Apple高マージンの秘密; iPhone 5sの製造原価は199ドル, 5cは173ドル

Appleの新製品が出るたびに、検索企業のIHSはその部品を調べ上げて原価を試算する。それによって、Appleがその製品を消費者に1台売るたびにいくら儲けるのか、およその見当がつくのだ。

AllThingsDがIHSから入手したiPhone 5sとiPhone 5cに関する初期の試算によると、16GBの5sの材料原価は少なくとも191ドル、組み立て費用が8ドルで、製造原価は199ドルとなる。64GBの5sが最高で208ドル、これは昨年IHSがiPhone 5の最小ストレージ製品に関して出した最小推定額205ドルに近い。

iPhone 5cの製造原価は16GBモデルが173ドル、32GBモデルが183ドル、これには組み立て費用7ドルが含まれている、という試算だ。指紋センサー(単価7ドル)や13 LTE用の特注RFチップなど新しい部品を導入したにも関わらず、Appleはいつものように前世代製品に比べてコスト削減に成功している。RFチップセットは5sも5cも同じで、単価は32ドルだが、iPhone 5の5バンドLTE用推定34ドルに比べて安い。

Appleは製品の原価や供給コストを明かさないから、IHSによる計算の妥当性は分からないが、彼らはこういうことを昔から長年やっているので、それほど大きな外れはないだろう。Appleの、供給価格を下げてマージンを上げるというやり方は、依然として健在だ。むしろ、今回がいちばんうまくいった、とも言えるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))