Facebookが読みたい最新、既読投稿をタブで開ける新フォーマットをテスト中

Facebookは、ニュースフィードを現在と異なるアルゴリズムで簡単に表示できるタブに基づいた新しいフォーマットをテスト中だ。

Facebookはモバイル・アプリでこのタブ利用のプロトタイプをテストしている。これには現在使われている関連性の高さによってランキングする標準のニュースフィードの他に、新しい情報を優先する「最新情報(Most Recent)」、「既読の投稿(Already Seen)」といったタブが簡単に選べるようになる。これらのフィード自体は現在でも提供されているが、「最新情報」はサイドバーのメニュー(「ニュースフィード」の右側の「…」を開く)に埋め込まれており、「既読の投稿」はデスクトップからURL(facebook.com/seen)でアクセスするしかなかった。

タブ方式はまだ一般公開されていないが、 このバージョンが正式に公開されればユーザーのニーズに応じて多様な情報にダイナミックかつ容易にアクセスできるようになる。これはFacebookに活気を取り戻すのに役立つだろう。

「最新情報」はその名が示すとおりリアルタイム性が高く、今何が起きているかを知るのにつごうがよい。また「既読の投稿」タブは興味を感じた投稿だがニュースフィードの中に見失ってしまったときに便利だ。投稿を読んでしばらくしてからリンク先を読みたいとかコメントを付けたいなどと思うのはよくあることだ。インターフェイスがタブ化されれば、この操作がワンクリックでできるようになる。実装されれば、ニュースフィードとして最大のデザイン変更になるだろう。2013年にFacebookは写真、音楽、「友達のみ」など複数のアルゴリズムでフィードを提供するオプションを発表したものの、結局実現しなかった。

タブ版ニュースフィードのプロトタイプは Android版アプリのコード中で発見された。TechCrunchに情報を提供してくれたのは、最近も重要なリバース・エンジニアリングを成功させている専門家、Jane Manchun Wong(ジェーン・マンチュン・ウォン)氏だ。ウォン氏はこのコードから上のスクリーンショットのようにタブ版Facebookの画面を生成することに成功した。

左側スクリーンショットでは投稿上部に「関連(Rlevance)」、「最新(Recent)」、「既読(Seen)」というタブが表示される。右のスクリーンショットはニュースフィードの設定画面で、さらに詳細な設定が可能だ。

マーク・ザッカーバーグは「複数フィード」を発表したが、後に公開を中止

Facebookの広報担当者は、TechCrunchの取材に対して「このプロトタイプを外部で実験する可能性はあるが、今のところ部内のみ公開」だと認めた。ユーザーが「最新情報」や「既読の投稿」にアクセスする手段としてタブ化するのが最適な方法なのかどうか判断するにはまだ少し時間がかかるもようだ。

目的の情報へのアクセスが容易になれば、ユーザーはそれだけ長くFacebookに滞在してくれるはずだ。標準のニュースフィードが退屈な投稿ばかり選んでくる、友達がこの瞬間に何をしているのか知りたい、以前見ておもしろかった写真ををもう一度みたい、などということはよくある。こういうときに投稿のトップにタブが表示されていればワンタッチでアルゴリズムを切り替えることができる。一方、ユーザーの滞在時間が増えればFacebookの広告価値がアップし売上増に貢献する。利益の増加ペースが落ちていると最近ウォールストリートに文句を言われているFacebookとしてはこれが重要な点だ。

部外者の多くにとってFacebookの投稿選択アルゴリズムは巨大なブラックボックスだ。セレブだからというだけで「いいね!」が多数ついた投稿やセンセーショナルというだけで(多分誤った内容の)ビデオばかりが選択されるアルゴリズムでは、Facebookのユーザーに不満を感じさせることになる。すでに成熟したソーシャルメディアなのだから、Facebookはコンテンツに対するユーザーのコントロールをもっと拡大すべきだろう。

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滑川海彦@Facebook

Trelloにニュースフィード機能が登場、通知機能も改善

Atlassianが提供する、人気のあるカードベースのプロジェクト管理サービスであるTrelloに、今日(米国時間4月24日)少しだけ改良が加わった。

これまでは、Trelloとは、カードとそれらのカードを貼り付けるボードのことだった。しかし、そのことはまた、パワーユーザーたちが次に手がけるものを探すには、複数のボードの間を渡り歩かなければならないことを意味していた。今回Trelloが提供を始めたのは、ユーザーが自分のTrelloチームの中で起きているアクティビティを把握しやすくするための、パーソナライズされたニュースフィードである。

「あなたのTrelloチームのアクティビティのニュースフィードが表示されることで、ホーム画面には必要な情報が、必要なときに表示されることになります」とTrelloは本日発表している。「情報が自動的にあなたに届くようにしておいて、自分のペースで閲覧できるようにしましょう。個々のボードを渡り歩くこと無く、チームの他のメンバーが何をしているのかを知りましょう」。

ニュースフィードには、「Up Next」(次のアクティビティ)や「Highlights」(話題のアクティビティ)のようなセクションがあり、プロジェクト内で起こっていることをよりよく理解することができる。同社によれば、ホームフィードは、締切日、すぐに知るべき緊急性の高いカードアクティビティ、そして「席を外している間に、参照している各ボード上で起きたことのすべて」を基準して構成されるということだ。このフィードをチーム毎にフィルタリングすることも可能だ。

他に加わったTrelloの新機能は、通知機能の改善である。今回の変更によって、通知を通して任意のカードの締切日を変更したり、通知を止めたりすることが可能になった。さらには、各アラートに対して「既読」または「未読」マークをつけることもできるようになった。

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(翻訳:sako)

Facebookのニュースフィードは、どのように選ばれているのか

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この記事は、Facebookがあなたのニュースフィード(タイムライン)に表示するものをどのように選択しているかを説明し、どうすればあなたのコンテンツがより多くの人々によって見てもらえるようになるかに関しての究極のガイドである。

アルゴリズムは常に変化しているので、ニュースフィードがどのように機能するかを理解することは難しい。そこでTechCrunchは、ニュースフィード10周年を記念してこのリサーチプロジェクトを立ち上げ、Facebookのチームメンバーにインタビューを行い、同社の発表を編集し、これまでの10年分の私たちの報道を見直した。その結果がこの役に立つ解説だ。いつでも正確であるように、私たちは新しい変更が行われるたびに更新していくつもりだ【訳注:日本語版の更新は未定】。

ニュースフィードの目標

Facebookの目標は、ニュースフィードに表示するための、最も関連性が高く魅力的なストーリーを選択することだ。それは、毎日あなたのニュースフィードに表示される可能性がある数千ものストーリーの中から最高のコンテンツを選択して、あなたが実際に拾い読む最初の数十の場所の中にそれらを置くことを狙っている。

これらのストーリーはランク付けされ、重要さの順に表示される。あなたの兄弟姉妹が結婚したとか、10人以上の友人がシェアしたような大きなニュースから、ウェブサイトへの平凡なリンクや、あまり親しくない知人によるイベントへの招待まで。

Facebookはあなたがストーリーに対して優先度をつける。それらに対してあなたが「いいね!」をし、コメントをし、シェアし、クリックし、読むのに時間を費やすように(こうしたユーザーの反応を、私たちはここでは「エンゲージメント」と呼ぶことにする)。Facebookはまた、人々がどんなストーリーが表示されるべきと考えているのかのフィードバックを集めるために、オンラインサーベイや、オフラインの特別グループを運営している。

魅力的なコンテンツが増えれば増えるほど、ユーザーは頻繁にFacebookへ戻って来るようになり、そうすれば、(ニュースフィードに現れる広告から収入も得ながら)人々をつなげるというFacebookの使命をよりよく達成できるのだ。

Facebookのニュースフィード方程式

リーチの自然減少

時間が経つにつれて、より多くの人々とページがFacebookに参加して、それぞれがより多くのコンテンツをシェアすると、ニュースフィード中の限られたスペースの中でより多くの競争が起きることになる。過去10年の間に、人々がニュースフィードに費やす時間は増えたものの、視聴率はシェアされるストーリーの増える量には追いついていない。

これは、ニュースフィードに投稿されたものに対するリーチの、自然減少を引き起こす。そのストーリーを見せるのに相応しい全ての相手の中で実際に見る人の比率が減少するという意味だ。これが、Facebookページのフォロワーがページの内容を読む比率が徐々に減少していく理由だ。これは広告を見せようと躍起なFacebookの陰謀というよりも、より大量に人々がシェアを行うことによる避けられない結果なのだ。

あなた自身のコンテンツに対する、このリーチの減少に対処する最良の方法は、Facebookのアルゴリズムの好むものを学ぶことだ。

あなたの目の前に並ぶものの決定に影響を与える主要因

それでは、Facebookのアルゴリズムは、何をどの順番で表示するかを、一体どのように選んでいるのだろう?アルゴリズムは各ストーリーに個人別の関連性スコアを割り当てる、これはその記事をみる個々人に対して異なる値となる、そして見る個人に対してもっとも関連性の高いストーリーを最初に表示するのだ。このアルゴリズムは、何千もの異なる入力を考慮にいれて動作する。しかし、ここではストーリーのパーソナライズされた関連性スコアを決定するための(すなわちユーザーの見え方に影響する)4つの主な要因を示そう。

Facebookのニュースフィードアルゴリズム

誰がそれを投稿したか – ある投稿の著者と過去沢山「やりとり」をしているほど、その著者の投稿にこれからも興味があるだろうとFacebookは判断する。この「やりとり」と解釈されるものは、いいね!やコメントといったエンゲージメントだけでなく、クリックし時間をかけて著者の投稿を読んだり、著者のFacebookページやプロファイルを見たり、投稿や写真に一緒にタグ付けしたりされたり、その沢山のFacebook上でのアクションも「やりとり」に含まれる。これが、数年やりとりのない、古い友人やFacebookページの投稿を目にしない理由だ。

他の人たちがその投稿にどれくらい惹きつけられているか – ある投稿に惹きつけられている人の数が多いほど、Facebookがその投稿をあなたの前に差し出す可能性は高くなる。時には、あまりやりとりの発生しない退屈なものが投稿されることもある。そうしたときにはFacebookはそれらを目立たないように沈めてしまうのだ。しかし、最初に投稿をみた人たちのうちの高い割合が反応した(エンゲージした)場合には、Facebookはそれが面白いものであると判断して、より多くの人に見せようとする。

それはどのようなタイプの投稿か – あるタイプ(状況報告、リンク、写真、ビデオ、イベント、転職、他のアプリからのコンテンツ)の投稿により多く反応すればするほど、Facebookはあなたにそのタイプの記事を表示するようになる。それぞれの人が好むポストのタイプは、ひとそれぞれである。私はニュース記事を読むことが大好きかもしれないし、あなたはビデオを観るのが好きかもしれない。Facebookは投稿のタイプによって人をマッチングするので、もしあなたがビデオを決して見ないなら、多くは表示されないことになる。

それはいつ投稿されたものか – 最近投稿されたストーリーであるほど、あなたがそれを目にする可能性は高くなる。しかし、Facebookはまた、あなたが最後にニュースフィードをチェックした時間を知っていて、あなたが最後にログインした時間以降に投稿されて見逃された、古くても良い投稿に高いランクをつけてくる。数分ごと、数時間ごとにチェックをして、Facebookは直近の投稿の優先度を決めていくのだ。1週間のオフラインのあとでアクセスした際には、Facebookはあなたの親友に子供が生まれたというビッグなストーリーを、たとえそれが5日前に投稿されたものだとしても提示してくる可能性がある。

Facebookのニュースフィードスコア

これらの要因を組み合わせることが、ある投稿がニュースフィードの中でどのように上がってくるかに大きな影響力を持っている。あなたがニュースフィードでのやりとりに時間をかけている間、Facebookはあなたが何を気にしているかを学習し、あなたの行動が変化した場合にはその理解を進化させていく。

その他にも、ニュースフィードであなたが目にするものを決定するための、いくつかの大事な要因があるが、上記のものほどは重要なものではない。

どれほど多くの人が同じことについて投稿を行っているか – 多くの友人やFacebookページが同じことを投稿しているとき、Facebookは投稿の高ランクアグリゲーション(まとめ)を作成する。もし沢山の友人が同じニュース記事やビデオを投稿している場合には、Facebookはそれを重大事と仮定し「Josh Constine、他2人がリンクをシェアしました」といったストーリーをニュースフィードに優先的に表示する。

Facebookの新しいプロダクト – Facebookがライブ動画配信や、スライドショーなどの新しいプロダクトをリリースした際には、どれくらい多くの人がそれを使いたがるかを試してみなければならない。適切な見せ方のレベルを学習できるだけの十分なフィードバックを受け取るまでは、プロダクトに関するストーリーの初期段階での現れ方は、多すぎたり少なすぎたりする。

Facebookのニュースフィードアルゴリズム

広告はどのように挿入されるのか

Facebookはまた、ニュースフィードに広告を挿入する。これらは、自然に流れてくる投稿を置き換えてしまうことはしないが、その代わりそれらの間に挿入される。次に表示されるものを1つ押し下げて割り込むのだ。

FacebookはあなたがFavebookページに興味があるのか、ビジネスの広告に興味がある可能性が高いのかを決定するために、類似のしかし別個のランキングアルゴリズムを使用している。Facebookは、あなたが見る広告の数を制限している、したがって、見せるものをあなたがクリックする可能性を最大化したいと思っている、なぜならクリックが収益につながるからだ。

あなたについてFacebookが知れば知るほど、より関連性の高い広告が提示されるようになる。プロフィールを記入して、気になる物のFacebookページをクリックすれば、Facebookの広告はよりパーソナライズされ関連性が高くなり、プロダクト、アプリ、イベント、その他の、あなたが本当に興味を持っている事について教えてくれる。

ニュースフィードを制御する

Facebookはあなたが見たいものをニュースフィードを教えるための、暗黙的および明示的な方法を提供している。

暗黙的な入力は、Facebook上での普段の操作から取り込まれる。もし特定の友人のストーリーに、または特定のトピックについていいね!をし続けた場合、それらをより多く目にするようになる、あなたがいつも誰かの投稿を読み飛ばしていたり、Facebookページにシェアされるストーリーをクリックしなかった場合には、それらを目にする頻度は低いものとなる。そして、これこそが本当に好きなものだけを「いいね!」することが大事であり、単に親切心を示そうと全く関心の無いものに対して同情「いいね!」をするべきではない理由である。

Facebookのニュースフィード・コントロール

Facebookはまた、あなたが直接ニュースフィードに対して、指示をしたり見たくないものを伝えるための明示的なツールを提供している。全てのストーリーの右上には小さなドロップダウン矢印があって、そこから以下のような操作を行うことができる:

  • 投稿を保存:後で読み返すために投稿を保存する、このことでFacebookにより似通った投稿を提示するように指示する。
  • 投稿を非表示:その投稿が表示されないようにして、似たようなストーリーの表示も減らす。
  • フォローをやめる;その著者の投稿を二度と見ないようにする。
  • 投稿を報告:投稿に問題があることを運営側に報告する。
  • この投稿に関するお知らせをオンにする:この投稿にコメントなどがつくと通知されるようにする。

ニュースフィードの設定には、「トップに表示」というオプションもある。これは、あなたがいつもニュースフィードのトップでその投稿を見たい人やFacebookページを選ばせる。これは愛する人、親友、好きなブランドまたは自分のビジネスなどについて、情報をいつでも知っておきたいときに便利な機能だ。

ニュースフィードのアルゴリズム変更に関する最新リスト

Facebookは、常にニュースフィードを微調整している。それはシステムに対する悪用や不正への対処や、新しいメディアタイプの取り込み、そしてユーザーが関心のないものを見せられてしまう欠陥の修正などである。FacebookはNews Feed FYI(ニュースフィードに関するお知らせ)ブログの投稿で、変更についての透明性を確保している。

フィードの好み設定

この記事も同じように適応する。Facebookがより多くのFYI(For Your Information:お知らせ)を投稿するにしたがって、私たちはそれらをこのリストに、それぞれどのような意味を持っているかの短いまとめと共に追加していく。この記事を参照し続けて、ニュースフィードがどのように機能するかを理解していない友人や同僚たちと共有することができる【訳注:以上の追加更新は日本版記事では未定】。以下に、これまで行われたすべてのニュースフィード変更のお知らせを示す。

Facebookページの高品質な投稿 – タイムリーなもの、関連性が高いもの、あなたが信頼するソースからの投稿、シェアしたりお勧めしたくなるもの、純粋に興味深くニュースフィードを悪用していないもの、低品質だったりスパムだったりしないもの、愚痴ではないもの、隠された部分のない完全なページプロファイル、他の高品質なFacebookページとファンが重なっているもの。

より関連性の高い広告 – 他の人たちが非表示にした広告を少なく、他の人たちが既に非表示にしたものと類似の広告も少なく。

品質の高いニュース – 高品質の記事へのより多いリンク、スパム写真へのより少ないリンク、あなたがクリックしたものに関連した記事、新しいコメントのついたストーリーを強調。

友人からの状況更新をより多く – 友人からのより多くのテキストによる状況更新、Facebookページからのテキスト状況更新はより少なく、ページからのシェアされたストーリーへのリンクはより多く、ページに埋め込まれたリンクに付随するテキストの更新は少なめに。

あなたが好きなトピックスについて、より多くのストーリーを – 他のページをタグつけているページでの投稿は、そのタグつけられたページのフォロワーにも表示される。

ニュースフィードスパムを撃退 – あからさまに、いいね!、コメント、シェアを要求するページの投稿をより少なく。すでに、そのページによってシェアされているページ投稿をより少なく、不正確な言葉や人のミスクリックを誘うようなトリックの書かれたスパム的リンクをより少なく。

明示的にシェアされたストーリーに焦点を当てる – サードパーティアプリケーションからの明示的にシェアされたストーリーをより多く、非明示的もしくは自動的にシェアされたストーリーはより少なく。

より良いビデオを表示 – より多くの人たちが観て、長時間視聴していた動画を多めに、ビデオを見るひとへより多くのビデオを、ビデオをスキップするひとにはビデオを少な目に。

クリックベイトとの戦い – 何をクリックしようとしているかをあまり伝えてくれないリンクを少なく、移動してもあまり時間を使わずすぐにFacebookへ戻ってくるひとが多いウェブページへのリンクを少なく、移動して長い時間を過ごすウェブページへのリンクを多く、訪問した後にが話題にしているウェブページへのリンクを多く、訪問した後話題にするひとがいないウェブページへのリンクは少なく、リンク形式でシェアされているストーリーをより多く、写真や動画の説明やキャプションと共にリンクが張られているストーリーをより少なく。

広告についてのフィードバックを取り込む – 人々が広告を非表示にした理由を調査し、自分にとって関連性が薄いので隠したと答えたひとには類似のリンクを少なく、人々が失礼だという理由で非表示にした広告は誰に対しても少なく、日頃広告を非表示にしないひとのフィードバックを重く取り扱う。

よりタイムリーなストーリー – 現在のトレンドトピックを参照しているストーリーをより多く、投稿した直後にいいね!がつけられている投稿を、投稿後あまり時間が経過していないうちにより多く表示。

あなたが見るものをより詳細に制御 – もし誰かのストーリーを非表示にした場合、そのひとを完全にアンフォローしなくても将来の投稿を見る機会を減らすことができる。

プロモーションページの投稿を削減 – ただ人々にプロダクトの購入やアプリのインストール、クジの購入を迫ったり、あるいは広告の内容を単に繰り返しただけの投稿を少なく。

デマの最小化 -人々が通報したり、あるいは詐欺または故意の虚偽ニュースとして投稿後に非表示にしたものをより少なく。

友達からのコンテンツをより多く表示 – ページではなく友達の投稿をより多く、ある投稿に友達がいいね!やコメントをしたというストーリーはより少なく、まだニュースフィードにあまりコンテンツのない新しいユーザーには同じソースからの投稿をより多く。

長い時間読まれているストーリーを多く – 他の人たちが他のストーリーに比べて、ニュースフィード内でかなり多くの時間を費やしているストーリーより多く。

「トップに表示」機能 – 新機能を使用すると、そのストーリーを最初に見たい友人やページのストーリーをニュースフィードのトップに表示する。

人々がストーリーを非表示にする方法の違いを考慮する ‐ 自分がいいね!をしたりコメントをしたストーリーも含んで、あまりにも多くのストーリーを非表示にしたユーザーに対しては、その非表示を軽く取り扱う。

ビデオに対してとられたアクションを考慮する -人々が音声をオンにした、フルスクリーンで観た、あるいは高解像度で観たビデオをより多く。

低速接続のためのニュースフィード改善 ‐ インターネットに低速で接続している場合には、ビデオをより少なく、そして状況やリンクをより多く表示する。もしインターネット接続がない場合には既にロードされているストーリーをもう一度表示する。

リアクションを考慮する – あなたが(いいね!などで)反応したものに類似したストーリーをより多く。

低品質のバイラルストーリーを減らすために調査を行う – サーベイを通して人々があまり見たくないと言っているものをより少なく。

オフラインニュースフィード – 接続速度が遅い場合、Facebookはそれまでにダウンロードされたストーリーを関連性で再ランクを行い、ローディング表示の代わりにそれらのストーリーを表示する。

定性的フィードバックを考慮する ‐ サーベイと定性的調査によって、人々が高く評価しエンゲージする可能性が高いとされたものをより多く。

リアクションとストーリーをマッチング – Facebookは人々が何らかの形でリアクション(最近増えた「いいね!」以外のリアクションも含む)したものに類似したものを、長期的には人々に見せたいと思っている、したがって頻繁に「うけるね」リアクションを使うひとは、面白いストーリーをより多く目にすることになる。

ライブ配信をライブのうちに – 現在ライブ配信されているライブビデオをより多く。

時間をかけて読まれているサイトを考慮する ‐人々がより時間をかけて読んでいる「インスタント記事」やFacebookに取り込まれたモバイルウェブページをより多く、同じページからの連続した記事はより少なく。

友人や家族に対してFacebookページ以上の優先順位を付ける ‐ あなたが大切にしている人間のストーリーをより多く、ビジネスやニュースサイトからのストーリーはより少なく。

誤解させるあるいは何の情報もないクリックベイトの扱いを低く – 意図的に記事の核心の詳細を省略したり、誇張したりして人々をだましクリックに誘うニュースストーリーをより少なく。

個人的に有益なストーリーの有精度を高く

News Feed FYIが更新されるたびに、このリストを最新にするための更新を行うつもりだ【訳注:日本語版では未定】。

ニュースフィード戦略

ニュースフィードの中で目立つように表示されるための最良な戦術は、結局とてもストレートなやり方だ、すなわち、面白くて、本物で、読み手の興味と共鳴するものを共有することだ。それは一般的に、視覚的に説得力のあるメディア、面白いまたは感情に訴えるコンテンツ、幅広い視聴者を惹きつける重要なニュース、であることを意味する。

過度に自己宣伝の強いスパム、無味乾燥で長ったらしいコンテンツ、そして一部読み手だけにアピールする見かけの退屈なメディアは避けるべきだ。

だから、投稿する前には、自問して欲しい。これは本当に興味深くて他の人たちを楽しませるものなのか?それとも、ただ無駄にあなたの生活自慢をしたり、貪欲なビジネスマーケティングを行ったりしているだけなのか?

Facebookのニュースフィードのアルゴリズムは複雑だが、それが奉仕する人間側はまだかなり単純だ。私たちは皆ただ刺激を求めている。だからそうすれば、あとはFacebookがあなたが言わなければならないことをシェアしてくれる。

ニュースフィードのストーリー

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(翻訳:Sako)