サムスンの新型ノートPC「Galaxy Book」はタッチパッドでスマホを充電できる

消費者が求めた結果という機能がある、単に意味があるからという機能もある。サムスンのノートPCのGalaxy Book FlexとGalaxe Book Ionが搭載する無線充電機能「Wireless PowerShare」の場合は「可能だから」的アプローチの製品デザインから生まれたものと思われる。

ワイヤレス充電は、多くのスマートフォンがサポートしている現代において特に頭を使わなくてもいい機能だ。しかし、サムスンのやり方には考えるべき点が多い。たしかに、Galaxy S10のワイヤレス充電の実装方法も理想的とはいえず、片方の端末を裏返しに置く必要があるが、それでも十分使い道があると思う。

DSCF8374しかし新発売のノートパソコンの場合、スマートフォンを充電するためには、トラックパッド全体を占有させなくてはならない。Flexの場合はタッチスクリーンを使うことはできるものの、トラックパッドに端末が置かれたまま重要な仕事をこなせるという状況が私には思いつかない。

さまざまな問題と昔ながらの方法を使ってノートパソコンでスマホを充電できるという事実を鑑みると、この機能がギミック以外の何かであるというシナリオは考えにくい。サムスンは「トラックパッドはこの技術を最も簡単に実装できる場所だった」と言っているが、私にはパームレストやパソコンの上部が思い当たる。構想段階のままにしておいたほうがよかったかもしれない機能の素晴らしい実装方法というものがあるのかどうか私は知らない。

DSCF8369これは、それ以外の点ではサムスンのノートパソコン製品ラインにとって素晴らし新製品である機種に付加された間抜けな機能だ。Flexは2機種のうち高級なバージョンで、タッチスクリーンと製品名のFlexを表す360度ヒンジがついている。アルミニウム製の本体は「ロイヤルブルー」仕上げで、S Penというタッチペンを納めるスロットを内蔵している。13インチと15インチのモデルがあり、第10世代のIntelプロセッサーと16GBのメモリー、最大1TBのストレージを搭載している。

Ionも13インチと15インチモデルがあり、タッチスクリーンと360度ヒンジはないが、超薄型軽量のデザインは変わらない。

DSCF8390同社の発表はフライング気味だった。両機種とも米国内では来年早くに販売予定で、価格は旧機種とほぼ変わらない。なぜCESまで発表を待たなかったのかと訪ねたところ「機種や市場によって発売時期はさまざまなので」と説明された。

過去の例にならうと、韓国で先に発売される可能性が高い。おそらく、ホリデーシーズンには間に合うだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

開発中止になったAirPower、99ドルの類似品なら今すぐ手に入る

Apple(アップル)のAirPowerと、よく似たコピー商品AirUnleashed(エアーアンリーシュド)の間には、いつくか決定的な違いがある。最も顕著な違いは、2つのうち1つだけが実際に購入可能であることだ。

アップルはしばらく沈黙を続けたあと、今年3月にAirPowerの幻影を捨て、「(同社の)高い水準を維持」できなかったためだったと理由を述べた。それ以上の情報はほとんど明らかにされていないが、多くの報道は、高密度に実装された充電コイルが製品の過熱を招く可能性があるという技術的問題だろうとした。

当然のように多くの会社が、独自のノーブランド製品を計画していたが、アップルが発売前にこの製品カテゴリーから撤退したことで、ワイヤレス充電器市場にぽっかりとAirPowerサイズの穴が開き、市場にはその穴を埋めるべく数多くの製品が待機している。

AirUnleashedのアプローチはかなり見境がなく、クパチーノのデザイン部門から少なからぬヒントを得たミニマリストデザインの白いケースを作った。フォームファクターはAirPowerと同じ楕円形だが、色はオフホワイト(クリーム色?アイボリー?)だ。

本体上には2つの「+」シンボルが小さな円形のくぼみの中に書かれている。製品デザイナーは3つのアップル製品(iPhone、Apple Watch、AirPods)のそれぞれに専用の位置を指定している。AirPowerでは数多くの充電コイルがオーバーラップしていたと言われているが、この製品のコイルは3つでデバイスごとにワット数が異なる(それぞれ7.5W、2W、5W)。

ある程度は置き換えが可能だが、さまざまな理由により各デバイス向けのワット数を利用するのがいい。それでも本機はQi標準に沿っているため、かなり広範囲のワイヤレス機器に対応している。

iPhoneとAirPods 2は、いずれも台に載せた直後に充電を開始した。Apple Watchはだめだった。メーカーに問い合わせたところ、最新のwatchOSにアップデートする必要があり、それで問題は解決した。コイルが3つしかないため、デバイスは正しい位置に置く必要があり、Apple WatchはOSをアップデートしたあとも、正確なスポットを見つけるのに苦労した。

99ドルという価格は、噂されていたAirPowerより50ドル安い。なぜかこの価格には充電アダプターが含まれておらず、AirUnleashed製品を買うとさらに14ドルかかる。もっとも、そもそもアップルの模造品を買おうという人がそうする理由は見当たらない。

ざっとAmazonを見たところ、他のAirPower風充電器は何分の1からの価格で売られており、いずれも同じ3コイルを使っているようだった。それらを保証することはできないが、少なくともAirUnleashedについては、数時間試してみた範囲ではある程度使えている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

アップルが野心的ワイヤレス充電マットAirPowerをキャンセル、品質が水準を満たせない

Apple(アップル)はAirPowerシリーズ製品化の計画をキャンセルした。自身が設定した高い品質基準を満たすことが困難だと判明しためという。Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長、Dan Riccio(ダン・リッチオ)氏はTechCrunch宛メールで次のように述べている。

製品化に向けて努力を重ねてきたものの、AirPowerはわれわれが設けた高い品質基準を満たすことが困難だと結論せざるを得なかった。このため製品化はキャンセルされた。出荷を期待していた顧客の皆さんにはお詫びしたい。しかしワイヤレスはトレンドであり、Appleは今後ともワイヤレス体験の改善に向けてコミットしていく。

2017年の9月にAirPowerの開発がスタートしたことが発表されて以来、スケジュールは1年以上遅れていた。このワイヤレス充電マットは野心的な開発計画を製品の完成前に発表するというAppleのPR手法の代表的な例の1つだった。AirPodsも開発中に発表された一例だ。広く市販される前に限定販売が行われたが、その後量産体制が軌道に乗ると新しいカルチャーのシンボル的なプロダクトへと成長した。

しかしAirPowerのスケジュールの遅れははるかに長く、その間に各方面からさまざまな議論が起きた。最近AppleはMacBookのキーボードの不具合で謝罪を余儀なくされた。キーボード問題と共にAirpowerのキャンセルは「Appleのハードウェア開発のプロセスにはなにか根本的に問題があるのではないか?」という議論を引き起こしそうだ。

私が個人的に聞いたところでは(もちろんAppleは公式には何も認めていない)、AirPowerの遅れは物理法則上の非常に困難な問題から生じていたという。特に発熱が障害となったようだ。空間的にごく近接してコイルを配置しなければならないワイヤレス充電システムでは非常に微妙な電流制御が必要になるのだという。

仮にデバイスをオーバーヒートさせ、その結果損傷させる可能性があるワイヤレス充電マットを出荷してしまったらAppleにとって致命的な問題となる。それならむしろプロジェクトをキャンセルするほうがいいと考えたのだろう。このあたりの詳細をご存知の読者がいればぜひ情報提供をお願いする。

見込み発車で先進的な技術を搭載した製品を発表し、市販後に改良を加えていった例がAppleにはいくつかある。しかしAirPowerの場合、カメラの不具合などととは異なる次元の問題を引き起こす恐れがあったわけだ。ともあれキャンセルが決定されたのはごく最近のはずだ。新しいAirPodの箱にはAirPowerの上に置かれている画像が印刷されていたし、AirPodの説明にもAirPowerが登場していた。

Appleにしては非常に異例の失態といえるだろう。 AirPowerについての外野の議論は大いに盛り上がっていたものの、誰も「キャンセル」とまでは思っていなかった。Appleのハードウェアエンジニアリングは年来ほとんど不可能と思えるような難関を次々にクリアしてきた実績があり、それだけユーザーからの信頼も厚かった。しかしついに(少なくとも当面)ハードウェアエンジニアリング上の困難が開発チームを打ち負かしたようだ。

ハードウェアの開発というのは文字通りハードな仕事だ。ワイヤレス充電の原理は比較的シンプルだし、特定のデバイスのペアではすでに広く実現している。しかしAirPowerが約束していたような能力、つまりさまざまなデバイスを同時に載せて充電し、かつデバイスと対話して充電レベルをモニターするというのは非常に高いハードルだった。このケースでは高すぎた、ということのようだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Samsung Galaxy S10は、ほかのスマホをワイヤレス充電できる

穴あき画面はともかくとして、Wireless PowerShareはS10シリーズの目玉機能だ。Samsungの最新フラグシップ機はこの機能を備えだ最初の端末ではないが(Huawei Mate 20 Proの方が数ヶ月早かった)、クールな新機能に違いない。

そしておそらくもっと重要なのは、Samsungがこの件でAppleを出し抜いたことだろう。様子を見る限り、クパチーノはワイヤレス技術の商品化に問題を抱えているようだ(行方不明のAirPower充電器を思い出してほしい)。

新機能で他のデバイスを充電できるのは、S10の大型バッテリーのおかげだ。たとえば、街なかで友達のスマートフォンが瀕死の状態になったとき、あなたが設定でWireless PowerShareをオンにして2台の端末を背中合わせにするだけで、窮地を救うことができる。

Qi標準で充電できる端末ならどれでも使えるはずだ。さらにSamsungの新しいGalaxy Budsでも使うことができる。Galaxy BudsはAirPodsより一足先にワイヤレス充電ケースを採用している。

もちろん、どちらかの端末はうつ伏せにする必要があり、充電速度は有線よりも遅いが、嬉しい機能であることに変わりはない。出張の多い人には便利だろう。夜充電しなければならない機械が1つ減ることになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Ankerのワイヤレス充電器内蔵アラームクロックはかなり魅力的だ

私はベッドサイドにEcho Spotを置いているが、なにか妙な気分がする。眠っているときにカメラとマイクロホンが近くにあるのは、たぶん良いことではない。その点、Ankerから出たアラームクロックを私は支持したい。

Soundcore Wakeyは、実際この手の商品の中でもかなり見栄えがよい。しかも、上部にはワイヤレス充電パッドがついているので、おやすみの時間になったらスマホを上に置くだけでよい。

ベッドにスマホを置いたまま眠ってしまうことの多い人は、そのひどい習慣から解放されるかもしれない。いや、たぶんそんなことはないだろうが、それでも試す価値は間違いなくある。

Wakeyにば5ワットスピーカーが2つついていて、アラームを10件設定可能でFM(AMはない)ラジオも聞ける。さらに、眠りにつくのを助けてくれるホワイトノイズも6種類内蔵している。

Soundcore Wakeyは今春発売予定で価格は100ドル。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

次世代iPhoneはワイヤレス充電の可能性―AppleはWPCに加入

2017-02-14-lightning-port

Appleはすでに WPC〔ワイヤレスパワーコンソーシアム〕のメンバーだ。このことは9to5macが発見した。 コンソーシアムのウェブサイトは最近アップデートされ、213社のメンバーにAppleが加わっていた。そのため次世代iPhoneはワイヤレス充電機能を備えるのではないかという推測が加熱している。

ワイヤレス充電そのものは新しいテクノロジーではないが、Appleは採用にきわめて慎重だった。Apple Watchにはすでに採用されているが、iPhoneにはこれまでワイヤレス充電機能は装備されていなかった。

実用化当初、ワイヤレス充電は充電速度が遅かったりバッテリーが過熱したりする問題があった。場合によっては長期の使用でバッテリー自体を損傷する可能性もあった。こうした技術上の困難に加えて規格の標準化という問題もあった。しかしワイヤレス充電のテクノロジーと規格策定は十分に進歩したため、Appleも対応する運びとなるようだ。

台湾のKGI Securitiesの信頼性の高いAppleアナリスト、Ming-Chi Kuo〔郭明錤〕はこれに先立って「次世代iPhoneはLightningポートに加えてワイヤレス充電システムを備える」と予言していた。

昨年9月の段階でもAppleは iPhoneに3種類ものモデルを発表することができた。今年の秋には、(実際のモデル名がどうなるかまだ分からないが) iPhone 8とiPhone 8 Plusに加えてハイエンドのいわば「プロ」モデルが加わるはずだ。

ワイヤレス充電機能を備えるのが3モデル全てになるのか最上位モデルだけになるかは今のところ不明だ。同様に、ワイヤレス充電器が付属するのか、Lightningポートがどうなるのかについても確かな情報はない。

WPCにはSamsung、LG、Huawei、HTC、Qualcommを始め多数の会社が参加している。そのためAppleが加盟したというニュース自体は次世代iPhoneの仕様を明らかにする上でそれほど大きな意味を持たない。とはいえ、現在渦巻いている噂にいわば油を注ぐ効果はある。火のないところに煙は立たないというが、大量の煙が渦巻いていることは確かだ。

さてAppleはLightningポートをどうするだろう? もしAppleが「ユーザーはLightning接続なしでも困らない」と判断するなら、ワイヤレス充電を実装するのをチャンスにiPhoneに残された最後のポートを廃止するかもしれない。

アップデート: AppleはWPCに参加したことを確認する声明を発表した。〔声明全文は原文に掲載〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Mophieのワイヤレス充電システムCharge Forceレビュー

先月、Charge Forceと名付けられたワイヤレス充電システムを発表し、Mophieはワイヤレス充電こそが素晴らしいモノの未来だと謳っていた。理論上は、一日に何度も携帯電話に充電ケーブルを差し込むのが我慢できない人にとって、完璧な製品のように聞こえるが、本当に宣伝文句通りなのか確かめるため、製品を試してみることにした。

Charge Forceは、バッテリー内蔵ケースのJuice Pack(99.95ドル)、ワイヤレス充電ベース(39.95ドル)、車のエアコン吹き出し口に取り付けるベントマウント(59.95ドル)そしてデスクマウント(59.95ドル)でフルラインナップを構成している。節約したい人は、129.95ドルでJuice Packとワイヤレス充電ベースのセットも購入できる。

しっかりしているが大きすぎて無骨なケース

Mophie's desk stand looks fantastic, and can be turned sideways for Netflix binging on the move.

Mophieのデスクマウントは見た目も良く、横に向けてNetflixを楽しむこともできる。

アップデートされたJuice Packは、携帯電話の電池の持ちを向上させるのには素晴らしい製品だ。私の携帯電話を充電が空になった状態からでも、75%くらいまで充電することができ、これまでこの製品に救われたことが何回かある。また、Juice PackはQiとPMAどちらのワイヤレス充電規格にも対応しているので、カフェや車の中にワイヤレス充電ベースをみつけたら、このケースが使える可能性が高い。なんとも気が利いている。

私の携帯電話の充電が空になるのを救ってくれる以外の点では、私はこのケースがあまり好きではない。iPhone 6 Plus自体が持て余すほど大きいのに、Juice Packでさらに幅、高さ、厚み、そして言うまでもなく重さが加わり行き過ぎな感がある。実際、Juice Packで重くなりすぎて、Mophie製品に取り付けられた磁石が携帯電話を所定の位置で上手く支えきれないほどだ。

そして、Juice Packは全てのポイントで分厚すぎる。ヘッドホンの差込口はかなり奥まった所に入り込んでしまうため、私の持っているヘッドホンはどれもケースに同梱されたアダプター無しには装着出来なかった。また、ミュートスイッチも私のずんぐりした小さな指では動かせなかったので、試してみてほしい。最終的にペンを使わないとミュートのON・OFFは切り替えられなかった。これは私たちの望む未来の姿ではないだろう。

私のJuice Packに関する最後の不満は、ケースについているのがマイクロUSBのソケットだということだ。まぁ確かにマイクロUSBケーブルは、Lightningケーブルよりも安いし簡単にみつけられるが、私は既にLightningケーブルを家や車、オフィスの至るところに置いているので不便に感じている。さらに、私は他にもOsciumのオシロスコープのように日常的に使っているアクセサリをいくつか持っているが、いちいちケースから出さないといけないのが不便だ。

オフィスや移動中でもワイヤレス充電

Wireless life is pretty sweet.

ワイヤレスライフは結構いい感じだ。全部自分が思った通りだと良かったんだが。

不満は置いておいて、ワイヤレスなライフスタイルにはすぐに慣れることができた。充電ベースは、Juice Packを充電し始める前にちゃんと携帯電話自体を充電するので、携帯電話を充電ベースに載せるのを習慣づけておけば、常にフル充電された状態で外出することができる。

デスクマウントも良い感じで、電話がかかってくればすぐにとることができるし、携帯電話を2つ目のスクリーンとして使うこともできるので、例えばTwitterの確認などに便利だ。さらにデスクマウントは、携帯電話上でビデオを見たいときなどのため、横向きに回転できるようになっているのが素晴らしい。残念ながらデスクマウントは、重い携帯電話とケースを所定の位置に支えられる程しっかりしていないため、スクリーンが自分の顔へ向いた状態にセットしようとしても下を向いてしまっていた。

いずれにしろ、私は普段車の中で磁石式のマウントを使うため、ベントマウントに一番期待していた。Bluetoothを使って携帯電話を車に接続すれば、即座に携帯電話をマウント上に置いて充電し、そのままにしておけるので最高だ。特に、短距離を色んな場所に止まりながら運転することが多い人にはおすすめ。

しかし、残念ながらベントマウントの磁石も携帯電話とかさばったJuice Packの重さに耐え切れるほど吸着力が強くなかった。いつものように携帯電話を横向きにして使おうとしたが、道路のちょっとしたデコボコの上を通ると、携帯電話が動いてしまうこともあり(さらに携帯電話がマウントから落ちてしまうこともあった)使いものにならなかった上、これでは安全上も問題があると言える。予め言っておくと、問題の一部は13年選手でサスペンションが固くなってしまった私の車にもあると思うが、それでもこれまでつかっていたベントマウントでは同じような問題はなかったので、Juice Packの重さが原因だと感じてしまう。

携帯電話を縦向きにすれば、ベントマウントは問題なく機能するが、いつ携帯電話が落ちてしまうか心配で結局ベントマウントを使うのをやめてしまった。安全第一といったところだ。

The charging pad and battery case kit will set you back $129.95 together.

ワイヤレス充電ベースとバッテリーケースのセットは129.95ドルと購入を思いとどまらせてしまう程の価格。

ワイヤレスは最高だけど…

Charge Forceシリーズのレビュー結果を総合的に見て分かったのは、私がワイヤレス充電のアイディアを本当に気に入っているということだ。ただ、私はMophieがワイヤレス充電機能と磁石式のマウント部だけを備えた、バッテリーが内蔵されていないケースを販売することを祈っている。というのも、私が経験した問題のほとんどがそれで解決する気がしているからだ。

究極的には、それぞれの携帯電話の使い方次第で、Charge Forceシリーズの価値も変わってくる。

それでも価格については物申さなければいけない。Juice Pakcと充電ベース、デスクマウントとベントマウントのフルセットを買おうとすると、購入をためらってしまうほど高くなるし、私にはその価値があるようには感じられない。私は完全なガジェット狂でありワイヤレス充電が大好きだが、そうでなければ同じ価格で何本ものLightningケーブルともっと容量のあるモバイルバッテリーを買うことができる。

思いがけない出来事に我慢できるのであれば、Mophieのワイヤレス充電システムは素晴らしいオプションだと言える。しかし、私はそれほど多くの人がこれだけの金額を払って、時々携帯電話をケーブルに繋がなければいけないという、比較的小さな問題を解決しようとするとは思えない。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter