世界を57兆個の小さな区画に分割してそれぞれにユニークな名前をつけたwhat3wordsに投資が殺到

what3wordsは、世界全体を57兆個の、一辺が3メートルの正方形に分割して、そのひとつひとつに3つの言葉を割り当てている。その同社がこのほど、新たな投資家3社を開示したが、それらはどれも自動車業界方面からだ。

what3wordsは木曜日(米国時間6/28)に、中国最大の自動車グループSAIC Motorのベンチャー部門と、Formula 1のチャンピオンNico Rosberg、そしてオーディオとナビゲーションシステムのAlpine Electronicsが、ロンドンの同社に投資を行ったことを発表した。これまでの投資家Intel Capitalも、そのラウンドに参加した。

その資金は、新しい市場開拓と製品開発に充てられる。

調達額は公表されていないが、この投資は、ユーザー体験を単純化し、音声コマンドで容易に使えて、企業を自動運転車両の時代に向けて準備させてくれる技術への、主に自動車業界の関心を示している。このアドレッシングシステムではひとつの位置にユニークな(それ一つしかない)3語の組み合わせを与えるから、これまでの音声操作のナビゲーションシステムの多くが抱えていた重大な欠陥をなくしてくれる。それは、道路名の重複だ。

同社は、これら57兆個の正方形に、25000語のボキャブラリーを持つアルゴリズムを使ってユニークな三つの言葉から成る名前を割り当てた。そのシステムは、what3wordsアプリで誰もが利用でき、1ダース以上の言語に対応している。たとえば、パリのエッフェル塔の特定のコーナーにいる友だちに会いたければ、3語のアドレス、“prices.slippery.traps”を送る。Airbnbのホストは3語のアドレスを使って、ゲストを分かりにくい入口に案内する。自動運転車には3語のアドレスを与え、大きなスポーツアリーナの特定のエントランスへ行かせる。

what3wordsのCEO Chris Sheldrickはこう語る: “今回の資金でこの会社が進むべき方向が固まった。それは、車やデバイスや音声アシスタントなどに行き先を指示する方法だ”。

今年の初めにwhat3wordsは、Daimlerが同社の10%株主になったことを開示した。Daimlerの株の一件と、最近公開された投資家(前述)は、いずれも同社のシリーズCラウンドの一環だ。

同社の奇抜なグローバルアドレッシングシステムは、Mercedesの新しいインフォテインメントとナビゲーションシステム…Mercedes-Benz User Experience, MBUX…が採用し、まずこの春にアメリカ以外の市場で発売されたハッチバックの新型Mercedes A-Classに載った。セダンのA-Classはアメリカ市場に今年の後期に来る。

TomTomが先月発表したプランでは、今年の後半に同社のマッピングとナビゲーション製品にwhat3wordsが組み込まれる。TomTomのナビゲーションや交通技術製品を採用している自動車メーカーは、Volkswagen, Fiat Chrysler, Alfa Romeo, Citroën, Peugeotなどだ。

同社はそのほかの自動車メーカーとも商談を進めており、それは、車のインフォテインメントシステムにwhat3wordsを取り入れてもらうことが目的だ。

画像クレジット: what3words

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Google I/O:マップ・アプリにニュースフィード――個人別に情報や提案を配信するようになる

マウンテンビューの野外コンサートホール、Shoreline Amphitheatreで開催中のデベロッパー・カンファレンス、Google I/Oで、Googleマップの新バージョンが発表された。アップデートはこの夏に実施される予定だ。もちろんナビ機能は維持されるが、次世代マップではこれに加えて多数の便利な探索機能が追加される。

Googleマップのシニア・プロダクトマネージャー、Sophia Linは私の取材に答えて次のように語った。

1年ほど前に Googleマップに何を望むかユーザーにアンケートしたことがある。どうしたらもっと役に立てるだろうか、どんな新機能があったら便利だと思うかと尋ねた。
その中で圧倒的に多い答えが、『自分がいる場所についての情報をもっと詳しく知りたい』というものだった。それによって次にどちらに向かったらいいかを決められるという。そこで私たちはどうしたらその方向でユーザーの手助けができるか研究を始めた。

Googleマップの最大の機能はもちろん「行きたいところへ行くことを助ける」点だ。最近、Googleはマップにありとあらゆる機能を追加しているが、多くのユーザーに利用されているとは言えない。私はLinからマップの探索機能を利用しているユーザーのパーセンテージを聞き出すことはできなかったが、今回の新機能は機械学習の適用によりマップを大幅にスマート化しようとするもののようだ。

もちろん GoogleのことなのでAIを利用したユーザー別の個人化もいっそう進歩する。

新しいマップではFor youという専用タブが新設される。簡単に言えば、ユーザーに対し各種の推薦や情報の提供を行うニュースフィード的な仕組みだ。ただし「フォロー」する相手は人間ではなく、ある地域(お気に入りの町、観光地、訪問を予定して場所等々)だ。フォローしている地域で何かが起きて、Googleがそのニュースがユーザーの関心に合致すると判断すると配信されるのはソーシャルネットワークの場合と同様だ。たとえばその地域であるレストランの人気が高まっているとか、有名コーヒーショップのチェーン店がオープンしたなどという情報を教えてくれる。

Linによれば、これまで地域で何か新しいことを発見するのは運任せの面が大きかった。「たまたま道を歩いていて何かを見つけるということはある。しかしたいていの場合はそういう幸運には恵まれない。店が開いてから半年もたって気がつくということも多い。私たちは個人が発信す情報をる匿名化して処理し、ユーザーが関心を持ちそうな地域で何が起きているのかどんなトレンドなのかなのかをリアルタイムで把握できる」という。

アルゴリズムによって収集された情報は「フーディー・リスト」や「今週のトレンド」いったスタイルに整理され、ユーザーにどこに行ったらいいかを教えてくれる。Linによれば、フーディー・リストは匿名化された情報に基づくコホート分析により人々の短期的集散の状況を観察して得られるという。.ある店に新しく人が集まり始めたとすれば、、こうした動きは将来のトレンドの予兆となっていることが多い。一方、トレンド・リストはもっと長期の訪問者の増減を観察する。たとえば夏になるとアイスクリーム・パーラーを訪問する人口が増える、などだ。

Googleマップのニュースフィードではローカルニュースも分析の対象とする。

LinはFor youが目指しているのは大量の情報を集めることではなく「適切な情報をそれに興味を持つ人に適切なタイミングで配信する」ことだと強調した。

For youフィードにはAIテクノロジーをベースにした各種の高度な探索機能が実装される。たとえばマップはミシュランの星つきレストランのリストを作れる。またユーザーのいる場所、時間帯に応じて、たとえば「ファッショナブルなブランチ・スポット」を提案したりする。

新しいマップに予定されているもう一つの大きなアップデートはYour Matchだ。もしレストランその他を訪問する際に星つき口コミを調べたことがあればどの程度の情報が含まれるのか分かると思う。これに対して、新しいYour Matchは個人別の情報を加味してカスタマイズされた評価を示す。これにはユーザーの現在位置からの距離やユーザー自身の好みなどが反映される。

Googleマップにおけるユーザーの好みはマップの利用履歴の他に Googleマップの設定からマニュアルで入力もできるようになるはずだ。ただしユーザーと好みが似た人々によるある場所の評価は個別ユーザーにおけるカスタマイズには反映されないというのは興味ある点だ。

3番目の大きなアップデートではグループ・プランニングだ。デモを見た印象では、チームのツールとしてなかなかうまく作動していた。これはあるグループに対して簡単に提案や推薦ができる機能だ。グループというものの恋人とのディナーという場合でもよい。リストにある場所を長押しするとGoogleマップにチャットアプリのようなバブル形式のチャットヘッドが現れる。チャットヘッドはユーザーが他の場所を見てまわる間も表示が続く。候補先リストの作成を終えるとユーザーはリストを友達のグループなり恋人なりと共有できる。他のメンバーは自分の好みの場所を選んで投票すればよい。

Googleは新しいマップを夏の終わり頃に一般向けにリリースする予定だ。iOS版、Android版双方が準備されているが、どちらが先になるかはまだ決まっていない。当面新機能はすべてウェブ版ではなくモバイル・アプリ向けとなる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Artopiaは世界中いたるところに3Dアートを置けるアプリ

公共の場所はそのうち拡張現実アプリを使うと見えてくる秘密のアートで埋まってしまうかもしれない。Artopiaというのは大いにクリーティブなARアプリだ。ユーザーは自分の3Dアートを特定の位置に関連付けて保存し、公開できる。つまり誰でもその場所でArtopiaを起動すれば保存された3Dアートを見ることができる。

現在Artopiaはベータ版がAndroidとiOSで入手できる。3Dお絵かきとARをストレートに結合した興味深い試みだ。3Dアートの作成には各種のブラシ、色彩その他標準的なツールが使える。アートを仕上げるためにスマートフォンを動かすことが可能だ。対象をつかんでぐるりと回すこともできる。

3Dアートを作成してセーブすると、Artopiaのサーバーはその正確な位置を記憶する。この位置はArtopiaのマップに表示されるので、近くを通りかかったユーザーはスマートフォンの画面で現実空間内に浮かぶアートを見ることができ、アートの制作者などの情報も表示される。そのアートの付近に関連するアートを付け足すこともできる。

アイディアはシンプルだ(実装はそうとうに込み入っている)が、体験は楽しく、見え方も自然だ。もちろん誰かが卑猥な3D落書きなどをした場合などにそなえて「問題を報告」するボタンもある。しかし全体として適切な利用はクラウドの知恵に任されている。

Artopiaはクウェートのデベロッパー、Omar Khalilが開発した。そのため3Dアートの分布はクウェートのアメリカン・ユニバーシティーの付近に集中している。しかしArtopiaに興味を抱いた読者は上のリンクからベータ版を入手して近所の公園や街角に自由に3Dアートを置いてみることができる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Niantic、ハリー・ポッター・ゲーム開発に2億ドル調達へ――ポケモンGOに続く世界的ヒットを狙う

ポケモンGOゲームを開発したことで知られるNiantic Inc.が2億ドルの資金調達を図っている。Wall Street Journalの記事によれば、このシリーズB の資金調達ラウンドはSpark Capitalがリードし、Founders Fund、Meritech、Javelin Venture Capital、You & Mr. Jones、NetEase, Inc.が参加する。Sparkのパートナー、Megan Quinnはこのラウンドの一環としてNianticの取締役に就任する。

NianticはAR〔拡張現実〕テクノロジーの開発を強みとしているが、もともと同社がGoogleの社内ベンチャーだった頃に開発されたSF的スパイゲーム、Ingressで培われたものだ。2015年にNianticはGoogleからスピンオフsて独立の企業となり、2016年の7月にポケモンGOをスタートさせた。ポケモンGOのARは当初から世界的に話題となり、多くのユーザーを集めて大ヒットした。プレイヤーにインセンティブを与えるゲームの仕組みにより、各地で大勢のプレイヤーが実際の場所に集まる現象が起きている。

NianticははシリーズAラウンドでGoogle、任天堂、Alsop Loui Partners、The Pokémon Company、Cyan and Scott Banisterなどから3000万ドルを調達した。今年に入ってNianticは最初の企業買収を行い、モバイル・ソーシャルゲームのデベロッパー、Evertoonを傘下に収めた。また最近、ハリー・ポッター・シリーズをテーマにしたARゲームを開発することを明らかにしている。

この新ゲーム、Harry Potter: Wizards Uniteは来年リリースされ、Warner Bros. Interactiveと共同で開発される。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Samsungの小さなタグConnect Tag一回の充電で1週間子どもやペットの所在がわかる

子どもやペットや、そのほかの愛用品の所在が、知りたいときにすぐ分かるといいな、と常日頃思っている人にSamsungから朗報だ。この韓国の巨大エレクトロニクス企業が今日(米国時間10/16)発表したConnect Tagは、スマートフォンなどよりもずっと小さなデバイスで、インターネットに接続され、1回の充電で1週間、信号を送り続ける。

つまりこれは、Tileが提供している電子タグとよく似たものだ。アメリカのスタートアップTileは5月に2500万ドルを調達し、これまでの資金調達総額は6000万ドル近い。

Tileは大きさや形に自由度があるが、SamsungのConnect Tagは4.21cm x 1.19cmの真っ白な製品だ。それは一週間の電池寿命で、電力とデータの使い方がより控えめなナローバンドのネットワーク技術を利用する。それは、タグ製品としては世界で初めてだそうだ。

同機は、GPSとWi-Fi位置推定法(WPS)、および基地局ID(Cell ID)を利用する三角法によりデバイスの位置を正確に把握する。またそれは、SamsungのSmartThingsエコシステムにも対応していて、家のまわりにジオフェンスをセットアップできる。つまりタグの装着者が家に帰ってきたら、何かの機器がonになる、という使い方ができる。

また同機に付随しているAndroidアプリ、ロケーションファインダーでは、タグの現在位置を知ったり、一定の時間間隔で現在位置を通知させたりできる。職場で仕事に没頭しているときでも、ペットがちゃんと家にいることを確認できる。

価格の発表はまだないが、Samsung Connect Tagは最初韓国で発売され、その数か月後にそのほかの国でも発売される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Googleが自然災害や危機的状況では検索とMapsで特別情報を表示する、その名もSOS Alerts機能

Googleが今日(米国時間7/25)、検索とMapsに、ユーザーがいる地域で自然災害やそのほかの危機が発生しているとき良質な関連情報を提供する機能を導入した。その機能は“SOS Alerts”と呼ばれ、検索結果やMapsのページのトップに事変に関する情報や被害地の情報が表示される。

同社はさまざまな機関と協力し、その中にはRed Cross(赤十字), Federal Emergency Management Agency(連邦緊急事態管理庁), Philippine Atmospheric, Geophysical and Astronomical Services Administration(フィリピン大気地球物理天文局)など多くの情報源が含まれる。

検索では、状況の概要、地図、関連ニュース、緊急時電話番号(がある場合)、Webサイトなどの関連情報源が示される。災害地がユーザーの至近距離内にあるときは、情報源に関する通知も送られる。

Mapsでは、検索と同じ上記の情報が表示されるほか、道路閉鎖や交通情報などが地図上に表示され、情報はリアルタイムで更新される。

この新しい機能は、デスクトップとモバイルWeb、そしてAndroid/iOS用のGoogleアプリの検索、およびモバイルのGoogle Mapsで提供される。

また既存のサービス、Google Person Finder, Google Crisis Map, そしてGoogle Public Alertsなどでも災害危機情報が配布される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Nomadicが小売店用のモジュール的位置対応VRシステムで$6Mのシード資金を獲得、今後は一般の娯楽施設にも

仮想現実(virtual reality, VR)は家庭用にはまだ高価すぎるかもしれないが、しかし専門店の集客手段としては、検討の価値があるだろう。

ユーザーが体感できる位置対応の小売体験を追究してきたNomadicが、新たな資金を手にした。同社は今日(米国時間6/12)、Horizons Ventures率いるラウンドにより600万ドルの資金を調達したことを発表した。Presence Capital, Maveron, Vulcan Capital, そしてVerus Internationalがこのラウンドに参加した。

ユーザーは、VRヘッドセットとバックパックに収めたPCを装着し(上図)、店内を歩きまわって、各位置に仕組まれたゲームを体験する。そのVRの中に椅子が見えたら、ユーザーは実際にその椅子に座れる。またゲーム中のさまざまなオブジェクトも、赤外線マーカーとカメラのおかげで、そこに実在する物を手に取ることができる。その体験は全体として、90年代のキッチュな4D映画の意図的な焼き直しみたいだが、体感と物理的なスペースや物を利用しているから、より没入的(イマーシブ, immersive)なVRになっている。

ぼくもそれを実際に体験したことがあるけど、そのときの一部始終はこの記事に書いた。

位置対応のVR体験は、The Voidなどの競合企業が、たとえばニューヨークのGhostbusters体験館のような、専用の倉庫みたいな施設で提供しているが、Nomadicの場合はインストールの容易なモジュール方式で、既存の小売店が導入できるようにしている。

Nomadicが専門店の客寄せ以外に狙っているのは、映画館、ショッピングモール、リゾート、空港、カジノ、テーマパークなどにおける、没入的なエンターテイメントの提供だ。まだ具体的なパートナーシップは発表されていないが、日程だけはなぜか具体的で、同社の位置対応VRによるエンターテイメントの‘初封切り’は2018年の第一四半期だそうだ。

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Boschから高精度レーダー地図情報システム――自動運転用に普及する可能性

ドイツの大手自動車部品メーカー、Boschはオランダの位置情報デバイス・メーカー TomTomと協力して高精度のマップシステムを発表した。これはBoschが開発したRadar Road Signature〔レーダー利用道路特徴抽出〕と呼ばれるテクノロジーを用いて周辺の道路を地図化し、車両の位置を2、3センチの精度で決定する(ヤード・ポンド法でいえば1インチ程度の精度だ)。

こうした高精度の位置決めには従来ビデオカメラのデータが用いられてきたが、新システムはこれを補完する。レーダーを用いるために悪天候などにより視界が悪い環境でも作動するという利点がある。こうした環境ではカメラは十分に機能を果たさない場合があった。

驚くべきことに、このシステムから車両に渡されるデータの量はカメラを用いたビデオに比べて半分程度だという。これは車両システムのネットワーク化にも大きなメリットとなる。データ量は自動運転を実現する上で自動車メーカーが常に重要な要素と考えてきた部分だ。Boschによれば、現在の計画では、実車からのデータ収集は2020から開始されるという。

このシステムが路上の自動車に大量に登載されるようになれば、精密な地図の制作に大きく貢献することになる。このためには現行のBoschのレーダーシステムをアップグレードする必要がある。現行システムはドライバーに高度な運転補助を与えることが目的であるため走行中のみ作動する。高精度の位置情報を提供する新システムへのアップグレードには車両の挙動によって起動される現在のシステムを常時作動する仕組に変える必要がある。

新しい地図システムは車両周辺を認識し、自動車が走行レーンに対してどのような位置にあるかを正しく決定できる。これにより、自動車が取るべき進路を予測すると同時に、渋滞、道路工事、駐車スペースの空き具合などのリアルタイム情報を処理するダイナミックなレイヤーが加えられる。レーダーから得られる情報はこのようなダイナミックな地図を生成する上で決定的な要素となると期待される。

Boschによれば、Radar Road Signatureシステムは「既存のあらゆる地図フォーマットと互換性がある」という。つまり自動運転のための精密な地図が必要とされており、かつ重要であるような多様な状況で採用が可能ということだ。Boschは自動車パーツの世界的供給者の1社であるため、このレーダーシステムは多くの自動車メーカーに採用されて大きな影響を与える可能性がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Facebook、Rewardsでオフライン購入を変革へ――個人別QRコードを提供

Facebookは現実店舗でのオフラインのショッピングにも役立つことを実証しようと新機能のテストを行っている。TechCrunchが得た情報によると、FacebookはユーザーにカスタマイズされたQRコードを提供し、特定の店舗で割引やボーナスを得られるようにするという実験を行っている。実験対象のユーザーの場合、モバイル・アプリのmoreタブにRewardsという新機能が表示される。

この件でFacebookに取材したところでは、テストは数ヶ月前から開始されたということだ。公式説明は以下のとおり。「各種のビジネスが消費者との結びつきを維持、拡大するのを助ける努力の一環として、われわれは小規模なテストを行っている。これはテスト・プログラムの参加店舗でFacebookのユーザーがショッピングをする際、アプリを通して割引やボーナスポイントなどを得られるようにするものだ」。

Facebook Rewards

このFacebook Rewards機能は消費者、店舗、Facebook自身の利益の拡大を目指している。消費者はFacebookのメンバーになっていることで割引やボーナスポイントを得られる。マーチャントはSNSと口コミの力によりコストパフォーマンスの高い方法で集客ができる。リピート客を作り、店舗に繰り返し足を運ばせることができればRewardsプログラムにかかる費用よりはるかに大きな利益を上げることができるわけだ。

ショッピングの際に新たなインセンティブを提供されればユーザーにとってFacebookの魅力が増す。またビジネスからはRewardsプログラムをプロモーションする広告の掲載を見込むことができる。さらにFacebookは「誰がいつどの店でどんなプロダクトを購入するのか?」という重要な情報を得ることができる。これはニュースフィードへの記事の選択と広告のターゲティングにおいて非常jに貴重な情報となる。

Snap Inc. もブリック・アンド・モーターと呼ばれる現実店舗でのショッピングを促進し購入履歴を得る独自の機能をプロモーションしている。店舗やブランドはこれはSponsored
Geofilters広告と呼ばれ、参加店舗の付近にいるSnapchatのユーザーには店舗に関連ある写真やビデオが配信される。Snapは同時に “Snap to Store”プログラムにより、ユーザーが付近に来ていることを店舗側に知らせる。

2012年にOffersをスタートさせたときから店舗におけるディスカウント・セールに役割を果たすことにFacebookは関心を抱いていた。Offersは昨年機能を強化された。Offersはオンライン、オフラインの双方で利用できる。具体的には特別のプロモーションに関連づけられたバーコードで、オフラインのショッピングならレジでスキャンされる。オンライン通販であればチェックアウト過程の一部として送信できる。FacebookはOffersは口コミで大きな成功を収めたと述べている。

Facebook Offers

この間Facebookはオンライン広告をオフラインの購入に結びつけるなど「消費行動のループを完結させる」方法を各種実行してきた。FacebookはDatalogix、Epsilon、Acxiom、BlueKaiなどのデータプロバイダーと提携して消費者のオフライン・ショッピングの情報をインデックスしている。またPOSシステムの有力企業、SquareやMarketoの協力を得て購入に直接結びつく広告を表示し、 GPS、Wi-Fi、携帯無線の中継塔その他から得られる情報を動員し、付近の店舗にユーザーを誘導しようと試みている。

Rewardsはその名のとおりいわゆるロイアルティー・プログラムに属するが、単に店舗側でスキャンできるのコードを提供するだけでなく、ユーザーごとに個別のQRコードを配信する。
消費者は来店ごとにレジでこのコードをスキャンさせていれば自動的にロイアルティーカードにポイントが加算されていく。

店舗別の顧客カードは失くしやすいしいちいち取り出すのも面倒だ。ストアアプリの場合は新しくダウンロードしてインストールする必要がある。 しかしRewardsはFacebookのモバイルアプリの一部をなすのでユーザーは常に持ち歩いているし、すぐに提示することができる。今後FacebookがRewardsのテストで好結果を得るようなら、全面的に展開されることが予想される。一方で、ロイアルティーカードをビジネスの柱とするスターアップはある朝突如、巨大なブルーのロードローラーがマーケットを踏み潰していく可能性に直面するかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Facebook Messengerからライブで位置を共有―待ち合わせが飛躍的に簡単になる

Facebook Messengerはオンラインでのチャットツールというだけではなくなる―オフラインでの待ち合わせを大いに助けてくれる。今日(米国時間3/27)、FacebookはLive Location(ライブ・ロケーション)機能を追加した。これは1対1またはグループでのプライベート・チャット中に1時間に限って地図上にリアルタイムで自分の場所を表示する機能だ。

「Live Locationは友達と待ち合わせするときにとても役立つ。待ち合わせ場所が分かるだけでなく、そこに向かっているときに使えば相手はいつ頃着くかが分かる。帰宅中に表示させればいつ頃家に着くか、家族やルームメイトが知ることができる」とFacebookのプロダクト・マネージャーのSelena Wangは書いている。この機能はiOSAndroidのMessengerのユーザー全員に今日公開される予定だ。これによってMessengerはFoursquareのSwarmのような位置情報アプリやDown To Lunchのような待ち合わせアプリの直接のライバルとなる。【略】

Live Locationの使い方はこうだ。

  1. チャットのユーザーはスレッドを開いている状態でLocationボタンをタップするかMoreメニューを開く
  2. 地図が表示されるので青いバーをタップすると現在地を共有するLive Locationの状態になる
  3. チャットの相手は60分間にかぎりLive Locationを有効にしている相手の正確な位置を知ることができる。また相手が自動車を運転している場合、推定到着時間もわかる。
  4. 位置共有の残り時間がマップの隅に表示される。またStop Sharingをタップすればただちに位置共有をストップさせることができる

GPSは電力を消費させるので、Live Locationを有効にしたときのバッテリーへの影響が気になる。しかしFacebookに取材したところではLive
Locationは通常以上にバッテリーを消耗させることはないと自信を持っていた。Messengerの責任者、 David MarcusのFacebookへの投稿によれば「われわれは時間をかけてテストを繰り返したので …いちいち(Live Locationを有効にしていることに)注意を払う必要がないほど電力消費は最小化されている」ということだ。そうは言ってもやはりバッテリー残量はチェックしておいた方がいいだろう。

また今回のアップデートでActive Now〔現在オンライン中〕にはMessenger Dayを簡単に起動するフィルターが追加された。これによりMessengerは友達との交流のメインのプラットフォームとなるのに必要な機能をさらに充実させた。

ソーシャルメディアにはオフラインで友達と会うための機能があまりなかった。たとえば誰が近くにいるのか、空き時間があるのかなどを簡単に知る方法はなかった。こうした面で便利なプラットフォームとなるためには友達全員が使っており、常にチェックしているような普遍的なサービスである必要がある。また会うことになった場合、使いやすいチャット機能を備えていなければならない。この点で先行のSwarmやDown To Lunchにはどこかが不十分だった。

以前に書いたとおり、MessengerはFacebook本体の普遍性を巧みに利用しており、待ち合わせのプラットフォームとなるのに最適な条件を備えている。われわれは友達とつながることができる必要があり、これは直接顔を合わせるのが最良だ。もっともLive Locationを使うときには注意が肝心だ。「もうすぐ着きます」というおなじみの文句を入力してもパジャマ姿でまだ家にいることがばれてしまうかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

位置情報のTwilioを目指すRadarがExpa Labsからローンチ、どんなアプリにも位置関連サービスを簡単に実装できる

radar

デベロッパーが自分のアプリケーションに利用できるAPIのプロバイダ、支払い決済ならStripeがあり、アナリティクス(アクセス分析)ならMixpanel、通信ならTwilioがある。でも、位置はどうだろう?

大丈夫。これからはRadarがある。

RadarのファウンダーNick PatrickとCoby BermanはともにFoursquare出身で、彼らは、人びとがFoursquareを必要としている以上に、いろんなアプリケーションが位置サービスを必要としていることを悟った。もちろんそれを、各デベロッパーがゼロから実装するのはたいへんすぎる。

Patrickは、お掃除のオンデマンドサービスHandyにいたときに、同社のお掃除スタッフが今どこにいるか、顧客に分かるようにいしたい、と思った。そういうバックエンドサービスがあれば実装は簡単なのだが、意外と、そんなAPIプロバイダがなかった。

そこでPatrickとBermanはRadar社を作り、そして同社は今日、インキュベータのExpa Labsを巣立った

Radarのユーザーとなったデベロッパーは、Radar SDKを簡単に統合して、ジオフェンス(仮想領域機能)や、場所への出・入りイベントの追跡など、位置関連の機能を実装できる。そして最終的には、彼/彼女のアプリケーションに位置機能があることによって、エンドユーザーの体験をより快適にできる。

  1. dashboard_users.png

  2. dashboard_geofences.png

Patrickによると、デベロッパーはRadarを使うことによって三つのプラスを手に入れる: ユーザーエンゲージメントの増加、売上〜収益の増加、そしてアプリケーションの操作性の向上。

たとえばTinderに位置機能があれば、お互い意気投合した同士が、相手がすぐ近くにいることを分かる。小売店がeコマースの機能を持ったとき、位置機能があれば、お店の近くのお客さん限定の売り出しを企画できる。またHandyやPostmatesのようなオンデマンド・サービスは、位置追跡機能を自分で作らなくても、Radarを統合すれば、サービスマン/ウーマンが今どこにいるかを、待っている顧客にリアルタイムで伝えられる。

“APIを作るときの最大の課題は、ありとあらゆるユースケースを想定して、それらすべてにエレガントに対応できるようにすることだ”、とPatrickは語る。

今日一般公開されたRadarには、試してみたいデベロッパーのための無料プランもある。またエンタープライズ向けのプランには、手取り足取りのサポートがつく。こちらの料金は、APIの使用量で決まる。

Radarに保存される位置データには、その位置の帰属者情報がもちろんつくが、前者と後者は物理的には別の場所にある。両者の対応関係は、ハッカーには分からない。したがって個人情報や企業の機密情報などが外部に漏れるおそれがない。

Radarは巣立ちにあたってExpa Labsから50万ドルの支度金をもらった。

Radarをここでチェックしてみよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Pokémon GO、今週末最大のアップデート―任天堂は80匹以上の新顔を追加

2017-02-16-pokemon-gen-2

「Pokémon GOの次世代ポケモンはいつ登場するんだろう?!」

というのは(私を含めて)多くのプレイヤーがしばらく前から抱いていた疑問だと思う。

任天堂/Nianticからついに公式の回答があった。「今週末登場」だ。

一時はかなり不安定だったサーバーもやっと安定した。世界中ほぼどこでもプレイできるようになった。そして今、スタート後ほぼ7ヶ月で…ついに新しいポケモンが大量に登場することになった。

われわれの取材に答えてNianticは「80匹以上のポケモンがジョウト地方(不案内な読者に説明しておくと これは1999年の『ポケットモンスター 金・銀』の舞台で、第2世代と呼ばれることもある)からPokémon GOに登場する」と確認した。

私はアップデートが行われる正確な日時を知りたかったがNianticは「今週のいつか」という以上の情報は明かしてくれなかった。では新しいポケモンは順次公開されるのかすべてが一度に公開されるのかを質問した。これに対して担当者は「アップデートが実施され次第、すべての新しいポケモンが発見可能になる」と答えた。

80匹が一度に公開されるといのは朗報だ。 これは当然そうあるべきだ。12月のアップデートではタマゴの状態でしか公開されない種類もあった。

その他公式に確認された事実

  • 新しい「進化」。 現行ポケモンの何種類かがさらに進化できることが判明した。Nianticによれば「進化」のためには「どうぐ」が必要になり、それらをポケストップから入手できる場合がある」という。ゲームのやり方をもう少し大胆に発展させる余地があったと思うのでこのあたりには多少失望した。
  • 2種類の「きのみ」が追加される。「なな」はポケモンの動きを遅くする(ボールを当てやすくする)。「ぱいる」はポケモンの捕獲に成功したときに得られる「ポケモンのアメ」を2倍にする。
  • トレーナーのアイテム追加。トレーナー用の新しい帽子、シャツ、パンツが入手できる。
  • ゲームモードの変化。発見したポケモンを捕獲するモードにも変化があるらしい。ただしNianticでは詳しく説明することを避けた。


以下の公式予告編ビデオもリリースされた

残念ながらこのビデオでは「捕獲方法の変化」を具体的に知ることはできない。しかし0:16あたりで映る新しい「きのみ」ボタンは注目だ。 カメラボタンもスクリーン上部に移動したようだ(しかし0:29ではいきなり下部右側に戻っている。おーっと!)。

あと0:20から 0:26ではプレイヤーは明らかに山の中や森でプレイしている。こうした場所はこれまでポケモンの発見率が極端に低いことで有名だった(ウォルマートの駐車場ならいくらでもいるのに…)。希望的観測かもしれないが、ポケモンをプレイできる場所が広がっているのかも?

今までのところ、位置トラッキング・システム、バトルの方法などについて変化があるのかどうかは分かっていない。いずれにせよ、これまでで最大のアップデートが行われることは間違いない。

「待てよ、しかし第2世代のポケモンには80匹ではなく100匹が追加されたはずでは?」といぶかるベテラン・プレイヤーがいるかもしれない。

そう、そこがやや曖昧なところだ。Nianticに尋ねたところでは「80匹以上」が追加されるということだった。ということは20匹については動向がはっきりしないわけだ。【略】ポケモンの数は分類の仕方、数え方にもよるが、それも実際にアップデートが行われれば詳しいことが判明するだろう。

ところで今回のアップデートは最初のリリースのときのような熱狂を引き起こすだろうか? その答えはたぶんノーだ。しかし同時にその必要はないともいえる。やることがなくなってゲームを中断しているプレイヤーを引き戻す効果はあるだろう。しかしスタート時の異常なまでのブームを何度も起すのは無理だし、そういうことにはならないだる。


熱心なプレイヤーのために私がビデオで気づいた点をいくつか紹介しておこう。

berries

1) モンスターはヤミカラス(Murkrow)?
2) 画面下のドロワーを開くと新しい「きのみ」が並んでいる
3) 右上の「購入」アイコンから判断すると「きのみ」を買うことができるらしい。

evolve

1) ポケモンには性別があった。矢印に注目してもらいたいが、性別のアイコンが追加されている。
2) 「進化(EVOLVE)」のボタンに表示されているシルエットはどうやら「タップした後のポケモンが進化した姿」を表しているらしい。 「進化」関連の「どうぐ」の追加でポケモンはいろいろな姿に進化できるようだ。いきなり進化されて面くらうのを防ぐのにいい考えだと思う。

〔日本版〕Pokémon GOのアップデートは任天堂のサイトで告知されている。チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコなどが登場するという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

FoursquareがGoogleに対抗してリストの検索機能を新たに導入、もっと早くからあるべきでは?

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Google Mapsが、場所にスターをつけたりするための、複数種類のリスト作成機能を準備している。対抗してFoursquareは、そのリスト機能をもっと便利にしようとしている。同社の今朝(米国時間1/13)の発表によると、リストを検索する機能が新たに加わるらしい。

考えてみれば、この便利な場所発見アプリに、ユーザーが集めた情報に対する検索機能が今までなかったこと自体が驚きだ。でも昔から、Foursquareの考えることはいつも謎めいている。アプリを分割してシティガイドとソーシャルネットワークに分けるなんて、謎の最たるものだ。

そのよく分からない決断は、分割後のソーシャルアプリSwarmにとって吉(きち)とは出なかった。アプリのトップチャートをどんどん落ち続け、今ではiTunesの「ソーシャルネットワーキング」カテゴリーで280位、Google Playでは330位だ。

それでも、Foursquareのメインのアプリは健在で、App StoreでもGoogle Playでも「食べ物と飲み物」カテゴリーでトップ50に入っている。新たにリスト検索機能が加われば、場所探しお店探しがもっと便利になるだろう。

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同社によると、ユーザーの地域のベスト店のリストの検索ができるようになる。リストは企業作でも個人作でもどちらでもよい。タコス店だけ、のように、対象を絞りすぎたベスト店リストでもよい。逆に、“どこそこでいちばんおいしい店”、のように漠然としたリストでもよい。

この機能の立ち上げ時に選べる企業作のリストは、Bon Appetit, PureWowなどだ。Foursquare自身が作ったリストもある。それらは、州別のベストピザ店全米新開店レストランのベストカクテルバーのベスト50、などなどだ。

この機能はモバイルアプリの[list]タブをタップし、キーワードやブランド名などを入力して検索を開始する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

GoogleのTrusted Contactsアプリは緊急時にその人(たとえば高齢者)の位置を共有する

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Googleが今日(米国時間12/5)、事故や危害に遭ったとき、知ってる誰かに通報できるAndroidアプリTrusted Contactsローンチした

このアプリを使うためにはまず、家族など信頼できる連絡先のリストを定義する。するとユーザーが緊急の通報を送ったとき、その人たちだけがそれを見ることができる。また、それらの連絡先のうち、今回はAさんとBさんには自分が今いる位置を知らせたくないときは、位置の共有を拒否できる。ただし拒否の指定を5分以内にやらないと、アプリは自動的にユーザーの位置を共有してしまう。オフラインのときは、接続を切る/切られる前の最後に記録された位置情報が共有される。

危害に遭っているときは、そんなときのために選んでおいた連絡先、または先ほどの、信頼できる連絡先として定義しリストアップした者全員、どちらかに決めて位置を共有できる。

そうやって自分が特別に決めた者、あるいは定義リスト上の信頼できる連絡先、どちらと位置を共有する設定にしていても、共有機能はいつでもoffにできる。offにしないと、その送付先リスト情報は次の24時間、生き続ける。

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使い始めるのは簡単だ。アプリをダウンロードする。信頼できる連絡先を選ぶ。そうすると彼ら全員に、サービスにサインアップして、任務に必要なすべての情報を得よ、というメールが行く。

ぼくなんかは、スマホ上の警報類を見落とすことが多いので、‘信頼できる相手’としてはぼくのような人間を除き、もっと厳しく選別すべきだろう。そうでないと、あなたの位置が思わぬ相手に共有されることもありえる。でも、自分の子どもたちや高齢者家族のスマートフォンに、このアプリをインストールしておきたい人は、絶対に多いだろうね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Alibaba、位置情報の測定や分析ツールを提供するPlaceIQに出資

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PlaceIQ は新たに大きな投資家を得た。中国のEコマース大手Alibabaだ。

両社は出資額について開示していない。これは戦略的な支援で、小規模な投資であり、PlaceIQが今年の初めに実施した、2500万ドルの調達ラウンド に付随する追加的な投資という。PlaceIQの共同ファウンダーでCEOのDuncan McCallは、これは大規模なパートナーシップの一環で、AlibabaはPlaceIQのテクノロジーを使用していくと話す。

「Alibabaの意図を代弁するつもりはありませんが、私が思うに、彼らは投資先というよりは、戦略パートナーを探していたのだと思います」とMcCallは言う。

PalceIQは位置情報とマーケターからの「ファースト・パーティー」データを組み合わせ、コンシュマーの行動の全体像を理解するための情報を提供する。例えば、誰かが車のディーラーを訪れたという情報だけでなく、その人が実際に車を購入しようとしているか、あるいはその人物がどういったテレビを視聴する傾向にあるかといった情報を組み合わせることができる。

AlibabaはPlaceIQのテクノロジーを多様な用途のために使用することができるMcCallは言う。例えば、マーケティング、商品レコメンド、より広範な意思決定のための情報提供などだ。

これはモバイル広告、さらには広告全般において位置情報がいかに有用なものになってきているかを示すことだと彼は考えている。「位置情報を売上やマーケティングに活用するというより、真にテクノロジーが意思決定を助けたり、ビジネスのインサイトを得ることにおいてそれが重要になってきているかを示しています」。

今後はPlaceIQはグローバルに展開することをMacCallは示唆し、そのためにこのようなパートナーシップモデルを継続すると話す。

「私たちのコアバリューはデータとテクノロジーにあります」と彼は言う。「新しい地域に進出を検討する時、その地域を牽引する企業を見つけ、共に展開できるようにしたいと思います」。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

ポケモンGO、売上5億ドル達成はゲーム史上最速―App Annieが詳細レポート発表

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ポケモンGOはデビュー以來数々の記録を達成してきた。たとえば、 最初の1週間で史上最多のダウンロードGoogle Playでの最速の5000万インストール などだ。このゲームがまた新記録を樹立した。ゲーム史上最速の売上5億ドル達成だ。

モバイル・アプリのアナリティクス企業、App Annieの最新レポートによれば、ポケモンGOはiOSとAndroidを通じ、世界で5億ドルの収入を上げた。またこのペースなら年末までに売上10億ドルを達成するという。

App Annieは「ポケモンGOはリリース後わずか60日でまた記録を作っった」と述べている。

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このニュースに先立って、昨日、NianticはAppleのiPhone 7発表イベントに登場し、デビュー以來世界で5億回ダウンロードされたと発表した。ポケモンGOのトレーナーが地球を歩きまわった距離が合計で46億キロになるという。ポケモンGOはApple Watchにも移植された。 Appleの別の発表によれば、App Storeは最後の2ヶ月だけで対前年比106%の急成長を遂げたというが、その原因の大きな部分はおそらくポケモンGOだ。

App Annieは8月上旬のレポートで、ポケモンGOは7月初めのデビュー以來、売上3億5000万ドルを確保したはずと述べている。

それから1月足らずで記録はさらに大きく伸びたことになる。

他の人気モバイルゲームの場合、5億ドルを売り上げるためにははるかに長い時間がかかっている。キャンディークラッシュは200日、クラッシュ・オブ・クランとパズル&ドラゴンズでは400日以上必要だった。

App Annieのレポートによれば、ポケモンGOの収入はアプリ内課金の売上だけではない。ポケモンGOは他のブランドのプロモーションを手助けするために提携契約を結び始めている。たとえば,ファーストフードチェーンのマクドナルドは日本で最初にポケモンGOと契約した。これによって日本のマクドナルドの3000近い店舗がポケストップ、ポケジムなどのスポットとなった。

今月に入って、Nianticは日本の大手モバイル・キャリヤ、SoftBankとの提携を発表し、3700箇所の店舗がポケモンGOの公式スポットになった。

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App AnnieによればポケモンGOのユーザー忠実度は衰えを見せていない。デビュー後30日間におけるユーザーの再帰率ではスクラブルに似たZyngaのソーシャル・ワードゲーム、Words with Friendsにやや遅れを取っているが、キャンディー・クラッシュやクラッシュ・オブ・クランより依然として上だ。

同レポートではさらに、「ポケモンGOが他のモバイル・アプリから時間を奪っている兆候はやはり見いだせない。おそらく非モバイル活動から一定の時間が奪われているのだろう」としている。

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画像:: Bryce Durbin

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

SoftbankがポケモンGOの公式パートナーに―SB、Yモバイル3700店舗がポケストップ、ポケジムになる

This photo illustration shows a man playing Nintendo's Pokemon Go game on his mobile phone in front of the Kabukiza theater in Tokyo on July 22, 2016.
The augmented-reality game Pokemon Go, which has been released in more than 30 countries, was launched in Japan where Nintendo created the franchise two decades ago. / AFP / KAZUHIRO NOGI        (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

ゲームとしてのポケモンGOの人気は今がピークなのかどうかについはいろいろな議論がある。しかしポケモンGOというブランドはこれから本格的に離陸するところだ。日本ではいくつかの大企業がゲームの公式スポンサーになっているが、今日(米国時間8/31)、日本の大手モバイル・キャリヤのSoftBankがこれに加わった。

契約の具体的内容は明らかにされていないが、時価総額800億ドルのSoftBankであるからには、ゲームの公式スポンサーの地位を獲得するために相当額を支払っただろうと推測できる。

日本におけるポケモンGOの最初の公式スポンサーは日本マクドナルドだった。同社は7月のゲームのローンチの時点でスポンサーとなっていた。マクドナルドはこのゲームによって現実の人の流れを作れると信じて3000箇所の店舗をポケストップやポケジムにしたようだ。

この提携に関するマクドナルドからのいささか早まった情報提供が日本におけるポケモンGOのスタートを遅らせるというオマケはついたものの、提携の賭けはおおむね成功した。そして今回のSoftBankの参加で新たにSoftBankのショップと傘下のY!Mobileショップ、合計3700箇所がポケストップやポケジムになる。

SoftBankの発表はこちら

当面、これ以上の詳細は不明だが、日本マクドナルドはポケモンGOを利用したキャンペーンを実施している。SoftBankも同様にポケモンGOブランドをテーマにしたサービスやグッズを展開することになるのだろう。

Bloombergの記事によれば、この提携のニュースはSoftBankの株価を早くも1.6%押し上げている。ポケモンのキャラクターを生んだ任天堂の株価も3.3アップした。

ポケモンGOのビジネスに直接関わる2社、Nianticと株式会社ポケモンは日本国内に限って公式スポンサーを募っている。ポケモンが日本生まれであり、ポケモンのコアなファンも日本にもっとも多いことを考えれば合理的な方針だろう。しかしアプリが世界で1億ダウンロードを記録し、1日あたり売上が1000万ドル以上と伝えられることを考えればポケモンGOの魅力はグローバルだ。将来はさらに多くの地域で公式スポンサーが生まれる可能性がある。

先月のReutersにインタビューで NianticのCEO、ジョン・ハンケは「さらに多数のスポンサーの参加を強く期待している」と答えている。今月サンフランシスコで開催されるTechCrunch Disruptにハンケも登壇する予定だ。アメリカその他の地域におけるポケモンGOのスポンサー・システムについてハンケがどう考えているか、本人の口から直接聞けるものと思う。

画像: KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ロボットも猫のような頬髭(ほおひげ)があれば精密な方向感知や匂いの発生源発見ができる

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鼠(ねずみ)などの頬髭(ほおひげ)のある動物は、人間にない感覚を利用する。彼らは迷路を走り抜けたり、人間の顔をなめてそこにバーベキューソースがないことを確認できるだけでなく、科学者たちの発見によれば、一部の動物は、垂れるように生えている頬髭使って風の方向を知ることができる。それは、未来の、方向を感知するロボットに応用できるかもしれない。

ノースウェスタン大学のMcCormick工科大学院の学生たちは、鼠たちが自分の頬髭を使って空気の流れの源(みなもと)を突き止めることを見つけた。それは一見、常識のようだが、これまではそれを証明する方法がなかった。

この発見に導いた実験で、共同研究者のYan YuとMatthew Graffは、直径6フィートの円卓の周縁に、5つのファンを等間隔で半円状に置いた。各回の試行でひとつのファンをランダムに選び、卓の反対側にある“出発ドア”に向けて風を送った。ドアから出たラットは、風を送っているファンを目指して歩き、そのファンの前にある穴に落ちなければならない。各ファンの前の穴から卓下部に導くトンネルがあり、その先に、正しいファンを選んだごほうびがある。卓上部のカメラが、ラットたちの成績を記録した。

 

実験に参加したラットの一部は、頬髭を苦痛を与えずに切られていた。彼らの成績は、ほかのラットに比べて20%劣った。ラットたちは風の方向を判断するために、あらゆる感覚を利用した…毛に当たる風の感触や小さな鼻に感じる風の向きなど。しかし、もっとも役に立ったのが頬髭であることは、明らかだった。

研究論文を書いたChris Breseeによると、“ラットは明らかに複数の手がかりを利用している。しかし彼らがいちばん重視しているのは頬髭であり、野生の鼠が自然を探究するときも頬髭で風を感知するのだろう”、という。

チームは今、ロボットに人工的な“気流センサー”を付けることを研究している。その可撓性のシステムは、風で振動する。その人口頬髭の下にはレセプターがあって、センサーのデータを位置データに翻訳する。未来のロボットはこんなセンサーを使って自分の位置を知り、自分のスピードや、風の上流/下流方向を感知できるだろう。

教授のMitra Hartmannはこう語る: “気流の構造を推定できる能力はとくに、匂いの発生源を特定するために重要だ。匂いの元を検出できれば、爆発物や、有害化学物質や、生物学的物質の発見に利用できる”。

一部の馬鹿どもにとっても、便利かもしれないな。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Verizonが車両管理のFleetmaticsを24億ドルで買収

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Verizonは7月25日にYahooを48億ドルで買収した。続けざまに、米国時間8月1日にアイルランドのダブリンに拠点を置く車両管理のテレマティクス企業Fleetmatics24億ドルの現金払いで買収すると発表した。これによりVerizonは物流や社外で働く従業員を管理する分野の企業向け製品の拡充を狙う。

この買収でFleetmaticsを車両管理、モバイルワーク(社外で働く従業員)のためのソリューションやIoTを事業とするVerizon子会社Verizon Telematicsに吸収することとなる。Verizonは6月21日にTelogisの買収を発表しており(買収額は公開されていない)、今回の買収は事業拡大のために行っている一連の買収に続くものだ。

一般的な観点から見て、VerizonによるFleetmaticsの買収は既存の電話サービス事業の失速を相殺するため、新興分野への投資に資金を充てるようバランスシートの資産配分を調整していることを示す。市場がよりコモディティ化し、ユーザーの関心は従来の音声サービスから遠のき、デジタルなコミュニケーションの方に向いている。その中で、Verizonはマージンを保ち収益を伸ばすためにも、土管化(通信のインフラしか取り扱っていない状況)から抜け出すべく新興分野への投資に意欲を持っている。

AOLの買収(そして今回のYahooの買収)がVerizonのメディア、広告、コンテンツの運用事業の拡充を後押しするのに対し、Fleetmaticsの買収は企業向けサービス、とりわけエンタープライズ・モビリティー(社外で働く従業員を管理する)分野におけるVerizonの野望を示している。

このような市場を俯瞰して見えてくる背景は興味深いものだ。

trucks一方、Fleetmaticsのサービスの既存顧客は、企業の広範な業務の一環に車両を常時運転する従業員を雇用している企業だ(Fleetmaticsの既存顧客にはTime Warner Cable 、DirecTVがいる)。

スマートフォンサービス、エンタープライズ・モビリティーの流行によって、既存顧客は自分たちの仕事を改善する幅広いツールを手に入れることができた。顧客がそれらのツールを購入する際に頼りにできる企業になることをVerizonは目指している。

その一方で、新たな成長市場が存在する。Uberのような企業は単なる人々の交通手段におさまらない物流事業を構築するために多くの投資を行ってきた。多くのスタートアップ(そして、Amazonのような大きな企業も)がA地点からB地点に物を運ぶ既存のプロバイダーの変革を目指している。Verizonも同様に顧客企業からの収益を増加させる手段としてそれらのサービスに利用されているテクノロジーを買収している。単なる通信ネットワーク接続事業におさまらないように。

Fleetmaticsは移動する従業員を抱える企業、車両に対してGPSやサービスを提供するSaaS型の事業を展開するプロバイダーだ。3万7000社の顧客、73万7000台の登録車両、1200人の従業員を持つ。Fleetmaticsのサービスは位置特定サービス、ドライバー、車のセキュリティーサービス、燃料の計測、派遣、発注や請求管理も含む。

2012年より株式の公開をしており、株式は一株60ドルの現金に相当する。Fleetmaticsの株式が未公開だった時にIVPなどの出資者から9300万ドルを資金調達している。

VerizonTelematicsのCEOであるAndres Irlando氏は今回の買収は中小企業向けのテレマティクス事業を強化するためだと語った。

「Fleetmaticsは北米のマーケット首位の企業です。また、国際的にもシェアを伸ばしつつあります。中小企業向けに多くの魅力的なSaaS型の製品とソリューションを開発してきました」とAndres Irlando氏は声明で語った。今後も引き続き同様の買収の予定があるかAndres Irlando氏に対して聞いていく予定だ。

「SaaS型の車両管理のソリューション市場は巨大でグローバル、ソリューションはわずかだけ浸透しており、細分化しており統合されていない状況です。VerizonとFleetmaticsはその市場において業界最高の製品、最大の流通チャネルで一緒になって勝負していくビジョンを共有しています」とFleetmaticsの代表取締役会長兼CEOのJim Travers氏は声明で語った。

Verizon TelematicsはAOL(TechCrunchも所有)も所有しているVerizonの子会社だ。ソフトウェア、ハードウェアのソリューションを40カ国以上の市場で展開している。

買収は2016年の第4四半期に完了する予定だ。

原文

(翻訳:Shinya Morimoto)

これがNianticがテスト中の「近くのポケモンを探す」新機能―ビデオあり

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ポケモンGOの「近くにいるポケモンを探す(Nearby tracking)」 システムはあてもなくむやみに歩きまわることなしにポケモンがどこに隠れているかをプレイヤーに教える機能になるはずだった。ところがゲームのリリース後2、3日でこの機能に障害が起き始めた。

「ポケモンを探す」は、機能するがわかりにくい「足跡」システム(足跡3つなら遠い、1つなら近い等)から、完全に役に立たない(距離に無関係にすべてのポケモンが3歩の足跡を残すなど)機能になり、やがてほとんどのユーザーで機能そのものが削除されてしまった。

今日(米国時間8/9)、新たに公開されたアップデートに付属する変更ログによれば「近くのポケモンを探す」ための新たな機能が開発され「一部のユーザーを対象にテストが行われる」ということだ。

暗号通貨Dogecoinの開発で有名なJackson Palmerがアップした紹介ビデオによれば、こんな具合らしい。

これが皆さんがお求めのビデオだ。

こちらは別のビデオ。

なんのことやらわかりにくい?

新しい「近くにいるポケモン(Nearby)」画面には2つのセクションがある。「近くにいるポケモン(Nearby)」と「見かけたポケモン(Sightings)」だ。

Nearbyポケモンはポケモンストップの近くにいる。背景画像はそのポケストップだ。タップするとマップはズームアウトして真上から見た地図になり、どのポケストップを目指せばいいかがわかる。これは禁止されたPokevisionに似ている。ポケモンGOの開発者は「勝てないなら真似しろ」という格言を思い出したのかもしれない。

ともあれ、目指すポケモンは表示されたポケストップの近くで発見できるはずだ。プレイヤーの報告によればだいたいポケストップから1ブロックぐらいの距離にいるという。現在ポケストップの回りには円が表示される。プレイヤー自身の周囲に表示される円とほぼおなじサイズだ。ポケモンがこの円内にいるならポケストップの「近く(Nearby)」にいるポケモンということになる。

「見かけたポケモン(Sightings)」セクションに表示されるポケモンの背景はポケストップではなく雑草になっている。つまり野放しのポケモンということでどこかのポケストップの近くにいるわけではない。ゲーム内にはこうしたポケモンを探すシステムはない。Sightingsセクションのポケモンは現在のところ特別な機能は何もないないようだ。また距離の順にソートされているわけでもないらしい(早くソート機能をつけてもらたい)。このセクションもポケモンを発見するにはやはりあてもなく歩き回らねばならない。わかっているのは「ポケストップの近所にはいない」ことだけだ。

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「ちょっと待て。私のポケモンGOは最新版だがNearbyセクションなんかないぞ?」という抗議が聞こえてきそうだ。

さて、そこが問題だ。上記のようにこの機能は「一部のユーザー」を対象として公開されている。私の知るかぎりサンフランシスコ周辺のユーザーが多いが他の大都市からも利用しているという報告が上がっている。それ以外のユーザーの場合はたとえ近所にポケストップがあってもSightingsセクションしか表示されない。

(注:Nianticではこのシステムはテスト中だと注意を喚起している。そのため一般公開前に機能が大きく変更されることはあり得る。そもそも近くにポケストップがない地方のプレイヤーのために開発者が何か適切なシステムを考え出してくれるといいのだが。

その他の変更点
– 発見する前に「消滅(despawns)」したポケモンはやっとNearby/Sightings画面からも消えるようになった。ゲームのローンチ以來つきまとっていたバグのせいで、別のポケモンと入れ替わるかゲーム自体を再起動するかしないかぎり消えたポケモンが表示され続け、プレイヤーに無駄足を踏ませることがあった。
– 同様に、ポケモンが簡単に近づけない距離まで離れると自動的に位置追跡画面から消える。
– Nearbyセクションのポケモンをタップして位置を追跡し始めた後でそのポケモンが消えた場合、ポップアップでそのことが通知される。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+