テレビCMはどう評価できる?GRPなどを活用した方法を解説

CM 評価

テレビCMは多くの人にリーチできる一方で、効果を可視化しづらいといわれています。しかし、さまざまな方法を併用することで、テレビCMの評価を把握することができます。

ここでは、テレビCMを評価する方法を解説します。テレビCMを出稿する前に、ぜひ参考にしてみてください。

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テレビCMはどう評価すればいい?

テレビCMは「効果をしづらい」と言われることがありますが、テレビCMを評価する方法はいくつかあります。GRP、GAP、ROI評価について、それぞれ確認していきましょう。

GRPとは?

GRP(Gross Rating Point)とは、テレビCMが放送された期間の視聴率を合計した数値で、延べ視聴率と呼ばれます。ここで使われる視聴率は、視聴率調査会社が調査対象として統計的に選んだ世帯に測定機を設置し、データを算出している「世帯視聴率」です。

GRPの計算式は「世帯視聴率×テレビCMの本数」です。例えば、世帯視聴率の平均が20%の番組に3本のCMを流したときのGRPは60GRPとなります。GRPが高いほど、より多くの人にCMを使用されていると分析できます。

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GAPとは?

GAP(Gross Attention Point)は、個人がテレビ画面をどのくらい注視していかどうかを表す指標で、延べ注視率といわれます。1秒注視すると1GAPとなり、数値が高くなるほど視聴者がテレビ画面に注目していたとわかります。

GAPは、株式会社デジタルインテリジェンスが提唱した効果検証方法で、テレビに設置されたセンサーカメラの顔認識技術を活用します。GAPによって、どんな人がどのくらいの時間、テレビの場面を注視していたのかを把握できます。

テレビCMのそのほかの評価方法は?

テレビCMを評価するためには、ほかにも方法があります。

例えば、テレビCMが放映されるタイミングで、自社サイトへの流入数によって、効果を測定することができます。また、商品・サービスの購入時にアンケートをとって、「どこで知ったか?」という選択肢を入れることで、テレビCMの評価することが可能になるでしょう。

またROI評価を意識しておくことも大事です。ROI評価とは、投資利益率と呼ばれ「費用対効果」の指標です。ROI(%)は「投資額÷利益率×100」で算出することができ、利益が投資額を下回っているうちは100%を切ってしまうため、数値が高いほど費用対効果が高いといえます。

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テレビCMの評価はさまざまなデータを活用しよう

テレビCMの効果を測定する方法としてGRPやGAPが用いられることが多いですが、効果的に検証するには、インターネットツールを使った分析データやROI評価など、ほかの方法と組み合わせる方法があります。

なお、ナイルでは大手広告代理店と提携し、テレビCM支援を行っています。効果が出ないCMを出稿し続けることがないように、ナイルが広告代理店との交渉をお手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

 

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