留守番中の犬におやつを投げてやるドッグカメラFurboがバージョンアップして警報機能がついた

Furboは、外出先からあなたの犬とコミュニケートできて、おやつを投げてやることもできるドッグカメラだ。そして今度出たそのニューバージョンには、ワンちゃんの行動がおかしいとき、警報する機能がついた。

Furboはこれを、“初めてのAI化されたドッグカメラ”と称している。機械学習とコンピュータービジョンの技術を使って、あなたの犬が何かを噛んでいる、行ったり来たりして歩(ある)っている、ほかの犬と遊んでいる、などなどを見分ける。また、犬がカメラを覗きこんだら写真を撮るし、人間が視界に入ったらあなたに知らせる。もしかしてそれは、犬泥棒かもしれない!

ニューバージョンのFurboは、カメラが1080pのHDで4倍ズーム、視野角160度で暗視機能もある。そして容器には、おやつを100個以上入れられる。

昨年ローンチしたFurboはIndiegogoで51万1302ドルを集め、今では249ドルで売っている。競合するPetcubeは、これまでに380万ドルも調達している…その製品Petcube Playは189ドル99セントで、犬を見る、犬に話しかける、という機能がある。もうひとつのPetcube Biteには、おやつを投げる機能もある。こちらはFurboと同じ249ドルだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

いつでも、どこからでもペットと一緒に遊べるPebby登場

かわいいペットたちは、愉しみをみつけるのがとても上手だ。人間もこうだったら世の中はもっと平和になるのになどと考えてしまう人も多いだろう。Kickstarterに登場したばかり(訳注:そしてあっという間に目標額を達成した)のPebbyで遊ぶ犬をみると、あらためてペットたちの平和な世界をうらやんでしまう人もいるに違いない。

単純に紹介すれば、Pebbyはスマートフォンでコントロールすることのできる「ボール」だ。ペットは動きまわるボールと楽しく遊びまわるし、また飼い主はボールをうまく動かしてペットの場所を移動させることなどもできる。ボールはWiFiでネットワークに繋がっていて、1度の充電で90分動作させることができる(スタンバイ時間は15時間)。

このPebbyには2つのモードが備わっている。ひとつは、先に述べたようにリモードでコントロールするモードだ。またペットにとりつけるスマート首輪と連携させることもできるようになっている。こちらのモードでは、首輪をつけたペットを追いかけたり、あるいは逆に遠ざかったりという動きを自動で行わせることができる。

また、ペットがPebbyで遊びはじめたら飼い主に通知するような機能も備わっている。また首輪連動モードでペットの動きを記録しておき、フィットネストラッカーのように使うこともできる。首輪に内蔵されている電池は8日ないし12日間動作するのだそうだ。

さらに双方向のマイクや、720pの広角カメラも搭載されている。世界中のどこにいても、ペットの様子をチェックしたり絆を深めたりすることができるようになるわけだ。レーザーやLED、およびスピーカーも内蔵されていて、外装も交換可能となっている。

遊び終えたら、アプリケーションからワイヤレス充電器まで運ぶこともできるようになっている。市場価格は248ドルの予定だが、Kickstarterでは早期割引で124ドルから入手することができるようになっている。

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(翻訳:Maeda, H

あのかわいいTurboRooから動物の義足専門のスタートアップPawstheticsが誕生

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われわれ二本足の人間も、そしてその四本足の友だちも、不運に遭うことがある。ときには、ひどい不運に。ぼくの親友のTurboRooは、そんな不運に対して、良き助けを提供できるだろう。

Turboは2014年に、動物病院に預けられて新しい飼い主を探していた。そのときの彼の年齢は生後4週間だったが、生まれたときから前足がなかった。幸運にも彼は、すてきな里親さんAshleyとRayにもらわれた。前足のないTurbがなんとか歩こうと努力する姿を見て、彼らは最初、玩具の部品を利用して小さなカートをつくった。そんなTurboをテレビのニュースなどが取り上げたため、サンディエゴの航空宇宙工学のエンジニアが、3Dプリンタで補助具を作ろう、と名乗りでた。彼はTurboの体に合わせたカートを作り、TurboはTurboRooになった。世界で初めての、3Dプリンタで車いすを作ってもらった子犬だ。

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里親のカップルも3Dプリンタを購入し、TurboRooの義足の改良を重ねた。デンバーの3Dプリントストアも協力した。そのプロジェクトはやがて”Pawsthetics”(義足prostheticsからの造語、pawは犬などの前足)と名付けられ、あらゆる障害者ならぬ障害生物を3Dプリントで助けようという、大きな目標を持った。

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この壮大な(==資本を要する)”Pawsthetics”プロジェクトは、Indiegogoで資金募集をしている。目標額は5万ドルだ。

今このプロジェクトが計画中のプロダクトは、三本足の犬用のカート/小動物用の義足/前足用固定具/傷口被覆具(傷口をなめないように)、などだ。今ではこのプロジェクトに、いろんな動物の飼い主たちからの、いろんな補助具のリクエストが舞い込んでいる。

人間の人生の支えにもなってくれる小さな友だちが、今、あなたのヘルプを求めている! テクノロジには、こんなすてきなこともできるんだ。ではみなさん、良い感謝祭を(米国時間11/26)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

盲導犬のオーナーが犬の体調を手に伝わる振動で知るためのデバイス(まだ名前はない)

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ノースカロライナ州立大学の研究者たちが、盲導犬が苦しんでいたり病気のとき、そのことをユーザに伝えるデバイスを発明した。犬は通常、具合が悪いことやストレスを、呼吸や姿勢、心拍などで伝えるので、視覚障害者などにはそれが分からないことが多い。このデバイスは犬の呼吸と心拍を測り、ユーザが手に持つハンドルを振動させて異変(病気、熱中症など)を知らせる。

プロジェクトを率いたコンピュータ科学の准教授David Robertsはこう語る、“犬は主に動きや姿勢でコミュニケーションするから、視覚障害者などは、異変が起きたときすぐにそれを感知することが難しい。盲導犬については、前からこのことが課題とされてきた。彼/彼女らはおとなしくあるよう、しつけられているから、路上などでも人びとの注意を惹きにくい”。

このシステムは、犬のストレスと不安の両方を伝える。この二つは、盲導犬の引退時期を告げる兆候でもある。このシステムのおだやかな振動が、オーナーに犬の状態の変化を知らせる。親指の位置にある小さなモーターが犬の心拍のペースを伝え、もう一つのモーターが呼吸のペースを伝える。どちらかの振動がとても頻繁になったら、オーナーは立ち止まって状態をチェックできる。

このプロジェクトのペーパーは”Towards the Non-Visual Monitoring of Canine Physiology in Real-Time by Blind Handlers”と題され、マレーシアのジョホールで行われたSecond International Congress on Animal Computer Interactionで発表された。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

GoPro、愛犬の視点で撮影できるカメラハーネス、Fetchを発売(7200円)

GoProはすでに鳥類や哺乳類に取り付けられていろいろな動画が撮影されている。しかし今回、GoPro自身がFetchというドッグ・ハーネスを開発した。Fetchは15ポンド(6.8kg)から120ポンド(54kg)までの犬に装着でき、犬に負担をかけず水にも強いGoProカメラ・ハーネスだ。

価格は59.99〔日本版:GoProサイトでは7200円と表示〕ドルで、胸と背中にGoProがマウントできる。犬が水に飛び込んでも泥の中を転げまわってもOKだ。犬の皮膚を痛めないよう十分にパッドが入れてあり、洗濯もできる。

このマウントは小型犬にも大型犬にも有効なようにカメラマウントのデザインが工夫されている。また超小型犬の場合は胸のマウントが取り外せる。クィックリリース・ベース、マウントからGoProが脱落した場合に失くさないですむようカメラとハーネスに接続するケーブルも用意されている。

私も犬を飼っているので、この製品には大いに興味がある。リスを追い回したりして遊んでいるときどんなふうに見えるのか犬に危険を与えずに録画できたら楽しいだろう。FetchはGoProのウェブサイトで今日((米国時間8/25))発売となった。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


犬の生活管理とソーシャル化と位置追跡のためのアプリWonderWoo

WonderWoofは、犬を飼っている人のためのiPhoneアプリだ。そんなアプリはすでにたくさんあるが、こいつは、犬を追跡し、犬を訓練し、そして犬をソーシャルにする。‘追跡’とは、地図上で犬の現在位置を知ることだが、そのためには犬の首に特製の‘蝶ネクタイ’をつける。このデバイスは、今年の夏に発売される。この蝶ネクタイ型デバイスからiPhone上のアプリに、位置情報のほかに犬が歩いた距離も送信される。一方アプリには、アプリ単独の機能もある。

たとえば犬のプロフィールを作ったり、エクササイズの目標を設定してその達成度をチェックしたり、ごほうびの‘骨’を獲得した数を記録したりする。お医者さん、グルーミング、給餌、お散歩時間などのスケジュール管理ができる。Twitterのアカウントを持たせてソーシャル化できる。なお、蝶ネクタイ型デバイスは、その犬のサイズ等に合わせてオーダーメイドで3Dプリントされる。

予約は、ここで受け付けている。ロンドンに住むCEOのBetsy Foreは、“犬のためのFacebook+Runkeeperね”、と言っている。

アプリのダウンロードは、イギリスならここ、合衆国ならここ、カナダならここから。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))