2014年のテクノロジー系エープリルフール総集編

またこの日がやってきた。「上」といえば実は「下」の意味になり、犬が人に化け、インターネットがさらに騒々しくなる1日―エープリルフールデイだ。イェイ!

伝統に従って今年もベスト(それともワーストか?)エープリルフールねたのリストをお届けしよう。Googleのマジックハンドから人口島等建設のクラウドファンディングまで今年も賑やかだ。

見落としがあればコメント欄で教えていただきたい。今日いっぱいアップデートしていくつもりだ。

Google:

相変わらずせっかちなGoogleは昨日からジョークを飛ばし始めている。

ポケモン・チャレンジ:

昨日(米国時間3/31)、Googleマップ・チームは世界のギークが感涙を流して喜びそうなポケモン探しのライブ拡張現実ゲーム(と称する偽)の予告編ビデオを公開した。



それだけでは気の毒と思ったのか、残念賞としてマップ・チームはポケモン探しのミニゲームをアプリに忍ばせた。荒唐無稽な予告編とは違ってこちらはかなりストレートなゲームになっている。

日本からマジックハンド:

Googleジャパンから登場したのはMマジックハンドだ。 もう自分の指先で入力するのは古い。ロボットハンドを操作してタイプしようではないか。

VirginがNestを導入

リチャード・ブランソンはバージン航空がNestと提携して「座席ごとに気温を設定できるスマート・サーモスタット」を導入したと発表した。ごていねいにもブランソンとNestの共同ファウンダー、トニー・ファデルが並んでビデオに登場する。

Gmailのシェルフィー:


"Shelfie"というのはシェアとセルフィーの短縮語だそうだ。Gmailの背景をユーザーの巨大な自撮り写真に変えることでエゴの満足が図られる。

自動フォトボム:


Google+の自動フィルター Auto-Awesomeはユーザーのアップした写真からGIFやパノラマなどいろいろな効果を自動的に適用してくれる便利な機能だが、今回は自動的にデビッド・ハッセルホフの写真が前景の邪魔な場所に挿入される。

YouTubeが2014のミームを予告:


YouTubeがバイラルで人気が出そうな無意味な試みを多数提案している。.

Swiftkeyの怪しげなキーボード入力アプリ:

セガ:

Oculus Riftを待つ必要はない。セガのGenesisを2個顔に取り付ければよい。〔メガドライブはアメリカではGenesis。いずれにせよメガネドライブというダジャレは不発〕

Rokuウォッチ:

Samsung、HTC

SamsungHTC
はまったく同じアイディアを使った。スマートフォン用スマート手袋だ。これは恥ずかしい!

CERNのデフォールトフォントがComic Sansに:

世界でいちばん頭のいい連中が集まっている研究施設が世界でいちばんバカバカしいフォントを採用。:

Spheroの自撮りロボット:


いつでもどこでも自撮りできるドローン。案外実現するかもしれない。

Flipboard:


Flipboardがゲームに進出。FlappyBoardという名称はなんら特定のゲームを念頭に置いたものではないという。

東芝:

東芝もスマート手袋だった。世界中のテクノロジー企業が同じことを考えているらしいが、東芝版はなかなかの力作。

Frontback:

Frontbackからエンタープライズ向けバージョン登場。

CrowdTilt:

Crowdtiltの新しいクラウドファンディング・プロジェクトはシリコン・アイランド。カリフォルニアの沖65マイルの太平洋上に建設される人工島で、政府の規制を一切受けない「イノベーション・パラダイス」を目指すという。ラリー・ペイジならなんだって、ただのジョークなのか?と残念がる?

他にご推薦のエープリルフールがあればコメント欄で教えていただきたい。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+