AIファンド「DEEPCORE TOKYO」にみずほ銀、電通、Mistletoeなどが出資

AI特化型インキュベーターでVCのディープコアは12月17日、同社が運営するファンド「DEEPCORE TOKYO1号 投資事業有限責任組合」(以下、DEEPCORE TOKYO1号)に、新たにみずほ銀行、電通、Mistletou Venture Partners、みずほ証券、日本政策投資銀行、日本ビジネスシステムズ、本田圭佑氏の個人ファンドKSK Angel Fund、その他の法人、個人投資家から出資を受けたことを明らかにした。

ディープコアはソフトバンクの100%子会社。学生・起業家を対象にしたAI分野に特化したインキュベーション事業開始を2018年1月に発表し、拠点となるインキュベーション施設「KERNEL HONGO」をWeWorkとの協力で運営する。

5月には、シード/アーリーステージのAIスタートアップに投資・支援を行うことを目的として、DEEPCORE TOKYO1号ファンド設立を発表。立ち上げ時点でソフトバンクグループ、ソフトバンク、ヤフーが出資者として決まっていたが、60億円規模を目指し、さらにLPを募っていた。

DEEPCORE TOKYO1号はこれまでに、合計11社への出資を既に行っている。出資を受けたスタートアップには、万引き防止AIが容疑者逮捕に一役買ったことで先日話題になったVAAKや、接客アバター「コラボロイド」を開発するUsideU、ウェアラブル端末なしで人のモーション解析ができるツールを開発しているUplift Labs、病理画像診断ソフト開発のメドメイン、アパレル業界向けにAIソリューションを提供するLiaroなどが含まれる。

DEEPCOREは、11月にはAI・機械学習に特化した香港のアクセラレーターZerothとの提携により、アジアのAIスタートアップ育成において、リソースやディールの共有などで密接に協力していくことを明らかにしている。

DEEPCOREでは、ファンドを通じて「有望なAIスタートアップの成長を支援し、日本から世界に向けて破壊的イノベーションを起こすことを目指す」としている。