【告知】初心者向けSEO入門書として「10年つかえるSEOの基本」という本を書きました

技術評論社さんより、ヴォラーレ土居によるSEO入門書が2015年4月23日に発売されます。技術解説はほとんどなく、「検索」や「検索する人の行動や心理」にフォーカスした不変的な内容を、專門知識がゼロでも読めるように136ページにまとめました。

当社のSEO事業の組織運営体制や今後の事業方針などについて

土居です。先日弊社代表の高橋のブログにおいて、弊社のSEO事業について言及する記事がありましたので、事業側としてもこのタイミングで、現時点の事業運営の中身について、或いは今後の事業方針についてなどを補足させていただきたいと思います。

※正式な組織上の事業名は「Webコンサルティング事業」であり、社内では略して「WebC」などと称されている事業部ですが、この記事では簡便のため「SEO事業」として説明していきます。

事業部の組織体制について

事業部としては30名ほどの組織で、そのうちお客様にコンサルティングに直接関わるメンバーは20名ほどです。

コンサルティングチーム

メインでお客様と関わる部隊としてコンサルティングチームが存在しており、それは3つのグループに分かれています。それぞれ総合職6~8名程度で構成されており、14年度入社新卒から社歴7年のベテラン、中途入社メンバーまで幅広いメンバーが所属しています。

それぞれのグループにはグループマネージャー、サブマネージャーが1名ずつ配置されています。大型のプロジェクトや難易度の高いSEOには必ずこのラインのメンバーが関わることになります。社内で開催しているセミナー講師なども担当しています。

また、3つのグループとは独立してチーム横断で提案支援や技術監修を行うベテランメンバーが数名おり、進捗状況や成果状況、難易度に応じてプロジェクトに参加します。

コンテンツ制作チーム

コンサルティングチームとは別に、コンテンツ企画・制作チーム(内製)があります。チーム管理者やディレクター、ライターなどで構成されております。お客様のサイトに掲載するコンテンツ制作のお手伝いや、コンテンツの企画、ディレクション、品質管理など全て内製で行っております。

技術開発チーム

またバックエンドの技術支援として弊社開発室の技術者によって構成されるSEOチームがあります。現在は事業の中心となる管理システムの構築・メンテナンスや、各種SEO業務支援ツールの開発を行っており、今は今後一般向けに公開予定のインハウスSEO支援ツールなどの開発に従事しております。

サポート、営業支援

アルバイトスタッフ含めた6名からなるサポートチームがあり、コンサルティングチームの業務推進やデータ管理などを行っています。他で1名、リード獲得のためのプロモーションを監修しています。

管理

それらを総合して私が監修を行っており、顧客獲得やアライアンス関連などの責任者が別におります。最近受注の調子が良くて活き活きしていると社内では評判です。

現場のSEOスキルについて

グループマネージャーやサブマネージャー、一部の一般メンバーは僕がずっとSEOのスキル教育を行ってきました。現時点のレベルとしては、サービスの性質としてよほどイレギュラーなものでなければ彼らの独自でほぼ間違いのない実装提案が出来ます。また、僕なんかよりも圧倒的に場数を踏んでいますので細かい知識まで含めれば僕が知らないようなことも結構知っていたりします。

最近、僕が関わることなく彼ら自身がリニューアルプロジェクトに関わらせて頂いたサイトをいくつか改めて見ていましたが、細かいところの実装まできちんと配慮されていて、僕が見て何ら文句のない仕上がりになっていてちょっと感動しました。

その他のメンバーは彼らのアシスタント業務をやりつつ、高難易度でないプロジェクトの担当などをグループマネージャー監修のもと手がけています。

その中には弊社への内定者としてインターンとして業務に関わっているメンバーが数名おり、学業の傍ら、既にWebやSEOのトレーニングを一定以上積んでいます。彼らが入社する頃には、少なくとも検索エンジンに関する話や基礎的なSEOの話は特に間違いなく出来るというレベルにはなっているはずです。

教育・育成について

ここ数年はここでとても苦労してきました。特にこの1年はお前らどんだけ研修とかグループワークやってんだとツッコミを入れたくなるくらいそこに注力しています。

リンクを使うのであればリンクを付加価値としてお金を頂けます。僕らはリンクを使わないことにしましたので、それ以外で特別な価値を出さなければなりませんが、それを事業として組織的に行っていくことは、とても大変なことだと実感しています。

育成方針

組織がある程度大きくなると、「顧客窓口は君たち」「SEOのリサーチや提案は君たち」「アクセス解析は君たち」などとどんどん分業が進みがちです。そちらの方が教育面でも実務運用面でも圧倒的に効率良くなるためです。

弊社は今のところ「とりあえずみんな全部出来るようになって」です。はっきり言って無茶苦茶です。効率は悪いし時間もかかります。自由度が高すぎて個人の管理もしづらいです。ルール化や標準化を進めにくく、かつ属人的です。

とは思っていましたが、腰据えてやってみると意外にみんな育つものだなあと実感。僕も含めて、まだまだ成長過程ではあるのですが、広く与えることでしか得られないものは多いのでしょうね。

弊社が本当に恵まれているなと思っているのは、数年かけて勉強して一人前と呼べるレベルになった人材の離脱が皆無だったことです。事業部を異動したり職種転向した人間も数名いますが、とにかく社内にいることが大きいです。これがなければ大きな転換はスキル的な問題でやり切れなかったと思います。

育成カリキュラム

関わる全ての知識を高レベルに理解することなどよほどの天才でなければ絶対無理だと思います。仮に知識が追いついたとして実体験なき知識では現場で戦えません。なぜなら知識とは基本的には理想形をベースに体系化されますが、全てが理想的に運用できるケースなどほとんど存在しないためです。

現在は3カ月タームで7つの分野での基本研修カリキュラムを組みワークショップや座学研修、実務研修、事例研究などを行っています。全員が一気に全分野の学習をするなど不可能ですから、得意分野や興味の強い分野から優先的に研修を進めています。

その他、開発室メンバーから技術研修を受けたりなどの機会も別途あります。

ただし本当に知識がノウハウとして身につくのはOJTでの実務経験をどこまで積み、成功体験を蓄積できたかに尽きます。お勉強だけ出来てもダメなわけです。

プロジェクト運用体制について

プロジェクト規模の大きさや難易度によって様々ですが、プロジェクト毎にアシスタント含め3~5名の担当者をアサインし、リサーチや提案、レポーティングなど分担して行うのが一般的です。

本当はもう少し小回り利くように少人数にも出来るのですが、どうしてもSEOの提案クオリティは担当者に依存しがちで、弊社においては能力も個人の能力に依存しがちですので、個人への依存度を下げる、という意味でこのようなスタイルを採用しています。

採用活動について

絶賛募集中です。中途採用についても随時受け付けております。新卒採用につきましては短期インターン、長期インターン含め随時募集しております。

もし一緒にやりたいという人いたらご連絡ください。→ヴォラーレ採用サイト

営業活動について

事業部全体の活動の中で、顧客獲得活動にかけている時間比率はどちらかと言えば少ない方だと思います。新規受注、という優先度は現状ではそこまで比重高くしておりませんが今後の組織の成長に伴い少しずつ拡大していく予定です。

基本的な顧客獲得活動

既存のお客様やお付き合いのある企業様からの追加注文やご紹介、サイトへのお問い合わせが比率としては大半です。次に挙げるセミナーを通じてのご依頼もありますが、そこまで割合としては大きくありません。

セミナー活動

セミナーにお越し頂いてその後に直接お客様として発注を頂けるケースはそんなに多くはありません。多くの企業様と情報発信を通じて接点をもっておきたい、自分たちのことを知っていただきたいというのが主目的です。

もちろんビジネス上の目的としては営業活動に一切反映させないわけにはいけませんので、「へー悪くないね」と思って頂いた暁にはどこかのタイミングで仕事を頂ける、或いは周囲の方が困っていたらご紹介頂けるととても嬉しいです。

セミナー終了後にゴリゴリ営業かけまくるんじゃないの、みたいな心配をされる方は多くいらっしゃいますが、それはもともと営業リソースを豊富に有している会社が出来ることで、それは弊社では出来ません。

電話営業

現在、弊社には「営業部」的な役割の部署がありませんので基本的には行っておりません。

過去に接触させて頂いた企業様への「最近いかがですか」的な電話アプローチをするほか、通常業務中に目に止まった「これSEOもっと頑張れるでしょ」と激しく思ったサイトの運営企業様にプッシュ型の営業をさせて頂くケースが稀にあります。

とは言えここ最近の平均事業部全体での総コール数が月間100件とかでしたので、実質ほとんどの企業様にはないと思われます。弊社からのプッシュ営業がありましたら是非心優しくアポを頂けますと幸いです。

やっていないのは電話営業が嫌いとかダメだとかそういう意味ではなく、その時間を教育側に投資したいというのが主な意図です。

今後の事業が目指す方向性について

ある程度、市況や組織状況の変化に柔軟な組織運営をしていこうと思いますが、基本的には大幅な売上シェア拡大!年々200%の急激成長!などというものを主目的に据えることはありません。組織的に無理の発生しない程度に、ただし堅実な売上成長を目指します。

企業としての売上比率は徐々にインターネットメディア事業や今後発足するであろう新たな事業に”相対的に”移っていくことになる予定です。

事業としては、売上というもの以上に、自分たちのソリューションを更に深堀りしつつ徐々に拡張し、より多くの企業様のWebの課題をもっと高いレベルで解決できる組織を目指しています。

単に技術的な視点でのSEOのアドバイザリーにとどまらず、大局でのSEO戦略設計、コンテンツマーケティング支援、アクセス解析に基づくサイト改善、ユーザーテストに基づくUI改善、広告運用支援などの周辺領域にも、ノウハウを蓄積しながら徐々に手を広げていきます。

まとめ

長くなりましたが、1年後や2年後には今よりも更に強いソリューションを提供できているイメージしか湧きませんので、今後共ご期待頂けますと幸いです。

「SEOで月間1000万PVのサイトを作る方法」のSEOセミナーがDVD化されました

さて、タイトルの通りなのですが、昨年開催した自社メディアを題材としたSEOセミナーがDVDとなって販売開始しましたのでお知らせさせて頂きます。既に一部告知もしておりまして多くの方に購入も頂いていて皆様本当にありがとうございます。

※詳細:【DVD】Web担当者のためのSEOノウハウセミナー ~広告を一切使わず1年で1000万PVのメディアを作る方法~

セミナーの概要とDVDの内容

昨年、Applivという弊社が運営しているアプリ検索サイトを主題に、内部データや社内事情なども公開しつつ、具体的にどういうSEOを実践してきたかについて語り倒すという内容でSEOセミナーを開催しました。

テーマとしては「SEOで月間1000万PVのメディアを作りましたよ」という内容です。(昨年時のデータですので今はPVはもうちょっと増えています)

※当時Find Job!Startupさんに取材して頂いて一部内容が公開されておりますのでよろしければこちらも参考にどうぞ。→SEOで月間1000万PVを集めたサイトの「SEOノウハウ」を公開します

セミナーでは、全体感から細かな実装についても触れていましたので、実質3時間くらいの講義でしたがかなりギチギチに詰まった内容になってしまいました。幸い、参加したお客様からはありがたい感想を思いのほかたくさん頂きました。

もともと、結構な内部事情までお話するというところで参加費25,000円の有料セミナーとやや強気な価格設定としまして、社内からも「ちょっと高くない?」という意見もありました。

ですが実際には大変ありがたいことに2回とも満員御礼(2回目は飛び込みで参加したいという方まで来られて、予備席まで用意しました)で、計110名様を超えるお客様に参加頂くことができました。本当に感謝ですね。

そのセミナーをこの度は21,600円(税込)という価格でDVDとして販売するということになっています。なかなかボリューミーなので2枚組です。

※詳細:【DVD】Web担当者のためのSEOノウハウセミナー ~広告を一切使わず1年で1000万PVのメディアを作る方法~

変にポジショントークを入れたつもりもありませんので、総じて、SEOの仕事に関わる方であれば必ず何かしらの気付きが得られる内容と思っています。

DVDをご購入頂いた方からの反応

たかぽんさんというSEOでは有名なアフィリエイターさんがDVDを購入して頂いていてコメントをしてくれました。

 

彼ほどの実力者を開始7分で満足させる内容ということで、一度ご覧いただく価値はあると思います。

何を吸収して頂きたいか

あらかじめお断りしておきますと、普段からこうしたブログやセミナーなどで積極的に情報収集をされている方にとっては、そこまで目新しい内容は多くはないと思います。

聞いたことあるような話ばっかりじゃん、と思うかもしれません。ですが、それでも良いのです。

今回は、

  • 実際にある程度の規模のメディアを作って運営するにあたり
  • 何を考えてSEOの戦略や方向性を決めて
  • 「当たり前に聞くような」手法をどのようにサイトに反映させて
  • それが結果としてどう結びついたのか

こうしたことをまずは読み取って頂きたいというのがまず第一です。

しかし、DVD冒頭の挨拶でも触れていますが、このサイトで上手くいったことが他のサイトで上手くいくことだとは限らない(むしろ、そうでないことのほうが多い)ことは間違いありません。

ただ、このサイトが行ってきたアプローチの中から、エッセンスとして活かせる要素は必ずどこかにあると思います。それを抜き出して、サイトに反映させて頂ければ本望です。

最後に、

  • かなり早口だと思います。
  • かなり前髪長いです(今はもっと爽やかです)。
  • 一部、質問内容に特定の個人名や会社名が出ましたのでその部分のみカットしています。

という点はあらかじめご了承くださいませ。プレゼン資料はPDFとしてお送りします。

ということでオチも何もなくて恐縮なのですが、是非ご覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。→DVD販売の詳細はこちらから

※今週、別のセミナーでも話します。こちらは小人数制です。→Web制作・開発者対象 SEO内部設計基礎セミナー

ヴォラーレ株式会社 土居

このサイトの運営をお手伝いして頂ける方を募集します

さて、普段からこのブログを見て頂いている分には、空気感としては至って冷静に、割と草食系な記事を連投しているイメージを持っておられる方は多いかもしれません。

しかし運営側の実情をお伝えしますと、やれ更新頻度をもっと上げられないのか、やれそのための時間を作れ、など社内で上からも下からも横からもあれやこれやと日常的に言われている状況でございます。

個人的な感情としては好き勝手言いやがってとか思いつつ、いい機会ですしこちらのサイト運営のお手伝いを専任で行って頂ける方をここで募集してみることにしました。

ところでこのブログって何のために書いてるの?

さてここからはちゃんと真面目な話ですが、このブログについては、僕の文書でのアウトプットの主戦場としてやってる意味もありますが、ビジネス的な視点で言えば、

  • SEOについて色んな人により深く興味を持ってもらうこと
  • このサイトを知ってくれる人が増えること
  • このサイトに定期的に訪れてくれる人が増えること
  • 僕らが何を考えてSEOをやっているのかを色んな人に知ってもらうこと
  • ヴォラーレという会社に興味を持ってもらうこと
  • 最終的にはお仕事の相談やセミナーへの参加が増えること

こんなことがざっくりとした目的になっています。そして徐々に目に見えてそういう感じになってきました(ので余計にこういう所に力を入れようという空気になっているわけですね)。

ですので単純に流行りそうな記事を書いてとにかくPVを増やしたい、とかそういうことではないのです。僕らと仲良くなれそうな人が定期的にチェックしに見に来てくれる、みたいなサイトを目指しています。更新頑張り始めたのはここ数カ月ですけれども。

なんとも短期的な効率は決して良くないかもしれませんがそんな目論見でやっているサイトですので、真面目にお手伝い頂ける方がいらっしゃると嬉しいなと。

ということで誰か手伝ってくれませんか

こんな感じのメンバーを募集しています。

求めるスキル

こんな人が来てくれるとうれしいです。しかしこんな人がそうそう都合良くいるんでしょうか。

  • WebとかSEOとか検索が好きな人、勉強してる人、勉強したい人
  • リサーチ力、学習能力、文章作成力が高い人
  • ブログ等、Webで文章を書くことに慣れている人
  • 適当な仕事をしない人、長続きする人
  • 僕と気が合いそうな人

やってほしいこと

  • WebとかSEOとかに関してどんどん情報収集して学習してください
  • 有用なネタになりそうな話題を草稿として書いてください
  • 内容として問題がないのであればガシガシ投稿して下さい
  • あとは能力次第で色々お任せしていきます

お金以外に得られるもの

  • WebとかSEOとかをもっと知ることが出来ると思います
  • 僕が教えられることはいくらでも教えます
  • 自分の書いた文章をそこそこの数の人に見てもらえます(※1)
  • 僕とかうちのメンバーと仲良くなれます(※2)

※1:最近は1記事あたり1000~5000PVくらいです。
※2:人によりますが。

条件

とりあえず一旦は社員、アルバイト、大学生インターンなど特に問いません(週3~4とかでも大丈夫)。ただし、正社員なら相応のスキル(最低でもSEO実務経験者)を求めます。記事内容の監修は僕が行います。

こういうの大好き、みたいな大学生さんとかでも上記条件にマッチしているのであればきちんと教えられますので大歓迎です。

「別の団体の人間として寄稿とかって有りですか?」というのも内容次第では歓迎です。

何にせよ興味あればご連絡頂ければと。

どんな会社?

ちょうど弊社の採用サイトをリニューアルしたところなので興味あれば是非見て頂ければと。全体的に僕の露出が少ないのが会社の意図的なものかどうなのかはやや気がかりです。

ヴォラーレ株式会社 採用サイト
ヴォラーレ株式会社 採用サイト

働くメンバーはこんな人たちがいます
オフィスはこんな感じです

以上です

と、まあこういう感じです。あまりにも唐突な求人でアレなのですが、詳細は先ほどの採用サイトを見てそれらしきところからご応募頂くか、日常的にエゴサーチは欠かしていませんのでtwitterなどでコメント頂ければと思います。僕のtwitterアカウントに直接メンション頂いても構いません。

ヴォラーレ株式会社 採用サイト
僕のTwitterアカウント

以上よろしくお願いいたします。

ヴォラーレ株式会社 土居

2014年は大人数のSEOセミナー形式だけでなく少人数制のワークショップや勉強会を開催します

さて、放置気味だったサイトを1月に全面的にリニューアルし、ブログもしばらく更新が滞っておりましたが、2月からまた更新を再開いたします。2014年もよろしくお願いいたします。

SEO勉強会・ワークショップ定期開催のお知らせ

ということで、2014年最初の更新が告知のような内容で恐縮なのですが、昨年まで月次で開催する(しなかった月もありましたが汗)SEOセミナーが中心でしたが、今年は大人数を集めてセミナー形式、というよりも、少人数制でのワークショップや勉強会を中心に、頻度を上げてテーマを色々変えて毎週開催する予定です。

→詳細:ヴォラーレ SEOセミナー開催情報 | SEO HACKS

理由としては、実際に案内をしても「日程が合わないので」という理由で来られない方が結構いらっしゃったり、あと月に一回だとテーマもそんなに色々できるわけでもないですし、ということで、もうちょっと小回り効かせながら小規模開催をしていきましょう、ということになりました。

勉強会・ワークショップの内容

色々テーマを変えながらやっていますが、今やっているのは主に内部的な話、ペナルティ系の話題、事例中心の話題、初心者向けの話題、などなどまあ色々です。

ちょっと現時点でやってみて頻度が多すぎると既に思っている節もありますので頻度については今後は週1~2程度で開催されていく、程度に解釈して頂けるとよろしいかと思います。

講師の實川くんが講義している写真

これまで行った内容のアンケート

1月に行った勉強会のフィードバックとしてはこうしたものがありました。

実践に基づいた説明のため、リアルに伝わった。

受講者参加型で題材となるサイトのSEOのレビューを行うなど、普段あまり体験できない内容もあり、ためになった。

半分位は知っている知識でしたが改めて整理されました。もう半分は知らないことでしたので活用できそうです。

少人数だったこともあり、自分が気になる点をたくさん伺うことができました。無駄がない。

初心者にもわかりやすかったです。知識が追いつかずどう質問して良いのかわからないところもありましたが、自社HPの課題がなんとなく見えてきた気がします。

超初心者にもわかるSEO、みたいな内容も今後やって欲しいです。タグのこと、キーワードのこと、ブログの書き方で気を付けることなど。

こうしたフィードバックを受け、順次改善できるポイントは改善して参ります。

2月開催中の勉強会・ワークショップ

リンクに依存しない内部SEO改善のポイント
人工リンクのリスクが高まる中、インハウスでSEOに取り組まれる企業様向けに、見落としがちな改善ポイントをピックアップしていく形で内的SEOのエッセンスを学んでいただきます。

脱・広告依存!SEOでトラフィックを集めるための基本要件
リスティング広告の単価高騰×ブラックハットSEOの市況の変化に伴い、競合に対する優位性の確保に悩む企業様向けのSEO勉強会です。

不動産賃貸サイト事例に見る、内部SEO改善のポイント
不動産賃貸サイトや求人サイトなどによく見られる典型的なDB連携の検索サイトのような、なかなか独自性や差別化をはかることが難しいサイトのSEOのポイントについて解説します。

順位下落と手動警告の最新事例から読み解く、Googleペナルティ対処法最新セミナー
不自然リンクに起因するGoogleペナルティの解除対応事例を紹介した上で、今すぐに活用できるペナルティへの対処方法をお教えします。

【ワークショップ】Googleペナルティ対応担当が教える、不自然リンク調査(リンク精査編)
実際に不自然リンクペナルティを受けてしまった企業様が、自社でリンクの調査を行い解除まで導くために、ワークショップを通じて実際にどのようなリンクを削除対象とし、どのようなリンクを残すべきかを学んで頂きます。

Q&A

たまにお問い合わせで頂く内容についてはあらかじめ回答しておきます。

終わったあとにガッツリ営業されるの?

営業かけられるんじゃないの?という点については「後日営業しても良いですか?」というアンケート項目がありますのでそこにYesと書いていただけたら喜んで営業しますし、そうでなければ引き続きよろしくお願いいたします程度に留めますのでその点気負わずご参加頂ければと思います。セミナー案内くらいは継続的にお送りすると思いますがご了承ください。

営業を希望しますか?というアンケート硬毛k

SEOについて素人だけど大丈夫?

講師もSEOに不慣れな方でも分かるような説明を心がけておりますので、参加して意味がないことはないと思います。ただし、既にSEOを実践している方向けの内容も多く含まれたり、質疑応答もそうした内容が中心になることもありますので、講義の内容についてはある程度選ばれたほうが良いかもしれませんし、こういうのないの?というご要望などは大歓迎ですのでお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

このくらいの金額だったら無料にすれば?

特に数千円の収益を上げたいということではなく、真剣に勉強されたい、あるいは既に実践している中で明確な課題を感じている、といった方を中心に参加して頂きたいと思っています。

以前はほとんどが無料でのセミナーでしたが、例えば私が去年25,000円のセミナーを開催した際は2回とも満員御礼(第1回は40名、第2回は70名)までご来場頂きましたが、無料セミナーとの違いについて感じたこととしては、全体の真剣さが格段に違うなあ、というところ(タイプ音が半端ない)と、質問されるレベルも、普段から色々とSEOについて情報のキャッチアップをしつつ試行錯誤されてきたんだろうな、というようなご質問ばかりでした。

実際に1月の勉強会でも、わざわざ地方から複数名でいらっしゃったり、題材として是非自分のサイトを使って欲しい、というご要望も多く頂いたりしています。数十名で行うセミナーよりも講師とのコミュニケーションの機会は多くとっていただけますし個別の質問についても対応できることも多いですので、費用は頂きますがご参加頂く価値は十分あるかと思いますので是非日程合えばご参加下さい。

ということで2014年もSEO頑張っていきましょう。今年もよろしくお願いいたします。

※勉強会・ワークショップの詳細はこちら→ヴォラーレ SEOセミナー開催情報 | SEO HACKS

ヴォラーレ株式会社 土居

【保存版】2013年のSEO周辺事情の振り返り、2014年に向けて改めて読んでおきたいSEO情報×50記事

2013年度も終わりにさしかかり、今年のSEOを振り返る記事も既に多数出ていますが、それにやや乗り遅れて便乗する形で今年の主要な話題を一気に振り返るためのSEO総集編をお届けします。

目次

  1. アルゴリズム/検索技術も色々と変わってきています
  2. 「コンテンツマーケティング」の考え方はSEOにも必須です
  3. 不自然リンク/ペナルティ対応等の事情もどんどん変わっています
  4. スマートフォン/モバイルのSEOに関わる大きな変更がありました
  5. 国内、国外で行われたサーチ系イベントレポートも充実
  6. その他SEO情報、SEOの方法論など
  7. まとめ

このようなラインナップで、筆者のtwitterアカウント当サイトのFacebookページなどで言及した記事の中からピックアップしてお届けします。情報出典元が偏っていますが、重要な情報を、正確に、かつ下手な誤解を生まないよう配慮されて書かれている情報元は限られていると認識していますのでご了承下さい。

アルゴリズム/検索技術も色々と変わってきています

パンダアップデート、ペンギンアップデートと今では随分聞きなれたアルゴリズムに加え、新しく「ハミングバード」なるものも新しく導入され、心地良い感じに世間では勘違いされた情報がビュンビュンと出回ってきていますので、改めて、それぞれの意味やその対策などについて見直してみましょう。

パンダアップデートが通常アルゴリズムと統合されました

2011年の初回導入から早3年近く(驚き)、何かと世間を騒がせることの多い「パンダアップデート」ですが、これまでは通常のランキングアルゴリズムとは独立してデータ更新や「パンダ」アルゴリズムの刷新が行われていましたが、今ではその他のアルゴリズムに組み込まれる形で定期的に更新されるようになりました。

ペンギンアップデート×2回、大きな影響は出ず

「次のアップデートではかなり大きな変動が起こるだろう」と言われていて戦々恐々としていた2013年のペンギンアップデートですが、蓋を開けてみると「あれ?そうでもなくない?」といった反応が多かったように思います。今年は2回の更新でした。

(勘違いしてる人の多い)ハミングバード、「会話型検索」への対応強化

何故かはわかりませんが、一部のブロガーさん(?)等を筆頭に、「ハミングバードによってリンクの重要度が下がる」「コンテンツイズキングをハミングバードがもたらす」といった主旨の記事が出回ってしまいましたが、全くもってそういう類のものではありません。これはかなり勘違いされている方が多いです。

(おそらく)主に音声検索の普及を見越した、従来型の単語やフレーズでの検索語入力だけでなく「会話型の検索語」に対しても、「単語」ではなく「意味」をより高い精度で解釈して検索結果を提示できるようにした、大規模なアルゴリズムアップデートとなります。しかし、普段ビジネスで定点観測するような商用キーワードに対して大きな影響があったかと言えば、ほとんど影響はありませんでした。

その他:SSL化、オートコンプリートの是非、AppStore内SEO

Googleの検索のデフォルトでのSSL化により検索キーワードデータの取得が非常に困難になったり、Googleオートコンプリート機能などでのネガティブワード表示に起因する訴訟でGoogleが敗訴したり(昨年に引き続き)といった話題や、Googleではありませんが最近はAppStoreでの検索アルゴリズムでも大きく変化があったようです。

「コンテンツマーケティング」の考え方はSEOにも必須です

人為的なリンクソリューションによるSEOが徐々に肩身狭い状態になっている中、本質的にランキング全般を改善するには、如何にコンテンツを軸としたリンク獲得、ひいてはマーケティングを行っていくかは間違いなくSEOにおける必須の課題となります。

「コンテンツマーケティングって難しそうだしハードル高い」という声も多いですが、ここに挙げたような記事はその不安をある程度払拭し、またマーケティングにつながるコンテンツをどのように考えるのか、のヒントになると思います。

不自然リンク/ペナルティ対応等の事情もどんどん変わっています

今やSEOの話題では定期的にでてくる不自然リンク起因のペナルティや順位下落について。細かな話題は事欠かないですが大まかな流れとしては以下のようなトピックが挙げられます。

色んなリンクが次々と「不自然リンク」認定へ

リンク元がいくら信頼あるオーソリティサイトでもそのリンクがSEO目的とみなされればNG判定、リンク購入には有名サイトでも容赦なくペナルティ、プレスリリースや有料ディレクトリもnofollowを、などと、一部若干度が過ぎるのでは?と思うような対応もあり話題になりました。

Google公式ブログから

Googleサーチクオリティチームのスタッフも積極的に情報を公開し、ブログだけではなくセミナーや動画でもこの有料リンク問題については呼びかけを行うようになりました。不自然リンクに対するSEO業者の対応が悪質と見なされた場合についての言及など、少し強めな対応をとる姿勢を見せているように見えます。

再審査リクエスト、対応も色々変わっているようです

この1年で、再審査リクエストに対するGoogleの対応も大きく変わっています。具体的なリンクURLのサンプル提示、様々なタイプの通知テンプレートなど、正直やや不可解な部分もあるように感じていますが、ペナルティ解除に向けた取り組みの基本的なポイントは変わりません。

メジャーなブログサービスもSEOスパム対策を強化

livedoorブログや、最近ではサイバーエージェント社が運営するAmebaブログなどのブログサービスにおいても、検索エンジンスパムへの対応をより強化するような発表がありました。Googleの強めな呼びかけとも相まって、以前よりもリンクを削除できる可能性がかなり向上したというのは実感としてあります。

スマートフォン/モバイルのSEOに関わる大きな変更がありました

スマートフォンでのアクセスを全てスマートフォン版TOPにリダイレクトする、などの設定をしている場合、PCでの検索では上位にあるサイトがスマホ検索で全くヒットしなくなる、などの事象が実際に確認できています。ある意味、細かな技術要件とも言えますが、ユーザー体験を損ねないために正しい実装を心がけるべきポイントと言えます。

国内、国外で行われたサーチ系イベントレポートも充実

海外でのサーチ系イベントは過去から多く開催され一部レポートが出ていましたが、2013年度は国内でも多くのイベントが行われていたように思います。レポートも充実の内容で、今後のSEOの取り組みを踏まえても必読の内容です。

その他SEO情報、SEOの方法論など

その他、SEOの情報収集に役立つ記事や、今後の展望を踏まえてどのような取り組みが求められるか、その参考になりそうな記事をいくつかピックアップしておきました。

まとめ

このように、相変わらず激しく変化する検索エンジン環境の中で、それでもサービス利用者や商品を購入するターゲットユーザーが「検索して探す」ことをやめない以上、常にSEOの改善方法を模索していかなければならないことには変わりません。

検索エンジンは今後も更に改良を進めますが、その方向は「ユーザーの検索に対して、より良い検索結果を返せるようにする」ことであることは変わりなく、具体的には、

  • ユーザーの検索意図を、文字や単語、ではなく意味や文脈でより正確に理解する
  • コンテンツの品質や信頼性をより高い精度で評価する
  • 不正なSEO手法を正しく検出して順位操作を防ぐ
  • 検索意図に応じた、より多様な検索結果を提示する

などの方向性が挙げられると思います。

その上でサイト運営者が何を考えるか?ですが、このような検索エンジン技術の進歩に伴い、「(検索エンジンが未熟だから結果的に有効だったような)余計なことを考えずにサイトを運営する」「アルゴリズムの欠陥を突くような手法を模索するのではなく、本質的にサイトの価値を高めることを考える」といった方向に、嫌でもシフトしていくことが求められます。

2014年もSEO頑張りましょう。それではみなさん良いお年を。

ヴォラーレ株式会社 土居

おすすめの記事

今をトキメク大学生16人にSEOとか検索について色々聞いてみた

弊社で先日主催したMILLION DOLLAR BOOTCAMPという、砕けて言えばビジコン的イベントがありまして、かなり突貫な企画の割に50人を超える応募を頂き、その中から書類・面接による選考を経て選ばれた16名の大学生が参加してくれました。

イベントの概要としては、3年間で100億オーバーの時価総額を付けるようなビジネスのプランを企画して、それを最前線で活躍されているプロの投資家や経営者に向かって全力でプレゼンしよう、それを3日間で必死こいてやってみよう、みたいな感じの割と無茶で楽しそうなイベントです。金曜日にオリエンして土日で五反田の新オフィスに閉じこもって頑張りました。
(※ちゃんと学生の宿泊先とかは用意しましたので文字通り閉じこもったわけではないです)

今回、その中で参加した大学生には、事業計画を作るのに必要となる、経営に関する総論とかファイナンス云々の研修に加え、弊社の領域であるWebとかSEO、アプリのマーケットについても学んでみよう、的なプログラムもありまして僕はその領域で研修をさせて頂いたわけですね。

研修風景

折角なので検索とかSEOに関して色々質問してみた

自慢ではありませんが採用イベントなどの活動にはあまり積極的にアサインされない質ですので、大学生とかとまとめて話す機会って最近ほとんどないのですが今回はこういう機会なので色々聞いてみようと思って聞いてみました。

あと写真見て頂くと分かるかもしれませんがとにかくMacユーザーは多いですね。16人中10人以上がMacだったと思います。このあとでも書きますけどスマホ率100%ですし。僕が21才とかでフラフラしてた時はまだPHSとガラケーで2台持ちとかでしたし良く考えたらパソコン持ってなかったですしね。なんというか時代と世代の違いを感じます。

学生に聞いてみた

ということでまあ色々と話はあったのですが特徴的なところを掻い摘んでみます。

SEOって知ってる?

7割くらいは「何となくは知ってる」と応えてくれていたと思います。「どういうものだと思う?」と聞くと『検索したときにサイトが上のほうにくるようにすること』っていうのが一番多い答えですね。まあ間違ってはないです。

ちなみに数少ない経験上ですが、学生の就活のフェーズが進むにつれてSEOを知ってる確率は高くなります。どこかでどこかのSEO会社とかにぶち当たるとかメディア系の会社を見てるときにSEOがどうのこうのとかいう話は聞くんでしょうね。

ケータイはガラケー?スマホ?

16人全員がスマホでした。これも大学生と言ってもうちのイベントに来るような学生なのでそれなりにWebとかITに関する感度が高い人も多かったのですが、本当にこういうの始めてですとかいう子たちも3割くらいいましたので、もう何か時代の流れを感じますね。

普段使ってる検索サービスは?

16人全員が「Google」でYahoo!はゼロでした。僕はYahoo!なんですけど。(ちなみに入社する前はYahoo!とかGoogleとかあんまりわかってなくてずっとMSN Live Searchとかいうのを使ってました)

これ「スマホでの検索とPCでの検索どっちが多い?」て質問を忘れたので全く無価値な情報かもしれませんが、PCでの検索よりもスマートフォンがメインなんでしょうね。

Yahoo!がGoogleのシステム使ってて検索結果同じなの知ってた?

「知ってました」が4割、「へー知らなかった」が6割くらいでした。まあ検索結果がどうとかほとんど気にしないですよね。特に、普段から2つを見比べてる人って僕らのような人種だけでしょうし普通は決まったサービスをだいたい使うから違いとか気づかないですよね。

「就活」(完全一致)って月にどれくらい検索されてると思う?

この辺がやっぱり一般の人と検索に関わる人の感覚が大きくズレてると思ってまして、おそらく検索を普段から見てる人だと、ツール使って調べなくとも、多く見ても月間数万回、とか時期によって変動ありで夏場が谷で冬から春が山かな、くらいの感覚は皆さんあると思うんですね。

学生たちの回答としては、大まかには

  • 月間1000万以上…1人
  • 月間100万~1000万…10人
  • 月間10万~100万…4人
  • 月間1万~10万…1人

みたいな感じでした。「なんで百万回とか検索されると思うの?」と聞いたら「就活生がそれくらいいるから」という回答でした。まあ素直な回答で良いと思いますが思ってたよりも規模の大きなものと捉えているみたいですね。

検索結果で9位とか10位だと何%くらいクリックされると思う?

これもうろ覚えですが大まかには

  • 20%くらい…3人
  • 10%くらい…7人
  • 5%くらい…4人
  • 1%くらい…2人

くらいの比率だったと思います。10%くらい、というのが多かったですね。もちろんクエリのタイプとかにも左右されますが1%~2%くらいと見ておくのが一般的です。10%とかクリックしてくれると良いんですけどネットサーファーは基本的にはそんなに悠長じゃないんですよね。

※「うる覚え」ではなく「うろ覚え」です。2割くらい間違えている方いますよね。

まあ全体的にはこんな感じで、ビジネスではなくフランクな感じでSEO談義をするのはそれはそれで楽しいものだなと思い結構時間おして話をしました。終了後アンケートには「長かった」「集中力が持たなかったが頑張った」などのコメントを多数頂きました。

中には「最近て中古ドメインとか昔みたいに効果ないって聞いたんですけど実際どうなんですか?」みたいな質問もあり、「大人になったら分かるよ」とか答えようと迷いましたが無難に「使い方次第かな」的な回答をしておきました。

大人は質問に答えたりしない それが基本だ

仕事でSEOの話をするときは営業だろうがコンペだろうがほとんど本音でしかしゃべらないんですけど、まだ何も知らない学生さんとかにはまだ変なイメージは持たれたくないなあというところでキワドイ話題を振られるとちょっと言葉を選んでしまうところはありますよね。白も黒も知ってる、または知っておいた方がよい人には何でもガシガシ伝えますけど。個人的には「よく分かんないけどなんか怪しいよねSEOって」が一番悲しいなと。

まずは綺麗な、というか本来あるべき側面を見てもらってその価値を理解してもらって、ただ実際にはその現場でおきてる色んな事情もそれはそれでなぜそういうことになっていたかとかも含めて知ってもらって、それでもなお、楽しそうな仕事、これから本格的に挑戦し甲斐のある市場なんだなと思える人がいれば嬉しいなと。

それはさておき普通に楽しいイベントでした

ビジネスプランとかは週末を使って僕らのような一部の社員がメンターとして付きつつ、4人ずつ4チームに分かれてプランを組むわけですね。なんか文化祭とかああいう感覚で懐かしいなーという感じでした。こんな感じで。

プレゼン資料作成の作業風景

とは言ってもですね、普段からそういう感覚でいるわけではない学生たちが、3日間でプロの目にかなうようなプランを考えてまとめて、レジュメとか事業計画書、簡易的なPL、プレゼン資料とかのドキュメントをまとめて、プレゼンの練習して、なんてのはそんなに簡単なことじゃないので、準備はみんな必死でしたね。夜もほとんど寝ないで頑張ってるチームもありましたし。

審査員も豪華な顔ぶれでみなさん割と素直にケチョンケチョンに言って頂いていて、悔しい表情の子たちも結構いましたが、と言っても実際の投資家や経営者にプレゼンしてフィードバックもらえるとか超貴重な体験ですしね。

偉い人たちにケチョンケチョンに言われてる感じ

なんか自分のチームの子たちの企画のプレゼンとかなんか親心みたいな感じでソワソワしながら見守っていましたが残念ながら総評で2位でした。ちょっと切り口変えて見せれば全然印象変えられたと思うので個人的にも反省でした。

こういうのは好きなので今後もやれたら良いなーと思っています。なんだかんだ学生の子たちもSEOとかの話にも結構興味もって面白そうに聞いてくれてて(多分)、そういうのは何か素直に嬉しいですしね。またこういう機会あれば関わらせてもらえると嬉しいなと思います。

集合写真

運営チームの皆は本当にお疲れ様。

ヴォラーレ株式会社 土居

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ここのところ更新を完全にサボっておりましたが丁度良い話題として久々にセミナー告知させて頂ければと思っております。

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昨年リリースした自社サービス「Appliv」がちょうど運用歴1年となりましたので、これまでのSEOへの取り組み方や、その経過報告などをしたいと思っています。トラフィックデータの公開とかは積極的に行いますのでそれだけでもそれなりに面白いと思います。

詳細:ヴォラーレSEOセミナー「広告を一切使わず1年で700万PVのメディアを作る方法」

ここでも補足で概要をご案内しておきますと、Applivは、簡単に言えばiPhoneアプリやiPadアプリを探すためのサイトです。本家のApp Storeさんやアプリレビューサイトの代表格のAppBankさんなどに比べて「ジャンル・目的でアプリを探す」ことに特化したメディアです。

ちなみに1年で700万PVてどうなのという声もあると思いますが、少なくともたくさんのPVを集めること自体を目的として運営しているサイトではありませんのでそこの数字自体はオマケで捉えて頂ければと思います。

どなたかが何かの記事で「メディアは1000万PVを超えてようやく中堅、1億PVを超えるとブランドに」というお話をされてたのですが(ソースを見つけられません、、ご存知の方いましたらお知らせ頂けると幸いです。)そういう意味で現状のApplivはまだまだ人間で言えば思春期に入る前くらいの段階だと思います。

2013年のオーガニック流入はこんな感じで推移しています。

当日お話するのはPV集めのテクニックではなくてあくまでこのサイトがどのようにSEOを行いどのような結果に至っているか、という情報を参加者の方に共有する目的が主となります。

今回は自社サイトの具体的なデータまで開示しますので珍しく有料とさせて頂けますが、他のサイトが1年間どのようなことを行ってきたのかということをお話しますので相応の価値はあると思っています。というか出せるように頑張ります。

詳細・申込はこちらから:http://www.seohacks.net/seminar/201309/

過去のセミナー開催のご報告

こちらもそういえば毎月ご報告します、というお話でしたが全然していなかったですね。基本的にはSEOセミナーは今も毎月開催していまして、こちらの過去の開催分についても簡単にまとめさせて頂きます。

8月:解除事例から見る 最新被リンクペナルティ解除対処法

開催:8月23日(金) 講師:實川  セミナー詳細はこちら

2012年以降、ペナルティ解除やリンク否認ツール、再審査リクエストなどに関連する話題は日常的に見るようになりましたが、Google側の対応含めてその内容はかなりの速度で変化をしてきています。最近では手動対策ビューアの登場などで色々と戸惑った方も多かったと思います。

今回のセミナーでは、8つの事例を元に、再審査リクエストのドキュメント作成例や、否認ツールの効果の有無、警告メッセージ受領→ペナルティ解除までの順位推移事例などについてお話させて頂きました。

リンクペナルティ関連のに関しては状況が順次変わっているものですので何ヶ月かに一度は今後も開催していきます。

過去の開催レポート:「ペナルティ解除はやるべきことを着実に、ただひたすらに泥臭く」
関連記事1:不自然リンクによるGoogleペナルティ解除事例 (基礎編)
関連記事2:不自然リンクペナルティ・再審査リクエスト絡みの質問を20個集めて汎用的かつ無難なQ&A集を作ってみた

7月:一から学べるSEO基礎セミナー

開催:7月26日(金) 講師:山田  セミナー詳細はこちら

内容としては久しぶりに超基礎に絞ったセミナーでしたので内容は割愛しますが、これまでのセミナーの中では圧倒的な自由度を表現できたセミナーだったのではないかと評価しています。

少しばかりスライドの一部をご紹介しておきます。




6月:キーワード選定プロセスを学ぶ

開催:6月21日(金) 講師:土居  セミナー詳細はこちら

珍しく(やったことなかった話題だったので)キーワード選定に関する内容でお話しました。

こちらはまとめようと思ったらkenjieeen’s blog様が内容を簡潔にまとめて頂いておりましたので、こちらをご紹介するに留めることとします。ご紹介有難うございます。

まとめ:セミナー@ヴォラーレ(キーワード選定編)

5月:Webサイト設計に関わるセミナー

開催:5月24日(金) 講師:土居  セミナー詳細はこちら

こちらについては4月に行いましたセミナーと同じ内容となります。4月に比較的多くの方から嬉しいFBを頂きましたので(省エネも兼ねて)第二回目を行わせて頂きました。

実況:ヴォラーレ:Webサイト設計に関わる無料SEOセミナー セルフまとめもいいとこ
開催報告:理解していれば回避できるはずの問題は予め回避しておくが吉
まとめて頂きました:Web制作・開発に関わる方が知っておくべきSEO設計ポイントまとめ

最後に:セミナーの反響からみるSEOの需要

毎月色んなテーマでセミナーやっていますが、テーマ毎に反響は全然違いますね(その時の集客への力の入れ具合にも寄るのかもしれませんが)。

  • リンクペナルティとか再審査リクエストに関する話題
  • Webの設計、コンテンツなど内部施策に関する話題
  • ペンギンアップデートとかパンダアップデートみたいな話題

やはりこうしたものが安定して需要があるみたいです。どの回もFacebookやTwitterでの簡単な告知と、最低限のリターゲティング広告での集客ですが、例えばキーワードの話題とか超基礎とかよりも上記のものの方が全然集客で勢いが違うなあと思っています。

今後も定期的にセミナーは開催させて頂きますのでよろしくお願い致します。

ヴォラーレ株式会社 土居

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SEO HACKSの公式ブログを開設致しました。

ヴォラーレ株式会社が提供するSEOサービス「SEO HACKS」の公式ブログを開設致しました。SEO対策に関する情報を事業責任者を中心に弊社スタッフが更新していきます。

当ブログのご紹介

さて、当ブログでは主に、

  • SEO対策のクライアント様からよく聞かれるご質問に対する回答
  • SEOに関して社内で実際に行った実験・検証結果レポート
  • Googleアルゴリズムのアップデートなどの最新情報
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  • SEO関係者のなかでとりわけ話題になっているテーマ
  • セミナーのようなイベント情報など、弊社からのお知らせ

などといったテーマで更新していく予定です。頻繁な更新はなかなか出来ないと思いますが、定期的に新しい記事を公開できるよう努力致します。

弊社SEOサービスのご紹介

サービスサイトにも記載していますが、当サービスでは基本的には初期に内的な要素のチューニングで土台を整え、そこに外部リンクを少しずつ増加させながら目標キーワードでの安定した上位表示を目指していく、基本的な上位表示サービスです。

特に変わった施策や全く新しい手法を用いているわけではなく、無理な上位表示をコミットするわけでもなく、あくまでも私たちなりの根拠に基いて、丁寧な施策を心がけております。

弊社主催のWEB交流会イベント告知

最後に、かなり唐突ですが、ここで一つイベントの告知をさせて頂きます。

今までに無いSEO交流会イベント SEO-NIGHT 2011SEO-NIGHT サイトイメージ

開催:8月26日(金)19時~

思い切りSEO臭が漂ってきますが、かなりフランクな(砕けた)WEB交流会ですので、SEOに普段から関わっている方もそうでない方も楽しめるイベントとなっております。

今年の新卒入社のフレッシュなメンバーを中心に企画・運営を行っておりますので、皆様是非奮ってご参加ください!

ではでは、本日はこのあたりで。

ヴォラーレ株式会社 土居健太郎

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