投資家のプレッシャーに晒されるTwitterの2015年の展望

GoogleやFacebookに比べ、何かと機能拡充や成長のスピードが遅いと揶揄されるTwitter、最近はInstagramにユーザー数を追い抜かれたなんて話もありました。さて、そんな崖っぷち?のTwitterが、2015年に勝負をかけるべき分野について有名メディアMashableがまとめてくれた記事を今回は。日本でも大人気のTwitterですが確かに一時に比べ落ち着いた感もある今日この頃、さて来年はどうなる? — SEO Japan


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画像: ルーク・レオナルド/Mashable

昨年のこの時期、株式公開後Twitter、そして、同社の社風がどの程度変化するのかについて、活発に議論が行われていた。そして、皆さんもご存知のように、どちらも大きく変化した。

株式を公開してから3ヶ月間、Twitterの株価は70ドル/株まで高騰し、順調なスタートを切った。しかし、2月に初めての業績報告を行うと、Twitterは突然失速を始めた。収益と利益に関しては金融街の専門家の予想を上回る数値を上げていたものの、ユーザーの増加ペースは予想を下回っていることが判明した。その結果、株価は一夜にして20%以上も下落した。

その後の業績報告でも、この傾向が鮮明に明らかになり、Twitterの経営陣は何よりもユーザーの増加を優先し、Facebookのようにメジャーなサービスに成長したことを投資家に証明しなければならなくなった。CEOが重役を兼任したり、経営陣のテコ入れを図ったりしたものの、結果はついてこなかった。その一方で、経営陣は製品のアイデアを重視するようになった。

先日の記事でも取り上げたが、Twitterの元社員はMashableに対して、同社は常に成長を優先していたことを打ち明けている。しかし、とりわけIPOの後、会議室で激しい議論が交わされるようになったようだ。

このような努力の結果は、来年を通じて徐々に現れてくるだろう。

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画像: Twitter

新しいTwitter

今月、Twitterが初めて開催したAnalyst Dayイベントで、Twitterの経営陣は製品開発をスピードアップし、様々な新しい機能をリリースするための計画を発表して、投資家の信頼を取り戻そうと試みていた。

Twitterは、新たに登録したユーザー — そして、フォローしたくなるような会話を見つけることが出来ない既存のユーザー — に対して、キュレートしたタイムライン(フォローするユーザーを予め用意したタイムライン)を導入し、フォローするユーザーを探す手間を省く。こうすることで、ユーザーに説明するプロセス、および、ユーザーの維持を改善したいとTwitterは望んでいる。

また、Twitterは利用していない間にユーザーが見逃した可能性があるツイートをハイライト表示する機能、ネイティブ動画編集機能およびシェア機能、最新ニュースのアラート等の導入を始めている。その結果、ユーザーエンゲージメントが上向く可能性がある。少なくとも、動画に関しては、さらに強力な広告の選択肢をもたらすはずである。

一部のTwitterの関係者は、メッセージ送受信アプリの台頭により、TwitterのDMが圧倒されている現状に頭を抱えている。分析イベントで、Twitterは「プライベートなメッセージにおいて重大な機能」を導入すると予告していた。

これは全て「Twitterらしさ」の基盤を弱めることなく、出来るだけサービスの拡大を試みる戦略の一環である。

Twitterが最近雇用したCFOのアンソニー・ノトは、先日の業績報告会で「当然、Twitterは今後もリアルタイムのネットワークであり続ける。ユーザー体験について考える際、我々はこの点を最も重視する。しかし、ユーザーにとって非常に大事な出来事が、アプリを開く数時間前に起きることもある。我々はこのような特有の機会を見つけ、たとえつい最近起きたことではなくても、非常に大事なコンテンツとして提供する」と話していた。

独立型アプリ

Facebookはより機敏で、個別の利用により適切に対応するため、独立型アプリのリリースを強化している。Twitterもこの流れに乗るようだ。

Twitterのディック・コストロCEOは、今月のイベントで、独立型アプリをリリースするとアナリストに向けて発表していた。コストロCEOはアプリの詳細には触れなかったものの、同社のスタッフはTwitterのコンテンツを別の方法で用いる可能性があることを示唆していた。あくまでも憶測に過ぎないが、メッセージ送受信アプリやニュースに焦点を絞ったアプリが候補として挙げられる。

「Twitterを世界で一番デイリーユーザーが多いサービスへと導く上で有効で、Vineのように、Twitterとは別のアプリとして提供することが可能な、Twitterを補完するアプリが存在すると我々は信じている」とコストロCEOは語っていた。

現時点で、Twitterは独立型アプリにおいて、ある程度の成功を収めている。Vineは大勢のユーザーを獲得しているが、反対にTwitter Musicは今年の前半で閉鎖に追い込まれていた。

Twitter COO Ali Rowghani (R) stepped down on Thursday. Rowghani is seen here in 2010 with Twitter cofounder Ev Williams.

Twitter COO Ali Rowghani (R) stepped down on Thursday. Rowghani is seen here in 2010 with Twitter cofounder Ev Williams.

画像: Flickr Joi Ito

経営陣の入れ替えの可能性

Twitterは1年も経たないうちに製品部門の統括者を2度変えている(現在3人目)。また、COO、CFO、メディアの責任者等の入れ替えも行ってきた。

IPO後の数ヶ月間は、従業員が株を売却するため、多少の入れ替えはやむを得ない。しかし、Twitterの重役の入れ替えは、あまりにも激しい。この原因としては、駆け引きだけでなく、ユーザーの増加を重視する投資家からのプレッシャーも挙げられている。

「チームに対する全ての変更は、正しい理由で、正しいタイミングで、正しい決定の下に行われている。」とイベントでコストロCEOは述べていたが、CEO本人も「際立っている」点を認めている。

Twitterは意欲的な製品戦略を掲げており、新たにCFOに就任したアンソニー・ノトは、この戦略、および、Twitterの強みを投資家に伝える面で前任者よりも優れているのだろう。順調にユーザーが増加している点を証明することが出来るまで、経営陣は冷や冷やしながら仕事に取り組まなければならない。もちろん、コストロCEOも例外ではない。

FacebookやGoogleのCEOとは異なり、コストロCEOは設立者でもなければ、大量の株を保有しているわけでもない。要するに、ウォールストリートの意思に左右される運命にある。コストロCEOと仕事をしたことがある数名の従業員が、同CEOが投資家に追い出されるのは時間の問題ではないかと述べていた。その答えは2015年になれば分かるはずだ。

買収

予想通り、IPOの後、Twitterは大きな買収を数回実施した。ソーシャルTV分析サービスコマーススタートアップ、そして、Androidのロック画面アプリ等だ。この取り組みは2015年も継続される可能性がある。

今年の9月、Twitterは転換社債と言う形で新たに18億ドルの資金調達を行った。これは1年前弱にIPOで得た資金とほぼ同じ額である。今回の資金調達により、今後の買収に用いる軍資金が集まったことになるが、FacebookやGoogle等のライバルと比べると利用可能なキャッシュは遥かに少ない。

事実、コストロCEOは買収に関して様子見の状態だとあるメディアに打ち明けている。


この記事は、Mashableに掲載された「Twitter: What to expect in 2015」を翻訳した内容です。Copyright reference no. 110250.

特別なことが書いてあるわけではありませんでしたが、というか、粛々とかつ大胆にやるべきことを素早くやっていくしかないということなのですかね。独立型アプリは最近のトレンドと思いますが、Twitter自体が元々独立型アプリのような存在だったわけですし、Vineのプチ成功等もありますが、今後どんなアプリを出していくのか気になります。映像以上に画像・写真が最も親和性高い気がしますが、Instagramがありますしね。当然、InstagramがTwitter化してくる可能性もありますし、来年は Instagram vs Twitter の戦いもさらにヒートアップしそうです。しかし今となってはFacebookがInstagramに支払った1000億円、当時は高すぎる等の非難もありましたが実は安かったのかもしれません?! — SEO Japan

iPhone99台でプロポーズした男の結末、Pinterestのタレント事務所 – 米国発Web業界ニュース11月後半号

コンバージョン祭(おかげさまで大盛況でした)の余韻で?SEO Japan更新がおろそかになってしまいました m(__)m これから年末にかけてノンストップで記事発信していきたいと思います。最初の数本は、11月後半~12月前半の米国ウェブ関連の最新ニュースを。私も情報収集を怠っていたので、さらっと流し読みでキャッチアップ。 — SEO Japan

Philae - a spic and span landing on a comet今週のウェブマーケニュースでは、・ロケットが彗星に着陸 ・中国の独身はカネがかかる? ・ネットの中立性に関する議論が過熱 ・Facebookがプライバシーポリシーを改善 ・Twitterがネイティブ動画の導入を予告 ・Yahoo!が動画広告プラットフォームを買収 ・進化するInstagram ・CMOの在職期間が長くなる ・Lyftの成功を妨害しつつ、自分は着々と資金を調達するUber ・ポッドキャストブームが到来 – 新しいポッドキャストが150万ドルの資金を調達 & マーケッター向けのポッドキャストのデータベースが誕生 ・AmazonとHachette、ようやく合意に至る等の話題を伝える。

それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。


インダストリー

  • 今週、欧州宇宙機関(ESA)は、10年前に打ち上げたフィラエが彗星への着陸を成功させた。ライブストリーム、写真、ツイート、報道、そして、無人探査機マニアがこの歴史的イベントを見守った(Rosetta)
  • 中国では、11/11は独身の日と呼ばれる(1が4つ並ぶことが理由らしい) – 中国版のバレンタインデーとも言える。セールスに関しては、ブラックフライデーを上回る(eMarketer)
  • 事実、昨年、Alibabaはこの日だけで57億5000万ドルのセールスを記録した。今年は昨年を上回る93億ドルに達した(Yahoo!)
  • いくら寂しくても、99台のiPhone 6Sを購入し、ショッピングモールにハートの形に並べてプロポーズした結果 – ノーと言われるよりはマシなはずだ。悲しい出来事だが、明るい面を見てみよう。iPhone 6Sをタダでもらえるかもしれない(TheNanFang)
Chinese mobile shopping spikes on Singles Day
  • AOLの「デジタル預言者」ことShinghyのワイルドで、奇妙な世界を覗いてみよう。失敗続きのこの会社が、こんな人物を雇う余裕があることの方が意外だ(The New Yorker)
  • Forresterは、CMOの平均在職期間は2015年が終わる頃には60ヶ月にまで伸びると指摘している。Spencer Stuartが今年の始めに45ヶ月と報告していた点を考慮すると、大きく進歩したと言えるだろう。デジタル、および、データに対する注目が高まるにつれ、この重要な分野で進化を遂げるために、より長い時間が必要になったのだろう(WSJ CMO Today)
  • 伝説の競馬場、チャーチルダウンズ競馬場(ケンタッキーダービーの開催場所)がゲームメーカーのBig Fishを8億5000万ドルで買収した(re/code)
  • オバマ大統領が挑戦状を叩きつけ、今週、ネットの中立性が再び議論を巻き起こした(USA Today)
  • 思った通り、反対派は声を荒げていたが(Twitter)、全体像を見極め、ユーモアを交えた主張を行う人もいた(The Oatmeal)
  • この問題がよく分からないなら、トークショーで司会を務めるジョン・オリバーの解説を参考にしよう。簡単な言葉で説明している。通信会社は、規制、FCCの規約、そして、その他の難解な政策ばかりを強調してきた。「悪いことをしたいなら、退屈な情報で包む」と、うまく事が運ぶためだ。


プラットフォーム

  • Facebook
  • Facebookが利用を強制したMessengerアプリのマンスリーユーザーが5億人を突破した。それでも、Facebook自体のユーザーの半分以下に過ぎないが、強制的に実装させるアプローチが、どのような成果を上げるのか明らかになった(The Verge)
  • Facebookは、ニュースフィードの上部でエボラ出血熱の根絶に対する支援を呼び掛け始めた。ユーザーが、実際にFacebookは何をしているのか尋ねると、マーク・ザッカーバーグ代表が冷静に反論した(AdWeek)
  • Twitter
    • 製品に関する大きなニュースが舞い込んできた。2015年から、ユーザーはTwitterで動画を録画し、アップロードすることが可能になる。このサービスにより、TwitterはYouTubeのライバルになると見られている(Variety)
    • さらに、Twitterは、自分自身でタイムラインを作ることを面倒に感じる新しいユーザーに向けて、即座にパーソナライズされたタイムラインを作成する機能、そして、会話を非公開にする機能(カスタマーサービスにおいて活躍する場面が出てくる)の開発に取り組んでいる(Twitter)
    • 製品部門、エンジニアリング部門、メディア部門、ニュース部門の上級副社長、クリエイティブディレクター等の重役が続々とTwitterを去り、退職する幹部が続出する理由に注目が集まっている(Slate)
    • コメディアンのビル・コスビーは、Twitterのオーディエンスに対して、コスビーの画像を用いて、ミームを作って欲しいと要請した。すると、過去の犯罪の疑惑に結び付けられてしまった。(NY Post)
  • Instagram
  • Yahoo!は動画分野への進出を強化しており、動画広告プラットフォームのBrightrollを6億4000万ドルで買収した。これで、GoogleとFacebookに差をつけられてしまった広告収益を改善することが出来るかもしれない。Yahoo!のデジタル広告収益のシェアは、今年、5.8%まで下がってしまった(The Guardian)
  • ピンフルエンサー – つまり、ピンタレストのインフルエンサー – を対象としたタレント事務所が誕生した(re/code)
    • ちなみに、ブックマーキングがスキルとして認められることが分かっていたなら、私はDeliciousのフィードの代理を探していたはずだ。現時点では、Flipboardのブローカーに落ち着いている

    コラボレーティブエコノミー

    • フレッド・ウィルソンの考えは的を射ているようだ: Lyftの乗車および収益は2014年で5倍に増加している(Fast Company)
    • タクシーとGPSに関する詳細は、この投稿の最後に紹介する記事で確認してもらいたい
    Uber's vision for the taxi industry
    タクシー業界に宣戦布告したUber

    計測/基準/ビッグデータ

    • 「相関関係と因果関係は異なる」と言う表現を一度は耳にしたことがあるはずだ。関係している可能性は高くても、必ずしも行動 – リアクションの順番で起きるとは限らない。この順番をひっくり返したところ、相関関係がない状態で因果関係が存在する事実に気づかされることもある。難解なコンセプトであるため、リンクを張った記事に目を通すと良いだろう。要するに、「偏執狂的だからと言って、誰もが傷つけようとするわけではない」と言うことだ(Awaken Your Superhero)
    • 事務職ではない従業員に連絡を取るのは難しい。また、連絡を取ることが出来たとしても、計測するのは至難の技だ。Red E Appはこの問題の解決策を考案した(Cite World)

    法律/人事

    • Facebookのプライバシーポリシーは長く、分かりにくい(先程紹介したジョン・オリバーの指摘を参照)。しかし、Facebookは、この難解なプライバシーポリシーの簡潔で、分かりやすいバージョンを作成した(The Verge)

    コンテンツ

    Quality trumps quantity content on new metrics from Chartbeat

    重要な記事、動画 & オーディオ

  • McKinsey Strategy Practiceの創設者、ロンドンビジネススクールの教授、そして、大企業の元ストラテジストが戦略の未来について興味深い見解を提供している(McKinsey)
  • Amazonは、出版業界と長年良い関係を築いてきた。Hachetteと長い間揉めていたが、ついに電子書籍の価格において合意に至った(NPR)
    • AmazonがHachetteと大勢の著者と対立した経緯を知りたい方は、この記事に目を通しておこう(Vanity Fair)
  • ロンドンのタクシドライバー向けのテストとして有名なThe KnowledgeにGPSが戦いを挑んだ – The Knowledgeとは迷路のようなロンドンの街を隅から隅まで記憶しなければならない超難関のテスト – さて、その結果はいかに?(New York Times Magazine)

  • この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital November 14 2014」を翻訳した内容です。

    日本でもYoutuberの事務所が出てきていますが、米国ではPinterestですか。そのうち、Instagramもあるかも?しかし中国のiPhoneプロポーズは、、、ロマンティックというか何というか、、需要もあり転売容易な国ですが、集めた努力は認めてあげたい。 — SEO Japan

    「Gaiaxソーシャルメディア ラボ」編集長に聞く PVもお問い合わせも信頼も、全部獲得してきた裏側

    一部の企業がソーシャルメディアを活用し始めた2011年に「GaiaXソーシャルメディア ラボ」はスタートしました。“ソーシャルメディア研究機関”として専門性の高いコンテンツを発信し続け、ブログというフィールドに新たな潮流 [...]

    スタートアップの事例からわかるBtoCのソーシャルメディア活用のポイント

    BtoB企業はどうソーシャルメディアを活用するのか? ソーシャルメディアの運用がうまくいくのは、ファンを作りやすいBtoC企業だけ。そんな誤解がまだあるようですが、すでに多くのBtoC企業がソーシャルメディアを活用した情 [...]

    軒並み好調な大手ソーシャルメディア、コラボレーティブ・エコノミー – 米国発Web業界ニュース11月初旬号

    また少し日が空いてしまいましたが、今回の記事は10月最後~11月最初の米国ウェブ関連の最新記事から。ソーシャルメディア大手各社の業績は順調なようです。 — SEO Japan

    今週のウェブマーケニュースでは、・大手ドラッグストアの買い物客はApple Payを使えない ・代わりの支払いシステムでデータ漏えいが発生 ・実はリアルではないリアルタイム ・Twitter、重役陣の入れ替えを行う ・Flipboardが大幅な変更を断行 ・シェアエコノミーの破壊的/経済的な影響 ・今週の分析レッスン ・ブランドパブリッシャーを認めよ ・楽観主義と無知 ・話を聞いてもらうコツ等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。

    インダストリー

    • 両社を含む一部の小売店は、Merchant Customer Echange(MCX)、および、CurrentCと呼ばれるQRコードベースのシステムとの長期契約を結んでいるため、Apple Payの承認を禁じられていたことが原因であったようだ(Fast Company)[QRコードの何が問題なのだろうか?]
    • ちなみに、そのCurrentCはハッキングの被害に遭い、メンバーのEメールアドレスが第三者のハッカーに奪われてしまった(Business Insider)
  • Taco Bellは、今週、新しいモバイルアプリを宣伝するため、ソーシャルメディアで沈黙した。この取り組みは大成功し、火曜日、ダウンロードの回数において、トップ 25入りを果たした(Marketing Land)
  • オーディオ人気は留まるところを知らない。DeezerがStitcherを買収し、35,000のラジオトークショーとポッドキャストが同ネットワークに加わった(TechCrunch)
  • Harvard Business Reviewは、ソーシャルネットワークで健闘を続けており、大きなライバルに勝つことも多い。ターゲットの絞られたパブリッシング事業において、ソーシャルが有効に働く何よりの証拠だ(Digiday)
  • ブランドは、リアルタイムマーケティングに力を入れているものの(Googleがリアルタイムを考え直すコツを幾つか提供している)、交流する機会を見失っている。JetBlueはTwitterを介して乗客が失くした本を探す手伝いをしており、他の企業にも見習ってもらいたい(Ann Handley)。 ソーシャルネットワークでのブランドへのメッセージは、77%増加しているものの、6本のメッセージのうち5本はスルーされている(AllTwitter)
    • 多くのブランドがリアルタイムを重視している。もう皮肉としか言いようがない

    プラットフォーム

    • Facebook
    • Twitter

    コラボレーティブエコノミー


    計測/基準/ビッグデータ

    法律/人事

    コンテンツ

    重要な記事、動画 & オーディオ

    • トム・ウェブスターとティム・ハイデンが、Apple Payのリリースとほぼ同じタイミングでThe Mobile Commerce Revolution(Amazon)をリリースした。この作品は、マーケティングにおける行動、そして、社会の変化を鋭く分析している(Brand Savant)
    • 確かなデータを求めているなら、モバイルの世界のスタッツを確認しよう。以下に画像を掲載しているが、とりわけデバイスごとの滞在時間は興味深い(re/code)[画像]
    • マーク・アンドリーセンが、楽観主義の力について語っている(New York Magazine)
    • ただし、楽観主義と無知は同じではない。心理学者によると、無知の問題は、専門家のような気分を味わってしまうことのようだ(Pacific & Standard)
    • TEDで5回プレゼンを実施した実績を持つジュリアン・トレジャーは、話し方、そして、音に精通している。下の10分間のプレゼンの中で、耳を傾けたくなるような話し方を伝授している(TED)





    Photo credit: Scott Swigart(Flickr)

    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – October 31, 2014」を翻訳した内容です。

    今回は比較的、地味(とはいえそれなりに大きいのですが)ながら、着実に前進しているウェブ業界であることは感じられるニュースが中心でした。 — SEO Japan

    Web担当者必見!便利な【Chrome拡張機能12選】

    皆さん、こんにちは。 J&BLabo を運営する株式会社ジャックアンドビーンズの錠です。 今回は、Web 担当者さんの作業をより効率的にしてくれる Chrome 拡張機能の情報をお届けします!ユーザビリティ(3) [...]

    デジタル化を推進するアメリカのテレビ局、実は匿名ではない匿名アプリ – 米国発Web業界ニュース10月中旬号

    今週の米国ウェブ業界最前線はテレビ業界から匿名アプリ、アンバサダーまで、一味違った話題が満載です。 — SEO Japan


    HBO's web subscription model trashes old television
    今週のウェブマーケニュースでは、・HBOのデジタル化はテレビ業界に革命が起きる前兆 ・McDonalds、情報提供を強化 ・LEGO、グリーンピースの抗議活動を受けて宣伝を中止 ・Facebookでステッカーブームが発生 ・Twitterが推奨ツイート戦略を説明 ・ソーシャルログインの現状 ・データの価値を評価する取り組みに改善の兆し ・Whisper、実は匿名ではないことを密かに認める ・UberとLyftがタクシー業界を破壊 ・CMOに権利を譲るCIO、・グローバルなデジタル戦略の立案等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。

    インダストリー

    • 先週、Amazonが、実店舗に進出し、「デジタル路線から従来路線」への方針転換についてお伝えしたが、今週は、HBOが2015年にウェブのみの購読オプションを提供することが分かり、その逆の現象が起きている(re/code)
    • 1年と半年間でどれぐらいのことが変わったのだろうか?HBOは、1年半前には、ウェブ購読の導入は時期尚早だと言っていた(Deadline)
    • この記事を編集している時、その他のネットワークもこの流れに追従するのではないかと考えていたが、思った通り、CBSも「CBS All Access」と言う名のオンライン購読サービスを策定すると発表した(TechCrunch)
  • ソーシャルメディアが、マーケティング部門の方針と一致しないなら、ソーシャルメディアマーケティングを中止し、別の部門にソーシャルメディアを活用するチャンスを与えるべきかもしれない(Experience: The Blog)
  • モバイルコマースでは、顧客のターゲティングと競合者との戦いにおいて、Eメールマーケティング、検索、ウェブルーミングを戦力として考える必要がある(Econsultancy)
  • 売り上げを回復し、ブランドのイメージを良くするため、McDonaldsはソーシャルメディアを使ってメニューに関する質問に直接答える取り組みを始める(Bloomberg)
    • さらにMcDonaldsは、同社、そして、同社の製品に関して、より詳しい情報を求めている人達に対して、McDonalds アンバサダーアプリをリリースした。このアプリには、質問を投稿する機能、そして、回答済みの質問を通して、答えを検索する機能が搭載されている(iTunes)
    • アンバサダー(大使)に関連して、ブランドアンバサダーの生活に興味がある方は、この記事で確認しよう。ここに書かれていることは正しい(Seth Godin)
  • グリーンピースが北極圏の石油掘削に携わる会社を攻撃し、石油調査活動を阻止した恐喝抗議活動を受けて、LEGOは40年にも及ぶShellとの共同宣伝提携契約を解消したと発表した(Science 2.0)
  • Nestleは、元々、数あるグローバルな会社の中で、とりわけデジタル化の推進を強く進めていた。4年が経過し、コンピュータに強いスタッフ — そして、プログラムが生まれ、成果を上げている(AdAge)
  • プラットフォーム

    • Facebook
  • Twitter
  • マーケッター達は、Instagramの人気の高いフォトグラファーに自社のイベントを取り上げてもらう取り組みに力を入れている(NY Times)
  • The American Geniusが、ソーシャルメディアでうまくいく取り組みと失敗する取り組みをプラットフォームごとに紹介している(The American Genius)
  • Facebook上のYouTube動画が勢いを失い、反対にFacebookの動画プラットフォームが好調を維持している(Mashable)
  • ウェブ全体のソーシャルログインの調査によると、Facebookが首位に立ち、サイトの46%が同ソーシャルネットワークを選択している。2位にはGoogleがランクインした。また、Googleは、B2B部門では先頭に立っている。この調査は、メディア、エンターテイメント、ゲーム、小売、音楽等、その他の分野も網羅している(Janrain)
  • Q3 2014 social login trends

    計測/基準/ビッグデータ

    法律/人事

    コンテンツ

    • 効果的なヘッドライン戦略を策定したいなら、共感をそそるヘッドラインを試してみると良い(The Next Web)。
    • Yahoo!とTumblrはブランドコンテンツの作成から、・自社製品について語らない ・規模 ・一貫性 ・モバイルの最適化等、重要な教訓を得たようだ(Contently)
    • 先日行われた、Hubspotによる新規株式公開は – コンテンツの作成を主体としたインバウンドマーケティングにおいて – 大きな意味を持ち、今後のマーケティングにおいて重要な鍵を握ると言える(Venture Beat)
    • コンテンツへの投資とコンテンツのインパクトを確かめたいなら、Eブック「The ROI of Content Marketing」に是非目を通しておこう(SHIFT Communications)

    重要な記事、動画 & オーディオ

    • CIOは戦略的な役割から補佐的な役割に降格されており、CIOからCMOへの権限の移行が進んでいる。これまでの道のり、そして、今後の展望を確認しておこう[CIOの人は読まない方が良い](CIO)
    • グローバルなデジタル戦略の立案を勉強したいなら、Johnson & Johnsonの例を精査しておくと良いだろう(McKinsey)
    • ShareThisによる最新の調査によると、消費者は、イベント発生後の24時間以内にコンテンツを共有する確率が5倍高いため、イベントに関するスケジュールは絶対に必要だ。また、チャンネルが背景に左右される点、モバイルが初期のエンゲージメントの原動力となる点、そして、タブレットが真の第二の画面である点にも注目する価値がありそうだ。以下にこのレポートをエンベッドしておく(ShareThis)


    画像 — Ruocaled(Flickr)


    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital October 17th 2014」を翻訳した内容です。

    手前みそながら短時間で米国ウェブ業界の最新動向をフォローアップできる良い記事でした。スコット・モンティ氏のキュレーション能力が凄いだけですが。しかし、常に変化がある業界ですね。負けないように頑張ります。 — SEO Japan

    新聞業界崩壊、買収に湧くソーシャルメディア業界、iCloudのデータ流出 – 米国発Web業界ニュース9月上旬号

    連休明けの記事第一弾は最近の米国のデジタル関連ニュースから気になる記事をピックアップしてお届けします。 — SEO Japan

    Fix that leak!
    今週の3分で読めるウェブマーケニュースでは、・iCloudとHome Depotからデータが流出 ・不振にあえぐ新聞業界 ・ソーシャルネットワークの買収が活性化 ・Twitter、製品ラインの計画を発表 ・特許から見るFacebookの未来 ・耳を傾ける重要性 ・いまいち浸透しないクロスチャンネルマーケティング ・退屈な業界で目立つ方法 ・1点のスライドで学ぶソーシャルメディア戦略 ・CMO調査の最新版等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。

    インダストリー

    The death spiral of newspapers continues
    • 例: USA Todayは、新聞広告の減収を受け、60-70名を解雇すると発表した(USA Today)
    • ウィル・スティーシーはプロジェクト「Deadline」を立ち上げ、ニュース編集室のありのままの姿を写真で紹介している(Esquire)
    • カスタマイズ可能なソーシャルマーケティングキャンペーンを作成するソリューションとして、Brightkitを買収したHootsuiteは、Brightkitをベースとしたプログラム「Hootsuite Campaigns」の告知を行った(Hootsuite)
    • エンタープライズ向けソーシャルメディアプラットフォームのSprinklrはBranderatiを買収した。Branderatiは、ソーシャルメディアツールメーカーであり、この買収は、来年に行われると見られるIPOに向けた一手だと言われている(WSJ Digits)
    • Home Depotが、大規模なデータの漏洩事件を起こした。影響は全店に及ぶ可能性があるようだ(ComputerWorld)
    • 先週、オンラインメディア、および、メジャーなメディアは、セレブのiCloudの写真がハッキングされた話題で持ち切りであった。この事件により、ヌード写真の流出が相次いだ(The Verge)
    • このハッキングに対応するため、AppleはiPhone 6に完璧なハッキング対策を講じるようだ(Funny or Die)



    プラットフォーム

    • Twitter:
  • Facebook:
  • Google:
    • Google マイビジネスに会社の情報を掲載したいなら、この便利なガイドを参考にしよう(Telefunction)
  • 耳を傾ける取り組みは重要だ: コミュニティに気を配ることで得られる6つのメリット(The Next Web)
  • Southwest Airlinesは、ソーシャルメディアの動向をチェックするリスニングセンターを設置した。早くも成果が現れている(Ragan.com)
  • 計測/基準/ビッグデータ

    Marketers have a problem executing and measuring cross-channel marketing

    法律/人事

    コンテンツ

    重要な記事、動画 & オーディオ

    • 毎日、複数のソーシャルメディアサイトにアクセスしているはずだ。生産性の向上に貢献するこの30点の機能の存在を把握していただろうか?(Buffer)
    • セレブの写真流出 & その裏にあるセキュリティの問題を検証すると、この類の活動が蔓延しており、注意する必要があることがよく分かる(New Web Order)

    「世間の賑わせている今回のハッキング事件は、氷山の一角に過ぎないように思う。盗まれたデータを非公開の状態で維持し、部外者に公開することはほとんどない闇のコミュニティおよび取引のネットワークが存在する。このネットワークは、横並びに分散され、特定の人物が特定の役割を担い、多数のサイトをまたいで緩く組織化され(クリアネットとダークネットの双方)、大半の計画と連絡はプライベートで行われている(EメールやIM)。

    • 1枚のスライドでソーシャルメディア戦略を理解したいなら、この作品をチェックしよう(Christopher S. Penn)
    • デューク大学院ヒュークエイ経営学科がCMO調査の2014年8月版をリリースした。クリスティン・ムアマン教授は、下の動画で幾つかの要点に対する見解を提供している(CMO Survey)
    • ソーシャルメディアへの投資は多いものの、ブランディングと同じように、価値を証明するのは難しい。
    • 現在、マーケティング予算の9%がソーシャルに割り当てられているが、来年は13%に、そして、5年以内に最大で21%まで増えると見られている。
    • 増額された予算は、人件費ではなく、インフラとテクノロジーに向けられている可能性が高い。
    • しかし、今も尚、ソーシャルメディア戦略とマーケティング戦略との連携は緊密に取れているとは言い難い。
    • 来年、従来のマーケティングの予算は、約3.6%減り、一方、デジタルマーケティングの予算は、10.8%増えると見られている。



    画像ソース: Aaron Escobar(Flickr)


    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital September 5 2014」を翻訳した内容です。

    最初の新聞業界の売上の数値、インフレ調整後ではありますが、ある種、真実を捉えている数字で興味深かったです。2000年頃まで売上はある程度右肩上がりで伸びていたようですが(80年代後半~2000年までが絶頂期ともいえますかね)、そこから一気に売上が激減し、今日では50年前以下の数字に下がってしまっています。もちろん、インターネットの普及によるメディアの多様化や購読者の減少が理由かと思いますが、オンラインを含めても余り数字に大差がないのが、怖いですね。既存の仕組みに胡坐をかいてインターネットメディアに転換できなかったのか、根本的に従来の新聞社というモデル自体が通用しない時代なのか、今後のメディアの在り方が気になる一枚の絵でした。 — SEO Japan

    Social Media Marketing World 2014で学んだコンテンツマーケティングの極意

    米国で毎年開催されているソーシャルメディアマーケティングの一大カンファレンス「Social Media Marketing World」。サーチ関連のイベントでも今日の最重要項目の一つとして取り上げられるコンテンツマーケティングですが、ソーシャルメディアマーケティングのイベントでも多く語られたようで。。参加した筆者がまとめてくれた最新のソーシャルメディア&コンテンツマーケティングの活用方法を。 — SEO Japan

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    Social Media Marketing World 2014は、豊富な情報、とりわけ、コンテンツマーケッターが重宝する情報を惜しげもなく与えていた。 このイベントに登場したプレゼンター達は、Facebookのページに多額の資金を投じたものの、コンテンツの1%しかニュースフィードに自然に表示されていない点に気づいた会社に言及し、「借地で事業を営む」行為を回避するべきだと主張し、その一方で、良質なコンテンツに力を入れる必要性を力説していた。

    このイベントが開催された2日間、ブライアン・ブーと私は、コンテンツマーケティングの分野、そして、コンテンツを作り、宣伝し、整備する企業に関連すると考えた分野のセッションで、取材を行った(残念ながら、全てのセッションを網羅しているわけでない)。それでは、以下に、実用性と有効性を考慮して抽出した、特に大事な部分を挙げていく。

    2014年のソーシャルメディアマーケティグの概要: 最新の調査結果が明らかにする事実

    Social Media Marketing World、および、Social Media Examinerの設立者、マイケル・ステルツナー氏が、先頭を切って登場し、前進する上で考慮してもらいたい興味深いスタッツと事実を明らかにした。

    • マーケッターの68%は、デジタルマーケティグ戦略で中心的な役割を担うのはブログだと答えた。コンテンツは土台であり、ソーシャルメディア、Eメール、そして、自然な検索は、推進力をもたらすチャンネルである。
    • マーケッターが、学ぶことを望むプラットフォームの中で一番人気が高かったのは、Google+であった。調査の回答者の65%が、優先順位の1位にGoogle+の名を挙げていた。
    • Facebookの広告は、有料メディアの中では、今でも最善の策と認識されているものの、Facebookのウォールへの投稿の重要度は低くなりつつある。現在、自然にタイムラインにコンテンツが表示されるファンは、1%前後のみである。
    • 2014年および2015年において注目するべきコンテンツのタイプとして、ポッドキャストが挙げられている。関心を持つリスナーに対して、十分な量のポッドキャストが提供されていないためだ。現時点で、ポッドキャストを提供している企業は6%のみである。しかし、33%は、ポッドキャストのコンテンツを作成する計画を持っている。ポッドキャストは、その他のメディアと比べ、極めて忠誠心の高いファンを生み出すことが証明されている。

    上のトピックは、カンファレンス全体で取り上げられており、その多くは、その他のセッションで詳しい精査の対象になっていた。

    大半の企業が無視するものの、実は無視するべきではないコンテンツマーケティグの取り組み

    Content Marketing Instituteを設立したジョー・プリッジ氏が行ったプレゼンは、実用的な情報を数多く含み、特に気に入ったセッションのうちの1つに数えられる。

    • コンテンツマーケティングのミッションステートメントを作成し、会社全体で全てのステップを導くために活用する。このステートメントを、コンテンツを作成する関係者全員に送ろう。コンテンツを作る前に、「この作品はミッションに合うかどうか」を考えてもらうのだ。
    • Twitterの4:1:1の比率 — インフルエンサーのコンテンツを4回シェアし、自分のコンテンツを1回シェアし、製品を1回紹介する — これがTwitterの黄金律だ。
    • コンテンツの作成を中止してしまう、と言う単純な理由で、自社製のコンテンツマーケティングの取り組みの多くが失敗する。
    • ソーシャルメディアのチャンネルを利用する理由を一歩離れて考えてみよう。Facebookがトラフィックの増加に貢献していないなら、撤退し、別のチャンネルを改善する取り組みに力を入れるべきだ。
    • ターゲットのオーディエンスのタイプが複数存在するなら、何かを見誤っているはずだ。コンテンツを提供するオーディエンスのタイプは、1つに絞る必要がある。
    • 「絶対に他人の土地でコンテンツを構築するべきではない」。これはSocial Media Marketing World 2014全体のテーマとなっていた。有料メディアに手を出す前に、Eメールの購読者を増やして、自社のメディアを構築するべきである。
    • ブランドを構築するため、インフルエンサーのリストを作成しよう。オーディエンスが、自分のウェブサイトを訪問していない時、どのウェブサイトにアクセスしているのか特定し、このウェブサイトを運営する人達と関係を構築する取り組みに力を入れると良いだろう。
    • Eメール購読者の55% – 60%は、Eメールのオプトインを紹介するポップアップで登録している。見る側にとっては、迷惑な存在だが、サイトを運営する側にとっては、強力な武器である。プリッジ氏は、「読者としてはポップアップの購読ボタンが大嫌いだが、コンテンツマーケッターとしては、大好きだ」と打ち明けていた。
    • コンテンツを再利用するなら、異なるストーリーを伝えるか、もしくは、異なる視点で伝える努力をしよう。闇雲にプラットフォームで配信するのではなく、少数のプラットフォームを厳選するべきである。
    • B2Bに該当するなら、SlideShareを頻繁に利用すると良い。Content Marketing Instituteにとって、Eメール購読者の供給源の中で、(ポップアップに続いて)2番目に有効に作用しているのがSlideShareのコンテンツであった。
    • Googleで見つけてもらう取り組みは、一先ず忘れてしまおう。業界の情報を得る頼りになる存在になれば、Googleにリストアップしてもらえるからだ。

    自社のプラットフォームを作るために、ポッドキャストに投資するべき6つの理由

    The Podcast Answer Manの創設者、クリフ・レイベンスクラフト氏は、最近、人気を集めているポッドキャスター(パット・フリン氏やジョン・リー・デューマ氏等)を育てた実績があり、また、エキスパートに頼りにされる存在である。そのレイベンスクラフト氏は、ポッドキャストが多くの会社にとって大きなチャンスをもたらすと指摘していた。

    • ポッドキャストを行うなら、今がチャンスだ。競争は少なく、また、様々な分野において、これから成長する余地が大きく残されている。ポッドキャストから、大きな機会を得られるはずだ。英語のブログは4億5000万サイト以上存在し、毎月、400万時間に相当するYouTubeの動画がアップロードされる一方で、iTunesには、現在、22万5000点のポッドキャストしか存在していない。つまり、1,000サイトのブログに対して、ポッドキャストはたった1つのみである。そこで、飽和する前に、ポッドキャストの作成に着手し、影響力を高める取り組みを真剣に検討してもらいたい。
    • ブログの読者は、平均すると、3分間を読む行為に割く。一方、ポッドキャストのオーディエンスは、45分を割く。
    • 実際の人間の声を聞くため、ポッドキャストのオーディエンスは、より個人的なレベルでつながっているような気分になる。
    • ジム、通勤中、または、仕事中にポッドキャストを聞く人が増えつつあるため、モバイルポッドキャストは、今後も成長を続ける。
    • (YouTube動画の視聴とは異なり)スクリーンの前にいる必要がないため、マルチタスクを行うことが出来る。
    • ポッドキャストは、インタビューを行うことで、専門家や助言者とつながりを持つことが可能である。

    認知度と売り上げを意識して、数名のライターが寄稿するブログを作る方法

    Copybloggerを運営するブライアン・クラーク氏とSocial Media Examinerを設立したマイケル・ステルツナー氏が、Q&Aセッションを行い、数名のライターが在籍するブログを成功に導く方法を議論した。

    • 競争の激しい分野であっても、恐れずにブログを構築するべきである。Social Media Examinerを開設する前、無数のソーシャルメディア関連のブログが存在したが、マイケル・ステルツナー氏は、より質の高いブログを作れば良い点を理解していた。ブライアン・クラーク氏は、「当該のテーマを誰も取り上げていないなら、それは誰もそのテーマを気にしていない証拠だ」と述べ、ステルツナー氏の考えに同意した。
    • 所有するチャンネル — とりわけEメールアドレスのリスト — を通じてオーディエンスの構築に集中する必要がある。ステルツナー氏、そして、クラーク氏は、共に、熱烈なオーディエンスを増やす取り組みを優先するべきだと指摘していた。「オーディエンスを増やせば、事業を構築することが可能だ。まずはオーディエンスを増やすことに専念しよう。それすれば、やがて、その他の取り組みの成果もついてくる」と力説している。
    • Facebookで実証されているように、自然のリーチは最終的に落ち込むため、ソーシャルメディアのチャンネルに多くの時間と資金を投じるべきではない。その代わりに、自社のプロパティの構築と、インフルエンサーとの関係構築に資金を投じよう。片手間にブログを作っているのではなく、雑誌、または、メディア帝国を作ろうとしている、と自分に言い聞かせてもらいたい。
    • 個人事業を始めるつもりなら、自分の名前以外でのブランディングを検討すると良い。ブライアン・クラーク氏は、「理由があって、www.brianclark.comではなく、www.copyblogger.comと名づけた」と述べ、この点を強調していた。自分自身と会社は、別箇のブランドとして扱うべきである。
    • 聴衆の一人が、「どれぐらいの頻度でコンテンツを配信すればいいのか」を問うと、クラーク氏は、「優れたコンテンツを提供することが可能なペースで配信するべきだ」と答えていた。2日に1回であれ、1ヶ月に2回であれ、処理可能なペースでコンテンツを配信する必要がある。
    • 関係構築に着手する際は、いきなり有名な人物に狙いを定めるべきではない。信頼されていない状態では、対応してもらえないためだ。代わりに、やや有名、少しだけ有名な人物に狙いを絞り、徐々にレベルを上げていくと良いだろう。

    自分のメディア帝国を作る

    Owner Magazineのクリス・ブローガンCEOが、コンテンツマーケティング戦略を語ってくれた。ブローガン氏は、常にユニークなプレゼンを行うことで有名だが、今回もその姿勢は健在であった:

    • 良質なメディアを作るためには、自分自身がこの取り組みに夢中になる必要がある。ポッドキャストが好きではないなら、やめるべきだ。ブログが嫌いなら、やめてしまおう。とても単純な論理だが、「効果がある」と言われ、やらなければならないと感じる人は多い。
    • 確信が持てない時は、C.A.S.E.(Copy And Steal Everything: 真似して、全て盗め)スタディーを実施しよう。まずは、業界のリーダーを探し出し、当該の人物の取り組みを完全にコピーする。その後、差別化できる点を探し、価値を加えよう。
    • 見解を持つべきだ。見解に対する立場を明確に示し、こだわろう。全員に気に入ってもらう必要はない。
    • 複数のメディア、ウェブサイト、YouTube、Soundcloud…自分のビジネスにおいて有効なアイテムを活用してもらいたい。ただし、当該のメディアに対する取り組みを自分自信が好きであることが条件だ。
    • 簡潔にまとめよう — 注意が持続する時間は平均で20分程度だ。そのため、無理して、1時間のポッドキャストや2000ワードを超えるブログの記事を作る必要はない。

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    ソーシャルメディアの「ソーシャル」を失ってしまったのか?

    ジェイ・ベーア氏テッド・ロビン氏ジェフ・レールス氏、そして、ニコル・ケリー氏による、楽しく、機知に富んだ議論が行われた。ブランドが、ROIを求めるあまり、「ソーシャル」の意味を見失ってしまったかどうかが、メインの議題であった。

    • ブログの記事の最後で、読者に問い掛けるのはやめよう。懇願しているように見えるだけでなく、コメントが投稿されない場合、悲壮感が漂う。例: セス・ゴーディン氏のブログ。「これはゴーディン氏の家であり、誰もコメントを投稿するする権利はない」。
    • 成功を判断する唯一の基準は、コンバージョンである。ブログのコメント数、ツイートの本数、広告料シェアは、意味がない。
    • 消費者が、フィード内で、自分の会社のフィードを見たいかどうか考えてもらいたい。たとえ当該のブランドのことが大好きであっても、フィードで見たいとは思っていない可能性もある。
    • ブランドを管理するスタッフは厳選するべきだ。全従業員が、顧客に関与する必要はない。
    • ニコル氏は、「従業員がブランドを代表する」と力説していた。そのため、ソーシャルメディアで、従業員に力を与え、背中を押してあげよう。
    • ソーシャルメディアでのクライアントとの交流を従業員に禁止するべきではない。従業員の行動をコントロールすることは不可能であり、また、「ソーシャルメディアのポリシー」を策定したところで、「愚か者」を更生させることは出来ないため、教育する必要がある。

    ソーシャルメディアのROIの計測方法を明かすブランド

    このセッションでは、ニコル・ケリー氏が、ソーシャルメディアのROIに関する議論をリードし、大規模なブランドでこの取り組みを指揮している3名のエキスパートが意見を交わした: ニック・ロビンソン氏(SAP)、スコット・ガルブランセン氏(DSI)、ルイス・ベルトルッチ氏(Humana)

    • 顧客サービスや顧客維持等で節約した金額を含む、ソーシャル節約ROIを優先しよう。コストの削減は、新たな収入と同じぐらい重要だ。
    • コミュニティの動向を追う。コミュニティは、各マーケットのニーズを理解する上で鍵を握る。
    • 会社のニーズと計測する基準を合わせよう。
    • CFO(最高財務責任者)、CMO(最高マーケティング責任者)、もしくは、CEO(最高経営責任者)のように考え、コミュニケーションを行う。請負業者の視点で考えていると、全体像を見失ってしまうだろう。
    • ソーシャルを改善する際には、反復的なアプローチや考え方が必要になる。すると、ROIに左右されることなく、徐々に改善していくことが可能になる。
    • 顧客を獲得するために投じるコストを決めるべきだ。これはソーシャルメディアの取り組みを進める上で絶対に欠かせない。
    • 経営陣と話をするときは、重役が分かる言葉を用いる必要がある。例えば、リーチをコスト・パー・インプレッション等の基準と意訳しよう。
    • 代わりの宣伝用のプラットフォームを探すべきだ。ニコール・ケリー氏は、Humana社が、Facebookでファン全員に接触するには、12万7,000ドルが必要になると計算した。SAP社は、ROIを計測した後、資金をLinkedinに移したようだ。
    • コミュニティが存在する全ての場所を考慮しよう。1つの場所に焦点を絞ると、限定してしまうことになるためだ。
    • ケリー氏は、会場には大勢のオーディエンスが詰めかけ、様々な会話が交わされているものの、セクシーなコミュニティ、フォーラム、そして、内部のソーシャルメディア戦略を誰も取り上げていないことに気づいた。このタイプのチャンネルは、(皆さん自身が個人で運営しているなら話は別だが)一部の会社に独占されているわけではない。

    読んでもらい、シェアしてもらえるブログの記事の7つの条件

    出版業界で30年以上のキャリアを持つマイケル・ハイアット氏が、優れたブログを作る基本に関するプレゼンを行った。このプレゼンは、ビギナーを対象としていたため、ここでは、要点を幾つか紹介していく:

    • オーディエンスを調査する。この調査は、ユーザー層とユーザーの心理に関する情報を入力してもらう形式で行われる。この情報のおかげで、オーディエンスのことを深く理解することが可能になる。ハイアット氏は、同氏自身が行った読者の調査をケーススタディとして紹介していた。
    • 真摯な姿勢でことばを紡ぐ必要がある。専門家ではないなら、専門家面をするべきではない。ビギナーなら、まだまだ学ぶことが出来る点を正直に明かそう。持っていないスキルを持っていると吹聴してはいけない。なぜなら、これは、読者が最も嫌う行為だからだ。また、嘘をついていることは、簡単に見破られてしまうだろう。
    • その記事を書いている理由に個人的なストーリーを持たせよう。恐れずに、私的なつながりを反映させてもらいたい。
    • ヘッドラインを完成させることに多大なエネルギーを注ぎ込む必要がある。コンテンツは、永延と続くRSSリーダーのリストに掲載され、世界中の最高のブログと競争しなければならない点を忘れないでもらいたい。

    有効なソーシャルコンテンツマーケティング戦略を構築する方法

    マーケティングブログ、Convince and Convertを作ったジェイ・ベーア氏が、TapInfluenceのラスティン・バンクスCEOと共に、ソーシャルメディア戦略の策定方法に関するプレゼンを実施した。このセッションでは、幾つかの事実と名言が飛び出し、大きな注目を集めた:

    • 消費者は1日に携帯電話を110回チェックする。携帯電話は、単なるデバイスではなく、個人の一部となった。
    • 製品を売ろうと試みるよりも、役に立つ存在になる方が、遥かに重要である。有益な記事は、宣伝目的の記事よりも、30%もシェアされる確率が高い。ジェイ・ベーア氏は、「とても有益であるため、オーディエンスが喜んでお金を払うマーケティング」を「YOUtility」(ユーティリティ)と呼んでいた。
    • オーディエンスが許容するコンテンツではなく、大切にするコンテンツを作ることに常に力を入れてもらいたい。

    上級者向けのブログ: 分析、最適化、接触

    Orbit Mediaの共同設立者、アンディー・クレストディナ氏が、分析データから得られる、より深い実用的な見解、そして、コンバージョン率を改善する方法について語っていた:

    • 簡単に達成可能な目標を掲げよう。上位にランク付けされるポテンシャルが高い記事を見つけ、質を改善する、または、別のフレーズを狙う。あるいは、関連するトピックのコンテンツを増やし、リンクを張る手もある。
    • ゴールから逆さまにルートを辿り、どんなブログの記事がコンバージョンに導くのか考えてみよう。
    • オーディエンスのモチベーションを改善し、抵抗を軽減するために出来ることは全て行い、コンバージョン率を高めるべきだ。
    • 推薦は、良い仕事をしている証拠である。このメッセージをシェアすると良い。ただし、ウェブサイト全体に拡散する必要がある。

    ブロガーから本を出版する作家になる: 信頼されるエキスパートになるには

    5冊の本を出版した作家であり、ブロガーでもあるジョエル・コム氏は、本の出版に関するアドバイスと情報を提供していた:

    • Eブックのダウンロードは、急速に増加しているものの、書籍の売り上げの75%は印刷版であり、残りの25%はデジタル版である。75%の印刷版の書籍のうち、23%はAmazon、22%はBarnes and Noble、そして、55%は個人経営の書店で売られている。
    • 従来の方法で出版された本は、平均で1,000冊売れる。一方、自己出版の本は、たった10冊しか買ってもらえない。
    • 現在、本を売るには、オンラインパブリッシングにおいて、高い評価を得る必要がある。
    • 作家達は、卸売価格で大量の本を購入し、ベストセラーのリスト入りを果たすことで、システムを操作している。詳細を知りたい方は、resultsource.comを参考にしよう。
    • 「起業パブリッシング」の利用が増えつつある。この手法は、従来の出版と自己出版の長所と短所を併せ持つ。

    オンラインコミュニティを構築する方法: 良い方法、悪い方法、最悪な方法を厳しく判定

    マーカス・シェリダン氏ジニ・ディートリッヒ氏が、オンラインコミュニティの要素に関する見解を発表するため、ステージに上がった:

    • コミュニティは、常に目立つわけではない。シェリダン氏曰く、500 – 1000万のページビューを獲得しているものの、そのうちの1つのブログが得るコメント、ツイート、そして、シェアは、合計で400点程度のようだ。閑散としていると思うかもしれないが、シェリダン氏は、コミュニティは「四六時中」存在すると主張していた。
    • 読者のレベルに合わせて、より良いつながりを持とう。自分の方が重要、または、賢いと言う考えを記事に反映させるべきではない。
    • 最初の製品が失敗した時のことを考えて、別の製品のアイデアを支えるコミュニティを構築する必要がある。
    • 記事の成功の判断を、ソーシャルメディアの計測基準だけに頼るべきではない。値が低くても、傑作の価値を下げるわけではない。
    • コミュニティ構築の手本: 眼鏡/サングラスを販売するWarby Parkerは、ネット上で同社を話題にしたユーザーに「お礼」の意味を込めた動画を送っている。
    • コミュニティ構築の手本: ジニ・ディートリッヒ氏は、マーク・シェーファー氏のブログに今でもブログを投稿している。なぜなら、ディートリッヒ氏のコメントに対して、シェーファー氏は、直筆の手紙を送ったことがあるためだ。

    最高のポッドキャストを作る: 効果のある取り組み、ない取り組み

    Smart Passive Incomeを運営するパット・フリン氏は、強力なポッドキャストを作る方法を詳しく分析していた。このプレゼンは、同氏が投稿した記事「ブログの始め方」に基づいている。

    • ポッドキャストを今すぐに始めよう。同氏は、会場で、2008年に録音したポッドキャストを流した。この作品を録音してから、1年以上、ポッドキャストの作成をフリン氏は中断したようだ。初回のポッドキャストには、非難するフィードバックは1つも寄せられなかった。不満を持っていたのはフリン氏だけであった。 再開するまでに、随分と時間が経過してしまったことを同氏は後悔している。
    • 順序としては 1) 適切な機器を手に入れ 2) iTunesのイメージ用の良質な作品を用意し 3) iTunesストアのポッドキャストを改善する。
    • iTunesのイメージに関して — まずは、競合者のイメージをチェックすると良い。競合者が、全員、青い背景のイメージを利用しているなら、明るいオレンジ色の背景を採用しよう。競合者のロゴとの差別化に役立つなら何でも活用しよう。その後、1400 x 1400のロゴを作り、各種のデバイスでテストする。
    • iTunesのSEOに関して — タイトル、ホストの名前、ディスクリプション、メタタグ、そして、ポッドキャストの名前を最適化する。
    • 聞きたくなるような作品、そして、その他の作品とは異なる独自の価値を提案しよう。続いて、5-10点の作品を録音し、公開する48時間前に、Eメールの購読者に通知する。最後に、インフルエンサーを見つけて、24時間前にツイートしてもらおう。

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    時が経っても失われることのない、優れたコンテンツマーケティングとソーシャルメディアマーケティングの質とは

    The Sales Lion、そして、数百万ドルの収益を上げる企業を設立したマーカス・シェリダン氏が、エネルギッシュな閉会キーノートを行った。

    • シェリダン氏は、プールメーカーを4つのワード「They ask, we answer」(お客様が質問し、私達が答える)をモットーに経営している。同氏は、オーディエンスが持つ疑問を特定し、この疑問に答える頼りになる存在を目指すべきだと主張していた。
    • 「お見積もりをご希望の方は、ご連絡下さい」と呼び掛けるのではなく、価格の情報を用意しておくべきだ。これはビジター側にとって、迷惑であり、ストレスがたまる。かつて、ビジターが、プールの価格に関する疑問を抱えていたものの、答えが提供されていなかった時代があった。そこで、シェリダン氏は、価格に関する記事を投稿した。すると、大量のトラフィックがもたらされたようだ。
    • 顧客は疑問を抱えている。この疑問への回答を怠ると、やがて、競合者に代わりに答えられてしまう。
    • マーケティグ部門と営業部門、または、エージェンシーとクライアントを隔てるべきではない。橋を渡して、協力することが可能な環境を整えよう。

    Social Media Marketin World: 今回も有益な情報が満載

    空母で行われた初日のネットワークイベントから、金曜日の閉幕キーノートまで、Social Media Marketing World 2014で得た経験は、その他のカンファレンスでは得られない素晴らしいものであった。提供された情報はファーストクラスであり、参加者、そして、プレゼンターは、気さくで、率直で、オープンであった。

    このイベントで、次の重要な教訓を得ることが出来た:

    • Eメールアドレスのリスト/自社のメディアの拡大を最優先する。
    • コンテンツマーケティングのミッションステートメントを作成する。
    • 健全なシェア率(先程紹介したジョー・プリッジ氏が提案する4:1:1等)を用いて、影響力と接触範囲を拡大する。
    • Facebookの効果は下がりつつあるため、Google+を代わりに活用する取り組みを検討する。
    • とりわけ、飽和していない分野に属しているなら、ポッドキャストの利用を吟味する。
    • オーディエンスと双方向の会話を持ち、オーディエンスが抱える問題点と望みを明らかにする。「オーディエンスが質問する。ウェブサイトが答える」を実行に移してもらいたい。

    来年もSocial Media Marketing Worldに参加したくなった。因みに、今回のカンファレンスは、サンディエゴで行われた。


    この記事は、Siege Mediaに掲載された「Content Marketing Recap from Social Media Marketing World 2014 #SMMW14」を翻訳した内容です。

    GOOGLEに見つけられること、つまりSEOを忘れてしまおうというのは、サーチ関連イベントでは勇気ある発言かもですが?、諸々参考になるリアルなデータやティップスが満載の内容でした。ポッドキャストは日本では結局ブームにならないままでしたが、米国ではそれなりの利用企業とユーザーを得ているようですね。SEO Japanでも記事を紹介しているコピーブロガーのブライアン・クラークやクリス・ブローガンも登壇し、経験に基づいたアドバイスを送っていました。Facebookの効果が下がるのは日本ではもう少し先の気もしますが(Google+もイマイチ盛り上がっていないですし)、TwitterはもちろんYouTubeしかりSlideShareしかり、複数チャンネルを活用したマーケティングにも今後ますます注目したいですね。 — SEO Japan

    YouTubeのエンゲージメントを374%高くする方法

    Facebookのエンゲージメントの話の後は、YouTubeのエンゲージメントのお話を。企業の動画マーケティングが日本でも徐々にさかんになってきましたが(私の関わる会社でもこんなものを・・・)、試行錯誤している企業がまだまだ多い状況ではないでしょうか。今回はカリスママーケッターのニール・パテルがインフォグラフィック形式でYouTubeのエンゲージメント率改善のティップスをまとめてくれた記事をここに紹介します。 — SEO Japan

    「ソーシャルサイトと言えば?」と問われたら、Facebook、Twitter、そして、Google+を思い浮かべるものの、YouTubeの名前が挙がることは稀である。

    しかし、Alexaによると、YouTubeは、世界で3番目に人気が高いサイトであり、Googleに続いて2番目に人気の高い検索エンジンでもある。そのため、YouTubeを使って、トラフィックと売り上げを増やすことだって出来るはずである。

    事実、幾つかシンプルな作業を行うだけで、YouTubeを使って、メリットを得ることが可能である。例えば、EメールにYouTubeの動画を埋め込むと、51%コンバージョ率が高くなる。エンゲージメント(シェア、コメント等の参加を介した交流)を最大限に高めたいなら、動画を4分以内の長さに抑えよう。

    そこで、YouTubeのトラフィックとエンゲージメントを最大限に高める方法を紹介するため、インフォグラフィックを私は作成した。このインフォグラフィックには、やるべき事が全て網羅されている。

    下の画像をクリックすると、拡大表示することが出来る:

    How to Increase Your YouTube Engagement by 374%

    YouTubeのエンゲージメントを374%高める方法

    YouTubeの動画を使って、コンテンツマーケティングを実施しているなら(あるいは、検討しているなら)、このインフォグラフィックで提供されている情報を役立ててもらいたい。念のために言っておくが、動画作品を楽しんでもらうことが目的ではない。

    エンゲージメントとは、コールトゥアクションに従うユーザーを計測する基準である

    154% – 目立つサムネイルを持つYouTubeの動画を使うと、女性のクリックが154%多くなる。

    96% – EメールにYouTubeの動画を埋め込むと、コールトゥアクションが96%高くなる。

    51% – YouTubeの動画をEメールに埋め込むと、購読者:リードのコンバージョン率が51%高くなる。

    40% – 動画を最後まで見る行為が、エンゲージメントに定められている場合、1分以上の動画は、エンゲージメントが40%高くなる。

    12% – セレブではない人物が登場する動画を見ると、Facebookページへの訪問が12%増える。現実の人間の方が信頼してもらえる。

    8/% – デスクトップコンピュータと比べると、モバイルで動画を見た場合、CTRは8%高い。

    5% – 土曜日よりも火曜日の方が、YouTube動画の投稿、シェア、リンクは5%多い。

    4% – 31-60秒間の動画に比べ、15秒以内の動画は、4%クリックスルー率が高い。

    3% – 東部標準時間の午前11時は、午前1時と比べると投稿、シェア、リンクが3%多い。ランチタイムにYouTubeの動画を見る人が多いようだ。

    3% – オプトインの動画よりもプレロールの動画の方が、コールトゥアクションが3%多い。実に3倍の差がある。

    2% – 面白くない動画と比べ、面白い動画を見た後では、Facebookページの訪問が、2%多い。

    2% – インタラクティブなプレロール動画と比べて、通常のプレロール動画では、コールトゥアクションが2%高い。

    ベストプラクティス

    メタデータを入力する

    良質なヘッドライン、および、戦略的に選んだタグと共に、動画の内容を詳しく記述しよう。メタデータは、検索エンジンのユーザーに見つけてもらう上で絶対に欠かせない。

    魅力的なサムネイルを選ぶ

    通常、サムネイルは、エンゲージメントを最大で154%改善するが、結果は各動画によって大きく異なる。ユーザーが視聴したくなるような、シンプル且つ美しい(あるいは、ショッキング)なものを選ぶと良いだろう。

    アノテーションを加える

    「ここをクリック」等の動画上のメッセージは、効果が高い。コールトゥアクションを作って、ウェブサイトにアクセスしてもらう、チャンネルを購読してもらう、あるいは、その他の関係構築に関連する行動を起こしてもらおう。

    一貫性を保つ

    投稿の時間、動画の長さ、制作スタイル、そして、タイトルにおいて一貫性を維持しよう。パターンを確立して、そのパターンを守ってもらいたい。

    戦略的なタイミングで投稿する

    ニュースやイベントに合わせて動画を投稿しよう。例えば、七面鳥料理の動画を作ったなら、感謝祭の一週間前に投稿すると良い。トピックが視聴者の心の中にあるうちに、動画を見てもらうのだ。

    トピックに対して最善の長さの動画を作る

    通常、エンゲージメントに関しては、短ければ短いほど良い。しかし、例外もある。例えば、説明する動画においては、30秒よりも、4-5分の方が効果は高い。

    視聴者に語りかける

    これはあらゆるソーシャルメディアの投稿に有効なルールであり、YouTubeにも当てはまる。早く、そして、親切にコメントに返信しよう。その結果、関係が構築される。そして、関係は、視聴回数、いいね!、シェアにつながる。

    このインフォグラフィックを拡大したバージョンを見たい方はここをクリック。

    結論

    マーケッターなら、YouTubeを活用するべきだ。動画を作る時間がなくても、YouTubeのその他の動画を利用することは可能である。

    まだ活用していないなら、YouTubeにアクセスし、チャンネルを作り、動画の制作に取り掛かろう。YouTubeの動画は、トラフィックと売り上げを伸ばす効果があるだけでなく、絶大なブランディング効果も持っている。さらに、Googleで上位にランク付けされるメリットもある。

    YouTubeのエンゲージメントを高める方法を他に知っているなら、コメント欄で発表してもらいたい。


    この記事は、Quicksproutに掲載された「How to Increase Your YouTube Engagement by 374%」を翻訳した内容です。

    374%の根拠は微妙ですが、一気読みで気づきがあるティップスもあったかもしれない記事でした。米国なので、YouTubeの話でしたが、日本ではニコニコ動画も活用のしがいがある動画プラットフォームですよね。最初に紹介した私たちの事例でもYouTubeよりニコニコ動画の方がはるかに高い人気を得ました。映像にコメントが出るとことで、あえて、つっこみ所を用意してコメントを書いてもらい、コメントとセットで動画が面白くなる、という波及効果はニコニコ動画独自のものだなぁ、と今回感じました。意図的に実施することは、結構なチャレンジとは思いますが、動画マーケティングの活用、今後日本でもますます増えていきそうです。 — SEO Japan

    Facebookのエンゲージメントを成功に導く12点の要素

    日本でも普及が進んできたFacebookを活用したマーケティング、私の会社でも各事業で活用していますが、時にSEO以上に効果的?と思われるケースもあり、ソーシャルメディアマーケティングは奥が深いなぁ、と思う最近です。今回は、米国のデータ解析会社が企業が運営するFacebookページを分析し、エンゲージメント率アップに効果があると思われる投稿内容の要素を12紹介してくれた記事を。 — SEO Japan


    弊社、Rival IQは、2万社近い会社のFacebookのページのデータをほぼリアルタイムで計測している。そこで、私はこの一連のデータを使って、Facebookのエンゲージメント(参加を介した交流)におけるベストプラクティスを幾つか特定してみた。

    これはランダムにページを抽出したわけではない。ページの多くは、Rival IQのユーザーからリクエストに応じて、チェックを行っているが、メジャーなブランドは、ほぼ全て網羅されている。

    Facebookで「Good」は何を意味するのか?

    それでは、この2万近いページの中から、特に優秀なページを特定する方法を説明していこう。実は、割と一般的なメソッドも利用している。まず、この実験では、ファンが5000名以下のページは除外している。さらに、2014年4月15日から5月14日の期間において、平均エンゲージメント率/日(エンゲージメントの総計/ファンの人数/日数)が高かった上位100社のページに絞り込んでいる。エンゲージメント率を計測すると、ファンが定期的にコンテンツを利用する確率に基づいて、1万人のファンを持つページと100万人のファンを持つページを比較することが可能になる。

    下に掲載しているスプレッドシート(Google ドキュメントで閲覧)は、全てのデータ(未編集状態)を表示している。その後、英語以外のサイト、一部の重複するサイトを削除し、分類を行った。念の為に言っておくが、パフォーマンスが良くないために英語以外のページを削除したのではなく、Google 翻訳に長時間をつぎ込まなければ投稿を評価することが出来ないためだ。その結果、15のカテゴリーに散らばる60社のFacebookのページがリストアップされた(Google ドキュメントで閲覧する):

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    発見 #1: 上位にランク付けされたページの中では、ニュースサイトが最も多く、小売、野外娯楽/スポーツ、ファッションが続いている。

    発見 #2: この方法でトップ 100にランクインしたペーージのほぼ全てが、B2Cサイトであった。企業をターゲットにしているページはごく僅かであった(Boom Social — キム・ガーストVolunteer Spot)。

    発見 #3: 大手のブランドが、必ずしも上位を独占しているわけではない。事実、上位には、有名な会社の名前は一つも見当たらなかった。誰にでも分かるブランドは、Billboard.com、USPS(宣伝投稿の可能性が高い — 後ほど紹介する)、そして、Huffington PostやHello! Magazine等の複数のニュースメディアのみであった。

    Facebookでは何が有効に働くのか?

    総合1位を獲得したのは、ICICI Prudential Life Insuranceであった。聞いたことがない方も多いのではないだろうか?どうやら、Convince and Convertで以前指摘した通り、コンテストは、エンゲージメントを促す効果があるようだ。ICICI Prudential Life Insuranceが典型的な例である。

    発見 #4: コンテストは、Facebookでのエンゲージメントを大きく促す。

    2位 – 10位のFacebookページと教訓

    会社名

    カテゴリー

    平均エンゲージメント率/日

    ファンの人数

    エンゲージメントの種類

    Ziglar

    自己改善

    220.75

    1,488,009

    気分を良くする & 刺激を与える名言

    DealDash

    小売

    197.06

    1,325,005

    懐かしい、刺激を与える名言

    9GAG

    ユーモア/ゴシップ

    190.78

    11,755,071

    ユーモア

    blinkbox

    娯楽

    183.33

    93,595

    ユーモア — 投稿の宣伝?

    My Fox Orlando

    ニュース

    173.28

    169,897

    心が洗われるストーリー

    SoleCollector

    ファッション

    163.22

    571,270

    靴の写真

    KING5.com

    ニュース

    148.85

    237,991

    写真 & 心が洗われるストーリー

    Inked Magazine

    趣味

    132.02

    6,640,983

    タトゥーの写真 & 頻繁な投稿

    Petflow

    小売

    114.82

    1,890,357

    可愛いペットの写真 & 頻繁にシェアやいいね!を要請

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    2位 – 10位のページで判明した事実と得られる教訓:

    • Facebookのユーザーは、前向きな名言、人情に訴えるストーリーに反応する。

    • 画像は効果が高い — エンゲージメント率が特に高い50点の投稿のうち、画像が含まれていなかったものは8%のみであった。その他の投稿は、画像をふんだんに利用している。

    • 時折、シェア/いいね!を要請しよう。リツイートやいいね!を要請すると、実際に行動に移してもらえる確率が高くなる。これはお決まりのアドバイスだ。やり過ぎてしまいがちだが、PetFlowは、それでも効果があることを証明している — あるいは、少なくとも、可愛いペットの写真と組み合わせると効果はある。

    • Facebookは、投稿の宣伝を明らかにしないものの、いいね!:ファンの人数の比率が不釣り合いであり、例えば、大量にシェアされている等、バイラル化した兆候が見られない時は、投稿の宣伝が用いられている可能性がある。

    • 平均エンゲージメント率/日の弱点は、大量の投稿を行った場合、それぞれのエンゲージメント自体は少なくても、積み重なると大きくなってしまう点である。Inked MagazineやPetflow、そして、その他のニュースメディアは、1日に40回以上の投稿を行う一方、Ziglarsは4.5回に投稿回数を抑えている。これは私自身への戒めだが、投稿あたりのエンゲージメントと1日あたりのエンゲージメントでエンゲージメントを分類して評価するべきであった。

    発見 #10: 投稿の宣伝は有効だ。

    弊社、Rival IQでは、FacebookやTwitterでの(競合者の)投稿が、宣伝機能を用いているかどうかを特定してもらいたいと要請を受けることがよくある。自分のページに関しては、インサイトを介して、自然と宣伝のアクティビティを確認することが出来るものの、FacebookもTwitterもプロモーションかどうかを明らかにしていない。しかし、全体的なページのいいね!の数に対して、当該の投稿のいいね!が多い等、宣伝されているかどうかの手掛かりは、公開されているデータから得られる。

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    この投稿が上位にランクインしていたのは意外であった。少し調べてみると、Principal Financial Groupが、最近、定年後の生活と貯蓄に関する一連の動画を展開していることが判明した。従って、この投稿は、宣伝機能を利用している可能性が高い。

    同様の怪しい投稿をもう一点紹介する…このUSPSの投稿は、宣伝だろうか?Principal Financial Groupの投稿ほど明白ではないが、恐らく、宣伝だと思われる。

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    USPSによる上位の投稿、そして、獲得したエンゲージメントを調べていくと、組織的なキャンペーンが行われているように感じられる。

    発見 #11: 単純に素晴らしい作品を投稿する。

    単純に素晴らしい作品を投稿したためにバイラル化したケースは多い。New Zealand Heraldの画像/投稿が良い例だ: 12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    発見 #12: 現在、名言は有効に働く。

    キム・ガースト氏のBoom! Social等の複数のB2BのFacebookページは、刺激的な名言をとても効果的に活用している。

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    Facebookを成功に導く要素

    まだまだ発見した点を挙げていくことも出来るが、そろそろ切り上げさせてもらう。上位の会社をご自分で調べたいなら、今ならRival IQのこのページから無料でコピーすることが可能だ。新たな発見をコメント欄でシェアしてもらえると嬉しい。

    以下に、私が得た情報をまとめていく:

    • エンゲージメント率/日でランク付けを行うと、ニュース系サイトが上位を占める。小売、屋外娯楽・スポーツ、そして、ファッションも健闘している。

    • ほぼ全ての上位にランクインしたページは、消費者をターゲットにしている(B2C)。

    • 上位にランクインした大手企業は少なかった。

    • コンテストは、Facebookでエンゲージメントを大幅に活性化するポテンシャルを持つ。

    • ユーザーは、ポジティブな名言、懐かしいストーリー、そして、人情に訴えるストーリーに反応する。キム・ガースト氏が、Boom! Socialで実施しているように、B2Bの環境でも、この傾向を活用することが出来る。

    • 画像は効果が高い — 上位50点の投稿のうち、画像を含む投稿は92%を占めている。

    • 時折、シェア/いいね!を求めると良い。ただし、やりすぎは良くない。それでも、要請する行為自体に害はない。

    • たとえ明記されていなくても、宣伝投稿を特定することは可能である。


    この記事は、Convince & Convertに掲載された「12 Facebook Success Factors Based on Real Data」を翻訳した内容です。

    各要素だけ見るとどれも当たり前というか特に驚きもなく納得できるものが多かったですね。取り上げられている各事例を参考にしつつティップスを参考に、地道に丁寧に運用していくことが結局は成功の近道ということでしょうか。 — SEO Japan

    企業だって絶対に負けられない!?BtoB企業のW杯企画、怒涛の6ゴール!

    みなさん、ワールドカップ観ていますか? 残念ながら日本代表はグループリーグで敗退してしまいましたが、これからいよいよ優勝に向けた強豪同士の負けられない戦いが始まります。どんなプレーが見られるかわくわくしますね! さて、 [...]

    メッセンジャーサービス大戦争 – Vine対Instagram対Facebook対Twitter対Snapchat

    VineやSnapchatなど米国発の新興メッセンジャーサービスの人気が世界的にじわじわと広がっています。もちろん、InstagramやFacebook、Twitterも負けてはいないということで、Mashableが各サービスが提供するメッセンジャーサービスの機能や特徴を比較した記事をここに。 — SEO Japan

    Messager-comparison
    Vineが木曜日にプライベートメッセンジャー機能をリリース。次々に登場するメッセンジャーサービスを振り返っていこう。

    ここ数ヵ月のプライベートメッセンジャー業界の飛躍的な成功は、耳を塞いでも聞こえてくるほどのレベルに達している。

    まず、2月には、Facebookがなんと160億ドルもの大金を投じて、独立型のメッセンジャーサービス、WhatsAppを買収した。同時期、今度は、楽天が、チャットアプリのVibeを9億ドルで買収した。続いて、3月には、スタートアップのメッセンジャーサービス、Tangoが、2億8000万ドルの資金を調達していた。この会社の価値は、Forbesによると、10億ドル以上と見積もられていたようだ。

    メッセージ送受信を補足的な機能と見ているソーシャルメディアプラットフォームが、この流れに必死でついていこうとするのは、当然と言えば当然である。

    木曜日、VineがVine Messagesをリリースし、プライベートメッセンジャーの分野への進出を果たした。Vineが、Facebook(MessengerアプリとInstagramアプリはともにメッセンジャー機能を提供している)とSnapchatを意識していることは明白である。

    しかし、このようなサービスにはどんな違いがあるのだろうか?どんな長所、短所があるのだろうか?これから簡単に説明していこう。

    Vine Messages

    提供開始年月: 2014年4月にデビュー

    長所:

    • Vineの動画製作機能を含む(ストップモーション、グリッド線)。

    • テキスト、動画メッセージを送信することが出来る。

    • Vineを利用中ではないユーザーにもメッセージを送信することが可能。

    短所:

    • グループメッセージを作成することが出来ない。

    • 静止画像を送信することが出来ない。あくまでも動画のみ。

    • カメラロールから動画を送信することが出来ない。

    最適な利用法: 工夫を加えた動画を送信する。

    概要: Vineのプライベートメッセンジャー機能は最も新しく、他を寄せ付けない動画機能(ストップモーションやグリッド線)により、動画メッセージにおいて人気を集めるだろう。しかし、カメラロールから動画を送信することが出来ず、また、グループメッセージ機能も提供されていないため、メッセンジャーサービスとしては、有効とは言い難い。

    Vine Message Collage

    Vineがプライベートメッセンジャー機能を木曜日に発表。しかし、この新しいサービスとその他の競合するサービスとの相性は未知数。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Instagram Direct

    提供開始年月: 2013年12月にデビュー

    長所:

    • 写真や動画にフィルターを加えることが可能。

    • テキスト/動画メッセージを送信することが出来る。

    • グループメッセージを送信することが可能。

    • カメラロールから既存の写真と動画を送信することが出来る。

    短所:

    • Instagram上のユーザーとしかメッセージをやり取りすることが出来ない。

    • Vineのようなストップモーション動画を利用することが不可能。

    • 写真を正方形に切り取らなければいけない。

    • グループメッセージは最大15名に制限されている。

    最適な利用法: フィルターを用いた芸術的な写真や動画をフィルターを送信する。

    概要: Instagramは、昨年の12月に大々的な宣伝と共にこのメッセンジャー機能をデビューさせるものの、あまり話題に取り上げてもらえていない(昨日取り上げられていたものの、あまりポジティブなニュースではなかった。俳優のジェームズ・フランコがInstagram Directを使って、17歳のファンをナンパしていたようだ)。

    この機能は、Instagramにダメージを与えることはないが、メジャーなプレイヤーになれるほどの価値を与えいるわけでもない。

    Instagram Collage

    Instagramが12月にプライベートメッセンジャー機能をリリース。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Facebook Messenger

    提供開始年月: 2011年8月にデビュー

    長所:

    • 個人またはグループのメッセージを送信することが出来る。

    • 気に入った、または、頻繁に利用するグループを今後のために保存することが出来る。

    • Wi-Fiを使ってFacebookの友達に無料で電話をかけることが可能。

    • カメラロールから写真を送信することが出来る。

    短所:

    • 動画メッセージを送信することが出来ない。

    • アプリを介して写真を撮ることが出来ない。

    • 写真のフィルターが用意されていない。

    • Facebookを利用中のユーザーにしかメッセージを送信することが出来ない。

    最適な利用法: 電話番号を失くしたFacebookの友達と連絡を取る。

    概要: このアプリは最も安定している。Messengerは2014年に大活躍するのではないだろうか — 昨年の10月、Facebookは、このアプリのデザインを変更し、スピードアップを実現した(テキスト送信に近い)。また、マーク・ザッカーバーグCEOは、同社の第一四半期の業績報告で、Messengerに何度か触れていた。

    しかし、その後、Facebookは、160億ドルで独立型メッセンジャーアプリのWhatsAppを買収したが、Messengerは、どこにフィットするのだろうか?Messengerは、Wi-Fiでの無料通話に対応しており、ザッカーバーグCEOによる世界をインターネットでつなげる取り組みがまた一つ増えたことになる。

    FB Messenger Collage

    Facebookが2月に160億ドルでWhatsAppを買収したことで、いくらかMessengerの影が薄くなった。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Twitterのダイレクトメッセージ

    提供開始年月: 2006年11月にデビュー

    長所:

    • テキスト/写真のメッセージを送信することが可能。

    • アプリを介して写真を撮る、もしくは、カメラロールから写真を送信することが出来る。

    • フィルターおよび写真編集ツールが用意されている。

    短所:

    • グループメッセージを作ることが出来ない。

    • 動画を送信することが出来ない。

    • フォローしているユーザーにしかメッセージを送信することが出来ない。

    • フォローしているユーザーからしかメッセージを受信することが出来ない。

    • メッセージが140文字に制限される。

    最適な利用法: プライベートでツイートのやり取りを継続する。

    概要: TwitterのDMは、Twitterの立ち上げ当初から提供されている。意外にも、この機能は、8年間以上の間進化していない。12月の時点で写真メッセージを送信することが可能になったが、動画を送信することも、グループメッセージを作ることも出来ず、また、メッセージは140文字に制限されている。そのため、簡素な機能と呼ぶべきだろう。

    メッセージを送信することが可能な人物に関するルールは有難い — フォローしていないユーザーにスパムされる心配がないためだ — ただし、メッセンジャー機能を制限するデメリットも持っている。進化する余地は十分に残されており、Twitterならやってくれそうな気がする。

    Twitter DM Collage

    Twitterは12月に写真メッセージ機能を加えるものの、競合するサービスと比べると、必要最低限の機能に見えてしまう。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Snapchat

    提供開始年月: 2011年7月にデビュー

    長所:

    • メッセージが消える — なんでも好きなものを送ることが出来る。

    • 写真 / 動画のメッセージを送信することが可能。

    • 写真に絵を書き込んだり、落書きをしたりすることが出来る、あるいは、タイプしたメッセージを含めることも出来る。

    • お望みなら24時間保存することも可能。

    短所:

    • メッセージが消える – 取っておく必要があるメッセージは送ることが出来ない。

    • 画像をキャプチャされる可能性がある(きっとキャプチャされる)。

    • テキストの文字数が制限されている。78文字以上はフィットしない。通常はもっと少ない。

    • テキストのみのメッセージを送信することが不可能。

    • 継続して送信するグループメッセージを作ることが出来ない。

    最適の利用法: 間抜けな、または不適切な写真や動画を送信する。

    概要: Snapchatは気楽に利用することが出来る — これも長所の一つに挙げられる。しかし、真剣にメッセージをやり取りするなら、役に立たない。また、グループメッセージ機能も欠けている。楽しいアイテム、間抜けなアイテム、不適切なアイテムで、受け取る側が短期間しか見ることが出来ないものを送信したいなら、うってつけである。

    当然ながら、受け手に画像をキャプチャされる危険はある。そのため、ある程度羽目を外しても構わないが、外し過ぎるべきではない — もしくは、もっと信頼のおける友達を作ろう。

    Snapchat Collage

    Snapchatは間抜けな写真や動画を送信する上で最適だが、テキストオンリーのメッセージやグループメッセージ等、その他の包括的なメッセンジャーサービスが持つ多くの機能に欠けている。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    何か付け加えたい点があるなら、コメント欄で発表してもらいたい。


    この記事は、Mashableに掲載された「Messaging Wars: Vine vs. Instagram, Facebook, Twitter, Snapchat」を翻訳した内容です。copyright permission no.: 110250, via wrightsmedia.com.

    メッセンジャーサービスといえばLINEを始め、アジア圏の企業も頑張っていますが、SNSの生みの親、米国も負けじと各社頑張っているようですね。世界を舞台にした戦いは、まだまだ続きそうです。– SEO Japan [G+]

    米国の20代が利用するSNSランキング – Facebookが今だ圧倒的1位、Snapchatが奮闘中

    PinterestやSnapchatの人気が話題となっている米国のSNS市場ですが、流行を担う20代の若者層が実際にアカウントを持っているSNSを調べた興味深い調査結果が報告されていたので紹介します。 — SEO Japan

    たとえ先日の調査結果の指摘の通り、Facebookから10代の層のユーザーが距離を置き始めているとしても、若年層は今でもこのソーシャルメディアサイトを活発に利用している。

    ハーバード大学のInstitute of Politicsが、18-29歳の3000名を超える若者を対象に、政党からソーシャルメディアの利用に至るまで、様々なトピックを網羅した調査を実施した。この調査には、参加者に対して、アカウントを持っているソーシャルメディアを問う質問があった。

    併せて、所謂ティーン問題に関してFacebookに朗報ありも読んでもらいたい。

    意外にも、参加者の大半は、Facebookのユーザーであり、Twitter、Tumbler、そして、Instagram等の他のソーシャルサイトのアカウントを持っているのは、そのうちの半分以下であった。

    オンラインスタッツサービスのStatistaが作成した以下のチャートは、調査と同じく、各ソーシャルメディアに対する若いユーザーの浸透度を%で表している。

    現在のティーン世代 – その多くがFacebookを避ける傾向がある – が成長する中で、このスタッツが持ちこたえるかどうかは、時間が経過すれば自ずと分かるはずである。


    2014_05_06_Reach (1)

    Facebookの若者への浸透度は今も他のネットワークを圧倒

    以下のプラットフォームでアカウントを持つ、米国の18-29歳の割合(%)

    2014年春

    サンプル:3058名

    ソース: ハーバード大学 Institute of Politics



    画像: Statista


    この記事は、Mashableに掲載された「Facebook Still Reigns Supreme Among Young Adults」を翻訳した内容です。copyright permission no.: 110250, via wrightsmedia.com.

    Facebookの圧倒的シェアが目立ちますが、InstagramやPinterestも3人に1人、Snapchatは4人に1人が使っているんですね。さらに日本ではイマイチなGoogle+がTwitterに近い40%程度の利用率なのも驚き(ただGoogle+の場合、他サービスを利用する過程で半強制的に登録されたケースも結構ありそうですが)。ただし、これはあくまで「アカウントを持っているか」の調査なので、「今アクティブに使っているか」とは全く別問題ですし、数年後に数字は相当入れ替わっている可能性も十分ありそうです。 — SEO Japan [G+]

    BtoBのSEO対策におけるキーワード選定の3つのコツ

    今回はwebマーケティング、SEO事業を行っている株式会社アルコの黒須敏行さんに記事を寄稿いただきました。 株式会社アルコの黒須と申します。 普段自社のブログやITメディアなどでウェブマーケティングについて記事を書いてい [...]

    ニューヨーク警察がソーシャルメディア戦略を見誤る – 米国発ウェブマーケティング業界ニュース5月上旬号

    GW最初の記事は4月後半~5月前半起こった海外で話題のデジタル系ニュースをまとめて。 — SEO Japan


    Lotus Carroll's "Quiet Conversations" is a reminder of everything wrong wtih #myNYPD

    今週の3分で読めるウェブマーケニュースでは、・提案されたネットの中立性に関するルール、・ニューヨーク警察が不名誉なバイラル化を体験、・Facebookがモバイルの大幅な成長を発表/ジャーナリスト向けのツールを公開、・Twitterが新しいプロフィールを全ユーザーに公開、・Google+が最重要人物を失う、・読者の感情をグラフで表すツール、・訴訟といいね!のルールを元に戻したGeneral Mills、・優れたコンテンツマーケティングの秘訣等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える関連するリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、報道する価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。

    インダストリー

    • 米連邦通信委員会(FCC)はネットワークの中立性に対する新たなルールを提案している。このルールでは、ネットワークの管理に対する「営利的に見て妥当」な基準等、主観的なワードが用いられている(Electronic Frontier Foundation)。
    • New Voice Mediaが実施した調査によって、米国の消費者は、英国の消費者と比べて、劣悪なカスタマーサービスに関する苦情を広める確率が2倍高いものの、英国の消費者の方が、サービスに失望した際に、取引を止める確率が高いことが判明した(Beyond Philosophy)。
    • ニューヨーク警察は、#myNYPDハッシュタグでミームを始めたものの、住民の反対に遭い、しっぺ返しを食らった。不名誉な見聞が全米に広がっている(CNN)。



    プラットフォーム

    • Facebook 
    Facebook's mobile MAUs for Q1 2014 top 1 billion
    • Twitter 
  • Google 
    • Googleは、Chromeのユーザーが、好きなウェブコンテンツを保存し、共有し、整理するための機能をテストしている(The Next Web)。
    • Google+の生みの親とされるヴィック・ガンドトラ氏が、Googleを退社する。同氏の退社により、Google+は、製品化ではなく、プラットフォーム化が進むのではないか、と推測する声もある。元からその予定であったのではないだろうか(re/code、TechCrunch)。
  • Instagramが「Explore」タブのパーソナライズを進めており、動画に対するVineとの差別化を強化している(TechCrunch)。
  • LinkedInは認定マーケティングパートナープログラムの開発に着手し、マーケッターを集めようとしている(re/code)。
  • 計測/基準/ビッグデータ

    • 動画広告の計測が改善されるようだ。しかし、広告スポンサーは、Nielsen、もしくは、comScoreのいずれかの選択を迫られる。それぞれ独自の提携会社と方法を用意している(WSJ CMO Today)。
    • Facebookでの投稿に最も適した曜日は、金曜日であることが判明した(TIME)。
    • 読者の感情をグラフに表示することが可能なツール「FourScore」が誕生した((Nieman Journalism Lab)。

    法律/人事

    • General Millsは、消費者からの訴訟を阻止するため、ソーシャルチャンネルで法律関係の規約の内容を改訂した結果、強烈な反感を買った。現在、同社は、この批判に対応し、規約を元通りにしている。この出来事により、広報部門と法務部門の関係の重要さ浮き彫りになった(CNN Money and Holtz Communication + Technology)。

    コンテンツ



    ブックマークする、後で読む、視聴するアイテム

    • Googleの取り組みは、検索、eメール、YouTube、そして、Driveだけではない。「意外な14点のGoogleのトレンド」に目を通し、データを分析する方法、斬新なアイデアを生み出す方法、そして、業界にとって重要なトレンドを発見しよう(Mashable)。
    • ミッチ・ジョエル氏とスティーブン・ラパポート氏が、重要なデジタルの計測基準について、Six Pixels of Separation #406で語っている(Twist Image)。
    • 確立されたマーケットを破壊した存在としてAirbnbを分析することで、起業、および、守るのではなく、協力する必要性について考慮してみると良いかもしれない(OliverBlanchard.net)。
    • MBAを取得したばかりの人達が、Goldman Sachsで働きたい理由は、給与ではない(Harvard Business Review)。
    • 最高のタイミングとは、いつを指すのだろうか?その答えは、いつでもだ(Seth’s Blog)。

    解説

    今週は#myNYPDの失態に関する話題で持ち切りであった。会話にキャンペーンを無理やり押し込むと、失敗する点を身をもって学んだブランドは、過去にもあった。結局、耳を傾け、定期的に交流する –そして、敬意を持って接し、オーディエンスのニーズを満たすことを目指す — 企業は成功する。

    お馴染みのカクテルパーティーの例えで説明してみよう。勝手に会話に割り込み、自分のことだけを話すような人物は、嫌われる。もともと評判が芳しくないなら、尚更だ。

    画像: Lotus Carroll (Flickr)


    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – 4/24 2014」を翻訳した内容です。

    ニューヨーク警察の件は、#myNYPDというハッシュタグをつけてニューヨーク警察の写真を投稿しようというキャンペーンを行った際に、男の人に複数の警官が乗りかかったふざけた写真に「無料マッサージはいかがですか?」というツイートをニューヨーク警察自ら配信した所、不謹慎だ、と問題になったそうです。アメリカの割に厳しいな、とも思いましたが、ニューヨーク問わず警察はたまに不祥事を起こしますし、人種問題も微妙に絡むことが多かったりするので、センシティブな話題なのでしょうかね。他は細かな話題が多かったですが、Facebookは相変わらず進化を続けているようです。 — SEO Japan [G+]

    ソーシャルメディアとSEOの短い歴史&輝ける未来

    コンテンツマーケティングが新たなSEOという話は良く聞きますが、ソーシャルが新たなSEOというこの記事、ソーシャルメディアが普及し出した頃に良く聞いた話題ではありますが、改めて着目する意味は。 — SEO Japan

    social media new seo

    2014年の1月、Googleのスパム対策を統括するマット・カッツ氏が、「ソーシャルシグナルは、検索結果のランク付けにインパクトを与えない」と動画の中で明言した。以前から、SEOの関係者は、インパクトを与えると仮定した取り組みを行っていた。本当にソーシャルシグナルが、検索ランキングに影響を与えないなら、今後、何をすればいいのだろうか?

    今回の投稿では、ソーシャルシグナルが新たなSEOになる理由を説明していく。しかし、まずは、カッツ氏の発表を考慮して、私達が存在する新たなソーシャル/SEOのテリトリーについて説明していく必要がある。

    それでは、ソーシャルメディアとSEOにおける変化を見ていこう。

    その前に、ソーシャルシグナルに対するGoogleの矛盾したスタンスを、過去を振り返って簡単に紹介していく。

    ソーシャルシグナルに対するGoogleのスタンス

    まず、2010年5月、カッツ氏は、検索結果の要素として、アルゴリズムがソーシャルシグナルを利用していないと発言した。

    続いて、同年10月、同氏は、アルゴリズムが、実はソーシャルシグナルを検索結果の要素として利用していると述べた。

    そして、2014年の1月、カッツ氏は、検索結果における要素として、アルゴリズムは、ソーシャルシグナルを用いていないと告白した。

    言うまでもなく、この一貫性のない姿勢によって、検索コミュニティで混乱が生じることになる。ここ数年、SEOの関係者は、カッツ氏本人の発言、つまり、ソーシャルシグナルが、アルゴリズムのランキングの要素だと仮定して、取り組みを行ってきた。

    スタッツは、この仮定の正しさを証明しているように見えた。ソーシャルメディアの支持者が多ければ多いほど、SERPのパフォーマンスが良くなると思えるのだ。この証拠を参考にする限り、所謂「ソーシャルシグナル」が、SEOの主力であると考えられた。

    しかし、今、ソーシャルシグナルは、格付けの要素ではなくなってしまったのだろうか?

    もしそうなら、大勢のSEO関係者とソーシャルメディア担当者は、見当違いをしていたことになる。私達は、フォロワー、ファン、プラス、リツイート、そして、いいね!を増やして、SEOを改善するために、多額の資金と多くの時間を費やしてきた。

    しかし、この取り組みは、SEOのメリットをもたらさないようだ。ソーシャルシグナルは、SEOにインパクトを与えない。

    カッツ氏の発言を以下にそのまま掲載する:

    FacebookのページとTwitterのページは、ウェブインデックスで、その他のページと同じように処理される。そのため、TwitterやFacebookで何かが起きた際に、Googleがクロールすることが出来るなら、検索結果に反映させられる。しかし、私の知る限り「Twitterのフォロワーの多さ、そして、Facebookのいいね!の多さ」を伝える特別な取り組みに関しては、Googleは、現時点では、ウェブ検索のランキングアルゴリズムにおいて、このようなシグナルを採用していない。

    とりあえず、カッツ氏が正しいと仮定して話を進めることにする。

    何をするべきなのか?

    この情報を受けて、私達がするべきことが幾つかある。まずは、するべきではないことから伝えていく。

    ソーシャルを無視する

    この記事の最大のテーマは、ソーシャルが重要である点を伝えることだ。ソーシャルは新たなSEOだと言っても過言ではない。時間、労力、そして、マーケティングの資金を費やす上で、最も重要な取り組みの一つに数えられる。

    私達が愛してやまないこの「シグナル」は、効果がないのかもしれない。「それがどうした?」と私は言いたい。ソーシャルは、宣伝、コンテンツ、配信、バイラル化、そして、シェアにおいて、今も有益なチャンネルであることに変わりはない。Googleが数多く抱えるアルゴリズムのランク付けの要素として登録されていないとしても、検索にとって重要な領域である。

    ソーシャルを隅から隅まで把握するべきである。この点に関しては、後程詳しく説明させてもらう。とりあえずは、「頼むから、絶対にソーシャルを軽視するな」と声を大にして伝えておく。

    「SEO」の考え方を変えてソーシャル検索エンジンを盛り込む

    SEOは、Googleに対する最適化とほぼ同じ意味を持つ。SEOのアドバイス、上位のランキングを獲得するためのヒント、そして、SEOに関する指導を行う際、Googleは何を好むのか、Googleは何をするのか、Googleはどのようにクロールするのか、そして、なぜGoogleはこのような行動を取るのかが、話題の中心となる。

    しかし、SEOには、ソーシャルメディアの検索エンジンで起きる検索も含まれることを、理解しなければならない。

    検索エンジンはGoogleだけではない。Bingも、Yahoo!も、Askも、そして、AOLも検索エンジンである。 しかし、これらの検索エンジンが処理する検索の量は、Googleと比べると、取るに足らない。

    以下に、典型的なトラフィックのソースを表す円グラフを掲載する:

    google traffic

    この円グラフを見れば、Googleが検索エンジンのトラフィックの大半を占めていることは一目瞭然である。

    このグラフには、あまり話題にならない意外な現実が隠れている。

    それは、ソーシャルも検索エンジンに該当する点である。

    ソーシャルのリファラーは、上の円グラフには盛り込まれていない。なぜなら、ソーシャルの検索ユーザーは、(追跡ツールを用意した)会社のウェブサイトではなく、会社のソーシャルページに到達するためだ。

    ソーシャルネットワーク自体が、有効であり、尚且つ、幅広く利用される検索エンジンとしての役目を果たしているため、ソーシャルは新たなSEOだと言える。

    これから、大きなソーシャル検索エンジン、そして、その機能を紹介していく。

    YouTube

    YouTubeは、Googleに続く、世界で2番目に大きい検索エンジンである。Googleは2006年にYouTubeを買収したが、YouTubeは、今でも異なる検索エンジンのアルゴリズムを持つ、異なるサイトとして存在している。 一秒当たり1140回の検索が、YouTubeでは行われている。

    YouTubeでは、大量のコンテンツがインデックスされている。毎分100時間に相当する動画がアップロードされ、インターネットユーザーの50%がYouTubeにアクセスし、毎月60億時間もの動画が視聴され、月間ユニークビジターは10億に達していることを考慮すると、YouTubeを無視する方針は適切ではない。

    そして、YouTubeは、ソーシャルメディアである。

    YouTubeは動画共有サイトであり、共有するアクティビティが存在するため、ソーシャルに該当する。

    YouTubeを利用していないなら、検索トラフィックの貴重なソースを見過ごしていることになる。トラフィックがホームページに到達しなくても、ソーシャルメディアでの存在感を強める効果はある。

    その結果、多くのコンバージョンが寄せられ、ブランドアウェアネスが高まり、そして、従来のGoogleのSEOでは得られないソーシャルの成長をもたらす可能性がある。

    Facebook

    Facebookは、高度な検索エンジンである。Facebookの検索エンジンは、Googleの検索エンジンと大きく異なる目的を持つ。Facebookは、コンテンツ、そして、個人および会社のアイデンティティの設定をインデックスするためだ。

    Facebookの人物検索機能では、検索の設定を調整して、知り合いの可能性のあるユーザーを探すことが出来る:

    facebook search

    これはユーザーの人間関係を直接活用するため、重要な検索情報の源になる:

    facebook people

    また、具体的に絞り込むことが出来るため、自分が求めている結果を正確に反映させることが可能だ:

    facebook filters

    Facebookの検索バーは、あらゆるトピック、団体、個人、あるいは、アイデアで検索を実施することが出来る。毎日、大量の検索が行われており、利用方法を心得ている企業や事業に多くの的が絞られたリードを送り込んでいる。

    これは全てGoogleとは関係がない。

    Twitter

    Twitterも検索エンジンである。そのスケールはとてつもなく大きい

    Statisticbrainのレポートによると、2014年1月1日の時点で、Twitterの検索エンジンは、21億クエリ/日を処理していたようだ。これは驚くようなデータではない。検索エンジンのエキスパート達は、数年前からTwitterの検索スタッツに注目していた。

    以下に、「google algorithm」をTwitterで検索した際の結果を掲載する。

    twitter search

    1つ目の結果は広告である。このツイートは考慮しなくても良い。2つ目の結果では、Search Engine Roundtableでバリー・シュワルツ氏が投稿した「Top news story」が表示されている。これは最新のトピックであり、1時間前に投稿されたばかりであった。

    この類の検索には、個人的に魅力を感じる。なぜなら、最新の結果を得ることが出来るためだ。さらに、絞り込みをかけることも可能だ:

    twitter filter

    それでも結果に満足できない場合は、「高度な検索」機能を用いる手もある。

    twitter advanced search

    これは、通常、Googleの結果には反映されないレベルの検索である。

    それでも、検索エンジンが違うだけであり、検索エンジンを意識した最適化には変わりはない。また、毎日21億回の検索が行われているため、多くのトラフィックを獲得するポテンシャルを秘めている。

    当然ながら、Twitterの検索で返される結果はTwitterのみである。Twitterの検索結果で上位にランクインするためには、次の取り組みを実施しなければならない:

    • ホットなトピックをツイートで取り上げる。
    • ハッシュタグを使ってツイートを投稿する。
    • 定期的にツイートを投稿する。

    Google+

    Google+は、新たなソーシャルSEOにとって、恐らく、最高峰に位置するソーシャルネットワークだと言えるだろう。既にGoogle+は、既存のサークルのネットワークに属する人物、企業、団体、そして、グループに関して、パーソナライズされた検索結果を提供している。

    google contacts

    パーソナライズされた結果に加えて、Googleのオーサーシップランキングも浸透している。Googleのオーサーシップは、Google+のネットワークを介して、ソーシャルと結びつきがあり、結果のランク付けと結果のクリックスルー率に既に大きな影響を与えている。

    google results

    Google+は、検索への影響力を高め続け、「ソーシャルは新たなSEO」と言う指摘を裏付けていくのではないだろうか。

    Googleはソーシャルページをクロール & インデックスする

    つまり、フォロワーの人数は、アルゴリズムにとっては重要ではないのかもしれない。それでも、ソーシャルページのコンテンツは、インデックスされる。と言うことは、ソーシャルネットワークのページは、Googleに重要視されていることになる。

    動画の中で、マット・カッツ氏は次のように発言していた:

    FacebookのページとTwitterのページは、ウェブインデックスで、その他のページと同じように処理される。そのため、TwitterやFacebookで何かが起きた際に、Googleがクロールすることが出来るなら、検索結果に反映させられる。

    若干、曖昧な表現である。「何かが起きた際に」と言うフレーズでは、何が起きるのか、そして、ソーシャルネットワーク上のどのようなページがインデックスされるのか分からない。

    このレスポンスを基にして、私はカッツ氏の発言を次のように解釈した — 「Googleは一部のソーシャルページをクロールし、その結果の一部のみを返している」

    自分自身で行った調査では、Googleは実際に個人のFacebookのページ、Twitterのアカウント、そして、LinkedInのページを検索結果に返していることが分かっている。 Facebookの場合、ページの特定のセクションを公開する設定にしている場合のみ、ユーザーのアカウントはSERPに表示される。

    また、GoogleのSERPに関して言えば、会社のソーシャルページを用意することで、メリットが生まれる点も調査で明らかになった。強固で最適化されたソーシャルアカウントを持っている企業は、GoogleのSERPにソーシャルメディアのアカウントが掲載されることで、より大きな検索のメリットを得られる。

    例えば、World Wildlife Fundの場合、クエリ「World Wildlife Fund」と「Wildlife Fund」で検索を行うと、Facebookのアカウントが1ページ目に掲載される。

    google results

    Googleで「Quicksprout」を検索すると、このサイトのFacebookのアカウントとTwitterのアカウントがSERPの2番目と3番目に表示される。

    google results quicksprout

    これも毛色は異なるものの、SEOの一種である。

    まとめ

    SEOにおけるソーシャルメディアの役目を説明するカッツ氏の動画は、未来の検索結果には、ソーシャルの結果がより緊密に統合されるようになる可能性があると示唆している。ウェブは、どう考えても、極めてソーシャルな場所である。

    ソーシャルネットワークのフォロワーの規模は関係ないのかもしれない。しかし、検索に関しては、ソーシャル世界の存在感は、とても重要度が高い。

    アルゴリズムは、巧みなSEOの手法を駆使して、操作し、騙し、丸め込むことが出来るほど、単純でもなければ、精彩を欠いているわけでもない。今こそ、ソーシャルウェブの大きなインパクトを理解する必要がある。

    ウェブは、データだけでなく、人物、組織、グループ、大義、アイデア、そして、人材によって構成されている。Appleによって音声検索(Siri)の普及が進み、そして、Googleがハミングバードアップデートを導入したことで、検索のスタイルおよびシンタックスでさえ、人間味、または、会話の要素(日本語)を持つようになった。

    ソーシャルを軸とした新しいSEOの時代に向けて、ソーシャルネットワークで、活発に行動を続けることが肝要だ。ソーシャルに注意を払い、管理し、改善し、強化し、そして、この有益なリソースにつながる状態を維持するべきである。

    ソーシャルメディアのSEOにおける役割について、皆さんの意見を聞かせてもらえると嬉しい。


    この記事は、Quick Spourtに掲載された「Why Social Is the New SEO」を翻訳した内容です。

    ソーシャルとSEO(Google)の短い歴史も踏まえた上で示唆に富んだ良い記事でした。ソーシャルメディア上の情報発信が結果ウェブページからのリンクも増えることにつながり、インターネット上でのプレゼンスを高めていくことになりますし、ソーシャルが今後のSEOに重要なのは間違いなく。さらに情報発信といえばコンテンツが大事になってくるわけで。ソーシャル、コンテンツ、共に今後のSEOと切っても切れない関係です。 — SEO Japan [G+]

    海外のBtoB企業から学ぶ!Facebookページのカバー写真デザイン5選

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    ソーシャルデータを使って面白いことができるアプリ&リソース20選

    タイトルのままな記事なのですが、意外と知らなかった秀逸なサービスが多数紹介されているので思わず翻訳してみました。ソーシャルサービス系APIやビジュアライゼーションのヒントにもなりそう。 — SEO Japan

    近頃、プライバシーの懸念と言論の自由の制限をめぐって繰り返し発生する話題が理由で、ソーシャルメディアが悪い評判を得ているようである。もちろん、それは理解できることだ。FacebookやTwitterのようなプラットフォームは、多くの人にとって、大人数とコミュニケーションを取る主な手段であり、私たちに関する大量の情報を集めてきた。これらの詳細情報は、私たちの日常生活や個人的信念についてたくさんのことを明らかにすることができるため、そのデータを使って何をするのかが重要だ。

    しかしながら、それは必ずしも、あなたに怪しいデート広告を売りつけたり、ネコ動画を見るあなたの習慣を政府にスパイさせることが全てではない。以下のリストは、巧みなビジュアライゼーションから賢い企業まで、あなたの情報を使って素晴らしいことをする20個のアプリとリソースをまとめたものだ。

    Wolfram Alpha Facebook Analytics

    Wolfram Alphaのパワフルな計算エンジンは、その数学的な優れた能力でよく知られているが、最近では、あなたのFacebookアカウントの徹底分析をする能力も手に入れた。これが、あなたが投稿した近況の数や、あなたの友達の年齢分布や、最も人気のあるあなたの写真など、膨大な量の情報を提供する―その多くが、洗練された小さなグラフおよびその他の視覚物で提示される。

    私たちのお気に入りは、使用頻度によってあなたが書いた言葉を測定してきちんと整理する‘Word Cloud’だ。

    - Wolfram Alpha

    Facebook Graph Search

    スタンドアロンアプリではないが、Graph Searchは、あなたとあなたの友達について集めた全ての写真と情報を活用しようというFacebookの試みだ。確かに、このツールはFacebookストーカーがストーキング行為をするのを簡単にしているという非難を受けてきたが、その一部の機能の賢さは否定し難い。

    “私の友達が好きなレストラン”から“私がタグ付けされた写真”や“The Next Webとチョコレートが好きな人”に至るまで、様々な種類のクエリを入力することができる。

    - Facebook Graph Search

    Friendwheel

    これもまたデータをビジュアライズするアプリだ。Friendwheelは、あなたのFacebook友達の中で誰が誰を知っているかの全体像を教えることを目的としている。各コンタクトはサークル上に点で表され、点と点を交差する色つきの線で繋げる。私たちは様々なソーシャルサイクルの一部である傾向があるため、あなたは、先のパターンから浮かび上がる種々のネットワークグループを目にすることになるだろう。

    - Friendwheel

    Mentos Fresh News

    有名人の気分になって自分がニュースに出るのを見たいと思ったことはないだろうか?Mentos Fresh Newsは、あなたがそれをする手助けをすることを目指している…ある意味。このウェブツールは、あなたのFacebookアカウントにリンクして短いニュースフィルムを作る。そこでは、偽のキャスターが、あなたのFacebookタイムラインを介して共有された情報を基にあなたのソーシャルライフとバイオグラフィに関するアップデートを読み上げる。その“レポート”は、バカらしいものから下品なものまで多岐にわたり、あなたの写真やあなたが訪れたことのある場所などをコメントに巧妙に組み込んでいる。

    - Mentos Fresh News

    Mentionmapp

    Mentionmappは、人々の最近の発言やハッシュタグを基にユーザーを繋げて、Twitter上でのあなたの影響力をグラフィックで示す。Twitterアカウントでサインインし、押したり引いたり動かしたりできるツリーで自分のネットワークコネクションを素早く診断してみよう。

    - Mentionmapp

    Twtrland

    TwitterとInstagram両方のアカウントを分析できるTwtrlandは、あなたの投稿の習慣とやり取りしているフォロワーを徹底的に探索するアプリだ。

    このアプリは、あなたの平均リツイート数、最もよく使用する言葉、お気に入りのInstagramフィルターなどの大量のデータを提供する。最も興味をそそるのは、年齢、場所、有名人かどうかなどの特徴を基にフォロワーをフィルターすることができるその賢い検索機能だ。

    - Twtrland

    TweetBookz

    私たちは皆、Twitter上で自分の生活の全てを共有しなければならないと思っている人間を知っている。もしくは、あなたがその人間かもしれない―それをジャッジするつもりはない。ともかく、TweetBookz.comは、自分の投稿の“TweetBook”を作成することができるカラフルなウェブサイトだ。自分のTwitter情報でログインし、いくつかの異なるデザインから選択をして、さらにソフトカバーかハードカバーのどちらかを選んで、自分のオンライン上の物思いを本にすることができるのだ。

    また、友達用に本を作るためにギフト証明書を注文することもできる。たとえあなたのツイートがベストセラーにはならないとしても、このデジタルの時代に自分の個人的なストーリーを物理的な書物にすることは奇抜な手段だ。

    - TweetBookz

    Twitter Character Infographic by Visual.ly

    Visual.lyは、そのインフォグラフィックサービスで知られているが(彼らの他の製品をチェックしよう)、これは、あなたのTwitterアカウントを分析するための奇抜な製品だ。

    Twitterアカウントをリンクさせると、ツイートとリツイートの比率や、あなたが参加する会話の一般的なトピックなにど基づいて表情や衣装が変わるキャラクターを作り出す。2つ目のTwitterアカウントを使って、自分の統計とアバターの特徴がどのように対比するかを見てみよう。また、眼鏡や髪型など最後の仕上げを追加して、あなたのキャラクターを忠実にパーソナライズすることもできる。

    - Twitter Character Infographic

    Tweeted Trips

    あなたはたくさん旅行をし、その道中にツイートをするだろうか?Tweeted Tripsは、ジオタギングされたツイートのロケーションのメタデータを基に(もしツイートがジオタギングされなければ、手動でロケーションを追加することができる)、あなたの旅のルートを地図上に描画して、その旅を紹介する。また、他のユーザーの旅がどんな感じかを見たければ他のTwitterハンドルを入力することもできるし、トレンディング“トリップ”やフィーチャード“トリップ”を閲覧することもできる。

    - Tweeted Trips

    Statigram

    Statigramは、ビューアーとアナリティクスを組み合わせてパワフルなInstagramウェブアプリを作っている。それは、あなたに最近の画像のフィードを与えたり、フォロワーとフォロウィングを選り分けることを可能にしたり、あなたがInstagramビューアーに期待する全てのことをする。しかしながら、このアプリの心臓部はその統計にある。

    それは、あなたのエンゲージメントとリーチに関する豊富な情報を提供するだけでなく、画像を投稿するのに最適の時間を提案するなど、Instagramでの人気を増やす方法に関するアドバイスも与えてくれる。加えて、様々なネットワークで共有するためのインフォグラフィックとコラージュを作ることもできる。

    - Statigram

    Worldcam

    シンプルなマッピングアプリ、Worldcamは、どんな種類のInstagram写真が世界中で共有されているかを垣間見せてくれる。都市や場所の名前を入力するだけで、その場所の近くで共有された最近の写真のフィードが提示される。

    - Worldcam

    Google+ Ripples

    Google+は、FacebookやTwitterほどの人気はないかもしれないが、それでも多くのコミュニティにとっては必要なプラットフォームだ。Rippleは、このサービス内に直接統合されていて、このネットワーク上の投稿の広がりをビジュアライズし、主要なインフルエンサーやソーシャルコネクションを特定したり、時間と共に人気度を追跡することを可能にする。

    それにアクセスするには、投稿の右上にある矢印をクリックして、トップダウンメニューから‘View Ripples’を選択するだけだ。

    - Ripples

    Simply Measured Vine Analytics

    アナリティクス会社、Simply Measuredが、Vine上でのリーチを測定する無料統計ウェブアプリを提供している。自分のアカウントをリンクさせると、誰があなたの動画を共有しているかや、インタラクションを後押しているかを見ることができ、自分の投稿の習慣に関する一般的な数字を得ることもできる。それは、カラフルなグラフや図も使用して提示される。Simply Measuredは、他にも様々なアナリティクスサービスも提供している。

    - Simply Measured

    Numblr

    Numblrは、Tumblr向けのシンプルだが風変りなアナリティクスウェブサイトで、最も読まれた投稿やノートと投稿の比率や、投稿配信の種類など、あなたのブログの人気度に関する簡単な統計を提示する。また、大きい方が良いと思われる謎の“Numblr Score”が存在する。ブログのURLを入力すると、データを読み込むのにかかっている努力についてこのアプリがウィットに富んだ文句を言うのを目にする。

    - Numblr

    Foursquare Time Machine

    FoursquareとSamsungの共同の取り組み、Time Machineは、あなたの全てのチェックインをカラフルにアニメ化されたマップ上のサービスを利用してビジュアライズする。それ自体で十分に素晴らしいのだが、あなたが次にどこに行くべきかまでも予測するのだ。また、自分のチェックインの習慣に関する詳細情報を使ってインフォグラフィックを作り、それを友達に共有することもできる。

    - Time Machine

    4sqmap

    4smapは、あなたのFoursquare体験を補完するために無数の統計とリソースを提供する。指定したエリア周辺で話題になっている場所をチェックしたり、カテゴリでロケーションを探索したり、お薦めの場所を見たりすることができる。

    このアプリのパワーは、Foursquareアカウントでサインインすると、本当に明らかになる。それを利用して、自分の友人、チェックイン、アドバイス、バッジ、メイヤーシップ、その他独自のマップ上に描かれたものを見るのだ。Time Machineと同様に、4sqmapは、詳細にわたる様々なアクティビティの統計を使用して共有可能なインフォグラフィックを生成することができる。

    - 4sqmap

    LinkedIn InMaps

    自分のコネクションをビジュアライズできるということが最も役に立つのは、根本的に様々なグループに属する人々の職業的なコネクションを作ることを奨励しているネットワーク、LinkedInかもしれない。

    InMapsがビジュアライゼーションツールとして他と異なっているのは、自分の様々なネットワークグループを色分けするだけでなく、現れる様々な色にどんなグループに属そうと自分でラベルを付けることができる点だ。これが、現実世界でより良いインタラクションを描くためにはどのネットワークを拡大する必要があるのかを見るのを簡単にし、あなたにビジュアライゼーションの実用的な目的を与える。

    - InMaps

    Kinzaa

    一般的に言うと、レジュメの作成は嫌だが必要不可欠なことだ。雇用主にとっては、読まなければならない何百枚ものレジュメを保有することはさらに良くない。Kinzaaは、あなたのLinkedInのデータをインポートして仕事、教育、経験の履歴をグラフィックで示す“インフォグラフィック・レジュメ”を作ることによってレジュメをもっと面白いものにすることを目的としている(何もインポートせずにインフォグラフィック・レジュメを作ることも可能だ)。

    雇用主は、単に紙面上の言葉を見る代わりに、無数の他の志願者から際立ち、あなたの概要を述べたチャートや略図を手にするのだ。

    - Kinzaa

    Vizify

    このリストで最も徹底的なビジュアライゼーションアプリの1つ、Vizifyは、オンライン世界におけるあなたのプレゼンスを表した“グラフィック・バイオグラフィー”を作る。Facebook、Twitter、Foursquare、LinkedIn、Instagramのようなサービスや個人的なウェブサイトにそれを繋げて、あなたが最も頻繁に議論しているトピックや職歴などの情報を取り出し、それらのサイトにおける自分のアクティビティをグラフィックで詳細に示すのだ。

    また、あなたがどれくらい頻繁に場所を変えているかを示すビデオや、Twitterアカウントの統計的な概要などの素晴らしいアニメーションもある。Vizifyをまさにユニークなものにしているのは、それがあなた自身が見るための情報ソースであるだけでなく、自分のオンラインプレゼンスのちょっとした基準点を共有および提供するものであるという点だ。

    ページの色を変更したり、引用文やインフォグラフィックを追加して、自分のアカウントを適切にパーソナライズすることもできる。

    - Vizify

    Immersion by MIT Media Labs

    Eメールは、それ自体はソーシャルネットワークではないが、私たちのEメール習慣は、私たちの個人的なやり取りについて間違いなく明らかにすることができる(NSAに聞けばいい!)。それが、Immersion by MIT Media Labsが証明しようとしていることだ。Gmailアカウント情報を使ってそれを証明し、時間、送信者、受信者の情報を集めて、コンタクト間のコネクションをグラフィックで立証するのだ。

    心配しなくても大丈夫。プライバシーについて懸念しているのなら、彼らのサーバーから全ての情報を削除することができる。

    - Immersion

    まとめ

    ソーシャルプラットフォームは、私たちの生活に関するたくさんの情報を集める。時にそれが私たちを不安にさせることもあるが、そのデータを使って便利なことをするアプリを所有して、これらのネットワーク上での私たちの活動から現れるパターンを見ることができるのは素晴らしいことだ。それらは、私たち自身の個人的なストーリーの簡単な要約を提供し、時にはカッコいいグラフィックも作ってくれる。

    私たちが見逃している興味深いリソースが他にあるだろうか?下のコメント欄で教えて欲しい!

    ヘッダー画像クレジット:KAREN BLEIER/AFP/Getty Images


    この記事は、The Next Webに掲載された「20 apps and resources that do cool things with your social data」を翻訳した内容です。

    知っているものもちらほらありましたが、全く知らないサービスも沢山。時間がある時に一つ一つチェックしてみたいです。 — SEO Japan [G+]

    2014年に求められるソーシャル & コンテンツ分野の12の旬の仕事

    米国の若き起業家12名に2014年に必要とされるソーシャルメディア、コンテンツマーケティング分野の職種を聞いてみた記事をThe Next Webから。日本でも共に注目を浴びている分野、今後のトレンドを占う上で参考になる点もあるかも。 — SEO Japan

    Job Fair Held In Midtown Manhattan

    2013年は、スタートアップコミュニティ、とりわけ、ソーシャル関連 & テクノロジー関連のビジネスが躍進した1年であった。たった数ヶ月間で、ツイッターはIPOを達成 し、グーグルグラスは、路線図に対応し、ユーチューブは「生」でミュージックビデオアワードを実施していた。

    明らかに、ソーシャルメディア(そして、ソーシャルメディアに付きもののコンテンツ作成)は、大きな注目を集めている。数年前では、すっかり影の薄かった「ソーシャルメディア」だが、今ではソーシャルメディア部門が編成されるまで成長した。

    次に何が起きるのか気になるところだ。そこで、Young Entrepreneur Council(YEC)で、優秀な起業家に質問を投げ掛けてみた:

    スタートアップにとって、2014年、ソーシャル、または、コンテンツ関連の「旬」な仕事は何か?なぜそう思うのか?

    それでは、起業家達の答えを順に紹介していく:

    Trevor Summers 12 it social and content careers to watch for in 20141. グーグル+のエキスパート

    グーグル+は、2014年に最も脚光を浴びるソーシャルメディアになる。グーグル+が、検索結果への影響力を強めるにつれ(最新の調査では、あらゆる手法の中で、最も検索のランキングとの相関関係が強かったのが、グーグル+であった)、また、ユーザーが本格的に採用するにつれ、グーグル+のエンゲージメント(参加を介した交流)を活性化させる専門的な知識が、一流のソーシャルメディアのエキスパートに魅力的なチャンスをもたらすだろう。
    - トレバー・サマーLocalVox

    Danny Wong 12 it social and content careers to watch for in 20142. プロフェッショナルなストーリーテラー

    消費者は、感情に左右されることが多く、素晴らしいストーリーを持つブランドに惹かれる傾向がある。スタートアップは、経験豊かなストーリーテラーを採用するようになる。話のプロであるストーリーテラーは、独創的な考え、ソーシャルメディア、そして、言葉の巧みな利用を組み合わせて、ブランドを新たなレベルに引き上げる。

    Contently、Skyword、そして、Scripted等の企業の成長は、企業(規模の大小は関係なく)がストーリーテリングの力に注目し始めている何よりの証拠である。
    - ダニー・ウォンBlank Label

    John Hall 12 it social and content careers to watch for in 20143. コンテンツクリエイター

    コンテンツの作成は、成長期の会社を成功に導く上で欠かせない取り組みである。スタートアップの設立者、重役、そして、意思を決定する権限を持つ人物には、一貫して質の高いコンテンツを作り、適切に配信する時間的な余裕はない。コンテンツとソーシャルチャンネルを通じて、信頼性を確立するサービスを必要とする経営者は、既に増加傾向にある。
    - ジョン・ホールInfluence & Co.

    Andrew Schrage 150x150 12 it social and content careers to watch for in 20144. コンテンツマネージャー

    質の高いコンテンツの重要性について、言いたいことはたくさんあるものの、多くの小さな会社の経営者は、この重要性を理解していない。抜け目のない経営者は、コンテンツマネージャーに資金を投資し、メッセージ(そして、ブランド)が効果的に届くように工夫するだろう。

    - アンドリュー・シュラージMoney Crashers Personal Finance

    doreen bloch 12 it social and content careers to watch for in 20145. インスタグラムコンサルタント

    ソーシャルメディアコンテンツの領域では、インスタグラムコンサルタントに注目が集まるはずだ。インスタグラムは、多目的なプラットフォームであり、ビジネスにも、個人的な用途にも利用することが可能だ。また、この興味をそそる視覚的なメディアは、消費者とつながりを作るために幅広く用いられている。

    ツイッターやフェイスブックを始め、ソーシャルメディアプラットフォームを中心とする仕事が、数多く創出されているが、インスタグラムが脚光を浴びる時がやって来た。ブランドは、この刺激的なソーシャルプラットフォームに関心を持つようになり、インスタグラムの実績を持つ人材は、今後数ヵ月において、引っ張りだこになるのではないだろうか。
    - ドリーン・ブロックPoshly Inc.

    Andy Karuza 12 it social and content careers to watch for in 20146. コンテンツマーケッター

    この仕事は、創造的なデザインと文章を融合する。読者を楽しませるインフォグラフィック等のデザインは、ソーシャルメディアでのパフォーマンスがとても良く、また、スタッツの分析等、複雑なコンセプトを簡略化する効果がある。

    ライターとして、コンテンツマーケッターは、シェアされると、良質なトラフィックをもたらす有益なブログの記事を作成する必要がある。消費者は、常に新しいコンテンツを求めており、チームの誰かが、このペースに遅れずについていかなければならない。スーパーボウルでオレオが投稿し、一世を風靡したツイートは、今年は流行らない。

    - アンディー・カルザBrandbuddee

    Phil Laboon 12 it social and content careers to watch for in 20147. グーグルグラスのスペシャリスト

    グーグルグラスは、2014年に多くの雇用機会を間違いなく生み出すはずだ。グーグルグラスが失敗しても、ソーシャルメディアマネージャー、そして、コンテンツのクリエイターに多くの専門的な業務をもたらすだろう。

    - フィル・ラブーン, Clear Sky SEO

    Fabian Kaempfer 12 it social and content careers to watch for in 20148. デジタルコンテンツ最適化のスペシャリスト

    コンテンツを科学にする動きが増えつつある。2014年は、データから得た、行動に移すことが可能な見解を基に、コンテンツの最適化が行われるようになると、私は考えている。

    優れたコンテンツを用意するだけでは不十分だ。コンテンツを作るのであれ、集めるのであれ、成功に導くための土台を提供する必要がある。そのため、デジタルコンテンツ最適化のスペシャリストが、今後、求められる可能性がある。
    - ファビアン・ケンペルChocomize

    Andrew Vest 150x150 12 it social and content careers to watch for in 20149. 拡張現実ソーシャルマネージャー

    拡張現実のモバイルアプリにおいて、大きなトレンドが現れている。このタイプのアプリでは、広告、交流、そして、アプリを利用する顧客において、ソーシャルが大きな鍵を握っている。会話と広告を確認し、ブランドと消費者を交流させる、拡張現実ソーシャルマネージャーが、今後、引く手あまたになると私は確信している。
    - アンドリュー・ベストPreferling

    10. コンテンツハッカー

     12 it social and content careers to watch for in 2014コンテンツの作成とグロースハッキングを組み合わせた仕事が、スタートアップの世界で、注目を集めるような気がする。スタートアップは、コンテンツマーケティングを積極的に行っており、今後、この分野で成功を収めるためには、創造力が必要になるだろう。

    - ベン・ラングMapped In Israel

    11. ソーシャルグロースハッカー

    Derek Flanzraich 12 it social and content careers to watch for in 2014

    テクノロジーよりも、ソーシャルに強い2014年のグロースハッカーは、顧客とユーザーを効率よく獲得すること望むスタートアップには、欠かせない存在になる。インスタグラムからコピーライティング、A/Bテストからeメールマーケティングと、大車輪の活躍であり、いとも簡単に実現していく。
    - デレク・フランズライクGreatist

    Sarah Ware 12 it social and content careers to watch for in 201412. コンテンツディレクター

    「コンテンツ」が肩書きに入る人達と毎日のように会議を行っている。先見の明のある会社は、このタイプの役割のROIを理解しており、従来の広告から、コンテンツの作成と配信に予算を移ししている。この仕事は、新しい、もしくは、生まれて間もなく、そのほとんどが、最近、昇進されたか、採用されたかのいずれかである。

    コンテンツを介して、コミュニティのブランディングを行う業務には、管理する必要のある取り組みが含まれる(例えば、ブログ、ブロガーへの接触、スポンサー付きコンテンツ、動画の作成等)。この取り組みのROIは、極めて高い。
    - サラ・ウェアMarkerly


    この記事は、The Next Webに掲載された「12 “it” social and content careers to watch for in 2014」を翻訳した内容です。

    なんというか、「若き起業家」だけに人と違う言葉をいいたいだけの答えもあった気もしますが、名称はともあれ、こういう動きにはなっていくのでしょうね。さらによくよく見ると、ソーシャル&コンテンツ分野にも関わらず実質ほとんどコンテンツ系の職種があげられているのはまさに米国でもコンテンツマーケティングが旬の証しでしょうね。日本でも重要性は認められたと思いますがその普及はどこまで進んでいくのでしょうか。 — SEO Japan [G+]