ゲームライブストリーミングサービスのTwitchが、Twitch Primeを始めとする新サービスを発表

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Amazonが2014年にほぼ10億ドルで買収したビデオゲームのライブストリーミングサービスTwichは、本日の午後、年次TwichCon会議を基調講演でキックオフした。基調講演ではニュースがいくつか披露されたが…案の定、以下のような発表となった:

  • Twitch Prime:私たちが基調講演の直前にスクープしたように、TwitchはTwitch Primeを公式に認めた。Amazon Primeのサブスクライバーには無料で提供され、「無料のオマケ」(ゲーム内のスキンやキャクター、その他)が付いてくる。そして広告なしで視聴できて、毎月1チャンネルが無料になり(ストリーマーはこのサブスクリプションに対しても支払いを受けることができる)、新しくリリースされるゲームに対する割引や、ゲームリリース日の無料配信などを受けることができる。
  • モバイル上のクリップ:視聴者はiOSとAndroid上のTwitchストリームを切り取ってクリップを制作し、共有することができるようになる(この機能はすぐに提供される)。また、クリップは10月中旬に提供される新しいクリップトリミング機能によって、より細かく調整できるようになる。
  • アップロード:これまでチャンネル上で提供することができるものは、ライブコンテンツだったり、以前Twitchを使ってストリーミングを行った古いライブだけに限られていた。しかし今日からは、自身のゲーミングビデオをTwitchにアップロードできるようになる。

バッジ

  • ロイヤルティバッジ:ストリーマーは、3,6,12,24ヶ月間といった長期視聴者に対して、特別な「継続視聴感謝」バッジを送ることができる。ストリーマーは自分独自のバッジをデザインすることができるが、この機能は3週間以内にリリースされる予定だ。
  • コード変換:Twitchはより多くのストリーマーに、コード変換機能を開放しつつある ‐ これは視聴者に品質オプションを提供することになる。この機能は現在主にレベニューシェアを行うパートナーに対して提供されているが、これからの数ヶ月のうちに、3倍の数の非パートナーに対して開放することを計画している。
  • HTML5のサポート:数ヶ月のベータテストを経て、Twitchは今日からHTML5サポートが全員に対して提供されることを発表した。

Twitch Primeメンバーへの最初の「オマケ」ボーナスは:Blizzard’s Heroes of the Stormシリーズ中の、Blizzard’s Hearthstoneに登場する新しいヒーローTyrandeへのアクセスだ。

Twitchはまた、いくつかの数字も発表した:今年Twitchは、平均62万2347人の同時視聴者を抱えていて、4月に達成した206万1718人という同時視聴者数が最大である。2016年には200万人がゲームのストリーミングを行い、Twitchとのパートナー(レベニューシェアとして、途中に挟まれる広告とサブスクリプション費用を分け合っている)の数は1万7208に上っている。全体として、これら200万人のストリーマーは合計100億分以上のゲームコンテンツをストリーミングで放映している。

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(翻訳:Sako)