の伊藤将雄氏らを引受先とする、8500万円の第三者割当増資の実施を発表した。伊藤氏からの出資は2016年8月のシードラウンドでの資金調達に続き、2度目となる。

またアスツールは、iOS 11アップデートに対応したSmoozのバージョンアップも同日発表。App Storeでの配信を開始している。新バージョンでは「広告ブロック」、「かざして検索」などの新機能が追加された。

Smoozはスマホ専用のブラウザアプリ。スマホでの片手操作を念頭に、新規タブをバックグラウンドで読み込み、スワイプで切り替えやタブを閉じることができる独特のタブ操作や、読んでいるページを解析してユーザーが次に検索したいであろう検索語を予測表示する機能、SNSでの反応をワンタップで呼び出せる機能などが備わっている。2016年末にはAppleが選ぶApp Storeの2016年ベストアプリの1つに選ばれた。

新機能の広告ブロックは、Smoozユーザーへのアンケートで最も要望が多かった機能とのこと。iOS 11のコンテンツブロックAPIを利用しており、iOS 11上で動作する。設定をONにすることで、ウェブページ上の広告が表示されなくなる。機能の利用には、月額380円のプレミアムサービスへの加入が必要だが、初月は無料で利用することが可能だ。

また、調べたいものにスマホのカメラをかざすだけで、最適な検索結果を提供する新機能が、かざして検索だ。これまでのSmoozのバージョンでも、QRコードを開く、文字を認識して検索する、撮影した画像に似た画像を検索する、といった機能はあったのだが、今回のバージョンでは、iOS 11のVision Frameworkと呼ばれる機械学習ライブラリを使って被写体を自動的に判別する「自動モード」が搭載された。こちらの機能も利用するにはプレミアムサービスへの加入が必要だが、月10回までは無料で利用できる。

アスツールは、2016年2月に元楽天社員の加藤雄一氏が設立したスタートアップ。2016年9月のSmoozローンチ以来、これまで日本のApp Storeのみでアプリを配信してきたが、Android版の提供やグローバルでの展開も視野に入れているという。今回の調達資金はこれらの展開を見据え、開発チームおよびカスタマーサポートチームの強化に活用していく、としている。

AIが王様を収穫したりオレンジを解錠しないためには常識の装備が必要だ

ぼくがあなたにリンゴを手渡したら、あなたは自分の経験から、それが運転できるものではない、とわかるだろう。そして、それが採れた木で織物を織れないことや、その種(たね)でテニスはできないことも、わかるだろう。人間なら、それがナンセンスだと分かるが、でもAIには、現実世界で何年も過ごしたという優位性がない。だから、何で何ができる・できないという知識もない。彼らに常識を持たせることも、できないのだろうか。

ブリガムヤング大学の研究者たちは、現実世界と対話する未来のアンドロイドやAI製品が、身の回りのいろんなものが、それぞれ何であり、何をするものかわかっているようにしたい、と考えた。

その研究のペーパーを書いた研究者の一人Ben Murdochは、ニュースリリースの中でこう述べている: “機械学習の研究者がロボットや人工知能のエージェントを、乱雑な環境に放置したら、ありとあらゆるクレージーなことをするだろう。いろんな物に対する、それで何ができるのか、という常識が完全に欠けているので、ロボットはテーブルを食べようとして何千時間も努力するだろう”。

そんな極端な例が頻繁に起きるわけではないけれども、話の主旨はそういうことだ。必要なものは、いろんな物と、それらと結びついている一般的なアクション〔ボール→投げる〕や属性〔レモン→黄色い〕を列挙したデータベースだ。それがあればロボットは、ダンベルが持ち上げる物であり、押す物ではないこと、重くて軽くないことを知るだろう。ロボットにそれを持ってくることや動かすことを命じたら、そのデータベースを参照して自分の行動を決める。

そんなデータベースや、少なくともプロトタイプを作るためには、まず手作業でデータを集めて整理しなければならない。…実際にそれをやると、途方もない時間がかかるだろう。そこで研究者たちは英語版のWikipediaのコーパスをコンピューターに食べさせ、何百万もの語彙をそれらのコンテキスト(文脈)と共に咀嚼(そしゃく)させた。そうすると簡単な数学的処理とクェリによって、リンゴは一般的に噛むものであり、椅子は座るものであり、木は登ったり揺すったりするものである、とわかるようになる。

AIがこれらのオブジェクトを対話的に操作しなければならないときには、これが上出来のカンニングペーパーになる。また、誰かがそれに対して/関してやってることや、話してることを、理解できるようになる。研究者たちはこのシステムを、テキストだけの短いアドベンチャーゲームで試してみた。カンニングペーパーあり、の方が、断然好成績だった。

常識は、最初に取り組むべき課題だ。ロボットを作るたびに、いろんなオブジェクトについて、して良いことといけないことを毎回教えるなんて、たいへんだからね。

チームはこの研究をInternational Joint Conference on Artificial Intelligenceで発表した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))