ニューヨーク市などの賃借車両4500台にMobileyeの衝突回避システムを搭載

A driver displays Uber and Lyft ride sharing signs in his car windscreen in Santa Monica, California, U.S., May 23, 2016.  About a half dozen ride-hailing firms have rushed into Texas tech hub Austin after market leaders Uber and Lyft left the city a little over a monthago in a huff over municipal requirements that they fingerprint drivers.    REUTERS/Lucy Nicholson/Files

Mobileyeのメイン・ビジネスは自動運転技術の研究開発と供給だが、その技術の中には今すぐ役立つものもある。高度な衝突回避システムも、その一つだ。同社は金曜日(米国時間2/17)に、UberとLyftとニューヨーク市が賃借で使っている車両4500台に、同社の事故防止技術をインストールした、と発表した。これは、保険会社Atlas Financial Holdingsとのパートナーシップ事業の一環でもある。

このシステムが搭載している“高解像度視界センサー”と車載コンピューティングが協働して、道路の危険予兆をリアルタイムで分析する。そして実際に事故になるよりも前に、ドライバーにアラートする。しかしこのシステムは、イスラエルのPointer Telocation社の技術により、事故時のドライバーのビヘイビアを接写して記録するから、ドライバーは歓迎しないかもしれない。

でもそれは、ドライバーに補助的機能や警報を提供するこの種のコネクテッド車両には避けられない側面だ。それらと反比例的に、言い訳は減るだろう。この技術をインストールしたことによって、賃借車両の事故発生数がどれだけ減ったか、それを一年後に知りたいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))