Netflixのウィル・スミス主演の『ブライト』、最初の3日で1100万人が視聴――ニールセンが発表

Netflixはウィル・スミス主演のアクションSF、ブライト(Bright)の製作に9000万ドルかけたという。このシリーズは警官コンビものと近未来ファンタジーを融合させるという思い切ったテーマで、業界では「大きな賭けだが成功するか?」と注目が集まっていた。このほどNielsenが発表したリサーチの数字によると、放映開始後3日間のアメリカにおける視聴者は1100万に上っていたという。

Nielsenはこの10月にNetflixのオーディエンスを調査に含める計画を発表していた。その後発表されたところでは、ストレンジャーシングス・シーズン2(Stranger Things 2)の放映開始から3日間の視聴者は1580万人だった。一方ザ・クラウン・シーズン2(The Crown 2)は同期間で300万人にとどまった。

NetflixではNielsenの数字に対して「全視聴者の一部を計測しているに過ぎない」と批判しているものの、Netflix自体は視聴率データをまったく発表していない。

ブライトについて、Nielsenでは「視聴者のうち700万人は18歳から49歳、 56%は男性、44%が女性」だったとしている。

Netflix初主演となるウィル・スミスはロサンゼルス市警の警官でジョエル・エドガートン(巧妙な「オーク」のメークをしている)とコンビを組み、ノオミ・ラパスが悪役だ。ウィル・スミスはスーサイド・スクワッドのデビッド・エアー監督と再びコンビを組むことになった。スーサイド・スクワッド同様、批評家のコメントは最悪だ。IndieWireのDavid Ehrlich、 「本質的にひどい作品とけなしている。実は私もTechCrunchが今度始めた毎週ストリーミング作品を批評するポッドキャスト、Original Contentでこの作品を取り上げようと思っているが、とりあえず、こう言っておきたい。ブライトはひどい作品かもしれないが、スーサイド・スクワッドほど悪くはない。

ともあれ批評家がいくら悪口を言おうと、視聴者が作品をチェックしてみる妨げにはならなかった。ブライトがこの先も引き続いて視聴者を引き寄せることができるかどうかは今後明らかになるだろう。しかしNetflixでは早くもシーズン2の製作にOKを出している。.

画像: Netflix

〔日本版〕ブライトは日本でもストリーミング中。人名はNetfilix日本版にカタカナ表記があるものはそれによった。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+