非営利のプログラミング教育Free Code Campが2年間で100万名の生徒を育てる(既存のデベロッパーのレベルアップ教育もあり)

[筆者: Ruben Harris](プロのチェリストで投資銀行家、後者は今、高齢者の訪問看護を行うHonorのためにサンフランシスコでパートナーシップを構築している。彼はポッドキャストBreaking Into Startupsのファウンダーでもある。)

教育はスキルを教え、そしてスキルは生きる力を与える。しかも今日では、テクノロジーの能力が個人の自由と、仕事(や雇用)の安定、そして生活の安定の基盤になる

今ではテクノロジーのスキルを身につけるための、従来的な教育事業(大学など)や新しいタイプの教育事業がいろいろある。しかしそれらの多くは、数万ドルの‘学費’を要する。

今日(米国時間4/11)のBreaking Into Startupsポッドキャストは、Free Code Campの創始者Quincy Larsonにインタビューした。

Free Code Campは学費不要で、オープンソースの独自のカリキュラムを用い、そこにこれまで、100万名の生徒と、5000名の初心者デベロッパー、そして6000名の熟練デベロッパーが集まり、それぞれ技能を磨いた。デベロッパーたちは自分のスキルをレベルアップして、雇用条件などを改善した。またFree Code Campは、人気の高い参加型ブログMediumの上に、きわめて良質なテクノロジー関連記事を掲出している。

グローバルに各地に点在する彼の三名のチームが、2年でこれを成し遂げ、また多くの学校が彼らのカリキュラムを無料で利用している。

(Ruben Harrisのそのほかの記事)
How Everette Taylor went from a homeless college dropout to chief marketing officer at Skurt(未訳)
・(日本語)At 50, Dev Bootcamp’s Michael Jay Walker quit his day job to learn coding with kids in their twenties

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

無料プログラミング教育のFree Code Campが15000名のユーザーにアンケート調査、国籍は200か国近い

codecode

ネット上の無料のコースでプログラミングを勉強している人たちは、どんな人たちか? そんな自学自習サイトのひとつであるFree Code Campがこのほど、その15624名のユーザーにアンケート調査をした。質問には、年齢性別などだけでなく、プログラミング関連の項目も含まれている。

女性が少ない(調査対象者5人に1人)、という予想通りの結果もあれば、スタートアップで働きたい人はわずか18%という、意外な結果もある。UXやバックエンドなど、特定の分野に関心のある人は38%だが、もっと後に学びたいということかもしれない。国籍はきわめて多様で、トップが合衆国、次位がインドだが、ロングテールには167の国が並んでいる。

これだけでも十分に有益な情報だが、完全な調査報告書を見たい人はここからダウンロードできる。Free Code Campは数週間後に、調査結果の対話的な視覚化を提供する予定だから、それを待ってもよい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))