MicrosoftがWindows ServerのDockerコンテナサポートのために、新たな仮想化ハイパバイザ層とWSの極小化コアNano Serveを提供

コンテナはアプリケーションの書き方や展開の仕方を急速に変えつつある。このバスに乗り遅れたくないMicrosoftは昨年10月に、Windows Serverの次のリリースでDockerによるコンテナをサポートする、と発表した。そして今日(米国時間4/8)同社は、Windows Server上のコンテナの安全を確保するためのハイパバイザと、Windows Serverから余計なものをそぎ落として極小化し、クラウドとコンテナ向けに最適化したバージョンを発表した

Microsoftでクラウドプラットホームのマーケティングを担当しているマネージャMike Schutzによると、このところMicrosoftでも、コンテナ技術のサポートを求める顧客からの要望が日に日に増えている。またMicrosoft自身も、本来はLinuxの技術であったDockerをAzureやWidows Serverなど同社のプラットホームでサポートするための技術を、十分な実用レベルにまで育ててきた。

今日の発表は2014年に発表されたWindows ServerのDockerサポートと、Windows Server Containersの発表に次ぐものである。後者Windows Server Containersは、.NETなどのWindows技術で書かれたアプリケーションを、コンテナにパッケージして動かすための技術だ。

Schutzによると、今日発表されたHyper-V Containersは、コンテナとオペレーティングシステムを隔離する仮想化層によりセキュリティを強化して、Windows Server上のコンテナの展開に新たな次元を加える。そしてそれらはすべて、既存のDockerツールと共存できる。

“デベロッパがコンテナの利点を大きなアプリケーション集合に適用しようとするとき、新しい要求が生まれることに気づいた”、とSchutzは語る。それは、もっと良好な隔離とともに、“もう少しコントロールの幅を広げたい”という欲求だ。

Hyper-V Containersは、まさにそれを提供する。とくに大企業では“エンタプライズシステムやホスト環境においてより高いレベルの信頼性が要求される”、とMicrosoftは指摘している。

Windows Server Containersのアプリケーションは、無変更でこの新しいHyper-V Containers中へ展開できる。

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またWindows Serverの極小化バージョンNano Serverは、Schutzによると、フルサイズのWindows Serverの1/20のフットプリントしかない。それはコンテナへの関心に応えるだけでなく、軽量級のクラウドサーバを動かすためのオペレーティングシステムとしても利用できる。Microsoftは長年、Windows ServerのGUIのない最小インストールをServer Coreとして提供してきたが、Nano Serverはそれをさらに徹底させて、目的をクラウドの展開に絞り、軽量でベアメタルなハイパバイザとしても利用できるようにした。

なおNano Serverは、単独のバイナリとして提供されるのではなく、Windows Serverの次のバージョンのインストールオプションなので、サービス規約も料金モデルも本体WSと同じになると思われるが、その件に関してMicrosoftからの公式発表はまだない。おそらく詳細は、来月行われるデベロッパカンファレンスBuildで発表されるのだろう。同社はNano Serverのプレビューを来月提供する、と約束している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

CoreOS、Google Ventures等から1200万ドルを調達―Docker管理ツールKubernetesをエンタープライズへ

CoreOSはDockerに特化したLinuxディストリビューションで、主なターゲットは大規模なサーバー群だ。同社は今日(米国時間4/6)、 Google Venturesがリードし、Kleiner Perkins Caufield & Byers、Fuel Capital、Accel Partnersが参加したラウンドで1200万ドルの資金を調達したことを発表した。これでCoreOSの調達資金総額は2000万ドルになる。

これと同時にCoreOSはTectonicをローンチした。これはCoreOSにGoogleのオープンソースのコンテナ管理と統合運用のツールKubernetesを加えた商用ディストリビューションだ。

〔KubernetesはMicrosoft、IBMなどもサポートし、昨年Azureにも組み込んでいる。〕これによりCoreOSはエンタープライズ版Kubernetesをフルサポートした初のOSとなる。この新しいディストリビューションは現在、限定ベータテスト中だが、大企業がコンテナ・ベースの分散インフラに移行するのを容易にすることを目的としている。

CoreOSのCEO、Alex Polviはプレスリリースで「われわれがCoreOSをスタートさせたのはGoogleのインフラを万人に提供したかったからだ。今日発表したTectonicによってそれが実現した。世界中のエンタープライズはGoogleのインフラと本質的に同等の安全、確実な分散コンテナ・インフラを構築し、運用することができるようになる」と述べた。

GoogleのKubernetesのプロダクト責任者、Craig McLuckieは「Googleの顧客はCoreOSを利用すればインフラの構築にあたって、特定のプロバイダにロックインされることなく、相対的なメリットの比較によって自由にクラウド・プロバイダを選択することができるようになる」と述べた。

GoogleはCompute Engineサービスで、CoreOSを1年前からサポートしている。Googleは最近、クラウド・プラットフォームにおけるコンテナの利用に力を入れており、CoreOSとの提携(および同社への投資)は、AmazonやMicrosoftと競争して進取的な大企業をGoogleクラウドに惹きつけるために大いに理にかなった戦略というべきだろう。

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JoyentがDockerの展開と管理を容易化する多様な複合的コンテナインフラストラクチャサービスTritonをローンチ

コンテナに特化したPaaS/IaaS Joyentが今日(米国時間3/25)、Dockerアプリケーションの展開を容易にするコンテナインフラストラクチャTritonのローンチを発表した。それはオンプレミスのクラウドや、Joyent自身のパブリッククラウド上で利用できる。ほぼ1年半前に同社が、それまでの1億2000万ドルの資金調達に加えて新たに、1500万ドルの資金調達を発表したとき、まさにこの種のサービスのリリースを目標として掲げていた。

Joyentの主張によると、Dockerは開発と展開を大幅に効率化するが、同時に、複数のコンテナやホストの管理、ネットワーキングの実装への対応、セキュリティといった複雑な問題ももたらす。

Tritonは複数のコンポーネントで構成され、その中にはJoyentの既存のプロダクトも含まれる。サービスの中心にあるのはDockerのコンテナで、それらはTriton Docker Engineが管理し、Triton Container Hypervisorの上で動く。Tritonには独自のSDN(software-defined networking)インフラストラクチャサービスと、そのサービスを管理するためのDevOps Portalがある。

下図は、オープンソースのツールも含むJoyentの提供物全体の中での、Tritonの位置づけだ。

Joyentによると、Tritonでデベロッパとdevopsのチームがデータセンターの全体を単一のホストのように扱えるようになり、コンテナにまつわる複雑性はバックグラウンドで管理される。それと同時に、仮想化レイヤSmartOSにより、Dockerコンテナにベアメタルなパフォーマンスがもたらされる。またTritonにはリアルタイムモニタリング機能とポストモーテム(post-mortem, クラッシュ直後, 検死)デバッギング機能、およびコンテナを容易にサイズ変更したりスケールする機能もある。

Joyentが他の類似サービスと異なるのは、課金が仮想マシン単位ではなくコンテナ単位で行われることだ。今回のローンチの一環として同社は、これまでのローエンドマシンよりもさらに低料金の新しいインスタンスを導入する。

JoyentのプロダクトマネージャCasey Bissonに、同社のサービスと、GoogleのKubernetesなど既存のDocker管理ツールとの相性について尋ねると、彼はこう答えた: “Joyentではコンテナをマルチテナントのベアメタル上でセキュアに動かせるため、そのパフォーマンスと料金面のアドバンテージは他と比べて別格である。ネットワークの仮想化も同様の利便性とパフォーマンスのアドバンテージを提供するが、これもまた、他の類似サービスの追随を許さないものである”。

SmartOSについては、“これらのアドバンテージを提供する弊社の能力の核心であるが、これらのアドバンテージが実際に現れるDockerコンテナのホスティングは、他に見られない新しい技術と重要なイノベーションの数々を体現している”、ということだ。

Tritonは今、Joyentのパブリッククラウドの顧客にプレビューとして提供されている。オンプレミスでこのサービスを動かしたい企業は、自分のデータセンターでTriton Enterpriseをデプロイできる。

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Dockerコンテナを非専門家でも使えるようにした学生プロジェクトKitematicをDockerが買収

Dockerのインストールを大幅にスピードアップするツールKitematicのファウンダたちにとってそれは、目の回るようなあわただしい旅路だった。それまで無名の学生だった彼らは、ウォータルー大学の近くのアパートで二年近く前に、そのツールを発想した。

ところがその三人…Jeff MorganとMichael ChiangとSean Li…が今日(米国時間3/12)は、急に、その小さな会社をDockerに売ることになったのだ(価額は非公開)。彼らは急遽旅支度をしてサンフランシスコに向かった。

Dockerは彼らに、Docker社内の独立の部門として仕事をしてもらうつもりだ。DockerのプロマネJusten Stepkaによると、プロダクトの強化のため、必要ならその部門が新たに社員を雇用してもよい。

現在Kitematicは、Mac専用のツールとしてDockerコンテナのインストールや管理を単純化してくれる。ふつうに手作業でやると30分から1時間ぐらいかかる仕事が、ほんの数分で済む。そしてインストールしたDockerコンテナは、ワンクリックでローンチできる。

Stepkaの考えでは、これまで高度な専門知識と技術を要すると思われて、多くの人たちが敬遠していたDockerを、彼らのツールにより、誰もが気軽に使えるようになる。一般的に、難しいソフトウェアでも良質なGUIがあれば使える、という人が多くいるが、Kitematicはまさに、そういう人たち向けのツールだ、と彼は述べる。

もちろんDockerは、KitematicをMacオンリーのツールで終わらせたくはない。彼らのDocker入社後の初仕事が、Windowsバージョンの開発になるだろう。

三人のファウンダは学生時代に、アプリケーションの展開や管理を大幅に単純化する仕組みとして、Dockerのようなコンテナ技術に強い関心を抱いていた。そして、その単純化路線をさらに一歩も二歩も前進させる方法はないか、と考えた。それが、Kitematicの発想の起源だ。

彼らはまず、クラウドとデスクトップを同期化するツールのプロトタイプを作り、そのデモビデオをHacker Newsにポストした。ところが、まだ完成していないそのツールに、700名のデベロッパがサインアップしようとした。

その後、数社でのインターンを経験しながら彼らは自分たちのプロダクトを磨き、Docker専用のオープンソースのツールとしてKitematicを完成させた。それはGitHubでスターを2600稼ぎ、デベロッパたちの関心の多さを示した。

Dockerもこれに目をつけて、彼らに接触してきた。

“彼らとはうまくやれそうだったから、Docker丸抱えにした方が良い、と判断した”、とStepkaは語る。

GitHub上でオープンソースで提供される形態は、前と変わらない。本質的にはほとんど何も変わっていないのだが、Stepkaによると三人は、瓢箪から駒で急にDockerの社員になってしまったことに、欣喜雀躍しているそうだ。

こないだまで学部の学生だった20代前半の三人の若者が、自分たちの作品で大きな市場を開き、見事なイグジットにこぎつけたんだから、偉い!としか言いようがないね。

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Red HatがDocker中心のEnterprise LinuxディストリビューションAtomic Hostをリリース

Red HatがEnterprise LinuxのDocker中心のバージョンを出すと発表してからほぼ1年経つ今日(米国時間3/5)、長期のベータを終えたRed Hat Enterprise Linux 7 Atomic Hostが一般公開された。このAtomic HostでもってRed HatはDockerのリングに上がり、CoreOSなどとともに‘エンタプライズコンテナOS’の分野に仲間入りすることになる。

このディストリビューションのベースとなっているProject Atomicは、Dockerコンテナを作って動かすことに専念する比較的リーンなオペレーティングシステムを作る、Red Hat賛助のプロジェクトだ。そういう意味では、Canonicalが出しているUbuntu CoreのさまざまなSnappyエディションにやや似ており、こちらもやはり、コンテナの展開向けに最適化されたベーシックでセキュアな基礎的オペレーティングシステムをユーザに提供する。

Project AtomicのコアテクノロジはDockerと、GoogleのコンテナオーケストレーションツールKubernetes、アップデートとロールバックを管理するrpm-ostree、そしてLinuxのシステム/サービスマネージャsystemdだ。

Red HatはそのほかのOSベンダと歩を揃えて、従来の一枚岩的なテクノロジスタックがすたれてマイクロサービスの集合の時代になりつつあることを、認めている。そしてコンテナは、まさしくマイクロサービスにフィットした技術だ。しかし同時に同社は、Atomic HostがRed Hat Enterprise Linuxのセキュリティ機能を完全に引き継ぎ、RHELを支えている認定パートナーたちのエコシステムを継承することを強調している。同社の主張によると、このパートナーのエコシステムがあることによって、コンテナをさまざまなクラウドやハイパバイザ間で容易に移動できるようになる…それらはたとえば、VMware、Microsoft Hyper-V、Amazon Web Services、GoogleのCloud Platformといったパートナーやシステムだ。

Red HatがAtomic Hostでとくに力を入れているのが、セキュリティとライフサイクル管理だ。Atomic Hostではアップデートが自動的にイメージベースで行われる。しかもそれらはワンステップでデプロイされ、何か不具合が生じたらアップデートを簡単にロールバックできる。

Atomic Hostを使うことによってデベロッパは、Red Hat Enterprise Linux 6や7のアプリケーションをパッケージしてそれらをコンテナの中へデプロイすることが容易にできる。そのため、既存のRed HatユーザがAtomic Hostを試してみるのも、比較的容易なはずだ。

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Dockerが同社製のコンテナオーケストレーションツールをローンチ…コミュニティの開発レースのバーの高さを上げる

昨年の12月にDockerは、オーケストレーションのための総合的なツール集をプレビューしたが、今日(米国時間2/26)から実際にそれらのツールのすべてをダウンロードして使用できる。

それら、Docker Machine、Docker Swarm、およびDocker Composeと呼ばれるツールをデベロッパやシステムアドミニストレータが使うと、Dockerプラットホーム上でポータブルなアプリケーションをより容易に作成および管理できるようになる。

たとえばDocker Machineを使って、デベロッパはさまざまなクラウドプラットホーム上で迅速にDockerを展開できる。サポートされているクラウドプラットホームは、Amazon EC2、Digital Ocean、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、OpenStack、RackSpace Cloud、そしてVMwareのプラットホームのほとんどだ。これらのプラットホーム上でDockerを使いはじめることが、たった一つのコマンドでできる。Machineがなければ、何段階もの手作業のステップが必要になる。

同様にDocker Swarmは、ネイティブのクラスタリングとスケジューリングのソリューションを提供する。同社によればこれによってDockerベースのアプリケーションのスケーリングが容易になり、一台のラップトップの上で行っていたアプリケーション開発を、プロダクションレベルで数百のホストに展開することが、簡単にできるようになる。Swarmは、ZooKeeperやConsul、etcdなどの、既存のホスト発見ソリューションをサポートしている。またMesosphereなど、そのほかのサードパーティのオーケストレーションツールも統合できる。Amazonが最近ローンチしたEC2 Container ServiceやIBMのBluemix、Microsoft Azure、それにJoyentのSmart Data Centerなども近くサポートされる。

Dockerがこのツール集合を発表したときは、エコシステム内の他社が作っているツールと競合する、と批判された。

Dockerのマーケティング担当VP David Messinaはこう言う: “プラットホームとしてのDockerは、エコシステムを支援して、その中心的な価値であるアプリケーションのポータビリティを高めることが使命だ”。、そのことはDockerのパートナーのリストを見ても、よく分かるはずだ、と。彼曰く、Dockerのツールを使うことを誰も強制していない。そのAPIはオープンだし、Dockerのオーケストレーションツールもそれらを使っている。だから今回のようにDocker自身がツールを作って提供することは、“電池も含まれていますがほかの電池を使ってもよろしいです”、ということだそうだ。建設的な競合を期待する、ということだろう。

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Dockerコンテナのデータ管理サービスを提供するClusterHQが$12Mを調達

ClusterHQが今日(米国時間2/5)、シリーズAで1200万ドルの資金を調達した。このラウンドの幹事会社はAccel Partners London、これにCanaan Partnersと既存の投資家たちが参加した。

同社はまだほとんど無名に近いかと思われるが、しかしそのFlockerツールはデベロッパたちにとって気になる存在になりつつある。このツールを利用すると、Dockerコンテナの中で動くアプリケーションとそれらのデータを、容易に移動できるようになるからだ。基本的にDockerは、ステートレスなサービスを扱う技術だ。つまりアプリケーションのロジックは扱うが、データには無関心だ。

そこで、FlockerはDockerのエコシステムを拡大して、デベロッパがDockerのクラスタの中でデータボリュームを管理できるようにし、それらをDockerコンテナと同じようにポータブルにする。それは、よく使われているデータベースのほとんどと、キー-ヴァリューストア、それにメッセージキューイングサービスをサポートし、ほとんどのクラウドコンピューティングプラットホームの上で使える。近くCoreOSとCloud FoundryとMesosphereもサポートされる。

Flockerのほかに、同社はPowerstripも作っている。こちらはDockerのエクステンションのプロトタイプを作るためのツールだ。

同社は、コンテナが騒がれ始めた2013年に100万ドルのシード資金を調達した。CEOのMark Davisは前にストレージサービスのVirsto Softwareの協同ファウンダだったが、それは2013年にVMwareに買収された。ClusterHQの協同ファウンダでCTOのLuke Marsenは、TweetDeckのインフラストラクチャエンジニアだった。

Davisによると、同社のビジネスモデルはそのほかのオープンソース企業とよく似たものになるだろう、という。すなわち、いくつかの有料ツールとコンサルティングサービスの組み合わせだ。そこで今回の資金も主に、技術開発と並んで市場開拓のためにも使われる。とくに目の前の課題は、Flockerの機能の増強だ。また今後は、“コミュニティと一緒にいろんなプロジェクトに積極的に取り組んで、いずれはいくつかのパートナーシップも芽生えるだろう”、という。

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GoogleがDockerのプライベートなリポジトリとしてGoogle Container Registryを提供開始

Googleの今日(米国時間1/23)の発表によると、同社のCloud PlatformのためにGoogle Container Registryをベータでローンチした。このサービスによりデベロッパは自分たちのDockerコンテナのプライベートなリポジトリをホストし共有し管理できる。

Dockerにはデフォルトでパブリックなイメージレジストリがあり、デベロッパはそれらのイメージから、ベーシックで簡素なUbuntuマシンや、すでにWordPress、mongoDB、Hadoopなどさまざまなサービスがセットアップされているサーバなど、何でも素早くインストールできる。しかし企業の多くは、自分のコンテナをパブリックなレポジトリへパブリッシュすることに関心がなく、自分でプライベートなリポジトリを設けるか、クラウドサービスのQuay.ioなどを利用したりする。そこで今回のGoogle Container Registryは、Googleのクラウドコンピューティングプラットホームを使っている企業のためにプライベートリポジトリの場を提供するものだ。

それはGoogleのCloud Platformのプロジェクトだから、例によってベータのときには無料ですべてのデベロッパが利用できる。

Googleは、次のようなアドバンテージを挙げている:

  • アクセス制御(セキュリティ): このレジストリサービスは、ユーザのプライベートイメージを、ユーザのGoogle Cloud Platformプロジェクトの一環であるGoogle Cloud Storageからホストする。したがってデフォルトでは、そのプロジェクトのメンバーだけがそのプライベートイメージにアクセスできる。それは、Google Cloud SDKのコマンドラインからセキュアにイメージをプッシュしプルすることになる。そしてコンテナのホストVMは、特段の努力不要で、セキュアなイメージにアクセスできる。
  • サーバサイド暗号化: ユーザのプライベートイメージは自動的に暗号化されてからディスクに書き込まれる。
  • 高速で信頼性の高い展開: ユーザのプライベートイメージはGoogleのCloud Storageに保存され、弊社のデータセンターでキャッシュされて、Google Container EngineのクラスタやGoogle Compute Engineのコンテナ向けに最適化されたVMsへ、Google Cloud PlatformのAndromedaベースのネットワークファブリックにより展開されていく。

Googleは早くからDockerに賭けている。もともとGoogleは、自分のインフラの中核としてつねにコンテナを使ってきたからだ。同社はまたKubernetesのようなオープンソースのプロジェクトに重点投資し、昨年11月にはコンテナ専用のContainer Engineサービスをローンチした。

その昨年11月には、AmazonがEC2のContainer Serviceをローンチした。しかしAmazon自身は今のところレジストリサービスを提供していない。ユーザは、サードパーティのDockerレジストリを、どこのものでも利用できる。

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Dockerが初の商用製品と三つのオーケストレーションツールを発表

【抄訳】

今日(米国時間12/4)はDockerが、アムステルダムで行われたDockerCon Europeで大量の発表を行った。それらは、デベロッパの仕事を楽にする一連のオーケストレーションツールと、“ターンキー”タイプのエンタプライズプロダクト(同社初の商用製品)、そしてIBMとの新たな合意事項だ。

まず、オーケストレーションツールは、Docker Machine、Docker Swarm、そしてDocker Composerの三つだ。いずれも、これまで手作業が必要だった工程を自動化して、ユーザ(とくにデベロッパ)の時間と労力を節約する。

Docker Machineは、サードパーティのインフラストラクチャベンダのユーザにコンテナを使いたいデベロッパが増えてきたときに、彼らにレディメイドのマシン環境を提供し、ベンダやデベロッパがとくに大仕事をしなくても簡単にコンテナを使えるようにする。Dockerのマーケティング担当VP David Messinaは、これはデベロッパが使用するDocker Engineを、インフラのベンダ側が迅速に用意するための方法だ、と説明した。

彼は曰く、“新たに使用するインフラストラクチャの上でDocker Engineを使えるようにするためのセットアップ時間が、デベロッパにとってかなりの負担だった。Docker MachineをVMwareやDigitalOceanなどのインフラプロバイダが利用すると、ラップトップからの単純なコマンドでデベロッパやオペレータのためにエンジンを可利用にできる”。つまりこのツールは、インフラをDocker対応にするために要する時間を短縮し、とくにデベロッパ側ではそれがほぼゼロになるのだ。

Docker Swarm(Docker群団)は、これを使うと、複数のコンテナを複数のインフラ上に配備していくとき、そのもっとも効率的なやり方をデベロッパが定義できる。このツールからデベロッパは一連のAPI集合にアクセスしてMesosphere日本語過去記事〕などのツールにリンクし、リソースのプールをもっとも効率的なやり方で管理できる。Messinaは、“クラスタリングに際し、複数のホストにまたがるリソースプールの使い方を定義して、リソースの要件に応じてコンテナをいつどこで動かすかを最適にスケジューリングする”、と説明する。

3つ目のオーケストレーションツールDocker Composerは、アプリケーションがコンテナの集合から成り立っているときに、そのコンテナ構成(コンフィギュレーション)ファイルをデベロッパが作るためのツールだ。いったん作った構成ファイルへのコンテナの加除も、容易にできる。Messinaは、このツールにより、一つのアプリケーションに所属するコンテナの集合を簡単に定義できる、と説明する。“コンテナの集合があり、それぞれの担当サービスが決まっているとき、デベロッパはこのツールを使ってそれらを編成し、離散的な分散アプリケーションを作れる”、と。

次にご紹介するDockerのエンタプライズプロダクトDocker Hub Enterpriseは、企業がファイアウォールの背後にインストールできるターンキーソリューションだ。それはDockerの初の商用製品で、とくに金融業などセキュリティに厳しい企業のニーズに対応し、それらの企業が自社内でDockerの利用を開始できるようにする。この製品に関しては、すでにAmazon Web ServicesとIBMとMicrosoftがパートナーだが、製品のリリースは2月を予定している。

最後に、IBMとの契約。Dockerの発表によると、IBMが各種Dockerプロダクトのリセラー(再販業者)になってくれる。Messinaは、IBMのような企業がパートナーになってくれたことは、Dockerのような若い企業にとって強力なお墨付きになるから大歓迎だ、と述べた。

このように今回のDockerの発表は、一連のデベロッパツール、エンタプライズプロダクト、既存大企業とのパートナーシップなど、盛りだくさんだった。同社にとっても、コンテナ技術の王者の地位にもはや安住できない厳しい競合環境が育ち始めているから、カンファレンスのステージでこれぐらい頑張るのも当然なのだ。

〔訳注: Dockerの発表内容の紹介以外の、雑談的な部分は訳を省略しました。〕

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CoreOSがDockerを”基本的に欠陥あり”と批判し、独自のコンテナランタイムRocketをローンチ

Dockerのコンテナは、このところもっともホットな技術であり、きわめて大規模なサーバ展開のためのLinuxベースのオペレーティングシステムCoreOSも、その中心的な技術として利用するだけでなく、Dockerのプロジェクトに積極的に貢献してきた。しかし同社は今日(米国時間12/1)、Dockerの基本的な方向性には同意できないので独自のコンテナランタイムを今作っている、と発表した

CoreOSのCEO Alex Polviは、今日の発表声明の中でこう述べている: “Dockerはわれわれみんなが同意できるシンプルなユニットなっていく、と考えていた。しかし今のDockerは、シンプルで再利用可能なコンポーネントではないものになりつつある。今のDockerは、クラウドサーバやクラスタシステムを構築するためのツールとして、多様な機能を持ちつつある…イメージの構築、イメージの実行、アップロード、ダウンロード、そして最終的にはオーバレイネットワーキングまでも。そしてこれらがすべて単一のモノリシック(一枚岩的)なバイナリへとコンパイルされ、主としてサーバ上のrootとして動いている”。

Polviによると、初期のDockerは標準的なコンテナアーキテクチャを目指していて、それによってデベロッパ(やCoreOSのような企業)の効率や生産性に貢献するものと思われた。しかしその後、とくに巨額な資金を調達してから以降のDockerのミッションは大風呂敷になり、Dockerのエコシステムに属する企業がすでに作っているようなツールも作り始めた。Polviは曰く、“Dockerはもはや単なるコンテナではなく、Dockerという名のプラットホームになってしまった。彼らはもはや、われわれが期待していた、シンプルで自由な組み合わせのできるビルディングブロックを目指していない”。

そこで今CoreOSは、同社が”アプリケーションコンテナと呼ぶコマンドラインツールRocketを使って、そのようなビルディングブロックを作ろうとしている。そのコンテナの詳細仕様はまだ流動的なようだが、これをめぐる議論の現状はここで一望できる。

Rocketの基本的な機能はDockerと同じだから、ではなぜCoreOSは単純にDockerをフォークしなかったのか? オープンソースだから、やろうと思えばできたはず。でもPolviに言わせると、それをするとDockerの“基本的に欠陥のある”プロセスモデルを使わなければならない。もっと良いプロセスモデルを実装するためにはDocker全体をリライトしなければならないから、むしろ新たにゼロから作った方が容易だし、またコンテナというものをフレッシュな視点で見直すこともできる。

…という次第だけれども、CoreOSは今後もDockerのサポートを続ける。Rocketの最初のバージョンは、GitHubで入手できる

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Red Hatが企業利用に便利なレディメイドのLinuxコンテナプラットホームをローンチ、DockerとGoogle Kubernetesをサポート

アプリケーションのコンテナ化によってエンタプライズコンピューティングの様相が変わりつつあることに対応してRed Hatはこのほど、Red Hat Enterprise Linux Atomic Hostと呼ばれるLinuxコンテナプラットホームをベータでリリースした。

コンテナ化という新しいトレンドによってアプリケーションの配備と展開が仮想マシンを使った場合に比べて効率的になり、迅速になった。それはある意味では一歩進んだ仮想化技術であり、これまでの仮想化技術から余計なものを剥ぎとってリソース効率を高め、迅速な展開を可能にした。

今日(米国時間11/11)ベータリリースされたRed Hat Enterprise Linux Atomic Hostは、企業にコンテナ化のためのレディメイドのスタックを提供しようとするもので、ユーザはこのプラットホーム上で自己のコンテナ技術を構築できる。Red Hatのプロダクトマーケティング担当シニアディレクターMark Cogginによると、これによりISVやそのほかのデベロッパは、いわば保証つきのコンテナを作って動かせるようになる。当然それによって顧客は、自分たちが使っているコンテナがRed Hatの優れた技術で作られているという安心感を得ることができる。もちろん、デベロッパに頼まず企業が自力でコンテナを構築してもよい。

Cogginによると、その基本的な考え方は、アプリケーションと一部のランタイムライブラリと、要らないものを削ぎ落としたLinuxを収めたコンテナを作ること、それによってアプリケーションの稼働に必要なコア的サービスを配布することだ。彼によると、そういう超簡素化されたLinuxを含めることによって、可搬性が増し、展開とメンテナンスと管理が容易かつ単純になる。

これは、今人気の高いコンテナ技術Dockerと競合するものではなく、むしろこのプラットホームもDockerとの協力により内部的にDockerを利用している。またGoogleのKubernetesもサポートされるので、そのオーケストレイションレイヤ(クラスタ管理層)により、コンテナの全ライフサイクルにわたる管理ができる。Cogginによると、Kubernetesに関してはすでに何か月もGoogleと協働しているので、まだ若いシステムではあるが、このRed Hat Enterprise Linux Atomic Hostのスタックに重要な管理機能を提供する。

Coggin曰く、物理サーバは立ち上げに数時間を要し、仮想マシンのセットアップには数分を要する。しかしコンテナのセットアップと立ち上げに要する時間は約10秒だ。アジリティとスピードを重視する企業にとっては、これによりIT部門が各業務部門からのニーズに直ちに対応できるようになり、今日の競争の激しい企業環境において大きなアドバンテージをもたらす。

スピードだけでなく、コストのアドバンテージも大きい。このLinuxコンテナは要らないものをすべて排除して簡素化されているので効率が高く、従来だと一台のサーバ上で10のVMを動かすのがせいぜいだったが、コンテナなら100ぐらい動かせる。データセンターのランニングコストに、大きな違いをもたらすだろう。

ただし、今回のベータの時点ではマルチホストの展開がサポートされず、プラットホームはシングルホストの実装のみだ。したがって複数のサーバを使って実現できるような効率性は、今後の(正規立ち上げ後の)オプションとなる。Cogginは、これはまだ非常に初期的なリリースなので…、と言い訳している。彼は本番立ち上げのスケジュールを明言しなかったが、‘いずれは’(eventually)という言い方をした。

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Joyentがクラウドプラットホーム上のエンタプライズ級のDockerサポートのために$15Mを調達

今日まで、クラウドインフラ企業Joyentは、複数回の資金調達ラウンドにより合計1億2000万ドルを調達してきた。いちばん最近のシリーズD、2012年の8500万ドルが、額としては最大である。シリーズDまで行く企業はそんなに多くないが、しかしクラウドプラットホームプロバイダJoyentは今日、既存の投資家Intel Capital、Orascom TMT Investments、El Dorado Ventures、EPIC Ventures、LGI Venturesなどなどから、さらに1500万ドル(シリーズE)を調達したことを発表した。

Joyentの計画では、この資金は、Dockerとコンテナベースのインフラストラクチャという
最近のトレンドを、同社の機会として生かすために使われる。Joyentはプラットホームとしてのコンテナを10年あまり前から提供しているが、Dockerがクラウドインフラストラクチャの寵児としてもてはやされるようになるまでは、コンテナという技術の知名度はきわめて低かった。

JoyentのCEO Scott Hammondは今日の声明文の中で、次のように述べている: “弊社の顧客は今、我先にとDockerを採用してアプリケーションコンテナを作っている。そして彼らは、この新しい技術をJoyentの、すでに実証済みのインフラストラクチャコンテナの上で使いたいと願っている。アプリケーションコンテナとインフラストラクチャコンテナを組み合わせるという、この特別な技術により、データセンターが完全にディスラプトされ、ビジネスアプリケーションの作られ方と配布のされ方が変わる、とわれわれは信じている”。

Hammondは本誌のメールインタビューで、“市場もやっとコンテナの利点に注目するようになった”、と言っている。しかし彼はまた、今の企業はDockerと競合するようなコンテナ技術には関心がない、とも言う。“そこでうちは、これまでの経験を生かしてJoyentをDockerのコンテナを動かすための最良の場所にしたい”、と彼は語っている。

JoyentはSmartOSと呼ばれる独自のオペレーティングシステム仮想化層を使っている(OpenSolarisとLinuxの仮想化技術KVMを組み合わせたもの)。Hammondによると、この方式ではDockerのコンテナがベアメタルで動くため、“アプリケーションコンテナのためのランタイム環境として最良であり、弊社は、これらのコンテナを、エンタプライズ級のネットワーキングによりベアメタルのスピードでセキュアに動かすためにデータセンターの運用者が必要とする機能を提供する。また弊社のOS仮想化技術は高密度のワークロードを可能にする”。

Joyentは今後も、同社のコアビジネスであるパブリッククラウドプラットホームの提供を続けるが、それに加えて、ベアメタル上のコンテナを管理する必要のあるdevsやopsたち向けに新たなプロダクトやサービスを作っていく。それについてHammondは詳細を語らないが、要は、“Dockerをサポートし統合するためのプロダクトとサービスを開発していく”、ということだ。

ではなぜ、同社は、今というタイミングで増資を必要としたのか? “すべてはスピードのためだよ”、とHammondは言う。“これから技術のシフトが猛スピードで始まろうとしている”。VMWareがデベロッパのテスト環境からメジャーな普及に至るまで数年を要したが、今日の技術はもっと速いスピードで大量普及に到達するだろう。“今回のラウンドで開発をスピードアップし、ディスラプティブな技術の次の大きな波を、それに呑まれるのではなく、それを率先して動かしていく企業になりたい”。

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MicrosoftがDockerをWindows Serverでサポート…Docke社にとっても大きな商機

コンテナ技術のDockerは最近のもっともホットなデベロッパ向け技術のひとつで、今では大手のクラウドベンダのすべてが、何らかの形でサポートしている。しかし本来、DockerはLinuxのコンテナをベースとする技術だ。言い換えると、Linuxサーバ上の技術。しかしMicrosoftは今日(米国時間10/15)、Windows Serverの今後のリリースでDockerをサポートする、と発表した

Microsoftのエンタプライズ向けクラウドサービス担当EVP Scott Guthrieが今日の発表声明の中で、“顧客が今日のモバイルファーストでクラウドファーストな世界でイノベーションを志向するとき、そのために必要な柔軟性を提供して行くことはきわめて重要である”、と言っている。

Microsoftの発表によると、Windows Serverの次のリリースでDocker Engineをサポートし、それがコンテナの作成、稼働、およびオーケストレーションを担う。そのDocker Engine for Windows Serverは、Dockerのオープンソースコミュニティが協力して開発され、Microsoft自身も一コミュニティメンバとして参加する。このエンジンのイメージ(バイナリ)もDocker Hub(Dockerのイメージのコミュニティによるメインのリポジトリ)から入手できる。

Microsoftはこれよりも前に、クラウドコンピューティングサービスAzureでDockerのサポートを始めているし、DockerとMicrosoftはAzure上のコンテナオーケストレーションをDockerの次のリリースに統合する作業を進めている。また今日のMicrosoftの発表では、Docker HubがいずれAzure Management PortalとAzure Galleryに直接統合され、“ISVたちとクラウドデベロッパから成るMicrosoftの大きなコミュニティがDockerのコミュニティの最良の成果にアクセスでき、Windows ServerとLinuxの両方で迅速なイノベーションを実現できるようにする”、のだそうだ。

Microsoftが今明らかに気にしているのは、コンテナとポータビリティと、ソフトウェアを複数のマイクロサービスで配布するという、最新のトレンドだ。エンタプライズにおけるWindows Serverのシェアはまだまだ大きいが、バスに乗り遅れるわけにはいかない。Microsoftは”Drawbridge“と呼ばれる独自のコンテナ技術を最近の数年間で開発し、このところ、その名をちらほらと、あちこちで見かけるようになった。今日発表されたDocker移植の件と、このコンテナプロジェクトとの関係は不明だが、 Microsoftは当面、Dockerに賭けることに決めたのだ。その大きな勢いを、無視することはできなかった。

Dockerにとって今日の発表は、Windows Serverを使っている大きなエンタプライズへの今後の進出を意味する。DockerのファウンダでCTOのSolomon Hykesは今日の声明で、“エンタプライズ市場におけるWindows Serverの強さと、それがDockerのプロジェクトに加わることは、Dockerのコミュニティとエコシステムにとって大きな転機となる”、と述べている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Dockerが人材獲得を目的としてKoalityを買収…ハイブリッドクラウド技術を充実

【抄訳】

最近4000万ドルの資金を獲得したDockerが、最初の大きな買い物としてKoalityの買収を決定した。買収の価額は公表されていない。

2012年にローンチしたKoalityは、一つのビルドの複数のインスタンスを迅速にセットアップできる技術により、ソフトウェアの試験をより効率化する。つまり、プロダクションというよりテスト方面の技術だ。実は同社は昨年のTechCrunch Disrupt San Franciscoで、Peter Thielなどの名士たちの支援により180万ドルのシード資金を獲得している。したがって同社の将来性は明るいように思えたが、突然、Dockerに吸収されることになってしまった。

DockerのCEO Ben Golubは、買収の目的はKoalityの技術ではなく、同社の4名の社員と彼らがデベロッパをよく理解していることだ、と述べている。“人材獲得が主な目的だ。彼らはデベロッパに対する直観が優れているし、デベロッパのライフサイクルを熟知している。クラウドとオンプレミス両方の経験知識があるが、うちが彼らのプロダクトを統合するつもりはない。統合するのは、チームだ”、とGolubは説明している。

そしてそのチームは、特別なスキルをDockerにもたらす。Golubは曰く、“デベロッパがコードを試験、ステージング、プロダクションと移行させていくときに必要となる課題やインタフェイス、それに配布や展開をホスティングされる部分とオンプレミスの部分に分けて行うハイブリッド方式の実践的なスキル、うちが欲しかったのは、この二つのスキル集合だ”。とくにプロプライエタリなリソースの多い金融や医療分野では、このハイブリッド方式の実装が多いのだ。従来のDockerは、それらへの対応が十分でなかった。

【後略】

写真: (c) Can Stock Photo

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Dockerアプリケーションの運用管理を助ける視覚化ツールStackEngineが$1Mを調達

今日(米国時間10/1)100万ドルのシード資金を獲得してステルスを脱したテキサス州オースチンのStackEngineのプロダクトは、企業のITスタッフなど、dev(開発)よりもむしろops(運用, operation)側の人たちにDockerのコンテナを管理する方法を提供し、Dockerのインスタンスをコントロールする能力の一部をオペレーション側に与える。

同社のファウンダBob QuillinとEric Andersonは、CopperEggやHyper9、VMwareなどでオペレーションサイドにいた人たちだが、そんな彼らにも、急速に人気を拡大しているDockerは気になる存在だった。先月Dockerは4000万ドルの資金を獲得して、デベロッパたちの関心がなお一層高まっていた。

簡単に言うとDockerは、アプリケーションのためのLinuxコンテナを作る方法を提供するオープンソースのプロジェクトだ。アプリケーションが単一のサーバ上の一枚岩的なアプリケーションではなく、複数のサーバに分散するようになると、そういう現代的なアプリケーションをより効率的に展開しアップデートするための方法が必要になる。Dockerはまさにそれを、デベロッパに与える。

デベロッパが望むとおりの構造と機能を持つDockerは、デベロッパたちのあいだで、たちまち人気者になった。しかしStackEngineの協同ファウンダQuillinが指摘するように、その人気には、Dockerのコンテナを管理するオペレーションスタッフのための管理ツールの、開発が伴っていなかった。そんなギャップを機会としてとらえたのが、StackEngineだ。

“デベロッパたちがDockerを抱えて前進するための重要な活動はいろいろ行われていたが、現代的な管理をサポートするツールやソリューションがなかった”、とQuillinは説明する。

アドミンのためのツールとしてはPuppetやChef、そのほかのオープンソースのソリューションなどをつぎはぎして間に合わせる方法はあった。しかしDockerに関しては、何百何千ものDockerのインスタンスから成る大規模なアプリケーションの運用を管理できるほどの、高度な商用のソリューションがなかった。StackEngineは、それをねらった。

彼らは、オペレーションサイドがDockerの管理をすぐに理解できて、コンテナがVMwareの仮想マシン群や複数の(ベンダや場所の異なる)クラウドに分散している場合でも、もっとも効率の良い分散状態を実現して、それらの日常管理を自動化できるツールを作ろう、と思い立った。

StackEngineを使うと、スクリプトを書いてコンテナの始動、停止、移動などができるし、コンテナのホストや個々のコンテナに関する情報を視覚化できる。特定の情報だけをフィルタして見るのも、ワンクリックでできる。名前を指定して個々のホストやコンテナを検索できる。コンテナを複数のクラウドや仮想マシンのどこへでも配置して、動かすことができる。

プロダクトは現状でまだアルファだが、来月には公開ベータ、そして年内には一般公開にこぎつけるつもりだ。過去数か月、自己資金だけでやってきたが、Silverton PartnersやLiveOak Venture Partnersから100万ドルを調達できた今は、開発のピッチを早められそうだ。

かねてからDockerの周辺では、さまざまなツールの開発が行われているが、同社のように、すでに実働しているコンテナアプリケーションの、運用レベルの管理に特化したツールは珍しい。もちろん今では他社も同様のことをやっていると思われるが、こうやっていろんな企業が寄ってたかって、いろんなツールをすぐに作っていけるのも、オープンソースの大きな魅力とメリットの一つだ。DockerとStackEngineの例が、まさにそうであるように。

写真クレジット: (c) Can Stock Photo

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DockerがシリーズCで$40Mを調達、実際に使うのは来年再来年という絶好調の余裕

今ホットなDockerは、どれぐらいホットなのか? あまりにもホットなので、VCたちは同社が今使う予定のない資金までも、あげちゃうのだ。今日(米国時間9/16)同社が発表した4000万ドルの資金調達も、CEOのBen Golubによると、その金に手を付けるのは早くて来年の終わりごろだそうだ。

というか、細身で経営効率の高い同社は、今年の初めに獲得した1500万ドルがまだ十分に残っているのだが、でも、くれるというものは断らない主義なのだ。Golubによると、今回の投資によって市場は、同社の安定性と今後の長寿を理解したはずだ、という。

“これを使うのは来年遅くか、または再来年の初めだ。でも手元にこれだけあれば、今年中に思い切ってスケールできるし、市場には、あせって会社を売るつもりはない、という信号を伝えることができる”、と彼は説明する。資金の使い方にも、長期的な視点で臨む、ということだ。

彼曰く、“本物の起業家なら誰でも、最後まで自分でやるつもりで会社を作る。うちは、コミュニティからも投資家からも社員からもしっかりした支持と支援があるから、完全に自力で会社を育てることができる。投資家たちも早めの出口を望んでいない。彼らも、会社の中身をしっかり作っていくことに関心がある”。

同社が資金の賢い使い方をできる理由の一つは、経営がリーン(lean, 痩身, 無駄がなく引き締まっている)であることだ。営業やマーケティングはパートナーたちがやってくれるし、しかも彼らのやることを完全に信頼できる。開発の主力もコミュニティにあり、今やコントリビュータの数が600名に達している。さらに同社のアプリケーションストアにはDockerをラップするアプリケーションが35000本あり、それらの豊富なツールがコアプロダクトを一層充実させている。

こういうコミュニティ依存のやり方ではコントロールが行き届かないことをGolubも認めるが、それでも短所よりは長所の方がずっと大きい。結果について議論するのは、まだ早すぎる。“ある意味でうちは、パートナー営業とコミュニティ開発というモデルの正しい形とその成功事例を作り、そのやり方のリーダーにならなければならない。オープンソースの世界では何もかも自分でコントロールすることはありえないが、でもコミュニティの多様性と圧倒的なパワーが持つメリットは、完全なコントロールができないという小さなデメリットを大きく上回っている”、と彼は説明する。

Docker本体に関しては同社が全コードの80%を作り、筆頭メンテナの役を担っているが、コミュニティがそれに高い付加価値をつけ、また同社の中核的なデベロッパに対して現用チェックを提供している。多用な利用現場からのチェックだから、同社のデベロッパたちがひとりよがりになることが、防がれているのだ。

Golumによると、会社の方向性に対してコミュニティから異議が出たときは、間違っているのはだいたい会社の方だ、という。彼によると、コミュニティは企業内ではやれないようなエッジケース(未実証最先端ケース)にも取り組める。同社の技術者は最小限の数しか確保していないから、社内ではできないほどの大きなスケールでのテストも、コミュニティならできる。

今回のシリーズCのラウンドはSequoia Capitalがリードし、これにBenchmark Capital、Greylock Partners、Insight Ventures、Trinity Ventures、Yahoo!のファウンダJerry Yangらが参加した。Dockerの累積調達額は6500万ドルに達する。Dockerの前身であるdotCloudは、8月にcloudControlに売った

Dockerが作っているのは、現代的なアプリケーションのためのデリバリコンテナだ。Golubが指摘したように、5年前までは、一枚岩的で一台のサーバの上で動くアプリケーションが長年支配していた。しかし今では、それが完全に変わっている。アプリケーションは複数の部位で構成され、それらが多くのサーバに分散し、サーバの所在も頻繁に変化する。Dockerのコンテナは、そういうアプリケーションの各部位を“ドックに収容する”という意味であり、デベロッパたちがそのような分散アプリケーションを作って展開するのに適したツールだ。

Golubによると、それはデベロッパがデベロッパのために作ったプロダクトであり、そのモデルがこれまでのところ効果を発揮している。ユーザとデベロッパがそれぞれ別集団でないこのやり方は、Dockerの現状を見ても、確かに有効なようだ。

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MicrosoftのAzureがDockerコンテナを管理するGoogleのツールKubernetesをサポート

6月にMicrosoftは、GoogleのオープンソースツールKubernetesによるDockerコンテナの管理機能をAzure導入すると発表したが、今日(米国時間8/28)ついにその約束が果たされる。この統合化の作業をやったのは主に、同社の子会社Microsoft Open Technologiesで、ここはいわばMicrosoftのオープンソース技術部門、そしてオープンソースコミュニティへのインタフェイスだ。

MicrosoftのKubernetesサポートでクールなのは、Kubernetesのセットアップを視覚化できるダッシュボードをAzureのチームが作ってくれたことだ。そのAzure Kubernetes Visualizerというすばらしい名前のダッシュボードは、Microsoftによると、“これによってAzure上のKubernetesを実験したり学んだりするのがすごく容易になる”、という。実はこのVisualizerは元々、Microsoftが先月初めて全社的に行ったハッカソン成果の一つなのだ。

AzureにDockerとKubernetesがあれば、デベロッパは自分のコンテナを作ってそれらをAzureのストレージデバイスにパブリッシュしたり、Azureに保存している、あるいはメインのDocker Hub上でホストされているコンテナイメージを使ってAzureのクラスタを展開したり、さらにクラスタの構成、アップデート、それに削除もできるようになる。

ということはつまり、これからはAzure上でGoogle Compute Engineなんかと同じツールを使ってDockerコンテナの管理ができるのだ。Microsoftのプレスリリースもそう書いているから、ちょっとへんな気分になる。でもDocker、あるいはそれに代表される新しいコンテナ技術は急速に人気を増し、今や誰もが先を争ってその技術身につけようとがんばっている。その“誰もが”に、ついにVMwareまで仲間入りしたのは、Dockerが今では真の脅威になってきたからだ。

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CoreOSがDockerのプライベートリポジトリをサービスとして代行提供するQuay.ioを買収

大規模なサーバファーム/データセンターコンピューティングを支えるカスタムLinuxディストリビューションCoreOSが今日、プライベートなDockerリポジトリをホストするサービスQuay.ioを買収したことを発表した。Dockerを使用するデベロッパの多くが、Docker自身のパブリックリポジトリまたは自分で作ったプライベートリポジトリを利用している。Quay.ioはリポジトリに関わるデベロッパの負担を取り除き、そして今日からは、CoreOSが最近ローンチした有料サービスManaged Linuxのユーザは、Quay.ioにより新たにローンチされたCoreOS Enterprise Registryにアクセスできる。

Quay.ioの二人のニューヨーク出身の協同ファウンダはCoreOSに加わり、CoreOSはこれを機にニューヨークオフィスを開設する。

Quay.ioのCEO Jake Moshenkoは今日の声明文の中で、こう述べている: “CoreOSのチームに加わりQuay.ioがCoreOSによる完全なソリューションの一部となることを目の当たりにするのは、すばらしい。チームとはすでに良好なお付き合いがあり、共にQuay.io + CoreOSの未来を目指していきたい”。

CoreOSのファウンダでCEOのAlex Polviが今週初めに語ったところによると、買収後もオープンソースでスタンドアロンのプロダクトとしてのQuay.ioは存続するので、現在の顧客が何かの変化を/に経験したり気づくことはない。CoreOSとQuay.ioはこれまでも協働関係を維持しており、したがって両社の一体化はきわめて自然である。CoreOSのエコシステムの中軸がDockerである。そのほかのオープンソース企業と同様にCoreOSも、無料のサービスを核とする有料サービスを、そのビジネスモデルとする。

Polviは同社のそのほかのプロジェクトについて多くを語らないが、彼によるとCoreOSはユーザに、大規模なクラスタを管理するための“完全なソリューション”を提供していきたい、という。たしかに目下同社が開発中なのは、大規模クラスタを管理するためのさまざまなツールであるようだ。しかしまた同時に彼は、CoreOSはつねにユーザにオープンなインタフェイスを提供する、と力説する。すなわちユーザは、有料サービスであれ無料のオープンソースツールであれ、使いたいソフトウェアコンポーネントを自由に選択でき、それによって相互運用性が行き詰まることはない。

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DockerがPaaSプラットホームのdotCloudをcloudControlに売ってコンテナビジネスに専念

オープンソースのアプリケーションコンテナ技術Dockerの開発とメンテナンスを行っているDocker, Incが、同社のPaaSビジネスdotCloudをベルリンのcloudControlに売却したことを発表した。これによりDockerは、本業のコンテナソフトウェアに、より集中できることになる。

DockerのCEO Ben Golubは本誌TechCrunchに、これからは同社のビジネスのDockerの部分に集中したい、と語った。“これまでの18か月でDockerのユーザ数は急増した。今ではそれは、わが社が全力を上げてそれに集中しなければならないほどのレベルだ。そこでdotCloudには、もっと顧客のためになる新居を見つけてあげることになった”。

Golubによると、一定の厳しい条件を満たす買い手を探すのに苦労をした。まずそれは、すでに市場で高く評価されているPaaSベンダであること。そしてdotCloudプラットホームのメンテナンスを継続できる力量があること。つまり、dotCloudの500あまりの既存の顧客をぶんどることが、ねらいではないこと。

dotCloudのWebサイトでデベロッパサポートマネージャAndrew Rothfusが、“dotCloud PaaSプラットホームが、合衆国に進出しようとしているドイツのPaaSプロバイダcloudControl GmbHの合衆国の子会社に買収されたことを発表できることは、欣快至極である”、と述べている。

そのブログ記事はさらに、dotCloudの名前の存続と、顧客の事業の継続性(現状維持)を約束している。そしてそのために、新しい親会社とのスムーズな統合化のために、あらゆる努力を惜しまない、と。

Golubはこう付言する: “cloudControlはヨーロッパでは大手であり、合衆国進出もねらっているぐらいだから、能力は高い”。

Dockerは今とても人気の高いコンテナ技術であり、デベロッパたちの想像力をとりこにしている。本誌TechCrunchの6月の記事は、Dockerについて次のように述べている:

“Docker 1.0はGoogleが開発した新しいコンテナ技術の実装系の一つで、アプリケーションを、これまでのように変更を加えたり、開発サイクルの新しいステージに入るたびに、まったく新たな再インストールや再構成を必要とせず、安全に配布できる”。

dotCloudはもともと同社のミッションの一部ではないので、今回の売却は好機であった。またベルリンのcloudControlにとっても、意義のある買収だった。どちらもPaaSを主力とする企業であり、どちらも顧客のアプリケーションをクラウドに展開〜管理〜スケールすることが技術の中心だ。両社はいわば“似た者夫婦”であり、dotCloudはcloudControlに、既存の顧客によるインスタントな成長を与え、また合衆国市場におけるインスタントな足場も与える。

そもそも会社がDocker, Inc.に名前を変えてから以降、dotCloudには不安定感があった。そして今回の買収によりdotCloudの顧客企業はむしろ、このプラットホームのPaaSとしての長期的な存続に関して、より安心感を持てるようになった、と言える。

Golubによると、今Dockerの社員は50名で、うち4名がdotCloudを担当していた。彼らは今後もDockerの社員として、所有権の移行期90日間はdotCloudのサポートにあたり、その後はDocker本体の仕事に移行する。

Golubは買収の価額等を公表しなかったが、目的はお金ではなく、あくまでも、dotCloudの顧客たちに良き新居を見つけてあげることにあった、と言っている。“それはおもしろい取り引きだったけど、主な狙いは顧客たちに良い家を見つけてあげて、われわれが安心してDockerに専念できるようにすることだった”。

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サーバ管理をプログラムにより自動化するChefが分析プラットホームTower3を買収してログを充実、Dockerサポートも改良

Chefは、グルメのためのこの夏の新作映画であるだけでなく、今最速で成長しているITオートメーションサービスだ。同社の今日の発表では前四半期の売上の前年同期比が182%の増だという。同社のようなサービスへの需要が、このところ大きい。それは今、企業のITを取り巻く環境が急速に変わりつつあることと、Chefがそういう彼らのために使いやすくて高速なサーバの構成と管理を提供しているからだ。

多くのスタートアップにとって、ChefとDockerの組み合わせ、そしてChefのオープンソースバージョンを無料で使えることが、AWSなどのクラウドサービス上で動かしているサーバの艦隊を管理するための、標準的なツールになっている。

Chefの売上の多くは言うまでもなく企業からなので、今日のアップデートも企業関連がほとんどだ。

まず、同社の分析サービスをレベルアップするために、ビッグデータと分析のプラットホームTower3を買収した。その分析サービスに今すでにChefのユーザはChefのアクションログとしてアクセスできる。そのログはサーバの変化をユーザに通知でき、サーバのアドミンは単一のダッシュボードからロールや環境やインフラの変化を追跡できる。

また今日からChefは、同社のテストドリブンインフラストラクチャ*の商用サポートを開始する。これは、同社の言葉を借りれば、“全スタックのテストをユーザプログラムにより自動化でき、ITの一貫性のある最大の安全性を確保する”ものだ。これは本も出ているほどのビッグなテーマだが、アプリケーションのコードに対するテストをプログラムを書いて自動化するという方式を、インフラに応用したものだ。本日のアップデートにより、Chefはテストドリブンインフラストラクチャの商用サポートを提供する初めての企業になる。〔*: test-driven infrastructure, (プログラムによる自動化手法で)テストを動かしながら運用していくインフラストラクチャ。〕

さらに今日のアップデートでは、Dockerのサポートが改良される。新たなChef Containerと呼ばれるビルドはChefのクライアントとそのほかのツール群から成り、DokerなどのLinuxコンテナを統合して、アドミンによるコンテナリソースの管理を助ける。またKnifeと名づけた新作のDockerプラグインがあるので、 Chef Containerのユーザがそれを使ってDockerコンテナをローンチし構成できる。

画像クレジット: Chef the film.

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