犬のダービーは3Dプリント義足のおかげで飼い主と毎朝ジョギングできるようになった

最近、3Dプリントのおかげで自由を取り戻した動物のニュースをよく聞くようになった。今回のダービーは生まれつき前脚に障害があったのだが、3DSystemsの好意によって、飼い主といっしょにジョギングができるようになった。義足の上部はダービーの変形した前足にぴったり合うようなクレードルになっており、下部は独特な楕円形だ。

ダービーに飼い主を探してやったのはPeace And Paws Rescueシェルターのボランティアで3DSystemsのプロダクト・マネージャー、Tara Andersonだった。Andersonはまず前脚の代わりになる車輪を試した。これはある程度効果があったが、やはり自由に走り回れるというには遠かった。 3DSystemsの2人のデザイナーと動物の義肢製作専門家のDerrick Campanaがダービーの前足の3Dスキャン・データを元にカスタマイズされた義足を設計した。

カモ3Dプリントの義足で義足で歩き回れるようになったカモのビデオも人気を集めたが、3Dプリントによるプロトタイプづくりのおかげで犬がこんなに嬉しそうに走り回れるようになったのを見ると心あたたまるものがある。今やダービーは飼い主といっしょに4、5キロも走れるという。何十年も前からこうした義足は作ることは可能だったが、特にペット用には、現実離れした製作費用がかかっていた。そのうちバイオニック・ハムスターやサイバー・フェレットなども登場するだろう。

「これが3Dの良いところです。犬であろうと人間であろうと、より良い生活を送ることを助けることができます。」とAndersonは語る。

via 3Ders

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


迷子ペットの識別に顔認識技術を使うPiP

飼い犬や飼い猫を迷い犬/迷い猫にしてしまって、そのまま失ってしまうというのはトラウマに成りかねないほどの衝撃をうける出来事だろう。またもし誰かが迷子のペットを見つけてくれても、どうやって飼い主を見つけられるのかと途方にくれてしまってお終いになってしまうこともよくある。そして収容施設に送られて安楽死させられてしまうことすらあるのだ。PiP(The Pet Recognition Company)CEOのPhilip Rooyakkersは、これをなんとかしたいと思った。そして、ICタグの現状を研究しつつ、迷子になってしまったペットを見つけるシステムを有効に動作させるために、顔認識技術を使うことができないかと考えたのだった。

PiPはIndiegogoにおけるキャンペーンを立ち上げてもいる。目標はアプリケーションを市場に出すために必要な資金のうち、現在のところ不足している10万ドルの資金を調達することだ。

先週バンクーバーで行われたGROWカンファレンスでRooyakkersに話も聞いた。話によると、アプリケーションで利用するシステムは画像認識のエキスパートであるDaesik Jang博士が開発したものであるとのことだ。このシステムにより98%の犬や猫を識別できるのだという。ここにメタデータ(品種、大きさ、体重、性別、色)を加えれば、実際的にはすべてのペットをきちんと認識できるのだとしている。

アプリケーション動作の仕組みを記しておこう。まず、飼い主がPiPにペットの写真をアップロードする。そしてシステム側でペットの顔つきなどの情報を整理して、データベースに情報を登録しておくわけだ。

迷子のペットを見つけた人は、ペットの情報を参照するのにアプリケーションをダウンロードして利用することができる。アプリケーションを通じて、見つけた迷子ペットの写真をシステム側にアップロードするのだ。買主側の方はサブスクリプション方式でアプリケーションを利用する(月額費用1ドル49セントで、収益の2%はペットレスキュー基金に寄付することにしたいとのこと)。ペットがいなくなってしまったとき、PiPは地元の動物保護組織、獣医、そしてソーシャルメディアなどにアラートを流す。

この「Amber Alert」(緊急迷子報告のようなもの)がサービスの肝となる部分だ。他には、どこかで迷子ペットを保護しているという情報があがっていないかを、ソーシャルメディア上で検索したりもする。「迷子ペットの情報をソーシャルメディアに流すだけではありません。アプリケーションをインストールしている(近隣地区の)人には、アラートもポップアップするようになっています。また飼い主との直接的コンタクトも取り情報を収集し、可及的速やかに情報収集・提供を行えるようにします」と、Rooyakkersは述べている。

迷子ペットの発見情報がシステムに寄せられた場合には、送られてきた写真を顔認識技術にてデータ化して、システムに登録されているペットに該当するものがいないかを検索する。ちなみにこの際、誤認識を防ぐために、認識手順を完全には自動化せず、必ず人力でメタデータの確認を行うことにしているとのこと。

もちろんペットの個体識別を行う技術は他にもある。たとえばIDタグや埋込み型マイクロチップなどだ。しかしマイクロチップに記録する情報についてはいろいろなスタンダードがあり、施設によっては情報をスキャンできない場合もあるのだ(訳注:日本の場合に当てはまるのかどうかは不明です)。顔認識は、迷子らしきペットを保護した人の誰もが、特殊な機材なしに情報提供できるのがメリットだとのこと。この手軽さにより、飼い主とペットの再開までの時間を短くしたいというのがサービスの狙いだ。

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(翻訳:Maeda, H)


外出先からいつでもペットの様子を確認し、話しかけておやつもあげられるPetziConnect

FitBark等、愛犬と繋がっているためのガジェットはいろいろと登場してきている。愛犬の健康チェックを目的とするものもあるが、今回紹介するのは、外出中でも愛犬におやつをあげたりして触れ合いたいという人のためのものだ。ただし、楽しくなっておやつをあげすぎたりしては、結局健康管理用ガジェットも必要になってしまうので、おやつのあげすぎには注意が必要だ。

おやつをあげることのできる、このPetizConnect。もちろんそれ以外の機能も搭載されている。ワイアレスHDカメラおよびマイクを内蔵しており、いつでもポチに呼びかけることができるようになっているのだ。呼ばれたポチは、飼い主の声が妙なところから聞こえてくることに驚き、頭を悩ませることとなる。

おやつをあげるにはアプリケーションを利用する。Android版ないしiOS版のアプリケーション、あるいはウェブクライアントが用意されている。写真やビデオの撮影も、こうしたアプリケーションから行う。写真やビデオが撮影できるとなると、セキュリティ面での不安も感じる人もいるだろう。インターネット経由でうちの中を覗かれてしまう可能性もあるだろうからだ。しかしもともと犬の背の高さに合わせて設置するものであるから、映っているものが何なのかはほとんどわからないかもしれない(床の上にちらばっているものなどは映ってしまう)。

PetzilaはもともとIndiegogoにて3万ドルの資金調達を目指していた。その資金でまずはファーストロットの製造を行おうと考えたわけだ。しかし、調達申込みの締め切りまでかなりの日数を残して、既に目標額は集めてしまった。PetziConnectsは、もっとたくさんおやつを欲しがったり、あるいは箱のなかに閉じ込められた飼い主を救い出そうと興奮するかもしれない犬に突っつき回されても大丈夫な外装になっているそうだ。出荷予定は12月。クラウドファンディングに参加してPetizConnectを入手するための最低金額は99ドルとなっている。

Update:Petzilaのスポークスマンによると、、モバイルないしウェブ部分、ネットワーク部分、そしてPetizConnect本体の間での伝送経路で、128ビットないし256ビットの暗号化を行っているそうだ。簡単に言えば、徹底的なセキュリティ管理を行なっているということらしい。

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(翻訳:Maeda, H)


犬と遊んでやる時間がないとお嘆きのあなた, お遊びロボiFetchはいかが?

このプロジェクトがKickstarterで資金募集に成功したら、犬を飼ってる人は全員、“取って来い!”遊び(fetch)から解放される。あなたの、腕の筋肉痛は治り、手がよだれでヌルヌルになることもない。このiFetchと名付けられたプロダクトは要するに、いちばん簡単なピッチングマシンであり、全自動の機械だが、遊び好きのワンちゃんが大好きになるツールだ。これで犬が遊ぶようになるためには、最初にちょっとコツがあるんだけど。

iFetchは単純なマシンで、犬がボールを入れるとそれを遠くに投げる。犬はそのボールを追いかけて、くわえて帰る。もう一度遊ぶためにはボールを自分でマシンに投入しなければならない、と犬が学習したら、サイクルは完全自動で無限ループになる。犬から見たら、われわれ人間は、肉と骨でできたiFetchにすぎない…疲れて、動かなくなることもある。

でもiFetchなら、AC電源があれば動く。単二の電池を6つ、でもよい。蛋白質も炭水化物も栄養剤も要らない。腕を痛めないし、手などが汚れるのを気にせずに済むし、ボールが飛ぶ距離は10、20、30フィートの三段階から選ぶ。テキサス州オースチンのHamills家のご家族が考えたこのプロジェクトは、使うボールが小さいので中型〜小型犬向きだ。大型犬に使ったらボールで喉が窒息するかもしれない。

ぼくと犬とのつきあいは長いし広いが、取って来い!遊びにまったく関心を示さない犬もいる。そんな犬を、iFetchが改宗させることはありえないだろう。逆にそれが大好きな犬は、iFetchを好きにならないはずがない。ファウンダのHamillsは、子ども(人間の子ども)を遊ばせるのにもよい、と言っている。手抜き子育てが可能だし、犬も子どもも両方いる人にとっては、子どもと犬を競争させる遊び方もある。

実はiFetchは、すでにKickstarterの目標額に達しているから、約束の2013年1月にはきっと発売されるだろう。予約のための出資額は60ドルからで、ボール3つとACアダプタが付く。買う気になった人に、一つだけご注意: “ほどほど”という言葉を知らない遊び好きのダックスなどを飼っていて、しかも夏の暑い日などは、iFetchの電源を入れっぱなしにしないこと。iFetchは疲れないが、遊び好きなワンちゃんは違う。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))