会費隔月45ドルで世界各地のグルメが送られてくるTry The World

あなたに世界をお見せしましょう, 輝く, きらめく, そして華麗な.”—A Whole New World “I can show you the world, shining, shimmering splendid.”

…と、魔法の絨毯に乗らなくても、隔月で45ドル払ってTry The Worldの会員になると、世界各国の美味を収めたグルメボックスがあなたの家に送られてくる。

みんな、もっとたくさん旅行をしたいと思っていても、お金と時間と体力がそれを許さない。でも、世界旅行の楽しさの少なくとも一部は、家にいながらにして経験できるのだ。それは、各国のおみやげを買って友だちや家族に見せびらかすこと。Try The Worldを利用して。

協同ファウンダのDavid Foultは曰く、“われわれはいろんな国の人たちを知っているから、各国の最良の品物を選んで送ってもらえる。だからTry The Worldボックスを開けるたびに、五感を満足させる本物の楽しい経験を味わっていただける。将来的にはTry The Worldを旅行する人たちのコミュニティにして、世界各地の珍しい体験を共有できる場にしたい”。

会員登録をして、最初に受け取るのはフランスのパリのボックスだ。

中には、パリの旅行案内、プレイリスト、映画案内、詩集、などが入っている。品物の説明カードもある。それらは、製塩職人たちの手作り塩Fleur De Sel、栗で作ったパン用ペーストClément Faugier、塩味のバターキャラメルMadame Goudig、ホットチョコレート用パウダーチョコLes Confitures A L’Ancienne、紅茶Palais Des Thés、ヌガーChabert & Guillot、ジャムConfitures Alain Milliatなどだ。

[ここにスライドが表示されない場合は原文を見てください。]

映画や音楽などの文化情報が入っているので、食べ物だけがそっけなく入っているのと違ってユーザは、今パリにいたら夜はどこへ行こうかな、などと夢想にふけることができる。私の希望としては、Platedみたいに、フランス料理の完全な夕食メニューを自作できる材料セットがあると、もっといいな。

パリの次は東京、リオ、等々と続くのだ。

Try The Worldは2013年に、Googleのニューヨーク支社で行われたアクセラレータプログラムIncubateNYCから生まれた。9月にアルファでローンチした同社は、過去4か月で“数千”のボックスを売った。今同社は、シード資金を調達中だ。

このように、おもしろいものを入れたボックスを会員制で届けるサービスは、ほかにもいろいろある。セックス玩具、ひげそり、食品、そして今回は世界旅行だ。

これぞまさに、a whole new worldよ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))