Firefox OSのデベロッパ向け標準参照機Mozilla Flameが170ドルで予約受付を開始

Firefox OSはこれまで、いろんな形のローンチを経験してきたと思われるが、何はともあれ今回は初めて、公式の“参照機”(reference device)というものを提供することになった。それは機種名がMozilla Flameで、T2MobileとMozillaのパートナーシップから生まれた。今は予約受付中で、アンロック、全世界送料無料で170ドルだ。

Mozilla Flameは中級機に属し、プロセッサは1.2 GHzデュアルコアQualcomm Snapdragon、画面は4.5インチ854×480ピクセル、リアカメラ5mp、フロントカメラ2mp、内蔵ストレージ8GB、デュアルSIMをサポート。しかし最大の売りは、256MB–1GB(可変)のRAMだろう。可変というのはデベロッパが構成可という意味だから、一台でアプリのメモリサイズ適性をテストできるわけなのだ。

したがってこのFirefox OS機は、これまでのデバイスよりも広い対象を視野に入れており、“オフィシャル”を名乗っていることも相まって、Firefox OSの標準機、デベロッパにとって文字通りの参照機なのだ。Firefox OSそのものは未だにモバイル市場で影が薄いが、姿勢としては、あなどれないと感じさせる。発売は、4週間後の予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))