ドトールコーヒーのグループ店舗約1200店がPayPayやd払いなど9種類のコード決済サービスを3月導入

ドトールコーヒーは3月1日、全国のドトールグループ約1200店舗にコード決済を導入します。導入するのは、「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」「au PAY」「メルペイ」「QUOカードPay」「ゆうちょPay」「Alipay」「WeChat Pay」。

導入店舗は、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、カフェ レクセルなどの約1200店舗。

これまでにもドトールグループの店舗では、ハウスプリペイドカードの「ドトール バリューカード」「アプリ」をはじめ、交通系電子マネー(一部を除く)、クレジットカード、非接触型電子マネーの決済サービスを導入していました。

ドトールコーヒーによると、すでにドトールグループ店舗のキャッシュレス決済比率は、政府が目標に掲げる割を超えているとのこと。新たに9つのコード決済サービスを導入することで、利便性向上を図るほか、客と店員との接触機会を減らす考えです。

Engadget日本版より転載)

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カテゴリー:フィンテック
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吉野家の牛丼並盛の持ち帰りが4月6日から実質162円に、Showcase Gig開発のd払いミニアプリで事前オーダー

Showcase Gigは4月2日、NTTドコモとの提携による取り組みとしてドコモのコード決済アプリ「d払い」から事前に注文・決済が可能な「吉野家ミニアプリ」を提供することを明らかにした、4月6日午前10時から利用可能になる。

同サービスは、全国の吉野家が2月14日から始めているモバイルオーダーサービスと同様に、Showcase Gigの「O:der」(オーダー)プラットフォームを利用したサービス。吉野家の既存POシステムと連携しており、店舗の運営効率化も実現する。

ユーザーは「d払い」のアプリ上で吉野家メニューをモバイルオーダーすることにより、店頭での受取時間を指定して事前注文できる。もちろん、d払いでの事前決済やdポイントの利用も可能だ。

ミニアプリの登場に合わせて4月13日〜5月10日までの約1カ間、「d払い」アプリ内吉野家ミニアプリを使って牛丼などを注文すると、利用額50%ぶんのdポイントを還元するキャンペーンを実施する。なお参加するには事前のエントリーが必要なので注意。通常の税込200円につき1ポイントに加えての還元となる。なお、店舗によっては対象外の場合があるので事前に確認しておきたい。

吉野家では4月20日20時まで「テイクアウト限定牛丼・牛皿全品15%オフキャンペーン」も実施中

吉野家ではこのキャンペーンとは別に4月20日20時まで「テイクアウト限定牛丼・牛皿全品15%オフキャンペーン」も実施中だ。並盛の場合は本体価格352円なので、15%オフになると300円(300円-52円)となり、テイクアウト時の消費税8%ぶん(24円)を含めると会計金額324円だ。これに加えてd払いミニアプリのキャンペーンで50%オフになるので、2つのキャンペーン期間が重複する4月6日午前10時~4月20日20時までは牛丼並盛が162円(324円×50%)となる。

ドコモとメルカリがポイント連携、顧客基盤強化でLINE PayPay連合に挑む、au Payはどうなる?

NTTドコモとメルカリは2月4日、記者会見を開催し、「メルカリID」と「dアカウント」連携し、顧客基盤を拡大することを正式に発表した。

写真クレジット:Engadget日本版

5月をメドに両社のIDを連携させることで、国内最大級の顧客基盤を実現するほか、メルカリの利用でdポイントを貯められるようにし、dポイントをメルカリ内でも使えるようになる。さらにメルカリでの税込み取引額100円ごとにdポイントを1ポイント還元する。もちろん、貯まったdポイントはメルカリで利用できる。キャッシュレス決済関連では、「メルペイ」ウォレットと「d払い」のウォレットの電子マネー残高およびポイント残高の連携、各社のサービスでのポイントの相互利用も可能になる。

今回の連携により2月24日までの約20日間、「メルカリでd払いを使うと+10%還元キャンペーン」を実施する。d払いが実施している2月の「毎週おトクなd曜日」と組み合わせることで、メルカリでのお買い物でd払いを利用すると、通常のポイントに加えて購入金額の最大20%ぶんのdポイントが還元される。さらにキャンペーン期間中はメルカリでのd払い決済1回につき、決済手数料(1回100円)ぶんのdポイント(期間・用途限定)が進呈される。

今回の顧客基盤連携によって、dカウントに紐付けられている契約者の各種情報、メルカリユーザーの2次流通商品の売買情報、d払いとメルペイの利用情報などが統合されることになる。ドコモとメルカリは、今年10月に予定されているZホールディングス(ヤフージャパン)とLINEの経営統合で、PayPayとLINE Payの巨大キャッシュレス連合に立ち向かうためのデータ基盤を有することになり、PayPayとLINE Payの一強状態を崩し一騎打ちの体制が整う。

サービスが乱立気味だったキャッシュレス決済も、結局は通信キャリアを中心する連携で収束に向かいそうだ。今後気になるのは、加盟店開拓で連携を深めているKDDIのau PAYと楽天の楽天ペイだが、第4のキャリアを目指す楽天がKDDIと顧客基盤を統合する確率は低いだろう。果たしてキャッシュレス決済の第三極を生まれるのだろうか。

10月第1週のキャッシュレス生活はd払いメイン、10月5日とユニクロはPayPay

いよいよ10月1日から消費税が10%になる。政府は中小売業者で5%、大手小売り業者で2%の還元を受けられる移行施策を実施する。還元対象になるのは、QR/コード決済のほか、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済だ。期間は2019年10月1日〜2020年6月30日までの9カ月間。

還元が受けられる小売店には図のようなマークが掲示されている

現金払いの場合、軽減税率などややこしいことを考えながらの買い物が必要だが、キャッシュレスなら増税ぶんの2%はもちろんのこと、それ以上の還元を受けられるので使わない手はない。QR/バーコード決済各社の消費税10%に対する取り組みや、利用者が知っておくべきことは以下にまとめているが、ここでは10月第1週に絞って、使うべきキャッシュレス決済方法をチェックした。

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基本は20%還元のd払いで間違いなし

9月に引き続き基本的にd払いのキャンペーンを利用するのが最も還元率が高い。1回の還元上限1000円相当、期間中の還元総額上限3000円相当の20%還元だ。期間は10月14日23時59分まで。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントとして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだがエントリーを絶対忘れないように。忘れると還元はまったく受けられない。すでにキャンペーン開始か半月以上が経過しているため、期間中の還元総額上限の3000円相当、つまりd払いで1万5000円以上使ってしまったという場合は、ほかの決済手段を考える必要がある。

d払い上限を使い切った場合はJCB-QUICPay

JCBが発行しているクレジットカードを持っているなら、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンにエントリーしておこう。エントリーすると、12月15日まで上限1万円ぶんの還元が受けられる。つまり、5万円ぶんを買い物すれば1万円がキャッシュバックされる。

対象となるのはJCBが発行したクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCB、もしくはJCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がよくわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。

d払い上限を使い切ってJCBカードを持っていない場合はPayPay

JCBカードを持っていない、持っていてもQUICPayに対応していないという場合は、最大で10%の還元が受けられるPayPayの出番だ。PayPayは10月1日から「まちかどPayPay」というキャンペーンを実施する。ただし、どこでも10%還元とはならない点には注意したい。従来のPayPayのキャンペーンでは対象店舗で必要条件を満たしていれば10%の還元を受けられたが、10月からのキャンペーンでは、上図のようなまちかどPayPayポスターが掲示してある小売店のみが対象だ。掲示していない場合は最大10%の還元を受けられない場合がある。キャッシュレス・消費者還元事業のポスターを掲示しているだけでは最大10%還元にならない点に注意したい。

また、キャッシュレス・消費者還元事業の5%とPayPayの5%の合計で最大10%の還元を受けられるのは、金融機関の口座などからPayPay残高にチャージした場合とヤフーカード(クレジットカード)に紐付けてのPayPay決済の場合となる。ヤフーカード以外のクレジットカードと紐付けている場合はPayPayの還元を受けられず、還元されるのはキャッシュレス・消費者還元事業の最大5%のみ。

買いだめや高額製品は10月5日にPayPay

今週、PayPayには特異日がある。10月5日にはPayPayのサービス開始1周年を記念して最大20%の還元が受けられる「PayPay感謝デー」が開催されるのだ。還元上限は、1回あたり1000円相当、1日あたりは5000円相当。最大となる20%の還元を受けるには、消費者還元事業の対象店舗で金融機関の口座などから残高チャージしたPayPay残高で決済した場合のみ。ヤフーカード(クレジットカード)の場合は19%で、それ以外のクレジットカードの場合は対象外。さらに50回に1回の確率で決済金額の全額キャッシュバックが受けられる。こちらは抽選とはいえ還元上限は10万円と大金。10月5日の大きな買い物はPayPayで決済したいところだ。9月中に買いだめに失敗したユーザーもここで挽回しておきたい。

タクシーはいつでもDiDi+PayPayで50%還元

PayPayは同じソフトバンク系のDiDiと合同キャンペーンを実施しており、1日1回に限られるものの還元上限2000円の50%還元を毎日受けられる。具体的には、「DiDi」アプリでクーポンコード「PAYPAY」を入力し、注文時にPayPay残高での支払いを選択するとタクシー代がその場で半額になる。DiDiの営業エリアは拡大を続けており、北海道、東北、関東、中部、関西、中国、九州の県庁所在地や人口密集地域とその周辺地域で利用可能だ。

10月4日以降はユニクロに必ず行ってPayPay

PayPayは10月4日~22日の期間中に「PayPayでのお支払いでヒートテックを1枚買うともう1枚無料キャンペーン」を実施する。もう1枚のヒートテックをもらうには、税別990円のヒートテックインナー2枚をレジに持参して、キャンペーン期間中にユニクロアプリに配信される専用クーポンを見せたうえでPayPayで決済すればいいだけ。これで一方の代金が無料になる。税別790円の子供向けのヒートテックインナー2枚でもOKだ。ただし、同じ金額のヒートテックインナー2枚を選ぶ必要があるため、通常のヒートテックインナー1枚と子供用のヒートテックインナー1枚は対象外。期間中にこの特典が受けられるのは1回のみなので急ぐ必要はないが、いつでも利用できるようにユニクロの公式アプリをスマートフォンにインストールして、会員登録などを済ませておくといいだろう。

念のため楽天ペイを準備しておくべき

楽天ペイの還元率は5%とPayPayよりも低いのだが、最大5%ではなく必ず5%還元になるキャンペーンを実施する。キャッシュレス・消費者還元制度に登録している事業者の規模は問わずに一律5%還元となるうえ、同制度の対象外、つまり冒頭のキャッシュレスのマークが掲示されていない店舗でも5%の還元を受けられる。不足ぶんを楽天が補填することで一律5%を実現している。キャッシュレス・消費者還元制度に登録していない店舗での会計に備えて、楽天ペイを準備しておくと安心だろう。実際のところ、楽天ペイが使えるのに消費者還元制度に登録していない店舗は数少ないと思われるが、お守り的に使えるようにしておこう。

チャージする時間がないときのため交通系ICカードも登録しておく

交通系や流通系のICカードで決済できる店舗では、コード決済がまったく使えないケースもある。できればそういった店舗は避けたいところだが、現実的にはなかなか回避するのは難しい。こういった場所ではICカードで2〜5%の還元を受けられるように事前申請しておきたい。SuicaやPASMO、ICOCAなどは基本的にそれぞれのウェブサイトで登録が可能なので忘れないこと。また、カードによっては還元ポイントが自動付与されないこともある。詳しくは以下の関連記事を参照してほしい。

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消費税10%に向けてPayPayやLINE Payなどのコード決済で知っておくべきこと

10月から消費税が10%となることを受けて、政府は中小売業者で5%、大手小売り業者で2%の還元を受けられる移行施策を実施する。還元対象になるのは、QR/コード決済のほか、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済だ。期間は2019年10月1日〜2020年6月30日までの9カ月間。

還元が受けられる小売店には図のようなマークが掲示されている

還元が受けられるのは、キャッシュレス・消費者還元事業に登録した小売店での決済のみ。同事業に登録済みであることを示すマークがない店舗では還元を受けらないので、対応店舗を探せる「ポイント還元対象店舗検索アプリ」が配布されているので活用しよう(iOSAndroid)。なお、一部の大手コンビニなどでは即時還元を実施しており、登録などは必要なく交通系ICカードやキャッシュカードで決済するだけで、その場で2%還元受けられる(大手なので5%還元にはならない)。

ここではQR/コード決済の各社の動きについてまとめた。QR/コード決済の場合、「キャッシュレス・消費者還元制度」での2〜5%の還元を受けるために事前登録の必要はない。還元されたポイントは自動的に残高に後日充当、もしくは即時充当・割引となる。充当される場合、期間限定や使用制限のポイントになる場合もあるが、日常的にコード決済を利用しているユーザーであれば特に気にしなくてもいいだろう。各社とも10月1日以降に5%以上の還元が受けられるキャンペーンを実施するが、還元上限額がキャッシュレス・消費者還元事業と各社のキャンペーンで異なるので注意したい。特に1万円以上の高額商品を購入する場合は、事前に還元上限額をチェックしておきたい。

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PayPayは10月1日から2カ月間は最大10%還元、10月5日は特異日で20%還元

PayPayは10月1日〜11月30日まで「まちかどPayPay」と呼ばれるキャンペーンを実施する。1カ月あたりの還元上限は2万5000円、1回あたりの還元上限は1000円というキャペーンで、金融機関の口座からのチャージやヤフーカード(クレジットカード)経由のPayPay決済で5%の還元を受けられる。ヤフーカード以外は対象外となるので注意。還元されるのはPayPayボーナスで、1ポイント1円相当として使えるが、送金やわりかんの機能には使えない。PayPayボーナスは翌月20日ごろに付与される。

キャッシュレス・消費者還元制度と合わせると10%還元となるが、対象となるのは上のポスターやポップが掲示されている店舗に限られる。キャッシュレス・消費者還元事業の登録店舗であっても、このポスターなどがない店舗では2〜5%の還元になる。

忘れてはならないのは特異日の10月5日。この日は、PayPayのサービス開始1周年を記念して最大20%の還元が受けられる「PayPay感謝デー」となる。還元上限は、1回あたり1000円相当(1000ポイント)、1日あたりは5000円相当(5000ポイント)。対象店舗は消費者還元事業の対象店舗で、金融機関の口座などからの残高チャージした場合に20%、ヤフーカード(クレジットカード)の場合は19%、それ以外のクレジットカードの場合は対象外だ。さらに50回に1回の確率で決済金額の全額キャッシュバックが受けられる。抽選とはいえ還元上限は10万円なので、10月5日の大きな買い物はPayPayで決済したいところ。

PayPayではそのほか、10月4日〜10月22日までの期間中に対象のユニクロ店舗で税別990円のヒートテックインナー、もしくは税別790円の子供向けのヒートテックインナを1枚買うと、1人1回限り同じヒートテックインナー1枚がもれなく手に入るキャンペーンも実施する。

関連記事:PayPayが新施策、10月4日〜22日はヒートテック1枚買うともう1枚無料

LINE Payは10月18日から約半月は最大12%還元

LINE Payは前月の利用実績に応じて当月の還元額が変動するマイカラーという特典を用意しており、1万円未満はホワイトで0.5%、5万円未満はレッドで0.8%、10万円未満はブルーで1%、10万円以上はグリーンで2%の還元となる。キャッシュレス・消費者還元制度と合わせると通常でも5.5〜7%の還元となる。なお、QRコード決済、オンライン支払いの場合は即時還元、LINE Pay カード、QUICPay+の場合は翌月末に還元ぶんが付与される。

さらに、10月18日〜10月31日まで「誰でも最大12%戻ってくる!LINE Pay生活応援祭」というキャンペーンを実施予定だ。対象店舗はスーパー、ドラッグストアなど45社、約1万2250店。還元率は5%+マイカラー還元と通常と変わらないが、以下のスーパーマーケットに限っては10%還元+マイカラー還元を受けられる。期間中の還元上限は1000円相当(1000ポイント)。なお、ポイントは支払い時に即時還元される。

  • オーケー
  • サミットストア
  • 成城石井
  • 東急ストア
  • ベイシア
  • ライフ

d払いは10月14日まで20%還元

d払いは通常の割引制度はないので、特別なキャンペーンを実施していない期間はキャッシュレス・消費者還元制度の2〜5%の還元を受けられるのみ。ポイント還元されるのは翌々月だ。ただし、10月14日までは決済金額の20%を還元するキャンペーンを実施中だ。決済1回あたりの上限は1000円相当(1000ポイント)、キャンペーン期間中の還元上限額は3000円相当(3000ポイント)となる。そのほか、金土曜のみ5%アップするキャンペーン、ドコモ回線の料金をdカードで支払うなどの条件をクリアすると最大7%の還元が受けられるdポイントスーパー還元プログラムもある。

Origami Payは10月1日から約4カ月は8%即時還元

Origami Payはキャッシュレス・消費者還元制度に合わせて最大8%の還元キャンペーンを10月1日〜2020年1月31日まで実施する。キャッシュレス・消費者還元制度の2〜5%については最大還元2000円相当(2000ポイント)の即時還元、Origami Pay独自の3%還元は決済金額から最大還元3000円相当の即時還元となる。最大8%の還元を受けるには、金融機関からOrigami Payの残高チャージした場合のみ。クレジットカードからチャージした場合は6%(キャッシュレス・消費者還元制度5%+Origami Pay還元1%)となる。

楽天ペイは10月1日から約2カ月は対象店舗以外でも5%還元

楽天ペイでは、キャッシュレス・消費者還元制度に登録している事業者の規模は問わずに一律5%還元となる。さらに同制度の対象外、つまり冒頭のキャッシュレスのマークが掲示されていない店舗でも5%の還元を受けられるキャンペーンを実施する。その仕組みは、キャッシュレス・消費者還元制度に登録している大規模小売店やフランチャイズ点ではプラス3%、未登録店ではプラス5%を楽天ペイが補填し、どの店舗でも一律5%の還元になるように合わせている。注意したいのは事前のエントリーが必要な点。他社のキャンペーンが実際されていない場合、楽天ペイならコンビニエンスストアでも通常2%のところが5%還元となるのでお得だ。

au Payは10月14日まではセブン-イレブンで20%還元

au PAYも、キャッシュレス・消費者還元事業での2〜5%の還元を受けられる。これとは別に、au PAYでの支払いで0.5%(200円ごとに1ポイント)、税別月額499円のauスマートパスプレミアム会員がau PAYで支払う場合は1.5%(200円ごとに3ポイント)の還元があるので、合計還元率は実質2.5%〜6.5%となる。当初はauユーザーのみのクローズドなコード決済だったが、8月29日からはau回線を持たないユーザーでも利用可能になっている点に注目だ。

さらに10月1日〜10月14日は、セブン-イレブンで20%のキャンペーンを実施するので活用したいところ。期間中の還元上限は3000円相当(3000ポイント)。注意したいのは還元を受けるには事前エントリーが必要な点。そのほか、10月1日~10月31日の期間中にセブン銀行ATMからau WALLET 残高に1万円以上をチャージした場合に限り、抽選で5000名に1万円相当が当たるキャンペーンも実施する。具体的には1万円以上のチャージで1口の抽選権利が得られる。1万円未満のチャージは対象外だ。

au回線を利用しているユーザーは、税別月額499円のauスマートパスプレミアム会員に加入しておけば、10月と11月の3、13日、23日の「三太郎の日」に最大20%、月あたりの上限5000円相当(5000ポイント)の還元を受けられるキャンペーンもある。適用条件は少し複雑なので三太郎の日になったら見直しておくといいだろう。

消費税10%前のラストウィーク、9月23日からのキャッシュレス生活はPayPayで買いだめ

来週火曜日の10月1日から消費税が10%になることもあり、LINE Payと楽天ペイを除き、主要各社が大規模なキャンペーンを展開している。メルペイは本人確認未完了、もしくはメルペイあと払い未体験のユーザーに向けた50%還元、Origami Payはヤマダ電機グループ各店舗での初回利用時に限った10%還元を実施している。注意したいのは在庫のない商品を購入する場合、納品日(決済日)が10月を過ぎると消費税が10%になってしまう点。

10月からは国が実施する2〜5%の還元施策が2020年6月まで利用できるので、QR/バーコード決済や交通系をはじめとする電子マネー、クレジットカードなどで決済すれば2%の増税ぶんは相殺できる。とはいえ、ストックできる商品は増税前に各社のキャンペーンを利用して買いだめしたほうがおトクだ。早速、増税前のラストウィークの戦い方を見ていこう。

日用品や衣類は週末10〜14時にPayPayで最大10%還元のまとめ買い

PayPayが実施する月替わりの還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の9月の内容は、毎日10〜14時にスーパーマーケットで最大10%の還元が受けられるというもの。平日が仕事でスーパーマーケットに行けないビジネスパーソンも安心してほしい。PayPayのキャンペーンは土日も有効だ。土日の食料品の買いだめはもちろん、大規模スーパーなら衣類や日用品なども5〜10%の還元を受けられることがある。トイレットペーパーやティッシュペーパー、各種洗剤、シャンプー、ペットフード、レトルト食品、調味料、即席ラーメンなどはこのチャンスに最大限買いだめしておきたい。

なお、1回の決済の還元上限額は1000円なので1万円までのまとめ買いで最大の還元を受けられる。期間中の9月30日までの累計還元上限額は3万円なので、会計を1万円ごとに分ければ30回の買いだめチャンスがある。

PayPayはスーパーマーケットでの利用に力を入れており、ここ最近だけでも西友やイトーヨーカドー、東急ストア、ライフ、東武ストアなどの大手を取り込んでいる。なお還元が受けられるかどうかは店舗によって異なるので、事前にPayPayアプリで最寄り店舗が対象かどうかをチェックしよう。

なお適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合は0.5%しか還元を受けられない。

最大の還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座やYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入会、もしくはソフトバンクかワイモバイルの回線を利用するという追加条件がある。この条件に適合すれば10%還元だ。

コンビニでは迷わずd払いで20%還元

先週に引き続き、買いだめ以外の買い物はd払いのキャンペーンを利用したい。1回の還元上限1000円相当、期間中の還元総額上限3000円相当の20%還元だ。期間は10月14日23時59分まで。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントとして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだがエントリーを絶対忘れないように。忘れると還元はまったく受けられない。

金土曜にネット店舗でプラス5%の還元が受けられるキャンペーンを併用すると総還元率は25%となる。NTTドコモの回線料金をdカードで支払う、dマーケットを利用するなどの諸条件を満たすことで最大7%の還元を受けられる「dポイントスーパー還元プログラム」も利用可能だ。

対象店舗はd払いに対応するリアル店舗のほか、Amazonのオンラインショッピングサイトも含まれる。なお、オンラインストアでは、ラクマ(旧フリル)、無印良品ネットストア、はがきデザインキット、スマホで年賀状2019、宅配型収納CARAETO(カラエト)などは還元対象外となるので注意。

いろいろ考えるのが面倒なら、金土曜にネット店舗で5%還元アップになるキャンペーンにエントリーしたうえで、Amazonで4000〜5000円の商品を3個を1個ずつ分けて購入し、1回の上限額、期間中の累計上限額をすべて獲得してしまおう。なお、d払いはドコモ回線を利用しているユーザーはもちろん、auやソフトバンク、MVMOの回線を利用しているユーザーでも利用できる。今回のキャンペーンとは別に、d払いを初めて利用する場合は1000円ぶんのdポイント還元が受けられるので、このタイミングで登録しておくといいだろう。

d払いが使えない店舗は迷わずJCB-QUICPay

JCBが発行しているクレジットカードを持っているなら、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンにエントリーしておこう。エントリーすると、12月15日まで最大上限1万円ぶんの還元が受けられる。つまり、5万円ぶんを買い物すれば1万円がキャッシュバックされる。

対象となるのはJCBが発行したクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCB、もしくはJCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がよくわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。

実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。このキャンペーンは家族会員のカードも対象になる点に注目。夫婦の一方が家族カードを使っている場合、そちらのカードでもエントリーを済ませておけば20%還元を受けられる。つまり、本会員カードと家族カードでそれぞれ5万円ぶん使えば、それぞれ1万円の還元を受けられるわけだ。

このJCBのキャンペーンは期間が12月15日までと長いので急いで使う必要はない。12月15日までのキャンペーン期間中の利用金額を集計して、その金額に応じて20%還元、還元上限額1万円をキャッシュバックされるからだ。とはいえ、5万円前後の買い物の予定があるなら消費税が10%になる前に購入しておいたほうがお得だ。

なお、みずほ銀行の口座を持っている場合は、このJCBのキャンペーンのみずほ版ともいうべき20%の還元キャンペーンを受けられるので以下の記事を参考にしてほしい。

関連記事:9月のキャッシュレス決済まとめ、とりあえずPayPayとJCB-QUICPayを併用

コード決済やJCB-QUICPay決済が使えない店舗は迷わずAMEXカード

アメリカン・エキスプレスのマークが付いたクレジットカードを持っている場合は、9月30日まで実施されている20%還元キャンペーンを活用しよう。こちらも事前エントリーが必要だが、上限額2000円の還元が受けられる。つまり、アメックスブランドのカードで1万円を使うと最大の還元となる。本会員はもちろん、別途エントリーすれば家族会員も対象となる。

上記8都道府県以外は「OTHER CITIES」から検索しよう

事前登録先着20万名限定で、対象店舗は全国3万5000店舗。対象店舗マップでは、北海道、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡、その他の都市(OTHER CITIES)で分類されているので、この8都道府県以外は「その他の都市」で調べる必要がある。

対象店舗はめちゃくちゃ多い

注目は、アメックス以外が発行するアメックスブランドのクレジットカードにもキャンペーンが適用される点。具体的には以下のとおり。残念ながら楽天カードが発行するアメックスカードは対象外だ。

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
  • クレディセゾン(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • 三菱UFJニコス(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • エムアイカード

ヤマダ系量販店の初Origamiで10%還元、買い物マラソンも可

Origami Payは、ヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤのヤマダ電機グループ系家電量販店で9月30日まで10%還元キャンペーンを実施している。上限還元額は3000円なので、3万円の買い物で最大の還元を受けられる。10%還元の条件は、初めてOrigami Payを使う店舗。10%還元は何店舗でも適用されるので、初めてOrigami Payを使う店舗をハシゴすれば、それぞれの店舗で最大10%、上限3000円の還元を受けられる。前述したように在庫のない商品や発送日が10月以降になる商品を購入する場合、消費税が10%になることがあるので店舗に確認しておこう。

メルペイで本人確認未完了やあと払い未経験なら50%還元

メルペイは決済金額の50%相当が戻ってくる「増税前にまとめ買い!半額ポイント還元!キャンペーン」を9月18日〜30日に実施する。還元上限は3000円相当なので、6000円を使うと最大の還元を受けられる。ただし、メルペイを使い込んでいる人は対象外。

対象となるのは、期間中に金融機関の口座との連携、もしくは「アプリでかんたん本人確認」で本人確認を完了した利用者。そのほか、すでに本人確認が完了していても、メルペイの「お店でのあと払い設定」で「メルペイあと払い」に初めて変更した利用者が対象になる。期間中に初めて本人確認を済ませた利用者はメルペイ残高とメルペイあと払いの両方、期間中に初めてメルペイあと払いでの支払いを設定した利用者はメルペイあと払いのみが還元対象となる。いずれも、バーコード、iD、ネットの各決済方法を利用できる。

成城石井なら9月27日からLINE Payで最大250円還元

LINE Payは9月27日~10月3日の期間中限定で、東京都、埼玉県、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県の成城石井69店舗でLINE Payのコード支払いで決済すると18%還元、還元上限額250円相当のキャンペーンを実施する。マイカラーの還元(0.5〜2%)を含めると最大20%還元となる。18%還元の場合、1388円の決済で最大の還元を受けられる。

くら寿司やアルペン、ブックオフ、カラ鉄なら楽天ペイで10%還元

事前エントリーが必要だが、楽天ペイでは、くら寿司、スポーツ用品を扱うアルペングループ、古書販売のブックオフ、ドラッグストアのくすりのアオキとサツドラ、オーダースーツのダンカンで10%還元のキャペーンを実施中だ。近くにくすりのアオキやサツドラがあるなら楽天ペイで日用品を買いだめしておこう。そのほかカラオケの鉄人でも10%還元が受けられる。

メルペイ、LINE Pay、d払い、au PAYが大連携、共通QRコードで加盟店決済が可能に

メルペイは9月18日、MERPAY CONFERENCE 2019_SEP.を開催。LINE PayとNTTドコモ、KDDIと共同でキャッシュレスの普及を目的とした業務提携を発表した。具体的には、メルペイとLINE Pay、NTTドコモが結成しているモバイル決済における加盟店アライアンスに「Mobile Payment Alliance」(MoPA、モパ)にKDDIが参加する。

今回の提携により、メルペイ、LINE Pay、d払い、au PAYが店舗や事業者に対して共同でQR/バーコード決済の普及を進め、いずれか1社のコード決済を導入している店舗や事業者であれば、残り3社の決済も利用可能になる。ただし決済方法はMPM方式で、店舗に設置されたQRコードをユーザーがスマートフォンで読み取る、いわゆるユーザースキャン方式となる。

メルペイの利用者は現在400万人超で、2019年内に600万人、来年には1000万人の利用者獲得を目指す。また、100行を超える金融機関の口座からのチャージに対応。メルペイでの決済が可能な加盟店は170万カ所超で、年内に200万カ所を達成できる見込みとしている。

9月16日からのキャッシュレス生活は基本d払いで時々OrigamiとPayPay、JCB-QUICPayも

9月14日からd払いの20%還元キャンペーンが始まった。今回はキャンペーン期間が10月14日までの約1カ月と長く、コンビニなどでの少額決済の積み重ねであっても期間中の上限額である3000円ぶんの還元を受けやすい。9月第3週(9月15日〜21日)は基本的にはd払いをメインのキャッシュレス決済として考えればいいが、Origami Payやメルペイのキャンペーンも始まったのでここで整理しておく。

とりあえずd払いで20%還元

前述したように、9月第3週は基本的にd払いのキャンペーンを利用しよう。1回の還元上限1000円相当、期間中の還元総額上限3000円相当の20%還元だ。期間は10月14日23時59分まで。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントとして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだがエントリーを絶対忘れないように。忘れると還元はまったく受けられない。

金土曜にネット店舗でプラス5%の還元が受けられるキャンペーンを併用すると総還元率は25%となる。NTTドコモの回線料金をdカードで支払う、dマーケットを利用するなどの諸条件を満たすことで最大7%の還元を受けられる「dポイントスーパー還元プログラム」も利用可能だ。

対象店舗はd払いに対応するリアル店舗のほか、Amazonのオンラインショッピングサイトも含まれる。なお、オンラインストアでは、ラクマ(旧フリル)、無印良品ネットストア、はがきデザインキット、スマホで年賀状2019、宅配型収納CARAETO(カラエト)などは還元対象外となるので注意。

いろいろ考えるのが面倒なら、金土曜にネット店舗で5%還元アップになるキャンペーンにエントリーしたうえで、Amazonで4000〜5000円の商品を3個を1個ずつ分けて購入し、1回の上限額、期間中の累計上限額をすべて獲得してしまおう。なお、d払いはドコモ回線を利用しているユーザーはもちろん、auやソフトバンク、MVMOの回線を利用しているユーザーでも利用できる。今回のキャンペーンとは別に、d払いを初めて利用する場合は1000円ぶんのdポイント還元が受けられるので、このタイミングで登録しておくといいだろう。

10~14時でのスーパー利用はPayPayで5〜10%還元

PayPayが実施する月替わりの還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の9月の内容は、
毎日10〜14時にスーパーマーケットで最大10%の還元が受けられるというもの。

PayPayはスーパーマーケットでの利用に力を入れており、ここ最近だけでも西友やイトーヨーカドー、東急ストアなどの大手を取り込んでいる。なお還元が受けられるかどうかは店舗によって異なるので、事前にPayPayアプリで最寄り店舗が対象かどうかをチェックしておきたい。

PayPayはスーパーマーケットで強い

なお適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合は0.5%しか還元を受けられない。

最大の還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座やYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入会、もしくはソフトバンクかワイモバイルの回線を利用するという追加条件がある。この条件に適合すれば10%還元だ。

スーパーマーケットはアルコール類やカップラーメン、レトルト製品、お菓子などがコンビニエンスストアよりもかなり安価なので、まとめ買いしておくといい。

ヤマダ系量販店の初Origamiで10%還元、買い物マラソンも可

Origami Payは、ヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤのヤマダ電機グループ系家電量販店で9月30日まで10%還元キャンペーンを実施している。上限還元額は3000円なので、3万円の買い物で最大の還元を受けられる。10%還元の条件は、初めてOrigami Payを使う店舗。10%還元は何店舗でも適用されるので、初めてOrigami Payを使う店舗をハシゴすれば、それぞれの店舗で最大10%、上限3000円の還元を受けられる。

d払いが使えない場合はJCB-QUICPay

JCBが発行しているクレジットカードを持っているなら、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンにエントリーしておこう。エントリーすると、12月15日まで最大上限1万円ぶんの還元が受けられる。つまり、5万円ぶんを買い物すれば1万円がキャッシュバックされる。

対象となるのはJCBが発行したクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCB、もしくはJCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がよくわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。

実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使った決済は対象外なので注意。しかも、このキャンペーンは家族会員のカードも対象になる。夫婦の一方が家族カードを使っている場合、そちらのカードでもエントリーを済ませておけば20%還元を受けられる。つまり、本会員カードと家族カードでそれぞれ5万円ぶん使えば、それぞれ1万円の還元を受けられるわけだ。

ただし、このJCBのキャンペーンは期間が12月15日までと長いので急いで使う必要はない。12月15日までのキャンペーン期間中の利用金額を集計して、その金額に応じて20%還元、還元上限額1万円をキャッシュバックされるからだ。

なお、みずほ銀行の口座を持っている場合は、このJCBのキャンペーンのみずほ版ともいうべき20%の還元キャンペーンを受けられるので以下の記事を参考にしてほしい。

関連記事:9月のキャッシュレス決済まとめ、とりあえずPayPayとJCB-QUICPayを併用

コード決済や電子マネー決済が使えない店舗ではAMEXカード

アメリカン・エキスプレスのマークが付いたクレジットカードを持っている場合は、9月30日まで実施されている20%還元キャンペーンを活用しよう。こちらも事前エントリーが必要だが、上限額2000円の還元が受けられる。つまり、アメックスブランドカードで1万円を使うと最大の還元となる。本会員はもちろん、別途エントリーすれば家族会員も対象となる。

上記8都道府県以外は「OTHER CITIES」から検索しよう

事前登録先着20万名限定で、対象店舗は全国3万5000店舗。対象店舗マップでは、北海道、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡、その他の都市(OTHER CITIES)で分類されているので、この8都道府県以外は「その他の都市」で調べる必要がある。

対象店舗はめちゃくちゃ多い

注目は、アメックス以外が発行するアメックスブランドのクレジットカードにもキャンペーンが適用される点。具体的には以下のとおり。残念ながら楽天カードが発行するアメックスカードは対象外だ。

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
  • クレディセゾン(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • 三菱UFJニコス(提携するカード発行会社ならびにフランチャイジー会社を含む)
  • エムアイカード

メルペイで本人確認未完了やあと払い未経験なら50%還元

メルペイは決済金額の50%相当が戻ってくる「増税前にまとめ買い!半額ポイント還元!キャンペーン」を9月18日〜30日に実施する。還元上限は3000円相当なので、6000円を使うと最大の還元を受けられる。ただし、メルペイを使い込んでいる人は対象外。

対象となるのは、期間中に金融機関の口座との連携、もしくは「アプリでかんたん本人確認」で本人確認を完了した利用者。そのほか、すでに本人確認が完了していても、メルペイの「お店でのあと払い設定」で「メルペイあと払い」に初めて変更した利用者が対象になる。期間中に初めて本人確認を済ませた利用者はメルペイ残高とメルペイあと払いの両方、期間中に初めてメルペイあと払いでの支払いを設定した利用者はメルペイあと払いのみが還元対象となる。いずれも、バーコード、iD、ネットの各決済方法を利用できる。

さらに、このキャンペーンの直前の9月17日までは「増税前に!一年分まるっとプレゼントキャンペーン」を実施中。毎日10名に抽選で、「トイレットペーパー」「ティッシュ」「洗濯用洗剤」など消費財1年ぶん相当のポイントをプレゼントするというもの。対象となるのは、メルペイでiDでの支払い設定を済ませている利用者。条件を満たしていればエントリーの必要はなく自動的に抽選対象となる。9月16日の抽選では洗濯用洗剤 1年ぶん(6000ポイント)、9月17日の抽選ではシャンプー 1年ぶん(9600ポイント)が、それぞれ10名にプレゼントされる。

9月も後半に突入し、消費税10%前の駆け込み需要を狙ったさまざまなキャンペーンが各社から出そろってきた。気になるのは9月に大きな動きがないLINE Pay。消費税10%になる10月以降は、キャッシュレス決済を対象とした政府主導の2〜5%還元キャンペーンが始まることを考えると、ここで存在感を示してシェアを拡大しておく必要がある。おそらくLINE Payは、9月下旬に大きなキャンペーンを準備しているのだろう。とはいえ、各社が続々と9月のキャンペーンを開始しているので、期待値のハードルはかなり高くなっている。

9月8日からのキャッシュレス決済まとめ、13日まではJCB-QUICPay、14日以降はd払い

10月からの消費税10%適用に向けて、キャッシュレス業者各社の消耗戦が激しくなってきそうだ。9月の第1週(9月1日〜7日)は、20%還元で還元上限1万円という、JCBカード経由のQUICPay払いや、みずほ銀行のデビッドカード、アメリカン・エキスプレスのクレジットカードで決済するのが最もお得だった。

第2週(9月8日〜14日)もこの基本路線は変わらないが、JCBやみずほ銀行のキャンペーン期限は12月15日までと長いうえ、期間中の累計使用額から還元されるため、急いで使う必要はない。また、対応するクレジットカードやみずほ銀行の口座もっていない人は蚊帳の外だった。では第2週はどのように戦えばいいのだろうか、早速見ていこう。

9月13日まではJCB QUICPayをメインに

9月13日までは、JCBカードを紐付けたQUICPay決済で受けられる20%還元キャンペーンをメインに活用しよう。注意したいのは事前のエントリーが必要な点。

対象となるのはJCBが発行したJCBカードを所持している利用者。カード裏面のカード発行元がJCBであればOK。もしくは、JCBの会員サイト「My JCB」に登録・ログインできるカードであればOKだ。発行元がわからない場合、キャンペーンサイトにアクセスして応募できるかどうかをチェックすればいい。なお、LINE PayのJCBプリペイドカードは残念ながら対象外となる。

実際に還元が受けられるのは、JCBカードを紐付けたApple PayやGoogle PayでのQUICPay支払いのみで、JCBカード自体を使ったクレジットカード決済は対象外なので注意。

このキャンペーンの注目は家族会員のカードも対象になる点。夫婦の一方が家族カードを使っている場合、そちらのカードでもエントリーを済ませておけば20%還元を受けられる。つまり、本会員カードと家族カードでそれぞれ5万円ぶん使えば、それぞれ1万円の還元を受けられる。

もちろん、同様に20%還元を受けられる、アメリカン・エキスプレスのクレジットカード払いやみずほ銀行のデビッドカードを利用してもいい。これらの詳細は以下の関連記事を参照してほしい。

関連記事:9月のキャッシュレス決済まとめ、とりあえずPayPayとJCB-QUICPayを併用

10〜14時はスーパーでPayPay

PayPayが実施する月替わりの還元キャンペーン「ワクワクPayPay」の9月の内容は、毎日10~14時にスーパーマーケットで最大10%の還元が受けられるというもの。8月のキャンペーンに比べて開始時間1時間繰り上がり、実施時間が1時間伸びて4時間となった。

20%還元のJCBのQUICPayよりも還元率は10%と低いのだが、大手のスーパーマーケットでないとQUICPayが使えるところは少ないので、PayPayをいつでも使えるように準備しておきたい。

PayPayはスーパーマーケットでの利用に力を入れており、ここ最近だけでも西友やイトーヨーカドー、東急ストアなどの大手を取り込んでいる。なお還元が受けられるかどうかは店舗によって異なるので、事前にPayPayアプリで最寄り店舗が対象かどうかをチェックしておこう。

イトーヨーカドーや西友、ライフ、東急ストアなどもPayPayを利用できるようになった

適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合は0.5%しか還元を受けられない。

最大の還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座やYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入会、もしくはソフトバンクかワイモバイルの回線を利用するという追加条件がある。この条件に適合すれば10%還元だ。

14日以降はd払いをメインに、エントリーは9日から

9月14日にドコモがまたしても大判振る舞いのキャンペーンを始める。1回の還元上限1000円、期間中の還元総額上限3000円の20%還元という内容だ。今回は期間が1カ月超と長く、10月14日23時59分に終了となる。ポイントは2020年2月16日まで使える期間・用途限定のdポイントして、2019年12月16日以降に順次還元される。毎回のことだが忘れてはならないのがエントリー。9月9日10時以降にdポイントクラブ会員のサイトにアクセスしてエントリーを済ませておこう。

さらに、金土曜にネット店舗でプラス5%の還元が受けられるキャンペーンを併用すると総還元率は25%となる。NTTドコモの回線料金をdカードで支払う、dマーケットを利用するなどの諸条件を満たすことで最大7%の還元を受けられる「dポイントスーパー還元プログラム」も利用可能だ。

対象店舗はd払いに対応するリアル店舗のほか、Amazonのオンラインショッピングサイトも含まれる。なお、オンラインストアでは、ラクマ(旧フリル)、無印良品ネットストア、はがきデザインキット、スマホで年賀状2019、宅配型収納CARAETO(カラエト)などは還元対象外となるので注意。

いろいろ考えるのが面倒なら、金土曜にネット店舗で5%還元アップになるキャンペーンにエントリーしたうえで、Amazonで5000円前後の商品を3個を1個ずつ分けて購入し、1回の上限額、期間中の累計上限額をすべて獲得してしまおう。使い切ったあとは、JCBのQUICPayをメイン決済に戻せばいい。

なお、d払いはドコモ回線を利用しているユーザーはもちろん、auやソフトバンク、MVMOの回線を利用しているユーザーでも利用できる。今回のキャンペーンとは別に、d払いを初めて利用する場合は1000円ぶんのdポイント還元が受けられるので、このタイミングで登録しておくといいだろう。

Google PixelユーザーはAndroid 10にアップデートしてはならない

私のように調子に乗ってAndroid 10にアップグレードしてしまうと、d払いアプリを使えなくなるので注意

AI解析によるカメラ性能や、値下げによるお買い得価格で人気に火が付いているGoogle Pixel。Androidの開発元であるGoolgeの端末だけあって、先日リリースされたAndorid 10の正式版をいち早くインストールできる端末でもある。しかし、Google Pixelシリーズの3、3XL、3a、3a XLを利用しているユーザーは、Andorid 10をインストールするとd払いアプリが正常に使えなくなるので注意が必要だ。NTTドコモは、10月末にAndroid 10に対応したd払いアプリをリリースする予定だが、おそらく今回の10月14日までのキャンペーン期間にはリリースは間に合わない。

8月後半のコード決済はd払い一択から変化あり、1000円未満のセブン決済はLP→MP→PPの順に週1使い分け

8月もそろそろ後半に差し掛かるが、コード決済各社の熾烈な戦いは続いている。既報のとおり、8月後半はコンビニエンスストアで20%還元キャンペーンを実施しているd払いを優先的に使えばいい。しかし、少しだけ風向きが変わってきた。

関連記事:8月に使うべきコード決済、前半はメルペイ70%還元、後半はd払い20%還元

d払いという名称からドコモ回線のユーザーしか使えないと思われがちだが、他キャリアやMVNOのユーザーでもdアカウントを登録すれば利用可能だ。チャージ元は各種クレジットカードを使える。還元上限は5000円相当(5000ポイント)で、2019年9月30日以降にdポイントとして付与される。ドコモ回線を使っている場合は、月々の利用料金とのまとめ払いも可能だ。ほかのコード決済とは異なり、d払いアプリで事前にエントリーしないと還元が受けられない点だけは注意。

一方、d払いに対応していないセブン-イレブンに関しては、11~14時のランチタイム時に10%の還元が受けられるPayPayの「ワクワクPayPay」キャンペーンを使うのが常道だ。

ただし、ワクワクPayPayの適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は10%還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合はたった0.5%しか還元受けられない。また最大の20%還元を受けるには、PayPay残高を金融機関の口座かYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入っている場合か、ソフトバンクもしくはワイモバイルの回線を利用している場合に限られる。

とはいえ、これら諸条件をクリアしている利用者なら、d払いよりもPayPayをメインに使うのがお勧めだ。セブン-イレブン以外のコンビニや飲食店、スーパーマーケットなどでも、毎日11~14時の間に最大20%の還元を受けられる。首都圏在住者は、低価格の商品が数多く揃っているOKストアやロピアで使えるのは大きなアドバンテージだろう。20%還元の条件をクリアしている場合、還元上限は1回あたり2000円、期間合計上限は3万円なので、ワクワクPayPayのキャンペーンをスーパーでの買い物に限定すれば、家庭のエンゲル係数が凄まじく低下するはずだ。主夫や主婦は特に要チェック。

なおセブン-イレブンでは、8月12日の月曜から毎週100円オフのクーポンがもらえるキャンペーンも始まった。こちらはPayPayのほか、LINE Payとメルペイも加わった3社合同企画で、8月12日から1週間ごと5週にわたって実施され、9月15日の日曜に終了する。各社のコード決済でそれぞれ支払うごとに毎週100円がお得になるというキャンペーンだ。つまり、1週間で合計300円ぶん、5週間合計で総額1500円が還元される。

少額だが101円以上の決済で使えるので、セブン-イレブンで1000円未満の買い物をするならワクワクPayPayよりも実質お得だ。ワクワクPayPayの20%還元の条件を満たしている場合でも500円未満の決済なら100円オフクーポンのほうが還元率は高い。

100円オフの条件は各社で異なる点には注意。PayPayは金融機関の口座やYahoo!マネー、Yahoo!カード、セブン銀行ATMからのチャージの場合のみ100円オフクーポンがもらえる。Yahoo!カード以外のクレジットカード経由のチャージは対象外だ。100円オフは翌月20日前後にPayPayボーナスとして付与される。そのほかPayPayの場合、「ペイペイチャンス」の対象にもなり、20回の1回の確率で最大1000円の還元も受けられる。

メルペイでは「本人確認」を完了した利用者のみが対象だが、金融機関の口座からのチャージ、もしくはメルペイあと払いでの決済で翌日に100円ぶんがメルペイポイントとして付与される。

LINE Payは3社の中で唯一、事前に100円引きのクーポンがもらえる。期間中の毎週月曜に100円クーポンが配布されるので、これを取得して101円以上の決済の際に利用すればいい。注意したいのは、クーポンは自動発行されず、専用サイトにLINE Payを利用するスマートフォンでアクセスして手動発行する必要がある点。

100円ぶんが付与されるタイミングを考慮すると、LINE Pay→メルペイ→PayPayの順に使うのがお勧めだ。

そのほか忘れてはならないのは、Origami Payが8月18日まで実施しているビックカメラグループでの最大3000円オフキャンペーン。実際には10%還元のキャンペーンで、3万円以上の買い物で最大3000円の割引が受けられる。こちらはOrigami Payを初めて使う店舗であれば何度でも3000円割引となるので、ビックカメラやコジマ、ソフマップのグループ各店を回って3万円以上を決済すればそのぶん3000円がお得になる。

Origamiでは、同じく8月18日までサーティーワンアイスクリームのレギュラーシングルが何度でも半額(最大250円引き)になるキャンペーンも実施中だ。

8月に使うべきコード決済、前半はメルペイ70%還元、後半はd払い20%還元

7月はセブン&アイ・ホールディングスの独自コード決済である7payが、別の話題で大いに盛り上げてくれたQR/バーコード決済。セブン-イレブンを皮切りにデニーズやイトーヨーカドーなどのグループ店舗に7payが波及すれば大きな勢力になると期待されたが、早々に自滅してしまった。とはいえ7payが導入されたおかげで長らくコード決済を静観していたセブン&アイ・ホールディングスがようやく動き、セブン-イレブン各店でPayPayとLINE Pay、メルペイが利用可能になったのは7payの大きな功績だ。

7月はキャンペーン系だと、d払いほぼ一択だったので迷う場面は少なかった。d払いもしくは(ドコモのdカードに紐付いた)iDの決済で通常20%還元、金土曜は25%還元、ドコモユーザーで諸条件をクリアすればさらにプラス最大7%還元という大盤振る舞いのキャンペーンだった。では、8月はどう戦えばいいのか。

8月11日まではメルペイあと払いで最大70%還元

既報のとおり、メルペイは8月11日まで「あと払い」限定ながら還元上限1500円の最大70%の還元キャンペーンを実施中だ。ただし対象は18歳以上に限られ、あと払いの手数料が月額300円必要になる。。メルペイ加盟店では通常50%だが、吉野家(一部店舗を除く)、マクドナルド、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキ、ミニストップ、ポプラグループでは70%の還元となる。

関連記事:メルペイ70%還元の対象店舗拡大、主要コンビニやマクド、吉野家も

吉野家なら牛丼並盛が実質114円、マクドナルドではバリューランチのダブルチーズバーガーセットが実質165円で食べられる。iPhone 7以降のスマートフォンを使っている場合は、コード決済のほかApple Payに登録したメルペイのiD(iDプリペイド)も利用可能だ、iDは、イオングループやイトーヨーカドーなどのスーパーマーケットやショッピングモール、やまやなどの酒類販売の専門店などでも使えるので、惣菜やアルコール類なら実質の代金はコンビニより安いこともあるので、使い分けるのがいいだろう。

メルペイあと払いの還元上限に達したらPayPayでランチタイム最大20%還元

メルペイあと払いによる50〜70%還元キャンペーンの還元上限金額は1500円相当(メルペイ残高1500ポイント)なので、2100〜3000円ぶんを使うとそれ以上の還元は受けられない。メルペイの還元上限額を使い切ったあとはPayPayを利用しよう。11時〜14時の時間限定となるが、金融機関の口座からのチャージなど10%還元、ソフトバンク/ワイモバイルユーザー、もしくはYahoo!プレミアム会員なら20%還元となるキャンペーンを実施中だ。1回の還元上限額は10%還元の対象者で1000円ぶん、20%還元の対象者で2000円。1カ月の累計還元上限額はいずれも3万円ぶんだ。

対象店舗は、PayPayでの支払いが可能な全国の飲食店やスーパーマーケットなど。飲食店については、グルメ検索サービス「Retty」を利用すれば見つけやすい。ちなみに対象となるスーパーマーケットでは、首都圏ではOKストアやロピアが入っている。両社とも低価格をウリにしたスーパーなので、10%、20%の還元は家計を多いに助けるはずだ。

対象店舗は少ないが楽天ペイで10%還元も

楽天ペイは9月2日まで10%の還元キャンペーンも実施している。対象店舗は、スギ薬局/ジャパン、JR博多シティ(アミュプラザ博多、アミュエスト、デイトス、デイトス アネックス、いっぴん通り)、東急ハンズ、島村楽器、ジャンカラ、サンキュードラッグ、ファーストキッチン/ウェンディーズ・ファーストキッチン、サイクルスポット、東京駅一番街(東京キャラクターストリート、東京おかしランド)と限られているのが残念。なお、楽天カードを所持している場合は、これ以外の対象店舗で常時5%の還元を受けられる(内1%は楽天カード側の還元)。いずれも事前にキャンペーンサイトでのエントリーが必要なのをお忘れなく。

ウエルシアグループのドラッグストアなら8月7日までOrigami Payで計1000円割引

ドラッグストアチェーンのウエルシアグループ各店、ウエルシア、ハックドラッグ、ダックス、B.B.ON、ハッピー・ドラッグ、マルエドラッグ、MASAYA、金光薬品(一部店舗を除く)であれば、8月7日までOrigami Payで最大500円の割引クーポンが2回使える。具体的には税込み10円以上の決済で利用できる50%還元のクーポンなので、1000円程度の買い物にOrigami Payを使うと合計1000円の割引となる。

8月12日はPayPayか楽天ペイで5〜20%還元

メルペイのキャンペーンが終了した翌日は、いまのところ大型のキャンペーンは告知されていない。前述した、11時〜14時限定で10〜20%還元を実施しているPayPayか、10%還元を実施している楽天ペイを利用しよう。

8月13日以降のコンビニ利用はd払いで20%還元

d払いは7月に続き、8月13日からも20%還元を敢行する。還元上限は5000円相当(5000ポイント)で、有効期限3カ月限定の特別ポイントとなる。今回はコンビニ利用に限られるが、セブン-イレブン以外の大手コンビニが対象だ。なお、アプリにからの事前エントリーが必須なので忘れないように。なお、ドコモ回線の料金をdカードで支払う、dマーケットを利用する、DAZN for docomoやDisney DELUXEに加入するなどの条件をクリアすれば、最大7%、計27%還元を受けられる。利用できるコンビニは、ローソン、ローソン100、ファミリーマート、ポプラ、生活彩家、くらしハウス、スリーエイト、ミニストップ。

8月13日以降のコンビニ以外の利用はPayPayと楽天ペイ

8月はLINE Payがまだキャンペーンを発表していないので、いまのところ8月13日以降にコンビニ以外でコード決済を利用するなら、前述のPayPayと楽天ペイだろう。

なおau PAYは、3日、13日、23日の3が付く日に還元上限額5000円ぶんの最大20%還元を受けられるが、税別月額499円のauスマートパスプレミアム会員でないと適用されないうえ、そもそもau PAYはau回線を契約していないと使えないなど、だれでもすぐに使える条件ではないので除外した。

LINE Payとメルペイの「Mobile Payment Alliance」にNTTドコモが参画、加盟店開拓で連携へ


LINE Pay、メルペイとNTTドコモは6月27日、キャッシュレスの普及促進を目的とした業務提携に関する基本合意書を締結。LINE Payとメルペイが設立したモバイルペイメントにおける加盟店アライアンス「Mobile Payment Alliance」にNTTドコモが参画する。

「LINE Pay」「メルペイ」「d払い」が一団となり、加盟店開拓で連携する。店舗事業者は、いずれか1つのサービスのQRコードを設置するだけで、前述の3つのサービスを取り扱うことができるようになる。

3社の協力はあくまで加盟店開拓とQRコードの共通利用について。LINE Payとメルペイの業務提携によるMobile Payment Allianceは2019年3月に発表されていた。

関西圏のキャッシュレス加速へ、JR西日本系28施設約3000店がコード決済対応

西日本旅客鉄道は5月20日、同社の連結子会社13社が運営するショッピングセンター28施設内の約3000店舗で、スマホによるコード決済に対応することを発表した。5月21日より「天王寺ミオ」と「和歌山ミオ」でPayPayとLINE Payが利用可能になる。

6月には「アルビ大阪」「アルビ住道」「エスト」「アルデ新大阪」などでほかのコード決済サービスを含めて順次利用可能となる。8月以降は大阪と富山、岡山、島根、鳥取の全施設と広島のさんすて福山、9月以降は兵庫の全施設と広島のエキエ、10月以降は京都の全施設、そして2020年2月に石川と福井の全施設、計28施設が導入する予定だ。具体的には以下の28施設

  • 大阪府
    天王寺ミオ(天王寺SC開発)
    アルビ大阪(JR西日本大阪開発)
    アルビ住道(JR西日本大阪開発)
    エスト(JR西日本大阪開発)
    アルデ新大阪(新大阪ステーションストア)
    ルクア大阪(JR西日本SC開発)
  • 兵庫県
    リブ(神戸SC開発)
    プリコ六甲道(神戸SC開発)
    プリコ三ノ宮(神戸SC開発)
    プリコ神戸(神戸SC開発)
    プリコ垂水(神戸SC開発)
    ピオレ明石(神戸SC開発)
    プリコ西明石(神戸SC開発)
    ピオレ姫路(神戸SC開発)
  • 和歌山県
    和歌山ミオ(和歌山ステーションビルディング)
  • 京都府
    ポルタ(京都ステーションセンター)
    ザ・キューブ(京都駅観光デパート)
  • 富山県
    マリエとやま(富山ターミナルビル)
    とやマルシェ(富山ターミナルビル)
  • 石川県
    金沢百番街(金沢ターミナル開発)
    プリズム福井(金沢ターミナル開発)
  • 岡山県
    岡山一番街(山陽SC開発)
    さんすて岡山(山陽SC開発)
    さんすて倉敷(山陽SC開発)
  • 広島県
    さんすて福山(山陽SC開発)
    エキエ(中国SC開発)
  • 鳥取県
    シャミネ鳥取(JR西日本山陰開発)
  • 島根県
    シャミネ松江(JR西日本山陰開発)

対応するコード決済は、PayPay、LINE Pay、Origami Pay、メルペイ、d払い、au PAY。そのほか中国系のアリペイ、WeChat Payも使える。併せて電子マネー決済も導入し、SuicaやICOCAをはじめとする交通系ICカードのほか、iD、QUICPay、nanaco、PiTaPa、楽天Edy、WAONが利用可能になる。

なお、今回のコード決済と電子マネー決済に併せて導入されるのが、NTTデータが提供するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch」。決済端末本体と電子マネー/クレジットカード/デビットカードの認証端末、コード決済用のハンディーリーダーで構成される。

QRコード決済時のイライラを解消、d払いやLINE Pay対応のマルチ決済サービス「クラウドペイ」

デジタルガレージを中心とするDGグループは5月16日、複数のQRコード決済に対応する決済ソリューション「クラウドペイ」の提供を開始した。

クラウドペイは、利用者が店舗の設置されているQRコードを読み取って決済するユーザースキャン方式を採用するが、このQRコードが複数のコード決済サービスに対応しているのが特徴だ。利用者が使いたいコード決済アプリを起動してQRコードをスキャンして支払金額を入力すると、決済が完了する仕組みだ。

コンビニなどのPOSレジ店舗は、利用者のスマホに表示されたコードを読み取って決済するストアスキャン方式だが、利用者が購入した商品の袋詰めを優先するスタッフもいれば、決済を優先するスタッフもいるので、店員との呼吸が合わないとイライラすることが多い。クラウドペイであれば利用者のタイミングでスキャンできる点は魅力だ。ただし、各種ポイントカードはストアスキャン式が多いので、場合によっては手間が余計かかる。

店舗側のメリットとしては、ユーザースキャン方式のためレジにQRコードリーダーなどのハードウェアを追加する必要がなく、導入コストを抑えられる。個別の事業者と都度契約することなく、複数のQR・バーコード決済サービスを一括導入することもできる。前述のようにQRコードは1つに共通化されているので、レジ回りのスペースもすっきりする。さらに、ユーザースキャン方式では決済額と決済したかどうかをリアルタイムに判別するには利用者のスマホを店舗側が確認する必要があったが、「クラウドペイ」の加盟店専用アプリに備わる取引管理機能で、決済状況の確認やキャンセルをアプリ上で処理できる。決済手段にかかわらず売上金は「クラウドペイ」から一括入金されるのも魅力だ。

クラウドペイでは6月末からd払いの決済に対応後、AlipayやWeChat Pay、メルペイ、LINE Payに順次対応していくとのこと。

平成最後のプレミアムキャッシュレスフライデーまとめ、PayPay20%還元は還元上限1万円に

4月26日は、平成最後のキャッシュレスフライデーだ。10連休前、月末、金曜日という3つ高いハードルを乗り越えて15時に退社できる人がどれほどいるのか疑問だが、コード決済各社は本日限定でさまざまな施策を発表しているので、ここでまとめておこう。

PayPay

PayPayは先月同様、「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」に、時間限定キャンペーン「4月26日はプレフラPayPay!」を4月26日の15~18時まで実施する。期間中にPayPay加盟店の飲食店で、PayPay決済を利用すると支払額の最大20%のPayPayボーナスが付与される。1回あたりの還元上限額、累計の還元上限額はいずれも1万円。5万円を決済すれば最大限の還元を受けられるので、複数人での宴会がお勧め。同時並行で開催されている「第2弾100億円キャンペーン」では1回の還元上限額が1000円だが、こちらは1万円にアップする点に注目だ。

注意したいのは、20%還元を受けられるのは、銀行口座もしくはYahoo!マネーからチャージした場合のみ。Yahoo! JAPANカードとPayPayを紐付けて支払った場合は19%、Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードを紐付けて支払った場合は10%となる。

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Origami Pay

Origamiは、4月26日限定で還元上限1000円の20%割引クーポンを3枚もらえる。また4月26日15〜18時の間にOrigami Payで決済した場合は、1枚限定でプラス100円オフのクーポンが付与される。この100円オフのクーポンは5月31日まで使える。そのほか、モンテローザグループの各店舗で初めてOrigami Payで決済した場合に限り、最大630円の還元を受けられるキャンペーンも並行開催されている。

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d払い/LINE Pay

d払いは20%還元の「dポイント スーパーチャンス【+20%ポイント還元】」、LINE Payは15.5%以上、コード払いの場合は18.5%以上が還元されるの「平成最後の超Payトク祭」といったキャンペーンを実施中だが、4月26日限定の特典は用意されていない。

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楽天ペイは、特定の店舗での10%還元、au PAYは食べログ掲載店での5%還元とau WALLETポイントのチャージで10%増量などのキャンペーンを実施中だが、積極的に使う必要はないだろう。

今週のコード決済まとめ、基本はPayPay、居酒屋はOrigami Pay、家電量販店はLINE Pay

熾烈な戦い繰り広げるコード決済サービス各社。現在は各社とも「とにかく使ってもらう」ことを主眼に、さまざまなキャンペーンを打ち出している。そろそろ混乱している利用者も多いことだろう。そこで今週(4月21〜27日)に適用される各社のキャンペーン動向をまとめた。

ここでは事前登録などの必要がなく、多くの店舗で高い還元が受けられるコード決済を優先的に紹介する。なお、各種会員特典や一部店舗のみのキャンペーンを併せると本記事よりも還元率が高くなる可能性はある。

コンビニ/ドラッグストア

「第2弾100億円キャンペーン」を実施中のPayPayを優先的に利用したい。このキャンペーンは、1回あたりの上限還元額が1000円だが、銀行口座からのチャージなら決済金額の20%が還元される。コンビニやドラッグストアで5000円以下の買い物をするなら必ず使いたい。対象店舗は、コンビニならファミリーマートやローソン、ドラッグストアならサンドラッグやトモズ、アインズ&トルペなど。

4月24日からはd払い(dポイント)の20%還元も始まる。こちらは1回あたりの還元上限額が設定されておらず、還元上限総額が1万円なので、コンビニやドラッグストアで5000円以上を使うならd払いのほうがオトクだ。ただし、専用サイトでの事前エントリーが必要になる。

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家電量販店

「平成最後の超Payトク祭」を実施しているLINE Payのコード決済の利用がお勧め。対象店舗は、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヤマダ電機など。LINE Payは、平成最後の超Payトク祭で15%、マイカラーで最低0.5%、コード払いで3%の還元が受けられる。つまり、対象の家電量販店でコード決済すれば18.5%以上の還元となる。1回あたりの還元上限額はなく、還元上限総額は5000円だ。Androidに限られるが、LINE Payの決済特化アプリを一度でも使っておけば、還元上限を1万円にアップさせることも可能だ(4月24日現在)。PayPayも20%還元を実施しているが、1回ごとの決済の還元上限が1000円なので、5405円以上の商品を購入する場合はLINE Payのほうが還元額が高くなる。

事前登録が必要だが、4月24日からは20%還元のd払いもお勧め。前述のように1回あたりの還元上限額が設定されておらず還元上限総額が1万円なので、5万円の買い物で最大の還元を受けられる。ビックカメラやコジマ、エディオン、ソフマップ、ケーズデンキなどでd払いが可能だ。iD決済が可能なdカードを所持しているなら、ヨドバシカメラでも使える。

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居酒屋(4月24日から)

モンテローザグループに限られるがOrigami Payがお勧め。Origami Payは同グループの全国1661店舗で利用可能で、4月24日からは各店舗で初めてOrigami Pay決済した場合に限り、会計が税込1260円以上なら最大630円の割引が受けられる。各店舗というのが重要で、Origami Payで決済したことのない異なる店舗を次々とハシゴしていけば毎回630円が還元されるのだ。1人飲みで2000円使ったとして630円が割引だと、還元率は31.5%となり、ほかのコード決済に比べて群を抜いて高い。

3150円以上の決済ならPayPayやd払いがお勧めだ(d払いはエントリーが必要)。PayPayは、モンテローザグループ、ワタミグループの多くの店舗で使えるので利用範囲は広い。一方d払いは、居酒屋の対象店舗がワタミグループのミライザカぐらいしかなく利用範囲が非常に限られる。

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昼食

昼食に松屋や丸亀製麺、かっぱ寿司、ピザーラなどを使うならPayPayがお勧め。前述の20%還元が受けられる。1回の還元上限金額は5000円を決済した場合の1000円だが、これらの店舗で1人5000円以上を使うのは至難のワザだろう。

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イオン32店舗

首都圏と山梨県のイオン32店舗限定となるが、イオンならPayPay決済を使おう。イオンなどのスーパーマーケットは同じ商品でもコンビニやドラッグストアより価格が安いことが多いので、食料品など購入するならイオン一択だ。対象店舗以外のイオンの場合は、LINE PayカードもしくはQUICPay+(LINE Payバーチャルカード)で15.5%の還元を受けられる。

こちらも、iD決済が可能なdカードを所持しているなら、事前エントリーを済ませて4月24日から始まる20%還元キャンペーンを活用しよう。

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コード払い不可の店舗(スーパーマーケットなど)

QRコード決済システムを導入していない店舗では、LINE Payカードを利用しよう。開催中の平成最後の超Payトク祭はLINE Payカードでの決済も対象となる。平成最後の超Payトク祭の還元率は15%で、そのほかLINE Payの利用実績に応じて還元率が変わるマイカラーの還元が受けられる。前月の利用実績がゼロ円でも0.5%の還元を受けられるので最低でも計15.5%の還元となる。

LINE PayカードはJCBブランドのプリペイドカードであり、ほとんどのJCB加盟店で使える。さらに上限200円ながら100円以上の決済で「もらえるくじ」も引ける。LINE Payカードは、LINEアプリから手軽に申し込める。

なお、iD決済が可能なdカードを所持しているなら、事前エントリーのうえ4月24日から始まる20%還元キャンペーンを活用しよう。イオンやドンキホーテで使える。

4月23日

au回線の契約があるユーザーに限られるが、au PAYは現在「au WALLETポイントつかえる!たまる!キャンペーン」を実施中で、決済時に0.5%、税別月額499円のauスマートパスプレミアム加入者なら1.5%の還元が常時受けられる。そして4月23日の「三太郎の日」限定で、5%還元、auスマートパスプレミアム加入者なら20%の還元となる。さらに食べログ掲載店ならプラス5%の還元が受けられるので、食べログ掲載店に限って言えば計10.5%、スマートパスプレミアム会員なら26.5%の還元となる。

auの各種料金の支払などで貯まるau WALLETポイントをau Payにチャージすると10%が増量されるキャンペーンも実施中だ。とはいえ、適用条件が他サービスに比べて複雑で、有料会員ならないと大幅な還元は受けられないので、ほとんどの人はスルーしていいだろう。

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初回利用

d払いと楽天ペイは現在、いずれも初回利用で1000ポイントの還元が受けられる。これらのコード決済を使ったことがないなら試してみよう。ただし、いずれも専用サイトでの事前エントリーが必要なので注意。楽天ペイの場合は4月26日まで、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ、セイコーマートでの各店舗それぞれの利用で200ポイント、計1000ポイントを還元するキャペーンもある。こちらも事前エントリー必須だ。

実はえげつないdポイント

前述のように、dポイント(d払い、iD)の20%還元も4月24日から始まる。事前エントリーが必要だが、還元上限額はなんと1万円。平成最後の超Payトク祭でLINE Payアプリを利用した場合の上限と同じだ。d払いが利用できる店舗だけでなく、iD加盟店でも使えるので利用範囲はかなり広い。

イオンなどでもdカードのiD決済が使えるので、利用店舗が限定されたPayPayのキャンペーンよりも使い勝手はいいだろう。ただしイオンで還元を受けるにはiD決済可能なクレジットカードのdカードが必要だ。キャンペーン期間は5月7日までなので、いまから申し込んでも今週末からの10連休を考慮するとキャンペーン期間に間に合わないかもしれない。