サノスがGoogle検索の結果を半分消してしまう

Googleで「サノス」と検索してみよう(またこっちに戻ってきてくださいね)。そして検索結果のページの右側に出てくる金色のインフィニティ・ガントレットをクリック。するとずんぐりむっくりの邪悪なグリマスことサノスが指をスナップして、検索結果の半分を消し去ってしまう。

イースターエッグか、あるいはスナップエンジン最適化とでも呼ぼうか。米国時間4月25日の先行上映で過去最高の6,000万ドル(約67億円)を記録した最新映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を宣伝する、ちょっとした楽しいプロモーションだ。

映画本編と同じように、アニメーションはしばらく続く。ページが勝手に上下に動き、検索結果が効果音とともに消えて、前作の気になる結末が記憶に蘇る。

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(翻訳:Kaori Koyama)

Facebookが陰謀メッセージが刻まれたVRヘッドセットを誤って出荷

いまや毎週の恒例行事になりつつあるFacebookの恥ずかしい出来事が、4月12日の金曜日にまた発表された。同社の次世代バーチャルリアリティーヘッドセットのコントローラーに、製品版に載せる意図のなかった「イースターエッグ」メッセージが隠されていた。

「数万台」の未出荷消費者商品に「This Space For Rent」や「The Masons Were Here」といったフレーズが、またデベロッパー向けユニットの一部には「Hi iFixit! We See You!」さらには、おそらく最悪とおぼしき「Big Brother Is Watching」といった言葉が内部に刻まれていた。

この告白はFacebookのVR製品責任者であるNate Mitchell氏による一連のツイートによって公表された。

同社は2種類のバーチャルリアリティー新製品を発売に向けて準備中だ。399ドルのスタンドアロン型Oculus Quest VRシステム、および399ドルのPC接続型Oculus Rift Sだ。対象となるユーザーはかなり異なっているが、両システムとも今回問題の発覚した同じTouchコントローラーを使用している。

大部分においてこれは単なるばかばかしい笑い話だ。ハードウェアの完成品にいわくありげなフレーズが書かれているのはちょっと恥ずかしいことではあるが、こじ開けない限り見えないので利用者に与える影響は事実上ゼロだ。それこそiFixitでもなければこじ開ける理由がない。

とはいうものの、ヘッドセットをこじ開けた消費者やデベロッパーがこうしたフレーズを見つけるよりはきれいなほうがいいことは間違いない。昨年あれほど多くのプライバシー問題を起こした会社にとって、内部に「Big Brother Is Watching」と刻まれたデバイスを一部のデベロッパーに届けることは最善の策ではない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook