ライフイズテック、ディズニーの世界で学べる児童向けプログラミング教材「テクノロジア魔法学校」を2週間限定で無料公開

ライフイズテック、ディズニーの世界で学べるプログラミング教材「テクノロジア魔法学校」入門・基礎編を2週間限定で無料公開

中高生向けのITおよびプログラミング教育サービス「Life is Tech!」(ライフイズテック)を運営するエドテック企業ライフイズテックは2月9日、ディズニーの世界で創造的に学べるオンライン・プログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」(1章〜4章)を2週間限定で無料提供すると発表した。2020年の休校期間も実施し、1万人以上が学んだものという。

申し込みを受け付けは、2月16日まで。申し込みは「「テクノロジア魔法学校」無料開校お申込み」から行える。

「テクノロジア魔法学校」は、魔法学校を舞台にしたオリジナルストーリーに加えて、「リロ・アンド・スティッチ」や「塔の上のラプンツェル」など8つのディズニー作品をテーマにしたレッスンを収録している。冒険をしながら、ウェブデザイン、ゲーム制作、メディアアートの3つのコースでプログラミングを学ぶことができる。ディズニー作品をテーマにしたタイピングレッスンもあり、PC初心者にも対応している。オンライン自宅学習では、子どもたちが飽きてしまうことが最大の課題とされているという。この教材は、「速く・深く・大量に」学べる「3秒ステップ・バイ・ステップ式」を取り入れるなどして、特に持続性を重視して作られた。

本来は月額2958円(税込)の有料コースなのだが、2022年2月17日から3月2日までの2週間限定で無料提供される。内容は、「テクノロジア魔法学校」入門・基礎編全76レッスン。対象は小学生以上(推奨年齢は12歳以上)。

プログラミング教育のライフイズテックと大阪府が高校向け大阪版情報教育モデルの構築に向け連携協定を締結

プログラミング教育のライフイズテックと大阪府が高校向け大阪版情報教育モデルの構築に向け連携、教員研修とモデル校で先行導入

中学生・高校生向けIT・プログラミング教育サービス「Life is Tech !」(ライフイズテック)を展開するライフイズテックと大阪府教育委員会は1月19日、高校における情報教育モデル構築に関して連携協定を締結したことを発表した。これにより、2022年度から高校の必修科目となる「情報Ⅰ」に対応したプログラミングおよびデータサイエンスの教員向け研修、学習プログラムの整備を実施する。

連携協力事項

  • 府立高等学校等の情報科教員の指導力向上及び授業実践方法の研究に関すること
  • 府立高等学校等における情報教育の実施及び教材の利用に関すること
  • 先行実施するモデル校に対し、今後の情報教育の在り方の検討及び情報教育がもたらす生徒への教育効果の実証などを目的とした調査に関すること
  • 府立高等学校などにおける実践事例の他自治体などへの広報および普及に関すること
  • 前号に掲げるもののほか、甲および乙が必要と認めること

具体的な取り組みとしては、次の3つ。

  • 教え手の育成:教育委員会、情報部会、校長会と連携しながら、オンライン完結プログラミング教材「Life Is Tech Lesson」(ライフイズテック レッスン)を使った教員の研修を実施。教員自らが教わる体験を通じて、情報科教員の指導力を強化する
  • 学習プログラムの提供:希望するモデル校に「Life Is Tech Lesson」を提供。ライフイズテックが伴走しながら生徒のプログラミングとデータサイエンスに関する知識とスキルの習得を目指す
  • 効果測定:プログラミング教育は、基礎学習・非認知能力・自尊感情を向上させるとの仮説に基づき、モデル校での生徒の意識の変化を検証する。このデータを基に授業内容の振り返りや改善を行い、大阪府のプログラミング教育のアップデートの継続を目指す

2020年に「府立学校スマートスクール推進事業」を掲げた大阪府は、GIGAスクール構想による「1人1台端末」の配備率や、情報科担当教員の専任率が全国でトップクラスだという。この連携協定を通じてより高いレベルで情報教育を進めるため、教員の資質を向上させ、モデル校での「Life is Tech Lesson」の利用を通じた学習プログラムの整備を行うとしている。

ライフイズテックは、2010年に「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばす」をミッションに設立したEdTech領域のスタートアップ。同社が運営するLife is Tech !は、のべ5万2000人以上が参加するITキャンプ・スクールという。

またオンラインで学べるディズニー・プログラミング学習教材を開発し、2018年に日本で「テクノロジア魔法学校」を販売、2019年には米国で「Codeillusion」(コードイリュージョン)を販売し、Life is Tech USA, Inc.を立ち上げた。2019年には、新学習指導要領に対応した学校向けオンラインプログラミング教材としてLife Is Tech Lessonを提供開始。同教材は、2021年9月末時点で全国の300以上の自治体、約1650校の公立・私立学校、約32万人が利用しているという。

中高生向けIT・プログラミング教育サービス「Life is Tech !」が25億円のシリーズD調達

中高生向けIT・プログラミング教育サービス「Life is Tech !」(ライフイズテック)を手がけるライフイズテックは10月26日、シリーズDラウンドにおいて、第三者割当増資による総額25億円の資金調達を発表した。海外機関投資家から約20億円、クレディセゾンから約5億円という。累積調達額は約55億円となった。

同社は、「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばす」をミッションに掲げ、2010年7月に設立したEdTech企業。Life is Tech !は、2021年9月末時点でのべ5.2万人以上が参加するITキャンプ・スクールとなったという。

また2019年には、GIGAスクールや拡大するEdTechおよびプログラミング教育を背景に、学校向けオンラインプログラミング教材「ライフイズテック レッスン」を提供開始。全国のプログラミング教育の格差をテクノロジーを通じて是正する同教材は、提供から1年余りで、全国の300以上の自治体、約1650校の公立・私立学校、約32万人に利用されているそうだ(2021年9月末時点)。