グローバルのウェブマスター向け公式 Google+ ページを公開しました!

先日 Google では、世界中のウェブマスターの方に向けたグローバルの公式 Google+ ページを公開しました。もうご覧いただけましたでしょうか?この Google+ ページでは、
といった幅広い情報をお届けします!

ページ上では、英語による投稿が多いですが(英語がわからなくても楽しめる写真の投稿もたくさんあります)、ページ以下にはイタリア語日本語ロシア語、またはスペイン語を話すウェブマスターの方々が情報交換を行えるコミュニティも設けています。

ぜひウェブマスター向け公式 Google+ ページをフォローして日々更新される情報をチェックしてみてください!


Hello from around the world!

音楽家の皆さん、あなたの次の公演日をナレッジグラフに表示しましょう

大好きなバンドを Google で検索したとき、ナレッジグラフが表示され、そのバンドに関する情報が一覧できることに気づいた方もいるかと思います。この中には、コンサートのスケジュールに関する情報も含まれています。このスケジュールが正しく、完全であることはファンにとってもアーティストにとっても重要です。そこで、この表示に関して新しいアプローチをはじめることにしました。これからは、アーティストの公式ウェブサイト上に構造化データのマークアップが存在する場合、そこから直接その情報がナレッジグラフ内に表示されることになります。

もしあなたがアーティストの公式ウェブサイトの管理者なら、幾つかの方法 (英語) でこれを試してみることができます。
  1. schema.org マークアップをサイト上で実装する。 RDFa や microdata に加えて新しくサポートされた JSON-LD フォーマットを利用すれば、今までにない簡便さでこれが実現できます。
  2. もっと簡単な方法は、 Bandsintown や BandPage、ReverbNation、Songkick や GigPress といった、既に構造化データマークアップが埋め込まれているイベントウィジェットを利用することです。
  3. また、ウェブマスター ツールのデータ ハイライターを利用すれば、マウスだけであなたのサイト上のイベントをラベリングすることができます。
どの選択肢を選ぶにせよ、ヘルプ センターに詳細が載っています (日本語版も鋭意作成中です)。質問がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。

検索に関するご質問を!ウェブマスター オフィスアワーでお待ちしています!


Google では、日本のウェブマスターのみなさまに向けて、昨年度から Google+ のハングアウト オンエア機能を利用したウェブマスター ハングアウトを行ってきました。

みなさまからご好評を頂き、2014 年に入りハングアウト形式の情報発信を拡充しています。従来のオンライン講義形式のウェブマスター ハングアウトだけでなく、リアルタイムに Google 社員がみなさまからのご質問にお答えする「ウェブマスター オフィスアワー」と称したイベントを頻繁に開催し、多くの方にご参加頂いています。

今回は「ウェブマスター オフィスアワー」についてその概要と参加方法をご紹介します。

ウェブマスター ハングアウトとウェブマスター オフィスアワー

2014 年から、Google サーチ クオリティ チームでは、2 種類のハングアウトを実施しています。

従来から行っていた「ウェブマスター ハングアウト」では、オンライン授業形式で Google 社員より様々なトピックについてまとまった情報をお届けしています(実施例)。
一方「ウェブマスター オフィスアワー」は、特定のトピックは決まっておらず、Google 社員がリ参加者から頂いた Google 検索やサイト運営上の質問にアルタイムで答えていく、カジュアルな Q&A セッションとなっています。例えば
  • Google 検索と相性の良いサイト運営法とは?
  • ウェブマスター ツール上でエラーが出たけれどどう対処すればいい?
  • Goolge 検索に関して、知っておくとよい最新の情報を教えて!
といったご質問に Google 社員がリアルタイムでお答えします。

参加するには?

各回ごとに Google+ 上にイベント ページを設置しますので、そちらで参加表明をお願いします。Webmaster Japan コミュニティオフィスアワー サイトでも最新の日程をご確認いただけます。
イベント当日は、イベント ページ上からライブ配信の動画を閲覧し、リアルタイムで質問をすることも可能です。イベント終了後は、録画された動画が公開されます。

質問するには?

ウェブマスター オフィスアワーで質問するには 2 つの方法があります。
  1. イベント ページ上に質問を投稿する:イベント ページ上にテキストで質問を投稿して頂けます。イベント開催前から質問の投稿は可能ですので、聞きたい質問を思いついた際には忘れない内にご投稿ください :) 頂いた質問にはオフィスアワーの時間内に、リアルタイムにお答えしていきます。 
  2. ハングアウトに直接参加する:ビデオ会議形式で、Google 社員が参加しているハングアウトに直接参加し、顔を見ながら会話ベースで質問をすることも可能です。こちらは、映像にご自身の顔(カメラをオフにして参加することも可能です)や発言が記録され、公開されることをご理解の上ご参加ください。なお、ハングアウトに参加しないで閲覧するだけでは顔が映ることはありませんのでご安心ください :) 
「こんな質問をしたらレベルが低すぎて恥ずかしいかな」といった声を聞くこともありますが、ご心配は無用です。



過去に実施したこちらのオフィスアワーの動画をご覧いただくとおわかり頂けるかと思いますが、初心者の方から上級者まで、どんなレベルの方でも気軽にご質問頂ける場となることを心がけていますので、疑問がありましたら、遠慮せずにご参加、ご質問をして頂けたらと思います。

また、一度質問しても不明点が残った場合に追加で「○○ の部分をもう少し詳しく説明して欲しい」とリクエスト書き込んだり、ハングアウトで 直接参加して、質問の意図を説明してより詳しい回答を得たりといったことも可能です。リアルタイム、インタラクティブだからこそ、みなさまの疑問点をより具体的に解消できるのがウェブマスター オフィスアワーの魅力だと考えています。

過去の動画をもっと見るには?

こちらのプレイリストから過去の動画(ウェブマスター ハングアウト、ウェブマスター オフィスアワー)をご覧いただけます。 次回の開催は? 次回のウェブマスター オフィスアワーは 3 月 5 日 17:00 (日本時間)を予定しています。また、今後も 2 週間に 1 回程度の開催を予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

みなさまにウェブマスター オフィスアワーでお会いできることを楽しみにしております!

サイトの不正なハッキングをいち早く見つける 3 つの方法

サイトが不正にハッキングされているのを見たことがありますか?

不正にハッキングされた可能性のあるサイトには検索結果上でメッセージを表示しています。

不正なハッキングによる被害は依然、世界中で増えています。例えば最近では、不正なハッキングによって、ブランド名や製品名(「財布」「バッグ」等)、「激安」などのキーワードやコンテンツを挿入し、オンラインでショッピングをしようとしているユーザーを別のショッピング サイトに誘導するケースが見られます。

また、他のスパム行為と比べ、不正なハッキングでよく見られる特徴としては、別言語のコンテンツが挿入されてしまうため、ハッキングされていること自体に気づきにくいという現象が起こりえます。例えばロシア語のサイトがハッキングされ、日本語の悪質なコンテンツを挿入されてしまう、といったケースがみられます。

Google では、不正なハッキングや悪質なコンテンツの挿入の被害にあっていると思われるサイトの検索結果に警告メッセージを表示し、 検索ユーザーがサイトにアクセスしないよう注意喚起を行っています。しかし、ウェブマスターのみなさまが、日頃からサイトの状況を把握し、いち早く被害に気づくことが、検索ユーザーにとってもウェブマスターのみなさまにとっても被害を最小限に抑えるために何よりも重要です。

今回は、ハッキングの被害にいち早く気づくための最新のヒントをご紹介します。

1. サイト内に不自然なディレクトリや URL がないか確認する


みなさんのサイトでサイト演算子による検索(site:example.com)を試してみてください。サイト内にご自身で作成してないサブ ディレクトリやページが存在していないでしょうか?ハッキングにより不正にディレクトリを作成されたり、ページが挿入されたりすることがありますので、定期的にサイト内の状況を確認してみてください。[site:example.com 激安] や [site:example.com viagra] のように site: 演算子の後にハッキングで狙われやすいクエリ(キーワード)を付け足して検索することも可能です。また、こうした検索クエリで Google アラートを設定しておくと、変化により早く気づくことができるでしょう。

2. ウェブマスター ツール上の「検索クエリ」に不自然なクエリが表示されていないか確認する


ウェブマスター ツールには、ご自身のサイトがどのような検索クエリにヒットして検索結果上に表示されているかを知ることができる機能が備わっています。この「検索クエリ」にお使いの言語以外のクエリが表示されている場合、それがサイトがハッキングされていることを示すシグナルとなっていることがあります。

英語のサイトが日本語のコンテンツでハッキングされた例。
検索クエリのページに日本語の見知らぬクエリが表示されています。

別言語の読めない文字であるという理由で、こうしたデータを無視し、ハッキングの被害を見逃してしまうこともありますので、他言語の検索クエリを見つけても、「自分には関係のないデータだ」などと無視せずに、深く調査することをおすすめします。

3. ウェブマスター ツールのメール転送機能を活用する


ウェブマスター ツールでは絶えずサイトの状況をモニターしているため、サイトに何か問題があったときにはウェブマスター ツールのメッセージ センターに通知されます。メール転送機能を使うと、これらの通知を Google アカウントに関連付けられているメール アドレスに転送することができますので、ウェブマスター ツール内での確認の前に、みなさまがいち早く被害に気づくことができます。

以上、サイトの不正なハッキングをいち早く見つける 3 つの方法をご紹介しました。なお、不正なハッキングの被害が見つかった場合の対処方法や、未然に被害を防ぐためのヒントについては、以下のブログ記事やヘルプ ページをご覧ください。
これらのツールや情報を、被害にあう前から確認しておき、サイトが不正なハッキングの被害にあった場合にすぐに対処を行えるような状態にしておきましょう。また、サイト上で利用しているソフトウェアの更新状況を常に確認し、セキュリティの脆弱性に対応した最新のものにアップデートしておくことも重要です。

ご質問やご意見がある方は、ウェブマスター ヘルプ フォーラムのマルウェアへの感染、サイトのハッキングに関するカテゴリもぜひご活用ください。

Google サーチ クオリティ チームではこのような被害を防ぐため、日々より良い検索結果を提供できるよう改善に努めていますが、みなさまからの報告やフィードバックも問題を把握する上で重要な情報となっています。もし不正なハッキングの被害にあっていると思われるサイトを見かけた場合は(それが自分のサイトでなかったとしても)、スパム レポートからご報告をお願いします。

モバイル向けに別サイトを持っている場合の検索クエリ データが改善されました

ウェブマスター ツールの「検索クエリ」機能が、モバイル向けに別の URL を用意しているサイト(モバイル向けに m.example.com、デスクトップ向けに www など)に関して改善されました。2013 年 12 月 31 日より、モバイル サイト側* の「検索クエリ」で、フィルタを「携帯電話」に設定した場合、以下の両方が表示されます:
  • あなたのモバイル向けページが、携帯端末上のブラウザーの検索結果に表示された検索クエリ
  • リダイレクトスキップが発生した検索クエリ。この場合、検索結果上ではデスクトップ版の URL が表示されますが、それをクリックしたユーザーは直接モバイル版へと送られます(サーバー サイド リダイレクトのレイテンシから解放されることになります)。
リダイレクトスキップに関する情報が、モバイル サイト側で表示されています

この改善の前は、リダイレクトスキップが発生している検索クエリもデスクトップ向けのサイトに加算されていました。この変更により、表示回数やクリック数、CTR などの情報がモバイル サイト側で表示されることになりますので、モバイル向けの統計がより理解しやすくなりました。

モバイル向けに別の URL を用意する場合のベスト プラクティス


モバイル向けに別の URL を用意する場合は、以下をおすすめします。
  • デスクトップ向けサイトの側では、対応するモバイル向け URL へ向いた link rel=”alternate” タグを設置してください。これは、Googlebot があなたのモバイル向けサイトを発見する助けになります。
  • モバイル向けサイトの側では、対応するデスクトップ向け URL へお向いた rel=”canonical”  タグを設置してください。
  • ユーザー エージェントに応じて自動的にサーバー側でリダイレクトを行なっている場合は、HTTP Vary: User-Agent ヘッダーを利用してください。
  • ウェブマスター ツールでは、デスクトップ向けサイトとモバイル向けサイトの両方を登録しましょう。このことにより、各サイトのトラブルシューティングがより捗ります。
  • * モバイル向けサイトの所有権が確認されている場合

    2013 年もありがとうございました – 今年のハイライトと人気記事ランキングのご紹介


    2013 年も残すところあと数日となりました。今年はウェブマスターのみなさんにとって、どんな 1 年でしたでしょうか?

    今年、ウェブマスター セントラル ブログでは 50 近くの記事を掲載しました。このことからもわかるように、新たな機能の提供開始、イベントへの参加、Google 検索に関する様々なご案内など、Google サーチ クオリティ チームにとっても盛り沢山な 1 年となりました。

    ここで日本のウェブマスター セントラルでの 2013 年ハイライトをご紹介いたします。

    1. Google+ での情報発信をスタートしました
    2013 年初めからスタートした Google+ 上での情報発信。今年 1 年でウェブマスター セントラルの新しい情報発信のチャンネルとして大きく発展しました。2 月からはウェブマスター ハングアウトを開始、ハングアウト オンエア形式で Google 社員が最新の情報をご紹介したりみなさまからのご質問にリアルタイムでお答えしたりと今まで以上にインタラクティブな情報発信を実施しました(今年のウェブマスター ハングアウトの録画動画はこちらからご覧ください)。3 月に Google+ 上に開設したWebmaster Japan コミュニティでは、ウェブマスターミニTips#ウェブマスタークイズといった人気企画で盛り上がり、メンバー数も 1000 人に迫っています。来年もWebmaster Japan コミュニティを拠点に様々な取り組みを行っていきます。

    2. イベントに参加し、多くのウェブマスターの方にお会いできました
    2013 年はいくつかのイベントに参加し、ウェブマスターの方に直接お会いしてお話する機会もありました。6 月のウェブマスター一年生のためのホワイトハット SEO、9 月のWordCamp 2013CSS Nite LP29「SEO 2013」などで多くのウェブマスターの方にお会いし、より良いサポートを提供していく上で非常に貴重なフィードバックをたくさん頂きました。来年も多くのみなさまにお会いできることを楽しみにしています。

    3. トップ レベル ユーザー サミット 2013  を開催しました
    9 月 30 日から 10 月 3 日にかけて、米国カリフォルニア州サンノゼ、およびマウンテンビューの Google 本社にて、「トップレベル ユーザー サミット 2013」を開催しました。Google では、豊富な製品知識と経験に基づいて、公式ヘルプ フォーラムで多大な貢献をしてくださっている方々を、「トップレベル ユーザー」と呼んでいます。今回、日本のヘルプ フォーラムからも 7 名のトップレベル ユーザーの方がサミットに参加し、プロダクトやフォーラム運営について活発な情報交換をしていただきました。

    この他にも、たくさんのハイライトがありましたが、ここで一つ一つをご紹介しきれないため、最後に、 2013 年にウェブマスター セントラル ブログで多くのみなさまにお読みいただいた記事をランキング形式でご紹介します。「こんなトピックが話題になったな」と 2013 年を振り返って頂く際の参考にして頂きましたら幸いです。

    1 位:「検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート」が完成しました。あなたのお友達やご家族にもどうぞ!
    2 位:検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイドを更新しました
    3 位:Google がお勧めするスマートフォンに最適化されたウェブサイトの構築方法
    4 位:スマートフォン向け検索でのランキングの変更について
    5 位:レスポンシブ・ウェブデザイン - メディアクエリのパワーを使いこなす

    ランキングをご覧になるとお分かりのように、2013 年はモバイル/スマートフォン向けサイトの運営について多くの情報発信を行い、ウェブマスターの方の関心を強く集めた年でもありました。来年以降も情報発信を強化していく予定ですのでぜひブログ等でのアップデートをご確認下さい。

    最後になりましたが、2013 年もヘルプ フォーラムや Google + コミュニティ、ハングアウトなど、様々な場所でのご参加、フィードバックのご提供ありがとうございました。Google サーチ クオリティ チームでは、2014 年もますますみなさまのお役に立つ情報を提供できるよう、様々な取り組みを行っていきたいと思います。来年もどうぞよろしくお願い致します。

    それではみなさま、よいお年を。

    p.s. ウェブマスター ヘルプフォーラムGoogle+ Webmaster Japan コミュニティでも 2013 年の振り返りポストを行っています。ぜひご覧ください。

    自分が所有していないサイトのコンテンツの URL 削除プロセスを改善しました

    インターネット上のコンテンツが変更されたり、削除された際に、検索結果上でもその情報がすぐに反映されると役立つ場合があるかもしれません。今回、Google は公開 URL 削除ツールを改善し、その新しいバージョンの提供を開始しました。今までよりも簡単に、自分が所有していないサイトのコンテンツに生じた変化について検索結果に反映させることをリクエストできます。

     

    このツールは、自分が所有していないサイトのコンテンツの URL の削除手続きに役立ちます。ページからコンテンツが完全に削除されているか、コンテンツが変更されてスニペットとキャッシュの削除を希望する場合にお使いいただけます。もしあなたがそのサイトの所有者であるならば、ウェブマスターツールの URL 削除ツールをご利用いただいたほうがより早く、より簡単です。

    ページを検索結果から削除する方法

    もしページが完全に削除されている場合、Google 検索からその URL を削除するようにリクエストすることができます。この場合、そのページが適切な HTTP ステータスコード(403, 404, または 410)を返すようになっているか、noindex robots メタ タグを設定しているか、robots.txt によってブロックされている必要があります(なお、 robots.txt によるブロックはその URL がインデックスされることを完全に防ぐものではありません)。HTTP ステータスコードは HTTP Header Checker で確認することができます。Google ではソフト 404 エラーもサポートしていますが、明確なステータス コードを返すようにサイトを設定することが望ましいです。

    ページを削除する際のリクエスト方法をご紹介します。
    1. ページの URL を入力します。以前のバージョンのツールと同じように、検索結果から削除したいコンテンツの正確な URL を入力してください。正確な URL を見つける方法はこちらをご覧ください。
    2. URL の入力後、分析ツールが、そのページが既に存在していないことを確認します。確認結果をご覧の上、削除をリクエストしてください。
    3. 3 ステップ目はありません!たった 2 ステップで簡単です。

    検索結果上のキャッシュとスニペットを削除する方法

    もしページが削除されていない場合は、そのページ上から当該のテキスト(名前など)が削除されている、または更新されていることを Google に伝えることができます。これによって、サイトの情報が Google 検索上で完全に更新されるまで、キャッシュ ページとスニペットが削除されます(タイトルや掲載順位には影響がありません)。このプロセスでは、ページの URL だけでなく、ページ上に過去には含まれていたけれど現在は削除された単語をリクエスト時に入力する必要があります。キャッシュの削除について詳しくはこちらのヘルプ記事をご覧ください。
    1. 更新されたページの URL を入力します。検索結果から削除したいコンテンツの正確な URL を入力してください。正確な URL を見つける方法はこちらからご覧ください。
    2. ページが更新されているか削除されていること、そしてキャッシュとスニペットの情報が古いこと(現在のコンテンツと合致しないこと)を確認してください。
    3. キャッシュやスニペットには残っていて、ページ上では現在削除されている単語を入力してください。参考ブログ記事もご覧ください(英語)。
    URL の削除についてより詳しい情報をヘルプ センターでご紹介しています。併せてご覧ください。

    また、ご質問がある際は、ウェブマスター ヘルプフォーラムまでお寄せください。

    再審査リクエストに関するウェブマスター ハングアウトを実施しました

    日本のサーチ クオリティ チームは、再審査リクエストについて、みなさまからのご質問にお答えする Q&A 形式のウェブマスター ハングアウトを行いました。再審査リクエストの記述方法のポイントや誤解しがちな点などについて解説していますので、ぜひご覧ください。

    ウェブマスター ハングアウトのイベント ページはこちら

    また、再審査リクエストを行う際に参考となる情報をまとめました。再審査リクエストに一度で通るために、リクエスト送信前に上記動画とこちらの情報に目を通していただければと思います。
    • ヘルプ記事
  • ブログ記事
  • ウェブマスター ヘルプフォーラム
    • Google 社員によるウェブマスターの豆知識
    再審査リクエストについて、その対応方法などご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプフォーラムの再審査リクエスト専用カテゴリでご質問ください。

    サーチ クオリティ チームでは、これからもウェブマスター ハングアウトを実施していきます。今後の実施予定はWebmaster Japan コミュニティでお知らせしていきますのでぜひご参加下さい。また、過去のウェブマスター ハングアウトはこちらからご覧ください。

    ホリデー シーズン – 詐欺ショッピング サイトにご注意を

    いよいよ年末、ホリデー シーズンですね。お友達や家族へのプレゼントや、旅行の準備などで、オンライン上でショッピングをする機会も増えるかもしれません。

    オンライン上でショッピングをする際に、詐欺サイトの被害にあうケースが最近増えています。今回はそうした詐欺ショッピング サイトの見分け方のヒントと、Google で行っている対策についてご紹介します。

    最近多く見られる詐欺ショッピング サイトでは、商品の販売の実態がない偽のショッピング サイトを設け、そこで商品を購入しようとしたユーザーから個人情報や、支払金を盗み取ろうとする手法が使われています。こうしたサイトでは、購入手続き後に連絡を取ろうとしても、掲載されていた問い合わせ先が架空なものであったために連絡が取れなくなるケースが多いため、購入手続きに入る前に気づくことが重要です。例えば以下のような点を確認してみましょう。
    • 商品説明の情報やサイト上のテキストが、他サイトからコピーされていたり、機械的に自動生成されて意味をなしていないといったことがありあませんか?(検索キーワードを引用符で囲んで検索すると、そのテキストとまったく同じものが他サイトでも用いられているかどうか確認できます)
    • サイトに載っている販売者情報は確実なものですか?(存在しない住所、有名人の名前を組み合わせた名前や明らかな偽名が使われていないか確認してみましょう)
    • 少しでも怪しいと思ったら購入手続き、支払いをする前に、サイト名やサイトの URL で検索してみましょう。同じサイトで購入をした人からの情報が得られるかもしれません。
    Google では「知っておきたいこと」サイトでも詐欺にあわないようにするためのヒントをご紹介しています。ぜひご確認ください。

    また、Google サーチ クオリティ チームでは、他のスパム サイトと同様に、こうしたユーザーに価値をまったく提供しない詐欺ショッピング サイトについて調査し、必要に応じて対処を行っています。もし、怪しいサイトを見かけた場合はスパム レポートから情報をご提供ください。

    それではよいホリデー シーズンを!


    ウェブマスター ツール新機能:スマートフォン向けクロール エラー

    スマートフォンで検索を行っていると、サイト側の 設定ミス の結果として、欲しい情報が発見されないことがあります。しばしば見られるのは、デスクトップでは問題なく動作する一方、スマートフォンではエラー ページが表示されてしまったり、関係のないページへリダイレクトされてしまう、といったサイトです。Googlebot からはクロール エラーとして認識されるこれらの問題は、ユーザー体験上、大きな問題になる場合があり、以前このブログでもご案内した、スマートフォン向け検索結果における ランキングの変更 のきっかけでもあります。

    本日より、ウェブマスター ツール内の クロール エラー 機能で、これらの問題を特定することができるようになりました。新たに設けられた「スマートフォン」タブには、スマートフォン向け Googlebot よって検出されたエラーが表示されています。


    ここで表示されるエラーには、以下のようなものがあります。
    • サーバー エラー: Googlebot があるページをクロールした際、HTTP エラー コード を返された場合に表示されます。
    • ソフト 404: Googlebot が 404 を返された、あるいは返されたコンテンツが ソフト エラー ページ であると判断された場合に表示されます。
    • 間違ったリダイレクト: デスクトップ向けのページが、スマートフォン ユーザーを検索クエリとは 無関係なページへとリダイレクト してしまう場合に表示されます。特に、スマートフォン向けサイトのトップ ページへのリダイレクトが多く見受けられます。
    • ブロック: サイトの robots.txt が、スマートフォン向け Googlebot を ブロックしている際 に表示されます。通常、このようなスマートフォンに特化した振る舞いはエラーを招きます。サーバーの設定を再度ご確認ください。
    ウェブマスター ツールに表示されるエラーを修正することにより、よりよいユーザー体験を提供でき、Google のアルゴリズムもあなたのコンテンツをよりよくインデックスすることができます。スマートフォン向けのサイトの構築方法 や、しばしば見られる間違い の修正方法もご確認ください。ご質問は ウェブマスター フォーラム へお願いいたします。

    ハッキングされたサイトの復旧をより簡単に

    ウェブマスターの皆様にとって、自分のサイトがハッキングされ スパム コンテンツマルウェア を挿入されていることを見つけたらショックでしょうし、時間の制約がある中でサイトをクリーンアップするのはとても大変なことだと思われます。

    Google ではこうしたハッキングされたサイトの復旧をより簡単にできるよう、スムーズなクリーンアップ プロセスをサポートする取り組みを進めてきました。たとえば、サイトで使用しているソフトウェアが古い場合は ウェブマスターにお知らせ しています。また、ハッキングされたサイトの復旧方法について情報をまとめたポータル サイト を作成し、復旧プロセスの各手順を説明した詳しい記事や動画を掲載しています。

    そして今回、「セキュリティの問題」という新機能をウェブマスター ツールで公開しました。

    確認済みのサイト所有者 は、この新機能で次の操作が可能になります。
    • サイト上のセキュリティの問題について詳細な情報を 1 か所で確認できます。
    • 詳細なコード スニペットで問題をより早く特定できます。
    • 簡素化された新しいプロセスにより、セキュリティに関するすべての問題について審査を一度にリクエストできます。

    サイト上のセキュリティの問題について詳細情報を 1 か所で確認

    サイトがハッキングされ、スパム コンテンツやマルウェアが挿入されている可能性があることが検出されると、[セキュリティの問題] ページ 1 か所にすべての情報が表示され、簡単に問題を把握できるようになりました。以前、ウェブマスター ツールの [マルウェア] セクションに表示されていた情報や、ハッカーが挿入したスパム コンテンツに関する新しい情報は、この [セキュリティの問題] ページに表示されます。[セキュリティの問題] のメイン ページには、ハッキングのタイプ、サンプル URL(可能な場合)、Google が最後に問題を検出した日付が表示されます。


    詳細なコード スニペットで問題をより早く特定

    可能な場合はいつでも、ハッキングされた URL から 悪質な HTML/JavaScript のコード スニペットを表示します。また、Google が特定したハッキング タイプから、クリーンアップするための推奨操作が一覧表示されます。


    すべての問題について審査を一度にリクエスト

    再審査のリクエスト方法も簡単になりました。サイトをクリーンアップしてセキュリティ ホールを閉じたら、[セキュリティの問題] ページから直接ボタンをワン クリックするだけで、すべての問題について審査をリクエストできます。



    詳しくは、内容がさらに充実した ハッキングされたサイトの復旧方法について情報をまとめたポータル サイト をご覧ください。新たに 22 言語に対応しています。皆様のご感想を、ウェブマスター ヘルプフォーラム にぜひお寄せください。


    データはどこへ行った?

    このブログ記事は、2008 年に「Where’s my data?」として英語版のウェブマスター セントラルブログに掲載されたものです。現在も日本の読者の皆さんにとってお役に立つ内容であるため、一部内容を編集して掲載いたします。

    ウェブマスター ツールに登録したのは良いけれども、なぜかデータが表示されない、という事態に遭遇したことはありませんか?
    • 登録して何か月も経っているのに、「検索クエリ」は「データがありません」のまま。
    • たくさんリンクを受けているはずなのに、「サイトへのリンク」へ行っても「データがありません」と言われる。
    • サイトリンク は確かに検索結果上に表示されているのに、「URL が無効である」と言われ順位を下げることができない。
    何かのバグに違いない... と思う前に、ウェブマスター ツールに登録した URL を確認してみましょう。

    ウェブマスター ツールには、様々な形式の URL が登録できるようになっており、登録された URL の形に応じて、そこに対応するデータが表示されるようになっています。例えば Blogger 上にあるブログを登録したいと思った時、googlewebmastercentral-ja.blogspot.com を登録すれば、blogspot.com 全体ではなく、自分のブログに関するデータだけを知ることができるわけです。

    この事実が、上記の問題とどう関わってくるのでしょうか。www はサブドメインである、という事実について考えてみましょう。経験的には www の有り無しで表示されるコンテンツが異なることはめったにありませんが、厳密に言えば、http://example.com/ と http://www.example.com/ は異なる URL であって、異なるコンテンツを表示することが可能です。そして、ウェブマスター ツールも、これらを異なるサイトとして扱います。つまり、www.example.com のみが登録されている場合、厳密には example.com のデータは見えないことになります。

    それでは、ウェブマスター ツール上で自分のサイトに関するすべてのデータを見るためには、どうすれば良いのでしょうか?
    • www の有り無し両方をウェブマスター ツールに登録してみましょう。
    • site:example.com のように、www なしで site: 検索を行ってみましょう。検索結果には、サブドメイン含め、サイト全体でインデックスされているページ群が現れるはずです。これにより、あなたのサイトのページが www 有り無しどちらでインデックスされている場合が多いのかを確認することができます。
    • www 有り無し両方の登録が済んだら、ウェブマスター ツール上から、www 有り無しどちらであなたのサイトがインデックスされるべきかを 指定することができます。
    • 301 リダイレクト を設定することで、どちらが選ばれるべきなのかを明示しましょう。

    たしかに example.com と www.example.com はそっくりな双子に見えます。でも、どんな双子も、一人の人間ではないのです。これを読んだら、まだ設定していない方は、ウェブマスター ツールに www 有り無し両方を登録してみましょう。

    ご質問は ウェブマスター ヘルプフォーラム へ投稿していただければと思います。

    ウェブマスター ツールでの手動によるウェブスパム対策の表示

    Google では、ユーザーの検索結果から スパムを排除 することに日々全力で取り組んでいます。具体的には、ウェブスパム アルゴリズムの改善に加え、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) への違反に対する手動による対策も行っています。今回、ご自身のサイトで手動によるウェブスパム対策が実施されているかどうかを確認したいウェブマスターの方のお役に立つ新しい機能を公開しましたのでご紹介します。ウェブマスター ツールの手動対策ビューアには、ウェブスパム チームが手動で実施した、Google ウェブ検索結果でのサイトのランキングに直接影響する対策についての情報が表示されます。この機能を試すには、ウェブマスター ツール にアクセスし、[検索トラフィック] の下にある [手動による対策] をクリックしてください。

    ほとんどのみなさまには、「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」というメッセージが表示されるでしょう。Google 検索のインデックスに関する最新の分析によると、Google で確認したドメインのうちウェブスパムとして手動でインデックスから削除されるドメインは 2% にも達しません。この「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」というメッセージが表示された場合、そのサイトにはウェブスパムであることを理由にした、検索結果からの削除など手動による対策は実施されておらず、ランキングへの直接の影響もありません。

    手動によるスパム対策が実施されたごく一部のサイトについては、ウェブマスター ツールで既に通知されているはずです。通知は引き続き送信されますが、今後は手動対策ビューアで、 Google 内部のウェブスパム システムのデータをご自身で直接チェックすることもできます。ここで、例として、「ユーザー生成スパム」を理由として Google がサイトの特定のセクションに手動による対策を実施した場合、手動対策ビューアでどのように表示されるかについて紹介します:



    この例では、「サイト全体の一致」はなく、「部分一致」があると表示されます。「部分一致」とは、サイトの特定のセクションに限って手動による対策を実施したことを示します。この例で問題となっているのは、他のユーザーによって mattcutts.com/forum/ に投稿されたスパム コメントです。この問題を修正することで、Google 検索でのこのフォーラム(mattcutts.com/forum/)に対する手動による対策が解除されるだけでなく、ユーザー エクスペリエンスを向上させることもできます。[詳細] をクリックすると、トラブルシューティングに役立つ新しいヘルプ記事が表示されます。

    Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) への違反をすべて修正したら、次に 再審査をリクエスト します。この新しい手動対策ビューアにより、再審査リクエストの手続きはさらに簡単に、かつスムーズになっています。[再審査リクエスト] ページにアクセスしたら、サイトに対する手動による対策の状況についてチェックが可能となります。そして手動による対策がサイトに適用されている場合のみ、再審査をリクエストできます。ガイドライン違反となるウェブスパムの問題がある場合は、[手動による対策] ページ上に [審査をリクエスト] ボタンが表示され、直接再審査リクエストを送信することが可能です。

    手動対策ビューアは、みなさまからご要望の多かった機能を実現したものです。この機能により、多くのウェブマスターのみなさまに少しでも心配する必要がないという安心感を提供できればと願っています。ウェブスパムの問題は実際には非常に少数ではありますが、今回お知らせした情報がスピーディーにトラブルシューティングを行う際の助けとなりましたら幸いです。ご不明な点については、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

    サイト クリニックを実施しました

    先日、ブログ記事でご案内しました通り、6 月 27 日に「サイト クリニック」を行いました。サイト クリニックは、サイト クリニックは、実在するサイトを題材に、Google 検索と相性の良いサイト運営の方法について考え、ディスカッションするものです。日本では 2 回目の開催で、今回は初めて、ハングアウト オンエア形式で行いました。

    今回、応募いただいたサイトを確認させていただいたところ、みなさんに共通したお悩みがあることがわかりました。それは “特定のキーワードでの検索順位が上がらない、検索順位を上げるにはどうしたらいいか” というものです。このお悩み(私達が日頃から一番多くいただくご質問でもあります)に対して、今回は 3 つのポイントから具体的なサイト例を示しながらお答えしました。

    1. 「検索順位」から離れて考えてみる
      • 一言解説:検索結果画面を眺めて、いわゆる「検索エンジン対策」をしていてもサイトへの訪問者数は増えません。どのようなきっかけで検索して、自分のサイトを訪れるか、「検索前」の部分について考えてみましょう。
      • ご紹介させていただいたサイト
    2. ユーザー視点で見直してみる
      • 一言解説:「こんな人にサイトを見て貰いたい」という理想のユーザー像を考えて、そのユーザーの視点から検索クエリやサイト構成を見直してみましょう。
      • ご紹介させていただいたサイト
    3. Google 検索にも伝わりやすいサイトにする

    3 ポイントを通してここで改めて強調してお伝えしたいことは、「自分が検索ユーザーであったらどう行動するだろうか、サイトを見てどう思うだろうか」というユーザー視点でサイトの構成を見直してみることの重要性です。「検索エンジン最適化(SEO)」と聞くと検索エンジンの動向に注目しがちですが、まずはユーザーにとってわかりやすい、価値のあるサイト運営を目指して、その上で Google 検索にも伝わりやすいサイトになっているか確認する、という流れを意識していただければと思います。

    また、今回ご応募いただいた方々の中にも ウェブマスター ツール をまだご利用いただいていない方が少なくない数いらっしゃいました。ウェブマスター ツールでは Google 検索と相性の良いサイト運営をしていく上で参考になるデータを閲覧できますし、サイト運営上大きく影響のある問題が発生していると思われる際には Google からメッセージをウェブマスター ツール上にお送りしています。大変役立つツールですので、ぜひご利用ください。





    イベント ページはこちらからご覧ください。

    ご参加いただいた皆さん、ご応募いただいた方、ありがとうございました。特に開催にあたり、題材としてご紹介させていただくサイトの募集をしましたが、短い募集期間にも関わらず大変多くのご応募をいただきました。ここで改めてお礼申し上げます。
    今回のサイト クリニックの内容が、様々な分野で活動されている NPO の皆さま、そして多くのウェブマスターの皆さまにとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。


    選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について Q&A編

    Google ではブログ記事「選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について」を公開し、ウェブスパムに対する注意喚起をいたしました。その後選挙活動に関わる方だけでなく、多くの方々から検索エンジンを対象とした施策やウェブスパムついてご質問をいただきました。これらの内容は、選挙だけでなく、政治関係者ではない一般のウェブマスターの皆さんに役立つ内容だと思います。下記にまとめましたので、ぜひご覧ください。

    Q. SEO 業者から検索結果の掲載順位を上げる、といった営業電話がかかってきたのですが、信用しても大丈夫ですか?
    Google の検索は、200 以上の要素を考慮して、ユーザーが探している情報に最も関連性のある検索結果を表示すべく、日々、検索エンジンに改善を施しています。日々、新しいサイトが生まれるウェブ上において、一定の検索ランキングを約束することは、一般的に非常に難しいと言えます。ですのでランキングを上げることを約束するような勧誘には注意が必要です。もしこうした検索エンジン対策を、外部の業者に発注する場合は、信頼できる業者かどうかその評判を検索して判断すること、そしてその上で Google のウェブマスター向けガイドライン に違反しない施策を行うよう確認することをおすすめします。また、こちらのヘルプ記事 を参考にしてみてください。

    Q. ガイドラインに違反するとどうなるのですか?
    Google では、ガイドライン違反に対しては、Google 検索の品質およびユーザーの利便性を維持するためアルゴリズムや手動で掲載順位を下げる、または検索結果から削除する、などの対応をさせていただく場合があります。どのような手法がガイドライン違反となるかについては、ウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドライン上で公表しています。ご確認の上、悪質な手法を用いないようお気をつけください。

    掲載結果に変動のある手動による対応をした場合は ウェブマスター ツール に通知をお送りしています。手動による対応を解除するための手続きである 再審査リクエスト についてもウェブマスター ツールが必要となりますので、ウェブマスター ツールには必ず登録することをおすすめします。

    Q. SEO 業者から逆 SEO や誹謗中傷対策などの提案を受けましたが、問題はありませんか?
    逆 SEO や、誹謗中傷対策という名目で検索結果を人為的に操作する手法がとられる場合があり、そうしたケースでは、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反する不正な手法がとられることが多いようです。そのようなガイドラインに違反する不正な手法に加担しないためにも、前述のとおり、業者の評判を確認すること、施策内容を把握すること、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反しない施策を行うよう確認すること、を心がけてください。

    Q. 関連検索やキーワードのサジェスト機能から外して欲しいキーワードがあるのですが、どのようにすればいいですか?
    現在専用のフォームなどはございませんので、検索結果の下部にある、”フィードバックを送信”からご報告ください。お送りいただいた情報は、必ず反映されるというものではございませんが、機能改善等の参考情報として活用させていただきます。



    また、Google の検索結果からコンテンツを削除する手続きにつきましては、ブログ記事「Google の検索結果からコンテンツを削除するには」をご覧ください。

    Q. 政治家の事務所のウェブサイトを運営しています。SEO 対策として気をつけるべき点はなんですか?
    Google が以前 Google 自身のサイトについて診断を行った Google 検索エンジン最適化 (SEO) レポートカード が参考になるのではないかと思います。その診断を参考にしていただいて、まずはお名前などで検索結果にきちんと表示されるかどうかを確認することをおすすめします。診断の結果、きちんと表示されていないことが分かった場合は、検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド を参考にしていただき、改善を試みてください。

    ご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。


    ウェブマスター ツールのナビゲーションが新しくなりました

    本日は、新しく生まれ変わったウェブマスター ツールのナビゲーションについてご紹介します。今回の変更により、既存の機能が見つけやすくなっただけでなく、便利な新機能も追加されました。

    検索の仕組みに合わせてナビゲーションを変更しました
    ウェブマスター ツールの各機能を、検索の段階 ごとにグループにまとめました:

    • クロール: サイト内のコンテンツを、Google がどのように検出してクロールしたかを調べることができます。このグループに含まれる機能としては、クロールの統計情報クロール エラー、クロールがブロックされた URL、サイトマップURL パラメータFetch as Google などがあります。
    • Google インデックス: Google のインデックスに登録されているページ数や、Google がそれらのコンテンツをどのように把握しているかを調べることができます。たとえば、サイト全体でのインデックス登録数を確認したり(インデックス ステータス)、ページから検出されたキーワードを表示したり(コンテンツ キーワード)、検索結果からの URL の削除 をリクエストしたりできます。
    • 検索トラフィック: 各ページの検索トラフィックを把握できます。たとえば、ユーザーがどうやってサイトを見つけているか(検索クエリ)や、誰がサイトをすすめてくれているか(サイトへのリンク)を確認したり、他の内部ページからの参照リンクがあるサイトのページ例を見たりできます。
    • 検索のデザイン: ページをマークアップすることで、Google がインデックスに登録する際にコンテンツをより的確に把握できるようにします。これらのマークアップが、検索結果にページがどう表示されるかに影響する場合もあります。このグループに含まれる機能としては、構造化データ ダッシュボードデータ ハイライターサイトリンクHTML の改善点 があります。


    設定メニューからアカウント レベルの管理タスクにアクセスできるようになりました
    アカウント レベルの管理タスク(ユーザーの権限の設定、サイトの設定、アドレスの変更など)にすばやくアクセスできるよう、右上の歯車アイコン にまとめました:



    これらの項目がすべて表示されるのはサイト所有者である場合のみです。一部の項目は、フル ユーザーや制限付きユーザーには表示されません。たとえば、[ユーザーとサイト所有者] は、制限付きユーザーには表示されません。


    新しい [検索のデザイン] ポップアップ
    [検索のデザイン] ポップアップ を追加し、サイトが検索結果にどのように表示されるかを視覚的に確認できるようにしました。また、各要素を改善するためにコンテンツや構造に加えるべき変更を調べることもできるようになりました:



    このポップアップ ウィンドウにアクセスするには、画面横のナビゲーションの [検索のデザイン] メニューの横にある疑問符アイコンをクリックします。

    このポップアップでは、タイトル、スニペット、URL といった検索結果の基本要素だけでなく、サイトリンク、パンくずリスト、サイト内検索、イベントや商品のリッチ スニペット、著者情報といったオプション要素も確認できます。

    ウェブマスター ツールを最大限活用していただく上で、新しくなったナビゲーションがお役に立つことを願っています。ご不明な点がありましたら、いつもどおり ウェブマスター ヘルプフォーラム に投稿してください。


    防ごう「サイトの不正なハッキング」

    最近は日本でも、サイトのハッキングによる被害が多く見られます。

    皆さんの中には、サイトが 不正なハッキング の被害を受け、コンテンツが改ざんされたり悪意のあるコンテンツが挿入されたりしてしまった、という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

    Google サーチ クオリティ チームでは、ウェブマスター ヘルプ フォーラムGoogle+ Webmaster Japan コミュニティ を通して "防ごう 「サイトの不正なハッキング」キャンペーン" と題してサイトの不正なハッキングによる被害を防ぐための予防策や、被害にあった際の対策などについて、情報発信を行ってきました。

    ここで、今回のキャンペーンで発信した情報を改めてご案内します。



    1: ウェブマスター ヘルプ フォーラム - 「Google 社員による豆知識 : サイトがハッキングの被害を受けたときの対応方法

    ウェブマスター ヘルプ フォーラムでは、フォーラムに投稿されたハッキング被害のケースなどから、被害に遭ってからその解消までのプロセスを以下の 3 つにわけ、ウェブマスターの方がつまずきやすい点を整理してご紹介しました。
    • 原因の特定
    • ハッキングの被害の確認方法
    • 問題の修正後、再発を防ぐためにすべきこと
    「サイトが不正なハッキングの被害にあったらまず読んで頂きたいポイント」という観点から内容をまとめました。今まで、被害に遭われた際に初めてその対策を調べたために問題の解消までに時間がかかってしまいサイト運営上大きな影響が出た、というケースが多く見られますので、被害に遭われる前に内容を確認しておくことを強くおすすめします。


    2: Google+ Webmaster Japan コミュニティ - ウェブマスター ミニ Tips

    Google+ Webmaster Japan コミュニティ 上では、イラストを使ってヒントをお伝えするウェブマスター ミニ Tips 形式で、特に重要なポイントを中心にご紹介しました。
    これらのフレーズをどこか頭の隅に留めておき、「サイトの不正なハッキング被害はいつ起きてもおかしくない」という意識を持って頂けたらと思います。また、「ハッキングの影響は周囲にも。みんなで防ごう、注意しよう。」とご案内していますように、ハッキングされた上でマルウェアなど悪質なソフトウェアを仕込まれた場合、被害はサイトだけでなく、そのサイトを訪れたユーザーへの感染など周囲まで及びます。ご自身だけでなく周囲のウェブマスターやユーザーの方と、不正なハッキング防止のため、常に意識し、情報を共有していくことが重要です。ぜひ周囲のウェブマスターの方に、今回の情報についてご紹介をお願いします。

    今後も Google サーチ クオリティ チームでは不正なハッキングを防ぐために役立つ情報の発信を強化していきます(ウェブマスター ヘルプ フォーラムでは、マルウェアへの感染、サイトのハッキングに関するカテゴリ を新設しました)。新しい情報をご紹介した際には、ぜひご確認ください。


    Google タグマネージャを使用してウェブマスター ツールでサイトを確認する

    Google タグマネージャ を使用してサイト タグの追加と更新を行っている方であれば、コンテナ スニペット コード を用いてウェブマスター ツールで サイトの所有権を簡単に素早く確認 できるようになりました。

    以下で方法をご説明します。
    1. ウェブマスター ツールの ホームページ で、確認したいサイトの [サイトを管理] をクリックしてから、[このサイトを確認] を選択します。サイトをまだ追加していない場合は、右上にある [サイトを追加] ボタンをクリックすると追加できます。


    サイトの追加を行うには、Google タグマネージャで [表示、編集、管理] の アカウント レベル権限 が必要です。

    2. [確認] ページで、確認方法として [Google タグマネージャ] を選択し、画面上の指示に従います。




    3. [確認] をクリックします。

    これで完了です。

    この確認方法についてご不明な点がある場合は、ウェブマスター ヘルプフォーラム をご利用ください。

    あなたのサイトを診断します! サイト クリニック 2013


    Google サーチ クオリティ チームでは 昨年 に引き続き「サイト クリニック」を実施します。「サイト クリニック」とは、実在するサイトを題材に、Google 検索と相性の良いサイト運営の方法について考え、ディスカッションをするイベントです。これまでも スペインドイツインド などで開催し、ウェブマスターのみなさまに好評を頂いています。昨年日本で実施したサイト クリニックでも「Google 検索と相性の良いサイト運営の方法が紹介されたが、大変参考になった。検索と相性の良いサイトは、わかりやすい構造や内容になっているということが具体的に理解できた。」といった感想をいただくことができました。




    今年は以下の要領で、 ハングアウト オンエアー 形式でオンライン上で多くの方に見ていただける形でサイト クリニックを実施します。

    1. サイト クリニックで扱うサイトの募集
      サイト クリニックで題材としてご紹介させていただけるサイトを募集します。応募はこちらのフォーム からお願いします。

      • 募集期間:6 月 14 日(金)~ 6 月 21 日(金)
      • 対象:公益性の高い事業を行っている団体・組織のサイト(特定非営利活動法人、公益社団法人、公益財団法人、ソーシャル ベンチャーなど)
      • ご注意点
      • サイトがブログやハングアウト オンエアー上で表示され、多くの方に閲覧される可能性があります。
      • 準備のため、事前に Google サーチ クオリティ チームからご連絡をさせていただく場合があります。ハングアウト オンエアーに参加をお願いする可能性もあります。

    2. ハングアウト オンエアー形式でのサイト クリニック
      応募いただいたサイトの中からいくつかのサイトを題材として、ハングアウト オンエアー形式でサイト クリニックを実施します。
    3. 後日、ブログ記事でもサイト クリニックの様子をご紹介します。

    みなさまからのご応募をお待ちしております!

    イベント 「ウェブマスター1年生のための『ホワイトハットSEO』」 に参加しました

    先日 こちらのブログ記事 でもご紹介しましたが、Google サーチ クオリティ チームでは「ウェブマスター 1 年生のための『ホワイトハットSEO』(主催:CSS Nite 実行委員会、クリーク・アンド・リバー社)」に参加しました。今回はそのイベントの様子をご紹介します。



    当日は 100 名以上の方にご参加頂き、熱気あふれる時間となりました。Google サーチ クオリティ チームは、新しくウェブマスターになった方に向けて 3 つのセッションを行いました。

    「Google 検索の基本的な考え方」というセッションでは Google 検索がどのような方向を目指して開発されているか、そしてその上で Google 検索と相性の良いサイト運営とはどのようなものとなるかについてご紹介しました。

    その次の「Google のウェブマスター向けリソース(情報源)の紹介」では、新ウェブマスターの方にまずはご利用いただきたい Google 公式の情報源、ツールを 5 つご紹介しました。
    1. 検索の仕組みサイト で Google 検索を知る
    2. ウェブマスター ツール でサイトが Google にどのように見えているか確認する
    3. ウェブマスター ヘルプ フォーラムで質問する
    4. ウェブマスター セントラル ブログで最新情報をチェックする
    5. Google+ 上でウェブマスターと交流する、ウェブマスター ハングアウト を見る
    「Live Webmaster Hangout (Live Q&A Session)」では、サーチ クオリティ チームでよく頂くご質問についてご紹介、回答させていただきました。
    質問例:
    質問:日本のサーチ クオリティ チームはどのような仕事をしているの?海外のコンテンツの翻訳だけ?
    回答:Global のサーチ クオリティ チームと常に連携しながら合同で情報発信を行っているのと同時に、日本独自の情報発信も行っています。(具体例:ウェブマスター ヘルプ フォーラムでの「Google 社員によるウェブマスターの豆知識」シリーズ、Google+ 上での ウェブマスター ハングアウト 、など)

    質問:スマートフォン向けサイトを作成しようと思っているけど、Google からの情報は何かある?
    回答:Google Developers Site 内の「携帯端末に最適化されたウェブサイトの構築方法」に最新の情報を掲載しています。また、ウェブマスター セントラル ブログでも関連記事を掲載ていますし、先日は「携帯端末向けのサイトの構築」というテーマでウェブマスターハングアウトを実施しました。
    Google サーチ クオリティ チームによるセッションの後、Web 担当者 Forum 編集長の安田英久氏、楽天株式会社 楽天市場事業 サーチエンジンマーケティング グループの近谷康氏と共にトーク セッションも行いました。トーク セッションの中では、よく言われている SEO に関する噂やテクニックについて、Google 検索と相性の良いサイト作りという観点からの回答をさせていただいたり、他のスピーカーの方と共に検索エンジン最適化(SEO)を行う際のポイントについてお話をしました。トーク セッションは大変盛り上がり(例えば 検索エンジン最適化(SEO)についてのヘルプ記事 には SEO 業者に施策を委託する際の Tips が参加者の方々の想像よりも詳しく含まれていたようです :) )、予定時間を延長しての実施となりました。



    今回のイベントを通してわたしたちが新ウェブマスターの方にお伝えしたかったメッセージをここで改めてご紹介したいと思います。
    1. ユーザーに魅力あるコンテンツを作ることが何より重要。
    2. まずは ウェブマスター ツール に登録を。
    3. 日本のみなさまに向けた公式の情報発信を強化しています。噂に惑わされず公式情報の確認を。


    今後も、Google サーチ クオリティ チームではイベントを通してみなさまと直接お話する機会を持つことができればと思っています(オンライン上では ウェブマスター ヘルプ フォーラムでいつでもお待ちしております!)。イベント参加予定の情報は Google+ Webmaster Japan コミュニティ でいち早くお届けしていきますので、ぜひコミュニティにご参加ください。