話題のFacebookリニューアル。さらなる利便性を目指すデザイン方針は「Mobile-Inspired」

photo-2巷ではFacebookの新ニュースフィードに関する話題が花盛りだ。ちなみにFacebookでプロダクト部門バイスプレジデントを務めるChris Coxによると、Facebookの新デザインは「統一性」に重点をおいたものだとのこと。Facebook内ではこれを「mobile-inspired」と呼んでいるのだそうだ。今回リリースしたニュースフィード面での変化も、あるいは写真フィードの変更も、確かにデバイスによらない統一性を意識したものであることがお分かりになるだろう。これまでのFacebookとは確かに違う狙いをもってのリニューアルのようだ。

昨今の風潮として「デスクトップオンリー」のデザインというのは流行らない。少なくともメンローパークにあるFacebook HQ内ではそのように考えられている様子。時代はやはり「モバイル」であるらしい。ところで「時代はモバイル」といったとき、何を心がければ良いのだろう。より関係の深い情報を、タッチ操作などで簡単に、そしてすっきりとしてデザインで見せることが、一層大切になっているのだろう。

「Facebook内のいずれのページにも、わざわざホームページに戻ることなく移動できるようになりました」とCoxは言っている。フロッグデザインのマーク・ロルストンも、利用者の関わるところからは「技術」的な要素を消してしまうことが大事であるというようなことを言っている。美しい、レスポンシブなデザインとはつまりそういう方向性にあるものだろう。そして今回のFacebookが目指すところも同じだと言ってよさそうだ。

なぜこうした方向性をとるようになった理由のひとつとして、Coxは次のような例を挙げている。すなわちFacebook利用者の35%は、画面サイズの関係もあって右側に表示されるチャットバーを全く見ていないのだそうだ。そのせいで、メッセージ関連トラフィックが伸びていないこともあるのだとのこと。こうしたことを新たなレスポンシブデザインにより解決しようと考えているわけだ。

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新たなフィード画面は、本日よりウェブ上で展開されている。モバイルデバイスでは来月から適用していきたいとのこと。但し、利用者からのフィードバックを受け取りつつ、新デザインの摘要はゆっくりと進めて行きたいと考えているそうだ。

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今回の更新をまとめれば、すなわち「ごちゃごちゃにサヨナラ!」ということになる。

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ちなみに発表の席で広告についての話は何もなかった。「ごちゃごちゃ」という面ではもっとも不満の声が大きい部分でもある。広告の提示方式につき、どのように考えているのかは今後の様子を見て行きたいと思う。もし広告出現頻度が増えてくるようであれば、結局利用者の感じる「ごちゃごちゃ」と、Facebookが考えるところのものが異なるということになるわけだろう。Facebookが10億以上の人びとと同じように感じることができているのかどうか、今後に注目してみたい。

リニューアルの理由を説明するビデオを掲載しておこう。

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(翻訳:Maeda, H)