ベルキンの新3in1ワイヤレス充電器は最新Apple WatchとiPhoneをすばやく充電

Belkin(ベルキン)の新しい3in1ワイヤレス充電器は、iPhoneとApple Watchユーザーにカスタマイズされており、iPhone 12と13のMagSafe 15Wの充電速度を実現し、最新のApple Watch Series 7の急速充電にも対応している。またベルキンは、USB-Cケーブルを内蔵し、Series 7に高速充電の互換性を提供するApple Watch用の新たなスタンドアロンポータブル高速充電器も発表している。

ベルキンのBOOST↑CHARGE PRO MagSafe 3-in-1 ワイヤレス充電パット(長いので以降「3in1充電器」)は、先に触れたとおりiPhone用のMagSafe 15Wワイヤレス充電器を搭載している。また、AirPodsへの給電に使える標準的なQi対応のワイヤレス充電パッドも搭載、さらに急速充電に対応した調整可能なApple Watch充電パックもある。スタンドの下にはスイッチがあり、新旧のApple WatchモデルやさまざまなApple Watchケースに合わせてスタンドの高さを調整することができる。

スタンドはゴム製のシリコンで覆われているので、夜中にぶつけてもガジェットが傷がつく心配もない。電源は付属の40W電源アダプターに差し込むコード1本だけだ。私はこの製品を1週間ほど使っているが、Appleファンのための、コード1本で最大速度を実現したベッドサイド充電ソリューションとして最高の選択肢だと自信を持ってオススメできる。

価格は149.95ドル(日本では税込1万7800円)で、Appleのウェブサイトなどで本日から販売されている。

ベルキンのBOOST↑CHARGE PRO Apple Watch用ポータブル急速充電器(これも長いので「Watch充電器」と呼ぶ)は、純正のApple Watch用の小さな充電器に代わるすばらしいプロダクトだ。ケーブルが内蔵されているため、持ち運びに便利で、さまざまなApple Watchのモデルやケースに合わせて調整でき、平置きと立て置きの両方で充電可能だ。さらに、Series 7を急速充電することもできる。Apple Watch専用の充電器としては、間違いなく最高の製品だ。

このWatch充電器は59.95ドル(日本では税込7400円)と、Appleの専用マグネット式充電ドックより安価で、Appleのウェブサイトなどで注文を受け付けている。

画像クレジット:Belkin

原文へ

(文:Darrell Etherington、翻訳:Katsuyuki Yasui)

アップルの「Find My(探す)」がサードパーティーの電動自転車とイヤフォンをサポート

TechCrunchは米国時間4月6日、Apple(アップル)が新しいアプリ「Find My Certification Asst.」の提供を開始したと報じた。サードパーティーのハードウェアのサポートをテストするためのアプリだ。もちろんFind MyはiPhoneやAirPods、MacなどAppleのハードウェアで長年使われてきた。しかし前回のWWDCで同社は、この機能をサードパーティーメーカーにも開放する計画を発表していた。

関連記事:アップルが「Find My(探す)」対応アクセサリのテスト用アプリを公開、互換性のある他社製アクセサリーも対応

そして米国時間4月7日、AppleはFind My Network Accessoryプログラムを正式に発表し、新しいMade for iPhone (MFi)関連サービスを利用できるひと握りのハードウェアを明らかにした。ユーザーはAppleのFind Myアプリ経由で起き忘れたデバイスの場所を特定できる。

画像クレジット:Apple

リストのトップにはVanMoof(ヴァンムーフ)の電動自転車2種がある。S3とX3はトラッキング機能を擁するようになり、クロスバーの底面には「Locate with Apple Find My」のロゴがくる。一方、Belkin(ベルキン)のSoundform Freedomイヤフォンもこの機能でAppleのiPodsの仲間となるが、Chipolo ONE Spotは長らく噂されているAirTagsの機先を制するようだ。

関連記事:アップルが未発表の忘れ物防止タグ「AirTags」の存在をうっかり証明してしまう

Appleによると、新しいプロダクトは来週から展開される。解説文書には、Appleが考える多くのさまざまなプライバシー懸念とともに、企業が順守しないければならない仕様がある。興味深いことに、前提条件の1つはこの機能を使うためにデバイスは音を出せる必要があることだ。ヘッドフォンのようなものにとってはどうということはないが、電動自転車のようなものはこの目的のために音を出す必要があることを意味する。

チップメーカー向けのドラフト仕様書は春にリリースされる予定で、企業はU1チップを搭載するAppleデバイスのウルトラ・ワイドバンド(超広帯域無線通信)を利用できる。数ある潜在的メリットの中でも、方向追跡は特に向上するはずだ。承認されたプロダクトは前述の「Works with Apple Find My」バッジを表示することができる。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:AppleiOSiOS 14トラッカーVanMoofBelkin

画像クレジット:VanMoof

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Nariko Mizoguchi