アリアナ・ハフィントン、ハフィントンポストを離れる―新しいウェルネス・スタートアップThriveに集中

2016-08-12-ariana-huffington

今日(米国時間8/11)、有力ニュースブログ、ハフィントンポストの共同ファウンダー、編集長のアリアナ・ハフィントンがハフィントン・ポストを去り、ウェルネス・スタートアップのThrive Globalの育成、運営に集中することが明らかとなった。

今朝アリアナ・ハフィントンは次のようになツイートを投稿した。

HuffPostが最後の仕事になるだろうと思っていたが、私はHuffPostの編集長の職を降りることを決めた。今後は私の新しいベンチャーであるThrive Globalの運営に当たる。 

Thrive Globalというスタートアップはアリアナ・ハフィントンの最初の自己啓発書のタイトル(Thrive: The Third Metric to Redefining Success and Creating a Life of Well-Being, Wisdom, and Wonder)から取られており、 人々が優先順位を選択し、心身の健康をベストに保つことを助ける。

新しいスタートアップは金額は不明だがシリーズAの資金調達に成功している。プレスリリースによればThriveはセミナー、コーチング、その他の方法を用いてユーザーのストレスと疲労を減少させ、健康や心身の充実を図ることを一歩ずつ進めていくという。

Arianna Huffington

Arianna Huffington

シリーズAのラウンドをリードしたのはLerer Hippeau Venturesで、ハフィントンポストの共同ファウンダー、 Ken Lererと元CEOのEric Hippeau創立したベンチャー・キャピタルだ。Blue Pool Capital、Greycroft Partners、Advancit Capital、Female Founders Fund、Zoë Baird、Nicolas Berggruen、Joanna Coles、Ray Dalio、Mohamed El-Erian、Nick Green、Gunnar Lovelace、Fred Harman、Isabella Huffington、Andre Iguodala、Sean Parkerもこのラウンドに参加している。

Thriveは11月、大統領選終了後にスタートする予定。

ハフィントン・ポストは独立企業としてスタートした後、2011年にAOLが買収した。その後AOLはVerizonに買収されている。

〔日本版〕AOLのCEO、Tim ArmstrongのAOL社員向けメモは原文参照。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+