Cards Against Humanityがブラックフライデーに稼いだ7万ドルの使い道はこれだ

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米国では感謝祭休みに多くの人々が自分や誰かのために買い物に出かけていたが、反人道的ゲーム Cards Agaist Humanity は、5ドルで「無」を売る独自のブラックフライデーキャンペーンを展開した。

本当に。

ゼロ。

そして購入者たちは(1万1248人全員が)喜んでいる。

今日(米国時間11/28)チームは、彼らが一日で総計7万1145ドルを集めたことを報告し、苦労して集めたその現金で何を買うつもりかを教えてくれた。これをチームの早期年末ボーナスと呼びたい:

今年われわれは、究極のブラックフライデー体験を顧客に提供した ― 5ドルで「無」を買う権利。全ストアを閉鎖し、簡単な支払いフォームをでみんながわれわれに5ドル払えるようにした。

1万1248人の人たちが5ドルを払い、1199人は複数回フォームに書き込んで5ドル以上払ってくれた。一人の熱狂的ファンは100ドルもくれた。最終的にわれわれは、思いがけない7万145ドルの収入を得ることができた。

われわれCard Against Humanityは慈善活動で知られている ― 2012年以来、400万ドル近くを、Worldbuilders、Sunlight Fuoundation、EFF、DonorsChoose.org、Wikimedia Foundation、Chicago Design Musium等、大好きな団体のために集めてきた。科学の学位を取る女性のために、50万ドルの全額支給奨学金制度も開始した。

当社がブラックフライデーで得たお金をどう使うかについて多くの臆測が飛び交っているが、ここに慎んでご報告したい。全部自分たちで使った。買ったのはこれだ。

– Max, Ben, Josh, Eli, David, Daniel, and David

彼らはこの経験から何を学んだのだろうか?

チームのメンバー一人ひとりが買いたい物のリスト書きいていて、その多くが慈善団体への寄付だ。慈善事業への寄付が彼らに行動を起こさせたのはもちろんこれが初めてではない。私のお気に入りはこれ:

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[・Arm & Hammer ネコトイレ用の砂760ポンド(345 kg) 500ドル。
私の2匹のネコはたくさんウンチをする
・Tree House Humane Societyに寄付 803ドル。]

うちのネコたちもたくさんする。彼らが買った物の全リストはこちら

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

人道に反するカードゲームCards Against Humanityがブラックフライデーに「無」を売って6万ドルを稼ぐ

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全国の小売店が大も小も、ネットでも物理店舗でも、あなたに物を買わせようとして頑張っている。しかしその中に一つだけ、完璧な無を売ることに決めたブランドがある。

無を一個5ドルで。

あのすばらしい伝説のカードゲームCards Against Humanityを作った連中が、今年のブラックフライデーに、クレジットカードによる支払いを受け付ける黒い画面(下図)を、彼らのサイトに載せた:

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[Cards Against Humanityに5ドルを払って何も受け取らないことを理解します。]

なぜ、Cards Against Humanityに5ドルを払って、何も受け取らないのだろう? 多くの人は、これはジョークであり、その作者に5ドルのチップを払ってあげよう、と思うのかな。あるいは、笑わせてくれたことへのお礼、または、彼らがあのカードゲームで長年楽しませてくれたから。

どっちでもいいけど、すごいね(↓54005ドル)。

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アップデート: 太平洋時間午後6時(米国時間11/27)が、これだ(↓63635ドル)。

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[無は今後、値上げされるのかな?]
[市場はわが社の価格戦略を認めたようです。]

FAQが笑わせる:

このすばらしいお買い得企画について

–御社に5ドル払ったら、それと交換に何かいただけますよね?
ご質問、ありがとうございます。お答えは、ノーです。

–なぜ無を売ってるのですか?
ブラックフライデーにはどこでも何かを売ろうとしています。わが社は、無を買うという、より優れたブラックフライデー体験をご提供する唯一の企業です。

–でも、本当は、何かいただけるんでしょう?
いいえ、弊社はあなたの送り先住所すら記録しません。わが社がご提供するものは、無だけです。

–でも、御社のゲームを買いたいのですが。
無をお買いになる方が、Cards Against Humanityを買うよりも良い場合がございます。今回も、そんな機会のひとつです。

–払った5ドルを御社はどうなさるのですか?
それを知ってるのが弊社、それを見つけるのがあなたです。それは、もうすぐ発表いたします。

–なぜ、みんな、5ドルを払うのですか?
なぜなら、ブラックフライデーのもっともすばらしいギフトが、無を買うことだからです。5ドルは、最低ぎりぎりの低価格です。このすばらしいお買い得の機会を、お逃しにならないようにお願いします。

カスタマサポートも、楽しんだ:

[弊社のカスタマサービスチームは今日、炎上しています。]

天才的なジョーク。“いい仕事”してるぜ。この企画が終わったら、5ドル払った人に何か送るのか、それともどこかへ寄付するのか。それとも、このままか。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。