ベッドにくくりつける睡眠センサBeddit, 本体の資金募集額は達成したので次はクラウドアプリケーションに挑戦

最初は歩数計アプリだった。そしてその後、ありとあらゆるセンサが登場して、われわれの動きや運動、家で何をしているか、どんな睡眠をとっているか、などなどを調べ始めた。

先週は、フィンランドのヘルシンキ出身のBedditを取り上げた。同社はベッドに取り付ける睡眠センサのためにIndiegogoで資金募集をしていた。非常に感度が良くて、心拍数も計れるそうだ。同社は過去2年間、医療の専門家たちのための機器を作っていたが、今回149ドルという安価な消費社製品を出したのだ。

目標額の8万ドルには1週間ぐらいで到達したので、同社はさらに額を増やし、睡眠データのバックアップと共有のためのWebアプリケーションBeddit Cloudを作るための資金として20万ドルの目標額を掲げた。Beddit本体はBluetoothでモバイルアプリにつながる。

しかしBeddit Cloudができたら、BedditのユーザはプライベートなWebアカウントに自分の睡眠データを自動的にアップロードできる。そしてそのデータの時系列を視覚化して見たり、スプレッドシートにエクスポートしたり、ほかのユーザ(匿名)のデータと比較したりできる。

さらにそのデータを容易にソーシャルネットワークで共有できるし、またBeddit Cloud自身にも、Jawbone Upなどより汎用性のあるアクティビティトラッカーにもあるような、一般的なソーシャル機能も一部ある。そしてこのWebアプリケーションは、APIを公開してサードパーティ製のアプリの制作を可能にする。目標額を達成したら、Beddit Cloudは来年の第二四半期に立ち上げる予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Bedditは、ベッドに貼った超薄膜センサーを用いるスリープトラッカー


Bedditは、長年医療専門家向けにスリープトラッカーを作ってきたフィンランドの会社だが、このたびマットレスの上に薄膜センサーを置く149ドルのスリープトラッカーで消費者市場に参入することになった。

センサーは利用者のスマートフォンにデータを送信し、いついびきをかき、いつ深い眠りについたかを伝える。Bedditは、睡眠中の心拍数などの詳細データも測定可能だと言う。同スタートアップは、新型スリープセンサーのためにIndiegogoで8万ドルを目標にキャンペーンを立ち上げた。支援者は149ドルの商品を99ドルで購入できる。同社は11月の出荷を目指している。

同社は2006年に設立され、数年前から低価格の消費者向け製品の投入を考慮していたと、CEOのLasse Leppäkorpiは言った。しかし、最近までマットレス用のスリープセンサーを製造、販売するには500ユーロ(669ドル)という価格が妨げになっていた。

「われわれは、病院で患者に触れずに心拍と呼吸を測定する基本的な監視装置に集中してきた。次のステップはこのテクノロジーを消費者向けモバイルアプリとして市場に出すことだ。当社では長年これを開発してきた」とLeppäkorpiは語った。

Bedditは、Fitbit、Jawboneなどの加速度計を使用したアクティビティートラッキング機器と競合する。

しかし、Beddtiは、もちろん、睡眠だけに集中している。

Bedditによると、同システムは、人の心拍、呼吸パターン、ベッド内での動きなどの機械的な力を測定可能な高感度なセンサーを用いたバリストカルジオグラフィー[心弾動図記録法]を利用している。このセンサーは薄いフィルム状で片面が接着面になっていてマットレスにステッカーのように貼る。低電圧のUSB電源を使用するため電池は必要ない。

スマートフォンとはBluetoothで接続する。最近発売されたMisfit WearablesのShineなどのアクティビティートラッカーと同じだ。

アプリには使用者の睡眠状態のタイムラインが表示され眠りの質に応じてスコアが与えられる。同時に夜間のスマートフォンによる光と騒音も追跡し、それらが睡眠に影響を与えていないかどうかを調べる。眠りの浅い時間帯に起こすスマートアラームクロックも内蔵されている。アプリには、使用者の睡眠を改善するためのコーチングとヒントを与えることもできる。

Beddit使用者の多くは、自分の睡眠状態のデータを見て驚く、とLeppäkorpiは言った。

「人は一生の1/3をベッドの上で過ごすのに、実際どう眠っているかを殆ど知らない。殆どの人は自分がどう眠っているか ― よく眠ったか、よく眠れなかったか ― を知っていると思っている。しかし、大てい驚かされる。

同社はこれまで250万ドルをエンジェルおよび政府投資によって調達しており、本格的ベンチャーラウンドはまだ行っていない。

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(翻訳:Nob Takahashi)