「SATORI」にはどんな機能がある?使い方を詳しく解説

「SATORI」は純国産のMA(マーケティングオートメーション)ツールであることから、日本のビジネスに適した機能が豊富で、幅広い企業からの支持を集めています。リードの獲得や管理に強い「SATORI」には、どのような機能が搭載されているのでしょうか。

この記事では、「SATORI」の機能や使い方について詳しく解説していきます。

「SATORI」にはどんな機能がある?

「SATORI」は、2014年に誕生した純国産MAツールです。「SATORI」は日本生まれのサービスなので、日本のビジネスの流れを想定した機能が搭載されています。UIも日本人に馴染みやすくなっていますので、ワンストップで消費者とコミュニケーションが取れるプラットフォームとして、初めてMAツールを導入する企業や担当者でも直感的に操作することができるでしょう。また、サポート体制が充実しており、オンラインマニュアルが用意されており、運用支援セミナーやウェビナーも随時、開催されています。

「SATORI」は、リード(見込み顧客)の獲得・育成機能が充実しており、大きく4つの機能に分かれます。

  • リード管理機能:実名のリードだけでなく匿名リードの管理もでき、リードの状態に応じてコンテンツを出し分けることができる
  • リードジェネレーション機能:見込み顧客を獲得する
  • リードナーチャリング機能:購買意欲を高める
  • リードクオリフィケーション機能:コンバージョンの可能性の高い見込み顧客を選別してアプローチする

リード管理機能、リードジェネレーション機能、リードナーチャリング機能、リードクオリフィケーション機能、それぞれの具体的な内容についてご紹介していきましょう。

リード管理機能の使い方

リード管理機能は、リードマネジメントとリードトラッキングという2つの機能があります。それぞれの使い方や具体的な内容について解説します。

リードマネジメント

リードマネジメントでは、氏名やメールアドレスのわかっている「実名リード」だけでなく、問い合わせ前の「匿名リード」も管理できます。個別検索やタグ検索、セグメント検索といった条件からリードデータを検索し、見込み顧客をリスト化することで、効率的なマーケティング活動につなげていきましょう。リードデータは、CSVファイルから一括登録することができ、個人情報の削除や編集も可能です。

また、検索条件に該当したリードデータをCSVファイルにエクスポートすることもできるため、外部ツールや社内施策に活用しやすいというメリットもあります。

リードトラッキング

SATORI

リードトラッキングには、リードのアクション履歴を閲覧できるカスタマー詳細ページがあります。また、サイトにアクセスしたIPアドレスから企業名を判別する機能や、ドメインの異なる複数サイトをトラッキングできる機能などが搭載されています。オフラインやオンライン上の行動に対し、タグ付けしてリードを管理したり、行動や条件に応じてリードをセグメント分けしたりすることが可能です。

リードジェネレーション機能の使い方

リードジェネレーション機能には、リードを獲得するためのランディングページ制作機能や、リードにアプローチするための機能が備わっています。その内容を具体的に見ていきましょう。

ランディングページ制作

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自社サイトをひな型にして、同内容のウェブページを簡単に作成・編集できる機能です。ページやメール、ポップアップに使用する画像や資料は「SATORI」上に保存することができるため、効率的に制作を進められます。ランディングページ制作機能を活用してウェブ広告用のLPを制作したり、コンテンツマーケティング用のブログを制作したりすることで、新規のリードを拡大することができるでしょう。

フォーム作成・ポップアップ表示

SATORI

「SATORI」に自動連携されるフォームを、埋め込み型(エンベッド)もしくはポップアップにて作成できます。また、自社サイトを閲覧しているリードに対してポップアップを表示したり、サイトを閲覧していないリードに対してブラウザプッシュ通知を表示したりすることも可能です。

例えば、数日間サイトに訪問していないリードをセグメントし、プッシュ通知を表示することでサイトへの訪問を誘導。その後、特定のページにアクセスしたリードに対して、資料請求ページのポップアップを表示してコンバージョンにつなげる、といった使い方ができます。

リードナーチャリング機能の使い方

リードナーチャリング機能には、メール関連やセグメントといった機能が搭載されています。各機能の詳細や使い方をご紹介しましょう。

メール関連

SATORI

「SATORI」に登録されているリードに対して、HTMLメールやテキストメールを配信できる機能が備わっています。さらに、特定の行動や属性などの条件をトリガーにして、自動的にメール配信するためのシナリオも設定可能です。

例えば、会員登録後におすすめページのメールを送信したり、コンバージョンページを離脱したリードに対してカゴ落ちメールを送信したりと、さまざまな角度からのアプローチを実現します。また、定期的に有益な情報を掲載したメールマガジンを配信することで、リードのエンゲージメントを高めることもできるでしょう。

セグメント

リードがアクセスしたURLや直前のURLを条件に、セグメント設定を行えます。また、URLの末尾に付与したパラメータを条件にセグメント化することが可能です。目的に応じて、リードを詳細にセグメント化することで、より的確なアプローチが可能となり、コンバージョン率を高めることにつながります。

ポップアップ表示・ブラウザプッシュ通知機能

サイト上へのポップアップ表示やブラウザプッシュ通知機能を利用できます。また、サイトの任意の場所にバナーやフォームといったコンテンツを埋め込んでABテストを行ったり、セグメントごとに出し分けたりするエンベッド機能も搭載されています。GoogleやYahoo!、Facebookなどのリターゲティングタグをサイトに埋め込めば、「SATORI」で設定したセグメントのリードに対して、特定の広告を配信することも可能です。

リードのサイトアクセス状況に応じて、適切なポップアップやプッシュ通知、コンテンツなどを表示させることで、効率的に次のステップへと誘導し、コンバージョンにつなげられる可能性があります。

リードクオリフィケーション機能の使い方

リードクオリフィケーション機能には、確度の高いリードに対するアプローチをサポートする機能が搭載されています。この機能で実現できることについて紹介します。

スコアリング

SATORI

ページの閲覧状況やメールのリンククリック状況など、さまざまな条件を点数化して、リードをスコアリングする機能です。点数が高ければ高いほど、コンバージョンの可能性が高いと判断できます。

例えば「会員登録は1点」「メルマガのリンクをクリックしたら1点」「資料請求ページを閲覧したら3点」「問い合わせフォームを2回以上表示したら5点」といったように、リードの行動を点数化します。その上で、10点以上獲得したリードは確度が高い、といったようにスコアの目安を設定し、そのスコアを満たしたリードは営業部門につなぐといった施策が可能になります。

Hotリード抽出

Hot条件を設定した上で、そのセグメントに該当したリードが抽出されます。Hotリードが発生したらメールで通知されるため、適切なタイミングでのアプローチが可能になります。見込み顧客を育成するためには、定期的に的確な情報を提供してアプローチすることが必要不可欠です。確度の高いリードのコンバージョンを逃さないよう、これらの機能を活用して施策を実行しましょう。

初心者でも使いやすい「SATORI」の機能を活用しよう

「SATORI」には、リードを獲得・育成するための機能が豊富に搭載されています。各機能をフル活用すれば、見込み顧客の数を拡大してコンバージョン数をアップさせることができるでしょう。高度なマーケティング施策を実行したい方は、ぜひ「SATORI」をチェックしてみてください。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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