Ricohが360度カメラの中級機を市場に投入

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360度カメラなんて一生要らない、と思う人も多いだろうけど、でもTheta SCは、この分野の新しい最先端を切り拓いたというよりも、普及のための普及機を目指し、Ricohの製品の中では中段に位置する。

中段といっても300ドルだから、最上位機種Theta Sの350ドルに比べてそれほど安くない。しかし、機能性能的に削り落とした部分はあまりない。ルックス的にも、ハイエンド機と比べて見劣りしない。ちょっとばかし、カラフルにはなったけど(上図)。

最大の違いは、micro-HDMIポートがないこと。だからライブのストリーミングができないし、連続録画時間は25分ではなく5分だ。ないもの、ではなく、あるものといえば、f2.0のレンズが2つ、12メガピクセルのセンサーが、スチルと1080pのビデオを撮る。今すでに、Ricohのサイトで買える。

同社はまた、iOSとAndroidのアプリをアップデートしており、それにより撮影撮像過程がさらに合理化された。撮りやすさはすでに、同社のカメラの最大のセールスポイントの一つだけどね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))