Elon Musk曰くTeslaはeスクーターは作らないけど電気自転車は検討するかも

Teslaはスクーター戦争に参戦しない。でも電動自転車は? そう、それはあるかも。

RecodeのライターKara Swisherとの長いポッドキャストで、TeslaのCEO Elon Muskが、AIやTwitter上のジャーナリストたちとのファイト、サウジアラビア、火星、等々、あらゆることを語っている。スクーターについても。そう、スクーターよ!

でも、Teslaのスクーターを期待してはいけない。Muskによると、スクーターには気品がない。Swisherはしつこく食い下がったが、彼の信念を変えることはできなかった。

以下は、その会話だ。80分の音声を聴きたい人は、ここで

Kara: スクーターを作りなさいよ。スクーターを作ってくれたら、私それに乗るわ。私が言ってるのは、電動スクーターのことだけど。

Elon: それはどうかな。スクーターを作れ、という人たちはほかにもいるけど、でもぼくは、“うーん、ノー”だね。

Kara: 私はスクーターが好きよ。スクーターを作るべきよ。

Elon: あれは、下品だよ。

Kara: そんなことないわよ。

Elon: いや、気品というものがないね。

Kara: そんなことないわよ。気品がないって、どういうことなの?

Elon: あれに乗ってみたことあるの? あれはねぇ…。

Kara: いつも乗ってるわ。かっこいいわよ。

Elon: いや、かっこ悪いよ。きみは、思い込みが激しい方だね。

Kara: そお、分かったわ。Limeに乗ってるみなさん、心配しないでね。Elon Muskはあなたの味方じゃないみたいよ。

Elon: 電動自転車だな。電動自転車なら、作るかもしれない。

画像クレジット: Robyn Beck / AFP / Getty Images

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ニューヨークのサラリーマンは自転車通勤が似合う, Hero Eco A2B Metro電動自転車が似合う

ほとんど毎日、屋根裏部屋で缶詰め状態になっている者にとって、比較的空(す)いた道を自転車でつっ走ることは天国だ。自分のヘアに気持ちいい風を感じ、マンハッタンのダウンタウンを爆走しながらタイヤでガラス瓶を割る。昨日のぼくは、電動自転車Hero Eco A2B Metroに試乗してBay Ridgeの自宅からブロードウェイの本誌オフィスまで“通勤”し、まさにその快感を味わった。ぼくの電動自転車への愛、とくにこの電動自転車への愛は、いやが上にも高まった。

MetroはドイツのHero Eco社(前はUltra Motor)が作ったブルータリズム的デザインのは電動自転車で、バッテリ内蔵、最大時速が20マイルだ。ペダルと7段ギアがあるので、正確にはこれはモペッド(moped)であり*、オートバイの免許は要らないし、しかも速度制限装置を内蔵しているので、この重量80ポンドのマシンに乗って暴走することはありえない。〔*: 日本的かつ法的にこれを“電動アシスト自転車”と呼べるのか、詳しく調べて当局にも聞かないと分からない。〕

合衆国でこの自転車を売り出したのは数年前だが、今はブランドを完全に変えようとしている最中だ。ただし、自転車そのものは変わらない。同社の最新の自転車は、すばらしいWebページのここにある。この車種はオンライン価格で3000ドルだが、作りが良いし装置も、Kendaの太いタイヤやShimanoの変速装置など、良いものばかりだ。Amazonにはモーターやタイヤが壊れたという不評が載っているが、ぼくが一週間乗ったかぎりでは何も問題はなかった。まだ、ヘビーな乗り方はしてないけどね。ぼくの片道15マイルの通勤では、まったく安定しているし、加速時の横滑り(スキッド)や尻振りはない。帰宅時に電池切れになって、文字どおりラストマイルをペダルを踏んで走ったが、まあ、それは楽ではなかった。

この自転車はやや大きい方だが、でも混み合った道でほかの自転車と接触するほどではない。混雑した街区でも楽に走れるし、それにモーターがハブに付いているから、目立たない。ほかのサイクリストたちから、怪訝な目で見られることは、まったくなかった。

最近の電動自転車には、あまり興味がなかった。10速変速自転車にモーターをくくりつけたような製品ばかりだったから。でもこれは違う。今みんなが乗ってる折りたたみ式のシティサイクルの対極にある自転車だ。うちの子たちはこれを、スーパー自転車と呼んだ。

Hero Ecoは経営的にもアメリカに根付きつつあるようで、今では2000ドル以下の車種もあるし、その中には電動折りたたみ自転車Kuoもある。こちらは1599ドルだ。社名は、前はUltra Motor今はHeroEcoだが、変わったばかりの今はまだ消費者も混乱しているようだ。

これのどこが3000ドルなのか。そう、しっかりとした溶接フレーム、堅牢な部品、そして快調な加速だ。走行距離もまあまあだが(37.2マイル)、電池を増設するとさらに20マイル稼げる。ガバナーを取り去りたい人もいると思うが、メーカーはそれを推奨しないだろう。これは、競技用自転車ではない。いちばん適しているユーザは、片道10〜15マイルの自転車通勤者だろう。通勤途上で外気に触れたい人。しかも炭素をあまり排出したくない人。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))