RokuがHBOの「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン1を無料配信

ストリーミングサービスを運営するRokuは、HBOのプレミアム・ コンテンツを初めて無料配信する。同サービスの第2回毎年恒例ホリデーストリーミングフェストであるStream-a thonの一環で行われる。

このプロモーションでRokuは、Rokuデバイスを持っている人なら誰でもHBOの「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン1を全編無料で見られるようにする。ほかにも、Cinemax、Showtime、Starzなどの有料チャンネル番組のフルシーズンあるいは一部エピソードをイベント中に見ることができる。

Stream-a-thonは、多くの人が自宅でくつろぎテレビを見ている時期に視聴者を獲得することを狙ったプロモーションだ。今年のStream-a-thonは2019年12月26日から2020年1月1日まで行われる。

Rokuがこのイベントを開催するのは二度目で、最終目的はRokuユーザーに同プラットフォームが提供するプレミアムチャンネルのサブスクリプションに登録してもらうことだ。プレミアム番組を選んで無料配信することによって、視聴者をそのコンテンツにはまらせたり、広告型無料コンテンツハブのThe Roku Channelのユーザーを獲得することを目的としている。

「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン1のほかに、最初のシーズンの全エピソードが無料公開されるのは、Cinemaxの「Warrior」、Starzの「Power」、Showtimeの「Billions」「The Affair」「Ray Donovan」など。個別のエピソードもいくつか無料化される。HBOの「バリー」「チェルノブイリ」「ユーフォリア」「セサミストリート」「サクセション」、Showtimeの 「Kidding」、EPIXの「GetShorty」「Pennyworth」「Punk」など多数。

プロモーションに参加するのは、Cinemax、CONtv、Dove Channel、EPIX、FitFusion、The Great Course Signature、HBO、Hallmark Movies Now、Pantaya、Smithsonian Channel Plus、Starz、Showtime、Stingray Karaoke、UP Faith & Familyの各社となる。

HBOは米国Amazonとも提携し、過去の番組の中から、「ザ・ソプラノズ」「ザ・ワイヤー」「トゥルーブラッド」「デッドウッド」「ボードウォーク・エンバイア 欲望の街」「オズ」「シックス・フィート・アンダー」などがプライムメンバーに無料で配信される。ただし、これは厳密には無料ではなく、見るためにはAmazonプライムのメンバーになる必要がある。

Stream-a-thonに関連して、Rokuは初めてHBO+Cinemaxを組み合わせたバリューパックを月額20.99ドルで提供開始する。別々に契約した場合はHBOが14.99ドル、Rokuが9.99ドル

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ゲーム・オブ・スローンズのプロデューサーが新スター・ウォーズ映画製作へ

好き嫌いはあっただろうが、大評判のストリーミングドラマのゲーム・オブ・スローンズが今週でとうとうとう完結する。フィナーレは日曜(5月19日)に放映される予定だ。ファイナル・シーズンは「短すぎ、端折りすぎ、画面が見づらい」などさまざまな批判を受けてきた。しかし口さがないインターネット批評家たちには目もくれず、ゲーム・オブ・スローンズのショーランナーはもうひとつの、これも話題が尽きないシリーズの製作に転身する。つまりスター・ウォーズだ。

GoTの製作総指揮、現場総責任者のD・B・ワイスとデビッド・ベニオフ氏が少なくとも1作のスター・ウォーズ映画の製作にあたるという情報は、しばらく前から流れていた。ただし詳細は不明だった。たとえば製作、公開のスケジュールもわかっていなかった。

ここに来てディズニーのCEOであるボブ・アイガー氏が、今日のMoffettNathanson Media & Communicationsのカンファレンスに登場し、もう少し具体的な情報を発表した。ワイス、ベニオフが製作するのは今年末に公開される予定のスター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカーの次のシリーズだ。

TheWrapによれば、アイガー氏はこう述べている

我々はゲーム・オブ・スローンズで有名なデビッド・ベニオフとダン・ワイスと契約を結んだ。2人は我々の次作を製作することになる。ここではこれ以上は話せない。念のために言っておくと「次の」というのは「すぐに」ということではない。

スター・ウォーズ映画を実際に製作してきたルーカスフォルムのプレジデントであるキャスリン・ケネディ氏は、ディズニーがスター・ウォーズ製作をしばらく休むという情報を確認している。今年エピソードIXを公開した後、次のシリーズの製作を始めるまでにはしばらく間を置いて情勢を検討するようだ。今月に入ってDisney/Foxが発表したスケジュールによれば、新シリーズの公開は最も早い場合でも2022年以降になる。

ただし、間を置くのは映画の製作であり、スター・ウォーズ・ビジネスは続く。今日、ボブ・アイガー氏が述べたところでは、ディズニーが近くスタートさせるストリーミングサービスDisney+の目玉としてスター・ウォーズをベースにしたドラマが放映されるという。またアイガーは次のスター・ウォーズ本編の公開前に少なくとも1つの新シリーズが製作されると述べた

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

「ゲーム・オブ・スローンズ」ファイナルシーズンの予告編公開

ゲーム・オブ・スローンズ』のファイナルシーズンの公式予告編が公開された。

見よ!

今やわれわれは物語が迎えるクライマックスをちら見することができる。この予告編ではドラゴンがウィンターフェルの空を飛ぶ。謎の鍛冶屋、ジェンドリー、邪悪なサーセイも映っている。ファンタジー・ファン待望の死者と生者の決戦が起きるようだ。

最終章であるシーズン8は4月14日(日本時間4月15日)に世界同時公開される。2011年以来、HBOの大ヒットシリーズに不案内で過ごしてきた人々も話題に追いつくのに6週間ある。7シーズンを一気見するのにまだ遅くはない。

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(日本版)日本語字幕の予告編はこちら

滑川海彦@Facebook Google+