今は亡きLucasArtsの残党が作ったゲームスタジオBooster Packが$1.475Mを調達–ゲームで蘇るStar Wars?

Disneyが昨年Lucasfilmを40億ドルで買収してからわずか154日後にLucasArtsを閉鎖したとき、そのスタジオのシンガポールのチーム4人はこれからも一緒にやろう、と決意した。そして彼らが作ったゲーム企業Booster Packが、リード投資家Cyberworld Studios、Ariel Star Group、およびKathrein Venturesから147万5000ドルの資金を獲得した。

Booster Packの創立メンバーは、元LucasArts SingaporeのゲームプロデューサーKent Byersと、リードデザイナーShane Gavin、シニアエンジニアChris Chu、そしてリードアーチストBenjamin Chevalierだ。彼らは今、最初のゲームにとりかかっており、そのデビューは今年の終わり頃の予定だ。今回の初めての獲得資金はそのゲームの開発に充てられると同時に、ローンチ後のマーケティングやユーザサポートにも回される。

Byersによると、Booster PackのプロダクトはLucas時代に築いた高度な知財(IP)を使ったゲームと、市場で競争に勝てるモバイルゲームが中心となる。LucasArts時代に彼らはStar WarsやDisneyのIPを使ったゲームを作っていたが、今でも“本当にクォリティの高いIPで仕事がしたい”、とByersは言っている。

Booster Packの最初のリリースは今年のQ4まで待たされるようだが、Byersによると、チームはシンガポールのまだ若いゲーム産業に貢献できることを喜んでいる。

“東南アジアでは、経験豊富な人材でチームを構成することがきわめて難しい。とりわけシンガポールは、まだゲーム企業そのものが少ない。でも成長はしている”、とByersは語る。

“われわれは4〜5年一緒に仕事をしていたから、お互いの長所もチームの強みもよく分かっている。そんなことは、シンガポールではめったにない。これまでは、Star Warsなどの大物IPが相手だった。メンバーは過去にActivisionやGameloft、Disneyなどでも仕事をしているから、経験豊富だ。他社との大きな違いが、それだろう。とくにここ、東南アジアではね”。

画像: Flickr/epSos.de; Creative Commons 2.0のライセンスによる

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))