太陽にヒントを得たスマートランプで体内時計を正常化しよう

Ario

スマートフォン(あるいは音声)にて、明るさや色を変えることのできるスマートライトが数多く世に登場している。しかし「便利さ」ではなく「健康」に気を使ったスマートライトというのは新しいかもしれない。プロダクトはArioという名前で、Kickstarterにてキャンペーンを展開中だ。

Arioは自然界に輝く太陽と同じタイプの光を人工灯で実現しようとするものだ。朝には明るいブルーの光を、そして夕方には温かみのある優しい光を発光する。

Arioの共同ファウンダー兼CEOであるBrian Hoskinsによると、ブルーの光はコルチゾールの生成を促し、人体を目覚めた状態に導くのだとのこと。夕方に発光する光には、「睡眠ホルモン」ともよばれるメラトニンの生成を促すのだとのこと。

Hoskinsによれば、アメリカ人の大半は8時間以上を人工灯のもとで過ごしており、それがために体内時計の狂いを招いて生活リズムの乱れに悩んでいるのだとのこと。

ArioはWifi機能を備え、また各家庭での睡眠習慣を学習して最適な灯りを提供することを狙いとするプロダクトだ。

Kickstarterキャンペーンでは、目標額の5万ドルをキャンペーン初日に調達している。市販価格は300ドル程度になる予定であるらしい。

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(翻訳:Maeda, H