普通のサウンドバーに満足できないDevialetがハイエンドのサウンドバーを発売

ハイエンドスピーカーメーカー、フランスのDevialet(デビアレ)から登場した新しいスピーカーのDevialet Dioneを紹介しよう。この新製品で、同社は新しい市場であるホームシネマサウンドシステムに参入する。Devialet Dioneはオールインワンのドルビーアトモス5.1.2対応サウンドバーで、価格は2190ユーロ(約29万7400円、日本での販売価格は税込35万9000円)だ。

DevialetのCEOであるFranck Lebouchard(フランク・ルブシャール)氏は筆者に対し「当社はハイエンドのマーケットの企業ですが、オールインワンオーディオシステムの製品があります」と語った。その意味するところは、標準的なサウンドバーとDioneは比較の対象ではないということだ。

例えばSonos(ソノス)のラインナップでDioneと同等のデバイスを見つけるとするなら、Sonos ArcサウンドバーとSonos Oneを2台、そしてサブウーファーのSonos Subのセットになるだろうとルブシャール氏はいう。このセットの現在の価格は2000ドル(約24万3300円)を超える。

ルブシャール氏は「すべてを1つのデバイスに収めたことが技術的な成果です。つまり17基のスピーカーを組み込む必要があり、これは前代未聞です」と付け加えた。

同社はパリのオフィスに試聴室を設けており、筆者は大型テレビとともにDevialet Dioneを聴く機会を得た。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の冒頭の数シーンと音楽を数種類、このスピーカーで聴いてみた。

確かにこのスピーカーのサウンドはすばらしい。没入感のあるサウンドを生み出し、テレビの前ではなく映画館にいるように感じられる。

これはレビューとしては十分ではない。筆者はオーディオの専門家ではないので、現在のトップクラスのサウンドバーと比較した場合のDevialetのサウンドバーの音はわからない。購入前にご自身で試聴することをお勧めする。

ルブシャール氏は「Sennheiser(ゼンハイザー)のサウンドバーにはスピーカーが12基あります。我々は17基のスピーカーを組み込んでいます。完全に魔法のようだというわけではありませんが、スピーカーを5つ増やせば聴いて違いがわかります」と述べた。

画像クレジット:Devialet

中身がぎゅっと詰まったサウンドバーだ。重量は12キロ、そして1.2メートルの長さがある。大型の55インチテレビを持っているなら、このようなスピーカーの購入を検討するといいだろう。

デザインは、これまでのDevialetのスピーカーに比べると控えめだ。Devialetの特徴的なデザインである卵型から、エッジや角が直線的なよくある四角い形になっている。

目立つのはデバイスの中央部にある小さな球だけだ。この球の中にはスピーカーが1つあり、動かせるようになっている。このため、サウンドバーを壁に取り付ける場合は球を動かして自分に向けることができる。

デバイス内部には17基のスピーカーがある。フルレンジドライバーが9基、四角いサブウーファーが8基だ。このサブウーファーはサウンドバーの仕様に合わせて設計された。したがって、Devialet Dioneではサブウーファー(またはサテライトスピーカー)を別に用意する必要がない。

このデバイスには独自のD/Aコンバーターも組み込まれている。実はDevialet Dioneには同社のフラッグシップ製品であるPhantomシリーズと同じSoCが使われている。Devialetはこの専用チップに関して複数の特許を取得しており、バックグラウンドノイズなし、サチュレーションなし、ディストーションなしのサウンドを謳っている。

ドルビーアトモス対応でない映画を再生する場合は、Devialet Dioneでサウンド信号を5.1.2オーディオに「アップスケール」できる。会話を聞き取りやすくするライブバランス機能もある。

接続に関しては、Devialet DioneをeARCとCECに対応したHDMIケーブルでテレビにつなぐ。スタンドアローンのスピーカーとして音楽を聴くこともできる。

Devialet DioneをWi-FiかEthernetでローカルネットワークに接続する。Bluetooth 5.0にも対応し、Devialetアプリを使用する。Spotify ConnectやAirPlay 2も利用できるので、音楽を聴く際に必ずしもアプリを使わなくてもよい。

画像クレジット:Devialet

オーディオマニア専用ではない

同社はDevialet Dioneには勝機があると見ている。ストリーミングサービスが注目作の映画を早期に配信するようになっているからだ。ルブシャール氏は「市場は大きく成長しつつあると認識しています」という。

同氏はさらに「このサウンドバーの典型的なお客様は55インチ以上の高画質テレビを持っている方です。そのような方々は画質に引けを取らない優れた音質を求めます。音楽をたくさん聴くDevialetの典型的なお客様とは少し違います」と述べた。

もし事業の目標を達成をしようとするなら、Devialet Dioneは1年間で同社売上の20%を担わなくてはならない。同社は新製品を発売する際に販売拠点のきめ細かいネットワークの力を借りることができる。現在、Devialetの販売拠点は世界各地に1900カ所ある。

同社は2015年のシリーズA以降は資金調達ラウンドについて公表していないが、その後の2回のラウンドで7000万ユーロ(約95億円)を調達している。直近では2020年1月に既存の投資家から5000万ユーロ(約67億9000万円)を調達した。

Devialet Dioneは米国時間3月29日からフランス、ベルギー、ルクセンブルク、スイスで発売され、その他の国でも同日に予約注文が開始されている。

画像クレジット:Devialet

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(文:Romain Dillet、翻訳:Kaori Koyama)

小さなスタートアップMayhtは新コンセプトの小型スピーカーで業界の巨人たちに挑む

スタートアップを立ち上げる方法はいろいろあるが、少数の既存企業が深く根を下ろし市場を独占している業界に挑戦するには、ひときわ勇敢な創業者チームが必要だ。例えば、トップ企業の名前が文字通り「インターネットで検索する」という動詞になっているようなネット検索市場には、余程の勇気がなければ挑戦しようとは思わないだろう。スピーカーの世界も似たようなもので、過去100年の間、テクノロジーはほとんど進歩しておらず、Shania Twain(シャナイア・トゥエイン)の甘く心地良い歌声を気中に放つスピーカーのコンポーネントは、ほとんどすべてひと握りのメーカーが作っている。

この世界に風穴を開けようと考えるスタートアップは多く、毎年、さまざまな方法で「スピーカーをより良くする」と謳う企業のプレゼンを何度も目にするが、いつもそれは不発に終わっている。確かにイノベーションは起きているが、スピーカーのコアテクノロジーでは、真に革新的といえるような動きがほとんどない。しかし、2022年のCESでは、その例外ともいえるMayht(メイト)のチームと話をすることができた。

同社は、お互いに反対方向を向いたスピーカーを作り、モーターでスピーカーの振動板を同時に動かすことで、手を叩くのと同じような動きを実現した。つまり、2つのスピーカーは完全に同調するということだ。同社によると、この小型化されたスピーカーは使用時のエネルギー効率を高め、出荷や保管の際のサイズも小さくでき、業界に与えるインパクトはこれまでの投資に見合うものだとしている。スピーカーの技術も興味深いが、筆者が興味をそそられたのは、オランダの小さな寄せ集めのイノベーター集団が、どのようにしてこの業界の状況を変えようとしているのかということだ。

Mayhtはテクノロジー企業だ。同社は開発の早い段階で、スピーカー技術の世界においては、巨大企業と真っ向勝負してもあまり意味がないことに気づいた。そのため、いくつかの特許とクールなリファレンススピーカー(パートナー候補にデモをするプロトタイプ)を武器に、同社は実質的に外部から委託を受ける研究開発部門を構築したいと考えている。つまり、新しくて興味を引くテクノロジーを生み出し、それを有名なスピーカーブランドにライセンス供与するスカンクワークス(極秘開発チーム)だ。筆者は、このオランダの小さなスタートアップに注目し、コンシューマーエレクトロニクスの中でも最も強固な守りを敷く業界にどのように挑んでいるのか詳しく見てみることにした。

このインタビューでは、Mayhtチームとその投資家らに話を聞き、ゴリアテの世界の中で好戦的なダビデになるための秘訣は何かを考えてみた。

「当社は、2016年からこのスピーカー技術に取り組んできた。最初の2、3年はプロトタイプを作っていたが、今では量産に近いもの、あるいは量産中のものが数多くある。当社はスピーカーユニットのメーカーではなく、その技術を守り、それをライセンスしているだけだ」と、MayhtのCEOであるMattias Scheek(マティアス・シーク)氏は説明する。そして「サウンドバーから小型サブウーファー、小型音声アシスタントスピーカーまで、さまざまな用途で当社の技術をようやく紹介できるようになった。特に小型音声アシスタントスピーカーは、市場に旋風を巻き起こすと確信している。例えば、Echo Dot(エコードット)がSonos One(ソノス・ワン)やサウンドバーと同じ音を出せるようになるということだ。また、サブウーファーのないスピーカーでも、サブウーファーのあるものと同じ音が出せるようになれば、市場は大きく変わる。当社はようやくそれらを公開することができた」と同氏は述べる。

同社は、新世代のスピーカーユニットを発明したという。一般的なスピーカーユニットは振動板を備えているが、駆動機構全体が振動板の後ろにあるため、限られた動きしかできない。Mayhtのイノベーションは、駆動機構を振動板の横に配置することだ。これにより、振動板はより大きく動くことが可能となる。自動車のエンジンでも似たようなことがある。エンジンのパワーを大きくするには、2つの方法がある。1つはシリンダーを大きくして、より多くのガスと空気の混合物を爆発させてパワーを生み出す方法、もう1つは、ストローク長を大きくする方法だ。Mayhtは、この考え方をスピーカーにも応用している。Google Mini(グーグルミニ)やAlexa(アレクサ)のスピーカーのようなスマートスピーカーだけでなく、スペースが限られている車載用など、さまざまな用途でスピーカーの小型化が求められていると同社は考えている。また、同社のスピーカー技術は、ビリつきを抑えることもできるという。

Mayhtのスピーカー技術では、駆動機構を振動板の横に配置している。これにより、2つのスピーカーを同調させ、従来のデザインによる同等サイズのスピーカーに比べて、より多くの空気を動かすことができるという理論だ(画像クレジット:Mayht)

同社は、現世代のスマートスピーカーに対してあまり高い評価はしていない。音声コントロール機能、メッシュWi-Fi、優れたデザイン、電源管理、優れたユーザーエクスペリエンスなど、いずれも意味のあるイノベーションだったが、スピーカーの技術自体は代わり映えしないものだ。

「Bang&Olufsen(バング&オルフセン)、Bose(ボーズ)、Sony(ソニー)など、どのメーカーも似たようなものだ。どのメーカーも同じ技術を使い、同じスピーカーユニットを使っている。同じ工場で作られたユニットなのだから仕方がない。主要メーカーは3~4社で、さまざまなスピーカーブランドはそれらのメーカーからスピーカーユニットを調達しているのだ。この分野でイノベーションが起こらないのは不思議なことではない」とシーク氏は嘆く。「メーカー自身がスピーカーユニットを開発しているわけではないので、より高品質なテクノロジーを追求しようとは思わないのだ。1~2%程度の改善はあっても、スピーカーユニットの全体的なアーキテクチャを変えることはない。そのようなことをすれば、メーカー全体の製造体制を変えることになり、メーカーにとっては大きなリスクとなる」と同氏は続ける。

Sonos Oneを分解してみると、凝ったテクノロジーの下には平凡なスピーカーユニットがあることがわかる(画像クレジット:Haje Kamps for a Bolt teardown

「スピーカーメーカーは、真のイノベーションを達成するのに見合う報酬が得られない。というのも、最低レベルのコストで最高の品質を実現する必要があるため、既存のテクノロジーにとらわれず、本当に新しくて革新的なものを生み出すインセンティブがスピーカーメーカーには与えられないからだ」と、MayhtのチーフコマーシャルオフィサーであるMax van den Berg(マックス・ファン・デン・バーグ)氏は説明する。そして「そういったことを踏まえて、当社は創業以来、世界中の45社ほどのスピーカーメーカーと話をしてきた。その中で、このような製品を見たことがある会社はなかった。これはまさに破壊的なイノベーションだ」と同氏は語る。

Mayhtは、今回のラウンドで、オランダのベンチャーキャピタルForward One(フォワード・ワン)を中心に総額400万ユーロ(約5億2000万円)を調達した。筆者は、この投資を先導した同VCのパートナーにインタビューを行い、はたから見ると困難な戦いに挑もうとしているように見える会社に、なぜ自信を持って資金を投入できたのかを探った。

「私は、このチームがMayhtを特別なものにしていると思う。創業者の兄弟2人は、7歳の頃からスピーカーに携わっており、とても感銘を受けた」とハードウェアのスタートアップに投資をしているフォワード・ワンのパートナー、Frederik Gerner(フレデリック・ゲルナー)氏は述べる。「両氏がスピーカー業界の枠組みを破壊しようとしていることは、非常に有意義なことだ。同じテクノロジーで何十年も成り立っていた巨大かつ成長中の市場は、今まさに革命の時を迎えている。ハードウェアは、多くの業界を一歩前進させる真の手段であり、当社はこのハイテクハードウェアのイノベーションの必要性を、これまで以上に達成可能で重要なものと考えている」と同氏は続ける。

既存のスピーカーユニットメーカーを蹴落とすために工場を建設するのは無駄なことだ。代わりに賢明な同社は、ライセンス方式を採用し、非常にスリムでエンジニアリングに特化したチームを構築し、比較的少額の資金を調達することを進めている。現在、Mayhtの従業員は20名で、そのうちの70%ほどがエンジニアリング部門の担当者だ。また、戦略的に非常に強い影響力を持つ人材を顧問として迎え入れたのも賢い選択だ。このことは、今後この種の企業を構築する上での鍵となるかもしれない。

「顧問には、非常に経験豊富なメンバーがいて、チームで活躍している。Philips(フィリップス)のライセンス部門で働いていたメンバーが2人いるが、そのうちの1人は、実際にライセンス部門を率い、フィリップスにおいてライセンシングを巨大なビジネスにした。彼は、ライセンシングの仕組みだけでなく[特許]訴訟の処理についても大いに助けてくれているし、非常に優れた交渉役でもある」とシーク氏は説明する。

Mayhtのスピーカーのプロトタイプと、Sonosの(より大きな)スピーカー。Mayhtによると、この2つのスピーカーの音量や音質は同じだという。画像クレジット:Mayht

Mayhtでは、起業する場合、自分たちによく合うタイプの会社を作ることを重視している。例えば、同社は、Sonosでマネージングディレクター兼グローバルオペレーション担当副社長を5年間務めたPiet Coelewij(ピート・コエレウィジ)氏も顧問として招き入れている。また、同社のチーフコマーシャルオフィサーであるマックス・ファン・デン・バーグ氏も注目の人物だ。同氏は、1990年代半ばにソニーのパーソナルオーディオ部門のマーケティングマネージャーを務め、その後も長年にわたってソニーの上級幹部として活躍してきた。「適切な人材が部屋にいることで、ドアを開けて進むことができる」と、シーク氏は控えめな表現ながらも両氏の功績に言及する。

同社はブランドを築き上げ、それを他社との共同ブランドとして活用したいと考えている。これはブランディング上の大きな問題を解決する賢明な方法だ。ほとんどの人は、自分が持っているスピーカーの内部で使われているスピーカーユニットのメーカーは知らないし、知る必要もないだろう。しかし、他の業界では前例がある。余程のマニアでもない限り、ほとんどの人は自分のパソコンのプロセッサーが誰によって作られているかなどは気にしていない。少なくとも、AMD(エイ・エム・ディー)がIntel(インテル)のしっぽを捉えた時、IntelがAMDに対抗して「Intel inside(インテル入ってる)」キャンペーンを展開するまでは、そうだったはずだ。Mayhtはそのシナリオを参考にして、Heartmotion(ハートモーション)ブランドを商標登録した。そして、同社のスピーカーをライセンシーと共同ブランド化することの合意を取りたいと考えている。例えば「Sonos powered by Heartmotion(Heartmotion搭載Sonos)」といったようなものだ。

「『Heartmotion』というのは、当社がライセンス供与するテクノロジーブランドだ。スピーカーの動きが心臓の動きに似ていることから、そう呼んでいる。目標は、すべてのスピーカーが当社の技術を搭載し、当社の技術を使用するパートナーが製品の箱にマーケティングの一環としてHeartmotionのロゴを使用することだ」とシーク氏はいう。

スピーカーのサイズと重量を最小限に抑える技術を基に、同社はいくつかの巧妙なセールスポイントを用意している。自動車やRVのメーカーにとっては、ドアパネルやダッシュボードなどの小さなスペースに、音の出力を落とすことなく、より多くのスピーカーを配置できるということだ。これは当然のことなのだが、筆者が特に感心したのは、より環境に配慮した技術に人々が(ようやく!)興味を示し始めている現在の状況において、Mayhtがいくつかのマーケティングメッセージを活用していることだ。低消費電力でありながら大きな出力が得られる小型スピーカーをパッケージ化することで、思いがけない効果が生まれることがある。その一例として、同社が試作したスピーカーには、太陽光発電技術の「Powerfoyle(パワーフォイル)」で覆われたものがある。これは、鳴り続けるBluetoothスピーカーを作ることが可能ということだ。エネルギー消費量に加え、フォームファクターが小さくなれば、重量や輸送量が削減され、結果的に環境面でも大きなメリットがある。

関連記事:太陽電池を搭載し自ら電力を供給し続けるMayhtの小型高音質スピーカー

Mayhtの「Heartmotion」スピーカーのプロトタイプ(画像クレジット:Mayht)

Mayhtは、特許ポートフォリオ戦略に裏打ちされたライセンシングファーストのビジネスモデル、優れた創業者のストーリー、ライセンシングやオーディオの専門家が名を連ねる顧問チーム、そして初めから適切にものごとに対処するために落ち着いて行動しようとする姿勢によって、注目の2022年に向けて着実に体制を整えている。そして、チームは、長年の研究と土台作りを経て、実行の年に向けたシフトアップを狙っているため、十分なリソースを確保したいと考えている。

「2022年は、当社の製品が消費者の手に渡る年だ。その瞬間を目にすることをとても楽しみにしている。当社は、かなり長い間、目立たないように製品作りに取り組んできた。これは本当に奇妙なことだが、業界ではそのすばらしさが知られていても、消費者はまだそれを体験していないのだ。当社にとって、2022年は大々的に公開する年になる。パートナーと協力してこの製品を消費者に届けるだけでなく、当社自身もやることを考えている……」といいながら、シーク氏は途中から声をひそめた。詳細を話しかけていたのだが、録音されていることを思い出したのだ。しかし「もうすぐ、2022年の第2四半期には発表できるだろう。まだ詳しいことはいえないが、現在、消費者が当社から直接購入できるリファレンス製品を開発中だ。消費者にも体験してもらいたいので、試用のために限定版のスピーカーを作っている」と話してくれた。

同社によると、自社製品での収益はあまり考えておらず、これはブランドの認知度を高めるために、大量に生産するサンプルだという。

「自分たちで(3インチ[7.62cm]の)T3スピーカーユニットを搭載した製品を作っているのは、実績を上げれば業界全体が動き出すからだ。この数年間でたくさんのプロトタイプを作った」とファン・デン・バーグ氏は説明する。問題は、新製品の設計には時間がかかり、大手スピーカーブランドにもその時間が必要だということだ。そのため同社は、ペースを上げるべく、リスクを冒して自分たちの手で問題を解決しようとしている。「当社は(サードパーティがデザインしたスピーカーは)少し長いプロセスを必要とすると感じている、サードパーティには決定する時間が必要なのだ。おそらく、彼らの製品が市場に出回るのは、2022年末から2023年初頭になるだろう。それまでの間、当社がこのテクノロジーを消費者に発表することが非常に重要だと考えている。当社は誰かと競争をしたいわけではないが、当社がてがけていることはクールだと思うし、Heartmotionを搭載したすばらしいBluetoothスピーカーの限定サンプルを提供できることをとても楽しみにしている」とファン・デン・バーグ氏は語った。

画像クレジット:Mayht

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(文:Haje Jan Kamps、翻訳:Dragonfly)

スピーカーの新しいフォームファクタを提案するResonado、クルマやボートでも高音質を実現

従来のスピーカーでは、十分に機能するためのスペースが確保できない場所がたくさんある。従来の解決策は、より多くの小さなスピーカーを使用可能なスペースに配置することだった。Resonado Labsはこれとは異なるアプローチの「Flat Core Speaker」技術を発表した。このスピーカーは当初、Airstream(エアストリーム)のキャンピングカーや異なる自動車メーカーの車に搭載される予定だ。

「従来の丸型スピーカーは、過去100年間、業界の標準となっていました。しかし、家電製品の薄型化にともない、オーディオ業界では薄型製品にフィットするように楕円形やレーストラック型のスピーカーを開発してきました」とResonadoのBrian Youngil Cho(ブライアン・ヨンイル・チョー)CEOは同社の存在意義を語る。「しかし新しいスピーカーの形状に合わせて、これらのスピーカーに使用されているモーターが変わることはありませんでした」。

同社が開発したドライバーは、バーマグネットとフラットボイスコイルをフラットなレーストラック振動板に取り付けたもの。よりスムーズな力の配分を実現し、よりスマートなパッケージではるかに優れた音質を提供できるとしている。

今回のCESでは同社は、現代自動車のために制作したデモと、未来のリビングルームのための製品を展示している。その1つである「シネマティック・サウンド・エクスペリエンス」のスリムなサウンドバーは、別途サブウーファーを必要としないとしている。また、高級テレビ向けの超薄型サイドスピーカーアセンブリ、パワフルなスマートスピーカー、イマーシブな空間オーディオを備えた体験型アームチェアなども展示している。

Resonadoは、AirstreamのRV車に組み込まれたスピーカーシステムを披露した。より小さなパッケージで、より高品質なサウンドを約束する(画像クレジット:Resonado)

同社は2021年夏、RVメーカーであるAirstreamとのコラボレーションにより、初の市販製品を発売した。

Airstreamの営業担当副社長であるJustin Humphreys(ジャスティン・ハンフリーズ)氏は、今回のコラボレーションについてこう述べている。「当社は、RV車業界の先駆者として、お客様にとって最も重要なことを最適化するために、車両の細部に至るまで革新の限界を押し広げてきました。Resonado Labsの画期的なオーディオ技術を当社のツーリング車両に導入することで、製品設計に高い価値を置きながら、お客様に可能な限り最高のパフォーマンスを提供するという当社の伝統を引き継ぐことができました」。

画像クレジット:Resonado Labs

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(文:Haje Jan Kamps、翻訳:Aya Nakazato)

太陽電池を搭載し自ら電力を供給し続けるMayhtの小型高音質スピーカー

Powerfoyleはあらゆる光源から電力を取り出す素材を生み出し、Mayhtは新しいタイプのスピーカードライバーを開発した。この2つを組み合わせれば、お気に入りのプレイリストを聴き終わったあとも、ずっと鳴らし続けられるBluetoothスピーカーができあがる。両社は、2021年のCESでそのプロトタイプを公開しました。

MayhtのHeartmotionテクノロジーは、従来のドライバーの代わりに、10倍コンパクトで、もっとフラットな、軽量なスピーカーを実現させる。同社は音質、音域、出力に妥協することなく、このレベルの魔法を実現することを約束している。

「近年、家電製品はよりパワフルでコンパクトになりましたが、スピーカーのコアテクノロジーはこの100年間、ほぼ進化していません。私たちのHeartmotionスピーカー技術は、業界が夢をみながらも実現できなかった革命だと確信しています」という。

従来のスピーカー技術に比べ、はるかに小型・軽量であることに加え、ドライバーは現在市販されている同性能のオーディオ機器より少ない電力で駆動する。このスピーカー技術とExegerの太陽電池素材「Powerfoyle」との組み合わせは、まさに「フレックス」だ。この太陽電池は、屋内外のあらゆる光をエネルギーに変える。この太陽電池材料は、自己充電式の太陽電池製品の製造に使用することができ、その試作品は、この技術がコンシューマー向け製品として世に出る可能性を示す現実的な例の1つとなる。また、CESではBlue Tiger Headsetsが、同じソーラー充電技術を搭載した「Solare」を披露する。

CESでデモを行ったMayhtのスピーカーのラインナップ。右端はエグゼガーの太陽光発電技術「PowerFoyle」を使った「実質無制限」の再生時間を持つポータブルスピーカーのプロトタイプ(画像クレジット:Mayht)

ExegerのCEOであるGiovanni Fili(ジョバンニ・フィリ)氏は「ExegerとMayhtは、音楽の聴き方を変える可能性を秘めたすばらしい製品を共同開発しました。私たちはともに、すばらしいサウンドのスピーカーから無限のリスニング体験を提供し、スピーカー市場に新しい基準を打ち立てようとしています」という。

画像クレジット:Mayht

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(文:Haje Jan Kamps、翻訳:Katsuyuki Yasui)

「曲面サウンド」で高齢者などの「聞こえ」をよくする「ミライスピーカー」が無医島での遠隔診断実証実験に参加

「曲面サウンド」で高齢者などの「聞こえ」をよくする「ミライスピーカー」が無医島での遠隔診断実証実験に参加

テレビなどの音声を聞こえやすい音に変換する「ミライスピーカー」を開発・製造・販売するサウンドファンは11月16日、無医島である山形県酒田市飛島での「高臨場感な診察を可能とした遠隔診断」の実証実験に「ミライスピーカー」が参加することを発表した。

山形大学学術研究院、日本海総合病院、NTT東日本山形支店は、山形県酒田市の無医島である飛島診療所と、酒田市の日本海総合病院松山診療所とをオンラインで結び、遠隔診断の実証実験を行う。これは、既存の遠隔診療システムを現在の技術に沿わせて更新することを目指ものだ。たとえば、患者の顔を白色有機EL照明で照らし、医師側は高画質の有機ELディスプレイで見ることで、自然に近い色合いで患者の顔色や症状が観察できるようにするといった内容が含まれている。この地域の患者は高齢者が多く、医師の声を聞こえやすくするために「ミライスピーカー・ホーム」が使われることになったということだ。

ミライスピーカーは、従来の円錐形の振動板を持つスピーカーと異なり、湾曲させた平板を振動させる。これにより、広く遠くまでハッキリとした音が届くようになる。早稲田大学の協力で行った音波の解析では、高音域において広範囲にしっかりと音が届けられる音場ができていることがわかった。「ミライスピーカー・ホーム」は、JALの空港カウンターでも採用されている。

SonosがDolby Atmosに対応した第2世代の「Beam」発表、5万9800円で年内発売

Sonos(ソノス)は長年にわたりホームシアター製品を販売してきたが、近年はリビングルームをさらに重視するようになっている。その始まりは、フラッグシップのサウンドバー「Playbar(プレイバー)」をより小さく、より手頃な価格にした「Beam(ビーム)」だった。そして2020年の新たなフラッグシップである「Arc(アーク)」は、同社のサウンドバーで初めてDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応した製品だった。

米国時間9月14日、このBeamが大幅にアップグレードされた。第2世代となった新型Beamは、449ドル(約4万9000円)という価格で同日より注文を受け付け、発送は10月5日から始まる予定だ。Sonosが先に発表した他の製品の値上げと同様、旧型Beamより50ドル(約5500円)ほど高くなっている(日本では旧型より8320円ほど高い税込5万9800円という価格で年内に販売開始予定)。良い知らせは、新しいBeamがさまざまな点で前モデルよりも高性能であるということだ。50ドル分の値上げに見合う価値があるかどうかは、実際に製品を試用してみないと何とも言えないが、注目すべき新機能がいくつか備わっている。

外観は先代とほとんど同じだが、グリルが布製から穴の開いたポリカーボネート製に変更されている。内部のスピーカーコンポーネントは変わらず、4つのフルレンジウーファーと1つのセンターツイーター、そして3つのパッシブ・ラジエーターを搭載する。前モデルと異なるのは、新しいプロセッサの処理速度が40%高速になったこと。これによって多くの新しい音声フォーマットが再生可能になった。

画像クレジット:Sonos

最も注目すべき点は、この第2世代のBeamが、映画やテレビ、音楽用のDolby Atmosに対応したことだ(後者は今のところ限定的)。Sonosでプロダクトマネージャーとして新型Beamの開発に関わったScott Fink(スコット・フィンク)氏によると、新しいCPUのパワーによってスピーカーアレイの数を増やすことができたという。これは特定のスピーカーコンポーネントが増えたわけではなく「サウンドバー内のすべてのスピーカーの再生と相互作用を調整する一連のソフトウェア」であると、フィンク氏は説明する。新型Beamでは、スピーカーアレイが前モデルの3つから5つに増えており、フィンク氏によるとこの増加分はサラウンドサウンドと高さ情報の専用になっているという。

このように、新しいBeamはArcと同じホームシアター音声フォーマット(Dolby Atmos、Dolby Digital Plus、Multichannel PCMなど)に対応しているが、価格はArcの半分だ。これらの新しいフォーマットを伝送するために、新型Beamは処理能力の向上に加えて、HDMI eARCによる接続も可能になった。Sonosによると、音声処理能力が向上したことでダイアログの明瞭度が改善し、従来も利用可能だったスピーチエンハンスメント機能の効果がさらに向上したという。

また、新型Beam(とArc)は、年内にAmazon Music(アマゾン ミュージック)のUltra HDとDolby Atmos Musicにも対応する予定だ。これまでもSonosのスピーカーには、HD音楽サービスに対応しているものがあったが、同社の製品で3D音楽フォーマットが機能するのは初めてのことだ。Apple Music(アップルミュージック)でDolby Atmosに対応する予定はないのかと尋ねたところ、当然ながら、それはまだ答えられないとのことだった。しかし、技術的な問題はないはずだ。SonosとApple(アップル)が協力して、より多くのApple Musicフォーマットに対応するようにすればいいだけの話である。

画像クレジット:Sonos

他のSonos製品と同様に、この新型Beamは同社の他のスピーカーと接続してマルチルーム再生が可能であり、他のSonosスピーカーをサラウンド用に使うこともできる。また、iOSデバイスを持っている人なら「Trueplay(トゥループレイ)」を使ってスピーカーを部屋に合わせて調整し、サウンドを向上させることができる。

Beamには遠距離マイクが搭載されているので、Alexa(アクセラ)やGoogle Assistant(グーグル アシスタント)による音声コマンドを受信することもできるが、これは必須ではない(上部にマイクのミュートボタンも備わる)。最近の他のSonos製スピーカーと同様、セットアップが簡単になるNFCも搭載されており、Sonosアプリを起動したスマートフォンを近づけると、自動的にWiFiネットワークに接続される。

ここまでSonosの発表を見てきた限りでは、なるべく多くの出費を抑えつつDolby Atmosを導入したくてたまらないという人を除けば、新型Beamはほとんどの人にとってそれほど重要なアップグレードではなさそうだ。しかし、Beamがすでにベストセラーのコンパクトサウンドバーであることを考えると(NPDのデータによる)、これらのアップグレードは競合製品に対する優位性を維持するためには役立つに違いない。たとえ50ドル値上げされようとも。

編集部注:本記事の初出はEngadget。執筆者のNathan Ingrahamは、Engadgetの編集長代理。

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(文:Nathan Ingraham、翻訳:Hirokazu Kusakabe)

ニンテンドースイッチがBluetoothヘッドホンやスピーカーに対応、9月15日配信開始の本体更新13.0から

ニンテンドースイッチがBluetoothヘッドホンやスピーカーに対応、9月15日配信開始の本体更新13.0から

Nintendo

ニンテンドースイッチが本体更新でBluetoothオーディオ機能を追加しました。

一般的なスマホ用などのBluetooth ヘッドホンやイヤホン、Bluetoothスピーカーに接続して、無線でゲームの音を聴けるようになります。

ニンテンドースイッチがBluetoothヘッドホンやスピーカーに対応、9月15日配信開始の本体更新13.0から

Nintendo

Nintendo SwitchでBluetoothオーディオが使えるのは、本体更新バージョン 13.0.0(2021年9月15日配信開始)から。

アップデートすると設定に「Bluetoothオーディオ」が現れ、非常にシンプルな画面で機器のペアリングや接続ができるようになります。

ペアリングのしかた

  1. ホーム画面の「設定」から「Bluetoothオーディオ」を選択。「登録する」をタップ
  2. Bluetooth ヘッドホンやスピーカー側をペアリングモードにする。これは機器ごとの説明書なりを見てください。だいたい電源ボタンやペアリングボタンの長押しでピコピコ光り始めるとペアリング待機です。
  3. 設定画面にペアリングしたいBluetooth機器が表示されたらタップ。完了。
ニンテンドースイッチがBluetoothヘッドホンやスピーカーに対応、9月15日配信開始の本体更新13.0から

Nintendo

注意点

  • Bluetoothオーディオの利用時、接続できる無線コントローラは2個までに制限
  • ローカル通信と両立しない。使うソフトではBluetoothオーディオが切断される。
  • Bluetoothヘッドセットを接続してもマイクは使えない
  • 対応するBluetoothオーディオ機器は A2DP プロファイル、SBCコーデックをサポートするもの。SBCは標準なので原則入ってます。
ニンテンドースイッチがBluetoothヘッドホンやスピーカーに対応、9月15日配信開始の本体更新13.0から

Nintendo

Bluetoothオーディオは2.4GHz帯の無線を使うため、ノイズが入ったり音が途切れる、遅延する場合はスイッチのインターネット接続を2.4GHz帯ではなく5GHz帯にする、干渉する電波を出している機器をオフにする等の対策があります。また接続する機器の側でも変わるため、別のBluetoothヘッドホン等にしてみるのも手です。

とはいえ、Bluetoothオーディオ機器は基本的に遅延するものなので、音にシビアに反応するゲームなどでは諦めて有線か、USB無線で遅延の少ないヘッドセット等を使いましょう。

(Source:本体更新情報|Nintendo Switch サポート情報|NintendoEngadget日本版より転載)

ルイ・ヴィトンから35個のLEDが光るポータブルスピーカー「ホライゾン ライト・アップ・スピーカー」、価格35万2000円

ルイ・ヴィトンから35個のLEDが光るポータブルスピーカー「ホライゾン ライト・アップ・スピーカー」、価格35万2000円

Louis Vuitton

スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなどテクノロジー製品にも積極的なルイ・ヴィトンが、ポータブルスピーカー「Louis Vuitton Horizon Light Up Speaker」(ルイ・ヴィトン ホライゾン ライト・アップ スピーカー)を発売しました。

直径18cmほどの独楽のような形状で、立てれば360度オーディオ、倒せば傾いた方向に指向性を持つユニークな仕組みです。

ライト・アップの名のとおり、天面のトップリングや周縁部のミドルリングに35個のLEDを搭載。音楽にあわせ、LOUIS VUITTON の文字やフラワーモノグラムがカラフルに光ります。

ルイ・ヴィトンから35個のLEDが光るポータブルスピーカー「ホライゾン ライト・アップ・スピーカー」、価格35万2000円

Louis Vuitton

素材はステンレススチールと強化ガラス、牛革。Bluetooth 5.1とAirPlay 2, Qplayに対応しており、iPhoneほか一般的なスマートフォン、ワイヤレスオーディオ機器と接続できます。

スピーカーとしての構成は0.75インチ径ツィーター x2 と3インチ径ウーファー。アンプ出力は2 x 30W。

ルイ・ヴィトンらしい旅のおともとして内蔵バッテリーで最大15時間再生できるほか、部屋に飾って使うために充電ドック兼スタンドが付属します。内蔵バッテリーは12V 3A USB-C高速充電に対応するのも優秀。

中身にはクアルコムのスマートスピーカー向けSoC QCS 404を採用。3つのマイクを搭載しスピーカーホンとしても機能します。

ルイ・ヴィトンから35個のLEDが光るポータブルスピーカー「ホライゾン ライト・アップ・スピーカー」、価格35万2000円

Louis Vuitton

サイズは直径18センチ、高さ14センチ。重さ約1kg。モノグラムも含めてSF映画に出てくる古代のエイリアン・アーティファクトのようですが、形状としてはルイ・ヴィトンが以前から販売している独楽型のバッグ「トゥピ」そのものです。

ルイ・ヴィトンから35個のLEDが光るポータブルスピーカー「ホライゾン ライト・アップ・スピーカー」、価格35万2000円

Louis Vuitton

価格は35万2000円。国内向けにもすでに販売しており、7月30日以降に順次出荷予定です。

(Source:ルイ・ヴィトン ホライゾン ライト・アップ スピーカー |ルイ・ヴィトン 公式サイト – QAC000Engadget日本版より転載)

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:オーディオ / 音響機器(用語)ガジェット(用語)スピーカー(用語)デザイン / デザイナー(用語)ファッション(用語)Bluetooth(用語)Louis-Vuitton / ルイ・ヴィトン

SonosとIKEAの最新コラボは額のように壁にかけられるスピーカー

ちょっとしたリークがあったのに続いて、SonosとIKEAは登場以来3年になるホームスピーカーであるSymfoniskシリーズの最新モデルを発表した。「Picture Frame」(「額縁」の意)という名前の通り、中型のフラットパネルスピーカーで壁にかけたりスタンドを使って棚に置いたりすることができる。

Symfoniskシリーズの他の製品と同様に、Picture Frameも個性を廃し環境に溶け込むように設計されている。これはここ数年の業界の方向性であり、周囲の装飾に合うような布製の外装で、程度の差こそあれ背景から浮くことがない。

画像クレジット:Ikea/Sonos

Picture Frameのフォームファクターは当然この方向性を拡張したもので、机上のスペースを片づけずに設置できる。アーティストのJennifer Idrizi(ジェニファー・イドリッジ)氏がデザインしたフロントグリルは黒または白で、IKEAは音の振動を可視化するサイマティクスからヒントを得たと説明している。周囲に合うシンプルなデザインだが、同社は別デザインの交換用パネルも2枚1組、20ドル(約2200円)で販売する。

Picture Frame自体は199ドル(約2万2000円)で安くはないが、Sonosのハードウェアとして理解できる価格ではある。Wi-Fiを内蔵し、Sonosの他のハードウェアと接続でき、100種類のストリーミングサービスを利用できる。音量調整と再生 / 一時停止のボタンを備え、設置する場所に応じて電源ケーブルの配置を変更できるなど細かな調整が加えられている。

Picture Frameは2021年7月中旬までにオンラインとIkeaの店舗で販売が開始される予定だ。Symfoniskシリーズにはランプスピーカーや従来型の四角いスピーカーもあり、価格は100〜200ドル(約1万1000〜2万2000円)となっている。

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:SonosIKEAスピーカーコラボレーション

画像クレジット:Ikea/Sonos

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(文:Brian Heater、翻訳:Kaori Koyama)

ソニーがリュックなどに吊るせるIP67防水スピーカー「SRS-XB13」を7700円前後で5月28日発売

ソニーがリュックなどに吊るせるIP67防水スピーカー「SRS-XB13」を7700円前後で5月28日発売ソニーは、防水防塵(IP67)対応のポータブルBluetoothスピーカー「SRS-XB13」を5月28日に発売します。市場想定価格は7700円前後。カラーはライトブルー、コーラルピンク、パウダーブルー、ベージュ、ブラックを用意しています。

SRS-XB13は、ソニーが2019年5月に発売した「SRS-XB12」の後継モデルで、独自プロセッサー「Sound Diffusion Processor」により、ステレオで聞こえにくくなる現象を防ぐとともに上方向へ音を拡散できるとしています。

音質については、低音増強振動板ユニットのパッシブラジエーターと重低音「EXTRA BASS」はもちろんのこと、約46mm径のフルレンジユニットによるクリアな中高域も損なうことなく再生できるとのこと。

使い勝手に関しては、高いところに吊るして使う需要があったことから、ストラップホールを上部と下部の両方に設け、ストラップを通しやすくしたそうです。

ソニーがリュックなどに吊るせるIP67防水スピーカー「SRS-XB13」を7700円前後で5月28日発売ソニーがリュックなどに吊るせるIP67防水スピーカー「SRS-XB13」を7700円前後で5月28日発売

なお、2台を同時に接続してステレオで再生できる「Stereo Pair 機能」は、SBCコーデックでのみ利用可能。また、SRS-XB13にAndroid端末を近づけるだけで、ペアリングを促すメッセージが画面に表示され、かんたんに接続できる「Google Fast Pair」にも対応しています。

  • 伝送帯域(A2DP):20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)
  • 指向特性:全指向性
  • Bluetooth:ver 4.2
  • 対応コーデック:SBC / AAC
  • 対応プロファイル:A2DP / AVRCP / HFP / HSP
  • 連続再生時間:最大16時間
  • 充電端子:USB Type-C
  • 耐久性:IP67 防水防塵
  • サイズ:約76 x 95mm (直径 x 高さ)
  • 重量:約253g
  • 付属品:USB Type Cケーブル(x1) / ストラップ(x1)

(Source:ソニーEngadget日本版より転載)

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:スピーカー(用語)Sony / ソニー(企業)日本(国・地域)

【レビュー】Sonos Roamはほぼ完璧なポータブルスピーカー

Sonos(ソノス)が2021年3月に発表した新型スピーカーは、さまざまな点において同社のこれまでの製品とは大きく異なる。米国では4月20に発売される(日本では2021年夏に発売予定)この「Sonos Roam(ソノス・ローム)」は、内蔵バッテリーとBluetooth接続を備えたコンパクトなポータブルスピーカーだが、無線LANストリーミング、マルチルーム機能、音声アシスタントのサポート、そして驚くほど優れた音質を備え、Sonosシステムの一員であることに変わりはない。

基本仕様

価格169ドル(約1万8500円、日本での価格は未定)のSonos Roamは、高さ168mm×幅62mm×奥行き60mmと小さなサイズで、重量は430グラム。カラーはマットホワイトとブラックの2色から選べる。また、IP67規格に準拠しており、水深1mまでの場所で30分以内の耐水性を備えている。

スピーカーの操作系は本体の側面片側に配置されており、マイクボタン、ボリュームコントロール、再生 / 一時停止ボタンが備わる。これらはすべて物理ボタンが採用されており、他のSonosのスピーカーに見られるようなタッチセンサー式ではない。外へ持ち出すことを想定したスピーカーとしては、雨や水に濡れてタッチ操作が効かなくなる場合も考慮した、理に適った設計と言えるだろう。

背面には電源ボタンがあり、その隣に充電用のUSB-Cポートも備えている。スピーカーの底面に組み込まれたレシーバーを介して、ワイヤレス充電も可能だ。専用にデザインされたマグネット式充電アダプター(別売り)の他、一般的なQi対応のワイヤレス充電器と組み合わせて使用できる。

Sonos Roamは、Wi-Fiストリーミングに加えて、Bluetooth 5.0であらゆるデバイスと接続することができる。Apple(アップル)製デバイスとWi-Fi接続するためのAirPlay 2にも対応しており、箱から取り出して電源を入れればSpotify Connectにもすぐにつながる。内蔵のバッテリーは、フル充電で最大10時間の再生が可能で、スリープ状態のスタンバイモードでは最大10日間保持される。

デザインと性能

本機はSonosからこれまでに発売されたスピーカーの中で最も小型の製品だが、このカテゴリーのデバイスとしては、その小ささは間違いなく大きなプラス要素だ。全体のサイズはレッドブルの缶を少し高くしたような感じといえば、携行性の高さがおわかりいただけると思う。Sonos初のバッテリー内蔵ポータブルスピーカーだったSonos Move(ソノス・ムーブ)と違って、Roamはバッグに入れて本当にどこにでも持ち運べるように設計されていることが感じられる。

小さなサイズにもかかわらず、Sonos Roamは迫力のあるサウンドを発する。おそらく、このサイズのポータブルスピーカーとしては、筆者がこれまで聞いた中でベストだ。その内部にはデュアルアンプ、ツイーター、そしてSonosが独自開発した楕円形ミッドウーファーが詰め込まれており、通常の小型スピーカーでは得られない低音と中音を忠実に再現する。Roamはそのサイズから予想するよりかなり大きな音を出すことができるが、それと同時に音質はクリアで歪みのない状態を維持する。

Roamの優れた音質を生み出す鍵の1つとなっているのが、Sonosの自動チューニング技術「Trueplay」だ。これは周囲の環境に合わせて音質を積極的かつ継続的に調整する機能で、これを作動させるにはマイクを有効にする必要があるが、ほとんどの設定でオンにしておく価値がある。Wi-FiだけでなくBluetoothでストリーミングする際にも利用でき、サウンドに大きな違いをもたらす。この機能は、スピーカーの向きが水平から垂直に変わったときの調整にも役立つため、このサイズと価格帯の他のスピーカーと比較して、Roamが優れている理由の1つとなっている。

この価格であれば、Roamは音質だけでも勝負できるが、Sonosシステムに特化した機能を追加することで、真のカテゴリーリーダーになることができた。例えばRoamは、自宅システムに接続してSonosアプリ経由のWi-Fiストリーミングに備えた状態のまま、バッテリーを保持するスタンバイモードに移行できる(これは便利だ。電源ボタンを5秒間押し続けると、本当の意味での電源オフになり、さらに長くバッテリー残量を維持できるので、旅行の際などスピーカーを使用しない時にはそうした方がいい)。

Roamの驚くべき機能の1つに、再生 / 一時停止ボタンを長押しすると、聴いていた音楽をシステム内の最寄りのSonosスピーカーに受け渡すハンドオフ機能がある。まるで魔法のようなこの機能は、Roamをポケットに入れて家の中を歩き回ったり、庭で雑用をするときに優れた能力を発揮する。

結論

Sonosは、旅行に適したポータブルスピーカーを初めて発売するまでに長い時間を費やした。しかし、その長い時間を賢く使ったことは明らかだ。Sonos Roamは、200ドル(約2万2000円)以下で購入できるポータブルスピーカーの中で、最も考え抜かれたデザインと豊富な機能、そして最高のサウンドを備えている(さらに、多くのもっと高価な製品と比べても優れている)。たとえ自宅にSonosシステムを持っていなくても、ポータブルで頑丈なBluetoothスピーカーを探しているのであれば、この製品は選ぶ価値がある。もし、あなたがすでにSonosユーザーであるのなら、さらにその価値は増すだろう。

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:スマートスピーカースピーカーオーディオSonosAirPlayレビュー

画像クレジット:Darrell Etherington

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(文:Darrell Etherington、翻訳:Hirokazu Kusakabe)

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

ソニーは3月23日、2020年から欧米を皮切りに展開している立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio」を日本でも4月16日より展開すると発表。対応コンテンツの配信や、他社へのライセンス提供などを行うほか、対応ワイヤレススピーカー2機種を発売します。

360 Reality Audio とは何か

360 Reality Audio とは、全天球に広がる仮想的な音場空間に各音源をオブジェクトとして任意の位置に配置することで、リスナーがスピーカーやヘッドホンを通して立体的な音響を楽しめる体験のことです。

制作者は、最大24オブジェクト(1.5Mbpsの場合、1Mbpsの場合は16オブジェクト、640kbpsの場合は10オブジェクト)を任意の位置に配置でき、音声符号化方式は国際標準の MPEG-H 3D Audio に準拠しています。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

360度に広がる音に包まれるようなイメージ

360 Reality Audio の提供に際し、ソニーと 音楽ソフトウェアを手がける Virtual Sonics が共同開発した Digital Audio Workstation(DAW)のプラグイン「360 Reality Audio Creative Suite」を Virtual Sonics の子会社である Audio Futures が4月からダウンロード販売を行います。

360 Reality Audio のコンテンツ制作には、DAWとプラグインのほかにヘッドホンが必要。スピーカーでモニターする場合には、13ch以上のD/Aコンバータとスピーカーシステムが必要です。

ソニーによると、すでにモノラルやステレオでマスタリングされた音源は、そのまま 360 Reality Audio のデータにはできないため、少なくとも最終的にミックスされる前のマルチトラックの状態に戻って、そこから作業する必要があるそうです。

360 Reality Audio を制作できる国内のスタジオは、ソニーミュージックスタジオ東京、ソニーPCLクリエイションセンター、サイデラ・マスタリングです。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

「360 Reality Audio Creative Suite」操作イメージ

4千曲以上が 360 Reality Audio に対応

対応ストリーミングサービスについてはすでに発表済みですが、日本でも Amazon Music HD、Deezer、nugs.net で 360 Reality Audio 対応楽曲を配信予定。対応楽曲数は邦楽と洋楽をあわせて4000曲以上で、このうち邦楽は数百曲程度に留まるとしています。

360 Reality Audio 対応の映像については、すでにザラ・ラーソンによるパフォーマンスを楽曲配信アプリ「Artist Connection」で配信中。日本でもAndroid / iOS搭載のスマートフォンとヘッドホンを組み合わせて体験できます。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

「Artist Connection」画面イメージ

さらに 360 Reality Audio 認定ヘッドホンとスマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うと、音場を一人ひとりに最適化した、より没入感のある音楽体験が可能とのことです。

具体的には、アプリとスマートフォンのカメラを使って、自分の耳を撮影した静止画を元に個人の耳の形状を判断し、聞こえ方の特性を推測します。ソニーによると、人それぞれの頭や特に耳の形で、音の伝わり方(HRTF:頭部伝達関数)が異なるため、本来人それぞれが聞こえている音に近づけるように音の周波数特性の差分を補正する必要があるそうです。

なお、ウォークマンNW-A100シリーズとNW-ZX500シリーズでも 360 Reality Audio を体験できますが、対応ヘッドホンの個人最適化をしたい場合は、スマートフォンのカメラで耳を撮影し、そのデータをウォークマンと同期するための専用アプリ「360 Spatial Sound Personalizer」と「Sony | Headphones Connect」が必要です。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

「Sony | Headphones Connect」画面イメージ

360 Reality Audio 対応再生機器

360 Reality Audio 認定ヘッドホンは次の通りです。

  • ワイヤレスモデル:WH-1000X M4、WH-1000X M3、WH-1000X M2、WI-1000X M2、WI-1000X、WF-1000X M3、WF-1000X、WF-SP800N、WH-H910N、WH-H900N、WH-H810、WH-H800、WI-H700、WF-H800、WH-XB900N、WH-XB700、MDR-XB950N1
  • 有線モデル:MDR-Z1R、MDR-Z7M2、MDR-Z7、MDR-1AM2、MDR-1A、MDR-H600A、IER-Z1R、IER-M9、IER-M7、XBA-Z5、XBA-N3、XBA-N1、IER-H500A、IER-NW510N

ヘッドホンのほかにも 360 Reality Audio 対応ワイヤレススピーカーとして「SRS-RA5000」と「SRS-RA3000」を4月16日に発売します。税込みの市場想定価格は順に6万6000円前後、3万6000円前後。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

左から「SRS-RA5000」と「SRS-RA3000」

RA5000は、ハイレゾ対応のワイヤレススピーカーの上位モデルで、6.1chの全方位スピーカーシステムで広がりのある音場を再現できるほか、低音を響かせるサブウーファーを搭載しているのが主な特徴です。サイズは235x329x225mm(幅x高さx奥行き)、重さは約4.9kgです。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

RA5000の内部構造。高磁力ネオジウムマグネットを使用したことで、音楽を大音量で再生する際も低域を豊かに表現するという。振動板にはソニー独自の「MRC(発泡マイカ)」素材を使用し、軽量、高剛性かつ適度な内部損失を備えた特性を実現したそうだ

RA3000は、RA5000よりも一回り小さく、持ち運んで使うことを想定した製品。オムニディフューザーとビームトゥイーターを搭載し、立体的な音場を再現できるほか、パッシブラジエーターにより低音も響かせることが可能とのことです。サイズは146x247x155mm(幅x高さx奥行き)、重さは約2.5kgです。

ソニーが立体音響「360 Reality Audio」を4月16日国内展開、対応ワイヤレススピーカーも発表

RA3000の上部には約80mmのフルレンジスピーカーを搭載。ビームトゥイーター上の穴から出てくる波面が重なり合うことで、上部へと広がる音を生成。天井に音を反射させ、立体的な低音を響かせる。パッシブラジエーター2基で重低音を増強する

両モデル共通の特徴は、ソニー独自のアルゴリズムにより、2chの音楽でも臨場感のあるサウンドで再生できる「Immersive Audio Enhancement」機能や、スピーカー本体から測定音を発して、壁や天井などにぶつかって跳ね返った音をマイクで拾って測定することで、最適な音のバランスに自動補正する「サウンドキャリブレーション」機能を搭載することです。

また、ブラビアとのBluetooth接続も可能で、テレビ用のワイヤレススピーカーとしても機能するほか、Spotify Connect や Google Chromecast にも対応し、スマートフォンやタブレットからキャストしたコンテンツをRA5000とRA3000で再生できます。

このほかソニーは再生機器の普及推進を目的に、以下のライセンスをスピーカー、ヘッドホン、スマートフォン、車載オーディオといったオーディオ機器メーカーなどに提供していくとしています。

  • 360 Reality Audio認定機器を開発するオーディオ機器メーカーへのライセンス
  • ヘッドホンで、より臨場感ある音楽体験を実現するために音場を一人ひとりに最適化するソニー独自技術のライセンス
  • スマートフォン本体内蔵スピーカーでの 360 Reality Audio の再生、および関連技術のライセンス

ソニーの360度オーディオ「360 Reality Audio」が覆す仮想音場の常識(本田雅一)
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(Source:ソニー(1)(2)Engadget日本版より転載)

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タグ:ガジェット(用語)スピーカー(用語)Sony / ソニー(企業)日本(国・地域)

SonosがフルポータブルのBluetoothスピーカー「Roam」を約1万8400円で発売

2019年後半に発売されたMove(ムーブ)は、実にSonos(ソノス)らしいBluetoothスピーカーだった。それは同社伝統の高級指向のアプローチから、ポータブルなフォームファクターを強調する方向へと進む試みの1つだった。プレス向け写真にはポーチの中やプールサイドに置かれた商品の画像が目立っていた。

しかし米国時間3月9日に登場したRoam(ローム)はフルポータビリティーへとさらに大きく一歩を進め、より小さく、軽く、堅牢、防水なデザインで、JBLなどの会社の人気商品と同列に並べられるものだ。価格もいっそう受け入れやすい169ドル(約1万8400円)で、Moveの最低価格と比べて半分以下だ。

画像クレジット:Sonos

もちろんもっと安いポータブルBluetoothスピーカーは他にいくらでもある。ちなみにJBLのFlip 5の方がおよそ40ドル(約4300円)安く売られている。しかし、これにお金を払う理由の1つはSonosのエコシステムだ。そういうわけで、中心になるのはSonosのサウンドベースだろう。そして(会社にとって)ありがたいことに、スーツケースに放り込める互換スピーカーを長らく待ち望んでいたSonosユーザーがたくさんいることは間違いない。

標準のBluetoothとWi-Fi接続に加えて、システムはSonosの新しいSound Swap機能を使って、Play / Pauseボタンが押されたとき、次に近いスピーカーに音楽再生を切り替えることができる。スピーカーは100種類以上のストリーミングサービスに対応しており、もちろんSonos Radioもその1つだ。さらにAlexa(アレクサ)とGoogleアシスタントまたはAirPlay 2経由で制御することも可能だ。

画像クレジット:Sonos

ここに書いた情報は昨今のビジネス状況のどおり、すべてバーチャルの発表から得たものなので、サウンドについて具体的に語ることはできない。それでも、私はこれを非常にすばらしくてかなり高価なMoveからの廉価版と考える。しかし改めていうが、これは特にフレキシビリティを考えて買うスピーカーである。このスピーカーは1回の充電で10時間再生可能で、使わなければ10日間持続する。

発売は4月20日の予定だ。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Sonosスピーカー

画像クレジット:Sonos

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(文:Brian Heater、翻訳:Nob Takahashi / facebook